JP2571353B2 - カテーテルチューブ - Google Patents

カテーテルチューブ

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JP2571353B2 JP7230478A JP23047895A JP2571353B2 JP 2571353 B2 JP2571353 B2 JP 2571353B2 JP 7230478 A JP7230478 A JP 7230478A JP 23047895 A JP23047895 A JP 23047895A JP 2571353 B2 JP2571353 B2 JP 2571353B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カテーテルのルー
メンを形成するカテーテルチューブに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カテーテルの壁にスリットバルブ
を具えたカテーテルが米国特許第4327722 号明細書によ
り提案されたが、このバルブは連続的に開くものであっ
たり、又はその開動作に極めて大きな圧力変化が必要な
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来、カテー
テルチューブは円筒形に押出成形して円形断面の1個以
上のルーメンを設けるのが普通であった。しかして、こ
のカテーテルチューブはもつれたりした時、ルーメンを
塞いでしまい、液流を不可能にする。
【0004】又従来、静脈治療や食餌治療には米国特許
第 4327722 号明細書に記載の如く、閉塞端近くに1個
のスリットバルブを具えた可撓性シリコンゴム製の単一
ルーメンカテーテルを用いるのが普通であった。しかし
て従来特にシリコンゴム製多重ルーメンカテーテルの場
合、各ルーメンを常閉する端部バルブの使用が拒否され
ていた。米国特許第4072146 号明細書には、多重ルーメ
ンカテーテルにおいて外被内に個々のルーメンチューブ
をランダムに配置し、各ルーメンチューブの端末に外被
に至る開口を設ける技術が示されている。従来、各ルー
メンチューブとカテーテル外被との交差部にバルブを設
けることは不可能とされていた。
【0005】従ってこの代わりに、カテーテルの端部は
単一ルーメン付とし、この単一ルーメンをカテーテルの
端部から離れた多重ルーメンに接続するのが普通であっ
た。しかしこの場合、カテーテル端部の単一ルーメン内
において不所望な液の混合を生じ、多重ルーメンの同時
使用が不可能である。ここで「端部」とは患者の体内に
挿入する前方部分を意味し、「基端部」とは患者の対外
に残る残部を意味する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、使用中もつれ
ても閉塞されることなく引続き液体を通し得るルーメン
形状とした弾性材料製カテーテルチューブを提供するも
のである。
【0007】又本発明は、カテーテルチューブにスリッ
トバルブを設け、その壁部分を機械的に弱くして大きな
圧力変化によることなく高い信頼性で開閉し得るように
したカテーテルを提供しようとするものである。
【0008】更に本発明は、かかるカテーテルチューブ
及び高信頼スリットバルブの組合せになるカテーテルを
提供しようとするものである。
【0009】本発明は又、シリコンゴム又はポリウレタ
ンのような超軟質弾性材料で造った多重ルーメンカテー
テルにおいて、各ルーメンを個別に使用可能とすると共
に、少なくとも1個のルーメンの端末を通常は側方外被
に設けた3位置スリットバルブにより閉じておくように
したものである。外被の端末に設ける複数のスリットバ
ルブを相互にオフセットして離間させる。各スリットバ
ルブに1個以上のヒンジを設け、通常はルーメンの端末
をスリットバルブにより閉塞しておく。
【0010】加えて本発明においては、各ルーメン形成
壁を選択的に露出させるが、カテーテルの末端部及び基
端部においては隠し、これによりカテーテルの末端部を
患者の静脈内に挿入可能とすると共に、カテーテルの基
端部を皮下的に操作可能とし、これがため基端部の露出
チューブを切断してこれにコネクタを設けることにより
選択ルーメンを経て個々に液体を注入又は吸出するよう
になす。
【0011】上述した処から明らかなように本発明は新
規なルーメン形状を有する弾性カテーテルチューブを提
供することを目的とする。
【0012】本発明の他の目的は、カテーテルチューブ
がもつれても液流を妨げることのない形状の1個以上の
ルーメンを持ったカテーテルチューブを提供するにあ
る。
【0013】本発明の更に他の目的は、カテーテルチュ
ーブのスリットバルブを化学的に弱くすることなく回動
して高い信頼性をもって開閉し得るようにするにある。
【0014】本発明の他の目的は、使用中大きな圧力変
化なしでも極めて確実に作動させ得るスリットバルブを
提供するにある。
【0015】本発明においては更に、回動可能なスリッ
トバルブを機械的に螺着する。
【0016】又、スリットバルブは対称構造又は非対称
構造とする。
【0017】本発明は又、上記のカテーテルチューブを
スリットバルブの組合せ構造を提案するものである。
【0018】本発明は更に、多重ルーメンカテーテルの
新規な構造を提案するものである。
【0019】本発明は又、外被付多重ルーメンカテーテ
ルを提案するものである。
【0020】本発明においては、多重ルーメンカテーテ
ルの各ルーメン端部を通常は3位置スリットバルブで閉
塞しておく。
【0021】本発明においては、多重ルーメンカテーテ
ルを合成樹脂材料で造り、ルーメン端部を覆う外被に3
位置スリットバルブを形成する。
【0022】本発明は、合成樹脂材料で造る多重ルーメ
ンカテーテルにおいて、各ルーメンの端部を外被に形成
した3位置スリットバルブにより閉塞し、各スリットバ
ルブに少なくとも1個の偏心又は対称配置とした2方向
ヒンジを設けたものである。
【0023】更に本発明の多重ルーメンカテーテルにお
いては、各ルーメン形成チューブを選択的に露出させた
り、隠すことにより、単一外側基端部及び単一外側端部
を所定位置へ設置した後、ルーメン形成壁の露出部を切
断してコネクタを取付けるようになす。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1乃至図8は本発明による
カテーテルチューブの数例を横断面にて示し、これらの
カテーテルチューブはもつれたり、曲げたり、捩じった
り、潰しても閉塞されることなく液体を連続的に流し得
る新規な断面形状とする。図1のほぼ円筒形のカテーテ
ルチューブ30は弾性材料で造った本体32を具え、その外
側を滑らかな円筒面34とし、内部に1個のD字状ルーメ
ン36を設ける。ルーメン36は平坦壁面38, 40, 42を具え
る。平坦壁面38,40は夫々に接する小径円弧隅角44で合
流させ、平坦壁面38, 42は夫々に接する小径円弧隅角46
で合流させる。又、平坦壁面40, 42間を円弧壁面48によ
り接続する。
【0025】隅角44, 46の位置及び形状は本体32に薄肉
50を設定し、D字状ルーメン36に後述の本発明の原理に
よるスリットバルブを形成し得るようになす。又、かか
るルーメン36の特性及び形状は実験により、カテーテル
チューブ30がもつれたり、曲げられたり、捩じられた
り、潰された場合でも、カテーテルチューブのルーメン
が閉塞されるのを防止することを確かめられた。これに
対し、円筒外面及び1個以上の円筒中空ルーメンを有す
る従来のカテーテルチューブは例えば実質上180度もつ
れると、ルーメンを完全に閉塞してしまう。
【0026】図2のカテーテルチューブ30′は図1のカ
テーテルチューブ30とほぼ同じとするが、平坦壁面4
0′, 42′の断面寸法を平坦壁面40, 42のそれより幾分
短かくする。カテーテルチューブ30′においてもカテー
テルチューブ30と同様の非閉塞特性が得られる。
【0027】カテーテルチューブ30″(図3参照)も前
述したカテーテルチューブ30, 30′とほぼ同様に構成
し、従って同様部分を同一符号にて示す。カテーテルチ
ューブ30と異なりカテーテルチューブ30″においては、
平坦壁面40″, 42″を平坦壁面40, 42より短くする。
又、円弧隅角44′, 46′の曲率半径を隅角44, 46のそれ
より大きくして隣接壁面と交差させる。したがって、ル
ーメン36″は短縮平坦壁面38′の両端における隅角構造
故にルーメン36より幾分小さい。
【0028】図4乃至図6は夫々2重ルーメンのカテー
テルチューブ52, 54, 56を示す。カテーテルチューブ5
2, 54, 56は前述したカテーテルチューブ30,30′, 3
0″に対応する部分を同一符号にて示し、これら部分の
説明を省略した。
【0029】カテーテルチューブ52は主ルーメン60及び
第2ルーメン62を具え、これらルーメンの隅角とカテー
テルチューブ外周34との間に薄肉部50を設定する。カテ
ーテルチューブ52は更に2個のルーメン60, 62間を仕切
る本体内側部64を具える。ルーメン60は中心に配した平
坦壁面66を具え、これを他の2個の平坦壁面68, 70間に
介装する。壁面66はこれと接する円弧の隅角72, 74によ
り壁面68, 70に連続させる。壁面68, 70は円弧壁面76に
交差するよう配置し、この円弧壁面を円弧隅角78, 80に
より接するよう壁面68, 70に合流させる。
【0030】カテーテルチューブ52には更に上述したよ
うに第2ルーメン62を設け、これに前述した壁面38と、
円弧隅角44, 46と、小さい平坦壁面40″, 42″とを設
け、円弧隅角44, 46により壁面40″, 42″を壁面38に連
続させる。壁面40´´を円弧隅角82において平坦壁面84
に交差するよう接続させ、壁面84を円弧壁面86に滑らか
に連続させる。壁面42″も同様に円弧隅角90において、
上方に傾斜した平坦壁面88に連続させ、この壁面88を円
弧壁面86に滑らかに連続させる。かようにカテーテルチ
ューブ52は2個の整列したルーメンを有して薄肉部50を
設定され、後述する信頼性の高いスリットバルブの形成
を可能にすると共に、カテーテルチューブ52がもつれた
時も前述したように液体流を可能にする。
【0031】図5に示す2重ルーメンカテーテルチュー
ブ54は本体内側部64により仕切られた2個のルーメン3
6′を有する。これらルーメンは大きさを異ならせるが
ほぼ同じ形状とし、各々を図2につき前述したルーメン
36′にほぼ対応させる。
【0032】カテーテルチューブ56(図6参照)は主た
るD字状ルーメン92及び第2のD字状ルーメン62を具え
る。ルーメン92は前述のルーメン36″にほぼ同じとする
が、円弧隅角44′, 46′に代え斜めに配置した交差壁面
94, 96を設ける。壁面94は交差隅角98で壁面40″に合流
し、交差隅角100 において壁面38′に合流する。同様に
壁面96は交差隅角102 において壁面42″に合流し、交差
隅角104 において壁面38′に合流する。ルーメン62は図
4のカテーテルチューブ52につき前述したと同じものと
する。
【0033】本発明の非閉塞カテーテルチューブは内部
に2本以上のルーメンを設けることができる。図7及び
図8は3本のルーメンを設けたもので、図7のカテーテ
ルチューブを106 により、又図8のカテーテルチューブ
を108 により夫々示す。
【0034】カテーテルチューブ106 は1個の主ルーメ
ン36´及び2個の第2ルーメン36´を具える。これらル
ーメン36´は全て図2につき前述したと同じものであ
る。従って、カテーテルチューブ106 のルーメンに関す
る説明を省略するが、各ルーメンが薄肉部50を形成す
る。
【0035】カテーテルチューブ108 も同様に1個の主
ルーメン62及び2個の第2ルーメン62を有するが、これ
らルーメンを図6のカテーテル56につき前述したと同じ
ものとする。従って、それ以上の説明を省略するが、カ
テーテルチューブ108 のルーメン62は予定の径線に沿っ
て配置し、各隅角44, 46において薄肉部50を設定する。
【0036】ルーメンの隅角により形成された薄肉部50
は本発明カテーテルチューブの前述した非閉塞性に寄与
する。
【0037】本発明カテーテルチューブの新規なルーメ
ン形状は、もつれたり、つぶされたカテーテルの部分に
おいて閉塞状態が生ずるのを防止することができるだけ
でなく、本発明において新規なスリットバルブを設ける
際の材料となることを確かめた。
【0038】図9に2個のかかるヒンジ型スリットバル
ブ35, 35′を示す。図9は図5につき前述したD字状の
主ルーメン36′及び第2ルーメン36′を有する2重ルー
メンカテーテル54の端部を示す。カテーテルチューブ54
の端部は本体外側部32及び本体内側部64を具え、これら
によりルーメン36′を画成する。ルーメン36′の隅角4
4, 46をルーメンの残部より外周面34に接近して配置す
る。かくて各ルーメンの隅角44, 46は2個のヒンジを提
供する薄肉部50を形成する。そして、ヒンジ50間には厚
肉部136 が設定される。スリットバルブ35のスリット13
8 は主ルーメン36′のヒンジ50間の中央における半径方
向線に沿って延在させる。
【0039】D字状ルーメン36´は通常の円形ルーメン
より構造上強い。従って、本発明によるルーメンは高負
圧でのつぶれに対して一層良好に抗し得る。D字状ルー
メンは更にバルブ35の作動中2種の原理上の利点を提供
する。その第1は、自己封止スリット138 に隣接する厚
肉部分136 がバルブの大きな封止面積を提供し、従って
カテーテルチューブ54の端部が体内にあって生理学上の
圧力を受ける時のシールを一層確実にする。第2には、
バルブ35の撓曲がスリット138 から離れたヒンジ50に集
中する。かかるヒンジにおける撓曲の集中は作動の信頼
性を高め、予定の圧力差でバルブ35を開閉すると共に、
バルブ開度を大きくし、更にバルブの使用寿命を伸ばす
ことができる。厚肉部136 は更に、作動が確実で信頼性
の高い内開き弁作用を可能にする。
【0040】図9は更にバルブ35′の偏倚スリット141
を示し、これを第2ルーメン36′の一方の隅角44に配置
する。この場合、他方のルーメン隅角46に近い薄肉部50
においてヒンジ作用が集中する。非対称弁部142 は内外
に回動してオリフィスを形成する。この弁部は、小さく
て対称スリットバルブを得られないルーメンを有したカ
テーテルに有用である。図9では2種のスリットバルブ
を同じ断面内に位置させたが、実際にはこれらスリット
バルブを長手方向及び径方向にオフセットさせるのが良
い。なお、ルーメンが比較的小さい場合、対称バルブ35
より非対称バルブ35′の方が良いことを確かめた。
【0041】なお本発明は、前述した1個以上のヒンジ
を有するスリットバルブの弁体が化学処理されているか
否かを問わない。
【0042】図10乃至図14は本発明カテーテルの別の好
適例を230 で示す。図10のカテーテル230 は以下の数個
の部分、即ち(1)図11の如く外被233 と、内壁構造255
とを具え、内壁構造に、所定の場所へ液体を搬入出する
複数の独立した円形ルーメンを有し、患者の静脈や体腔
内に挿入するようにした端部232 と、(2)この端部にあ
って常閉され、カテーテル230 の関連ルーメンにおける
正圧又は負圧に応じて制御される3位置圧力応答スリッ
トバルブ234 と、(3)多数のルーメン形成チューブ238
よりなるカテーテルの基端部237 に端部232 を連結する
ための連結部材236 と、(4)チューブ238 を具えて周知
の外側ハブ240 までカテーテル230 のルーメンを延長さ
せ、種々の液体を注入、注出するようにしたカテーテル
基端部237 と、(5)通常のプラグ241 により閉塞して示
した外側ハブ240 とで構成する。
【0043】各3位置バルブ234 は通常閉じているが、
関連ルーメンを通る液体流を選択的に制御する。プラグ
241 を除去してハブ240 より予定の正圧を作用させるこ
とで、関連バルブ234 は回動して開き、患者の静脈に液
体を注入することができる。負圧を作用させると、体腔
内の液体が吸出される。通常の生理学上の圧力ではバル
ブ234 は閉状態を保つ。
【0044】端部232 は図11に示すように円筒形とす
る。しかし、外面は他の形状としてもよい。端部232 を
好ましくは細径として、閉塞先端242 が容易に静脈又は
体腔内に挿入されて患部に達し得るようにするが、基端
部237 は体外に位置させる。端部232 の長さは用途に応
じて異ならせる。端部232 を一様な小径のものとして、
鎖骨下静脈のような静脈内に外傷を残すことなく挿入し
得るようにする。そのためには、端部232 の外径を0.12
5 インチ(0.318cm) 未満とする。端部232 の先端242 を
好ましくは滑らかなドーム状として一層外傷を生じない
ようにするのが良い。
【0045】図13(図11の縦断面) に示すように、夫々
のスリットバルブ234 を外被233 に形成し、243 の位置
で外周面248 に露出させる。各バルブ234 を245 の位置
で対応するルーメンの側面にも露出させる。これらバル
ブは先端242 の近くにおいて端部232 の周りに径方向へ
分配配置し、径方向の共通面内に2個のバルブ234 が存
在することのないようにする。バルブ234 は更に長手方
向にも僅かにオフセットさせて先端242 からの距離を異
ならせ、共通な軸直角面内に2個以上のバルブ234 が存
在することのないようにする。バルブ234 の径方向及び
長手方向オフセットは構造上弱くなるのを防止すると共
に、静脈内で或るバルブ234 から吸入したサンプルが別
のバルブ234 から注入した液体により汚染されるのを防
止し、サンプルの試験結果に悪影響が及ぶのを防止す
る。なお、処置箇所又は露出箇所によってはバルブを長
手方向にオフセットさせるべきでない。
【0046】端部232 は耐久性があって曲げ易く、しか
も形状を維持できて生体学的に適合可能な合成弾力材料
で造る。この材料には超軟性合成材料を含ませるのが良
い。かかる材料は100 ジュロメータ未満の硬度を有し、
700 以上の延伸割合を有する。好適材料としてはミシガ
ン州、ミッドランドのドウコーニング カンパニー(Dow
Corning Co.) からサイラスチック「SILASTIC」の商標
名で市販されているシリコンゴムチューブがあり、これ
は約59ジュロメータの硬度を持つ。端部232 を好ましく
は少なくとも部分的にX線が透過し得るようにして、体
内での正確な位置をX線で確認し得るようにする。チュ
ーブ237 を好ましくは透明とし、内科医が挿入中や挿入
後各ルーメン内における気泡、血液、その他の液体の存
在を目で確認できるようにする。
【0047】図11に示すように、3個の独立したルーメ
ン252, 253, 254 は端部外被233 内を長手方向に延在さ
せると共に、端部232 の円筒外周面248 内に円周方向予
定角度で配置するが、ルーメンの内壁面が外被233 の外
周面248 に接近して通過するような配置とする。ルーメ
ンが外周面248 に接近していることから明らかなよう
に、バルブ234 はこの接近部に形成し、ルーメン252, 2
53, 254 に係わるバルブ234 を相互に前述したようにオ
フセットさせる。本体内側部 255(図11参照) は夫々端
部232 においてルーメン252, 253, 254 の大きさ及び形
状を決定する。管状中空壁257 は夫々基端部237 におい
てルーメン252, 253, 254 の大きさ及び形状を決定す
る。
【0048】図12に示すように端部232 ′を有する2重
ルーメンカテーテルとしても本発明は構成できる。この
端部232 ′は主ルーメン252 及び第2ルーメン253 ′を
有する。
【0049】各ルーメン252, 253, 254 は夫々図10の如
く基端部237 における関連するハブ240 から先端242 迄
延在させる。大きい主ルーメン252 はカテーテル230 の
ほぼ全長に亘って延在させ、図13の如く端部232 の先端
242 に近い閉塞端壁262 で終わらせる。第2ルーメン25
3, 254もその一方を示す図13の如く閉塞端壁263 で終わ
らせる。夫々のルーメンを近くで終わらせるが、先端24
2 からの距離を夫々異ならせて前述したようにバルブ23
4 を相互に長手方向にオフセットさせる。
【0050】図10、図11及び図13の例では、端部232 を
好ましくは構成を簡単にし造り易くするために押出し成
形するのが良いが、他の方法で造ってもよい。押出し成
形によればルーメン252 〜254 及びこれらを形成する内
壁255 を連続成形することができ、又各ルーメンの断面
形状を図10、図11及び図13の場合一様な円形とすること
ができる。
【0051】図10、図11及び図13の押出し成形の例で
は、閉塞端壁262, 263を適当なシリコンゴム接着剤の射
出により形成し、このシリコンゴム接着剤はルーメン25
2 〜254 の端部内に先端242 から所定距離のところまで
射出する。接着剤は硬化して閉塞端壁262, 263となり、
関連するバルブ234 の先端迄延在する。先端242 をX線
透過型にしたい場合、閉塞端壁262, 263の射出成形に先
立ちシリコンゴム接着剤にX線透過材料を混合する。
【0052】1個の3位置弁234 はプラグ262 又は263
に隣接した各ルーメン252 〜254 に隣接又は側方に対向
させて外被に位置させる。各バルブ234 は外被233 に形
成した1個の比較的短いスリット266 により形成する。
各スリットは外被233 の外側に沿って長手方向に延在さ
せるが、端部232 の軸線からオフセットさせる。各スリ
ットバルブ234 の厚さは外被233 のそれと同じにし、ル
ーメン252 〜254 の内部と端部232 の外側との間で液体
を選択的に往来させ得るようにする。各スリットバルブ
234 を径方向に指向させると共に、外被233 の最も薄い
箇所において対応ルーメン252 〜254 内に対称に配置す
る。
【0053】図11は3位置スリットバルブ234 の作動状
態を示す。端部232 の内外間に予定の圧力差が生ずる
と、バルブリップ270 が回動してスリット266 を開く。
この時生じたオリフィスを経て選択されたルーメン252
〜254 に液体が往来する。選択されたルーメン252 〜25
4 内の圧力がカテーテル端部の外側における圧力より予
定値(注入差圧)だけ高くなると、バルブがスリット26
6 の周りにおいて変形し、バルブ234 のリップ270 が図
11の如く外方へ回動することによりオリフィスを形成し
て液体を血流中に注入する。同様に、十分な負圧(吸入
差圧)がルーメン252 〜254 に作用すると、バルブリッ
プ270 は図11の如く内方へ回動し、血流又は体腔内から
血液やその他の液体を吸入する。
【0054】通常の生理学状況においては前述したよう
に、各スリットバルブ234 が図11に実線で示す如く閉止
する。そのためには、液流の停止時バルブリップが自己
復帰して閉止する必要がある。心臓用のシステムに用い
る場合、吸入差圧を十分高くして患者の循環系における
正規の心臓収縮圧力で血液が侵入することのないように
する必要がある。同様に注入差圧も十分高くしてバルブ
234 を通る血流の通常のベンチュリ効果に打ち勝ち得る
ようにする必要がある。しかし、これら差圧は注入や吸
入を困難にするほどに高くすべきでない。
【0055】注入差圧及び吸入差圧はバルブリップ270
の厚さや形状を制御したり、バルブリップを1983年5月
3日米国特許願第491258号に記載されているジメチルシ
ロキサンのような生命学的両立可能剤で選択処理するこ
とにより調整することができる。バルブ234 は所要に応
じヘパリンのような非凝固剤で処理することができる。
しかし、カテーテル230 はかかる処理を必要としない。
【0056】ルーメンの液体流容量はカテーテル230 の
採用により変えることができる。勿論、ルーメンは所望
の液体流を可能にする大きさである必要があるが、ルー
メンの壁厚は破損したり不注意な孔明けによりルーメン
間やルーメンへの又はルーメンからの漏洩が生ずること
のないようなものとする必要がある。
【0057】スリットバルブ234 は各ルーメン252, 25
3, 254 の点において最も弱くする必要がある。各カテ
ーテルルーメンの各部はバルブリップ270 より丈夫で剛
固にする必要があり、その理由はカテーテル230 の他の
部分が潰れたり破損すると、カテーテルの目的が達せな
くなるからである。従って、ルーメンの壁はルーメンの
全圧力範囲に亘り耐えて、スリットバルブ234 の作動を
妨げるような孔明きや潰れやその他の破損を生ずること
のない強さとする必要がある。
【0058】実際上は単一押出チューブに端部232 用の
多重ルーメンを形成するのが効果的且つ安価であるが、
端部232 は他の方法で造ることもできる。例えば図15に
示すように、端部232″は個々の離間したルーメン形成
チューブ274, 276で構成し、これらを外面248′が滑ら
かな円筒形の薄肉外被233′の中空孔278 内に配置す
る。チューブ274, 276の端末は280 の箇所で外被233 ′
の内側に接着する。ルーメン252 ′, 253 ″には夫々外
被233 ′に形成したスリットバルブ234 を横向きに設け
る。スリットバルブ234 については前述した通りである
ので、ここでは説明を省略する。端部232 ″の先端242
′は前述した先端242 とほぼ同じ形状とする。先端242
´には円形の平坦内側壁283 を形成し、挿入探り針又
は挿入補強具を主ルーメン252 ′内に位置する時後述の
ように後述の目的から平坦内側壁283 に衝接させる。
【0059】図10、図11及び図13に示すように、カテー
テル230 の端部232 はコネクタ236を介して3本のルー
メンチューブ238 に接続する。チューブ238 は前述した
端部232 と同様超軟質合成材料又はその他の弾性材料で
造る。しかし、チューブ238は潰れ、孔明き、その他周
辺環境に抗し得る強さとする必要がある。このために各
チューブ238 は薄壁の又は高いジュロメータのチューブ
で強化することができる。チューブ238 を好ましくは部
分的に透明又は半透明として内部を観察できるようにす
るのが良い。チューブ238 は端部232 と異なりX線透過
性とする必要はなく、その理由は体内へ挿入しないから
である。
【0060】チューブ238 は同心の内外円筒壁面付の管
体によって安価に構成することができ、その壁厚を一様
にして内径を端部232 におけるルーメン252, 253, 254
の内径に同じとする。チューブ238 の外径は257 で示す
ように肉厚が適切に厚くなるようにして摩滅や孔明きに
抗し得るようなものとする。各チューブ238 の端縁を好
ましくは軸線に直角とする。この場合、ハブ240 の接続
中空シャフト282 を短くすることができ、その接続に当
たっては図11及び図14に示すようにスリーブカップリン
グ284 を用いる。各スリーブカップリングは図示部分を
周知の如く縮ませることにより取付ける。
【0061】図20に示す如くコネクタ236 は各ルーメン
252,253, 254を中空連結管285 により対応チューブ238
に永久結合するものとする。各連結管は外科用の鋼で造
るが、他の材料でも良い。各連結管285 の内径を好まし
くはカテーテルルーメン252,253, 254 の内径とほぼ同
じにし、コネクタ236 で流れが絞られることのないよう
にする。各連結管285 の外径は従ってルーメン252, 25
3, 254 及びチューブ238 の内径より若干大きくする。
これがため各連結管285 はコネクタ236 の本体部分でル
ーメン252 〜254 内に押入し、これらルーメンを拡径さ
せる。チューブ238 の端末297 は図21に示すように連結
管285 の対応端上に押嵌する。
【0062】コネクタ236 の全体を好ましくはシリコン
ゴム接着剤又はその他のシール剤で取付け、最終的には
シリコンゴムスリーブ296 をフレオン又はその他の溶剤
中に浸して一時的に拡大させて外被296 をコネクタ236
上に滑動させることにより収縮重合させる。溶剤が蒸発
すると、外被296 が永久的にコネクタ236 の残部周辺に
強固に接触して接着剤264 に接着し、確実な保護ジョイ
ントを形成する。
【0063】縫合ウイング298 をコネクタ236 に固着
し、これにより端部232 の挿入後カテーテル230 をコネ
クタ236 において所定位置へ縫合し得るようになす。図
10、図20及び図21に示す縫合ウイング298 はシリコンゴ
ムシートの小片を図示の形状に切って造り、これに両端
に配して縫合用の円形孔300 を形成する。縫合ウイング
298 は更に、カテーテル230 を縫合により取付け得ない
ため患者にテープ止めする場合、カテーテルが回転した
り変位したりするのを防止する用もなす。縫合ウイング
298 を好ましくはシリコンゴム接着剤又はその他適当な
手段でコネクタ236 に固着する。
【0064】カテーテルチューブ232 を軟質で曲げ易い
材料により造る場合、挿入中の端部232 の剛性を確保す
るために挿入具306 を用いるのが良い。図示例では、挿
入具306 を外科用ワイヤを撚って造る。挿入具306 には
図13及び図14に示すように一体の端末ハブ307 を設け、
これにより挿入具を操作し得るようになす。挿入具にこ
の代わりにポリプロピレンのような可撓性で形状維持可
能な生物学的挿入材料で造ることができる。挿入具306
は主ルーメン252 に挿入してその先端308 を閉塞壁262
に衝合させる。挿入中、挿入具に加えた手押力は先端30
8 を主ルーメン252 の閉塞端262 に押付ける。これがた
め外被233 が緊張状態となり、端部232を例えば患者の
静脈内に前進させることができる。
【0065】主ルーメン252 は挿入具306 を受容し得る
大きさである必要があり、主ルーメン252 及び外被233
を形成する壁255 は挿入具306 で孔が明くことのないよ
うな厚さとする必要があり、さもなくばこの孔によって
ルーメン内外での漏洩が生じたり、患者に外傷を負わす
ことになる。挿入具の先端308 は主ルーメン252 のスリ
ットバルブ234 又は先端242 を貫通することのない構成
にする必要がある。このため主ルーメン252 の閉塞端26
2 はスリットバルブ234 から十分離してスリットバルブ
234 が挿入具により損傷されることのないようにする。
【0066】挿入具306 の先端308 は図13に示すように
挿入中主ルーメン252 の閉塞端に押圧する。挿入具306
は主ルーメンの全長より僅かに長くして、挿入具306 の
先端308 が主ルーメン252 の閉塞端262 に押圧されるだ
けでなく、挿入具のハブ307が組付状態で端末ハブ240
から露出するようにする。挿入具ハブ307 が端末ハブ24
0 の閉塞具として着座する時、主ルーメン252 の閉塞端
262 に対する挿入具306 の先端308 の押圧で、端部232
及びカテーテル230 の残部に張力がかかる。
【0067】本発明の主たる特徴は、各3位置バルブ23
4 の注入及び吸入差圧を要求に合わせて選択できること
である。この特徴を図10乃至図15及び図21の例では前述
した如く化学的に得ることができる。図1乃至図9の例
では、カテーテルチューブにヒンジ部を設定することに
より上記の特徴を機械的に達成し得る。機械的ヒンジバ
ルブは特に多重ルーメンカテーテルにおいて重要である
が、かかる本発明の原理は単一ルーメンカテーテルにも
適用することができる。
【0068】例えば図11においては、ルーメン252 〜25
4 を円形断面形状とする。バルブリップ270 は凸形形状
故に内方より外方へ幾分容易に変形し得る。その結果、
吸入差圧が注入差圧より幾分高くなる。外被233 の外面
448 がルーメン252 〜254 に同心でないため、バルブリ
ップ270 はスリット266 から遠去かるにつれ厚くなる。
この結果、バルブ234 は小開度時より大開度に開くため
の圧力差が高くなる。ルーメン252 〜254 を形成する内
壁255 及び外周面248 間の寸法関係を変更することによ
り、バルブの開弁差圧及び作動特性を異ならせることが
できる。
【0069】図16乃至図19は本発明の他の好適例を示
し、本例では図16に350 で示す2重ルーメンカテーテル
を長期に亘り患者の体内に内在させる構成とする。カテ
ーテル350 の端部は例えば套管針(図示せず)を用いて
後述する如く皮下に内存させることができる。カテーテ
ル350 の構成は本質的にはカテーテル230 と同じであ
り、相違点のみを説明する。
【0070】カテーテル350 の端部352 を2個のルーメ
ンチューブ238 で構成する。しかし、チューブ238 を図
10のカテーテル230 のようにハブ240 で終わらせず、共
通のハブ構造354 に同心結合する。
【0071】図16はハブ354 の好適例を示す。チューブ
238 を相互に並べて末端356 を整列させる。ハブ354 の
短い単一カニューレ360 の端358 をチューブ238 の端35
6 に接近及びほぼ整列させて位置させる。端356, 358に
適当なシリコンゴム接着剤を付着する。円筒スリーブ36
2 を前述した如くフレオン中に浸して拡径した後ジョイ
ント上に嵌合し、収縮により接着剤に強固に接触させて
上記の端に封止結合する。
【0072】共通なカニューレ360 の端部を挿入ハブ36
4 に嵌合し、このハブに前述した型式の挿入具を固着す
る。共通なカニューレ360 に接続した挿入具ハブ364 の
使用により、全てのルーメンを同時に単一シリンダ(図
示せず)からカテーテル350のチューブ238 内に設ける
ことができる。
【0073】カテーテル350 の先端242 を手術その他周
知の方法で所望の箇所に位置させると、挿入具ハブ364
を除去する。カニューレ360 には套管針(図示せず)を
釈放自在に固着する。次で套管針及びカニューレ360 を
身体を経て皮下に通す。
【0074】カテーテル350 を患者の容易に手のとどく
箇所に設置すると、チューブ238 を連結スリーブ362 に
近い切断線370 (図17参照) に沿って切断する。各チュ
ーブの切断端部372 にその後永久端末ハブ374 を適当な
方法で取付ける。この方法の1つが米国特許第4547194
号明細書に記載されている。図18及び図19の方法では、
短い中空シャフト376 を具えた端末ハブ374 を用いる。
シャフト376 の外径をチューブ238 のそれにほぼ同じと
する。従って、シャフト376 を図18に378 で示すように
チューブ238 のルーメン用中空孔に挿入する時、チュー
ブ238 の端部は図19に示す如く拡径されてチューブ238
の内径をシャフト376 の外径に同じとする。各チューブ
238 を造る剛性樹脂材料はシャフト376 に径方向の圧縮
力を付与してハブ374 及びチューブ238 の端部間の結合
を維持する。
【0075】チューブ238 の2個の端部(図19の如くハ
ブ374 を設置された端部) を患者の手がとどく位置に設
置することにより、患者はカテーテル350 を快適に用い
ることができる。使用しない間はハブ374 を周知のプラ
グ(図示せず)で塞いでおくが、使用中はこのハブを例
えば人工腎臓に接続し、鎖骨下静脈の血液を一方のチュ
ーブ238 を経て取出すことにより人工腎臓で処理し、そ
の後の血液を人工腎臓から他方のチューブ238 を経て患
者の血流中に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるルーメン形状の一例を示すカテー
テルチューブの横断面図である。
【図2】本発明によるルーメン形状の他の例を示すカテ
ーテルチューブの横断面図である。
【図3】本発明によるルーメン形状の他の例を示すカテ
ーテルチューブの横断面図である。
【図4】本発明によるルーメン形状の他の例を示すカテ
ーテルチューブの横断面図である。
【図5】本発明によるルーメン形状の他の例を示すカテ
ーテルチューブの横断面図である。
【図6】本発明によるルーメン形状の他の例を示すカテ
ーテルチューブの横断面図である。
【図7】本発明によるルーメン形状の他の例を示すカテ
ーテルチューブの横断面図である。
【図8】本発明によるルーメン形状の他の例を示すカテ
ーテルチューブの横断面図である。
【図9】本発明の他の2重ルーメンカテーテルを示す拡
大断面図である。
【図10】本発明は3重ルーメンカテーテルの斜視図で
ある。
【図11】図10における11−11線上での断面図であ
る。
【図12】1個の大きな主ルーメン及び1個の小さな第
2ルーメンを具えたカテーテルを示す図11と同様の断
面図である。
【図13】図11における13−13線上での断面図であ
る。
【図14】カテーテルチューブの剛性を確保するための
挿入具を示す拡大部分図である。
【図15】本発明カテーテルの他の多重ルーメン構造を
示す部分拡大縦断面図である。
【図16】本発明多重ルーメンカテーテルの他の例を示
す連結部の一部破断平面図である。
【図17】カテーテルの設置後切断すべきカテーテルチ
ューブ露出部分の部分平面図である。
【図18】同切断部に対するハブの結合過程を示す平面
図である。
【図19】同じく切断部に対するハブの結合過程を示す
平面図である。
【図20】図10のコネクタ部に関する分解斜視図であ
る。
【図21】図10のコネクタ部に関する断面図である。
【符号の説明】
30 カテーテルチューブ 30′カテーテルチューブ 30″カテーテルチューブ 52 カテーテルチューブ 54 カテーテルチューブ 56 カテーテルチューブ 62 カテーテルチューブ 106 カテーテルチューブ 108 カテーテルチューブ 35 スリットバルブ 35′スリットバルブ 36 ルーメン 36′ルーメン 36″ルーメン 60 ルーメン 62 ルーメン 92 ルーメン 38 平坦壁面 38′平坦壁面 40 平坦壁面 42 平坦壁面 40′平坦壁面 42′平坦壁面 40″平坦壁面 42″平坦壁面 66 平坦壁面 68 平坦壁面 70 平坦壁面 84 平坦壁面 88 平坦壁面 44 円弧隅角 44′円弧隅角 46 円弧隅角 46′円弧隅角 72 円弧隅角 74 円弧隅角 78 円弧隅角 80 円弧隅角 90 円弧隅角 48 円弧壁面 76 円弧壁面 86 円弧壁面 94 交差壁面 96 交差壁面 98 交差隅角 100 交差隅角 104 交差隅角 138 スリット 141 スリット 230 カテーテル 232 外被 255 内壁構造 234 スリットバルブ 236 連結部材 237 カテーテルチューブ 238 カテーテルチューブ 240 外側ハブ 241 プラグ 252 ルーメン 253 ルーメン 254 ルーメン 252 ′ルーメン 253 ′ルーメン 262 閉塞端壁 263 閉塞端壁 266 スリット 270 バルブリップ 274 カテーテルチューブ 276 カテーテルチューブ 298 縫合ウイング 306 挿入具 350 2重ルーメンカテーテル 374 ハブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレゴリー エヌ ノルトグレン アメリカ合衆国 ユタ州 84102 ウエ スト バリー チェリービュー ドライ ブ 4342 (72)発明者 ハービー ロバート モーアヘッド アメリカ合衆国 ユタ州 84121 ソル ト レイク シティー イースト 5865 サウス 1694 (56)参考文献 実開 昭61−65953(JP,U) 米国特許3957054(US,A)

Claims (33)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) エラストマー材よりなる外表面を有
    する細長本体と、 (b) 前記エラストマー材本体内に長手方向に亘って形成
    され、長手方向に延びる複数の内壁面を有するルーメン
    とを具え、 前記エラストマー材本体の長手方向軸線に直角な横断面
    において前記複数の内壁面のうちの1つが平坦部分を有
    し、前記平坦部分の両端部を、これら両端部間における
    該平坦部分のその他の部分より前記エラストマー材本体
    の外表面に近くなるよう配置することにより、前記平坦
    部分の径方向外側にあって該平坦部分と前記エラストマ
    ー材本体の外表面との間に、エラストマー材で一体成形
    したカテーテルチューブ外壁部分を画成したことを特徴
    とするカテーテルチューブ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記平坦部分と、該
    平坦部分に隣接する前記内壁面の内の1つとの間に長手
    方向に延びる隅角部を具え、該隅角部を、前記エラスト
    マー材本体の長手方向軸線に直角な横断面において、前
    記平坦部分および該隅角部に隣接する前記内壁面の内の
    1つの面より前記エラストマー材本体の外表面に近くな
    るよう配置したことを特徴とするカテーテルチューブ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記エラストマー材
    本体の前記横断面において前記隅角部を、前記の隣接す
    る2つの内壁面と正接的に連続する円弧隅角としたこと
    を特徴とするカテーテルチューブ。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記エラストマー材
    本体の前記横断面において前記隅角部を、前記の隣接す
    る2つの内壁面の各対応端と非正接的に連続する円弧隅
    角としたことを特徴とするカテーテルチューブ。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記エラストマー材
    本体の前記横断面において前記隅角部を、前記の隣接す
    る2つの内壁面のそれぞれに対して斜めに配した平坦な
    内壁部分により構成したことを特徴とするカテーテルチ
    ューブ。
  6. 【請求項6】 請求項2において、前記エラストマー材
    本体の前記横断面において、前記の隣接する2つの内壁
    面の前記隅角部に最も近い部分が実質的に平坦であるこ
    とを特徴とするカテーテルチューブ。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記エラストマー材
    本体の長手方向軸線に直角な横断面において、前記の隣
    接する2つの内壁面の内の一方が円弧からなり、前記円
    弧の両端部を該円弧のその他の部分より前記エラストマ
    ー材本体の外表面に近くなるよう配置することにより、
    前記円弧と、エラストマー材本体の外表面との間に、カ
    テーテルチューブ外壁部分を形成したことを特徴とする
    カテーテルチューブ。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記円弧の曲率半径
    を、前記エラストマー材本体の外表面の該円弧と対向す
    る部分の曲率半径より大きくしたことを特徴とするカテ
    ーテルチューブ。
  9. 【請求項9】 (a) エラストマー材よりなる外表面を有
    する細長本体と、 (b) 前記エラストマー材本体内に長手方向に亘って形成
    され、長手方向に延びる複数の内壁面を有するルーメン
    と、 (c) 前記複数の内壁面のうちの第一内壁面と前記エラス
    トマー材本体の外表面とに関連して設けられた、前記ル
    ーメンの閉塞を防止して前記ルーメンに前記エラストマ
    ー材本体の外表面と比べて負の圧力が加えられた場合に
    も、前記ルーメン中の液体の流れを可能にする、閉塞防
    止部とを具え、 前記閉塞防止部を、前記エラストマー材より一体的に形
    成されたカテーテルチューブの、前記第一内壁面の径方
    向外側にあって該第一内壁面と前記エラストマー材より
    なる細長本体の外表面との間に位置する外壁部分で構成
    し、 前記エラストマー材本体の長手方向軸線に直角な横断面
    において、前記第一内壁面と該第一内壁面の径方向外側
    に位置する前記エラストマー材本体の外表面との間の距
    離を、前記外表面に対して直角に測定したものを前記外
    壁部分の厚さとした時に、この厚さが外壁部分の中央部
    で最大となり、両端部で最小となるようにしたことを特
    徴とするカテーテルチューブ。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記エラストマー
    材本体の前記横断面において、前記第一内壁面を円弧と
    したことを特徴とするカテーテルチューブ。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記エラストマー
    材本体の前記横断面において、前記第一内壁面を平坦部
    分で構成したことを特徴とするカテーテルチューブ。
  12. 【請求項12】 (a) エラストマー材よりなる外表面を
    有する細長本体と、 (b) 前記エラストマー材本体内に長手方向に亘って形成
    され、前記エラストマー材本体の長手方向軸線に直角な
    横断面における形状がD字状であるルーメンとを具え、 前記ルーメンの前記横断面におけるD字形状が 弓状の内壁面と、 前記弓状内壁面に対向する、ほぼ平坦な内壁面とを含
    んでおり、 前記エラストマー材本体の前記横断面において、前記平
    坦内壁面の両端部を、該平坦内壁面のその他のいかなる
    部分よりも前記エラストマー材本体の外表面に近くなる
    よう配置することにより、前記第1内壁面より径方向外
    方にあって、前記ルーメンの前記平坦内壁面と前記エラ
    ストマー材本体の外表面との間に、エラストマー材より
    一体的に形成されたカテーテルチューブ外壁部分を画成
    したことを特徴とするカテーテルチューブ。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記エラストマ
    ー材本体の前記横断面において、前記隅角部を前記隣接
    する2つの内壁面と正接的に連続する円弧隅角としたこ
    とを特徴とするカテーテルチューブ。
  14. 【請求項14】 請求項12において、前記エラストマ
    ー材本体の前記横断面において、前記隅角部を前記隣接
    する2つの内壁面の各対応端と非正接的に連続する円弧
    隅角としたことを特徴とするカテーテルチューブ。
  15. 【請求項15】 請求項12において、前記エラストマ
    ー材本体の前記横断面において、前記隅角部を前記隣接
    する2つの内壁面のそれぞれに対して斜めに配した平坦
    な内壁部分で構成したことを特徴とするカテーテルチュ
    ーブ。
  16. 【請求項16】 請求項12において、前記エラストマ
    ー材本体の長手方向軸線に直角な横断面において、前記
    ルーメンの形状をほぼ四辺形としたことを特徴とするカ
    テーテルチューブ。
  17. 【請求項17】 請求項12において、前記エラストマ
    ー材本体の長手方向軸線に直角な横断面において、前記
    ルーメンの前記内壁面のうちの一面を前記エラストマー
    材本体の外表面に対向するよう配置することにより、前
    記ルーメンの内壁面のうちの前記一面と前記エラストマ
    ー材本体の外表面との間に位置する部分を前記カテーテ
    ルチューブの外壁部分として画定し、前記エラストマー
    材本体の前記横断面において、前記内壁面のうちの前記
    一面と前記外表面との間の距離を前記外表面に対して直
    角に測定したものを前記外壁部分の厚さとした時に、こ
    の厚さが外壁部分の中央部で最大となり、両端部で最小
    となるようにしたことを特徴とするカテーテルチュー
    ブ。
  18. 【請求項18】 請求項12において、前記エラストマ
    ー材本体の長手方向軸線に直角な横断面において、前記
    ルーメンをほぼ多角形にしたことを特徴とするカテーテ
    ルチューブ。
  19. 【請求項19】 請求項18において、前記エラストマ
    ー材本体の前記横断面において、前記多角形の隣接する
    二辺が円弧隅角部により滑らかに連結されていることを
    特徴とするカテーテルチューブ。
  20. 【請求項20】 請求項12において、前記ルーメンが
    前記隣接する2つの内壁面の間に長手方向に延びる隅角
    部を有し、前記エラストマー材本体の長手方向軸線に直
    角な横断面において、前記隅角部を、前記隣接する2内
    壁面の該隅角部に最も近い部分よりも前記エラストマー
    材本体の外表面に近くなるよう配置したことを特徴とす
    るカテーテルチューブ。
  21. 【請求項21】 (a) エラストマー材よりなる、円筒状
    の外表面を有する細長本体と、 (b) 前記エラストマー材本体内に長手方向に亘って形成
    され、前記エラストマー材本体の長手方向軸線に直角な
    横断面における形状が径方向に非対称であるルーメンと
    を具え、 前記ルーメンが 長手方向に延びる複数の内壁面と、 前記複数の内壁面のうちの第1内壁面の各端部と該端
    部に隣接する前記複数の内壁面のうちの一面との間で長
    手方向に延びる隅角部とを含んでおり、 前記エラストマー材本体の前記横断面において、前記各
    隅角部を、該隅角部間に位置する前記第1内壁面部分よ
    り前記エラストマー材本体の外表面に近くなるよう配置
    することにより、前記ルーメンの第1内壁面より径方向
    外方にあって該第1内壁面と前記エラストマー材本体の
    外表面との間に、前記エラストマー材により一体的に形
    成されたカテーテルチューブ外壁部分を画成し、前記エ
    ラストマー材本体の前記横断面において、前記第一内壁
    面とその径方向外側に位置する前記外表面との間の距離
    を該外表面に対して直角に測定したものを前記外壁部分
    の厚さとした時に、この厚さが外壁部分の中央部で最大
    となり、両端部で最小となるようにしたことを特徴とす
    るカテーテルチューブ。
  22. 【請求項22】 請求項21において、前記エラストマ
    ー材本体の前記横断面において、前記各隅角部を、前記
    第一内壁面とそれに隣接する前記複数の内壁面のうちの
    一面とに正接的に連続する円弧隅角としたことを特徴と
    するカテーテルチューブ。
  23. 【請求項23】 請求項21において、前記エラストマ
    ー材本体の前記横断面において、前記各隅角部を、前記
    第一内壁面の各対応端と前記第一内壁面に隣接する前記
    複数の内壁面のうちの一面の対応端とに非正接的に連続
    する円弧隅角としたことを特徴とするカテーテルチュー
    ブ。
  24. 【請求項24】 請求項21において、前記エラストマ
    ー材本体の前記横断面において、前記各隅角部を、前記
    第一内壁面とそれに隣接する前記複数の内壁面のうちの
    一面のそれぞれに対して斜めに配した平坦な内壁部分に
    より構成したことを特徴とするカテーテルチューブ。
  25. 【請求項25】 (a) エラストマー材よりなる外表面を
    有する細長本体と、 (b) 前記エラストマー材本体内に長手方向に亘って形成
    された、複数のルーメンとを具え、 前記複数のルーメンのうち、第1および第2ルーメン
    の、前記エラストマー材本体の長手方向軸線に直角な横
    断面における形状を径方向に非対称にし、 前記第1および第2ルーメンが、 長手方向に延びる複数の内壁面と、 前記複数の内壁面のうちの隣接する2つの内壁面間で
    長手方向に延びる隅角部とを含んでおり、 前記エラストマー材本体の前記横断面において、前記隅
    角部を、前記の隣接する2つの内壁面の該隅角部に最も
    近い部分よりも前記エラストマー材本体の外表面に近く
    なるよう配置したことを特徴とするカテーテルチュー
    ブ。
  26. 【請求項26】 請求項25において、前記エラストマ
    ー材本体の前記横断面において、前記第1および第1ル
    ーメンの形状がそれぞれD字状であり、前記横断面にお
    ける前記D字形状の湾曲部が該横断面の中心方向を向く
    ように前記第1および第2ルーメンを前記エラストマー
    材本体内に配置したことを特徴とするカテーテルチュー
    ブ。
  27. 【請求項27】 請求項25において、前記エラストマ
    ー材本体の前記横断面において、前記複数のルーメンの
    うちの1ルーメンの形状が多角形であり、前記多角形の
    1頂点を、前記複数のルーメンのうち別のルーメンに、
    該多角形のその他のどの部分よりも近くなるように配置
    したことを特徴とするカテーテルチューブ。
  28. 【請求項28】 (a) エラストマー材よりなる外表面を
    有する細長本体と、 (b) 前記エラストマー材本体内に長手方向に亘って形成
    され、前記エラストマー材本体の長手方向軸線に直角な
    横断面における形状がD字状であるルーメンとを具え、 前記D字形状が 弓状の内壁面と、 該弓状内壁面に対向する平坦な内壁面と、 前記平坦内壁面の一端とそれに隣接する内壁面との間
    に配された隅角部とを含んでおり、 前記エラストマー材本体の前記横断面における前記隅角
    部を、前記平坦内壁面および前記隣接内壁面の前記隅角
    部に最も近い部分より前記エラストマー材本体の外表面
    に近くなるよう配置したことを特徴とするカテーテルチ
    ューブ。
  29. 【請求項29】 請求項28において、前記隣接内壁面
    が前記弓状内壁面の一端であることを特徴とするカテー
    テルチューブ。
  30. 【請求項30】 請求項28において、前記隣接内壁面
    が、前記弓状内壁面の一端と正接的に連続する平坦な内
    壁面であることを特徴とするカテーテルチューブ。
  31. 【請求項31】 (a) エラストマー材よりなる外表面を
    有する細長本体と、 (b) 前記エラストマー材本体内に長手方向に亘って形成
    された第1および第2ルーメンとを具え、 前記エラストマー材本体の長手方向軸線に直角な横断面
    における前記第1および第2ルーメンのそれぞれの形状
    がD字状であり、前記横断面における前記D字形状の湾
    曲部が該横断面の中心方向を向くように前記第1および
    第2ルーメンを前記エラストマー材本体内に配置して前
    記エラストマー材本体の構造を強化し、負圧による前記
    第1および第2ルーメンの閉塞を防止するようにしたこ
    とを特徴とするカテーテルチューブ。
  32. 【請求項32】 (a) エラストマー材よりなる、円筒状
    の外表面を有する細長本体と、 (b) 前記エラストマー材本体内に長手方向に亘って形成
    された第1および第2ルーメンであって、前記エラスト
    マー材本体の長手方向軸線に直角な横断面における前記
    第1および第2ルーメンのそれぞれの形状が非円形であ
    り、かつ前記第1および第2ルーメンがそれぞれ、 長手方向に延びる隣接した第1および第2内壁面と、 前記第一および第二内壁面の間で長手方向に延びる隅
    角部とを含んでおり、 前記エラストマー材本体の前記横断面において、前記隅
    角部を、前記第1および第2内壁面の該隅角部に最も近
    い部分より前記エラストマー材本体の外表面に近くなる
    よう配置し、前記第1および第2ルーメンの第1内壁面
    同士を、それぞれの第2内壁面の間で隣接するように配
    設した第1および第2ルーメンと、 (c) 外部から加えられた圧力により前記エラストマー材
    本体が捻じれたり横方向に圧縮されたりした場合でも、
    前記第1および第2ルーメンの閉塞を防止して該ルーメ
    ン内の液体の流れを可能にするために、前記第1および
    第2ルーメンの第1内壁面に関連して設けられた安全手
    段とを具えることを特徴とするカテーテルチューブ。
  33. 【請求項33】 請求項32において、前記安全手段
    が、前記横断面において前記円筒状の外表面と前記第1
    および第2ルーメンの第1内壁面とに囲まれた前記エラ
    ストマー材本体の内側部分からなっており、 前記エラストマー材本体の前記横断面において、前記第
    1および第2ルーメンの第1内壁面間の距離を前記円筒
    状の外表面に対して同心的に測定したものを前記エラス
    トマー材本体の前記内側部分の厚さとした時に、この厚
    さが前記エラストマー材本体の前記横断面において、前
    記隅角部で最大となり、前記内側部分の径方向中央部で
    最小となるようにしたことを特徴とするカテーテルチュ
    ーブ。
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