JP2571588B2 - 精米量制御装置 - Google Patents

精米量制御装置

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JP2571588B2 JP62331886A JP33188687A JP2571588B2 JP 2571588 B2 JP2571588 B2 JP 2571588B2 JP 62331886 A JP62331886 A JP 62331886A JP 33188687 A JP33188687 A JP 33188687A JP 2571588 B2 JP2571588 B2 JP 2571588B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、一回通し精米機において精米量を所望の
量に制御する精米量制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、一回通し精米機の精米量制御は、玄米タンクと
玄米供給口との間に米粒の計量装置を取り付けて、玄米
の供給量により精米量を算出し制御しているものがあ
る。
さらに、単に精米時間により精米量を制御しているも
のもある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の技術の前者の場合、玄米の供給量により直
接精米量を知ることができ、精白度合や精米時間に関係
なく正確な精米量に制御可能である。しかし、計量装置
が必要であり機械が複雑で高価になるとともに制御自体
も複雑なものとなるという欠点がある。
また、従来の技術の後者の場合、制御は簡単である
が、精白度によって単位時間当りの精米量が異なるので
精米量の制御の精度が悪い。即ち、精白度は高い場合
は、搗精室内の米粒の圧力は高く、搗精ロールの回転数
が低くなりモータの負荷電流が高くなって単位時間当り
に排出される精米量は少なくなる。逆に精白度の低い場
合は、搗精室内の米粒の圧力も低く排出される精米量も
多くなる。これは、精白度を精米排出口の加圧板の圧力
を調整することにより設定しているからである。
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みて成され
たものであって、簡単な構成で正確な精米量制御が可能
な精米量制御装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) この発明は、精米量及び精白度を任意に設定する精米
量設定手段及び精白度設定手段を有する一回通し精米機
において、精白米の精白度を検知してその精白度に対応
した出力を出す精白度信号発生手段を設け、その出力を
所定の基準精白度に対応したデータを記憶したメモリ内
の基準精白度データと比較する比較手段を設け、比較し
た結果設定した精白度が基準精白度より高い場合は加算
し低い場合は減算するための精米量補正時間演算手段を
設け、この補正時間を基準精白度の精米の場合に設定精
米量を得に必要な精米時間から加減算する精米時間設定
手段を設けた精米量制御装置である。
(作 用) この発明の精米量制御装置は、設定した精白度と基準
精白度とを比較して、精米時間を補正し、精白度が変わ
った場合も常に所望の精米量が正確に得られるようにし
たものである。
(実 施 例) 以下この発明の精米量制御装置の実施例について図面
に基づいて説明する。
この発明の第1実施例の精米量制御装置は第2図に示
すように、マイクロコンピュータ1を用いて精米時間を
制御しているもので、マイクロコンピュータ1内には、
CPU2、ROM3、RAM4を有し、入出力用のINPUT PORT5、OUT
PUT PORT6が設けられている。
INPUT PORT5にはキーボード等の精白度設定装置7、
スタート・一時停止スイッチ8が接続されており、さら
に、所望の精米量を設定するための精米量設定装置17及
びA/Dコンバータ9を介して精白度検知回路10が接続さ
れている。この精白度検知回路10は、精白度設定装置7
によって設定された精白度を検知するもので後の実施例
において詳述する。また、OUTPUT PORT6の出力は、精米
機の加圧板に付勢力を与える付勢装置11を作動させる付
勢装置駆動回路12に入力している。さらに、搗精ロール
を駆動するメインモータ13のメインモータ駆動リレー14
にもOUTPUT PORT6からの制御信号が入力している。この
メインモータ13は商用交流電源に接続されて駆動し、CP
U1、付勢装置駆動回路12、メインモータ駆動リレー14に
は電源回路15から給電を受けている。さらに、電源スイ
ッチ16が商用交流電源の入力部に設けられている。
この実施例の精米量制御装置は、マイクロコンピュー
タ1により機能するものであり、その機能を第3図の機
能ブロック図に基づいて説明する。ここでは精白度設定
装置7により設定された精白度をCPU2が読み込み、付勢
装置駆動回路12に所定の付勢力を発生させるための信号
を送るとともに、精白度信号発生手段としての機能によ
りその精白度を上記の付勢力に対応する設定精白度レベ
ルとして検知する。さらに、ROM3内に記憶された所定の
基準精白度レベルを読んで上記設定精白度レベルと比較
する。そして、設定精白度レベルが基準精白度レベルよ
りどれだけ高いか低いかを算出し、精米量補正時間を演
算する。この演算は、上記各精白度レベルの差に比例し
た値の補正時間を出すものであり、いくつかの補正値か
ら選択して補正時間を出しても良い。そして、この精米
量補正時間を、上記基準精白度レベルの精米の場合に設
定精米量の米が得られる精米時間に加減算して精米時間
を設定する。この後、スタートスイッチ8を押すとメイ
ンモータ13が回転し精米機18の搗精ロールが回転し精米
が行われる。そして上述の補正を行った精米時間が経過
するとメインモータ13は停止し精米は終了するととも
に、設定した精米量の米が得られる。
この実施例によれば、精米量と精白度を設定するだけ
で、自動的にその精米量の精米を得るのに必要な精米時
間が算出され、スタートスイッチを押すことによってそ
の時間精米が行われ、時間が経過すると自動的に停止す
る。これによって、簡単な構成の精米量制御装置により
正確な精米量を得ることができ、精米効率を高くするこ
とができ無駄な精米もなくなる。
次にこの発明の第2実施例の精米量制御装置について
説明する。この精米量制御装置は、第4図の機能ブロッ
ク図に示すような機能を有するもので、第2図において
ROM3内に記憶された制御プログラムを変更したものであ
る。
この実施例では精白度信号発生手段として、第2図に
示す精白度検知回路10を用いている。この実施例の精白
度検知回路10は、第4図に示す回転数読み取り手段20に
含まれるもので、精米機主軸21の回転数を検知するパル
スジェネレータ等である。この精米機主軸21の回転数を
検知することにより、前述した通り精白度の高低がこの
回転数の高低に反比例することを利用して設定した精白
度を間接的に検知している。
また、この実施例の基準精白度データは、ROM3内に、
基準となる精白度に対応する精米機主軸21の回転数とし
て記憶されている。そして、この基準回転数と上記回転
数読み取り手段20からの回転数を比較して設定された精
白度に対する精米時間の補正時間を前述の実施例と同様
に算出し同様の制御を行う。
この実施例によれば、設定精白度を精米機主軸の回転
数を介して検知しているので、実際の搗精圧・精米量に
直結したデータをもとにして補正時間を算出することに
なり、より正確な補正が可能である。
次にこの発明の第3実施例の精米量制御装置について
説明する。この精米量制御装置は、第5図の機能ブロッ
ク図に示すような機能を有するもので、第2図において
ROM3内に記憶された制御プログラムをさらに変更したも
のである。
この実施例でも精白度信号発生手段として第2図に示
す精白度検知回路10を用いており、この場合の精白度検
知回路10は、メインモータ13の負荷電流読み取り手段30
に含まれるもので、メインモータ13の負荷電流を電流計
で読み込んでA/D変換してCPU2により電流値を認識する
ものである。これによって、前述した通りメインモータ
13の負荷電流は設定精白度に比例して変化するので、こ
の実際の負荷電流値を、ROM3内の基準精白度の場合の負
荷電流値と比較し精白時間の補正時間を算出する。以下
前述の実施例と同様の制御を行い精米する。
この実施例によれば、第2実施例のようにメインモー
タ13の回転数を機械的に取り出して電気信号に変換しな
くても良く、簡単にメインモータ13の負荷状態のデータ
を取ることができ正確な精米が可能である。
なおこの発明は、CPUを用いたマイコン制御以外に
も、ディスクリートにより制御回路を設けたものでも良
く、専用LSIを用いたものでも良いことは言うまでもな
い。
さらに、精白度を検知する手段にいわゆる米の白度計
等の精白度を直接光学的手段等によって検知する装置を
用い、この白度計の出力が設定精白度になった時点で精
白度信号発生手段から設定精白度になった信号を比較手
段に出力すると共に、基準精白度データメモリから基準
精白度データを比較手段に出力して両者を比較し精米量
補正時間を演算しても良い。これによって精白度を直接
検知して精米時間の補正を行うことができ、より正確な
精米量制御を行うことができる。
〔発明の効果〕
この発明は、精米量の制御を時間的に行うとともに、
精白度の差による単位時間当りの精米量の差を自動的に
補正するようにしたので、精米量と精白度とを設定する
だけで正確な量の精米が可能となるものである。しか
も、時間的に制御しているので、制御自体も簡単であり
機械的構成も計量装置等が不要となり、精米コストの低
減を図ることができ操作も容易なものにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の精米量制御装置の機能ブロック図、
第2図はこの発明の精米量制御装置の第1実施例の回路
図、第3図はこの第1実施例の機能ブロック図、第4図
はこの発明の精米量制御装置の第2実施例の機能ブロッ
ク図、第5図はこの発明の精米量制御装置の第3実施例
の機能ブロック図である。 1……マイクロコンピュータ、2……CPU、 7……精白度設定装置(精白度設定手段)、 10……精白度検知回路、 17……精米量設定装置(精米量設定手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】精米量及び精白度を任意に設定する精米量
    設定手段及び精白度設定手段を有する一回通し精米機に
    おいて、精白米の精白度を検知してその精白度に対応し
    た出力を出す精白度信号発生手段と、所定の基準精白度
    に対応した基準精白度データを記憶したメモリと、精白
    度信号発生手段の出力と上記メモリ内の基準精白度デー
    タとを比較する比較手段と、この比較手段により比較し
    た結果設定した精白度が基準精白度より高い場合は加算
    し低い場合は減算する方向の補正時間を出す精米量補正
    時間演算手段と、上記基準精白度の精米を行なう場合に
    設定した精米量を得るために必要となる精米時間から上
    記補正時間を加減算する精米時間設定手段とを設けたこ
    とを特徴とする精米量制御装置。
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