JP2570066Y2 - フロースイッチ - Google Patents

フロースイッチ

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JP2570066Y2
JP2570066Y2 JP1989072001U JP7200189U JP2570066Y2 JP 2570066 Y2 JP2570066 Y2 JP 2570066Y2 JP 1989072001 U JP1989072001 U JP 1989072001U JP 7200189 U JP7200189 U JP 7200189U JP 2570066 Y2 JP2570066 Y2 JP 2570066Y2
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JP
Japan
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float
permanent magnet
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body case
flow switch
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JP1989072001U
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JPH0312169U (ja
Inventor
文哉 北山
真二 末松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は管内における流体の流れを感知し、そのこと
を示す信号を出力するフロースイッチに関するものであ
る。
従来の技術 従来より、井戸ポンプ等においては水道管内の水の流
れを感知し、ポンプモータの起動や停止を行うためにフ
ロースイッチが用いられている。
このフロースイッチの従来の構造は第3図,第4図,
第5図に示すようなものであった。以下その図面を参照
して説明する。第3図は従来のフロースイッチの断面
図、第4図は平面図、第5図は第3図のY−Y断面図で
ある。
図において、1は本体ケースであり、その上部開口に
は中心に貫通孔3a並びに流体の流出口3bが形成された蓋
2が水密を保って固定されている。4はフロートであ
り、このフロートの上部にはロッド5が突設されてお
り、このロッド5は上下方向(矢印A方向)にスライド
可能に前記蓋2の貫通孔3aで軸支されている。6は前記
ロッド5の回りに環装されたコイルスプリングであり前
記フロート4を矢印B側へ付勢している。7は前記フロ
ートの内部でしかも偏った位置に配置された永久磁石、
8はリードスイッチであり、前記フロート4が上昇して
永久磁石7がこのリードスイッチと対向するとこのリー
ドスイッチよりそのことを示す出力が得られる。なお、
9はフロート室を示している。
以上のように構成されたフロースイッチは次のように
動作する。
水の流れがないときはフロート4はコイルスプリング
6の付勢力によって流体の流入口10を閉じている。
また、少量の水が流れる場合はコイルスプリング6の
付勢力に抗してフロート4は第3図の状態より若干上昇
して第6図の状態になる。しかし、この状態では永久磁
石7はリードスイッチ8とは対向しないため、リードス
イッチ8はオフしたままである。この状態より流量が増
えると、フロート4はさらに上昇することとなる。そし
て第7図に示した状態になると永久磁石7がリードスイ
ッチ8と対向して、このリードスイッチ8がオンする。
なお、第6図,第7図において矢印Cは水の流れの方向
を示している。
以上が従来のフロースイッチの動作である。
しかし、上記したフロースイッチでは流れる水の量が
少量ではそのことが検知できないという問題点があっ
た。
そこで第8図,第9図に示したようなフロースイッチ
も開発された。第8図は断面図、第9図は第8図のZ−
Z断面図である。このフロースイッチが第3図のフロー
スイッチと異なる点は次のようである。
即ち、フロート室を構成する本体ケース11の内周面に
段差を設け、小径部分11aではフロート4の外周との間
の隙間が小さくなるようにして、水の流量が少なくても
第10図のようにスプリングの付勢力に抗してフロート4
が十分に上昇するように構成している点である。このよ
うに構成すれば流量が小さくてもリードスイッチ8はオ
ンすることとなる。また、流量が大きくなった場合はフ
ロート4はさらに上昇して第11図に示す状態になる。こ
の状態ではフロート4の外周と本体ケース11の大径部分
12aとの間には十分な隙間が確保されることとなる。な
お、第10図,第11図においても矢印Cは水の流れの方向
を示している。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記第8図乃至第11図に示したフロー
スイッチでも次のような問題点が発生していた。
つまり、上記のような構造のフロースイッチを井戸ポ
ンプと共に使用する場合、ポンプが水と共に砂鉄を吸い
上げるとその吸い上げられた砂鉄はフロースイッチを通
過する際に、フロート4に埋め込まれている永久磁石7
の磁力によって、その永久磁石7の側近のフロート外周
に付着する。この付着した砂鉄によってフロート4と本
体ケース1の小径部11aとの間が固着状態となってしま
うという問題である。また、この問題は上記した理由以
外にも、水道管が腐食して発生した錆が水に混入した場
合にも発生する。
課題を解決するための手段 上記従来の問題を解決するため本考案のフロースイッ
チは、フロートの外周でしかも埋めこまれた角型の永久
磁石の角部分に対向するフロート室の小径部の周面との
間隔を、その他の小径部との対向部分に比較して大きく
なるように構成した。
作用 上記構成により、フロートの外周のうち、永久磁石の
側近部に鉄粉が付着してもこの部分は本体ケース内周面
との隙間が他の部分より広めに確保されているのでフロ
ートと本体ケースとが固着状態になるのを防止すること
ができる。
実施例 以下本考案のフロースイッチの一実施例を第1図,第
2図を参照しながら説明する。
図において2は蓋、3aは貫通孔、3bは流体の流出口、
4はフロート、5はロッド、6はコイルスプリング、7
は永久磁石、8はリードスイッチ、9はフロート室であ
り、以上の部分は従来例において同じ番号を付与したも
のと同じものであるので詳細な説明は省略する。
本実施例において、従来と異なる部分は本体ケース21
の内周部分の形状である。
以下詳細に説明する。
本体ケース21は、上記した従来例の第8図にて示した
本体ケースと同様、フロート室を構成するその内周面に
は段差を設け、小径部分21aではフロート4の外周との
間の隙間が小さくなるようにして、水の流量が少なくて
もスプリングの付勢力に抗してフロート4が十分に上昇
するように構成し、さらに、第2図に示しているように
フロート4の外周でしかも埋めこまれた永久磁石7の側
近と対向する前記小径部分21aの部分は、その他の小径
部分に比較して本体ケース内周面との間の隙間が大きく
なるように切欠21dが設けられている点である。
次に動作についてであるが、本実施例のフロースイッ
チの動作も第8図乃至第11図に示した従来のフロースイ
ッチと同様であるので説明は省略する。
ただし、上記切欠21dによってもたらされる効果は次
の通りである。
つまり、このフロースイッチを流体が通過する際、そ
の流体中に錆や砂鉄等が含まれていてそれらがフロート
の外周のうち、永久磁石の側近部に付着しても、この部
分は切欠21dが設けられているため本体ケース内周面と
の隙間が他の部分より広めに確保されているのでフロー
トと本体ケースとが固着状態になるのを防止することが
できる。
考案の効果 以上説明したように、本考案のフロースイッチは、フ
ロートの外周でしかも埋めこまれた永久磁石の側近の部
分は、その他の部分に比較して本体ケース内周面との間
の隙間が大きくなるように構成したことにより、フロー
トの外周のうち、永久磁石の側近部に鉄粉が付着しても
この部分は本体ケース内周面との隙間が他の部分より広
めに確保されているのでフロートと本体ケースとが固着
状態になるのを防止することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のフロースイッチの断面図、
第2図は第1図のX−X断面図、第3図,第6図,第7
図は従来のフロースイッチの断面図、第4図は同従来例
の平面図、第5図は第3図のY−Y断面図、第8図,第
10図,第11図は別の従来例の断面図、第9図は第8図の
Z−Z断面図である。 1……本体ケース、2……蓋、3a……貫通孔、3b……流
出口、4……フロート、5……ロッド、6……コイルス
プリング、7……永久磁石、8……リードスイッチ、9
……フロート室、10……流入口、11,21……本体ケー
ス、11a,21a……小径部分、11b,21b……大径部分、21d
……切欠

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体の流入口と流出口とを有しフロート室
    を形成する管状の本体ケースと、 前記フロート室内で流体の前記流入口に当設する第1の
    位置と、前記流入口より離間し流入口より前記フロート
    室への流体の流入を許す第2の位置を取得るように変位
    可能なフロートと、 前記フロート内で偏った位置に設けられた角形の永久磁
    石と、 前記第1の位置と第2の位置の間の移動範囲内の所定の
    位置で前記永久磁石によって作動される磁気検出手段と
    を備え、 前記本体ケースのフロート室は、前記第1の位置に前記
    フロートがある状態では前記フロートの外周と前記フロ
    ート室の内周面とが近接するように前記フロートを取り
    囲む小径部と、前記第2の位置に前記フロートがある状
    態では前記フロートの外周と前記フロート室の内周面と
    の間に流体が通過するに十分な間隔が形成されるように
    前記フロートを取り囲む大径部と、前記小径部のうち前
    記永久磁石の角部と対向する部分に切欠部を有してなる
    ことを特徴とするフロースイッチ。
JP1989072001U 1989-06-20 1989-06-20 フロースイッチ Expired - Lifetime JP2570066Y2 (ja)

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JPH0312169U JPH0312169U (ja) 1991-02-07
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JPS59183810U (ja) * 1983-05-25 1984-12-07 小林記録紙株式会社 記録紙の梱包箱
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JPS6023762U (ja) * 1983-07-25 1985-02-18 有限会社前田工機研究所 流体検知装置

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