JP2570154Y2 - ストッパー - Google Patents
ストッパーInfo
- Publication number
- JP2570154Y2 JP2570154Y2 JP1992069274U JP6927492U JP2570154Y2 JP 2570154 Y2 JP2570154 Y2 JP 2570154Y2 JP 1992069274 U JP1992069274 U JP 1992069274U JP 6927492 U JP6927492 U JP 6927492U JP 2570154 Y2 JP2570154 Y2 JP 2570154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- stopper
- frame
- horizontal member
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ビニールハウスのビニ
ールシートを押さえる合成樹脂製のバンドを番線やパイ
プ、或いはチャンネル状型材(本明細書において、これ
等を「水平部材」と総称する。)に留め付ける際に適用
するに好適なストッパーに関するものである。
ールシートを押さえる合成樹脂製のバンドを番線やパイ
プ、或いはチャンネル状型材(本明細書において、これ
等を「水平部材」と総称する。)に留め付ける際に適用
するに好適なストッパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のストッパーとしては、例
えば実公昭58−2888号公報、実公昭58−100
07号公報及び実公昭59−44号公報などに開示され
ているように、バンド通し孔が形成された四辺形の枠体
に、連結片を介して略I字状の挟止脚を設けると共に、
番線、パイプ又はチャンネル状型材等の水平部材に係止
するための水平部材係止部を設けた構造のものが用いら
れていた。
えば実公昭58−2888号公報、実公昭58−100
07号公報及び実公昭59−44号公報などに開示され
ているように、バンド通し孔が形成された四辺形の枠体
に、連結片を介して略I字状の挟止脚を設けると共に、
番線、パイプ又はチャンネル状型材等の水平部材に係止
するための水平部材係止部を設けた構造のものが用いら
れていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のストッパーには次のような欠点があった。
のストッパーには次のような欠点があった。
【0004】即ち、ビニールハウスのビニールシートに
バンドを巻き付けた後、これらのストッパーを用いて一
旦接合した後は、簡単にバンドを弛めることが出来ない
ので、ビニールハウス内に新鮮な空気を導入するために
ビニールシートの下端部を開放する際には、該バンドを
切断してストッパーと共に廃棄し、空気の導入後に新た
なバンドとストッパーを使用してビニールシートを押さ
えざるを得ず、梱包材料の無駄使いにつながるという欠
点があった。
バンドを巻き付けた後、これらのストッパーを用いて一
旦接合した後は、簡単にバンドを弛めることが出来ない
ので、ビニールハウス内に新鮮な空気を導入するために
ビニールシートの下端部を開放する際には、該バンドを
切断してストッパーと共に廃棄し、空気の導入後に新た
なバンドとストッパーを使用してビニールシートを押さ
えざるを得ず、梱包材料の無駄使いにつながるという欠
点があった。
【0005】本考案は、上記事情に鑑み、バンドの接合
後においても簡単にバンドを弛めることが出来るストッ
パーを提供することを目的とするものである。
後においても簡単にバンドを弛めることが出来るストッ
パーを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本考案は、ビニー
ルハウス(13)のビニールシート(16)を押さえる
バンド(12)を水平部材(20、27、31)に留め
付けるストッパー(1、1A、1B)において、四辺形
の枠体(2)を有し、前記枠体に、前記バンドを挿通し
得るバンド通し孔(3)を形成し、前記枠体の第1の辺
に、可撓性を有する連結片(10)を介して、心棒(8
a)の両端にそれぞれ起立棒(8c、8d)を連設した
略エ字状の挟止脚(8)をその起立棒の一端部が前記枠
体から所定の長さ(L1)だけ突出した形で設け、前記
枠体の前記第1の辺に隣接する第2の辺に、前記水平部
材に係止し得る水平部材係止部(21、22、29)を
設けて構成される。
ルハウス(13)のビニールシート(16)を押さえる
バンド(12)を水平部材(20、27、31)に留め
付けるストッパー(1、1A、1B)において、四辺形
の枠体(2)を有し、前記枠体に、前記バンドを挿通し
得るバンド通し孔(3)を形成し、前記枠体の第1の辺
に、可撓性を有する連結片(10)を介して、心棒(8
a)の両端にそれぞれ起立棒(8c、8d)を連設した
略エ字状の挟止脚(8)をその起立棒の一端部が前記枠
体から所定の長さ(L1)だけ突出した形で設け、前記
枠体の前記第1の辺に隣接する第2の辺に、前記水平部
材に係止し得る水平部材係止部(21、22、29)を
設けて構成される。
【0007】また、上記枠体(2)の上記第2の辺に対
向する第3の辺に、2個のフック状の係止片(5、6)
を互いに対向する形で設けて構成される。
向する第3の辺に、2個のフック状の係止片(5、6)
を互いに対向する形で設けて構成される。
【0008】また、上記枠体(2)の上記第2の辺に対
向する第3の辺に係止リング(17)を設けて構成され
る。
向する第3の辺に係止リング(17)を設けて構成され
る。
【0009】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本考
案は図面上の記載に限定拘束されるものではない。この
ことは、「実用新案登録請求の範囲」及び「作用」の欄
についても同様である。
応する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本考
案は図面上の記載に限定拘束されるものではない。この
ことは、「実用新案登録請求の範囲」及び「作用」の欄
についても同様である。
【0010】
【作用】上記した構成により、本考案は、バンド(1
2)をストッパー(1、1A、1B)に固定する際に
は、連結片(10)から折り曲げられた挟止脚(8)に
対して、バンド通し孔(3)に挿通されたバンドの端部
を巻き付ける形で固定作業が行なわれるように作用す
る。また、ビニールシート(16)を開放する際には、
ストッパーの略エ字状の挟止脚(8)を起立させること
により、バンドが簡単に緩むように作用する。
2)をストッパー(1、1A、1B)に固定する際に
は、連結片(10)から折り曲げられた挟止脚(8)に
対して、バンド通し孔(3)に挿通されたバンドの端部
を巻き付ける形で固定作業が行なわれるように作用す
る。また、ビニールシート(16)を開放する際には、
ストッパーの略エ字状の挟止脚(8)を起立させること
により、バンドが簡単に緩むように作用する。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
【0012】図1は本考案によるストッパーの一実施例
を示す斜視図、図2は図1に示すストッパーが使用され
たビニールハウスの一例を示す斜視図、図3は図1に示
すストッパーの使用状態を示す斜視図、図4はバンドを
緩めた状態を示す斜視図、図5は本考案によるストッパ
ーの別の実施例を示す斜視図、図6は図5に示すストッ
パーの使用状態を示す正面図、図7は本考案によるスト
ッパーの更に別の実施例を示す斜視図、図8は図7に示
すストッパーの使用状態を示す正面図、図9は本考案に
よるストッパーの更に別の実施例を示す斜視図、図10
は本考案によるストッパーの更に別の実施例を示す斜視
図である。
を示す斜視図、図2は図1に示すストッパーが使用され
たビニールハウスの一例を示す斜視図、図3は図1に示
すストッパーの使用状態を示す斜視図、図4はバンドを
緩めた状態を示す斜視図、図5は本考案によるストッパ
ーの別の実施例を示す斜視図、図6は図5に示すストッ
パーの使用状態を示す正面図、図7は本考案によるスト
ッパーの更に別の実施例を示す斜視図、図8は図7に示
すストッパーの使用状態を示す正面図、図9は本考案に
よるストッパーの更に別の実施例を示す斜視図、図10
は本考案によるストッパーの更に別の実施例を示す斜視
図である。
【0013】ビニールハウス13は、図2に示すよう
に、所定の間隔で配設された複数個のアーチ状のフレー
ム15を有しており、これらフレーム15上にはビニー
ルシート16が着設されている。ビニールシート16の
下端部の近傍には複数個の支柱19が所定の間隔をおい
て植設されており、これら支柱19を連結する形で番線
20がビニールハウス13の長手方向に張設されてい
る。
に、所定の間隔で配設された複数個のアーチ状のフレー
ム15を有しており、これらフレーム15上にはビニー
ルシート16が着設されている。ビニールシート16の
下端部の近傍には複数個の支柱19が所定の間隔をおい
て植設されており、これら支柱19を連結する形で番線
20がビニールハウス13の長手方向に張設されてい
る。
【0014】また、前記複数個のフレーム15間には、
ポリプロピレンやポリエステル等の合成樹脂からなるバ
ンド12がビニールシート16を押さえる形で設けられ
ており、各バンド12の端部は、本考案によるストッパ
ー1を介して前記番線20に留め付けられている。
ポリプロピレンやポリエステル等の合成樹脂からなるバ
ンド12がビニールシート16を押さえる形で設けられ
ており、各バンド12の端部は、本考案によるストッパ
ー1を介して前記番線20に留め付けられている。
【0015】ところで、ストッパー1は、図1に示すよ
うに、全体が合成樹脂から一体に形成されたものであ
り、ほぼ正方形の枠体2を有している。枠体2の中央部
には、バンドを通すためのバンド通し孔3がほぼ正方形
状に形成されており、枠体2の表面には、多数の細線が
凸設されて滑り止め2aが形成されている。
うに、全体が合成樹脂から一体に形成されたものであ
り、ほぼ正方形の枠体2を有している。枠体2の中央部
には、バンドを通すためのバンド通し孔3がほぼ正方形
状に形成されており、枠体2の表面には、多数の細線が
凸設されて滑り止め2aが形成されている。
【0016】また、枠体2の図1右下の辺には略エ字状
の挟止脚8が、可撓性を有する肉薄の連結片10を介し
て設けられており、連結片10は、中央部が最もその幅
が狭く、両端に近付く程その幅が広くなる形状に形成さ
れている。挟止脚8は心棒8aを有しており、心棒8a
の表面には多数の細線が凸設されて滑り止め8bが形成
されている。また、心棒8aの両端にはそれぞれ起立棒
8c、8dが連設されており、前記連結片10は片側
(図1左上側)の起立棒8cの図1左下端部を介して挟
止脚8に接続されている。なお、各起立棒8c、8dの
図1右上端部は枠体2の図1右上端部よりも所定の長さ
L1だけ突出している。
の挟止脚8が、可撓性を有する肉薄の連結片10を介し
て設けられており、連結片10は、中央部が最もその幅
が狭く、両端に近付く程その幅が広くなる形状に形成さ
れている。挟止脚8は心棒8aを有しており、心棒8a
の表面には多数の細線が凸設されて滑り止め8bが形成
されている。また、心棒8aの両端にはそれぞれ起立棒
8c、8dが連設されており、前記連結片10は片側
(図1左上側)の起立棒8cの図1左下端部を介して挟
止脚8に接続されている。なお、各起立棒8c、8dの
図1右上端部は枠体2の図1右上端部よりも所定の長さ
L1だけ突出している。
【0017】更に、枠体2の図1左下の辺には番線係止
部21が設けられており、ストッパー1は、図2に示す
ように、該番線係止部21が番線20に引っ掛かる形で
係止されている。
部21が設けられており、ストッパー1は、図2に示す
ように、該番線係止部21が番線20に引っ掛かる形で
係止されている。
【0018】また、枠体2の図1右上の辺には、2個の
フック状の係止片5、6が互いに対向する形で設けられ
ており、バンド12は、図3に示すように、その端部が
折り曲げられ、それが係止片5、6を経てバンド通し孔
3に挿通され、連結片10を中心として約180°折り
曲げられた状態の挟止脚8に巻き付けられた形でストッ
パー1に強固に固定されている。
フック状の係止片5、6が互いに対向する形で設けられ
ており、バンド12は、図3に示すように、その端部が
折り曲げられ、それが係止片5、6を経てバンド通し孔
3に挿通され、連結片10を中心として約180°折り
曲げられた状態の挟止脚8に巻き付けられた形でストッ
パー1に強固に固定されている。
【0019】ビニールハウス13は以上のような構成を
有するので、バンド12の端部をストッパー1を介して
番線20に留め付ける際には、まず、ストッパー1をそ
の番線係止部21を介して番線20に引っ掛ける。次
に、バンド12の端部を折り曲げてストッパー1のバン
ド通し孔3に挿通し、挟止脚8を連結片10を中心とし
て約180°折り曲げ、バンド12を該折り曲げ状態の
挟止脚8に巻き付ける。その後、バンド12の先端部を
引っ張ってバンド12に所定の引張力を発生させ、バン
ド12を係止片5、6に引っ掛けて固定することによ
り、バンド12と枠体2との接触面積を大きくする。す
ると、バンド12の端部は挟止脚8に巻き付いているの
で、内側に巻かれた部分が外側に巻かれた部分の張力に
よって該外側部分と枠体2との間に強固に挟まれること
から、バンド12の端部はストッパー1で確実に固定さ
れる。しかも、バンド12が接触する挟止脚8及び枠体
2の表面にはそれぞれ滑り止め8b及び2aが形成され
ているので、尚更である。この際、バンド12の端部に
作用する引張力が強大であればある程、バンド12の内
側に巻かれた部分を挟む力も大きくなるので、ストッパ
ー1部分における引張強度はバンド12自体の引張強度
と同等又はそれ以上となり、ストッパー1が強度面にお
ける弱点となることはない。
有するので、バンド12の端部をストッパー1を介して
番線20に留め付ける際には、まず、ストッパー1をそ
の番線係止部21を介して番線20に引っ掛ける。次
に、バンド12の端部を折り曲げてストッパー1のバン
ド通し孔3に挿通し、挟止脚8を連結片10を中心とし
て約180°折り曲げ、バンド12を該折り曲げ状態の
挟止脚8に巻き付ける。その後、バンド12の先端部を
引っ張ってバンド12に所定の引張力を発生させ、バン
ド12を係止片5、6に引っ掛けて固定することによ
り、バンド12と枠体2との接触面積を大きくする。す
ると、バンド12の端部は挟止脚8に巻き付いているの
で、内側に巻かれた部分が外側に巻かれた部分の張力に
よって該外側部分と枠体2との間に強固に挟まれること
から、バンド12の端部はストッパー1で確実に固定さ
れる。しかも、バンド12が接触する挟止脚8及び枠体
2の表面にはそれぞれ滑り止め8b及び2aが形成され
ているので、尚更である。この際、バンド12の端部に
作用する引張力が強大であればある程、バンド12の内
側に巻かれた部分を挟む力も大きくなるので、ストッパ
ー1部分における引張強度はバンド12自体の引張強度
と同等又はそれ以上となり、ストッパー1が強度面にお
ける弱点となることはない。
【0020】また、ビニールハウス13内に新鮮な空気
を導入するためにビニールシート16の下端部を開放す
る際には、次の手順で行なわれる。
を導入するためにビニールシート16の下端部を開放す
る際には、次の手順で行なわれる。
【0021】即ち、バンド12がストッパー1を介して
番線20に留め付けられた状態で、各ストッパー1の挟
止脚8の起立棒8dの図3右端部に手を掛け、起立棒8
c、8dの図3左端部を支点として上方に90°回転さ
せて、図4に示すように、当該挟止脚8を起立させる。
この際、起立棒8dの図3右端部は枠体2の図3右端部
よりも右側に所定の長さL1だけ突出しているので、該
右端部に手を掛けやすい。
番線20に留め付けられた状態で、各ストッパー1の挟
止脚8の起立棒8dの図3右端部に手を掛け、起立棒8
c、8dの図3左端部を支点として上方に90°回転さ
せて、図4に示すように、当該挟止脚8を起立させる。
この際、起立棒8dの図3右端部は枠体2の図3右端部
よりも右側に所定の長さL1だけ突出しているので、該
右端部に手を掛けやすい。
【0022】こうして、挟止脚8が起立すると、それに
伴なって該挟止脚8に巻き付いた状態のバンド12が上
方に引っ張られて緩み、それまでバンド12に作用して
いた引張力がゼロとなる。次いで、挟止脚8に巻き付い
たバンド12部分を引っ張って挟止脚8を該バンド12
部分から取り外す。すると、バンド12とストッパー1
との固定状態が解除されるので、ビニールシート16の
下端部を開放してビニールハウス13内に新鮮な空気を
導入することが出来る。
伴なって該挟止脚8に巻き付いた状態のバンド12が上
方に引っ張られて緩み、それまでバンド12に作用して
いた引張力がゼロとなる。次いで、挟止脚8に巻き付い
たバンド12部分を引っ張って挟止脚8を該バンド12
部分から取り外す。すると、バンド12とストッパー1
との固定状態が解除されるので、ビニールシート16の
下端部を開放してビニールハウス13内に新鮮な空気を
導入することが出来る。
【0023】こうして、ビニールハウス13内に新鮮な
空気が十分に導入された後、ビニールシート16の下端
部を閉塞する際には、上述の手順で行なう。この際、同
じバンド12とストッパー1を用いることが出来るの
で、これらバンド12、ストッパー1の無駄使いにつな
がるようなことはない。
空気が十分に導入された後、ビニールシート16の下端
部を閉塞する際には、上述の手順で行なう。この際、同
じバンド12とストッパー1を用いることが出来るの
で、これらバンド12、ストッパー1の無駄使いにつな
がるようなことはない。
【0024】なお、上述の実施例においては、枠体2に
2個のフック状の係止片5、6を互いに対向する形で設
けたストッパー1について説明したが、図9に示すよう
に、これら係止片5、6の代わりに係止リング17を設
けてもよい。この場合、バンド12の一端を折り曲げ、
それを係止リング17に通してからバンド通し孔3に挿
通することにより、バンド12と枠体2との接触面積を
大きくし、その分だけ確実に固定することが可能とな
る。或いはまた、図10に示すように、係止片5、6や
係止リング17を省略してストッパー1を構成すること
も可能である。
2個のフック状の係止片5、6を互いに対向する形で設
けたストッパー1について説明したが、図9に示すよう
に、これら係止片5、6の代わりに係止リング17を設
けてもよい。この場合、バンド12の一端を折り曲げ、
それを係止リング17に通してからバンド通し孔3に挿
通することにより、バンド12と枠体2との接触面積を
大きくし、その分だけ確実に固定することが可能とな
る。或いはまた、図10に示すように、係止片5、6や
係止リング17を省略してストッパー1を構成すること
も可能である。
【0025】また、上述の実施例では番線用のストッパ
ー1について説明したが、本考案の特徴は、枠体2に連
結片10を介して設けられた挟止脚8を略エ字状に形成
した点にあり、パイプ用のストッパーやチャンネル状型
材用のストッパーなどに本考案を適用することも勿論可
能である。以下、これらパイプ用のストッパー1A及び
チャンネル状型材用のストッパー1Bについて順に説明
するが、上述の番線用のストッパー1と同一の部分につ
いては、同一の符号を付してその説明を省略する。
ー1について説明したが、本考案の特徴は、枠体2に連
結片10を介して設けられた挟止脚8を略エ字状に形成
した点にあり、パイプ用のストッパーやチャンネル状型
材用のストッパーなどに本考案を適用することも勿論可
能である。以下、これらパイプ用のストッパー1A及び
チャンネル状型材用のストッパー1Bについて順に説明
するが、上述の番線用のストッパー1と同一の部分につ
いては、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0026】即ち、パイプ用のストッパー1Aの枠体2
には、図5に示すように、パイプ係止部22が設けられ
ており、パイプ係止部22はロープ取付孔23及びロー
プ引掛片25、25から構成されている。更に、ロープ
取付孔23にはロープ26が挿通されて取り付けられて
いる。このストッパー1Aをパイプ27に係止するに
は、図6に示すように、ストッパー1Aのロープ取付孔
23に取り付けられたロープ26をパイプ27に引っ掛
けた後、ロープ引掛片25、25に引っ掛ける。する
と、ストッパー1Aはロープ26を介してパイプ27に
係止された状態となる。一方、ストッパー1Aとバンド
12との固定方法は、上述の番線用のストッパー1の場
合と同様である。
には、図5に示すように、パイプ係止部22が設けられ
ており、パイプ係止部22はロープ取付孔23及びロー
プ引掛片25、25から構成されている。更に、ロープ
取付孔23にはロープ26が挿通されて取り付けられて
いる。このストッパー1Aをパイプ27に係止するに
は、図6に示すように、ストッパー1Aのロープ取付孔
23に取り付けられたロープ26をパイプ27に引っ掛
けた後、ロープ引掛片25、25に引っ掛ける。する
と、ストッパー1Aはロープ26を介してパイプ27に
係止された状態となる。一方、ストッパー1Aとバンド
12との固定方法は、上述の番線用のストッパー1の場
合と同様である。
【0027】また、チャンネル状型材用のストッパー1
Bの枠体2には、図7に示すように、環状の型材係止部
29が設けられており、型材係止部29の内周部には溝
30、30が形成されている。このストッパー1Bをチ
ャンネル状型材31に係止するには、図8に示すよう
に、ビニールシート16をシート押え金具32によりチ
ャンネル状型材31に固定すると共に、チャンネル状型
材31に嵌着された連結金具33をストッパー1Bの型
材係止部29の溝30、30に引っ掛ける。すると、ス
トッパー1Bは連結金具33を介してチャンネル状型材
31に係止された状態となる。一方、ストッパー1Bと
バンド12との固定方法は、上述の番線用のストッパー
1の場合と同様である。
Bの枠体2には、図7に示すように、環状の型材係止部
29が設けられており、型材係止部29の内周部には溝
30、30が形成されている。このストッパー1Bをチ
ャンネル状型材31に係止するには、図8に示すよう
に、ビニールシート16をシート押え金具32によりチ
ャンネル状型材31に固定すると共に、チャンネル状型
材31に嵌着された連結金具33をストッパー1Bの型
材係止部29の溝30、30に引っ掛ける。すると、ス
トッパー1Bは連結金具33を介してチャンネル状型材
31に係止された状態となる。一方、ストッパー1Bと
バンド12との固定方法は、上述の番線用のストッパー
1の場合と同様である。
【0028】なお、上述の実施例では、枠体2及び挟止
脚8の表面に滑り止め2a及び8bを設けたストッパー
1、1A、1Bについて説明したが、ビニールハウス1
3に使用するバンド12の材質によっては、これ等の滑
り止め2a、8bを省略することも可能である。
脚8の表面に滑り止め2a及び8bを設けたストッパー
1、1A、1Bについて説明したが、ビニールハウス1
3に使用するバンド12の材質によっては、これ等の滑
り止め2a、8bを省略することも可能である。
【0029】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ビニールハウス13のビニールシート16を押さえるバ
ンド12を番線20、パイプ27、チャンネル状型材3
1等の水平部材に留め付けるストッパー1、1A、1B
において、四辺形の枠体2を有し、前記枠体2に、前記
バンド12を挿通し得るバンド通し孔3を形成し、前記
枠体2の第1の辺に、可撓性を有する連結片10を介し
て、心棒8aの両端にそれぞれ起立棒8c、8dを連設
した略エ字状の挟止脚8をその起立棒8c、8dの一端
部が前記枠体2から所定の長さL1だけ突出した形で設
け、前記枠体2の前記第1の辺に隣接する第2の辺に、
前記水平部材に係止し得る番線係止部21、パイプ係止
部22、型材係止部29等の水平部材係止部を設けて構
成したので、バンド12をストッパー1、1A、1Bに
固定する際には、連結片10から折り曲げられた挟止脚
8に対して、バンド通し孔3に挿通されたバンド12の
端部を巻き付ける形で固定作業が行なわれ、またビニー
ルシート16を開放する際には、ストッパー1、1A、
1Bの略エ字状の挟止脚8を起立させることにより、バ
ンド12が簡単に緩むことから、バンド12の接合後に
おいても簡単にバンド12を弛めることが出来るストッ
パー1、1A、1Bを提供することが可能となる。
ビニールハウス13のビニールシート16を押さえるバ
ンド12を番線20、パイプ27、チャンネル状型材3
1等の水平部材に留め付けるストッパー1、1A、1B
において、四辺形の枠体2を有し、前記枠体2に、前記
バンド12を挿通し得るバンド通し孔3を形成し、前記
枠体2の第1の辺に、可撓性を有する連結片10を介し
て、心棒8aの両端にそれぞれ起立棒8c、8dを連設
した略エ字状の挟止脚8をその起立棒8c、8dの一端
部が前記枠体2から所定の長さL1だけ突出した形で設
け、前記枠体2の前記第1の辺に隣接する第2の辺に、
前記水平部材に係止し得る番線係止部21、パイプ係止
部22、型材係止部29等の水平部材係止部を設けて構
成したので、バンド12をストッパー1、1A、1Bに
固定する際には、連結片10から折り曲げられた挟止脚
8に対して、バンド通し孔3に挿通されたバンド12の
端部を巻き付ける形で固定作業が行なわれ、またビニー
ルシート16を開放する際には、ストッパー1、1A、
1Bの略エ字状の挟止脚8を起立させることにより、バ
ンド12が簡単に緩むことから、バンド12の接合後に
おいても簡単にバンド12を弛めることが出来るストッ
パー1、1A、1Bを提供することが可能となる。
【0030】また、上記枠体2の上記第2の辺に対向す
る第3の辺に、2個のフック状の係止片5、6を互いに
対向する形で設けて構成すると、バンド12をストッパ
ー1、1A、1Bに固定する際に、バンド12に所定の
引張力が発生した後でバンド12を係止片5、6に引っ
掛けて固定することが可能となるので、バンド12のス
トッパー1、1A、1Bに対する密着性を一層高めるこ
とが出来ると共に、作業性を改善することが可能とな
る。
る第3の辺に、2個のフック状の係止片5、6を互いに
対向する形で設けて構成すると、バンド12をストッパ
ー1、1A、1Bに固定する際に、バンド12に所定の
引張力が発生した後でバンド12を係止片5、6に引っ
掛けて固定することが可能となるので、バンド12のス
トッパー1、1A、1Bに対する密着性を一層高めるこ
とが出来ると共に、作業性を改善することが可能とな
る。
【0031】また、上記枠体2の上記第2の辺に対向す
る第3の辺に係止リング17を設けて構成すると、バン
ド12をストッパー1、1A、1Bに固定する際に、バ
ンド12を係止リング17に挿通することによって、バ
ンド12のストッパー1、1A、1Bに対する密着性を
高めることが出来る。
る第3の辺に係止リング17を設けて構成すると、バン
ド12をストッパー1、1A、1Bに固定する際に、バ
ンド12を係止リング17に挿通することによって、バ
ンド12のストッパー1、1A、1Bに対する密着性を
高めることが出来る。
【図1】本考案によるストッパーの一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】図1に示すストッパーが使用されたビニールハ
ウスの一例を示す斜視図である。
ウスの一例を示す斜視図である。
【図3】図1に示すストッパーの使用状態を示す斜視図
である。
である。
【図4】バンドを緩めた状態を示す斜視図である。
【図5】本考案によるストッパーの別の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】図5に示すストッパーの使用状態を示す正面図
である。
である。
【図7】本考案によるストッパーの更に別の実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】図7に示すストッパーの使用状態を示す正面図
である。
である。
【図9】本考案によるストッパーの更に別の実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図10】本考案によるストッパーの更に別の実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
1、1A、1B……ストッパー 2……枠体 3……バンド通し孔 5、6……係止片 8……挟止脚8a……心棒 8c、8d……起立棒 10……連結片 12……バンド 13……ビニールハウス 16……ビニールシート 17……係止リング 20……水平部材(番線) 21……水平部材係止部(番線係止部) 22……水平部材係止部(パイプ係止部) 27……水平部材(パイプ) 29……水平部材係止部(型材係止部) 31……水平部材(チャンネル状型材) L1……所定の長さ
Claims (3)
- 【請求項1】 ビニールハウス(13)のビニールシー
ト(16)を押さえるバンド(12)を水平部材(2
0、27、31)に留め付けるストッパー(1、1A、
1B)において、 四辺形の枠体(2)を有し、 前記枠体に、前記バンドを挿通し得るバンド通し孔
(3)を形成し、 前記枠体の第1の辺に、可撓性を有する連結片(10)
を介して、心棒(8a)の両端にそれぞれ起立棒(8
c、8d)を連設した略エ字状の挟止脚(8)をその起
立棒の一端部が前記枠体から所定の長さ(L1)だけ突
出した形で設け、 前記枠体の前記第1の辺に隣接する第2の辺に、前記水
平部材に係止し得る水平部材係止部(21、22、2
9)を設けて構成したストッパー。 - 【請求項2】 枠体(2)の第2の辺に対向する第3の
辺に、2個のフック状の係止片(5、6)を互いに対向
する形で設けたことを特徴とする請求項1記載のストッ
パー。 - 【請求項3】 枠体(2)の第2の辺に対向する第3の
辺に係止リング(17)を設けたことを特徴とする請求
項1記載のストッパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992069274U JP2570154Y2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | ストッパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992069274U JP2570154Y2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | ストッパー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0633448U JPH0633448U (ja) | 1994-05-06 |
JP2570154Y2 true JP2570154Y2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=13397923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992069274U Expired - Lifetime JP2570154Y2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | ストッパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570154Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP1992069274U patent/JP2570154Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0633448U (ja) | 1994-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8650725B1 (en) | System and method for securing a flexible panel | |
US20060168772A1 (en) | Tensioning device | |
US6842948B2 (en) | Rubber band retainer apparatus | |
US5651633A (en) | Tent pole fastener comprising clip and attached flexible tie | |
US6615552B2 (en) | Segmented articulated pole structure | |
JP2570154Y2 (ja) | ストッパー | |
US11555530B1 (en) | Cinching connector apparatus, system and method for attaching a line to a functional sheet product | |
US5170536A (en) | Tensioner and barb for wire fence | |
JP3072885B2 (ja) | バンド緊締具 | |
JPH06335326A (ja) | 樹木・支柱結束具 | |
JP4421037B2 (ja) | 碍子カバー | |
JP2514293Y2 (ja) | ビニ―ルハウス固定紐用締結具 | |
JPS6011791Y2 (ja) | 被膜押え用バンドの止金具 | |
JP3939846B2 (ja) | バンド留め具 | |
KR950007613Y1 (ko) | 전주가설용 케이블의 클램핑장치 | |
JPH0734728Y2 (ja) | タイヤ滑り止め具用締付けリングの固定具 | |
JP3073667U (ja) | シート張りハウスのシート緊張装置 | |
JP3067135U (ja) | 袋体の手提げ補助具 | |
JPH0637694Y2 (ja) | ひも等の引留め具 | |
JP3335289B2 (ja) | バンド留め具 | |
JPH10318439A (ja) | 吊支構造及びプラスチック製ハンガ− | |
US4385581A (en) | Device for tying to a point of support | |
JP2556189Y2 (ja) | テントキャンバス固定具 | |
KR20230001681U (ko) | 2단계 조임의 묶음용 버클끈 구조 | |
JP3055300U (ja) | 物干具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080206 Year of fee payment: 10 |