JP2003305932A - スタンプ装置 - Google Patents

スタンプ装置

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JP2003305932A
JP2003305932A JP2002115738A JP2002115738A JP2003305932A JP 2003305932 A JP2003305932 A JP 2003305932A JP 2002115738 A JP2002115738 A JP 2002115738A JP 2002115738 A JP2002115738 A JP 2002115738A JP 2003305932 A JP2003305932 A JP 2003305932A
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JP
Japan
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stamp
stamp face
ink
face
cap
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JP2002115738A
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English (en)
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Ikuzo Matsushita
幾三 松下
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TAIYOTOMAH CO Ltd
Original Assignee
TAIYOTOMAH CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造でシール性に優れインキの蒸発を防
止できるスタンプ装置を提供する。 【解決手段】速乾性インキを含浸する印面13と、印面
を保持するとともに印面の背面から速乾性インキを供給
するインキ供給孔126を有する印面保持体12と、印
面保持体の印面が保持された一端に印面を覆うように気
密に装着されるポリエチレン製キャップ15と、インキ
供給孔を気密に閉塞するシール部材128と、を備え、
印面保持体の一端の印面の外周に、先端が膨出する環状
凸部123が形成され、キャップの外周に、環状凸部1
23が嵌合する環状溝151が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタンプ装置に関
し、特に速乾性インキを用いたスタンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】速乾性インキを用いたスタンプ装置にお
いては、インキの乾燥速度が速いのでガラスやビニール
などのようなインキ浸透性のないものにでも押印するこ
とができる反面、溶剤が蒸発し易く印面が乾燥するの
で、キャップのシール性に工夫が必要である。
【0003】この種のシール構造としては、たとえば実
公平7−9657号公報や実公平2−34054号公報
などに提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の速乾
性インキを用いたスタンプ装置は、シール構造が極めて
複雑なうえ、パッキンなどを用いているのでコスト高に
なっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、簡単な構造で
シール性に優れインキの蒸発を防止できるスタンプ装置
を提供することを目的とする。
【0006】上記目的を達成するために、本発明によれ
ば、速乾性インキを含浸する印面と、前記印面を保持す
るとともに前記印面の背面から速乾性インキを供給する
インキ供給孔を有する印面保持体と、前記印面保持体の
前記印面が保持された一端に前記印面を覆うように気密
に装着されるポリエチレン製キャップと、前記インキ供
給孔を気密に閉塞するシール部材と、を備え、前記印面
保持体の一端の前記印面の外周に、先端が膨出する環状
凸部が形成され、前記キャップの外周に、前記環状凸部
が嵌合する環状溝が形成されているスタンプ装置が提供
される。
【0007】上記発明において、前記速乾性インキは、
ホルムアルデヒド樹脂、ベンジルアルコール、オクチル
ジフェニルフォスフェート、プロピレングリコールエー
テル類、グリコールエーテル類及び染料を含むことがよ
り好ましい。
【0008】本発明のスタンプ装置では、速乾性インキ
が含浸される印面の前面をキャップでシールし、背面を
シール部材でシールする。特に、印面の前面を気密に閉
塞するキャップはポリエチレン製であることから、適度
な剛性及び柔軟性を有し、簡単なシール構造で高いシー
ル性を得ることができる。また、印面の背面のインキ供
給孔にシール部材を設けることで、背面からの蒸発を防
止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明に係るスタンプ装置1
の実施形態を示す分解斜視図、図2は本発明に係るスタ
ンプ装置1の実施形態を示す半断面図、図3は本発明に
係るスタンプ装置1のキャップ15の嵌合構造を示す断
面図である。
【0010】本実施形態のスタンプ装置1は、図1に示
すように把持カバー11,印面保持体12,印面13,
印面ホルダ14およびキャップ15とから構成されてい
る。
【0011】把持カバー11は、ポリプロピレンなどの
プラスチックにより形成され、下端開口縁111を印面
保持体12の第1環状凸部122に填め込むことによ
り、当該印面保持体12に対して着脱可能に構成されて
いる。また、把持カバー11には使用者の把持性を高め
るための凹部112が形成されている。
【0012】印面保持体12は、ポリプロピレンなどの
プラスチックにより形成され、板状の基板121の上面
に、上述した第1環状凸部122が形成され、下面の外
側には第2環状凸部123、内側には第3環状凸部12
4(図2,3参照)が形成されている。
【0013】このうち第1環状凸部122は、上述した
ように把持カバー11を填め込んで保持するものであ
る。これに対して、基板121の下面の外側に形成され
た第2環状凸部123は、キャップ15を填め込んで印
面13に含浸された速乾性インキの蒸発を抑制するため
のものである。また、基板121の下面の内側に形成さ
れた第3環状凸部124は、印面ホルダ14を填め込ん
で、当該印面ホルダ14と基板121との間に印面13
を保持するためのものである。
【0014】また、印面保持体12の上面には、3本の
インキ供給筒125が形成されている。このインキ供給
筒125は、基板121に一体的に成形されているが、
上面開口のインキ供給孔126から補充インキを供給す
ると、基板121の下面に当接した状態で保持された印
面13の背面に至り、インキの補充が可能となる。3本
のインキ供給筒125は、印面13に対してほぼ等間隔
で設けられている。
【0015】各インキ供給筒125の上部の外周面には
ネジ溝が形成されて蓋127が装着されるが、本例では
この間にゴム製シール部材128を介装して蓋127を
閉めるようになっている。これにより、インキを補充し
ない場合におけるインキ供給孔126からの蒸発を抑制
することができる。
【0016】印面13は、連続多孔質体から構成され、
背面からインキを供給することでインキを含浸し、前面
に形成された印字面に至る。この印面13は、ポリプロ
ピレンなどのプラスチックにより形成された印面ホルダ
14に保持され得るように段部131が形成され、図2
に示すように、印面ホルダ14の外周141を上述した
第3環状凸部124に填め込むことで印面保持体12に
保持されることになる。
【0017】キャップ15は、ポリエチレンにより構成
され、その外周に環状溝151が形成されている。この
キャップ15と印面保持体12との嵌合構造を図3を参
照しながら説明する。
【0018】印面保持体12の第2環状凸部123の先
端には、キャップ15の環状溝151の幅よりも大きい
膨出部123aが形成されている。この膨出部123a
は、第2環状凸部123の全周にわたって形成されてい
る。一方、キャップ15の環状溝151は、キャップ1
5の外周面を構成する第1環状壁152と、その内側に
位置する第2環状壁153とによって構成され、その幅
が印面保持体12の第2環状凸部123の一般面の幅に
ほぼ等しくされている。また、キャップ15の環状溝1
51の深さは、印面保持体12の第2環状凸部123を
填め込んだときに、約半分の深さに達するように深く形
成されている。
【0019】こうして印面保持体12の第2環状凸部1
23をキャップ15の環状溝151に填め込むと、第2
環状凸部123の先端の膨出部123aがキャップ15
の環状溝151を押し広げようとするが、キャップ15
は適度な剛性と柔軟性の両特性を兼ね備えたポリエチレ
ンにより構成されているので、その剛性により膨出部1
23aと強く接触する一方で、その柔軟性によりその他
の一般面ともよく馴染んで接触することになる。これに
より、第2環状凸部123と環状溝151との接触面積
が大きくなり、その結果、シール性が確保されることに
なる。なお、図1に示す符号154はキャップ15を取
り外す際の把持部である。
【0020】また、本実施形態のスタンプ装置に使用さ
れるインキは速乾性インキであって、好ましくは、ホル
ムアルデヒド樹脂、ベンジルアルコール、オクチルジフ
ェニルフォスフェート、プロピレングリコールエーテル
類、グリコールエーテル類及び染料を含むものである。
【0021】このように、本実施形態のスタンプ装置1
によれば、以下の効果を奏する。まず、キャップ15に
環状溝151を形成し、印面保持体12に膨出部123
aを有する第2環状凸部123を形成するだけの簡単な
構造で、接触面積を充分に確保でき、シール性が著しく
向上する。これにより、速乾性インキの蒸発を抑制する
ことができる。
【0022】これに加えて、印面保持体12に形成され
たインキ供給孔126に、シール部材128を介して蓋
127を装着しているので、ここからのインキの蒸発も
抑制することができる。
【0023】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構造でシール性
に優れインキの蒸発を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスタンプ装置の実施形態を示す分
解斜視図である。
【図2】本発明に係るスタンプ装置の実施形態を示す半
断面図である。
【図3】本発明に係るスタンプ装置のキャップの嵌合構
造を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1…スタンプ装置 11…把持カバー 12…印面保持体 13…印面 14…印面ホルダ 15…キャップ 151…環状溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】速乾性インキを含浸する印面と、 前記印面を保持するとともに前記印面の背面から速乾性
    インキを供給するインキ供給孔を有する印面保持体と、 前記印面保持体の前記印面が保持された一端に前記印面
    を覆うように気密に装着されるポリエチレン製キャップ
    と、 前記インキ供給孔を気密に閉塞するシール部材とを備
    え、 前記印面保持体の一端の前記印面の外周に、先端が膨出
    する環状凸部が形成され、 前記キャップの外周に、前記環状凸部が嵌合する環状溝
    が形成されているスタンプ装置。
  2. 【請求項2】前記速乾性インキは、ホルムアルデヒド樹
    脂、ベンジルアルコール、オクチルジフェニルフォスフ
    ェート、プロピレングリコールエーテル類、グリコール
    エーテル類及び染料を含む請求項1記載のスタンプ装
    置。
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