JPS6310952Y2 - - Google Patents

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JPS6310952Y2
JPS6310952Y2 JP20380483U JP20380483U JPS6310952Y2 JP S6310952 Y2 JPS6310952 Y2 JP S6310952Y2 JP 20380483 U JP20380483 U JP 20380483U JP 20380483 U JP20380483 U JP 20380483U JP S6310952 Y2 JPS6310952 Y2 JP S6310952Y2
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JP
Japan
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shelf
board
rear support
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shelf board
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JP20380483U
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JPS60113882U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 自動車電気器具等の業種で部品組立を必要とす
る工程では、各種部品を棚を有するラツク又は台
車等で、組立工程の近くまで運搬する必要があ
る。運搬される各種部品は手数を省くため、これ
らラツク又は台車から直ちに必要部品を取出して
組立を行なつている。この作業で、部品は上段棚
ある部品から取出し始め、順次下段棚の部品を取
出して組立を行なつている。このとき、下段棚に
なるのに従つて部品を取出すとき、上部棚が邪魔
になり取出し難くなる。以下従来の各種の棚につ
いて説明する。
第1図に示す従来の棚01はきわめて普通の固
定式棚で棚板02が棚枠に固定されているに過ぎ
ず、従つてその棚板02上に部品を載せ又は取出
しに際しては、そのたびに腰をかがめ、又は腰を
ねじつて行なわねばならない。特に最下段棚にな
ればよく見えないため、殆どが手探り状態で載せ
たり、取出したりしなければならない大きな欠点
がある。
従つて第2図ないし第4図に示すごとく棚板を
可動式にした棚が考えられている。第2図の可動
式棚01aにあつては各棚板02aはそれぞれ後
側支柱に相互適当間隔を保つて回転可能に枢支0
4aし、使用時は前記枢支点を中心として各棚板
02aを前方へ倒し、前側支柱に配設した棚板止
め03aで支持して水平状態を保持するが、各棚
板02aを持上げて後方へ倒し後側支柱に対し斜
め上方に折りたたむ場合、棚板の厚さ及び各棚板
の間隔によつては、下方棚板は上方棚板に当るた
め後側への回転が出来ず、前方への転倒を防止す
る金具05a等が必要になる。さらにこのような
各段棚の場合、下段になるに従つて前方への棚板
の傾きが大きくなる不具合がある。
第3図の可動式棚01bは後側に一対の支柱0
6bと同支柱06bの各上端部から底板に対し適
当に傾斜した一対の斜め支柱06b′を有し、同各
斜め支柱06b′に各棚板02bの下端に近い部分
を枢支04bしており、03bは各棚板02bを
持上げ水平状態に前方へ倒したとき、これを支持
するため前側支柱に設置した棚板止めである。こ
の種の可動式棚では下段棚板になるに従い棚板の
面積が小さくなり、又棚の重心が後方へと移動す
るため、設備としては奥行の大きいものとなり効
率が悪い。
第4図イ、第4図ロに示す回動式棚01cでは
後側前後位置にそれぞれ一対の直立支柱を有し、
そのうちの前方支柱に各棚板02cを枢支04c
すると共に、後方支柱と棚板02cとの間にそれ
ぞれ転倒防止用ばね05cを張設し、第4図ロの
ごとく各棚板02cを後側の直立支柱側へ回動し
たとき、前方への転倒を防止する。又第4図イの
ごとく前側へ倒し棚板止め03cで受け止めたと
き、転倒防止用ばね05cの引張力により各棚板
02cを水平状態に保持するものである。
しかし、棚の奥行が大きく、又棚板の重量が重
いときは、転倒防止用ばねの強度は大きくなり、
棚板の持上げ及び降し時に大きい力が必要となる
欠点がある。
本考案は上記従来の回動式棚の有する欠点を改
善し、すべての棚板の使用時状態、後方直立収納
状態への回動を円滑にし、特に収納位置にあつて
は各棚板は後側支柱後方へその収納高さを異にし
て重ね合つた状態で収納されることを目的とし、
すべての棚板を後側支柱に枢支するに、棚板後部
左右両端より下向けに垂直に設けた対をなす取付
脚を介して行なうが、その際上記取付脚の長さは
上部より下部のものを短かくし、棚板の巾は上段
より下段へいくに従つて順次短かくすることによ
り各棚板を後方へ回動直立収納するとき、下段棚
板の上部は上段棚板の下部裏面に重ねしめると共
に、最上段棚板取付脚にストツパを設け同棚板の
後方回動時、上記ストツパの後側支柱への当接に
より直立位置を保持し、かつ次の下段棚板はその
上段棚板がストツパの役目をするようにしたもの
である。
以下、本考案を第5図ないし第7図に示された
実施例により説明する。第5図、第6図に示すご
とく方形の底板3′の前方後方の各隅部にはそれ
ぞれ対をなしてL形前側支柱4と同じくL形の後
側支柱5を直立上方へ樹立し、相互適当な間隔を
存して配設される各段の棚板3はそれぞれ下面後
部左右両端に下面と直角に下向けに固着した一対
の棚板取付脚10,10を有し、その先端を各後
端側支柱5に回転可能に枢支6している。この場
合、取付脚10は上段より下段にいくにつれてそ
の長さを短かくする。すなわち、下段のものは上
段のものより棚板厚み分だけ短かくなつている。
言い替えれば棚板3下面と枢支点6との間隔7
(第7図参照)を順次下段のものを狭くする。又
棚板3は下段側へいくに従つて順次その巾aを短
かくする。すなわち、下段の棚板3は上段の棚板
3よりその左右端において取付脚10の厚みだけ
短かくするものである。
又最上段の取付脚10にはストツパ9を配設
し、前側支柱4には各棚板3の受止め金具8を設
けている。
すなわち、最上段棚板3から順次下段の棚板3
が、その棚上の部品が取出されて用済みとなつた
とき、第6図、第7図に示すごとく棚板を枢支点
6を中心として持上げて後側支柱5の後方へ回動
しすべて直立上方に立てて収納するが、この場合
最上段棚板3のみその取付脚10の下部に配設し
たストツパ9が後側支柱5に当接し直立状態を保
持するようになつており、それより下段の棚板取
付脚10には上記ストツパは設けなくても、次の
下段棚板はその上段棚板がストツパの役目をする
ようになつている。
前述したように棚板3下面と枢支点6との間隔
7は順次下段のものを直上部棚の厚さ分だけ狭く
していることにより各棚板は直立して収納するこ
とが可能である。
次にその作用を説明すると、第5図は各棚板3
を各枢支点6を中心として前方へ回動し、前側支
柱4に付設した受止め金具8で支持した使用時の
水平状態を示すが、この使用状態から順次上段棚
から不使用となつた棚板3を第6図に示すごとく
後側支柱5の後方に直立状態に収納保持するに
は、その棚板3を持上げ後側支柱5後方の直立位
置まで回動させると、最上段の棚板3はその取付
脚10に配設のストツパ9が後側支柱5に当接す
ることにより直立状態を保持でき、それより下段
の棚板も同じく後側支柱側へ回動収納することに
より、上段棚板が下段棚板のストツパの役目をし
て下段棚板の上部は直上の上段棚板下部裏側に重
ねられてそれぞれ直立状態に収納される。
上記のように本考案にあつては、 () 棚板を後側支柱に枢支する棚板後部左右
端直下の取付脚は、最上段からの最下段のもの
ほど長さを短かくし、又棚板の巾を順次短かく
することにより棚板を後側支柱の後方に直立収
納する際、各棚板は取付脚に邪魔されることな
く円滑な回動ができ、全棚板が直立収納したと
き下段棚板は上段棚板の裏面に接して保持さ
れ、最上段以外別にストツパを設ける必要がな
い。又各棚板を水平の使用状態に回動するとき
も無理がない。
() 棚板を収納位置に直立収納したとき棚板
の重心は取付脚の枢支点より後方にあるため前
側への転倒のおそれがなく、従つて従来の棚の
ごとく前倒防止用金具等を設置する必要はな
い。
() 上段棚板を簡単に後方へ倒すだけで次下
段棚板上の部品等が楽な姿勢で容易に取出すこ
とができると共に、上記のごとく後方位置に収
納したとき前倒防止用金具等がないので、それ
を操作する面倒がなく手数が省ける。
() 前記と逆に、棚板上に部品を載せる場合
は下段棚板から順次部品を楽に載せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は従来の棚を示し、第1図
は普通の固定棚の斜視図、第2図、第3図はそれ
ぞれ従来のいわゆる可動式棚の斜視図であり、第
4図イは他の可動式棚の側面図、第4図ロはその
斜視図である。第5図ないし第7図は本考案の一
実施例を示し、第5図は棚として使用する状態を
示す斜視図、第6図はすべての棚板を後方位置に
収納した状態を示す斜視図、第7図は第6図を側
方から見た側面図である。 3:棚板、3′:底板、4:前側支柱、5:後
側支柱、6:枢支点、8:棚板の受止め金具、
9:棚板取付脚に設置したストツパ、10:棚板
取付脚、a:棚板の巾。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方形底板の各隅部にそれぞれ対をなして前側支
    柱と後側支柱を樹立し、使用時は棚板を後側支柱
    への枢着点を中心として前方へ倒し前側支柱に設
    けた棚板止めにより支持し、収納時は持上げ後方
    へ回動して後側支柱側に収納する棚板可動式棚に
    おいて、各段の棚板はその後部左右両端より下向
    けに突出する一対の取付脚の先端部にてそれぞれ
    後側支柱に枢支され、かつ各段の上記取付脚は上
    部より下部にいくにつれその長さを順次短小とす
    ると共に、棚板の巾は下段側へいくに従つて順次
    短かくし、最上段棚板取付脚には同棚板が後側支
    柱後方に直立収納したとき後側支柱に当接するス
    トツパを有してなることを特徴とする棚板可動式
    棚。
JP20380483U 1983-12-30 1983-12-30 棚板可動式棚 Granted JPS60113882U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20380483U JPS60113882U (ja) 1983-12-30 1983-12-30 棚板可動式棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20380483U JPS60113882U (ja) 1983-12-30 1983-12-30 棚板可動式棚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60113882U JPS60113882U (ja) 1985-08-01
JPS6310952Y2 true JPS6310952Y2 (ja) 1988-03-31

Family

ID=30766209

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20380483U Granted JPS60113882U (ja) 1983-12-30 1983-12-30 棚板可動式棚

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JP (1) JPS60113882U (ja)

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Publication number Publication date
JPS60113882U (ja) 1985-08-01

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