JP2570538Y2 - ハイマウントストップランプ - Google Patents
ハイマウントストップランプInfo
- Publication number
- JP2570538Y2 JP2570538Y2 JP7939692U JP7939692U JP2570538Y2 JP 2570538 Y2 JP2570538 Y2 JP 2570538Y2 JP 7939692 U JP7939692 U JP 7939692U JP 7939692 U JP7939692 U JP 7939692U JP 2570538 Y2 JP2570538 Y2 JP 2570538Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stop lamp
- mount stop
- high mount
- light source
- lens surface
- Prior art date
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、乗用車等に装備され
る所謂、ハイマウントストップランプに関する。
る所謂、ハイマウントストップランプに関する。
【０００２】
【従来の技術】乗用車等では、ハイマウントストップラ
ンプが適宜採用され、車室内のアッパバック部等に設置
されている。このハイマウントストップランプによれ
ば、車両走行時、その後続車の追突を回避すべく、優れ
た視認性を発揮し得るようになっている。
ンプが適宜採用され、車室内のアッパバック部等に設置
されている。このハイマウントストップランプによれ
ば、車両走行時、その後続車の追突を回避すべく、優れ
た視認性を発揮し得るようになっている。
【０００３】従来、例えば図６に示したハイマウントス
トップランプ２１では、ランプケース２２に多数列設し
たＬＥＤ２３の発光又は反射板等による反射光を、赤色
の魚眼レンズ２４を介して透過させ、これにより表面レ
ンズ２５から出射させるようにしていた。また図７に示
したように、通常の白熱バルブ球２６を用い、魚眼レン
ズ２４′及び表面レンズ２５′を適所に配置したものも
知られている。
トップランプ２１では、ランプケース２２に多数列設し
たＬＥＤ２３の発光又は反射板等による反射光を、赤色
の魚眼レンズ２４を介して透過させ、これにより表面レ
ンズ２５から出射させるようにしていた。また図７に示
したように、通常の白熱バルブ球２６を用い、魚眼レン
ズ２４′及び表面レンズ２５′を適所に配置したものも
知られている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】従来のハイマウントス
トップランプ２１等は、上記のように光源としてＬＥＤ
２３又はバルブ球２６等を用い、また、レンズ部に魚眼
レンズ２４，２４′等を用いるが、ランプ点灯時の見え
方はほぼ同様であり、視認性においても同等の効果が得
られるに過ぎなかった。
トップランプ２１等は、上記のように光源としてＬＥＤ
２３又はバルブ球２６等を用い、また、レンズ部に魚眼
レンズ２４，２４′等を用いるが、ランプ点灯時の見え
方はほぼ同様であり、視認性においても同等の効果が得
られるに過ぎなかった。
【０００５】そこで、この考案は独特な視認効果が得ら
れ、この種のランプとして優れた作用を発揮するハイマ
ウントストップランプを提供することを目的とする。
れ、この種のランプとして優れた作用を発揮するハイマ
ウントストップランプを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この考案のハイマウント
ストップランプは、リフレクタによって囲繞された光源
の至近位置に、複数の透明板をその板厚方向に積層して
配置し、各透明板の端面を階段状にカットして成るレン
ズ面を設け、また上下の透明板に上記リフレクタと整合
するように連続的に反射膜を形成したものである。
ストップランプは、リフレクタによって囲繞された光源
の至近位置に、複数の透明板をその板厚方向に積層して
配置し、各透明板の端面を階段状にカットして成るレン
ズ面を設け、また上下の透明板に上記リフレクタと整合
するように連続的に反射膜を形成したものである。
【０００７】特に上記レンズ面は、上記透明板の積層方
向に対して一定の傾斜角度を有している。
向に対して一定の傾斜角度を有している。
【０００８】
【作用】この考案によれば、透明板としてアクリル板等
を、又光源としてＬＥＤ等を用いるが、ＬＥＤを点灯す
ると、その光は各アクリル板の一方の端面に入射して他
方の端面から出射する。そしてこの出射端面はランプの
レンズ面を形成すべく階段状になっており、この結果、
透明板内を通過する光源光の直光性を利用して、階段状
のレンズ面において段層状の複数の点灯状態として視認
される。また、レンズ面を傾斜して設けることにより、
より効果的な視認性を得ることができる。
を、又光源としてＬＥＤ等を用いるが、ＬＥＤを点灯す
ると、その光は各アクリル板の一方の端面に入射して他
方の端面から出射する。そしてこの出射端面はランプの
レンズ面を形成すべく階段状になっており、この結果、
透明板内を通過する光源光の直光性を利用して、階段状
のレンズ面において段層状の複数の点灯状態として視認
される。また、レンズ面を傾斜して設けることにより、
より効果的な視認性を得ることができる。
【０００９】
【実施例】以下、図１乃至図５に基づき、この考案のハ
イマウントストップランプの一実施例を説明する。図１
は本案ハイマウントストップランプ１の構成例を示して
おり、図において２はハイマウントストップランプ１の
ハウジング、３はＬＥＤなどで成る光源、４は光源３を
囲繞するようにハウジング２内に配置されたリフレク
タ、５は光源３の至近位置に積層して配置されたアクリ
ル製の透明板である。
イマウントストップランプの一実施例を説明する。図１
は本案ハイマウントストップランプ１の構成例を示して
おり、図において２はハイマウントストップランプ１の
ハウジング、３はＬＥＤなどで成る光源、４は光源３を
囲繞するようにハウジング２内に配置されたリフレク
タ、５は光源３の至近位置に積層して配置されたアクリ
ル製の透明板である。
【００１０】この透明板５は、図示例のように複数枚
（例えば４枚）がその板厚方向に積層され、各透明板５
の端面５ａが階段状にカットされることにより、レンズ
面６として形成される。このレンズ面６は透明板５の積
層方向に対して一定の傾斜角度を有している。上下の透
明板５，５には、リフレクタ４と整合するように連続的
に反射膜７が形成されている。
（例えば４枚）がその板厚方向に積層され、各透明板５
の端面５ａが階段状にカットされることにより、レンズ
面６として形成される。このレンズ面６は透明板５の積
層方向に対して一定の傾斜角度を有している。上下の透
明板５，５には、リフレクタ４と整合するように連続的
に反射膜７が形成されている。
【００１１】図２は本案ハイマウントストップランプ１
の実装例を示しており、車室内のアッパバック部８上に
装着されている。そして図中、９はリヤウィンド、１０
はラッゲージである。なお、実装されたハイマウントス
トップランプ１は、ブレーキシステム等と連動作動し、
ＯＮ／ＯＦＦ制御されるようになっている。
の実装例を示しており、車室内のアッパバック部８上に
装着されている。そして図中、９はリヤウィンド、１０
はラッゲージである。なお、実装されたハイマウントス
トップランプ１は、ブレーキシステム等と連動作動し、
ＯＮ／ＯＦＦ制御されるようになっている。
【００１２】本案ハイマウントストップランプ１によれ
ば、光源３が点灯すると、その光は各透明板５の一方の
端面に入射して他方の端面５ａから出射する。なお、こ
の場合、上下の反射膜７は、光源３の光が途中で外部へ
漏れるのを防止する。このように透明板５内を通過する
光源３からの光の直光性を利用するが、各透明板５の端
面５ａはハイマウントストップランプ１のレンズ面６を
形成すべく階段状になっており、これにより該レンズ面
６において複数の光源が段層状に点灯しているように視
認される。また、特にレンズ面６を傾斜して設けている
ことにより、より優れた視認効果を得ることができる。
ば、光源３が点灯すると、その光は各透明板５の一方の
端面に入射して他方の端面５ａから出射する。なお、こ
の場合、上下の反射膜７は、光源３の光が途中で外部へ
漏れるのを防止する。このように透明板５内を通過する
光源３からの光の直光性を利用するが、各透明板５の端
面５ａはハイマウントストップランプ１のレンズ面６を
形成すべく階段状になっており、これにより該レンズ面
６において複数の光源が段層状に点灯しているように視
認される。また、特にレンズ面６を傾斜して設けている
ことにより、より優れた視認効果を得ることができる。
【００１３】上記のように、本案ハイマウントストップ
ランプ１は独特の視認性を有しており、その視認効果を
車両走行時、有効に発揮させることできる。従って、後
続車の追突の回避に寄与し、車両走行時の安全性確保を
図ることができる。一方、ハイマウントストップランプ
１の不使用時には、階段状に積層した透明板５の作用に
より、クリスタル感がある立体的な外観を呈し、優れた
意匠的効果を得ることができる。
ランプ１は独特の視認性を有しており、その視認効果を
車両走行時、有効に発揮させることできる。従って、後
続車の追突の回避に寄与し、車両走行時の安全性確保を
図ることができる。一方、ハイマウントストップランプ
１の不使用時には、階段状に積層した透明板５の作用に
より、クリスタル感がある立体的な外観を呈し、優れた
意匠的効果を得ることができる。
【００１４】上記実施例において、例えば図３又は図４
に示したように、透明板５の組合せの仕方を構成するこ
とにより、種々のデザイン又は意匠性を実現することが
できる。さらに、図５に示したように、透明板５の端面
５ａの傾斜角度を大きくして、そこに大きなカット面を
設定することにより、透明板５の上面に描いた文字Ｌ等
が浮き上がって文字Ｌ′として見えるようにすることが
できる。
に示したように、透明板５の組合せの仕方を構成するこ
とにより、種々のデザイン又は意匠性を実現することが
できる。さらに、図５に示したように、透明板５の端面
５ａの傾斜角度を大きくして、そこに大きなカット面を
設定することにより、透明板５の上面に描いた文字Ｌ等
が浮き上がって文字Ｌ′として見えるようにすることが
できる。
【００１５】
【考案の効果】上述のように本案ハイマウントストップ
ランプは、独特で且つ優れた視認性を有しており、その
視認効果によりこの種のランプとして、有効に車両走行
時の安全を図ることができる等の利点がある。
ランプは、独特で且つ優れた視認性を有しており、その
視認効果によりこの種のランプとして、有効に車両走行
時の安全を図ることができる等の利点がある。
【図１】本考案のハイマウントストップランプの一実施
例による縦断面図である。
例による縦断面図である。
【図２】上記ハイマウントストップランプの実装例を示
す図である。
す図である。
【図３】上記ハイマウントストップランプの変形例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図４】上記ハイマウントストップランプの他の変形例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図５】上記ハイマウントストップランプに係る透明板
の外観斜視図である。
の外観斜視図である。
【図６】従来のハイマウントストップランプの構成例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図７】従来の他のハイマウントストップランプの構成
例を示す縦断面図である。
例を示す縦断面図である。
１ ハイマウントストップランプ ２ ハウジング ３ 光源 ４ リフレクタ ５ 透明板 ６ レンズ面 ７ 反射膜 ８ アッパバック部 ９ リヤウィンド １０ ラッゲージ
Claims (2)
- 【請求項１】 リフレクタによって囲繞された光源の至
近位置に、複数の透明板をその板厚方向に積層して配置
し、各透明板の端面を階段状にカットして成るレンズ面
を設け、また上下の透明板に上記リフレクタと整合する
ように連続的に反射膜を形成したことを特徴とする、ハ
イマウントストップランプ。 - 【請求項２】 前記レンズ面は、前記透明板の積層方向
に対して一定の傾斜角度を有していることを特徴とす
る、請求項１に記載のハイマウントストップランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7939692U JP2570538Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | ハイマウントストップランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7939692U JP2570538Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | ハイマウントストップランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0638106U JPH0638106U (ja) | 1994-05-20 |
| JP2570538Y2 true JP2570538Y2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=13688703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7939692U Expired - Fee Related JP2570538Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | ハイマウントストップランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2570538Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP7939692U patent/JP2570538Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0638106U (ja) | 1994-05-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |