JP2570520B2 - フォークリフトのクランプ装置 - Google Patents

フォークリフトのクランプ装置

Info

Publication number
JP2570520B2
JP2570520B2 JP3165987A JP16598791A JP2570520B2 JP 2570520 B2 JP2570520 B2 JP 2570520B2 JP 3165987 A JP3165987 A JP 3165987A JP 16598791 A JP16598791 A JP 16598791A JP 2570520 B2 JP2570520 B2 JP 2570520B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
holder
clamping device
ring
forged product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3165987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH058998A (ja
Inventor
健二 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP3165987A priority Critical patent/JP2570520B2/ja
Publication of JPH058998A publication Critical patent/JPH058998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2570520B2 publication Critical patent/JP2570520B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトのクラ
ンプ装置に関し、特に、リング状又は円筒状の薄肉の中
空鍛造品をクランプするのに適するクランプ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鍛造品をクランプするための従来一般の
クランプ装置は、間隔調整可能な左右1対のクランプア
ームを備え、クランプアーム間で鍛造品を挟むように構
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来のクランプ装置では、肉厚の薄いリング状
若しくは円筒状の鍛造品をクランプする場合、鍛造品が
中空であるため、図5に概略的に示すようにクランプア
ーム1の押圧力により鍛造品2が変形する恐れがある。
また、リング状鍛造品2の径が小さい場合には、一般的
な平板状のクランプアーム1ではクランプが困難であ
り、内面が凹面とされたクランプアームに交換しなけれ
ばならない場合がある。
【0004】従って、本発明の目的は、リング状鍛造品
等のクランプに適し、且つ、通常のクランプ作業も行う
ことのできるクランプ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるクランプ装置は、フォークリフトのリ
フトブラケットに取り付けられるクランプホルダーと、
このクランプホルダーに左右に移動可能に取り付けられ
た左右1対のミドルホルダーと、各ミドルホルダーを左
右に移動させるための第1のクランプシリンダーと、各
ミドルホルダーに左右に移動可能に取り付けられた左右
1対のクランプアームと、各ミドルホルダーにおけるク
ランプアームを左右に移動させるための第2のクランプ
シリンダーとから成ることを特徴としている。
【0006】
【作用】かかるクランプ装置においては、各ミドルホル
ダーにおける1対のクランプアームを左右に移動してそ
の間隔を調整することで、荷役物をクランプすることが
可能となる。従って、リング状鍛造品の径方向に対峙す
る部分をそれぞれ、各ミドルホルダーのクランプアーム
間で挟持することができる。
【0007】また、ミドルホルダーも第1のクランプシ
リンダーにより左右に移動することができる。よって、
ミドルホルダーにおける内側(フォークリフトの中心線
側)のクランプアームにより、通常のクランプ作業も行
うことができる。
【0008】
【実施例】図1及び図2は本発明によるクランプ装置の
好適な実施例を示している。図示するように、本発明に
よるクランプ装置10は、フォークリフトのリフトブラケ
ット11に取り付けられるクランプホルダー12を有してい
る。このクランプホルダー12は、リフトブラケット11に
フック13により掛合固定される左右横方向に長い矩形の
ホルダープレート14と、その上縁部及び下縁部に固着さ
れたガイドレール15,16とから構成されている。上下の
ガイドレール15,16間には左右各側に1体ずつミドルホ
ルダー17が配置され、ローラ18を介して左右横方向に移
動可能に支持されている。
【0009】各ミドルホルダー17は、4枚のプレート1
9,20,21,22により形成された枠体と、側部プレート1
9,21間に横架された上下1対のガイドシャフト23とか
ら構成されている。各ミドルホルダー17の上部プレート
20にはブラケット24が固着されており、クランプホルダ
ー12の上部ガイドレール15の上面に設置された第1のク
ランプシリンダー25のピストンロッド26の先端が取り付
けられている。従って、第1のクランプシリンダー25を
それぞれ油圧制御することで、ミドルホルダー17の左右
間隔を調整することができる。
【0010】また、各ミドルホルダー17のガイドシャフ
ト23には左右1対のクランプアーム27,28が摺動可能に
嵌挿されており、これらのクランプアーム27,28間には
第2のクランプシリンダー29が取り付けられている。こ
の第2のクランプシリンダー29を油圧制御することによ
り、クランプアーム27,28の間隔を調整することがで
き、ピストンロッド30を最も引っ込めた場合、左右のク
ランプアーム27,28は互いに当接するようになってい
る。
【0011】クランプアーム27,28の形状は種々考えら
れるが、本発明を鍛造品用のクランプ装置とした場合、
鍛造用プレス装置に鍛造素材をクランプした状態のまま
配置して鍛造作業ができるようにするために、或はま
た、上方からのクランプも可能とするために、図2に示
すような形状とし、先端部に垂下部分31を一体的に形成
しておくのが好適である。
【0012】次に、上述したような構成のクランプ装置
10を用いて、水平に倒した状態のリング状鍛造品をクラ
ンプする場合について図1〜図3に沿って説明する。
【0013】まず、フォークリフト本体及びリフトブラ
ケット11を操作して、各クランプアーム27,28の先端部
をリング状鍛造品32の中心点を通る直線Lの垂直上方に
配置する。次いで、第2のクランプシリンダー29を油圧
制御して各ミドルホルダー17における左右のクランプア
ーム27,28の間隔を広げると共に、そのクランプアーム
27,28の間の下方にリング状鍛造品32の径方向に対峙す
る部分(外側部分)33が配置されるよう、第1のクラン
プシリンダー25によりミドルホルダー17を移動させる。
クランプアーム27,28が適所に配置されたならば、リフ
トブラケット11を降ろすことによりクランプ装置10を下
げ、各ミドルホルダー17のクランプアーム27,28の先端
垂下部分31間にリング状鍛造品32の対応の外側部分33を
配置する。この後、第2のクランプシリンダー29をそれ
ぞれ油圧制御してクランプアーム27,28の間隔を狭め、
図3に示すようにしてリング状鍛造品32の外側部分33を
クランプする。クランプされた部分33は中実であるた
め、クランプに必要な力を作用させても変形を起こすこ
とはない。尚、各ミドルホルダー17における左右のクラ
ンプアーム27,28は共にガイドシャフト23に沿って摺動
可能となっているため、リング状鍛造品32の外側部分33
がクランプアーム27,28の中間に正確に配置される必要
はない。即ち、一方のクランプアーム27(又は28)がリ
ング状鍛造品32に接した後は、そのクランプアーム27
(又は28)に対して他方のクランプアーム28(又は27)
が接近していくので、リング状鍛造品32を押動すること
なくクランプすることができる。
【0014】また、本発明によるクランプ装置10は通常
の荷役物もクランプすることができる。図4は通常のク
ランプ作業におけるクランプ装置10の状態を示してい
る。この図から諒解される通り、通常のクランプ作業を
行う場合には、まず、第2のクランプシリンダー29を油
圧制御してピストンロッド30を収縮させ、各ミドルホル
ダー17における左右のクランプアーム27,28を重ね合わ
せる。この後、第1のクランプシリンダー25を操作して
左右のミドルホルダー17の間隔を調整し、重ね合わせた
クランプアーム27,28を1本のクランプアームとして用
い、左右のミドルホルダー17の内側(フォークリフトの
車体の中心線側)のクランプアーム27間で荷役物34をク
ランプする。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、左
右各側に左右間隔調整可能な1対のクランプアームを設
けたので、リング状や円筒状の鍛造品の中実部分を2カ
所でクランプすることができる。従って、従来のように
中空鍛造品を外側から2本のクランプアームで挟む場合
に比して、鍛造品に変形や損傷を与える可能性は殆どな
い。勿論、鍛造品よりも弱いリング状鋳造品、その他の
中空荷役物をクランプする場合にも有効である。
【0016】また、クランプアームを支持しているミド
ルホルダーも左右に移動するので、各ミドルホルダーの
内側のクランプアーム間で通常のクランプ作業を行うこ
ともできる。よって、本発明によるクランプ装置の適用
範囲は広く、荷役物に応じてアタッチメントを交換する
必要がなく、作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクランプ装置を示す正面図であ
る。
【図2】図1のA−A線に沿っての断面図である。
【図3】本発明によるクランプ装置でリング状鍛造品を
クランプした状態を概略的に示す斜視図である。
【図4】本発明によるクランプ装置で通常のクランプ作
業を行った状態を概略的に示す斜視図である。
【図5】従来のクランプ装置でリング状鍛造品をクラン
プした状態を示す概略説明図である。
【符号の説明】
10 クランプ装置 12 クランプホルダー 17 ミドルホルダー 25 第1のクランプシリンダー 27,28 クランプアーム 29 第2のクランプシリンダー 32 リング状鍛造品

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークリフトのリフトブラケットに取
    り付けられるクランプホルダーと、該クランプホルダー
    に左右に移動可能に取り付けられた左右1対のミドルホ
    ルダーと、前記各ミドルホルダーを左右に移動させるた
    めの第1のクランプシリンダーと、前記各ミドルホルダ
    ーに左右に移動可能に取り付けられた左右1対のクラン
    プアームと、前記各ミドルホルダーにおける前記クラン
    プアームを左右に移動させるための第2のクランプシリ
    ンダーとを備えているフォークリフトのクランプ装置。
JP3165987A 1991-07-05 1991-07-05 フォークリフトのクランプ装置 Expired - Fee Related JP2570520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3165987A JP2570520B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 フォークリフトのクランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3165987A JP2570520B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 フォークリフトのクランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH058998A JPH058998A (ja) 1993-01-19
JP2570520B2 true JP2570520B2 (ja) 1997-01-08

Family

ID=15822771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3165987A Expired - Fee Related JP2570520B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 フォークリフトのクランプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2570520B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107167384B (zh) * 2017-05-16 2023-11-21 中国包装科研测试中心 模拟液压叉车搬运的纸箱夹持实验装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH058998A (ja) 1993-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100236867B1 (ko) 신장 제어식 성형 기구와 금속 블랭크 성형 방법
CA2164999C (en) Stretch controlled forming mechanism and method for forming metal blanks
JP2570520B2 (ja) フォークリフトのクランプ装置
JP5615738B2 (ja) チューブ曲げプレスにおいて板材から成るスリット入りチューブを製造するための方法とチューブ曲げプレス
CN211990781U (zh) 一种工件锻造用夹具
JPH09511690A (ja) クレーン・ガーダケーシングの集合溶接のための仮付け方法および装置
JP2001079615A (ja) 曲げ加工装置
CN213379092U (zh) 一种可避免锻件表面损伤的锻件加工用取件装置
KR950026583A (ko) 회전단조장치
JP2824157B2 (ja) 連続鋳造用幅可変鋳型
CN213356197U (zh) 一种钢化玻璃夹取设备
CN216461515U (zh) 一种钛合金大直径筒件新型锻造夹具
JPH06304615A (ja) アルミ熱間圧延機のブラシロールスピンドル着脱装置
CN211028840U (zh) 伸缩式翻转机构
JPH09271855A (ja) ダイフェースとブランクホルダとの間隔調整装置および絞り加工用プレス成形機ならびに絞り加工方法
JPS6218640Y2 (ja)
JPH0329367Y2 (ja)
JPH0645240Y2 (ja) 試験治具
JP2601370Y2 (ja) ワーククランパ
JPH0321861Y2 (ja)
JPS6229133Y2 (ja)
CA2325813A1 (en) Cold steel cambering apparatus and method
JPH0233925Y2 (ja)
JPH0442069Y2 (ja)
JPS62137677U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370