JPH0412938Y2 - - Google Patents

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JPH0412938Y2
JPH0412938Y2 JP10681386U JP10681386U JPH0412938Y2 JP H0412938 Y2 JPH0412938 Y2 JP H0412938Y2 JP 10681386 U JP10681386 U JP 10681386U JP 10681386 U JP10681386 U JP 10681386U JP H0412938 Y2 JPH0412938 Y2 JP H0412938Y2
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JP
Japan
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claws
gripping
attached
cutters
claw
Prior art date
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JP10681386U
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JPS6314745U (ja
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  • Shearing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば建物を解体する場合における
鉄骨や鉄筋の切断機として、あるいはコンクリー
ト破砕機に付属するカツタ装置として、さらには
自動車の車体、くず鉄、あるいは平板等の切断に
使用するカツタ装置に係るもので、爪にカツタを
取付け、かつ爪の先端に物を掴む部分を有するも
のに関する。
(従来の技術) 従来のカツタは、第3図に示すように、ピン6
を中心として油圧シリンダ(図示せず)により鋏
状に開閉される爪1,2にボルト5によりカツタ
3,4を取付け、爪1,2の先端に両者間で物を
挟んで掴み掴み部1a,2aを形成し、図示のよ
うに、カツタ3,4の中央部分(最も最後に閉じ
る部分)の閉じ始めの際には、爪1,2の先端の
掴み部1a,2aがほぼ平行をなすように構成さ
れている。この従来構成によれば、鉄板等の広い
平板状の被切断物や束状になつている鉄筋等のバ
ラ物スクラツプを切断する場合、掴み部1a,2
aの間に被切断物が挟まり、それ以上爪1,2が
閉じなくなり、このため、カツタ1,2間に入つ
ている被切断物の切断ができなくなるという問題
点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記の問題点に鑑み、前記のような
平板やバラ状スクラツプを切断する場合に、切断
が円滑に行なえるカツタ装置を提供することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案は、ピンを中
心に開閉される一対の爪にそれぞれカツタを取付
け、前記爪の先端に掴み部を形成してなるカツタ
装置において、爪の掴み部を、相互に対向する対
向面と、掴み部の根本部分の曲面とにより構成す
ると共に、一対のカツタの最後に閉じる部分の閉
じ始めの状態においては爪の掴み部の対向面の間
隔が先端側程大となり、かつ掴み部の根本部分は
前記曲面部分を介して爪間で連続する構成を有す
るものである。
(実施例) 以下本考案の一実施例を第1図および第2図に
より説明する。第1図は本考案のカツタ装置を解
体機あるいは破砕機のアーム7の先端の取付けた
状態を示す。8はアーム7の先端にピン9を中心
としてアーム7に添設した油圧シリンダ10によ
り回動自在に取付けたブラケツト、11は該ブラ
ケツトに取付けた旋回モータ12を有する旋回装
置、13は該旋回装置11の被旋回側に固設され
たフレーム、14,15は該フレーム13にピン
16を中心としてそれぞれ油圧シリンダ17,1
8により鋏状に開閉自在に取付けられた爪、1
9,20は各爪14,15にボルト21により取
付けられたカツタ、14a,15aは各爪14,
15の先端部に設けられた掴み部であり、掴み部
14a,15aは相互の対向面c,cと掴み部根
本部分の曲面d,d(従来は第3図Aに示すよう
に、掴み部1a,2aの対向面と根本部分との間
は角状eに形成されている)とからなり、対向面
c,c間の間隔は、第1図Aの2点鎖線Eおよび
第2図Aに示すように、カツタ3,4の先端部分
(最も最後に閉じる部分)の閉じ始めの際には、
爪14,15の先端の掴み部14a,15aの対
向面c,cの間隔が爪14,15の先端側程大
(W1<W2)となり、掴み部の根本部分は前記
曲面部分d,dを介して爪間で連続し、さらに最
閉時においては、第2図Aに2点鎖線Fに一例と
して示すように、対向面c,cが少なくとも平行
となる位置まで動くように構成する。この最閉時
においては、第1図Bに示すように、対向面c,
c間が完全に閉じるか、あるいは交差するように
構成することもできる。なお、閉じ始めにおける
掴み部14a,15a間の間隔W1は、従来4.0
cm以下であつたが、これを、16.0cm〜20.0cm程度
となるように大きくする。
この構成によれば、第2図に示すような爪1
4,15の閉じ始めまで、すなわち被切断物切断
終了の時点まで、掴み部14a,15a間に挟ま
れている物に対し、曲面部d,d間および対向面
において、掴み部14a,15a間にあるものに
対して矢印22に示すような押し出す力が作用
し、掴み部14a,15a間に挟まる被切断物に
よつてカツタ19,20の切断が阻まれることが
なく、円滑に切断を行なうことができる。また、
第2図Aに示す状態よりも爪14,15をさらに
閉じた状態で使用することにより、掴み部14
a,15a間に物を挟んで運搬することができ
る。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案のカツタ装置によれ
ば、第1に、一対のカツタの最後に閉じる部分が
閉じ始める状態においては、爪の掴み部の対向面
の間隔が先端程大となるように構成したので、平
板や束状鉄筋等のようなバラ状スクラツプを切断
する場合、掴み部で被切断物が滞ることなく、円
滑に押し出され、第2に、前記閉じ始めの状態に
おいては、掴み部の根本部分は曲線部分を介して
連続するので、前記被切断物が掴み部で引つかか
りにくくなり、被切断物の円滑な離脱が助長され
るため、前記被切断物の切断が円滑に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案によるカツタ装置の一実施例
を爪開きの状態で示す側面図、同Bは同じく爪先
端部を爪閉じの状態で示す側面図、第2図Aは該
実施例を爪閉じ始め状態で示す側面図、同BはA
のH−H断面図、第3図Aは従来のカツタ装置の
爪の部分を爪閉じ始めの状態で示す側面図、同B
はAのI−I断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピンを中心に開閉される一対の爪にそれぞれカ
    ツタを取付け、前記爪の先端に掴み部を形成して
    なるカツタ装置において、爪の掴み部を、相互に
    対向する対向面と、掴み部の根本部分の曲面とに
    より構成すると共に、一対のカツタの最後に閉じ
    る部分の閉じ始めの状態においては爪の掴み部の
    対向面の間隔が先端側程大となり、かつ掴み部の
    根本部分は前記曲面部分を介して爪間で連続する
    構成を有することを特徴とするカツタ装置。
JP10681386U 1986-07-14 1986-07-14 Expired JPH0412938Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10681386U JPH0412938Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10681386U JPH0412938Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6314745U JPS6314745U (ja) 1988-01-30
JPH0412938Y2 true JPH0412938Y2 (ja) 1992-03-26

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ID=30982522

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JP10681386U Expired JPH0412938Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0815682B2 (ja) * 1991-12-21 1996-02-21 大淀ヂ−ゼル株式会社 鋼剪断機

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JPS6314745U (ja) 1988-01-30

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