JP2571524Y2 - 照明負荷制御装置 - Google Patents

照明負荷制御装置

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JP2571524Y2 JP1989075906U JP7590689U JP2571524Y2 JP 2571524 Y2 JP2571524 Y2 JP 2571524Y2 JP 1989075906 U JP1989075906 U JP 1989075906U JP 7590689 U JP7590689 U JP 7590689U JP 2571524 Y2 JP2571524 Y2 JP 2571524Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、照明負荷を高周波で調光点灯させる照明負
荷制御装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来の照明負荷制御装置(特願昭63-297276
号参照)の回路図である。以下、その回路構成について
説明する。直流電源E1の両端には、主スイッチング素
子たるトランジスタQ2,Q3の直列回路が並列接続され、
各トランジスタQ2,Q3にはそれぞれダイオードD1,D2
逆並列接続されている。トランジスタQ2の両端には、
直流成分をカットするための結合コンデンサCdと、負荷
電流を帰還するための電流トランスCTとを介して、負荷
回路Zが接続されている。負荷回路Zは、放電灯よりな
る照明負荷2と、限流及び共振用のインダクタL1、共
振用のコンデンサC2、共振及び予熱電流通電用のコン
デンサC3を含むLC共振回路にて構成されており、負荷
電流は振動電流となる。この振動電流は電流トランスCT
の1次巻線を介して流れる。したがって、電流トランス
CTの2次巻線には、負荷回路Zに流れる振動電流に応じ
て極性の変化する電圧が誘起され、この誘起電圧を抵抗
2を介してトランジスタQ2のベース・エミッタ間に印
加して、トランジスタQ2をスイッチングさせる。トラ
ンジスタQ3のベースには、制御回路3の出力信号が供
給されている。制御回路3においては、トランジスタQ
3の両端電圧を抵抗R3,R4により検出して、トランジス
タQ3の両端電圧が立ち下がってから所定時間トランジ
スタQ3をオンさせるものである。
この高周波変換回路1は、直流電源E1が投入された
ときに、自励発振動作を開始するための起動回路STを備
えている。この起動回路STは電源投入によりコンデンサ
1が抵抗R1を介して充電され、その充電電圧が2端子
サイリスタQ1のブレークオーバー電圧に達すると2端
子サイリスタQ1がオンし、トランジスタQ3のベースに
2端子サイリスタQ1を介してベース電流を流してトラ
ンジスタQ3を最初にオン動作させ、発振動作を開始さ
せるものである。
以下、第3図従来例の動作について説明する。電源を
投入すると、起動回路STによりトランジスタQ3がオン
となり、その両端電圧が“Low"レベルになる。これによ
り、制御回路3がトリガーされて、その出力が“High"
レベルとなり、トランジスタQ3のオン状態が維持され
る。トランジスタQ3がオンすると、ダイオードD0が導
通して、コンデンサC1は充電されなくなるので、起動
回路STは停止する。このとき、電流トランスCTの2次巻
線は、トランジスタQ2のベース・エミッタ間に逆バイ
アスの電圧を印加するような極性に巻かれ、トランジス
タQ2はオフ状態を維持する。次に、調光回路4で設定
された所定時間の経過後に、制御回路3の出力は“Low"
レベルとなり、トランジスタQ3はオフ状態になる。ト
ランジスタQ3がオフすると、トランジスタQ3のコレク
タ電流が減少することによりインダクタL1の残留イン
ダクタンスは逆の誘起電圧を発生し、インダクタL1
流れる振動電流は同一方向に流れようとするので、ダイ
オードD1が導通する。また、電流トランスCTの2次巻
線が逆の誘起電圧を発生することにより、トランジスタ
2が順バイアスされて、トランジスタQ2はオン状態と
なる。ダイオードD1の電流がゼロになると、コンデン
サCdの蓄積電荷を電源としてトランジスタQ2に電流が
流れる。このとき、インダクタL1のコアは飽和磁束に
向かって直線的に磁化される。やがて、コアが飽和磁束
に達すると、インダクタンスは急激にゼロの方向に向か
い、その結果、トランジスタQ2のコレクタ電流の時間
変化分は無限大となる。トランジスタQ2のコレクタ電
流がベース電流のhfe倍に達すると、トランジスタQ2
不飽和状態となり、電流トランスCTから帰還されるベー
ス電流が減少してトランジスタQ2はオフする。トラン
ジスタQ2がオフした後も、インダクタL1に流れる振動
電流は同一方向に流れるようとするので、ダイオードD
2が導通し、負荷回路Z、コンデンサCd、直流電源E1
経路で電流が流れる。ダイオードD2が導通すると、ト
ランジスタQ3の両端電圧はゼロになるので、制御回路
3がトリガーされて、制御回路3の出力が“High"レベ
ルになり、トランジスタQ3は順バイアスされる。ダイ
オードD2に流れる振動電流がゼロになった後は、直流
電源E1より、コンデンサCd、負荷回路Z、トランジス
タQ3の経路で電流が流れる。以下、上述の動作を繰り
返すことにより、インバータの発振動作が継続される。
ここで、調光回路4から制御回路3に供給される調光
信号として、例えば第4図に示すような周波数f(=1/
T)が一定デ、オン・デューティ(1周期に占めるオン
時間の割合)が可変とされた信号を用いる場合について
検討する。図中、S1はオン・デューティ(t1/T)×10
0=10%の信号、S10はオン・デューティ(t2/T)×10
0=90%の信号である。つまり、S1,S10とは、例えば調
光回路4のボリュームつまみ等により光出力を調整した
場合に、調光信号のオン・デューティがそれぞれ10%,9
0%となるような調光信号である。
第5図は、調光回路4から出力される調光信号S1
10と、そのオン・デューティとの関係を示している。
つまり、調光信号をS1〜S10の範囲で調査とすると、
調光信号のオン・デューティは10%〜90%の範囲で直線
的に変化する。
第6図は、上述のようなオン・デューティが可変とさ
れた調光信号を受けて、オン・デューティの変化に対し
て光出力が直線的に変化するように調光制御を行うため
の制御回路3の構成を例示している(平成1年特許願第
105182号参照)。この制御回路3は汎用の集積回路(例
えば日本電気製μPD4538)よりなる単安定マルチバイブ
レータIC1を備えている。この単安定マルチバイブレー
タIC1は、立ち下がりトリガー入力端子Bが“High"レベ
ルから“Low"レベルに変化した後、一定時間は出力端子
Qが“High"レベル、出力端子が“Low"レベルとな
る。第6図に示す回路では、トランジスタQ3の両端電
圧を抵抗R3,R4の直列回路で分圧することにより検出
し、単安定マルチバイブレータIC1のトリガー信号とし
ている。単安定マルチバイブレータIC1の出力端子Qが
“High"レベルになる時間(出力端子が“Low"レベル
になる時間)は、抵抗R5とコンデンサC4の時定数で決
定される。出力端子Qは駆動用のトランジスタQ4のベ
ースに接続され、出力端子は駆動用のトランジスタQ
5のベースに接続されている。トランジスタQ4のコレク
タは直流電源E2の正極に、トランジスタQ5のエミッタ
は直流電源E2の負極に、それぞれ接続され、トランジ
スタQ4のエミッタとトランジスタQ5のコレクタは、ト
ランジスタQ3のベースに接続されている。したがっ
て、単安定マルチバイブレータIC1は、トランジスタQ3
のオン期間を決めるためのタイマー回路として動作す
る。単安定マルチバイブレータIC1の時定数設定用の抵
抗R5とコンデンサC4の接続点には、ダイオードD3
び抵抗R6を介してオペアンプIC2の出力が接続されてい
る。オペアンプIC2は反転入力端子を出力端子に接続さ
れたインピーダンス変換器であり、非反転入力端子に印
加されたコンデンサC5の電圧を低インピーダンス化し
て出力する。コンデンサC5には電荷放電用の抵抗R7
並列接続されており、ダイオードD4を介してオペアンプ
IC3の出力電圧により充電される。オペアンプIC3は反転
入力端子を出力端子に接続されたインピーダンス変換器
であり、非反転入力端子に印加されたコンデンサC6
電圧を低インピーダンス化して出力する。コンデンサC
6は、抵抗R6を介して直流電源E2からの電流により充
電され、両端に並列接続されたトランジスタQ6がオン
したときに、電荷を放電される。トランジスタQ6のベ
ースには、直流電源E2の電圧を抵抗R10,R9により分圧
して得られた電圧により順バイアスが与えられる。抵抗
9の両端にはトランジスタQ7が並列接続されており、
トランジスタQ7が調光回路4の出力によりオンされた
ときには、トランジスタQ6の順バイアスは消失し、ト
ランジスタQ6はオフする。このとき、コンデンサC6
抵抗R8からの電流により充電され、その充電電圧V1
非線形的に上昇する。このコンデンサC6の充電電圧V1
の波形は、周波数がf(=1/T)で、電圧上昇期間が調
光信号Snにおけるオン時間幅に等しい三角波となる。故
に、調光信号Snにおけるオン時間幅が長くなるにつれ
て、コンデンサC6の充電電圧V1のピーク値は高くなる
が、ピーク値の増加率は小さくなる。オペアンプIC2,IC
3とダイオードD4とコンデンサC5及び抵抗R7は、コン
デンサC6の充電電圧V1のピーク保持回路を構成してお
り、その出力電圧V2は、コンデンサC6の充電電圧V1
ピークの直流電圧となる。このため、出力電圧V2は、
第7図に示すように、調光回路4の調光信号におけるオ
ン・デューティに対して、非線形的に変化する電圧とな
る。図中、調光信号のオン・デューティが10%のときに
はV2=V2a、90%のときにはV2=V2bとなってい
る。また、抵抗R6は制御抵抗であり、上記出力電圧V2
により抵抗R5と並列的に電流経路を形成し、出力電圧
2の上昇に応じてコンデンサC4の充電電流を増加させ
て、単安定マルチバイブレータIC1の時定数を小さく制
御するものである。
第6図に示す回路においては、調光信号におけるオン
・デューティの変化に対して、ランプ電流(光出力)は
ほぼ比例的に変化する(第8図参照)。つまり、第4図
に示すような、調光回路4からの調光信号S1〜S10
おけるオン・デューティの直線的な変化に対して、ラン
プ電流(光出力)も、ほぼ直線的に変化するものであ
る。
[考案が解決しようとする課題] 上述の第6図に示す回路においては、回路素子のばら
つきにより、調光信号のオン・デューティの変化に対す
るランプ電流の変化特性が第9図に示すようにばらつく
ことがある。回路素子のばらつきとしては、例えば、単
安定マルチバイブレータIC1の時定数設定用の抵抗R5
コンデンサC4のばらつき、高周波変換回路1における
トランジスタQ2,Q3や共振用のコンデンサC2,C3及びイ
ンダクタL1,電流トランスCTなどのばらつきがある。
従来、このようなばらつきを補正するために、トランジ
スタQ2のベース抵抗R2を可変にしたり、抵抗R5を可
変にしたりすることにより、光出力の最大値や最小値の
ばらつきを低減することが試みられている。ところが、
上述のように、調光信号のオン・デューティの変化に対
して光出力が連続的に変化する照明負荷制御装置にあっ
ては、制御回路3の調光制御に関与する回路部品のばら
つき、例えば、抵抗R8やコンデンサC6のばらつきによ
って、コンデンサC6の充電電圧V1に影響が生じて、制
御電圧V2のカーブが第10図に示すようにばらつくこと
になる。このため、光出力の最大値や最小値のばらつき
を低減しても、調光信号のオン・デューティの変化に対
する光出力の変化は、第11図に示すようにばらつくこと
がある。このような調光特性のばらつきが存在すると、
室内の複数の照明負荷を1つの調光信号で同時に調光制
御したときに、光出力の最大値と最小値が一致しても中
間値が一致しないことがあり、光出力の格差が目立ちや
すくなるという問題がある。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、調光信号の直線的な調整に対
して光出力をほぼ直線的に変化させることが可能な照明
負荷制御装置において、光出力のばらつきを低減するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本考案にあっては、上記の課題を解決するために、第
1図に示すように、直流電源E1と、この直流電源E1
ら得られる直流電圧を高周波電圧に変換する高周波変換
回路1と、高周波変換回路1から得られる高周波電圧を
印加される照明負荷2と、与えられた調光信号に応じて
照明負荷2の光出力を連続的に可変とする制御手段と、
調光信号のパラメータの変化に対して照明負荷2の光出
力を比例的に変化させるように補正する補正手段5とを
備える複数の照明器具と、室内の複数の照明器具を1つ
の調光信号で同時に調光制御するための1つの調光回路
4とから構成され、調光信号により設定される各照明器
具の光出力の最小値はゼロよりも大きく、この光出力の
最小値を調節可能な第1の調節手段7と、前記補正手段
5による補正のばらつきを補償するように光出力を調節
可能な第2の調節手段6を各照明器具に備えることを特
徴とするのである。
また、第2図に示すように、各照明器具に、光出力の
最大値を調節可能な第3の調節手段8を更に備えること
が好ましい。
[作用] 本考案にあっては、このように、複数の照明器具を1
つの調光信号で同時に調光制御することを前提とするも
のであり、調光信号のパラメータの変化に対して照明負
荷2の光出力を比例的に変化させるように補正する補正
手段5を各照明器具に備え、この補正手段5による補正
のばらつきを補償するように光出力を調節可能な調節手
段6を各照明器具に備えると共に、調光信号により設定
される各照明器具の光出力の最小値(ゼロよりも大き
い)を調節可能な調節手段7をも各照明器具に備え、更
に好ましくは、各照明器具に、光出力の最大値を調節可
能な第3の調節手段8を備えるものであるから、調光レ
ベルに関係なく、各照明負荷2の光出力の格差が低減さ
れるものである。
[実施例1] 第1図は本考案の第1実施例の回路図である。本実施
例とい第6図従来例との相違点について説明すると、第
6図従来例においては、調光回路4からの調光信号にお
けるオン時間幅に応じて、コンデンサC6の充電電圧V1
のピーク値を非線形的に変化させるために、固定抵抗R
8を介してコンデンサC6を充電しているが、本実施例で
は、可変抵抗VR8を介してコンデンサC6を充電してい
る。このため、コンデンサC6の充電電圧V1は非線形的
に増加するが、その増加率のばらつきは可変抵抗VR8
調整により解消することができる。また、第6図従来例
においては、制御電圧V2により単安定マルチバイブレ
ータIC1の時定数を変化させているが、本実施例では、
その変化率を可変抵抗VR6により調整可能としている。
以下、本実施例の動作について説明する。まず、調光
信号のオン・デューティが90%のときは、制御電圧V2
は可変抵抗VR8やコンデンサC6の時定数のばらつきに関
係なく、V2=V2b(第7図参照)となり、そのとき、
ランプ電流は最小となる(第8図参照)。したがって、
この状態で可変抵抗VR6を調整することにより、ランプ
電流の最小値、換言すれば光出力の最小値のばらつきを
解消できる。
次に、第11図に示すような調光カーブのばらつきを解
消するには、第10図に示すような制御電圧V2のばらつ
きを解消する必要がある。そのためには、調光信号のオ
ン・デューティを制御電圧V2に変換する回路の時定数
を可変抵抗VR8により調整すれば良い。具体的には、調
光カーブの中間点(オン・デューティが50%の状態)
で、制御電圧V2のばらつきがなくなるように、可変抵
抗VR8を調整するものである。これにより、複数の照明
負荷2を同じ調光信号で調光制御したときの光出力のば
らつきを解消することができる。その他の動作について
は、第6図に示す従来例と同様である。
なお、本実施例においては、調光信号のオン・デュー
ティを変化させているが、調光信号のパラメータはオン
・デューティに限定されるものではなく、例えば、調光
信号電圧であっても良く、要は調光信号のパラメータの
変化に対して光出力が比例的に変化する装置であれば、
本考案を適用できる。
[実施例2] 第2図は本考案の第2実施例の回路図である。本実施
例にあっては、第1図に示す実施例において、更に単安
定マルチバイブレータIC1の時定数を可変抵抗VR5により
調整可能としたものである。
本実施例においては、オン・デューティが90%のとき
に、可変抵抗VR6により光出力の最小値を調整するこ
と、並びに、オン・デューティが50%のときに、可変抵
抗VR8により光出力の中間値を調整することについて
は、第1図に示す実施例と同様である。本実施例では、
さらに、オン・デューティが10%のときに、可変抵抗VR
5により光出力の最大値を調整することが、第1図に示
す実施例と相違する。調光信号のオン・デューティが10
%のときには、制御電圧V2は最小となり、制御電圧V2
は光出力にはほとんど関与しなくなる。この状態で可変
抵抗VR5を調整することにより、単安定マルチバイブレ
ータの時定数のばらつきを解消し、光出力の最大値のば
らつきを解消するものである。このように調整すること
によって、更に確実に光出力のばらつきを解消すること
ができるものである。
上述の実施例においては、高周波変換回路1としてハ
ーフブリッジ式のインバータ回路を適用したが、これに
限らず、一石式のインバータ回路や定電流チョークを備
えるブッシュプル式のインバータ回路、又はその他のイ
ンバータ回路を用いても良い。さらに、インバータ回路
の制御方式についてもデューティ制御についてのみ説明
したが、周波数制御や、その他の制御方式を用いても良
い。
[考案の効果] 本考案に係る照明負荷制御装置にあっては、調光信号
のパラメータの変化に対して照明負荷の光出力を比例的
に変化させるように補正する補正手段を各照明器具に設
けたから、所望の光出力を得るための調光操作を容易に
行うことができ、しかも、この補正手段による補正のば
らつきを補償するための調節手段を設けたから、複数の
照明負荷を同じ調光信号を用いて同時に調光制御したと
きに、各照明負荷の光出力の格差が生じにくいという効
果がある。また、特に請求項1の考案によれば、調光信
号により設定される各照明負荷の光出力の最小値はゼロ
よりも大きく、この光出力の最小値を調節可能な調節手
段を備えるものであるから、低照度における光出力の格
差が目立ちにくく、実質的には各照明器具の間で光出力
のばらつきを感じないようにすることができる。さらに
また、請求項2の考案によれば、各照明器具に、光出力
の最大値を調節可能な調節手段を備えるものであるか
ら、ほぼ完全に各照明器具の間で光出力のばらつきを無
くすことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の回路図、第2図は本考案
の第2実施例の回路図、第3図は従来例の回路図、第4
図及び第5図は同上の動作説明図、第6図は他の従来例
の回路図、第7図乃至第11図は同上の動作説明図であ
る。 1は高周波変換回路、2は照明負荷、3は制御回路、4
は調光回路、5は補正回路、6は第2の調節手段、7は
第1の調節手段、8は第3の調節手段である。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源と、この直流電源から得られる直
    流電圧を高周波電圧に変換する高周波変換回路と、高周
    波変換回路から得られる高周波電圧を印加される照明負
    荷と、与えられた調光信号に応じて照明負荷の光出力を
    連続的に可変とする制御手段と、調光信号のパラメータ
    の変化に対して照明負荷の光出力を比例的に変化させる
    ように補正する補正手段とを備える複数の照明器具と、
    室内の複数の照明器具を1つの調光信号で同時に調光制
    御するための1つの調光手段とから構成され、調光信号
    により設定される各照明器具の光出力の最小値はゼロよ
    りも大きく、この光出力の最小値を調節可能な第1の調
    節手段と、前記補正手段による補正のばらつきを補償す
    るように光出力を調節可能な第2の調節手段を各照明器
    具に備えることを特徴とする照明負荷制御装置。
  2. 【請求項2】各照明器具に、光出力の最大値を調節可能
    な第3の調節手段を更に備えることを特徴とする請求項
    1記載の照明負荷制御装置。
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