JP2571464Y2 - 輪飾り型イヤリング - Google Patents
輪飾り型イヤリングInfo
- Publication number
- JP2571464Y2 JP2571464Y2 JP1991019134U JP1913491U JP2571464Y2 JP 2571464 Y2 JP2571464 Y2 JP 2571464Y2 JP 1991019134 U JP1991019134 U JP 1991019134U JP 1913491 U JP1913491 U JP 1913491U JP 2571464 Y2 JP2571464 Y2 JP 2571464Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- type
- earring
- shaped
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は輪飾り型イヤリングにお
ける留め金具の構造に関する。
ける留め金具の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】貴金属、貴石あるいはこれらの組み合わ
せからなるリング状の装飾品を耳飾りとしたものがあ
る。最も単純な構造は耳輪であるが、これを装着するに
は耳たぶに大きな孔を明ける必要があるので、一般には
留め金具と連結したイヤリングの形で使用されている。
せからなるリング状の装飾品を耳飾りとしたものがあ
る。最も単純な構造は耳輪であるが、これを装着するに
は耳たぶに大きな孔を明ける必要があるので、一般には
留め金具と連結したイヤリングの形で使用されている。
【0003】以下図面により従来の輪飾り型イヤリング
における留め金具について説明する。図2〜図5は従来
の輪飾り型イヤリングの構造を示す外観図である。図2
はリング状の装飾品10を複数の小型リング30を介し
てクランプ20の外腕23に連結した従来例を示す。以
下この型式を2型と仮称する。クランプ20は外受け座
21を備えた外腕23と、ネジ座25および内受け座2
2を備えた内腕24とからなるネジ止め式U字型クラン
プであり、イヤリングに汎用されているものである。
における留め金具について説明する。図2〜図5は従来
の輪飾り型イヤリングの構造を示す外観図である。図2
はリング状の装飾品10を複数の小型リング30を介し
てクランプ20の外腕23に連結した従来例を示す。以
下この型式を2型と仮称する。クランプ20は外受け座
21を備えた外腕23と、ネジ座25および内受け座2
2を備えた内腕24とからなるネジ止め式U字型クラン
プであり、イヤリングに汎用されているものである。
【0004】図3は一部が切除されたリング状の装飾品
10の両端を複数の小型リング30を介してU字型クラ
ンプ20の外腕23および内腕24にそれぞれ連結した
従来例を示す。以下この型式を3型と仮称する。
10の両端を複数の小型リング30を介してU字型クラ
ンプ20の外腕23および内腕24にそれぞれ連結した
従来例を示す。以下この型式を3型と仮称する。
【0005】図4は一部が切除されたリング状の装飾品
10の一端に外受け座21を設け、他端にネジ座25お
よび内受け座22を設けた従来例を示す。以下この型式
を4型と仮称する。
10の一端に外受け座21を設け、他端にネジ座25お
よび内受け座22を設けた従来例を示す。以下この型式
を4型と仮称する。
【0006】図5は一部が切除されたリング状の装飾品
10の一端に回転ピン41およびピン座42を設け、他
端にピン受け43を設けてピン留め40を構成した従来
例を示す。この型式では耳たぶに孔を明けることを前提
にしており、このようなイヤリングを特にピアスと呼ん
でいる。以下この型式を5型と仮称する。
10の一端に回転ピン41およびピン座42を設け、他
端にピン受け43を設けてピン留め40を構成した従来
例を示す。この型式では耳たぶに孔を明けることを前提
にしており、このようなイヤリングを特にピアスと呼ん
でいる。以下この型式を5型と仮称する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】輪飾り型イヤリングに
おいては、貴金属あるいは貴石からなる輪飾り自体の装
飾性が重要であることは言うまでもないが、これと共に
要求される重要なポイントとして「動き」と「一体感」
とがある。「動き」とは輪飾りが揺れ動く場合の自由度
のことであり、前記2型が最も優れており3型がこれに
次ぐ。これに対して4型、5型においては、「動き」は
制限されている。「一体感」とは輪飾りと耳たぶとの結
合状態における感覚であり、耳たぶに輪飾りを直接貫通
させる原始的な耳輪が一番であるが、4型、5型はこれ
に近い。これに対して2型、3型は結合状態が間接的で
あり一体感に乏しい。特に2型では「耳輪」と言う感覚
がほとんど得られない。また、イヤリングにおける構造
上の問題として留め金具の耐久性と調整とがある。図
2、図3に示したU字型クランプ20は不測の変形に対
しても修正が容易であり、両方の受け座21、22の当
たり違いなどの不具合も簡単に調整できる。これはU字
型の部分を任意に曲げ加工できるからである。これに対
して4型、5型における留め金具は特に調整に問題があ
る。そこで本考案の目的は、適度の「動き」と「一体
感」とを備え、かつ前記の構造上の問題をも解決する輪
飾り型イヤリングを提供することである。
おいては、貴金属あるいは貴石からなる輪飾り自体の装
飾性が重要であることは言うまでもないが、これと共に
要求される重要なポイントとして「動き」と「一体感」
とがある。「動き」とは輪飾りが揺れ動く場合の自由度
のことであり、前記2型が最も優れており3型がこれに
次ぐ。これに対して4型、5型においては、「動き」は
制限されている。「一体感」とは輪飾りと耳たぶとの結
合状態における感覚であり、耳たぶに輪飾りを直接貫通
させる原始的な耳輪が一番であるが、4型、5型はこれ
に近い。これに対して2型、3型は結合状態が間接的で
あり一体感に乏しい。特に2型では「耳輪」と言う感覚
がほとんど得られない。また、イヤリングにおける構造
上の問題として留め金具の耐久性と調整とがある。図
2、図3に示したU字型クランプ20は不測の変形に対
しても修正が容易であり、両方の受け座21、22の当
たり違いなどの不具合も簡単に調整できる。これはU字
型の部分を任意に曲げ加工できるからである。これに対
して4型、5型における留め金具は特に調整に問題があ
る。そこで本考案の目的は、適度の「動き」と「一体
感」とを備え、かつ前記の構造上の問題をも解決する輪
飾り型イヤリングを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案においては、留め金具としてネジ止め式U字型ク
ランプを用い、一部が切除されたリング状の装飾品の一
端をクランプの外受け座部に回動自在に枢着し、他端を
クランプの内腕の中央部に複数の小型リングを介して回
動自在に連結するようにした。
本考案においては、留め金具としてネジ止め式U字型ク
ランプを用い、一部が切除されたリング状の装飾品の一
端をクランプの外受け座部に回動自在に枢着し、他端を
クランプの内腕の中央部に複数の小型リングを介して回
動自在に連結するようにした。
【0009】
【作用】本考案の輪飾り型イヤリングは前記3型と4型
とを折衷したものに相当し、両者の長所を兼ね備えてい
る。すなわちU字型クランプを用いているので構造上の
問題が少なく、輪飾りの両端がいずれも回動自在に連結
されているので3型に近い「動き」が得られ、輪飾りの
一端が外受け座21に直結しているので4型に近い「一
体感」が得られる。
とを折衷したものに相当し、両者の長所を兼ね備えてい
る。すなわちU字型クランプを用いているので構造上の
問題が少なく、輪飾りの両端がいずれも回動自在に連結
されているので3型に近い「動き」が得られ、輪飾りの
一端が外受け座21に直結しているので4型に近い「一
体感」が得られる。
【0010】
【実施例】以下本考案の一実施例を詳述する。図1は本
考案の輪飾り型イヤリングの構造を示す外観図であり、
一部が切除されたリング状の装飾品10の一端は複数の
小型リング30を介してU字型クランプ20の内腕24
の中央部に回動自在に連結されている。クランプ20の
外受け座21は断面で示されるように丸孔211を有す
るカップ状に形成されており、装飾品10の他端に設け
られたピン12が外受け座部21に回動自在に枢着され
ている。ピン12の先端には抜け防止のための先玉11
が形成されている。
考案の輪飾り型イヤリングの構造を示す外観図であり、
一部が切除されたリング状の装飾品10の一端は複数の
小型リング30を介してU字型クランプ20の内腕24
の中央部に回動自在に連結されている。クランプ20の
外受け座21は断面で示されるように丸孔211を有す
るカップ状に形成されており、装飾品10の他端に設け
られたピン12が外受け座部21に回動自在に枢着され
ている。ピン12の先端には抜け防止のための先玉11
が形成されている。
【0011】
【考案の効果】本考案のイヤリングにおいては前に述べ
たように、最も一般的で構造上の問題の少ないU字型ク
ランプを用いて適度の「動き」と「一体感」とを両立さ
せており、特にイヤリングの普及品の分野において実用
的効果が大きい。
たように、最も一般的で構造上の問題の少ないU字型ク
ランプを用いて適度の「動き」と「一体感」とを両立さ
せており、特にイヤリングの普及品の分野において実用
的効果が大きい。
【図1】本考案の一実施例を示すイヤリングの外観図で
ある。
ある。
【図2】従来例における2型イヤリングの外観図であ
る。
る。
【図3】従来例における3型イヤリングの外観図であ
る。
る。
【図4】従来例における4型イヤリングの外観図であ
る。
る。
【図5】従来例における5型イヤリングの外観図であ
る。
る。
10 リング状の装飾品 11 先玉 12 ピン 20 U字型クランプ 21 外受け座 211 丸孔 22 内受け座 23 外腕 24 内腕 25 ネジ座 40 ピン留め 41 回転ピン 42 ピン座 43 ピン受け
Claims (1)
- 【請求項1】 一部が切除されたリング状の装飾品(1
0)の一端がネジ止め式U字型クランプ(20)の外受
け座部(21)に回動自在に枢着されており、他端が前
記クランプ(20)の内腕(24)の中央部に複数の小
型リング(30)を介して回動自在に連結されている輪
飾り型イヤリングであって、 前記外受け座部(21)は孔(211)を有するカップ
状に形成されており、前記装飾品(10)の他端に設け
られたピン(12)が外受け座部の孔(211)に回動
自在に枢着されている ことを特徴とする輪飾り型イヤリ
ング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991019134U JP2571464Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 輪飾り型イヤリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991019134U JP2571464Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 輪飾り型イヤリング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04110511U JPH04110511U (ja) | 1992-09-25 |
JP2571464Y2 true JP2571464Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=31905475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991019134U Expired - Lifetime JP2571464Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 輪飾り型イヤリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571464Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6419315U (ja) * | 1987-07-28 | 1989-01-31 | ||
JP3092114U (ja) * | 2002-08-07 | 2003-02-28 | 巖 永松 | 土塊採取具 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP1991019134U patent/JP2571464Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04110511U (ja) | 1992-09-25 |
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