JP2569852Y2 - 三点支持式杭打機のホルダーロック安全装置 - Google Patents

三点支持式杭打機のホルダーロック安全装置

Info

Publication number
JP2569852Y2
JP2569852Y2 JP1109393U JP1109393U JP2569852Y2 JP 2569852 Y2 JP2569852 Y2 JP 2569852Y2 JP 1109393 U JP1109393 U JP 1109393U JP 1109393 U JP1109393 U JP 1109393U JP 2569852 Y2 JP2569852 Y2 JP 2569852Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leader
reader
lock
holder
pile driver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1109393U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0671528U (ja
Inventor
泰明 安達
三雄 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sharyo Ltd filed Critical Nippon Sharyo Ltd
Priority to JP1109393U priority Critical patent/JP2569852Y2/ja
Publication of JPH0671528U publication Critical patent/JPH0671528U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2569852Y2 publication Critical patent/JP2569852Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、三点支持式杭打機の安
全装置に関し、詳しくはリーダとバックステーのホルダ
ーとの間に設けられるホルダーロックの安全装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】下部リーダと、該下部リーダに回転可能
に設けられた上部リーダとで構成されるリーダを備えた
三点支持式杭打機では、下部リーダに上部リーダを固定
するリボルバーロックと、起立したリーダを支持するバ
ックステーのホルダーとリーダの回転を防止するホルダ
ーロックと、上部リーダの回転時に、バックステーのつ
れ回りを防止するステーロックとを有している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記ホルダーロック
は、リーダの起伏時にリーダとバックステーのホルダー
に係合してリーダの回転を防止し、リーダが直立に近い
状態になったときに係合を解除できるもので、リーダの
起伏時にホルダーロックが不用意に解除されると、リー
ダとバックステーがフリー状態となり、リーダが傾いて
杭打機の転倒事故につながるが、従来は、リーダの起伏
時にホルダーロックの解除を防止する手段は設けられて
いなかった。
【0004】そこで本考案は、リーダの起伏時にホルダ
ーロックが不用意に解除されることを防止する三点支持
式杭打機のホルダーロック安全装置を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本考案の三点支持式杭打機のホルダーロック安全装
置は、下部リーダと、該下部リーダに回転可能に設けら
れた上部リーダとからなるリーダを車体の前部に起伏可
能に設け、起立したリーダを支持するバックステーのホ
ルダーとリーダとの間に、シリンダの伸縮によりロック
部材の解除・係合を行うホルダーロックを設けた三点支
持式杭打機において、前記シリンダの切換弁を操作する
電気回路に、リーダの起伏時には前記ロック部材の解除
を規制し、リーダが直立に近い状態になったときに前記
ロック部材の係合を解除できるリーダ角度検出スイッチ
を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作 用】上記構成によれば、リーダ角度検出スイッチ
によりリーダの起伏時には前記ロック部材の解除を規制
しているので、ホルダーロックのスイッチを不用意に解
除側へ投入してもホルダーロックは解除されない。ま
た、リーダが直立状態に近い場合では、ロック部材の係
合が解除できる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0008】三点支持式杭打機1は、車体2の前部にリ
ーダ3を起伏可能に設け、直立したリーダ3をバックス
テー4にて車体2の後部から支持する。
【0009】リーダ3は、下部リーダ3aと、該下部リ
ーダ3aに回転可能に設けられる上部リーダ3bとから
構成され、下部リーダ3aと上部リーダ3bとの間に
は、図示されていないが、上部リーダ3bの回転を規制
するリボルバーロックが設けられている。
【0010】このリボルバーロックは、作業時における
オーガ作業とハンマ作業とを切換える際等に、上部リー
ダ3bを90度回転するときのみ解除され、それ以外の
作業時やリーダ3の分解・組立時には必ずロックされて
いる。
【0011】バックステー4は、上部リーダ3bの外周
に遊嵌されるホルダー5に回動可能に設けられ、ステー
ロック6の係合によって左右方向の回動を規制される。
【0012】このステーロック6は、作業時には常時ロ
ックされ、リーダ3の分解・組立時には解除されてい
る。
【0013】上部リーダ3bとホルダー5との間には、
上部リーダ3bに対するホルダー5の回転を規制するホ
ルダーロック7が設けられている。該ホルダーロック7
は、作業時には解除され、リーダ3の分解・組立時に、
リーダ3が直立に近い状態(約70度以上)になるまで
の起伏状態の間はロックされている。
【0014】上記ホルダーロック7は、図2に示される
ように、上部リーダ3bの内側に設けられるシリンダ7
aと、該シリンダ7aの伸縮によって回動するリンク7
bと、該リンク7bの回動によって進退するロックピン
7cと、リターンスプリング7dとで構成されている。
【0015】このホルダーロック7は、シリンダ7aが
縮小している状態では、ロックピン7cを進出させて、
ロックピン7cの先端をホルダー5のロック孔5aに係
合させることにより、上部リーダ3bに対するホルダー
5の回転をロック状態にし、シリンダ7aが伸長する
と、リンク7bが回動してロックピン7cを後退させ、
ホルダー5のロック孔5aとの係合を解除する。
【0016】上記シリンダ7aの伸縮の切換えを行う切
換弁8には、該切換弁8を作動する電気回路9が接続さ
れている。この電気回路9は、スイッチ9aをロック側
接点9b(図1における左側)に接続するとシリンダ7
aが縮小してロック状態にし、解除側接点9c(図1に
おける右側)に切換えるとシリンダ7aが伸長してロッ
ク状態を解除する。
【0017】解除側接点9cと切換弁8との間には、リ
ーダ角度検出スイッチ10が設けられている。該リーダ
角度検出スイッチ10は、図4に示されるようなリーダ
3が直立状態でない起伏状態の間はOFFになり、図5
に示されるようなリーダ3が直立に近い状態にまで起立
するとONになる。
【0018】尚、リーダ角度検出スイッチ10は、ON
作動するリーダ3の起立角度を任意に設定できる。
【0019】このように構成することにより、リーダ3
の分解・組立時におけるリーダ3が直立状態でない起伏
状態の間は、ロック状態の切換弁8のスイッチ9aを誤
って解除側接点9cに切換えても、リーダ角度検出スイ
ッチ10がOFFしているから、切換弁8が作動せずホ
ルダーロック7のロック状態を維持できる。
【0020】また、リーダ3を起立して直立に近い状態
では、リーダ角度検出スイッチ10がONするので、ホ
ルダーロック7を解除できる。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように本考案の三点支持式
杭打機のホルダーロック安全装置は、起立したリーダを
支持するバックステーのホルダーとリーダとの間に、シ
リンダの伸縮によりロック部材の解除・係合を行うホル
ダーロックを設けた三点支持式杭打機において、前記シ
リンダの切換弁を操作する電気回路に、リーダの起伏時
には前記ロック部材の解除を規制し、リーダが直立に近
い状態になったときに前記ロック部材の係合を解除でき
るリーダ角度検出スイッチを設けたので、リーダ角度検
出スイッチによりリーダの起伏時に、ホルダーロックの
スイッチを不用意に解除側へ投入してもホルダーロック
は解除されない。また、リーダを起立して直立に近い状
態では、ロック部材の係合が解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す電気回路図である。
【図2】 図3のII−II断面図である。
【図3】 リーダとホルダとを示す拡大一部断面図であ
る。
【図4】 リーダの起伏時を示す三点支持式杭打機の側
面図である。
【図5】 リーダの直立状態を示す三点支持式杭打機の
側面図である。
【符号の説明】
1…三点支持式杭打機、3…リーダ、3a…下部リー
ダ、3b…上部リーダ、4…バックステー、5…ホルダ
ー、5a…ロック孔、6…ステーロック、7…ホルダー
ロック、7a…シリンダ、7b…リンク、7c…ロック
ピン、8…切換弁、9…電気回路、9a…スイッチ、9
b…ロック側接点、9c…解除側接点、10…リーダ角
度検出スイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部リーダと、該下部リーダに回転可能
    に設けられた上部リーダとからなるリーダを車体の前部
    に起伏可能に設け、起立したリーダを支持するバックス
    テーのホルダーとリーダとの間に、シリンダの伸縮によ
    りロック部材の解除・係合を行うホルダーロックを設け
    た三点支持式杭打機において、前記シリンダの切換弁を
    操作する電気回路に、リーダの起伏時には前記ロック部
    材の解除を規制し、リーダが直立に近い状態になったと
    きに前記ロック部材の係合を解除できるリーダ角度検出
    スイッチを設けたことを特徴とする三点支持式杭打機の
    ホルダーロック安全装置。
JP1109393U 1993-03-15 1993-03-15 三点支持式杭打機のホルダーロック安全装置 Expired - Fee Related JP2569852Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1109393U JP2569852Y2 (ja) 1993-03-15 1993-03-15 三点支持式杭打機のホルダーロック安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1109393U JP2569852Y2 (ja) 1993-03-15 1993-03-15 三点支持式杭打機のホルダーロック安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0671528U JPH0671528U (ja) 1994-10-07
JP2569852Y2 true JP2569852Y2 (ja) 1998-04-28

Family

ID=11768388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1109393U Expired - Fee Related JP2569852Y2 (ja) 1993-03-15 1993-03-15 三点支持式杭打機のホルダーロック安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2569852Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025200A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 杭打機
JP2014025199A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 杭打機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025200A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 杭打機
JP2014025199A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 杭打機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0671528U (ja) 1994-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6032147U (ja) 回避機構付ドアミラ−
JP2569852Y2 (ja) 三点支持式杭打機のホルダーロック安全装置
US5721984A (en) Camera having a built-in strobe device
JP3267542B2 (ja) 盗難防止装置付き電動自転車
JP4140327B2 (ja) リクライニング装置
JP3122972B2 (ja) 自動二輪車のキー抜き忘れ防止装置
KR200151599Y1 (ko) 휠 캡에 부착된 비상용 삼각대
JPH0531028Y2 (ja)
JP2902610B2 (ja) クレーン車のバックミラー装置
JPS6030094Y2 (ja) 車両座席背当ての傾斜角度調節装置
JP2553948Y2 (ja) キャブチルトロック装置
KR200144386Y1 (ko) 사각지대 관측용 보조미러
JPH05238317A (ja) ドアミラー可倒機構
JPH11182108A (ja) 自動車のドアロック装置
JPH11124006A (ja) 乗り物用シートベルト構造
JP3051117B2 (ja) サドル回動担持機構
JPH10114252A (ja) 作業機の転倒保護部材取付装置
JP2527145B2 (ja) フロントロ−ダ−
JPH05238318A (ja) ドアミラー可倒機構
JPWO2006038274A1 (ja) 車両用アウターミラー
JPS621804Y2 (ja)
JPH09272411A (ja) 回動式アウトリガ装置
JPS62221949A (ja) タ−ンオ−バ−式リモコンバツクミラ−
JP2603399Y2 (ja) 自動車用ドアハンドル装置
JP2503609Y2 (ja) フォ―クリフトのティルトシリンダカバ―取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees