JP2571259Y2 - インク容器 - Google Patents

インク容器

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JP2571259Y2
JP2571259Y2 JP1989021081U JP2108189U JP2571259Y2 JP 2571259 Y2 JP2571259 Y2 JP 2571259Y2 JP 1989021081 U JP1989021081 U JP 1989021081U JP 2108189 U JP2108189 U JP 2108189U JP 2571259 Y2 JP2571259 Y2 JP 2571259Y2
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JP
Japan
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ink container
ink
rib
container
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JP1989021081U
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Inventor
勝郎 本江
文夫 蒲生
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理想科学工業 株式会社
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、容器内に収納されたインクの種別判別に
好適なインク容器に関する。
《従来技術とその問題点》 印刷装置等において使用されるインクは、例えば本出
願人が先に提案した例では、インク容器→ポンプ→ディ
ストリビュータ→インク溜め→ドクタローラとスキージ
ローラとの隙間→スキージローラ外周→ドラムメッシュ
→ドラムスクリーン→原紙→被印刷紙、という経路で伝
達されると共に、インクを収納したインク容器は、印刷
装置本体と着脱自在とされており、インク切れが生じた
場合には新しい容器と自由に交換できるようなされてい
る(特願昭60-267003号参照)。
ところで、この場合、インクは上記の如き経路で伝達
されるので、インク切れが生じて新しいインク容器と交
換されても印刷装置本体のインク経路にはそれまで使用
されていたインクが残っている。従って、インク容器の
補充に際してその選択を誤り、もしそれまで使用してい
たインクと異なる色のインクを収納したインク容器が装
着された場合、両インクが混色し、所望の色で印刷でき
ないという問題点もあった。
《考案の目的》 この考案は、上記問題点に鑑み、インク容器の補充に
際してその選択を誤ることなく所望の色で印刷すること
のできるインク容器を提供することを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は、前記インク容
器内に収納されたインクの種別に応じて外部機器により
インクの種別が判別できるように前記インク容器の表面
に前記インク容器のインク容器収納方向に平行な軸線に
沿って延在する凸状のリブを形成し、該リブは前記イン
ク容器の周方向の幅よりも前記軸線に沿った寸法が長く
形成されていることを特徴とする。
《実施例の説明》 次に本考案の好適な実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本実施例に係わるインク容器が印刷装置に装
着される場合の概略斜視図で、合成樹脂等よりなるイン
ク容器1の表面には、その軸線方向に沿って表示部を構
成する3本のリブ2が設けられていると共に、先端部に
はインク容器本体5と一体的にインクの取出口3が設け
られている。
なお、表示部を構成する上記リブ2は、インク容器1
内に収納されるインクの種類,色毎に、あらかじめ定め
られたコード情報に基づき設けられるもので、インクの
種類等に応じて適宜の本数や長さでインク容器1の表面
に設けられる。
一方、11は図示しない印刷装置本体に設けられたイン
ク容器収納部で、インク容器1がその軸線方向に沿って
インク容器収納部11内に挿入されることによって、印刷
装置側に接続されるよう構成されている。なお、この例
では、インク容器1がインク容器収納部11内に挿入され
ることによってインク容器1の先端部に設けられた取出
口3と印刷装置本体に設けられたインク吸引ポンプ(図
示せず)とが接続され、これによってインク容器1と印
刷装置2の接続が図られるよう構成されている。
また、インク容器収納部11の外周側には、その軸線方
向に沿って凸状のリブ収納部13が設けられ、インク容器
1がインク容器収納部11内に挿入された場合、3本のリ
ブ2は、このリブ収納部13内に収納されるよう構成され
ている。
また、このリブ収納部13内の中央付近天井には、リブ
2がリブ収納部13内に位置したとき、リブ2の本数や長
さを検出する光電式等のリブ検出センサ12が取付けられ
ており、インク容器1がインク容器収納部11内に収納さ
れる場合、後述する如くリブ収納部13内に収納されるリ
ブ2の本数,長さ等を検出することにより、インク容器
の種別を判別し、これにより内部に収納されているイン
クの種別を判別できるよう構成されている。
本実施例に係わるインク容器1は、上記の如く構成さ
れているが、次にこのインク容器1が印刷装置本体に接
続されるに際し、印刷装置側において所望のインク容器
1が接続されたか否かが判別される場合の動作を説明す
る。
ところで、既に述べたように、インク容器1の表面に
はその中に収納されるインクの種類と対応して、予め定
められたコード情報としてのリブ2が設けられており、
新しいインク容器1がインク容器収納部11内に挿入され
ると、リブ検出センサ12はこのリブ2の本数,長さ等を
検出するとともに、これにより印刷装置側はインク容器
1内のインクの種別を判別する。
一方、印刷装置側には、それまで使用されていたイン
クの種別情報がそのインクの収納されていたインク容器
のリブ情報として記憶されている。
従って、新しくインク容器が装着されると、そのリブ
情報を検出するとともに、このリブ情報とそれまで使用
していたインクのリブ情報とが照合され、両者のリブ情
報が異なる場合、所望のインク容器装着禁止警報が発せ
られるよう構成されている。
こうして、この実施例では、インク容器の選択を誤る
ことなく、所望のシンクの色で印刷できることになる。
なお、本出願人は先に、印刷機のプレス圧や印刷スピ
ードをインク温度等の印刷条件に合わせて自動的に変更
することのできる孔版印刷装置を提案したが、この場
合、インク容器のリブにインクの種別情報の1つとして
インクの硬度情報を含ませた場合、リブ検出センサ12に
よってこの硬度情報が検出され、この検出された硬度情
報に基いてプレス圧や印刷スピードを適宜変更できるよ
う構成することもできる(特願昭63-307287号参照)。
この場合、印刷装置側ではインクの硬度に適合した適正
な印刷条件を自動的に作り出すことができることにな
る。
なお、本実施例では、インク容器の表面に設けるイン
クの種別判別の表示手段としてリブを形成したが、その
他バーコード等の表示手段で代替できることは勿論であ
る。
第2図は、本実施例に係るインク容器1が水平姿勢に
置かれた場合の詳細図で、中心軸線Aの上方部分は断面
構造を示している。
第3図は第2図の左側面図、第4図は同じく右側面図
である。
次に、本実施例に係わるインク容器1が印刷装置に装
着される場合の接続構造を、第5図に基いて説明する。
なお、この場合、既に述べたようにインク容器1に設け
られた取出口3と印刷装置本体側に設けられたインク吸
引ポンプとの接続が図られることにより、インク容器1
と印刷装置側との接続が図られることになる。
同図において、インクの収納されるインク容器本体5
の軸線方向中央部には、環状のインク取出口3が設けら
れている。なお、インク取出口3の外周には、図示しな
いキャップが螺合するネジ山6が切られている。
30はインク容器1の装着時、上記インク取出口3が接
合する吸引ポンプ側壁で、この吸引ポンプ側壁30の他側
(図中左側)は、インクの吸引される吸引ポンプとなっ
ていると共に、吸引ポンプ側壁30には、インク導入口33
を有する環状突出部32が設けられている。なお、環状突
出部32の先端は、図示されている如く、斜めに切断され
た態様のナイフエッジになっており、インク容器1が装
着される場合、取出口3の先端部分に設けられた封止シ
ール(図示せず)を容易に破ることができるようになさ
れている。
また、この環状突出部32の外周部にはゴム等の弾性材
料よりなるパッキン31が設けられているとともに、さら
にこのパッキン31の外周部中央部分にはリング状の突起
31aが形成され、インク容器1の装着時には、インク取
出口3の内周面に上記突起31aが圧接されるよう構成さ
れている。
本実施例に係わるインク容器1の接続構造は上記の如
く構成されている。
従って、インク容器1を印刷装置側に接続するには、
インク容器1のキャップを外し、取出口3内に環状突出
部32を導入するだけで良い。
また、この場合、パッキン31の外周に設けられたリン
グ状の突起31aにより両者の高いシール性が得られるの
で、インク容器の装着時インク洩れを防止できるととも
に、インク容器内への空気の流入も防止できることにな
る。
《考案の効果》 本考案に係るインク容器は、容器の表面に外部機器に
よりインクの種別が判別できるように、インク容器収納
方向に平行な軸線に沿って延在する凸状のリブを形成す
るようにしたので、インク容器装着時に陽極内に収容さ
れたインクの種別が判別でき、インク容器の選択を誤る
ことなく混色を未然に防止することができるとともに、
所望の印刷できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されたインク容器が印刷装置に装
着される場合の概略斜視図、第2図はインク容器の一部
切り欠き正面図、第3図は第2図の左側面図、第4図は
第2図の右側面図、第5図はインク容器が印刷装置に装
着される場合の接続構造を示す断面図である。 1……インク容器 2……リブ(表示部) 3……取出口 11……インク容器収納部 12……リブ検出センサ 13……リブ収納部 30……インク吸引ポンプ側壁 31……パッキン 31a……突起 32……環状突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−174670(JP,A) 特開 昭62−95273(JP,A) 特開 昭61−132969(JP,A) 特表 昭62−501353(JP,A) 実開 昭61−191256(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インク導入口と接続するインク取出口をそ
    の一端面に設けられた円筒状インク容器において、 前記インク容器内に収納されたインクの種別に応じて外
    部機器によりインクの種別が判別できるように前記イン
    ク容器の表面に前記インク容器のインク容器収納方向に
    平行な軸線に沿って延在する凸状のリブを形成し、該リ
    ブは前記インク容器の周方向の幅よりも前記軸線に沿っ
    た寸法が長く形成されていることを特徴とするインク容
    器。
  2. 【請求項2】前記リブが複数本の凸状のリブから構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のインク容器。
  3. 【請求項3】前記リブが長さの異なる複数本の凸状のリ
    ブから構成されていることを特徴とする請求項2記載の
    インク容器。
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