JP2570347B2 - テレビジョン信号方式判別回路 - Google Patents

テレビジョン信号方式判別回路

Info

Publication number
JP2570347B2
JP2570347B2 JP62324155A JP32415587A JP2570347B2 JP 2570347 B2 JP2570347 B2 JP 2570347B2 JP 62324155 A JP62324155 A JP 62324155A JP 32415587 A JP32415587 A JP 32415587A JP 2570347 B2 JP2570347 B2 JP 2570347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
pulse width
synchronization signal
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62324155A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01166677A (ja
Inventor
久典 小南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP62324155A priority Critical patent/JP2570347B2/ja
Publication of JPH01166677A publication Critical patent/JPH01166677A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2570347B2 publication Critical patent/JP2570347B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 テレビジョン信号方式の判別回路に関し、特にNTSC方
式とPAL又はSECAM等の方式との識別に用いて有用な回路
に関する。
〔発明の概要〕
複合同期信号によって約20μsのパルス(等化パルス
周期より小で水平同期信号のパルス幅より大の値に選
ぶ)を発生し、このパルスの後縁で複合同期信号のハイ
又はローレベルをラッチすることにより垂直同期信号を
得、この垂直同期信号がある基準幅よりも大か小かで信
号方式を判別する。
〔従来の技術〕
従来よりテレビジョン標準信号方式はNTSCに代表され
るEIA方式(水平走査線数525本/秒、垂直走査線数60本
/秒、以後525/60方式と呼ぶ)とPAL又はSECAMに代表さ
れるCCIR方式(水平走査線数625本/秒、垂直走査線数5
0本/秒、以後625/50方式と呼ぶ)とがある。
この両方式のテレビジョン信号を方式判別して受像又
はVTR記録再生する必要があり、このための技術として
以下のような技術が知られている。
第1の方法は垂直同期信号の周期を測定して判別する
方式である。525/60方式でフィールド長20msecを測定し
て、例えば18.5msecの基準信号を設けて大小比較する方
法がある。この場合18.5msecの発振器を構成するために
比較的大きな抵抗とコンデンサーを必要とし精度が出し
難い。また第2の方法として垂直同期信号周期毎の水平
同期信号の数を数える方法も知られている。この方法で
は特にVTRにおいてサーチモードやスチルモードのよう
にテープを標準速度と異なる速度で再生する場合、垂直
同期信号と水平同期信号の数との関係が一定とならず、
また、ガードバンドノイズのために水平同期信号の検出
が困難になる等の欠点がある。
第3の方法として、垂直同期信号期間における等化パ
ルスの数を検出する方法が知られている(特開昭57−19
7968)。前記第3の方法は第1又は第2の方法の問題点
を解決しているが、回路構成が複雑になる問題があっ
た。特にVTRに用いた場合、再生される垂直同期信号の
時間軸ゆらぎのため、等化パルスの数を判別するための
基準電圧の設定精度を上げるかデジタル比較器を用いる
ことが必要であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の技術によれば、精度よく、かつVTRの変速再生
などにも耐えられるテレビジョン信号方式判別回路を簡
易な回路構成で得ることが困難であった。
〔問題を解決するための手段〕
入力テレビジョン信号の複合同期信号から垂直同期信
号を検出する第1の回路と、前記垂直同期信号によって
トリガーされ基準パルス幅信号を発生する第2の回路
と、前記垂直同期信号のパルス幅と前記基準パルス幅信
号のパルス幅とを比較する第3の回路とを有し、さら
に、前記1の回路は、前記複合同期信号にトリガーされ
て水平同期信号幅よりも大で等化パルス周期よりも小の
パルス幅をもつパルス信号を発生する第4の回路と、該
回路よりも前記パルス信号によって前記複合同期信号を
ラッチすることにより垂直同期信号を検出する第5の回
路とによって構成することにより簡易かつ高精度な手段
を得る。
〔作用〕
本発明では垂直同期信号の周期(例、20msec)でな
く、垂直同期信号幅(525/60方式190.7μsec、625/50方
式160.0μsec)が前記基準パルス幅よりも大か小か比較
することにより信号方式を判別しており、従来技術の項
で述べた第1及び第2の方式の欠点を克服している。ま
た従来技術の項で述べた第3の方式では垂直同期信号期
間の等化パルスの数を数えて、結果として垂直同期信号
の幅を知り得ているが、従来技術の項で述べた諸問題が
ある。
しかるに、本発明においては、前記第4の回路にて複
合同期信号によって約20μsec(水平同期信号幅より大
で等化パルス周期より小の値に選ぶ)のパルス信号を発
生し、前記第5の回路にてこのパルスの後縁で複合同期
信号レベルのハイ(H)又はロー(L)レベルをラッチ
することにより、垂直同期信号を得ている。従って、こ
れらの回路は実施例で示すように極めて小規模の回路構
成で実現出来、しかも精度管理がしやすい値の時定数を
持ったデジタル回路を用いて実現出来る。
〔実施例〕
第1図は実施例で、第2図は実施例のタイミング図で
ある。
まず、第1図に基づいて実施例の構成を述べる。複合
同期信号入力(SYNC IN)を受けて、前記SYNC INから垂
直同期信号を検出する第1の回路があり、該回路から出
力される垂直同期信号にトリガーされて基準パルス幅信
号を発生する第2の回路があり、前記垂直同期信号のパ
ルス幅と基準パルス幅信号のパルス幅とを比較し、該比
較結果に応じた信号を出力する第3の回路がある。
ここで第1の回路は、前記SYNC INにトリガーされて
約20μsec(水平同期信号幅より大で等化パルス周囲よ
り小の値に選ぶ)のパルス信号を発生する第4の回路
と、前記パルス信号の後縁で前記SYNC INのハイレベル
又はローレベルをラッチする第5の回路とから成ってい
る。
次に詳細な構成と動作を述べる。
前記第4の回路は単安定マルチバイブレーター(MM
1)と時定数を与えるための抵抗及びコンデンサーで構
成されている。前記SYNC INは負論理入力端子に接続さ
れ第2図の↓印に示す立下りごとに前記約20μsecのパ
ルス信号を発生する。前記MM1の端子には第2図MM1…
…に示す信号が出力され、前記第5の回路へ入力され
る。該回路はDフリップフロップ(FF1)で構成され、
第2図MM1……の↑印で示す立上り時点に前記SYNC IN
がハイレベルかローレベルかによってラッチし、第2図
FF1……に示す垂直同期信号を検出して、前記第3の
回路及び前記第4の回路へ出力する。前記第3の回路は
単安定マルチバイブレーター(MM2)と時定数を与える
ため抵抗及びコンデンサーで構成されている。時定数は
525/60方式の垂直同期信号幅である190.7μsecと625/50
方式の垂直同期信号幅である160.0μsecの間の値(例、
175μsec)とする。前記第3の回路は前記FF1……か
ら入力した垂直同期信号の立上り時点で動作して第2図
MM2……に示す基準パルス幅(175μsec)信号を前記
第3の回路へ出力する。該回路はDフリップフロップ
(FF2)で構成され、前記MM2……の立上り時点に前記
FF1……から出力された垂直同期信号がハイレベルに
あるか、ローレベルにあるかによって、ハイレベル(>
175μsec)であればハイ(H)の出力をし、ローレベル
(<175μsec)であればロー(L)の出力をする。これ
により525/60方式のときハイ(H)、625/50方式のとき
ロー(L)の出力をする。以上において、第1から第5
の回路構成をわずかにDフリップフロップ2ケと単安定
マルチコンデンサー2ケ及び精度管理のしやすい値の抵
抗及びコンデンサーによって実現出来る。なお、以上の
例において前記第2及び第4の回路の時定数を定数とし
て説明したが、VTRの変速再生時にもVTRの再生速度に応
じて時定数を制御することにより、支障なくテレビジョ
ン信号方式の判別をすることが出来る。
〔発明の効果〕
本発明の実施により、入力テレビジョン信号の複合同
期信号から極めて小規模の回路構成で垂直同期信号を検
出し、該垂直同期信号のパルス幅の大小を基準パルス幅
信号のパルス幅と比較して、入力テレビジョン信号の信
号方式を判別することが出来る。
しかも、精度管理のしやすい時定数をもつデジタル回
路であるため判別の精度が良く、さらに前記第2及び第
4の回路の時定数をVTRの再生速度に応じて制御するとV
TRの変速再生等にも支障ない優れたテレビジョン信号方
式判別回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例で、第2図は実施例のタイミング図を示
す。第2図(a)は525/60方式の場合、第2図(b)は
625/50方式の場合を示す。 第1の回路……垂直同期信号検出回路 第2の回路……基準パルス幅信号発生回路 第3の回路……パルス幅比較回路 第4の回路……パルス信号発生回路 第5の回路……ラッチ回路 MM……単安定マルチバイブレーター FF……Dフリップフロップ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力テレビジョン信号複合同期信号から垂
    直同期信号を検出する第1の回路と、前記垂直同期信号
    によってトリガーされ基準パルス幅信号を発生する第2
    の回路と、前記垂直同期信号のパルス幅と前記基準パル
    ス幅信号のパルス幅とを比較する第3の回路とを有し、
    前記基準パルス幅信号のパルス幅は、第1及び第2のテ
    レビジョン標準信号方式によるテレビジョン信号中の垂
    直同期信号のパルス幅の間の値とし、前記第1の回路
    は、前記複合同期信号にトリガーされ、該パルス信号幅
    が水平同期信号幅よりも大で等化パルス周期よりも小な
    るパルス信号を発生する第4の回路と、該回路よりの前
    記パルス信号によって前記複合同期信号をラッチするこ
    とにより垂直同期信号を検出する第5の回路とから構成
    されていることを特徴とするテレビジョン信号方式判別
    回路。
JP62324155A 1987-12-23 1987-12-23 テレビジョン信号方式判別回路 Expired - Fee Related JP2570347B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62324155A JP2570347B2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23 テレビジョン信号方式判別回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62324155A JP2570347B2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23 テレビジョン信号方式判別回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01166677A JPH01166677A (ja) 1989-06-30
JP2570347B2 true JP2570347B2 (ja) 1997-01-08

Family

ID=18162741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62324155A Expired - Fee Related JP2570347B2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23 テレビジョン信号方式判別回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2570347B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3619133B2 (ja) * 2000-08-31 2005-02-09 松下電器産業株式会社 ディスクローディング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01166677A (ja) 1989-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4597019A (en) Clock pulse generating circuit in a color video signal reproducing apparatus
US4445092A (en) Periodic pulse forming circuit
US4635134A (en) Video signal processing apparatus for processing video signals at the time of a special reproduction mode
US4672469A (en) Delay time adjusting system for video signal reproducing apparatus having heads scanning across multiple tracks
US4044389A (en) Method and apparatus for measuring the speed at which a tape was recorded
US4258389A (en) Circuit for forming a vertical synchronizing signal
US4511920A (en) Television signal amplitude detection circuit
JP2570347B2 (ja) テレビジョン信号方式判別回路
JPH0614758B2 (ja) 映像信号処理方法
EP0429945B1 (en) Method and device for identifying the reproduction mode
US4746969A (en) Video signal processing device for line sequential signals
GB2093224A (en) Rotary recording medium reproducing apparatus
US4910587A (en) Information signal processing apparatus
JP2595570B2 (ja) 非標準信号判別回路
GB2151818A (en) Color frame servo circuit for a recording and reproducing apparatus designed for editing
KR860001002Y1 (ko) 영상신호의 노이즈 검출회로
JPH0722768Y2 (ja) ドロツプアウト検出回路
KR930009653B1 (ko) 기록 모우드 판별 회로
JPH0134512B2 (ja)
GB2267598A (en) Detecting copied video recordings
JPS6214785Y2 (ja)
JPH0584717B2 (ja)
JPS6155824B2 (ja)
JPS6222254A (ja) ビデオテ−プレコ−ダ
JPH0646800B2 (ja) 磁気記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees