JPS588415Y2 - 鋼板切断機 - Google Patents
鋼板切断機Info
- Publication number
- JPS588415Y2 JPS588415Y2 JP2880179U JP2880179U JPS588415Y2 JP S588415 Y2 JPS588415 Y2 JP S588415Y2 JP 2880179 U JP2880179 U JP 2880179U JP 2880179 U JP2880179 U JP 2880179U JP S588415 Y2 JPS588415 Y2 JP S588415Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- steel plate
- cutter
- tip
- hydraulic cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Shearing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油圧ショベルに取付けて構造物の切断、破砕、
掴み持ちを可能とする鋼板切断機に関するものである。
掴み持ちを可能とする鋼板切断機に関するものである。
化学工場内での解体作業では爆発の危険性があるためガ
ス切断は使用することはできない。
ス切断は使用することはできない。
このため重錘式、あるいは、空気式等のブレーカが使用
されていたが、これらはいずれも作業能率があまりよく
なかった。
されていたが、これらはいずれも作業能率があまりよく
なかった。
特に鉄骨構造物は通常の破砕機で処理することは非能率
であるが、ガス切断機を使用できない場所ではやむをえ
ず非能率な他の機械により作業を行なうのが現状であっ
た。
であるが、ガス切断機を使用できない場所ではやむをえ
ず非能率な他の機械により作業を行なうのが現状であっ
た。
本考案はこの問題を解決したものである。
図面によって詳細に説明する。
1は本体で、前部が開放したボックス型に形威し、下部
側方には、断面が四角形で、側面が先細の三角形状を呈
した固定ビーム2を、細い部分が前方に突出した状態で
固着している。
側方には、断面が四角形で、側面が先細の三角形状を呈
した固定ビーム2を、細い部分が前方に突出した状態で
固着している。
固定ビーム2の突出部で、本体1側の側部上端には、3
分割されたカッタ3を取外し可能に結着している。
分割されたカッタ3を取外し可能に結着している。
また、固定ビーム2の先端部4は本体1側、すなわち、
カッタ3側が第3図に示す如く側方に張り出して巾広に
形成している。
カッタ3側が第3図に示す如く側方に張り出して巾広に
形成している。
5は回動ビームで゛あるが、固定ビーム2と同じく断面
が四角形で、側面が先細の三角形状を呈し、後部を本体
1の下部に挿入し、本体1の下部を横方向に貫通して設
置した軸17に回動自在に連結し、固定ビーム2と咬合
う如くしている。
が四角形で、側面が先細の三角形状を呈し、後部を本体
1の下部に挿入し、本体1の下部を横方向に貫通して設
置した軸17に回動自在に連結し、固定ビーム2と咬合
う如くしている。
回動ビーム5の側部下端、すなわち、固定ビーム2と咬
合う部分には、固定ビーム2と同様に3分割のカッタ6
を取外し可能に結着しており、また、該回動ビーム5の
先端部7は第2図に示す如く、横方向に固定ビーム2側
に張出して巾広に形威し、かつ、先端dは側面が爪状に
なる如く下方に湾曲している。
合う部分には、固定ビーム2と同様に3分割のカッタ6
を取外し可能に結着しており、また、該回動ビーム5の
先端部7は第2図に示す如く、横方向に固定ビーム2側
に張出して巾広に形威し、かつ、先端dは側面が爪状に
なる如く下方に湾曲している。
8は油圧シリンダで、後端部は本体1の上部に連結し、
前端部は回動ビーム5の前部上方に突設したブラケット
9に連結している。
前端部は回動ビーム5の前部上方に突設したブラケット
9に連結している。
本体1の上端にはブラケット10を突設し、該ブラケッ
ト10で本体1を油圧ショベル(図示せず)のアーム1
1の先端に回動自在に連結し、油圧シリンダ12により
ロッド13を介して回動する如くしている。
ト10で本体1を油圧ショベル(図示せず)のアーム1
1の先端に回動自在に連結し、油圧シリンダ12により
ロッド13を介して回動する如くしている。
本体1の後背部には、クレーン等で吊下げる時に使用す
るフック14を取付けている。
るフック14を取付けている。
なお、15は鋼板、16はレバである。
本考案は上記の如く構成しているが、実際の作動状況に
ついて説明する。
ついて説明する。
本考案の装置は鋼板、棒鋼、形鋼等の鉄骨構造物の切断
、押潰し、その他、コンクリート構造物の破砕、あるい
は、重量物の掴み持ちに使用するものであるが、先づ鋼
板を切断する場合について説明する。
、押潰し、その他、コンクリート構造物の破砕、あるい
は、重量物の掴み持ちに使用するものであるが、先づ鋼
板を切断する場合について説明する。
油圧シリンダ8を収縮し回動ビーム5と固定ビーム2の
間を開き、鋼板15を挾み、油圧シリンダ8を伸長して
回動ビーム5を回動せしめれば、カッタ6とカッタ3に
より鋼板15を切断することができる。
間を開き、鋼板15を挾み、油圧シリンダ8を伸長して
回動ビーム5を回動せしめれば、カッタ6とカッタ3に
より鋼板15を切断することができる。
この場合、最終時点においてカッタ6とカッタ3の交叉
による切削点がカッタ6.3の前方終端部Cに至らぬ前
に回動ビーム5の先端部7の下端dが固定ビーム2の先
端部4の上面に当って回動が止まる如くしているから、
カッタ3,6は常に鋼板15を咥えた状態にある。
による切削点がカッタ6.3の前方終端部Cに至らぬ前
に回動ビーム5の先端部7の下端dが固定ビーム2の先
端部4の上面に当って回動が止まる如くしているから、
カッタ3,6は常に鋼板15を咥えた状態にある。
したがって、鋼板15の切断に応じて本体1を前進せし
むれば、鋼板15がカッタ3,6から外れることなく順
次切断することができる。
むれば、鋼板15がカッタ3,6から外れることなく順
次切断することができる。
また、切断された鋼板15は、第4図、第5図で解るよ
うに、片方は固定ビーム2の上にあり、他の一方は回動
ビーム2によって下方に押し下げられるが、その後方(
第1図では左方)には何の障害物もなく、長い鋼板15
を切断していく場合にも、自由に後方に切断された鋼板
15が逃げる構造となっている。
うに、片方は固定ビーム2の上にあり、他の一方は回動
ビーム2によって下方に押し下げられるが、その後方(
第1図では左方)には何の障害物もなく、長い鋼板15
を切断していく場合にも、自由に後方に切断された鋼板
15が逃げる構造となっている。
なお、カッタ3,6は3つに分割されて取付けているが
、これは製作、取付け、及び、取替えを容易にするため
で、カッタ3,6の全長が1〜2mになれば少なくとも
2〜3個に分割することが好ましく、損傷した場合でも
その1個を交換すればすむという便利さがある。
、これは製作、取付け、及び、取替えを容易にするため
で、カッタ3,6の全長が1〜2mになれば少なくとも
2〜3個に分割することが好ましく、損傷した場合でも
その1個を交換すればすむという便利さがある。
次にコンクリートを破砕する場合は、固定ビーム先端部
4と回動ビーム先端部7の間にコンクリートを挾み、油
圧シリンダ8を伸長すれば、容易にコンクリートを破砕
することができる。
4と回動ビーム先端部7の間にコンクリートを挾み、油
圧シリンダ8を伸長すれば、容易にコンクリートを破砕
することができる。
また、重量物の掴み持ちに使用する場合は、前記と同様
の方法で重量物を掴むが、それ以上に油圧シリンダ8を
作動する必要がないことは勿論で、アームシリンダ、ブ
ームシリンダ(いずれも図示せず)等を作動して本体1
その他を重量物と共に持上げることは通常の持上装置の
場合と同様である。
の方法で重量物を掴むが、それ以上に油圧シリンダ8を
作動する必要がないことは勿論で、アームシリンダ、ブ
ームシリンダ(いずれも図示せず)等を作動して本体1
その他を重量物と共に持上げることは通常の持上装置の
場合と同様である。
なお、本体1の作業角度は油圧シリンダ12を作動して
自由に変更でき、また、ブラケット10とアーム11.
ロッド13との取付位置を取替えることにより自由に変
更できる。
自由に変更でき、また、ブラケット10とアーム11.
ロッド13との取付位置を取替えることにより自由に変
更できる。
すなわち、上方に向って切断作業を行なう場合は油圧シ
リンダ12を伸長して本体1を左回りに回動すればよく
、後方に向つて作業する場合はブラケット10とアーム
11゜ロッド13との取付位置を反対にすればよく、下
方に向って作業する場合は前記の方法で油圧シリンダ1
2を伸長すればよい。
リンダ12を伸長して本体1を左回りに回動すればよく
、後方に向つて作業する場合はブラケット10とアーム
11゜ロッド13との取付位置を反対にすればよく、下
方に向って作業する場合は前記の方法で油圧シリンダ1
2を伸長すればよい。
また、本体1をクレーン等に吊下げて使用することも可
能で、この場合はフック14により本体を吊下げ、下向
に作業を行なう。
能で、この場合はフック14により本体を吊下げ、下向
に作業を行なう。
以下述べたように本考案は油圧シリンダにより作動する
如くしているから強力な切断力を有し、工場内の通常の
鉄骨構造物は容易に切断することができるから非常に便
利であり、作業能率も従来の方法に比べて格段の差があ
る。
如くしているから強力な切断力を有し、工場内の通常の
鉄骨構造物は容易に切断することができるから非常に便
利であり、作業能率も従来の方法に比べて格段の差があ
る。
また、本考案は切り終る前に先端部が当接し、若干の余
裕を残す如くしているから、カッタが常に鋼板を咥えた
状態にあり、鋼板から外れる心配がないから安心して作
業を続行できる。
裕を残す如くしているから、カッタが常に鋼板を咥えた
状態にあり、鋼板から外れる心配がないから安心して作
業を続行できる。
また、本考案は回動ビームと固定ビームの先端部が巾広
く、かつ、回動ビームの先端部は爪状に下方に湾曲して
いるから、コンクリート等の破砕、及び、重量物の掴み
持ち作業に使用することができ、単なる切断のみならず
多目的の作業が可能であるから非常に便利である。
く、かつ、回動ビームの先端部は爪状に下方に湾曲して
いるから、コンクリート等の破砕、及び、重量物の掴み
持ち作業に使用することができ、単なる切断のみならず
多目的の作業が可能であるから非常に便利である。
また、本考案はかなりの重量になるにもか・わらず可搬
式で、油圧ショベルに取付けて所望の場所、位置に自由
に運ぶことができるばかりでなく、本体自身を上下方向
、前後方向に自由に向けることができるから、工場内の
あらゆる構造物の解体作業に使用することができるので
非常に有益である。
式で、油圧ショベルに取付けて所望の場所、位置に自由
に運ぶことができるばかりでなく、本体自身を上下方向
、前後方向に自由に向けることができるから、工場内の
あらゆる構造物の解体作業に使用することができるので
非常に有益である。
第1図は本考案の正面図、第2図は第1図のAから見た
図、第3図は第1図のBから見た図、第4図はに−に断
面図、第5図はL−L断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・固定ビーム、3・
・・・・・カッタ、4・・・・・・固定ビーム先端部、
5・・・・・・回動ビーム、6・・・・・・カッタ、7
・・・・・・回動ビーム先端部。
図、第3図は第1図のBから見た図、第4図はに−に断
面図、第5図はL−L断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・固定ビーム、3・
・・・・・カッタ、4・・・・・・固定ビーム先端部、
5・・・・・・回動ビーム、6・・・・・・カッタ、7
・・・・・・回動ビーム先端部。
Claims (1)
- 本体1と、該本体1の側部に前方に突出する如く固着し
、上側部にカッタ3を取付け、先端部4を巾広くした固
定ビーム2と、下側部にカッタ6を取付け、先端部7を
巾広く、かつ、下方に湾曲せしめ、カッタ6がカッタ3
と咬合う如く本体1の軸17に回動自在に枢支した回動
ビーム5と、該回動ビーム5を作動する油圧シリンダ8
とより構成した鋼板切断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2880179U JPS588415Y2 (ja) | 1979-03-06 | 1979-03-06 | 鋼板切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2880179U JPS588415Y2 (ja) | 1979-03-06 | 1979-03-06 | 鋼板切断機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55129724U JPS55129724U (ja) | 1980-09-13 |
JPS588415Y2 true JPS588415Y2 (ja) | 1983-02-15 |
Family
ID=28875459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2880179U Expired JPS588415Y2 (ja) | 1979-03-06 | 1979-03-06 | 鋼板切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588415Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-06 JP JP2880179U patent/JPS588415Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55129724U (ja) | 1980-09-13 |
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