JP2570258B2 - 植物栽培用ハウス - Google Patents

植物栽培用ハウス

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JP2570258B2
JP2570258B2 JP61021185A JP2118586A JP2570258B2 JP 2570258 B2 JP2570258 B2 JP 2570258B2 JP 61021185 A JP61021185 A JP 61021185A JP 2118586 A JP2118586 A JP 2118586A JP 2570258 B2 JP2570258 B2 JP 2570258B2
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    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は防曇性、熱線遮断性、保温性にすぐれた植物
栽培用ハウスに関するものである。
<従来の技術> 従来フィルムを使用した植物栽培用ハウスとしては、
ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素系
フィルムあるいは紫外線吸収剤を含有してなるプラスチ
ックフィルム具体的にはポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の
フィルムを展張した植物栽培用ハウスが知られ、またこ
れらフィルムに防曇性を賦与する手段としては、非イオ
ン型界面活性剤、ポリビニルアルコール、あるいは親水
性アクリルを練込んだり、種々のバインダーと共に塗布
するという方法などが知られていた。
<発明が解決しようとする問題点> しかし従来知られたこのようなフィルムを展張したハ
ウスは防曇性が経時と共に悪化する、またこれらの物質
の練込み、塗布を行なっても熱線遮断性の改良は全く期
待できないなどの欠点があった。
本発明の目的は上記欠点のないもの、すなわち、防曇
性の経時による変化がなく同時に熱線遮断性にすぐれた
フィルムを展張した植物栽培用ハウスを提供せんとする
ものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明の植物栽培用ハウスは、公知の植物栽培用ハウ
スに、フッ素系フィルムあるいは紫外線吸収剤を含有し
てなるプラスチックフィルムの少くとも一表面上に、膨
潤性無機層状ケイ酸塩(A)とシランカップリング剤
(B)の重量比(A/B)1/1000〜2/1の混合体から得られ
た層を設けたフィルムを展張したことを特徴とする。
本発明においては、フッ素フィルムあるいは紫外線吸
収剤を含有してなるプラスチックフィルムを基材フィル
ムとして用いる必要がある。これはそれ以外の市販フィ
ルムでは耐候性が不十分なため、すぐ劣化してしまい農
業用フィルムとして使用できないためである。
本発明におけるフッ素フィルムとしては、テトラフル
オロエチレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル、
ヘキサフルオロピロピレン、ポリクロロトリフルオロエ
チレン、ビニリデンフルオライド、ビニルフルオライド
などの重合体、それらの共重合体、あるいはエチレンと
これらの共重合体からなる単体、複合あるいは延伸、未
延伸のフィルムを代表例として挙げることができる。
本発明におけるプラスチックフィルムとしては、単体
あるいは複合体を問わず適宜のプラスチックフィルムを
用いうる。代表的なものとして、ポリオレフィンフィル
ム、ポリスチレンフィルム、ポリエステルフィルム、ポ
リカーボネートフィルム、トリアセチルセルロースフィ
ルム、セロハンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリイ
ミドフィルム、ポリフェニレンスルフィドフィルム、ポ
リエーテルイミドフィルム、ポリエーテルスルホンフィ
ルム、ポリスルホンフィルム、ポリアクリロニトリルフ
ィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ酢酸ビニルフィ
ルム、ポリエーテルエーテルケトンフィルムなどの単体
あるいは複合体を挙げることができる。コーティング層
の接着性が良好なことからプラスチックフィルムが特に
その中でも単体、複合体あるいは延伸、未延伸を問わず
ポリ塩化ビニルフィルムあるいはポリエチレンテレフタ
レートフィルムあるいはアクリルフィルムあるいはポリ
オレフィンフィルムが、価格、機械特性の面から好適で
ある。本発明の基体フィルム厚みは特に限定されないが
通常は0.5μm以上500μm以下、好ましくは30μm以
上、350μm以下である。
複合フィルムを使用する場合、その層数あるいは方法
は特に限定されないが、複合押出法、基材フィルム上へ
の押出ラミネート法あるいは種々の接着剤を用いたラミ
ネート法などにより延伸が必要な場合には延伸の前後の
問わず複合されるのが通常である。
上記したような一般的プラスチックフィルムに含有さ
れる紫外線吸収剤は、300〜400mμの紫外線を吸収すれ
ばよいのであり、その種類は特に限定されない。代表的
なものとして、フェニル・サリシレート、P−第三ブチ
ルフェニル・サリシレート等のサルチル酸誘導体、ジヒ
ドロキシ・ベンゾフェノン、ジヒドロキシ・ジメトキシ
・ベンゾフェノン等のベンゾフェノン系のもの、2−
(2′−ヒドロキシ−S′−メチル−フェニル)ベンゾ
トリアゾール等のベンゾトリアゾール系のもの、酸ア
ニリド誘導体、レゾルシノール・モノベンゾエート等の
ベンゾエート系のもの、O−ベンゾイル安息香酸メチル
あるいはエチル−2−シアノ−3、3−ジフェニル・ア
クリレート等のジフェニルアクリレート、あるいはこれ
らの混合物を挙げることができる。
またこれら紫外線吸収剤とヒンダードアミン、安息香
酸誘導体、あるいはニッケル化合物などの耐光安定剤を
必要に応じて併用してもよい。
紫外線吸収剤添加量は特に限定されないが、通常は基
材フィルム当り0.1〜40%、好ましくは2〜20%であ
る。
本発明ではかかる基材フィルム上に膨潤性無機層状ケ
イ酸塩とシランカップリング剤との混合体から得られた
層を設けることを本質とする。膨潤性無機層状ケイ酸塩
における膨潤性とは層間に水を配位していわゆる「膨
潤」する性質を有する無機層状ケイ酸塩をいい、本発明
の農薬用フィルムのコーティング層中ではこの膨潤性を
利用して少くとも部分的に層間分離して形成された微細
粒子の形でこれが存在することを本質とする。
本発明で用いられる膨潤性無機層状ケイ酸塩は構造的
にはSiO4四面体のSi対Oの比が理論上2:5のフィロケイ
酸塩で結晶単位格子が厚み方向に繰り返された結晶構造
を有するものであり、その代表例を化学式で示すと次の
ように表わすことができる。
0.3〜1.11.8〜3.2(Si3.5〜4.5O10)Z1.8〜2.2 ここで W:層間イオンであり、1種以上のカチオン性イオン、 X:八面体位置のイオンであり、Mg2+又はMg2+の1部をLi
+、Fe2+、Ni2+、Mn2+、Al3+及びF3+からなる群から選ば
れる少なくとも1種のイオンで置換したイオン、 O:酸素、 Z:F-又はOH-の中から選ばれた一種又は二種のイオン。
尚、本発明では上記の図面体位置のSi4+がGe4+または
これらの一部がAl3+、Fe3+、B3+等で置きかわったもの
でもよく、本発明にいう膨潤性無機層状ケイ酸塩はこれ
らも包含する。
これらの具体例としては、モンモリロナイト、バーミ
キュライト等の天然物や前記一般式を有する溶融あるい
は水熱で合成されるテトラシリシックマイカ、テニオラ
イト、ヘクトライト等の合成物の如き、粘土系、雲母系
鉱物がある。
これらのうちでも不純物が少ないこと、組成が均一で
あるため均一な結晶となることから、特に合成物が好ま
しく、またその中でも結晶の平面性にすぐれると共に、
結晶サイズが大きいという点から、 Wx−0.1〜x+0.1Mg2.8−x〜3.2−xLix(Si
3.1〜4.0O10)F1.8〜2.0 又は Wx−0.1〜x+0.1Mg2.8−x〜3.2−xLix(Si
3.5〜4.0O10)(OH)1.8〜2.0 (ただしx=0.8〜1.2)なるものが好ましい。
また層間イオンWとしては、1種以上のカチオン系イ
オンであればよく特に限定されないが防曇効果が顕著で
あることから、全層間イオン数の50%以上が、好ましく
は80%以上が、更に好ましくは95%以上がR−NH3 +(た
だしRはアルキル基、好ましくは炭素数が7以下のアル
キル基を示す)あるいはLi+、Na+から選ばれた1種以上
のイオンとするのがよい。
本発明において使用される膨潤性無機層状ケイ酸塩の
サイズは特に限定されないが、沈降法により測定された
平均粒系が0.05μm〜15μm、好ましくは0.1μm〜8
μm、更に好ましくは0.15μm〜3μmの範囲にある場
合、均一な層を得ることができるため好ましい。また全
粒子の50%、好ましくは80%、更に好ましくは90%の厚
みが800Å以下、好ましくは400Å以下、更に好ましくは
100Å以下である場合、コーティング層表面が平滑でよ
りコンパクトな製品となるためより好ましい。ここで厚
みとはコーティング層断面内に存在する無機粒子の厚み
をいう。
本発明でいうシランカップリング剤は、特に限定はさ
れないが、代表的なものとしてアミノ系シランカップリ
ング剤、ビニル系あるいはメタクリロキシ系シランカッ
プリング剤、エポキシ系シランカップリング剤、メチル
系シランカップリング剤、クロロ系シランカップリング
剤、アニリノ系シランカップリング剤、メルカプト系シ
ランカップリング剤などを挙げることができる。シラン
カップリング剤は、基材の種類に応じて適宜選択すれば
よいが、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリカー
ボネートなどのポリエステル系の基材に塗付する場合は なる構造のエポキシ系シランカップリング材が、あるい
なる構造のクロル系シランカップリング剤を主成分とす
るのが塗布時の増粘の点から、あるいは基材に対する接
着性の点から特に好適である。(ただし、m=0または
1、n=1〜10の整数、R′=炭素数1〜10のアルキル
基、フェニル基、シクロヘキシル基から選ばれた炭化水
素残基、R″=水素乃至炭素数1〜10のアルキル基から
選ばれた炭化水素残基を示す。) またフッ素系フィルム、ポリオレフィン、ポリ塩化ビ
ニルの基材に塗布する場合は上に示したものと同じエポ
キシ系シランカップリング剤を主成分とするのが好適で
ある。
本発明においては膨潤性無機層状ケイ酸塩(A)とシ
ランカップリング剤(B)との重量比(A/B)は1/1000
〜2/1、好ましくは1/500〜1/3、更に好ましくは1/200〜
1/5とする必要がある。これは重量比(A/B)が1/1000よ
り小さい場合防曇性が十分でないため好ましくない。一
方、2/1より大きい場合、層状ケイ酸塩相互の結合が不
足となり劈開し易くなるため好ましくないのである。防
曇性をより要求される場合には重量比(A/B)を1/200〜
1/5とすることにより、より良好な結果を得ることがで
きる。
本発明でいう膨潤性無機層状ケイ酸塩とシランカップ
リング剤の混合体から得られた層には、その特性を損わ
ない範囲で他の成分を共存させうる。この場合上記成分
を60重量%以上、この好ましくは80重量%以上、更に好
ましくは90重量%以上含むべきである。
本発明における無機コーティング層は該フィルム層の
片面あるいは両面にコートするものとする。
本発明における無機コーティング層の厚みは特に限定
されないが、通常は0.01〜15μmであり、好ましくは0.
1〜5μmである。
本発明における無機コーティング層(b)と基材フィ
ルム層(a)との厚み比(b/a)は、特に限定されない
が1/4〜1/104好ましくは1/8〜1/103、更に好ましくは1/
12〜1/102とするのが、積層体としての可撓性、機械特
性の面からより好ましい。但し両面にコートした場合は
層(b)の厚みとしてその各々の層の厚みの和をとるも
のとする。
本発明におけるハウスとは、植物栽培用として利用さ
れるハウスであればいかなるものでもよく、ハウスを形
成する材料も金属、木材、プラスチックなどいずれで形
成されたものであってもよい。
本発明のフィルムを展張する方法は特に限定されない
が、アルミ、鋼などの金属製、木製あるいは無機材製等
のフレームにボルト締め、接着、圧着等の方法で固定す
るものとする。このようにして固定したフィルムを面状
で組合わせてもよいし、一方曲面に沿って固定させて使
用してもよい。
次に本発明の植物栽培用ハウスに適用される代表的な
フィルム製造方法について説明するが、当然これに限定
されるものではない。まず基材とするフッ素系フィルム
あるいは紫外線吸収剤を添加したプラスチックフィルム
を用意する。このフィルムは必要に応じ空気中その他種
々の雰囲気中でコロナ放電処理を施しておいてもよい。
その中でもチッ素ガス、二酸化炭素あるいは、それらの
混合物中で放置処理することが好ましい。またウレタン
樹脂、エポキシ樹脂など公知のアンカー処理剤を用いて
アンカー処理を施しておいてもよいが通常は特に必要で
はない。該フィルム上に無機層状ケイ酸塩とシランカッ
プリング剤と溶媒を主体とする組成物を、グラビアコー
ト、リバースコート、スプレーコート等の公知の方法を
用いてコーティングした後60℃〜250℃で1sec〜15分程
度乾燥させる。この際溶媒としては水を使用してもよい
しアルコール系のものを使用してもよい。当然水とアル
コールとの混合溶媒を使用してもよい。又、コーティン
グ層を別途製膜しておき、あとからラミネートしてもよ
いが、層状ケイ酸塩を主体とする層は、やや強度が不足
である点から直接基材フィルム上にコーティングするの
が好ましい。このようして得られたフィルムをハウスの
所定のわくに沿い拡張して使用するのである。
尚、上記コーティング液中では膨潤性無機層状ケイ酸
塩は、その膨潤性により、微細片状化し、凝集、沈降す
ることなく、シランカップリング剤と均一に混合してお
り、これが効果発現を一層顕著なものとしている。
<作用・効果> 本発明では、膨潤性無機層状ケイ酸塩が凝集すること
なくシランカップリング剤と均一に混合することが可能
となり、その結果極めて薄く塗布するのみで基材フィル
ムは層状ケイ酸塩に完全に被覆され、積層体が無機質と
しての特性を示す。
本発明の植物栽培用ハウスは、経時による防曇性の変
化がなく、熱線遮断性、可撓性耐候性にすぐれ、従来の
植物栽培用ハウスに比べ、その実用性能ははるかにすぐ
れている。
<特性測定方法・評価基準> なお本発明における特性の測定方法および評価基準は
次の通りである。
(1)防曇性:容量180ccの陶器製容器に90℃のお湯を1
20cc入れ、その湯気を防曇面に30秒当てる。その際フィ
ルムが白くにごり湯面が全くみえなくなる場合を
「×」、全く変化ないかあるいは僅かににごるが、湯面
は見えるものを「○」と判定した。このテストを製膜直
後および70℃熱風オーブン中で10日放置した後とで評価
した。
(2)フレキシビリティ:R=3mmの折り曲げテストを表
裏各方向に20回行い、コーティング層の基材からの剥離
状態を目視で調べ剥離のみられないものを「○」、剥離
のみられるものを「×」とした。
(3)接着力:無機層状ケイ酸塩を主体とするコーティ
ング層を市販のセロファン粘着テープ(ニチバン株式会
社製)により90゜剥離し、剥離後セロハンテープに付着
した無機コーティング層付着面積が40%未満の場合を基
材との接着力「○」と、また40%以上の場合を「×」と
した。
(4)耐候性:サンシャインウエザーメーター中で1週
間放置した後接着力を測定し、判定した。
(5)熱線遮断性:JIS A1414に準じ、風速0m/分で測定
した熱貫流率で熱線遮断性を評価した。
<実施例> 次に実施例に基づいて本発明の実施態様を説明する。
実施例1〜4、比較例1〜3 厚さ12μmのポリエチレンテレフタレート2軸延伸フ
ィルムの片面に以下の組成の保護層を乾燥後の厚さが0.
3μmになる様5重量%ゾルの状態でコートした後165℃
熱風中で2分間乾燥する。これらのサンプルとベースフ
ィルムについて評価を行い、表中にその結果を示した。
<保護層組成> 層状ケイ酸塩(A):WMg2Li(Si4O10)F2 W=Li+ただしLi−TNと略記する。
シランカップリング剤(B): ただし重量比は表中に示した。
層状ケイ酸塩が少なすぎる場合は、防曇性、熱線遮断
性(熱貫流率)共に十分でない(比較例1)一方多すぎ
る場合は接着力が乏しく実用上不適当であるため好まし
くない(比較例2)。当然基材フィルムのみでは防曇
性、熱貫流率とも不十分なものであり好ましくない。
本発明の場合のみすぐれた防曇性、熱線遮断性等の特
性を得ることができるのである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三村 尚 大津市園山1丁目1番1号 東レ株式会 社滋賀事業場所内 (56)参考文献 特開 昭54−71147(JP,A) 特開 昭62−178340(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フッ素系フィルムあるいは紫外線吸収剤を
    含有してなるプラスチックフィルムの少くとも一表面上
    に、膨潤性無機層状ケイ酸塩(A)とシランカップリン
    グ剤(B)の重量比(A/B)1/1000〜2/1の混合体から得
    られた層を設けたフィルムを展張したことを特徴とする
    植物栽培用ハウス。
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