JPH1080491A - 改良された流れ特性を有する動脈カテーテルとカテーテル/針アセンブリ及びその使用方法 - Google Patents
改良された流れ特性を有する動脈カテーテルとカテーテル/針アセンブリ及びその使用方法Info
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- JPH1080491A JPH1080491A JP9221476A JP22147697A JPH1080491A JP H1080491 A JPH1080491 A JP H1080491A JP 9221476 A JP9221476 A JP 9221476A JP 22147697 A JP22147697 A JP 22147697A JP H1080491 A JPH1080491 A JP H1080491A
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Abstract
置した後に血管への外傷を実質的に減ずるように軟らか
くなり、曲げ及び吸引による閉塞に抗することができる
動脈カテーテルの提供。 【解決手段】 動脈カテーテル11は、内面と外径とを
有する側壁を有する細長いチューブ12を含んでいる。
カテーテル11は、基端と、先端部分を有する開口した
末端と、内径を有する中空の孔と、を有している。カテ
ーテルの基端には、前記中空孔と流体連通しているハブ
26が取り付けられている。中空孔の内面は、基端から
末端へと長手方向に配設された複数の内方突出部28を
有している。カテーテルの先端部分は、側壁から前記孔
内へと貫通した少なくとも1つの孔30を有している。
カテーテルの側壁の外径は、孔から開口した末端に向か
って末端方向にテーパーがつけられており、前記孔の内
面上の前記内方突出部は、先端部分において実質的に減
径されている。
Description
に関し、より特定すると、流体通路の開通性を維持する
ための構造を備えたオーバー・ザ・ニードル・動脈カテ
ーテルに関する。
の吸引又は追加を可能にするために患者の血管内に挿入
される可撓性の小径の管である。典型的には、医者は、
配置するための目標の血管を探し求めてカテーテルを位
置決めし、次いで、導入器針で患者の皮膚及び血管を穿
刺し、この針を使用してカテーテルを血管内に導入し、
次いで、針を抜き取ってカテーテルを血管内に残す。カ
テーテルは、導入器針の孔を介して又は導入器針の外周
に沿って血管内に挿入することができる。本明細書にお
いては、針の外周に沿って挿入されるカテーテルが記載
されている。更に、本明細書においては、便宜上、医者
に最も近い装置の部分を示すために“基端”という用語
を使用し、患者に最も近いすなわち医者から最も遠い装
置の部分に対して“末端”という用語を使用する。
一般的には、殺菌されて使用可能状態とされたユニット
パッケージ内の導入器針上に既に取り付けられた状態で
供給される。最も簡素な形態においては、オーバー・ザ
・ニードル・カテーテルは、一般的には、別の管内に摺
動自在に嵌合された1つの管と似ており、可撓性のカテ
ーテルは、カテーテルの孔内に摺動自在に嵌合された鋭
い斜角形状の先端を有する導入器針の最も外側に位置せ
しめられ、尖った導入器針の先端がカテーテルのゆるや
かに傾斜がつけられた末端を越えて突出している。これ
らのオーバー・ザ・ニードル・カテーテルの配置に際し
て、針は、カテーテルが外周に取り付けられた状態で、
先端の斜角面をほぼ上にして、目標の血管と長手方向に
整合された状態で医者によって保持され、次いで、血管
内に挿入される。
にも配置される。目標の血管が静脈であるとき、針は、
浅い角度で患者の皮膚から血管内に挿入される。医者
は、次いで、少量の血液を中空の針の孔の中を患者の血
圧によって押されて流れさせて、少量の血液が針の後方
にて観察することができるようにすることにより、針が
血管内に正しく位置決めされたことを判断することが多
い。目標の血管内への針の正しい配置を指示するために
患者の血液を使用するこの方法は、“流入又は逆流(f
lashingまたはflashback)”と称され
る。この流入過程は、カテーテルが血管内へ正しく挿入
されたことを確認するという目的を有する。正しい配置
が確認されると、医者は、針とカテーテルの末端の上か
ら血管を指で押さえて血液が更に流れるのを塞ぎ、針を
引き抜き、流体処理装置をカテーテルハブに取り付け
る。
患者の組織内のより深い位置にあるので、医者は、一般
に、静脈内への配置に対する通常のやり方よりも急勾配
の角度で針を挿入する。医者は、針の先端が目標の血管
内にあることを確認するために血液の流入を利用する。
カテーテルは血管内へ進められ、一方、針は抜き取られ
る。カテーテルハブ内への第2の流入の存在は、カテー
テルが血管内にあることを示す。カテーテルと針とが静
脈ではなく所望の動脈内に配置されたことを確認するた
めに、血液サンプルが分析される場合が多い。血液サン
プルを得るためには、いくつかの操作ステップが必要と
されるかもしれない。別の方法として、医者は、動脈内
の血液の脈動による血液の流れ特性が存在することを確
認するために、十分な量の患者の血液を排出させるかも
しれない。
反する物理的特性要件を有する。カテーテルを動脈内に
配置するための助けとするためには、高レベルの堅牢さ
が望ましい。しかしながら、動脈カテーテルは、静脈カ
テーテルの配置角度と比較して配置角度が比較的大きい
ので、堅牢なカテーテルは、一度配置されると穿刺部位
と反対側の動脈の内壁に損傷を生じ易い。動脈カテーテ
ルが人にやさしい軟らかい材料によって作られている場
合には、患者の血管に損傷をより生じにくい。軟らかい
カテーテルが血液サンプルの抜き取り又は圧力センサの
ために使用される場合には、人にやさしい軟らかい材料
は、サンプルを抜き取るために吸引が適用されるために
は先端が潰れるかもしれないし、又は血管又は患者の皮
膚において曲がる場合には、閉塞されるかもしれない。
より、ほとんどの市販されている動脈カテーテルは、ポ
リテトラフルオロエチレン(PTFE)によって作られ
且つ幾分堅牢である。酸素チューブ及びある種のタイプ
のカテーテルのために医療技術において使用されるよじ
れに抵抗するチューブもある。いくつかの市販されてい
る酸素チューブセットには、チューブの孔内に長手方向
に延びている隆起部が形成され、この隆起部は、チュー
ブが曲げられるかよじられるときに互いに干渉して孔を
貫通する流路を維持することを意図している。
組織内に挿入されるようになされたねじり力制御カテー
テルを開示している。このカテーテルは、より堅牢な核
(コア)又は小裂片の多い(multilobal)断
面を有する内側のチューブの外周に同時押し出し加工さ
れた軟らかい外側シースによって形成されている本体を
有している。ここに開示されたチューブの外側部分は、
チューブの外周に沿って隔置された位置において外方に
突出している複数の長手方向に延びているリブを形成し
ている。この特許は、よじれ及び流路の閉塞に対して何
も言及しておらず、むしろ血管造影及び血管形成過程の
ための所望のよじれ制御特性の達成を教示している。
る別の特許としては、米国特許第4,840,623号
がある。この特許は、スプラインが切られた内側壁を有
する医療用カテーテルを開示している。この特許は、血
管形成過程に対して有用な長いカテーテルを提供するた
めの同時押し出し(coextrusion)としてス
プラインが設けられた壁を形成することができることを
教示している。この特許は、孔の閉塞に関するものでは
ない。
し、配置した後に血管への外傷を実質的に減ずるように
軟らかくなり、曲げ及び吸引による閉塞に抗することが
できる動脈カテーテルが入手できていたならば、動脈カ
テーテル導入技術は更に発達していたであろう。
な動脈カテーテルを提供することを目的とする。
は、内側面と外径とを備えた側壁を有する細長いチュー
ブを含んでいる。このカテーテルは、基端と、先端部分
を有する開口した末端と、内径を有する中空の孔と、を
有する。カテーテルの基端には、中空の孔と流体連通し
ているハブが取り付けられている。中空の孔の内側面
は、基端から末端へと長手方向に配設された複数の内方
突出部を有している。先端部分は、側壁を貫通して孔内
へと延びている少なくとも1つの孔を有している。カテ
ーテルの側壁の外径は、孔から開口した末端へと末端方
向に傾斜が付けられており、孔の内側面の内方突出部は
先端部分において実質的に減少している。
突出部は、カテーテルが曲げられたときに、孔の閉塞の
可能性を実質的に減じる。なぜならば、カテーテルが曲
がることによって孔がつぶれると、内方突出部が相互に
干渉して流体の流路を維持するからである。更に、先端
が閉塞される場合には、側壁を貫通した少なくとも1つ
の孔により、孔に入る流体の流路が提供される。オーバ
ー・ザ・ニードル・カテーテルは、一般的には、均一な
断面を有する押し出しチューブによって作られる。押し
出しチューブは望ましい長さに切断され、オーバー・ザ
・ニードル・カテーテルの末端は、一般的に、カテーテ
ルチューブが血管内へ入るのを容易にするためにテーパ
ー状に作られている。カテーテルが軟らかい材料によっ
て作られている場合には、先端の薄い部分は、吸引また
は曲げによって潰れて流体の流れを阻止する傾向があ
る。針によって潰れるかまたは孔が塞がるのを避けるた
めに、多くの最近の動脈カテーテルは、実質的に、堅牢
なチューブによって作られる。本発明においては、テー
パーが付けられた先端を形成することによって、孔の開
口を維持する内方突出部を実質的に減少しているけれど
も、本発明の側壁内の少なくとも1つの孔が流体流路の
開通性を維持する。従って、本発明のカテーテルは、軟
らかい材料を使用することによって、より堅牢な材料に
よって作られたカテーテルにおいて見られる貫入部位と
反対側の血管壁に損傷を生じることに伴う問題が実質的
に排除される。
実施形態によって満足させることができるけれども、本
明細書においては、本開示は、本発明の原理の例示と考
えられるべきものであり且つ本発明を図示した実施形態
に限定するものと考えるべきでないという理解の下に、
本発明の好ましい実施形態を図示し且つ詳細に説明す
る。本発明の範囲は、特許請求の範囲及びそれらの等価
物によって判断されるべきものである。
本発明の動脈カテーテルアセンブリ10は、内側面16
と外径“D”を有する側壁14とを備えた細長いチュー
ブ12を有する動脈カテーテル11を含んでいる。動脈
カテーテル11は、基端18と、先端部分22を有する
開口した末端20と、内径“n”を有する中空の孔24
とを有する。動脈カテーテル11は、中空の孔24と流
体連通している基端18に取り付けられたハブ26を有
している。動脈カテーテル11の中空孔の内側面16
は、基端18から末端20へと長手方向に配設された複
数の内方突出部28を有している。図1の1bに示され
ているように、先端部分22は、孔24内へと側壁14
を貫通している少なくとも1つの孔30を有し且つ隣接
している孔30から開口した末端20まで末端方向に外
径“D”の側壁上のテーパー部32をも有している。テ
ーパー部32は、カテーテル11が患者の血管内へ入る
のを容易にする。孔24内の内方突出部28は、先端部
分22において内面16上で減少されている。
38と、貫通通路40と、を有する細長い導入器針34
をも含んでいる。導入器針34は、動脈カテーテル11
のハブ26内に解除自在に嵌合する大きさとされている
基端36に取り付けられたハブ42と、針34の末端3
8上の尖った先端44と、を有する。針34は、導入器
針34がカテーテル11の孔24内に配置され、針ハブ
42がカテーテルハブ26内に位置決めされたときに、
針34の尖った先端44がカテーテル11の先端部分2
2を越えて延びるように十分な長さを有する。
6に解除自在に嵌合し且つ突出している針先端40と共
に動脈カテーテル11を保護するシールド46が設けら
れている。アセンブリ10は、また、針ハブ42に解除
自在に嵌合し且つ針ハブ42内へ血液が流れ込んで針及
びハブから空気を押し出すのを許容する多孔質のプラグ
48をも含んでいる。図2に示すように、アセンブリ1
0は、シールド46及び多孔質のプラグ48と組み立て
られ且つパッケージ49(想像線で示す)内に密封され
て供給されるのが好ましい。パッケージ49は、微生物
を通さない材料によって作られるのが好ましい。アセン
ブリ10が入れられたパッケージ49は、微生物を生存
不能とさせるのに十分な状態にさらされるのが好まし
く、こうして、アセンブリ10は、パッケージ49が開
かれない限り殺菌状態であると考えられる。
脈カテーテル11は、カテーテルの中空の孔24の内面
に規則的な間隔で配置されている長手方向の内方突出部
28を有している。カテーテル11が撓ませられるか又
は曲げられるとき、内側突出部28は、十分な大きさ、
好ましくは、内面16から内方に約0.05mm以上延
びているのが好ましく且つ相互に係合して孔24を通る
流体の流路を維持する形状とされるのが好ましい。好ま
しくは、内方突出部28の少なくとも1つは、X線によ
ってカテーテルを特定する能力を医者に提供するために
放射線不透過性の材料29を含む。硫酸バリウム等のよ
うな放射線不透過性の材料が適当な放射線不透過性材料
である。動脈カテーテル11は、ポリビニルクロライ
ド、ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ
ウレタン等のポリマー材料によって作ることができる。
好ましくは、動脈カテーテルは、生理学的状態(37°
/水性生理食塩水又は血液)にさらされたときに軟化す
る親水性ポリウレタンを押し出し加工して作られる。よ
り好ましい動脈カテーテル11は、親水性ポリウレタン
と同時押し出し(co−extruded)される可撓
性のポリエステルのマトリックス内に放射線不透過性の
材料を組み込んで、1つの突出部28がポリウレタン内
に封入された実質的に放射線不透過性のポリエステルの
少なくとも1つのストライプ29を含むようにする。よ
り好ましい同時押し出し加工は、寸法的な安定性を維持
し且つポリエステルによって強化され、生理学的状態に
露出されることによって軟化するカテーテルを提供す
る。
み入れられる場合には、カテーテルにいくつかの利点が
提供される。最も一般的な放射線不透過性材料が熱可塑
性マトリックス内に組み込まれた場合には、熱可塑性材
料を光の透過に対して実質的に不透過性にさせもする。
好ましい放射線不透過性材料を、不連続なストライプ2
9として提供することによって、突出部28同士の間の
細長い空間31がポリウレタンの光学的特性を維持し、
材料のX線像の濃度が、カテーテル全体にわたって均一
に分散された等価量の放射線不透過性材料によって、提
供されるX線像の濃度よりも高められる。好ましくは、
カテーテルのために選択される親水性のポリウレタン
は、ほぼ透明か少なくとも半透明であって、カテーテル
内の血液又はその他の流体の存在をカテーテルの側壁1
4を介して医者が視認することができる。
/針・アセンブリ10が動脈50内に配置された状態を
示している。アセンブリ10は、静脈内カテーテルに対
して使用される角度よりも深い角度で患者の皮膚に導入
される。すなわち、静脈穿刺が約15度〜約40度であ
るのに対して、動脈穿刺は約65度〜約80度である。
医者は、アセンブリ10を動脈50に対して長手方向に
整合し且つ末端の針先端36を動脈54が穿刺されるま
で患者の組織52を介して進入させる。動脈からの血液
は、針の通路40に入り且つ針のハブ42において見る
ことができる。図7に示すように、医者は、アセンブリ
10を、カテーテルの側壁の孔30が動脈に入るまで動
脈内へと進入させる。好ましい動脈カテーテル11は、
突出部28同士間の長手方向の空間31を有し且つ透明
又は少なくとも半透明の材料によって作られる。従っ
て、孔30が動脈壁54を貫通するとすぐに、血液が針
とカテーテルの内側壁16との間の空間31に入り且つ
カテーテルの側壁14を介して見ることができる。カテ
ーテルと針との間の血液を視認化する能力は、カテーテ
ルの適正な配置の指示を医者に提供する。医者は、次い
で、針を抜き取り且つ計画された方法を続ける。
い材料によって作られた動脈カテーテルにおいて起こる
かもしれない問題を示している。図8は、堅牢な動脈カ
テーテル10が如何にして穿刺部位と反対側の動脈壁に
外傷を生じるかを示している。動脈壁に対する外傷は、
動脈に、動脈炎又はその他の状態を引き起こすかもしれ
ない。図9は、軟らかい材料によって作られた動脈カテ
ーテル114の先端112が、如何にして吸引によって
潰れ、又は、動脈壁54に向けて押し潰されることによ
って、閉塞されるかを示している。カテーテル内への流
体流路が塞がれると、サンプルの抜き取り又はカテーテ
ル内に位置決めされたトランスデューサとの流体連通が
妨げられるかもしれない。
示している。好ましいカテーテル11は、生理学的な状
態にさらされると軟化する親水性のポリウレタンによっ
て作られているので、先端22は、動脈の壁54に対し
て押し潰され又は吸引により閉塞されるかもしれない。
先端22が閉塞されると、流れを示す矢印によって示さ
れているように、流路が、カテーテルの側壁内の孔30
を介して孔24内へと依然として維持されることができ
る。
ある好ましいカテーテル11を示している。好ましい動
脈カテーテルは、生理学的状態にさらされると軟化する
ので、このカテーテルは、容易に曲がって、動脈壁に合
致し且つ患者の皮膚表面に固定される。カテーテル11
が曲がったとき、孔24を通る流体の流れは、突出部2
8同士が接触することにより実質的に維持される。
側壁14を通る3つの孔30を示している。先端の側壁
内に複数の孔を有することによって提供される利点とし
ては、開口した端部の孔を介して得られる流速よりも高
いカテーテルを介する流速が提供されることである。な
ぜならば、テーパー加工により先端の直径が小さくされ
るので、孔の全体の面積が先端の開口端部の面積よりも
大きいからである。更に、先端が部分的に又は完全に閉
塞される場合にも、流路が依然として得られる。好まし
い複数の孔はまた、カテーテルを介して追加される如何
なる薬剤のより分散された流れをも提供する。この分散
した流れは、血管の側壁上に対するいくつかの有毒な又
は高い濃度の作用の効果を減じることができる。好まし
くは、孔30の各々は、カテーテルの末端から異なる距
離x,y,zの位置にある。距離x,y,zは、好まし
くは、カテーテルの外径“D”の約2.8倍〜約3.6
倍である。この好ましいx,y,zは、全ての孔が末端
20から同じ距離にある場合に起こる先端部分22にお
けるカテーテルの側壁14が弱くなることを実質的に少
なくする。本発明の動脈カテーテルの先端部分のテーパ
ー部32は、外径“D”の約3倍の距離だけ延びている
のが好ましい。先端部分22のテーパー部32は、カテ
ーテルの孔24内に位置決めされたマンドレルを備えた
熱的に軟化するカテーテルの側壁14によって作られる
のが好ましい。先端部分は、次いで、テーパー部32を
形成するために、突き固め(tampering)ダイ
及びトリミング・ダイ内へと進められる。側壁は、次い
で、冷却されるのが好ましく、孔30が所望の位置にマ
ンドレルに対して側壁14内に形成される。突き固め及
びトリミング動作は、実質的に、カテーテルの側壁の内
側面16上の内側突出部28を小さくする。
ブのために使用される標準的なゲージサイズに対応する
公称外径を示している。動脈カテーテルのために使用さ
れる最も一般的なカテーテルの大きさは、約5センチメ
ートルの長さを有する18ゲージ〜22ゲージのもので
ある。これらのカテーテルは、20ゲージ〜24ゲージ
の針の外周に嵌合された状態で供給される。本発明のア
センブリ10のための好ましい形状は、22ゲージの導
入器針34の外周に供給された20ゲージの動脈カテー
テル11である。
ましくは、雄型ルアー嵌合部材を受け入れるように嵌合
される。カテーテルハブ26は更に、針ハブ42の外側
の部分27をその中に嵌合させるような大きさ及び形状
とされている。針34は、動脈カテーテル11内に嵌挿
されてアセンブリ10を形成する。カテーテルハブ26
及び針ハブ42は、好ましくは、ほぼ透明か又は少なく
とも半透明の熱可塑性材料によって作られて、流体と間
に血液の存在がハブ内で視認できるようになっている。
ポリカーボネート、ポリアミド及びポリプロピレンのよ
うな熱可塑性の材料は、ハブ26及び針ハブ42を形成
するのに適している。実質的に触媒及び添加物に影響さ
れず且つ押し出し形成可能な親水性のポリウレタンは、
本発明の動脈カテーテル11のためのチューブを形成す
るのに適している。米国、ニュージャージ州、フランク
リンレイクにあるベクトン・ディッキンソン・アンド・
カンパニーによって登録商標ビアロン(Vialon)
の名前で販売されているポリテトラメチレン、エーテル
グリコールを組み入れた親水性のポリウレタンは、本発
明の動脈カテーテルのためのチューブを形成する親水性
のポリウレタンとして好ましい。
ルをポリテトラフルオロエチレン(PTFE)及び好ま
しい親水性のポリウレタンによって作った。これらのチ
ューブの試験部分を大気雰囲気及び生理学的条件(37
°/水性生理食塩水又は血液)で比較できる物理学的な
試験をした。これらの比較物理学的試験の結果が表2及
び3に示されている。
とPTFEとの引っ張り強度は類似しており、試験条件
によって実質的に変化しないことがわかる。5%モジュ
ラス(modulus)、コンプライアビリティ(co
mpiability)の指示値は、大気雰囲気におい
て及び生理学的条件にさらされる前は、好ましい親水性
のポリウレタンとPTFEとに対して幾分類似してい
る。大気圧条件下での5%モジュラスに対する幾分類似
した値は、好ましい動脈カテーテルが、医者によって最
初に配置される際に、PTFE動脈カテーテルと比較的
類似している機能を有することを示す。この結果は、親
水性ポリウレタンによって作られた好ましいチューブ
は、生理学的条件にさらされた後に著しく低い5%モジ
ュラスを有し且つ生理学的条件に4時間さらされること
によって更に低下し、一方、PTFEは、実質的に変化
せず且つしなやかではない。従って、本発明の好ましい
動脈カテーテルは、一般的なPTFE動脈カテーテルよ
りも長い配置期間に亙って血管壁に外傷を生じにくい。
ポリウレタンの曲げ応力はPTFEよりも元来幾分低く
且つ生理学的状態にさらされることによって実質的に減
少する一方、PTFEの曲げ応力は、生理学的状態にさ
らされることによって実質的に変化しないことを示して
いる。更に、これらの結果は、本発明の動脈カテーテル
が患者の血管に外傷を生じ難いことを示唆している。し
かしながら、本発明の動脈カテーテルは、かなり曲げ易
く且つ特に生理学的状態にさらされた後により軟らかく
なり、本発明による孔30と内側突出部28とがなかっ
た場合には、このような軟らかい材料によって作られた
動脈カテーテルの孔は、曲げるか又は患者の血管の内壁
に先端が接触することによって、容易に閉塞されるであ
ろう。
い断面形状を示している。図4に示すように、動脈カテ
ーテル11は、6個の内方突出部28を有し、各突出部
は、矩形であり且つほぼ円形の放射線不透過性のストラ
イプ29を有している。突出部28の正しい断面形状並
びに放射線不透過性のストライプ29の数及び断面形状
は、特定の製造及び方法の要件によって課される要件に
適合するように変更することができる。従って、突出部
28及び放射線不透過性のストライプ29のその他の断
面形状及び数は、本発明の範囲に含まれる。図14及び
図15を参照すると、本発明の動脈カテーテルの断面形
状の別の実施形態が示されている。これらの実施形態に
おいては、動脈カテーテルの構造は、図1〜7及び図1
0〜13の動脈カテーテルとほぼ類似している。従っ
て、ほぼ同様の機能を果たすほぼ同様の構成要素は、図
14及び15におけるこれらの要素を各々特定するため
に添字“a”及び“b”が使用されている以外は、図1
〜6の実施形態における構成要素と同じ符号が付されて
いる。
aは、内側面16aを有する側壁14aを備えた細長い
チューブ12aを有している。動脈カテーテル11a
は、基端18aから末端20a及び内側面16aを備え
た貫通する中空の孔24aとを有している。面16a
は、基端18aから末端20aまで長手方向に配設され
た複数の内方突出部28aを有している。突出部28a
同士の間には空間31aが設けられている。この実施形
態においては、突出部28aは、より狭い基部60を有
しており、この基部において突出部28aは内側面16
aと結合している。更に、放射線不透過性のストライプ
29aは、ほぼ三角形の断面を有している。
bは、内側面16bを有する側壁14bを備えた細長い
チューブ12bを有している。動脈カテーテル11b
は、基端18bと、末端20bと、内面16bを備えた
中空の貫通孔24bと、を有する。面16bは、基端1
8bから末端20bまで長手方向に配設された複数の内
方突出部28bを有している。この実施形態において
は、内方突出部28bはより丸味を帯びた形状を有し、
放射線不透過性のストライプ29bの数は突出部28b
に対応していない。空間31bが放射線不透過性のスト
ライプ29b同士の間に見られる。
ては、図1〜7及び10〜13の実施形態と同様に、カ
テーテルが曲げられるときに、内側突出部は、好ましく
は、約0.05mm以上内面から内方に延びるように十
分な大きさであり且つ相互に係合し且つ孔を通る流体の
流れを維持するような形状とされている。
めには、アセンブリ10は、注射器70を含んでもよ
い。医者は、動脈血液の存在を確認するために注射器チ
ャンバを使用し、針ハブ42に取り付けられた注射器7
0によってアセンブリ10を挿入するのを好むかもしれ
ない。医者は、次いで、針が取り付けられたまま注射器
70を取り外し、次いで、カテーテルハブに、三方向弁
又はPRNタイプの装置を取り付けることができる。
られた内方突出部が存在することにより、カテーテルが
曲げられたときに、孔が塞がる可能性が実質的に減じら
れる。なぜならば、曲げられることによって孔がつぶれ
るときに、内方突出部が相互に干渉して流体の流路を維
持するからである。更に、側壁を通る少なくとも1つの
孔が、先端が閉塞された場合に流体が孔に入る通路を提
供する。従来の動脈カテーテルは、先端部分が吸引又は
曲げによってつぶれて流体の流れを実質的に阻止するの
で、一般に、軟らかい材料によって作られていない。本
発明においては、テーパーがつけられた先端を形成する
ことによって、孔を開放状態に保つ内方突出部を実質的
に減らす一方で、本発明の側壁内の孔が流体の流れを維
持する。従って、本発明のカテーテルは、軟らかい材料
によって作ることができる。本発明のカテーテルは、こ
のようにして、より堅牢な材料によって作られたカテー
テルにおいて見られる穿刺部位と反対側の血管への損傷
に伴う問題点を実質的に排除し且つ動脈カテーテルの技
術に利点を提供する。
分解斜視図である。1bは、1aの動脈カテーテルの先
端部分の拡大図である。
テルアセンブリの斜視図である。
である。
面図である。
面図である。
した状態を示す部分縦断面図である。
を血管内へ更に挿入した状態を示す、部分縦断面図であ
る。
内へ配置した状態を示す部分縦断面図である。
へ配置した状態を示す部分縦断面図である。
状態を示す部分縦断面図である。
状態を示す部分縦断面図である。
状態を示す側面図である。
側面図である。
横断面図である。
断面図である。
動脈カテーテルアセンブリの斜視図である。
ーテル、12 チューブ、 24 孔、 26 カ
テーテルのハブ、28 内方突出部、 29 放射線
不透過性のストライプ、30 孔、 32 テーパー
部、 34 針、 38 針の末端、40 針の通
路、 42 針ハブ、 48 プラグ
Claims (10)
- 【請求項1】 内面と外径とを有する側壁と、先端部分
を有する開口した末端と、内面を有する中空の貫通孔
と、を有する細長い該チューブと、 前記中空の孔と流体連通している前記基端に取り付けら
れたハブと、を含み、 前記中空の孔の前記内面は、前記基端から前記末端まで
長手方向に配設された複数の内方突出部を有し、 前記先端部分は、前記側壁を通り前記中空の孔内へつな
がった少なくとも1つの孔を有し、且つ同少なくとも1
つの孔から前記開口した末端まで末端方向に向けて前記
側壁の外径部に設けられたテーパー部を含み、前記中空
の孔内の前記内方突出部は、前記テーパー部の内面上で
実質的に少なくなっている、動脈カテーテル。 - 【請求項2】 請求項1に記載の動脈カテーテルであっ
て、 前記先端部分が、前記側壁の周りに約120度間隔で配
設された3つの孔を含む、動脈カテーテル。 - 【請求項3】 請求項2に記載の動脈カテーテルであっ
て、 前記孔の各々から前記開口した末端までの距離が、前記
内径の約2.8〜約3.6倍である、動脈カテーテル。 - 【請求項4】 請求項3に記載の動脈カテーテルであっ
て、 前記孔の各々から前記開口した末端までの距離の各々が
相互に等しくない、動脈カテーテル。 - 【請求項5】 請求項3に記載の動脈カテーテルであっ
て、 前記孔の各々の直径が、前記中空の孔の直径の約60%
〜約70%である、動脈カテーテル。 - 【請求項6】 請求項1に記載の動脈カテーテルであっ
て、 前記内方突出部の少なくとも1つが放射線不透過性材料
を含む、動脈カテーテル。 - 【請求項7】 請求項1に記載の動脈カテーテルであっ
て、 前記放射線不透過性材料が熱可塑性ポリエステル内に組
み込まれている、動脈カテーテル。 - 【請求項8】 請求項7に記載の動脈カテーテルであっ
て、 前記側壁が、前記内方突出部の各々の間に長手方向の空
間を含み、同長手方向空間の少なくとも1つが少なくと
も半透明である、動脈カテーテル。 - 【請求項9】 請求項1に記載の動脈カテーテルであっ
て、 前記チューブが、親水性の熱可塑性ポリウレタンを含む
材料を押し出し加工することによって形成され、同ポリ
ウレタンは、生理学的状態にさらされた後に、大気雰囲
気下での5%モジュラスよりも小さい5%モジュラスを
有する、動脈カテーテル。 - 【請求項10】 請求項9に記載の動脈カテーテルであ
って、 前記熱可塑性ポリウレタンが、押し出し加工され、放射
線不透過性材料を含む熱可塑性ポリエステルが放射線不
透過性の長手方向ストライプを形成するように内部に組
み込まれている、動脈カテーテル。
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