JP2569691B2 - 色差信号形成回路 - Google Patents

色差信号形成回路

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JP2569691B2
JP2569691B2 JP63033736A JP3373688A JP2569691B2 JP 2569691 B2 JP2569691 B2 JP 2569691B2 JP 63033736 A JP63033736 A JP 63033736A JP 3373688 A JP3373688 A JP 3373688A JP 2569691 B2 JP2569691 B2 JP 2569691B2
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subtraction
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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G-1 第1の実施例(第1図) G-2 第2の実施例(第2図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、ビデオカメラにおける信号処理回路系等に
用いられて、3原色信号から色差信号を得る色差信号形
成回路に関する。
B 発明の概要 本発明は、赤色成分原色信号,緑色成分原色信号及び
緑色成分原色信号の3原色信号から色差信号を得る色差
信号形成回路において、先ず、赤色成分原色信号から緑
色成分原色信号を減算して第1の合成信号を得るととも
に、青色成分原色信号から緑色成分原色信号を減算して
第2の合成信号を得、次に、第1の合成信号に対して所
定の係数値をもってゲイン設定を行うとともに第2の合
成信号に対して可変係数値をもってゲイン設定を行った
後、両者を合成して第1の色差信号を得るようになし、
かつ、第2の合成信号に対して所定の係数値をもってゲ
イン設定を行うとともに第1の合成信号に対して可変係
数値をもってゲイン設定を行った後、両者を合成して第
2の色差信号を得るようになすことにより、ディジタル
化回路として実現するにあたって、構成の簡易化及び回
路規模の縮小化を図ることができるようにしたものであ
る。
C 従来の技術 カラー映像信号を形成するカラービデオカメラの信号
処理回路系においては、撮像素子から導出される撮像信
号に基づいて、赤色成分原色信号(Rであらわす),緑
色成分原色信号(Gであらわす)及び青色成分原色信号
(Bであらわす)から成る3原色信号が形成され、さら
に、斯かる3原色信号から、輝度信号(Yであらわす)
と、例えば、(R-Y)及び(B-Y)であらわされる2種の
色差信号とが形成される処理が行われる。そして、昨今
においては、このようなカラービデオカメラにおけるカ
ラー映像信号が形成されるにあたっての信号処理におい
ても、ディジタル化回路が採用されるようになされてお
り、例えば、3原色信号R,G及びBから色差信号(R-Y)
及び(B-Y)を形成するためのディジタル化回路とし
て、従来、第3図に示される如くの色差信号形成回路が
用いられている。
この第3図に示される色差信号形成回路においては、
3個の入力端子11,12及び13に、夫々、撮像部から導出
された撮像信号に基づいて得られ、ディジタル化された
R,G及びBが供給される。そして、入力端子11からのR
がゲイン設定部14により係数:0.70をもってゲイン設定
され、また、入力端子13からのBがゲイン設定部16によ
り係数:0.11をもってゲイン設定されて、各々が減算部1
9に供給され、減算部19において、ゲイン設定部14から
のRからゲイン設定部16からのBが減算される。続い
て、減算部19からの減算出力と、入力端子12から供給さ
れてゲイン設定部15により係数:0.59をもってゲイン設
定されたGとが、減算部21に供給され、減算部21におい
て、減算部19からの減算出力からさらにゲイン設定部15
からのGが減算されて、減算部21の出力端に色差信号
(R-Y)′が得られる。
さらに、入力端子11からのRがゲイン設定部17により
係数:0.30をもってゲイン設定され、また、入力端子13
からのBがゲイン設定部18により係数:0.89をもってゲ
イン設定されて、各々が減算部20に供給され、減算部20
において、ゲンイン設定部18からのBからゲイン設定部
17からのRが減算される。続いて、減算部20からの減算
出力と、入力端子12から供給されてゲイン設定部15によ
り係数:0.59をもってゲイン設定されたGとが、減算部2
2に供給され、減算部22において、減算部20からの減算
出力からさらにゲイン設定部15からのGが減算されて、
減算部22の出力端に色差信号(B-Y)′が得られる。
減算部21から得られる色差信号(R-Y)′は、加算部2
3に供給されるとともに、可変ゲイン制御部26を通じて
比較的小なるレベルを有するものとされて加算部24に供
給される。また、減算部22から得られる色差信号(B-
Y)′は、加算部24に供給されるとともに、可変ゲイン
制御部25を通じて比較的小なるレベルを有するものとさ
れて加算部23に供給される。それにより、加算部23か
ら、色差信号(R-Y)′に比較的小なるレベルを有する
ものとされた色差信号(B-Y)′が加算された加算出力
が得られ、それが可変ゲイン制御部27を通じて、出力端
子29に色差信号(R-Y)として導出される。一方、加算
部24からは、色差信号(B-Y)′に比較的小なるレベル
を有するものとされた色差信号(R-Y)′が加算された
加算出力が得られ、それが可変ゲイン制御部28を通じ
て、出力端子30に色差信号(B-Y)として導出される。
このようにして、加算部23において色差信号(R-
Y)′に若干の色差信号(B-Y)′が加算されて形成さ
れ、さらに、可変ゲイン制御部27においてゲイン調整さ
れて得られる色差信号(R-Y)、及び、加算部24におい
て色差信号(B-Y)′に若干の色差信号(R-Y)′が加算
されて形成され、さらに、可変ゲイン制御部28において
ゲイン調整されて得られる色差信号(B-Y)は、夫々、
入力端子11,12及び13に供給されたR,G及びBに内在され
る、撮像部における分光感度特性に起因するアンバラン
スの補正がなされたものとされる。
第4図は、3原色信号R,G及びBから色差信号(R-Y)
及び(B-Y)を形成するためのディジタル化回路として
従来提案されている他の色差信号形成回路を示す。
この色差信号形成回路においては、3個の入力端子3
1,32及び33に、夫々、撮像部から導出された撮像信号に
基づいて得られ、ディジタル化されたR,G及びBが供給
される。そして、入力端子31からのRと入力端子32から
のGとが減算部34に供給されて、減算部34から減算出力
信号(R-G)が得られるとともに、入力端子33からのB
と入力端子32からのGとが減算部35に供給されて、減算
部35から減算出力信号(B-G)が得られる。減算部34か
らの減算出力信号(R-G)が、ゲイン設定部36により係
数:0.70をもってゲイン設定され、また、減算部35から
の減算出力信号(B-G)が、ゲイン設定部37により係数:
0.11をもってゲイン設定されて、各々が減算部40に供給
され、減算部40において、ゲイン設定部36からの減算出
力信号(R-G)からゲイン設定部37からの減算出力信号
(B-G)が減算されて、減算部40の出力端に色差信号(R
-Y)′が得られる。また、減算部34からの減算出力信号
(R-G)が、ゲイン設定部38により係数:0.30をもってゲ
イン設定され、また、減算部35からの減算出力信号(B-
G)が、ゲイン設定部39により係数:0.89をもってゲイン
設定されて、各々が減算部41に供給され、減算部41にお
いて、ゲイン設定部39からの減算出力信号(B-G)から
ゲイン設定部38からの減算出力信号(R-G)が減算され
て、減算部41の出力端に色差信号(B-Y)′が得られ
る。
減算部40から得られる色差信号(R-Y)′は、加算部4
2に供給されるとともに、可変ゲイン制御部45を通じて
比較的小なるレベルを有するものとされて加算部43に供
給される。また、減算部41から得られる色差信号(B-
Y)′は、加算部43に供給されるとともに、可変ゲイン
制御部44を通じて比較的小なるレベルを有するものとさ
れて加算部42に供給される。それにより、加算部42か
ら、色差信号(R-Y)′に比較的小なるレベルを有する
ものとされた色差信号(B-Y)′が加算された加算出力
が得られ、それが可変ゲイン制御部46を通じて、出力端
子48に色差信号(R-Y)として導出される。一方、加算
部43からは、色差信号(B-Y)′に比較的小なるレベル
を有するものとされた色差信号(R-Y)′が加算された
加算出力が得られ、それが可変ゲイン制御部47を通じ
て、出力端子49に色差信号(B-Y)として導出される。
斯かる回路においても、加算部42において色差信号
(R-Y)′に若干の色差信号(B-Y)′が加算されて形成
され、さらに、可変ゲイン制御部46においてゲイン調整
されて得られる色差信号(R-Y)、及び、加算部43にお
いて色差信号(B-Y)′に若干の色差信号(R-Y)′が加
算されて形成され、さらに、可変ゲイン制御部47におい
てゲイン調整されて得られる色差信号(B-Y)は、夫
々、入力端子31,32及び33に供給されたR,G及びBに内在
される、撮像部における分光感度特性に起因するアンバ
ランスの補正がなされたものとされる。
D 発明が解決しようとする課題 上述の如くにして、3原色信号R,G及びBから色差信
号(R-Y)及び(B-Y)を形成する、第3図及び第4図に
示される如くの、従来提案されている色差信号形成回路
は、ディジタル化回路においては、一般に、加算部及び
減算部の夫々が同時に2種の入力信号についての演算し
かできないものとなり、従って、3種以上の入力信号に
ついての加算あるいは減算が要求される際には、必然的
に加算部あるいは減算部の数が増加せしめられることも
あって、比較的複雑な構成を有し、かつ、回路規模が大
なるものとされるという不都合を伴うものとなってい
る。また、それ故、大規模集積化回路構成の一部に組み
込まれる場合等において不利な状況におかれている。
斯かる点に鑑み、本発明は、例えば、3原色信号R,G
及びBから色差信号(R-Y)及び(B-Y)を個別に形成す
るにあたり、ディジタル化回路として実現されるに際し
て、構成の簡易化及び回路規模の縮小化が容易に達成さ
れ、しかも、その信号処理性能において従来の回路と同
等もしくはそれ以上であるものとされる色差信号形成回
路を提供することを目的とする。
E 課題を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本発明に係る色差信号形成
回路は、RからGを減算する演算を行って第1の合成色
信号を得る第1の減算部、及び、BからGを減算する演
算を行って第2の合成色信号を得る第2の減算部の出力
側に、第1の合成色信号が供給され、所定の係数値をも
って第1の合成色信号に対するゲイン設定を行う第1の
ゲイン設定部と、第1の合成色信号が供給され、可変係
数値をもって第1の合成色信号に対するゲイン設定を行
う第2のゲイン設定部と、第2の合成色信号が供給さ
れ、所定の係数値をもって第2の合成色信号に対するゲ
イン設定を行う第3のゲイン設定部と、第2の合成色信
号が供給され、可変係数値をもって第2の合成色信号に
対するゲイン設定を行う第4のゲイン設定部とが配さ
れ、さらに、それらの出力側に、第1のゲイン設定部か
ら得られる第1の合成色信号と第4のゲイン設定部から
得られる第2の合成色信号とを合成して、第1の色差信
号を得る第1の合成演算部と、第2のゲイン設定部から
得られる第1の合成色信号と第3のゲイン設定部から得
られる第2の合成色信号とを合成して、第2の色差信号
を得る第2の合成演算部とが設けられて構成される。
F 作用 このように構成される本発明に係る色差信号形成回路
においては、3原色信号R,G及びBが供給されるとき、
先ず、第1の減算部において第1の合成色信号(R-G)
が形成されるとともに第2の減算部において第2の合成
色信号(B-G)が形成される。そして、第1の合成色信
号(R-G)が、第1のゲイン設定部により所定の係数値
をもってゲイン設定され、また、第2の合成色信号(B-
G)が、第4のゲイン設定部により可変係数値をもって
ゲイン設定されて、各々が第1の合成演算部に供給さ
れ、第1の合成演算部において、例えば、第1のゲイン
設定部からの第1の合成色信号(R-G)から第4のゲイ
ン設定部からの第2の合成色信号(B-G)が減算され、
それにより、もしくは、さらにその減算出力に対するゲ
イン制御がなされて、色差信号(R-Y)が第1の色差信
号として得られる。また、第2の合成色信号(B-G)
が、第3のゲイン設定部により所定の係数値をもってゲ
イン設定され、また、第1の合成色信号(R-G)が、第
2のゲンイン設定部により可変係数値をもってゲイン設
定されて、各々が第2の合成演算部に供給され、第2の
合成演算部において、例えば、第3のゲイン設定部から
の第2の合成色信号(B-G)から第2のゲイン設定部か
らの第1の合成色信号(R-G)が減算され、それによ
り、もしくは、さらにその減算出力に対するゲイン制御
がなされて、色差信号(B-Y)が第2の色差信号として
得られる。
このようにされることにより、本発明に係る色差信号
形成回路は、ディジタル化回路として実現されるにあた
って、減算部あるいは加算部の数が従来の色差信号形成
回路に比して低減されたものとなされ、それによって、
構成の簡易化と回路規模の縮小化とが図られるものとな
り、しかも、信号処理性能においては、従来の回路と同
等もしくはそれ以上とされることになる。
G 実施例 G-1 第1の実施例(第1図) 第1図は、本発明に係る色差信号形成回路の一例を示
す。
第1図に示される例においては、3個の入力端子51,5
2及び53が設けられており、これら入力端子51,52及び53
には、夫々、カラービデオカメラにおける撮像部から導
出された撮像信号に基づいて得られて、ディジタル化さ
れたR(赤色成分原色信号),G(緑色成分原色信号)及
びB(青色成分原色信号)が供給される。そして、入力
端子51からのRと入力端子52からのGとが減算部54に供
給されて、減算部54から減算出力信号(R-G)が得られ
るとともに、入力端子53からのBと入力端子52からのG
とが減算部55に供給されて、減算部55から減算出力信号
(B-G)が得られる。
減算部54からの減算出力信号(R-G)は、例えば、0.7
0とされる固定係数aを有するものとされたゲイン設定
部56において、固定係数a=0.70をもってゲイン設定さ
れて減算部60の一方の入力端に供給されるとともに、例
えば、0.30を中心値としてその前後の値の範囲で変化し
得る可変係数αを有するものとされたゲイン設定部58に
おいて、可変係数αをもってゲイン設定されて減算部61
の一方の入力端に供給される。一方、減算部55からの減
算出力信号(B-G)は、例えば、0.89とされる固定係数
bを有するものとされたゲイン設定部59において、固定
係数b=0.89をもってゲイン設定されて減算部61の他方
の入力端に供給されるとともに、例えば、0.11を中心値
としてその前後の値の範囲で変化し得る可変係数βを有
するものとされたゲイン設定部57において、可変係数β
をもってゲイン設定されて減算部60の他方の入力端に供
給される。
斯かるもとで、減算部60において、ゲイン設定部56か
ら得られる減算出力信号(R-G)からゲイン設定部57か
ら得られる減算出力信号(B-G)が減算されて、減算部6
0の出力端に色差信号(R-Y)″が得られ、ま、減算部61
において、ゲイン設定部59から得られる減算出力信号
(B-G)からゲイン設定部58から得られる減算出力信号
(R-G)が減算されて、減算部61の出力端に色差信号(B
-Y)″が得られる。そして、減算部60の出力端に得られ
る色差信号(R-Y)″が、可変ゲイン制御部62によりゲ
イン制御され、色差信号(R-Y)とされて出力端子64に
導出され、また、減算部61の出力端に得られる色差信号
(B-Y)″が、可変ゲイン制御部63によりゲイン制御さ
れ、色差信号(B-Y)とされて出力端子65に導出され
る。
このようにして、出力端子64に得られる色差信号(R-
Y)は、色差信号(R-Y)″の形成にあたって減算部55か
らの減算出力信号(B-G)がゲイン設定部57により可変
係数βをもってゲイン設定されるとともに、色差信号
(R-Y)″が可変ゲイン制御部62によりゲイン制御され
ることにより、入力端子51,52及び53に供給されたR,G及
びBに内在される、撮像部における分光感度特性等に起
因するアンバランスが補正されたものとなされる。ま
た、同様に、出力端子65から得られる色差信号(B-Y)
は、色差信号(B-Y)″の形成にあたって減算部54から
の減算出力信号(R-G)がゲイン設定部58により可変係
数αをもってゲイン設定されるとともに、色差信号(B-
Y)″が可変ゲイン制御部63によりゲイン制御されるこ
とにより、入力端子51,52及び53に供給されたR,G及びB
に内在される、撮像部における分光感度特性等に起因す
るアンバランスが補正されたものとなされる。
斯かる例にあっては、使用されている減算部の数が4
個とされており、第3図及び第4図に示される従来の回
路に比して低減されていることになり、それによって、
回路規模も第3図及び第4図に示される従来の回路に比
して縮小されている。
G-2 第2の実施例(第2図) 第2図は、本発明に係る色差信号形成回路の他の例を
示す。
この第2図に示される例においても、3個の入力端子
51,52及び53が設けられており、これら入力端子51,52及
び53に、夫々、カラービデオカメラにおける撮像部から
導出された撮像信号に基づいて得られて、ディジタル化
されたR,G及びBが供給される。そして、入力端子51か
らのRと入力端子52からのGとが減算部54に供給され
て、減算部54から減算出力信号(R-G)が得られるとと
もに、入力端子53からのBと入力端子52からのGとが減
算部55に供給されて、減算部55から減算出力信号(B-
G)が得られる。
減算部54からの減算出力信号(R-G)は、例えば、0.7
0を中心値としてその前後の値の範囲で変化し得る可変
係数mを有するものとされたゲイン設定部71において、
可変係数mをもってゲイン設定された後、減算部75の一
方の入力端に供給されるとともに、例えば、0.30を中心
値としてその前後の値の範囲で変化し得る可変係数pを
有するものとされたゲイン設定部73において、可変係数
pをもってゲイン設定された後、減算部76の一方の入力
端に供給される。一方、減算部55からの減算出力信号
(B-G)は、例えば、0.89を中心値としてその前後の値
の範囲で変化し得る可変係数qを有するものとされたゲ
イン設定部74において、可変係数qをもってゲイン設定
された後、減算部76の他方の入力端に供給されるととも
に、例えば、0.11を中心値としてその前後の値の範囲で
変化し得る可変係数nを有するものとされたゲイン設定
部72において、可変係数nをもってゲイン設定された
後、減算部75の他方の入力端に供給される。
ゲイン設定部71及び72は、それらの可変係数m及びn
の変化において連動せしめられており、また、ゲイン設
定部73及び74も、それらの可変係数p及びqの変化にお
いて連動せしめられている。
斯かるもとで、減算部75において、ゲイン設定部71か
ら得られる減算出力信号(R-G)からゲイン設定部72か
ら得られる減算出力信号(B-G)が減算されて、減算部7
5の出力端に色差信号(R-Y)が得られ、それが出力端子
77に導出される。また、減算部76において、ゲイン設定
部74から得られる減算出力信号(B-G)からゲンイン設
定部73から得られる減算出力信号(R-G)が減算され
て、減算部76の出力端に色差信号(B-Y)が得られ、そ
れが出力端子78に導出される。
このようにして、出力端子77に得られる色差信号(R-
Y)は、その形成にあたって、減算部54からの減算出力
信号(R-G)がゲイン設定部71により可変係数mをもっ
てゲイン設定されるとともに、減算部55からの減算出力
信号(B-G)がゲイン設定部72により可変係数nをもっ
てゲイン設定されることにより、入力端子51,52及び53
に供給されたR,G及びBに内在される、撮像部における
分光感度特性等に起因するアンバランスが補正されたも
のとなされ、さらに、出力端子78に得られる色差信号
(B-Y)は、その形成にあたって、減算部55からの減算
出力信号(B-G)がゲイン設定部74により可変係数qを
もってゲイン設定されるとともに、減算部54からの減算
出力信号(R-G)がゲイン設定部73により可変係数pを
もってゲイン設定されることにより、入力端子51,52及
び53に供給されたR,G及びBに内在される、撮像部にお
ける分光感度特性等に起因するアンバランスが補正され
たものとなされる。
斯かる例においても、使用されている減算部の数が4
個とされていて、第3図及び第4図に示される従来の回
路に比して低減されていることになり、また、回路規模
が第1図の例に比して一層縮小されている。
H 発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る色差信号
形成回路は、3原色信号R,G及びBから色差信号を形成
するものとされるべく、ディジタル化回路として実現さ
れるに際して、減算部あるいは加算部の数が従来の色差
信号形成回路に比して低減されたものとなされ、それに
より、構成の簡易化及び回路規模の縮小化が図られるこ
とになる。従って、大規模集積化回路に組み込まれるに
好適なものとなり、しかも、信号処理性能においては、
従来の回路と同等もしくはそれ以上とされることにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る色差信号形成回路の一例を示すブ
ロック図、第2図は本発明に係る色差信号形成回路の他
の例を示すブロック図、第3図及び第4図は夫々従来の
色差信号形成回路を示すブロック図である。 図中、51,52及び53は入力端子、54,55,60,61,75及び76
は減算部、56,57,58,59,71,72,73及び74はゲイン設定
部、62及び63は可変ゲイン制御部、64,65,77及び78は出
力端子である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤色成分原色信号から緑色成分原色信号を
    減算する演算を行って第1の合成色信号を得る第1の減
    算部と、 青色成分原色信号から上記緑色成分原色信号を減算する
    演算を行って第2の合成色信号を得る第2の減算部と、 上記第1の合成色信号が供給され、所定の係数値をもっ
    て上記第1の合成色信号に対するゲイン設定を行う第1
    のゲイン設定部と、 上記第1の合成色信号が供給され、可変係数値をもって
    上記第1の合成色信号に対するゲイン設定を行う第2の
    ゲイン設定部と、 上記第2の合成色信号が供給され、所定の係数値をもっ
    て上記第2の合成色信号に対するゲイン設定を行う第3
    のゲイン設定部と、 上記第2の合成色信号が供給され、可変係数値をもって
    上記第2の合成色信号に対するゲイン設定を行う第4の
    ゲイン設定部と、 上記第1のゲイン設定部から得られる第1の合成色信号
    と上記第4のゲイン設定部から得られる第2の合成色信
    号とを合成して、第1の色差信号を得る第1の合成演算
    部と、 上記第2のゲイン設定部から得られる第1の合成色信号
    と上記第3のゲイン設定部から得られる第2の合成色信
    号とを合成して、第2の色差信号を得る第2の合成演算
    部と、 を含んで構成される色差信号形成回路。
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