JP2570176B2 - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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JP2570176B2
JP2570176B2 JP12350094A JP12350094A JP2570176B2 JP 2570176 B2 JP2570176 B2 JP 2570176B2 JP 12350094 A JP12350094 A JP 12350094A JP 12350094 A JP12350094 A JP 12350094A JP 2570176 B2 JP2570176 B2 JP 2570176B2
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laser beam
electrophotographic recording
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剛伸 下田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真記録装置に関
し、特にレーザ・スキャンユニットの位置ずれを補正す
る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真記録装置の一例(例え
ば、特開平03−168662号公報参照)を図3に示
す。1はレーザ光源としての固体レーザ素子であり、レ
ーザビームドライバ11からの信号にもとづいて明滅す
る。ドライバ11は、画像処理部12からの画像信号に
もとづいてレーザ素子1を駆動する。2はレーザ素子1
が放射したレーザビームをほぼ平行な光とするためのコ
リメータ・レンズ系である。3は回転多面体鏡であり、
矢印Aの方向に一定の速度で回転している。これによっ
てコリメータ・レンズ系2からのレーザビームは反射・
偏向され、矢印Bの方向に走査される。5は静電潜像を
形成するための感光ドラムである。4a,4b,4cは
回転多面体鏡3と、感光ドラム5との間に配置されたf
θレンズ群である。回転多面体鏡3で反射したレーザビ
ームは、このレンズ群4a〜4cを通ることによって感
光ドラム5上に焦点を結び、またその走査速度がドラム
5上で一定となる。レーザ素子1、コリメータ・レンズ
系2、回転多面体鏡3、ならびにfθレンズ群4a〜4
cはレーザビームを放射・偏向するレーザ・スキャンユ
ニットを形成している。
【0003】ドラム5の端部には反射鏡6aおよび固体
撮像素子6が配置されており、レーザビームはこの反射
鏡6aで反射し、撮像素子6に入射するようになってい
る。固体撮像素子6の位置は、感光ドラム5の位置と光
学的に等価となっている。従って、レーザビームが感光
ドラム5上に焦点を結ぶ場合、固体撮像素子6上でも焦
点を結ぶことになる。AF制御部10は、この固体撮像
素子6および画像処理12から信号を受け取り、焦点調
整手段9およびレーザビーム・ドライバ11に制御信号
を出力している。
【0004】AF制御部10は、固体撮像素子6からの
信号にもとづいて、レーザビームの焦点位置が感光ドラ
ム5の位置からずれたか否かを判定する。そして、焦点
位置がずれている場合にはそのずれの量に応じて、焦点
調整手段9を制御し、コリメータ・レンズ系2を矢印T
の方向に移動させ、レーザビームの焦点位置を感光ドラ
ム5の位置に一致させる。従って、スキャンユニットに
ゆがみや反りが発生し、レーザビームの焦点位置がずれ
た場合でも、それは自動的に解消される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の電子写真記録装置では、スキャンユニットが放射す
るレーザビームを、感光ドラムの一方の端部付近で検出
し、そしてコリメータ・レンズ系を移動させて、レーザ
ビームの焦点位置を調整しているため、感光ドラムのも
う一方の端部付近で焦点位置のずれが生じてもそれを調
整することはできない。
【0006】本発明の目的は、このような問題を解決
し、スキャンユニットの機械的な変化による焦点位置の
ずれを、感光ドラムのどの位置におけても解消できるよ
うにした電子写真記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザ・スキ
ャンユニットによってレーザビームを放射・偏向し、感
光体上に潜像を形成する電子写真記録装置において、前
記スキャンユニットによって放射・偏向された前記レー
ザビームを検出するレーザビーム検出手段と、所定の制
御信号にもとづいて、前記スキャンユニットを移動させ
るスキャンユニット移動手段と、前記検出手段の検出結
果にもとづいて、前記制御信号を前記移動手段に出力す
る制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】レーザビーム検出手段は、スキャンユニットに
よって放射・偏向されたレーザビームを検出し、制御手
段は、レーザビーム検出手段の検出結果にもとづいて、
制御信号を移動手段に出力する。そして、スキャンユニ
ット移動手段は、この制御信号にもとづいて、スキャン
ユニットを移動させる。従って、なんらかの原因でレー
ザビームの焦点の位置が感光体の位置からずれた場合で
も、スキャンユニットの位置を調整して、感光体上のど
の位置でもレーザビームが焦点を結ぶようにできる。ま
た、スキャンユニットを感光体に対して相対的に移動で
きるので、感光体上の描画位置を調整することも可能と
なる。その結果、常に良好な記録画像を得ることができ
る。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明による電子写真記録装置の一例
の要部を示す平面図であり、図2はその側面図である。
ただし、図2では簡単のため、後述するレーザ・スキャ
ンユニット7は、そのテーブル70の部分のみを示す。
1はレーザ光源としての固体レーザ素子であり、レーザ
ビームドライバ(図示せず)からの信号にもとづいて明
滅する。2はレーザ素子1が放射したレーザビームをほ
ぼ平行な光とするためのコリメータ・レンズ系である。
3は回転多面体鏡であり、矢印Aの方向に一定の速度で
回転している。これによってコリメータ・レンズ系2か
らのレーザビームは反射・偏向され、矢印Bの方向に走
査される。5は静電潜像を形成するための感光ドラムで
ある。4a,4b,4cは回転多面体鏡3と、感光ドラ
ム5との間に配置されたfθレンズ群である。回転多面
体鏡3で反射したレーザビームは、このレンズ群4a〜
4cを通ることによって感光ドラム5上に焦点を結び、
またその走査速度がドラム5上で一定となる。レーザ素
子1、コリメータ・レンズ系2、回転多面体鏡3、なら
びにfθレンズ群4a〜4cはレーザビームを放射・偏
向するレーザ・スキャンユニット7を形成し、これらは
テーブル70上に配置されている。
【0010】ドラム5の両端部には、有効走査領域の外
側に2つの固体撮像素子6a,6bが配置され、レーザ
ビームを受光するようになっている。固体撮像素子6
a,6bの位置は、感光ドラム5上のレーザビームによ
る走査面と光学的に等価な位置となっている。
【0011】8a,8b,8cはそれぞれスキャンユニ
ット7の位置を調整するための移動手段である。2つの
移動手段8bは、感光ドラム5とは反対側の、テーブル
70の側端部に取り付けられ、それぞれテーブル70の
コーナ部を矢印Xの方向に独立に移動させる。2つの移
動手段8aは、移動手段8bが取り付けられた端部と直
交する側端部に取り付けられ、それぞれテーブル70の
コーナ部を矢印Yの方向に独立に移動させる。2つの移
動手段8cは、テーブル70の底部で、感光ドラム5に
近いコーナ部にそれぞれ取り付けられ、その部分を矢印
Zの方向に独立に移動させる。これらの移動手段8a〜
8cの働きによりスキャンユニット7は直交する3方向
に移動させることができ、また回転させることができ
る。
【0012】AF制御部(図示せず)は、固体撮像素子
6a,6bから信号を受け取り、その信号にもとづい
て、レーザビームの焦点位置が感光ドラム5の位置から
ずれたか否かを判定する。そして判定結果に従って移動
手段8a〜8cを制御し、レーザビームが感光ドラム5
のどの位置においても焦点を結ぶようにする。
【0013】次に動作を説明する。例えば、レーザビー
ムの焦点位置が、感光ドラム5の両端部におていて、同
じ距離だけ手前にずれていたとする。この場合、AF制
御部はこのことを2つの固体撮像素子6a,6bからの
信号にもとづいて認識する。そして、2つの移動手段8
bを制御して、それぞれ上記距離だけテーブル70を矢
印Xの方向で、テーブル70が感光ドラム5に接近する
よう移動させる。この位置調整は、従来の装置におい
て、コリメータ・レンズ系2をTの方向に移動させる調
整に相当する。
【0014】次に、レーザビームの焦点位置が、固体撮
像素子6aの位置では、感光ドラム5の面より遠くにあ
り、固体撮像素子6bの位置では、感光ドラム5の手前
にあったとする。この場合、AF制御部は、このような
焦点位置のずれを上述の場合と同様、固体撮像素子6
a,6bからの信号によって認識し、移動手段8a,8
bを次のように制御する。すなわち、図1上右側の移動
手段8aによってテーブル70を押し、逆に左側の移動
手段8aによってテーブル70を引く。一方、図1上、
上側の移動手段8bによってテーブル70を押し、下側
の移動手段8bによってテーブル70を引く。その結
果、テーブル70は時計方向に回転し、2つの固体撮像
素子6a,6bの位置におけるレーザビームの焦点位置
をまず一致させることができる。そして、上述の場合の
ようにして移動手段8bを制御し、焦点位置を感光ドラ
ム5の面の位置に一致させる。このような位置調整は、
従来のようなコリメータ・レンズ系2の調整だけでは不
可能である。
【0015】また、図2において、焦点の位置が感光ド
ラム5上で、矢印Zの方向にずれている場合には、AF
制御部は、移動手段8cを制御してテーブル70の右端
部を矢印Zの方向に移動させ、位置合わせを行なう。
【0016】この電子写真記録装置では、上述のような
焦点位置の調整だけでなく、感光ドラム5上での描画位
置を調整することも可能である。例えば、第1印字位置
(用紙の左端から、最初の印字位置までの距離)を調整
する場合には移動手段8aを用いればよい。また、頭出
し位置(用紙の上部から、最初の印字位置までの距離)
を調整する場合には移動手段8cを用いればよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子写真記
録装置では、レーザビーム検出手段は、スキャンユニッ
トによって放射・偏向されたレーザビームを検出し、制
御手段は、レーザビーム検出手段の検出結果にもとづい
て、制御信号を移動手段に出力する。そして、スキャン
ユニット移動手段は、この制御信号にもとづいて、スキ
ャンユニットを移動させる。従って、なんらかの原因で
レーザビームの焦点の位置が感光体の位置からずれた場
合でも、スキャンユニットの位置を調整して、感光体上
のどの位置でもレーザビームが焦点を結ぶようにでき
る。また、スキャンユニットを感光体に対して相対的に
移動できるので、感光体上の描画位置を調整することも
可能となる。その結果、常に良好な記録画像を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子写真記録装置の一例の要部を
示す平面図である。
【図2】本発明による電子写真記録装置の一例の要部を
示す側面図である。
【図3】従来の電子写真記録装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 固体レーザ素子 2 コリメータ・レンズ系 3 回転多面体鏡 4a,4b,4c fθレンズ群 5 感光ドラム 6a,6b 固体撮像素子 7 レーザ・スキャンユニット 8a,8b,8c 移動手段 70 テーブル

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ・スキャンユニットによってレーザ
    ビームを放射・偏向し、感光体上に潜像を形成する電子
    写真記録装置において、 前記スキャンユニットによって放射・偏向された前記レ
    ーザビームを検出するレーザビーム検出手段と、 所定の制御信号にもとづいて、前記スキャンユニットを
    移動させるスキャンユニット移動手段と、 前記検出手段の検出結果にもとづいて、前記制御信号を
    前記移動手段に出力する制御手段とを備えたことを特徴
    とする電子写真記録装置。
  2. 【請求項2】前記スキャンユニット移動手段は、前記制
    御信号にもとづいて前記スキャンユニットを直交する3
    つの方向に移動させ、かつ回転させることを特徴とする
    請求項1記載の電子写真記録装置。
  3. 【請求項3】前記レーザビーム検出手段は、固体撮像素
    子から成ることを特徴とする請求項1記載の電子写真記
    録装置。
  4. 【請求項4】前記レーザビーム検出手段は、前記感光体
    の両端部近傍にてレーザビームを検出することを特徴と
    する請求項1記載の電子写真記録装置。
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