JP2569814Y2 - ドラム缶の切断開封装置 - Google Patents

ドラム缶の切断開封装置

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JP2569814Y2
JP2569814Y2 JP10090491U JP10090491U JP2569814Y2 JP 2569814 Y2 JP2569814 Y2 JP 2569814Y2 JP 10090491 U JP10090491 U JP 10090491U JP 10090491 U JP10090491 U JP 10090491U JP 2569814 Y2 JP2569814 Y2 JP 2569814Y2
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JP
Japan
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drum
cutting
opening
cut
blade
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JP10090491U
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JPH0534197U (ja
Inventor
守 松元
Original Assignee
光和精鉱株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ドラム缶の切断開封装
置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、産業廃棄物等を詰めたドラム缶の
切断開封にはオートディーゼル等を使用して人手により
切断開封するか、切断開封装置によりドラム缶の上蓋部
分を上方から缶詰を開けるように切断している。
【0003】しかし、人手によるドラム缶の切断開封は
作業性が悪く、多大な労力と時間を必要とし、また切断
開封装置により上蓋を上方から切断すると内容物の取り
出しが困難となる欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記のよう
な従来の切断開封装置の欠点を解消し、切断開封作業の
省力化とドラム缶の内容物の取り出し作業の効率化を図
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、切断開封装置
を定置又は移動機械に設置し、油圧シリンダーの作動に
よる鋸状刃の水平移動により、ドラム缶の胴体の任意の
個所を容易に切断することができるドラム缶の切断開封
装置を提供するものである。
【0006】即ち、本考案は油圧シリンダー等により開
閉する左右一対の互いに対向する取付板の一方に内側に
向けて鋸状刃を突設し、他方の取付板内側には同様の鋸
状刃又は受板のいずれかを突設し、ドラム缶の胴体の任
意の個所を切断可能に構成したドラム缶の切断開封装置
に関するもので、これによりドラム缶切断開封作業の効
率が著しく向上し、労力も大幅に軽減される。
【0007】また、この装置はフォークリフトに設置す
ればフォークリフトの運転席からドラム缶を切断開封で
きるので、作業員の安全性や衛生面で著しく向上する。
以下、本考案の実施例を図により説明する。
【0008】
【実施例】1は基板2の前面に左右逆向きにして上下に
固定された2本の油圧シリンダ3a,3bのロッド先端
に固定されて互いに対面して接近・離反する2枚の取付
板で、一方の取付板1aの上縁部内側には鋸状刃4が他
方の取付板1b側に向けて水平に突出固定され、他方の
取付板1bの上縁部にはドラム缶9の外周にならって前
端辺を円弧形に切欠した受板5が上記刃4と対向するよ
うにして水平に突設固定してあり、該受板5は刃4と互
いに接近したときに衝突することなく刃4の上側又は下
側で密に重合するような位置で取付板1bに取付けるよ
うにする。
【0009】6は各取付板1a,1bの後端縁に対向す
る取付板方向に向けて上下にそれぞれ取付位置を変えて
取付固定した補助アームで、各補助アーム6は基板2前
面に取付けた断面コ字形のガイド板7内に挿入され、該
アーム6に取付けたガイドローラ8がガイド板7内面を
接触回転することにより両取付板1a,1bどうしがシ
リンダ3a,3bの駆動により円滑に水平方向に開閉す
るようになっている。
【0010】しかして、ドラム缶9を切断開封するに
は、両取付板1a,1bを閉じる(接近する)方向にシ
リンダ3a,3bを作動させる。これにより、ドラム缶
9はその胴体の片側を受板5に支持されながら他方の鋸
状刃4の刃先4aがドラム缶9の胴体反対側の所定部位
に突刺さり、更に両取付板1a,1bが接近するに従っ
てドラム缶9が切断されて行き、刃先4aが受板5と重
なる位置までシリンダ3a,3bを作動させれば、ドラ
ム缶9の胴体は完全に切断されるのである。
【0011】ドラム缶9の胴体の切断開封後は、両シリ
ンダ3a,3bを両取付板1a,1bが開く方向に作動
させ、しかる後ドラム缶9を所定の個所へ移動させてか
ら内容物を取出す。
【0012】図4〜5は上記受板5に代えて反対側にあ
る上記鋸状刃4と同一の鋸状刃4を取付けた他の実施例
を示すもので、この両刃4,4の間にドラム缶9を置い
てシリンダ3a,3bを駆動すれば、一層短時間でかつ
切断面の奇麗なドラム缶9の切断開封作業を行なうこと
ができる。
【0013】また、本考案装置は定置式のものに限ら
ず、図6に示すフォークリフト10のような移動機械の
前面に取付け、作業員が運転席からドラム缶の切断開封
作業を行なうようにすることもできる。
【0014】なお、本実施例では、両取付板1a,1b
の開閉を2本の油圧シリンダで行なっているが、1本の
油圧又は空圧のシリンダで片開き方式とする方法、ある
いは電動又は油圧のモータを使用してラックとピニオン
その他の歯車で開閉操作を行なうようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】本考案に係るドラム缶の切断開封装置
は、上記のように構成されているので、ドラム缶の切断
開封作業が著しく効率化され、従来のように缶蓋を切除
するのではなく、ドラム缶の胴体部分を切断するので、
内容物の取出し作業が容易で、取出しの際の作業員の安
全性を図ることもできる。
【0016】また、本考案装置をフォークリフト等の移
動機械に設置することにより、運転席から簡単にドラム
缶の切断開封作業を行なうこともでき、作業員の安全性
や衛生面でも著しく改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るドラム缶の切断開封装置の要部を
示す分解斜視図である。
【図2】本考案に係るドラム缶の切断開封装置の一例を
示す平面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】本考案に係るドラム缶の切断開封装置の他の例
を示す平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】本考案に係るドラム缶の切断開封装置図をフォ
ークリフトに装着した状態の側面図である。
【符号の説明】
1:取付板 2:基板 3:油圧シリンダ 4:鋸状刃 5:受板 6:補助アーム 7:ガイド板 8:ガイドローラ 9:ドラム缶 10:フォークリフト

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧シリンダー等により開閉する左右一
    対の互いに対向する取付板の一方に内側に向けて鋸状刃
    を突設し、他方の取付板内側には同様の鋸状刃又は受板
    のいずれかを突設し、ドラム缶の胴体の任意の個所を切
    断可能に構成したことを特徴とするドラム缶の切断開封
    装置。
  2. 【請求項2】 フォークリフト等の移動機械に前記切断
    開封装置を設置した請求項1記載のドラム缶の切断開封
    装置。
JP10090491U 1991-10-04 1991-10-04 ドラム缶の切断開封装置 Expired - Lifetime JP2569814Y2 (ja)

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JPH0534197U JPH0534197U (ja) 1993-05-07
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