JP2569837Y2 - 円筒体格納ラック - Google Patents

円筒体格納ラック

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JP2569837Y2
JP2569837Y2 JP4440792U JP4440792U JP2569837Y2 JP 2569837 Y2 JP2569837 Y2 JP 2569837Y2 JP 4440792 U JP4440792 U JP 4440792U JP 4440792 U JP4440792 U JP 4440792U JP 2569837 Y2 JP2569837 Y2 JP 2569837Y2
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学 平島
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日鐵建材工業株式会社
株式会社ニッケンプラント
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ドラム缶等の円筒体を
横倒しに格納するラックに係り、詳しくはドラム缶等の
円筒体の落下防止を確実にし、取り出しを容易にした係
止機構を有する円筒体格納ラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりドラム缶等の円筒体を横倒しに
格納するラックに於いては、各棚の端部に落下防止用の
ストッパーを設けている。その一例として、図6,7に
示すように円筒体を横倒しに格納するラック24の各棚
25の端部上側に、両側端に腕を有するストッパー26
を内側上方に回動可能に設けると共に、ストッパー26
が内側上方に回転した位置にて該ストッパー26を保持
する保持金具31を備えたものがある。(実開平2−1
47405号公報参照)
【0003】この落下防止用のストッパー26は、各棚
25に載置されたドラム缶D等の円筒体が勢いよく回動
してきても、円筒体の上部を押えることができて、円筒
体が棚25から落下することがない。また、円筒体を棚
25内に入れる際、ストッパー26を円筒体にて押すこ
とにより内側上方に回転するので、作業員がストッパー
を持上げる為、フォークリフトを降りたり、棚に登った
りする必要が無く、容易に円筒体を棚25内に収容載置
できる。
【0004】ところで、円筒体を棚25より取り出す時
は、円筒体を棚25の内方に押した状態でストッパー2
6を内側上方に回転して水平に保ち、その状態で該スト
ッパー26の一側辺の下側に、図7に示す保持金具31
のピン34を突出させて、該ピン34にてストッパー2
6を保持して、棚25の端部を開放するわけであるが、
この作業を安全に行うには二人必要とする。即ち、一人
が円筒体が外方へ転落しないように棚25の内方に円筒
体を押さえておき、他の一人が左手でストッパー26を
上方に回転して水平に保ち、右手で保持金具31のピン
34をストッパー26の一側辺の下側に突出させるとい
う動作を必要とするので、甚だ作業性が悪かった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、円筒
体を棚より取り出す際、円筒体を棚の内方へ押さえなが
らストッパーを上方に回転して水平に保持固定する作業
を、一人でできるように落下防止用のストッパーを備え
た円筒体格納ラックを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本考案の円筒体格納ラックは、円筒体を横倒しに格納
するラックの各棚の端部上側の中間梁の両端部に、夫々
内側板に孔を有するブラケットを固設し、前記ブラケッ
トの内少くとも一方のブラケットの内側板の孔を水平な
長孔となすと共に下板を棚の内方に突出させ、両ブラケ
ットの内側板の孔にストッパーの両側の腕の先端部をピ
ンにて枢支し、且つストッパーの両端を棚の端部支柱に
係止し、ストッパーを棚の内側上方に回転して水平にし
た位置で、ピンにて長孔に沿ってストッパーを棚の外方
に向ってスライドさせた時、ブラケットの下板上に載せ
る係止ピンをストッパーの少くとも一側の腕に固設した
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記のように構成した本考案の円筒体格納ラッ
クは、各棚に載置されたドラム缶等の円筒体が勢いよく
回動してきても、端部上側の中間梁の両端部に固設され
たブラケットに両側の腕が枢支され、両端が支柱に係止
されたストッパーにより円筒体の上部が止められので、
円筒体が棚から落下することが無い。また円筒体を取り
出す時は、作業員一人が一方の手で円筒体を棚の内方に
押さえ、他方の手でストッパーを棚の内側上方に回転し
て水平にした上、棚の外方に向ってスライドさせて、該
ストッパーの少くとも一側の腕に固設した係止ピンをブ
ラケットの下板上に載せてストッパーを支持することに
より、不用意に円筒体が転落する恐れなしに棚の端部が
開放され、作業員一人が両手を使えることで、交互に円
筒体を押えながら安全に連続して円筒体を取り出すこと
ができる。さらに円筒体を棚内に入れる際、ストッパー
を円筒体にて押すことにより内側上方に回転するので、
作業員がいちいち棚に登ってストッパーを持上げる必要
が無く、容易に円筒体を棚内に収容載置できる。
【0008】
【実施例】本考案の円筒体格納ラックの一実施例を図に
よって説明すると、図1に示すように左右の支柱20間
に上下方向に一定間隔を存して数本の中間梁21が架設
固定されてなる構造体22が、前後方向に一定間隔に平
行に配列立設され、この多数の構造体22の各中間梁2
1間の左右両側端に夫々棚梁23が架設固定されて円筒
体格納ラック24が構成されている。この円筒体格納ラ
ック24の各棚25の前後両端部(図では前端部のみを
示す)の上側には、内側上方に回転可能にストッパー4
0が設けられている。
【0009】即ち、各棚25の端部上側の中間梁21の
両端部下側に図2に示すようにブラケット41が固設さ
れ、このブラケット41は平面L形の部材42と側面L
形の部材43とよりなり、平面L形の部材42の内側板
44に水平な長孔45を有し、側面L形の部材43の下
板46が内方に突出していて、平面L形の部材42の外
側板47と側面L形の部材43の垂直板48とが重合さ
れて中間梁21の両端部下側にボルトナット49にて取
付けられている。このように各棚25の端部上側の中間
梁21の両端部下側に取付けられたブラケット41の水
平な長孔45には、ストッパー40の両側の腕40aの
先端部がピン50にて枢支され、ストッパー40の両端
が支柱20に係止されていて、該ストッパー40を棚2
5の内側上方に回転して水平にした位置で、ピン50に
て長孔45に沿ってストッパー40を棚25の外方に向
ってスライドさせた時、ブラケット41の下板46上に
載せる係止ピン51がストッパー40の両側の腕40a
に固設されている。
【0010】上記のように構成された実施例の円筒体格
納ラック24に於いては、各棚25に後端より載置され
たドラム缶Dが勢いよく前端まで回動してくると、各棚
25の前端上側に図2に示すようにストッパー40が両
側の腕40aを介してピン50にてブラケット41の水
平な長孔45に吊垂支持され、且つ左右の支柱20にス
トッパー40の両端が係止されて棚25の外方への回転
が止められているので、このストッパー40によりドラ
ム缶Dの上部が図3に示す如く押えられて浮き上がりが
防止され、ドラム缶Dが棚25より落下することがな
い。
【0011】ドラム缶Dを棚25より取り出す時は、作
業員一人が一方の手でドラム缶Dを棚25の内方に押さ
え、他方の手でストッパー40を棚25の内側上方に回
転して図4の鎖線に示すように水平にした上、棚25の
外方に向ってピン50にて長孔45に沿ってスライドさ
せて、該ストッパー40の両側の腕40aに固設された
係止ピン51を実線に示すようにブラケット41の下板
46上に載せてストッパー40を支持して、棚25の前
端を開放する。かくして棚25上のドラム缶Dは、作業
員が両手を使えることで、交互に円筒体を押えながら安
全に連続して取り出すことができる。ドラム缶Dを取り
出した後は、ストッパー40を棚25の内方にスライド
させて係止ピン51をブラケット41の下板46上から
外し、ストッパー40を自重により下方に回転させ、図
2に示すように棚25の前端上側に位置させ、棚25の
前端を塞ぐ。
【0012】ドラム缶Dを前端より棚25内に入れる
際、ストッパー40が吊垂支持されて前端が塞がれてい
ても、図5に示すようにストッパー40を外方よりドラ
ム缶Dにて押すことにより、該ストッパー40は内側上
方に回転するので、作業員がストッパー40を持ち上げ
る必要が無く、容易にドラム缶Dを棚25内に収容載置
できる。尚、上記実施例ではストッパー40をブラケッ
ト41の下板46上に支持する為の係止ピン51は、作
業通路側の一側部のみに設けても良く、それに応じて係
止ピン51を載せる下板46は一側のブラケット41側
のみ棚25の内方に突出させれば良い。
【0013】また上記実施例ではストッパー40を棚の
外方にスライドさせる長孔45を、両側のブラケット4
1の内側板44に設けているが、一方のブラケット41
の内側板44にのみ設け、他方のブラケット41の内側
板44にはストッパー40が上方に回転し得る緩い円孔
を設けて、一方のブラケット41側でストッパー40を
棚の外方にスライドするようにしても良い。
【0014】
【考案の効果】以上の説明で判るように本考案の円筒体
格納ラックは、円筒体を棚より取り出す際、作業員一人
が一方の手で円筒体を棚の内方に押さえ、他方の手でス
トッパーを棚の内側上方に回転して水平にした上、棚の
外方に向ってスライドさせて、該ストッパーの少くとも
一側の腕に固設した係止ピンをブラケットの下板上に載
せて支持することにより、棚の端部が開放されるので、
作業性が良く、そして円筒体は連続的に取り出すことが
でき、能率良く出庫作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の円筒体格納ラックの要部斜視図であ
る。
【図2】本考案の円筒体格納ラックの各棚の前端内側を
示す斜視図である。
【図3】棚上の端部におけるドラム缶がストッパーによ
り押えられている状態を示す側面図である。
【図4】ストッパーを棚の内側上方に回転して支持した
状態を示す側面図である。
【図5】ストッパーを押上げながらドラム缶を棚上に収
容載置する状態を示す側面図である。
【図6】従来の円筒体格納ラックの要部斜視図である。
【図7】従来の円筒体格納ラックの各棚の前端内側を示
す斜視図である。
【符号の説明】
21 中間梁 24 円筒体格納ラック 25 棚 40 ストッパー 40a 腕 41 ブラケット 44 内側板 45 長孔 46 下板 50 ピン 51 係止ピン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒体を横倒しに格納するラックの各棚
    の端部上側の中間梁の両端部に、夫々内側板に孔を有す
    るブラケットを固設し、前記ブラケットの内少くとも一
    方のブラケットの内側板の孔を水平な長孔となすと共に
    下板を棚の内方に突出させ、両ブラケットの内側板の孔
    にストッパーの両側の腕の先端部をピンにて枢支し、且
    つストッパーの両端を棚の端部支柱に係止し、ストッパ
    ーを棚の内側上方に回転して水平にした位置で、ピンに
    て長孔に沿ってストッパーを棚の外方に向ってスライド
    させた時、ブラケットの下板上に載せる係止ピンをスト
    ッパーの少くとも一側の腕に固設したことを特徴とする
    円筒体格納ラック。
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JP7180481B2 (ja) * 2019-03-22 2022-11-30 株式会社ダイフク 物品収納棚

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