JP2569511Y2 - 飲料製造機 - Google Patents

飲料製造機

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JP2569511Y2 JP1336592U JP1336592U JP2569511Y2 JP 2569511 Y2 JP2569511 Y2 JP 2569511Y2 JP 1336592 U JP1336592 U JP 1336592U JP 1336592 U JP1336592 U JP 1336592U JP 2569511 Y2 JP2569511 Y2 JP 2569511Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、所望の時間のみ運転状
態にするタイマを備えた飲料製造機に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料製造機、例えば自動給茶機は、内部
に貯水タンクと、ここに所定量の水を貯留するように動
作する給水弁と、貯水タンク内の水を加熱するヒータと
を備え、利用者がお茶やお湯の注出ボタンをオン操作す
ると貯水タンク内に貯えられた湯が一定量だけ注出され
るようになっている。
【0003】このような自動給茶機のうち例えば食堂等
のように毎日所定の時間帯に使用されるものは、毎日、
その食堂の始業時刻には貯水タンク内の水が飲用に適す
る温度(例えば90℃)まで高められていることが望ま
しい。ところが、この種の自動給茶機の貯水タンクには
多数人に給茶できるように多量のお湯を貯えるようにし
ているため、その湯温を十分に高めるには、2時間程度
の長い時間を要するものが多く、食堂の始業時刻になっ
て初めて電源を投入するのでは間に合わない。
【0004】そこで、この種の自動給茶機には、24時
間タイマを設けておき、予め使用者によって設定された
時刻になったら電源が投入・遮断されるように構成され
ることが一般的である。このようにすれば毎日始業時刻
前に電源を自動的に投入して始業時刻の頃には貯水タン
ク内の湯が沸き上がっているようにすることができるか
らである。また、例えば土曜日と日曜日とを食堂の休日
としている場合には、休日に電源が無駄に投入されてし
まうことを避けるために、休日前の終業時にメイン電源
を切っておき、休日開けに再びメイン電源を投入して自
動運転を再開するようにしている。
【0005】
【0006】
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
自動給茶機では、メイン電源を投入すれば休日明けに運
転が自動的に再会されるとしても、休日前から貯水タン
ク内に残留していた古い水を使用することになるから、
衛生上好ましくないという問題があった。また、休日を
挟んで長時間運転を休止する場合に限らず、例えば24
時間タイマによって夜から翌日の朝にかけて運転を休止
する場合であっても、季節によっては運転休止中に貯水
タンク内の水中で雑菌が繁殖し易くなり、飲料の味を損
ね易い等の問題もあった。
【0008】本考案は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、タイマによる運転休止があっても、衛
生や味覚上の問題等を生ずることなく運転再開ができる
飲料製造機を提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案に係る飲料製造機
は、給水弁及び排水弁に連結された貯水タンクと、貯水
タンク内に所定水位の水が貯留されるように給水弁を制
御すると共に飲料の製造動作を制御する制御部と、この
制御部を所定の時間だけ運転状態にして他は休止状態に
するタイマと、タイマによって制御部の動作が休止され
たことを条件に排水弁を作動させて貯水タンクから水を
排出し、その後、給水弁を作動させてその貯水タンクに
水を再貯留させるように制御する水入れ替え制御手段と
を具備したところに特徴を有する。
【0010】
【作用】使用者は、まず飲料製造機を運転状態としたい
時間帯をタイマに設定する。すると、その設定された時
間帯以外は休止状態となるから、そのタイマによって制
御部の動作が休止されることになるときに、水入れ替え
制御手段により、排水弁が作動されて貯水タンクから水
が排出される。また、その後、給水弁が作動されてその
貯水タンクに水が再貯留される。そして、運転時間帯に
至れば、制御部が通常の動作を行うようになるから、貯
水タンク内の新しい水にて飲料の製造が可能になる。
【0011】
【0012】
【0013】
【考案の効果】以上述べたように、本考案の飲料製造機
によれば、運転休止があっても休止開けには新鮮な水に
よって運転が再開されるから、衛生的であって美味しい
飲料を提供できるという優れた効果を奏する。
【0014】
【実施例】以下本考案を飲料製造機としての自動給茶機
に適用した一実施例について図面を参照して説明する。
【0015】全体の概略的構成は図2及び図3に示す通
りで、本体キャビネット1内の上部に貯水タンク2が固
定されている。この貯水タンク2の外壁面は断熱材3に
よって覆われ、内底部にはいわゆる投げ込み式のヒータ
4が設けられて内部の水を加熱することができる。貯水
タンク2の内壁部には水温センサ5(図1にのみ図示)
が設けられると共に、前壁部には内部の水位を測定する
ための水位センサユニット6が取付けられている。ま
た、図1にのみ図示するが、上記貯水タンク2には水道
に連なる給水弁2aと、排水管に連なる排水弁2bとが
連結され、後述する制御部31からの信号を受けて貯水
タンク2内の水位が所定値以下に低下すると給水弁2a
を開放して貯水タンク2内に清水を供給すると共に、必
要に応じて排水弁2bを開放して貯水タンク2内の湯を
捨てることができるようになっている。
【0016】一方、上記貯水タンク2内の湯を流出させ
るためには、茶注出弁7(図1にのみ図示)と湯注出弁
8とが設けられ、茶注出弁7から導かれた注湯口7aは
図3に示すように本体キャビネット1の前面上部に位置
し、湯注出弁8から導かれた注出口8aは図2に示すよ
うに本体キャビネット1の前面中央部に位置する。
【0017】また、本体キャビネット1内の前面部に
は、貯水タンク2の右側前方に位置して茶葉自動供給機
構10と、前記注湯口7aの下方に位置して茶濾し器1
1とが設けられている。茶葉自動供給機構10は、例え
ば本出願人に係る出願の特公平1−38488号公報に
明らかにされている機構と同等であり、茶葉計量部12
と、この茶葉計量部12に連なるキャニスタ収納部13
と、このキャニスタ収納部13に着脱可能に装着された
キャニスタ14を備える。また、前記茶濾し器11は、
本体キャビネット1に左右方向に移動可能に設けられた
スライド枠体15に取り付けられ、茶葉交換用モータ1
6に通電することによりスライド枠体15が移動して茶
濾し器11を前記茶葉自動供給機構10の真下位置と、
注湯口7aの真下位置と、茶濾し器11が反転して本体
キャビネット1の下部左側に設けた茶がら受容器17の
上方になる茶がら排出位置との3つの位置の間で移動さ
せることができる。
【0018】図2に示すように本体キャビネット1の前
面には前扉18が開閉可能に設けられ、その前扉18の
表面側には各種の操作スイッチ19を備えた操作パネル
20と、カップ差し入れ口21とが設けられ、そのカッ
プ差し入れ口21内に図示しないカップを載置して所望
の操作スイッチ19をオン操作すると、茶濾し器11か
ら注出されるお茶や注出口8aから供給されるお湯或い
は冷水をそのカップ内に受けることができるようになっ
ている。また、前扉18の裏面側には、貯水タンク2内
の水位や温度を設定したり、後述する1日の運転時間帯
を設定するための各種の条件設定スイッチ22を備えた
操作パネル23が設けられている。上述したヒータ4、
各電磁弁7、8及び茶葉交換用モータ16等の各作動要
素を制御するための電気的構成は図1に示す通り、24
時間タイマ30とマイクロコンピュータを備えた制御部
31とを中心に構成されている。制御部31には、貯水
タンク2内の湯の温度を検出する前記水温センサ5及び
その貯水タンク2内の湯の水位を検出する前記水位セン
サユニット6が接続され、制御部31には貯水タンク2
内の水温と水位についての情報が与えられる。制御部3
1は、これらの情報と前記操作スイッチ19からの信号
に基づき給水弁2aを開閉することによって、貯水タン
ク2内に所定水位の水を供給すると共に前記ヒータ4に
通電して貯水タンク2内の水を加熱して湯温を設定温度
に維持し、前記茶注出弁7、湯注出弁8等を制御して給
茶・給湯等の公知の動作を実行させる。また、24時間
タイマ30は、図4に示すように、計時用のモータ32
(図1にのみ図示)を内蔵した本体ケース33の前面に
24時間表示を付した目盛り板34が取り付けられ、こ
の目盛り板34の所望な動作時刻部分にオン用とオフ用
の各爪(図示せず)を差し込むことによりタイマスイッ
チ35(図1にのみ図示)を所望の時刻にスイッチング
を行わせる周知の構成である。
【0019】この24時間タイマ30は、図3に示すよ
うに本体キャビネット1の前面下部に取り付けられると
共に、図1に示すように計時用のモータ32が電源ライ
ン36に対して常時接続され、タイマスイッチ35が電
源ライン36に対して直列に挿入されており、設定され
たオン時刻になるとメインスイッチ37が閉じられてい
ることを条件に、ヒータ4、電磁弁7、8等の各作動要
素への通電が可能になり、また直流電源回路38から前
記制御部31に直流定電圧が印加されるようになってい
る。
【0020】さて、以上の構成の自動給茶機を自動運転
させるための構成に関連し、前記制御部31は次に述べ
るように休日日数値記憶手段、制御部無効化手段及び水
入れ替え制御手段としても機能するようになっている。
これらの各手段は制御部31に含まれるマイクロコンピ
ュータのソフトウエアによって主として達成され、本考
案に直接に関係する部分であるから、図6のフローチャ
ートも参照して詳細に説明する。
【0021】説明の都合上、この自動給茶機は、例えば
始業時刻が朝の8時で、終業時刻が夜の8時である食堂
に設置され、この食堂は土曜日と日曜日とが休日である
とする。従って、給茶機の運転時間帯は始業時間の2時
間前である午前6時頃から、終業時刻の午後8時として
設定されることが望ましく、土曜日及び日曜日の2日間
は終日にわたり運転を休止させることが望ましいであろ
う。
【0022】そこで、まず24時間タイマ30にて1日
の運転時間帯を設定するために、次のようにする。即
ち、24時間タイマ30が示す現在時刻を正確に設定し
た上で、24時間タイマ30の目盛り板34の午前6時
に対応する取付孔にオン用の爪を差し込み、午後8時に
対応する取付孔にオフ用の爪を差し込むのである。
【0023】これにより、この24時間タイマ30は、
毎日午前6時にタイマスイッチ35をオン作動させ、午
後8時にタイマスイッチ35をオフ作動させるようにな
る。従って、毎日午前6時に制御部31へ電源が投入さ
れ、制御部31は水温センサ5からの信号に基づきヒー
タ4に通電して貯水タンク2内の水を加熱して飲用に適
する温度まで上昇させることになる。この結果、毎日、
始業時刻である朝の8時頃には直ちに熱いお茶やお湯を
供給することができるようになり、使用者が所望の操作
スイッチ19をオン操作すれば、前述した給茶及び給湯
の各動作が実行されるようになる。また、終業時間であ
る午後8時にはタイマスイッチ35がオフ作動するか
ら、ヒータ4が断電されると共に、制御部31への電力
供給も停止され、給茶機全体が翌日の午前6時まで休止
状態になる。なお、制御部31は電源が投入されている
場合には、常に水位センサユニット6によって貯水タン
ク2内の水位を監視しており、タンク2内の湯量が下限
値を下回ったことが検出された時には、給水弁2aを開
放して上限値にまで清水を供給するようになっている。
【0024】次に、休日の運転を休止させるためには、
次のようにする。休日の前日である金曜日に、前扉18
を開放し、前扉18の裏にある条件設定スイッチ22の
表示切替スイッチ22aを操作して、設定パネルにある
「休日タイマ」と表示されたランプ22bが点灯するよ
うにする(図5参照)。すると、対応する表示器22c
に、設定されている運転休止日数が表示されるが、ここ
では未だ運転休止日数が設定されていないから、「0」
が表示される。この後、「↑」と表示された設定値変更
ボタン22dを押すと、表示された数が押した回数に応
じて1、2…と増えて行くから、運転休止日数に相当す
る「2」が表示されたところで設定ボタン22eを押
す。なお、表示数が設定しようとする運転休止日数を越
えてしまったときには、「↓」と表示された設定値変更
ボタン22fを押すと、表示される数を減らすことがで
きる。
【0025】設定ボタン22eを押すことにより、制御
部31内に不揮発性メモリによって構成された休止日数
メモリ31aに運転休止日数の「2」が休止日数に対応
する値Nとして記憶され。また、やはり制御部31内に
不揮発性メモリによって構成された休止設定フラグ31
bに「1」が設定されて休止日数が設定されたことが記
憶される。
【0026】休止日数メモリ31aは休止日数値記憶手
段として機能し、また、上述の各ボタン22a〜22f
及び制御部31の一部は、この自動給茶機の動作を休止
させる日数を設定するための休止日数設定手段として機
能するものである。
【0027】ところで、上記制御部31内のマイクロコ
ンピュータは、24時間タイマ30が電源が投入される
度に図6のフローチャートに示した処理を毎回実行する
ように構成されている。まず、休止日数メモリ31aか
らNを読み込み、これが0であるか否かを判断する(ス
テップa1,a2)。上述のように金曜日に休止日数
「2」を設定した場合には同メモリ31aには「2」が
記憶されているから、ステップa2にて「NO」とな
り、ステップa3に移ってNの値が1だけ減算され、そ
の値「1」が休止日数メモリ31aに再設定される。減
算された値は表示器22cに表示され(ステップa
4)、次いで制御部31の動作を抑止する制御部無効化
処理が行われる(ステップa5)。この制御部無効化処
理は、制御部31に直流電源回路38から電力が供給さ
れても、前述したヒータ4への通電を始めとする通常の
運転制御を実行しないものである。従って、24時間タ
イマ30の作動に基づき土曜日の午前6時になって制御
部31に電源が供給されても、制御部31は休止日数メ
モリ31aのNの値を1だけ減算して表示するのみで、
ヒータ4等に通電することなく自動給茶機は休止状態を
保つ。
【0028】同日の午後8時になるとタイマスイッチ3
5がオフ作動するから、制御部31への電力供給が遮断
されるが、休止日数メモリ31aに記憶されたNの値
「1」及び休止設定フラグ31bの内容「1」は保持さ
れたままとなる。
【0029】次に、翌日曜日の午前6時になると、やは
りタイマスイッチ35がオン作動するため、制御部31
に直流電源回路38から電力が再び供給されて図6の各
処理が実行される。ここでも、やはりNの値は「1」で
あって「0」ではないから、ステップa2にて「NO」
となり、ステップa3にてNから1が減算されて「0」
になるが、ステップa5に移行して再び制御部無効化処
理が行われる。従って、日曜日にも自動給茶機はヒータ
4等に通電されることなく休止状態を維持する。
【0030】そして、翌月曜日の午前6時になってタイ
マスイッチ35のオン作動により制御部31が再び動作
し始めると、今度は休日日数メモリ31aに記憶されて
いる値は既に「0」となっているから、判断ステップa
2にて「YES」になり、ステップa6に移行する。
【0031】このステップa6では休止設定フラグ31
bの内容が「1」であるか否かが判断される。この説明
の場合には休止日数「2」が設定されたときに休止設定
フラグ31bに「1」が設定されていたから判断結果は
「YES」になり、次のステップa7に移行して一定時
間だけ排水弁2bを開放する。これにより、貯水タンク
2内に休日前から残っていた古い水は全て排水される。
【0032】次に、ステップa7に移行して給水処理が
実行される。即ち、給水弁2aが開放されて清水が貯水
タンク2内に供給され、その水位が設定された上限値に
至ると、給水弁2aが閉じる。これにて、水道からの新
鮮な水が貯水タンク2内に貯留され、古い水が新しい水
に入れ替えられたことになる。そして、ステップa9に
移行して休止設定フラグ31bを「0」にリセットした
後、水温センサ5からの信号に基づきヒータ4に通電す
る等の通常の運転が実行されるようになる(ステップa
10)。これにて、午前8時の始業時刻頃には、貯水タ
ンク2内に飲用に適する温度まで十分に高められた新鮮
な湯が出来上がることになる。
【0033】このように本実施例によれば、24時間タ
イマ30のタイマスイッチ35が24時間経過毎にオン
作動する度にこれを日経過信号として制御部31のマイ
クロコンピュータがカウントする。そして、そのマイク
ロコンピュータは、休止日数メモリ31aに記憶された
値との比較に基づき、設定された休止日数が経過したと
判断されるまで、前記制御部の動作を抑止する制御部無
効化処理を実行する。従って、条件設定スイッチ22に
よって休止日数を設定すると、それに対応する値が休止
日数メモリ31aに記憶されるから、自動給茶機を休止
状態にしたい日数を所望に設定してその間休止状態にす
ることができ、各曜日毎の運転時間帯を設定する必要が
あるマイクロコンピュータのタイマ機能を利用した運転
制御に比べて操作が極めて簡単である。しかも、休日日
数は1週間を越えるものでも、簡単に設定できるから、
夏休み等の長期休日にも簡単に対応することができる。
勿論、運転時間帯の設定は24時間タイマ30にて行う
ことができるので、その設定操作も極めて簡単である。
【0034】更に、休日明けに制御部31によって通常
の運転が開始されるに先立ち、貯水タンク2内に残って
いる古い水を新鮮な水に入れ替えるようになっているか
ら、美味しいお茶を注出することができ、また衛生的で
ある。
【0035】なお、休日出勤等のために自動給茶機を動
かしたい場合には、設定値変更ボタン22fを押して表
示器22cに表示された数を「0」にして設定ボタン2
2eを押せば、「↑」、「↓」又は「設定」の各押しボ
タン22f,22d,22eが押された否かを判断する
判断ステップa11にて「YES」になるため、ステッ
プa2,a6〜a9を経て通常運転に移行して給茶動作
を行わせることができる。
【0036】本考案は上記した実施例に限定されるもの
ではなく、例えば次のように変形して実施することがで
きる。
【0037】(1)上記実施例では、24時間タイマか
らの日経過信号として、設定された運転時間帯の当初に
行われるオン作動のスイッチング信号を利用した。しか
し、必ずしもこれを日経過信号としなくとも、運転時間
帯とは関係なく毎日決まった時刻例えば午前零時に日経
過信号を出力させる構成であってもよい。
【0038】(2)上記実施例では、いったん休止日数
を設定した後に、休日出勤等によって自動給茶機を動か
す場合にも、貯水タンク2内の水が入れ替えられる構成
としたが、これに限らず、排水動作を禁止するスイッチ
を設け、これが操作されたときには水の入れ替えが行わ
れないように構成してもよい。
【0039】(3)上記実施例では、休止日数が経過し
た時に排水弁2bを開放させて貯水タンク内の水を排出
するようにしたが、これに限られない。例えば、休止日
数の設定操作が行われた日の運転時間帯の最後に排水を
実行し、その休止日数が経過して制御部が通常の運転制
御を再開させる時に再給水するようにしてもよく、要す
るに、タイマによって運転が休止されたことを条件に貯
水タンクから水を排出すればよいものである。
【0040】その他、本考案は自動給茶機に限らず、貯
水タンクを備えて自動運転される飲料製造機に広く適用
することができる等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変
更して実施することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すブロック図
【図2】全体の縦断面図
【図3】前扉を外した状態での正面図
【図4】24時間タイマの正面図
【図5】操作パネルの正面図
【図6】フローチャート
【符号の説明】
2…貯水タンク 2a…給水弁 2b…排水弁 22…休止日数値設定手段 30…24時間タイマ 31…制御部(制御部無効化手段、水入れ替え制御手
段) 31a…休止日数メモリ(休止日数値記憶手段) 31b…休止設定フラグ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水弁及び排水弁に連結された貯水タ
    ンクと、 前記貯水タンク内に所定水位の水が貯留されるように前
    記給水弁を制御すると共に飲料の製造動作を制御する制
    御部と、 この制御部を所定の時間だけ運転状態にして他は休止状
    態にするタイマと、 前記タイマによって制御部の動作が休止されたことを条
    件に前記排水弁を作動させて前記貯水タンクから水を排
    出し、その後、前記給水弁を作動させてその貯水タンク
    に水を再貯留させるように制御する水入れ替え制御手段
    とを具備してなる飲料製造機。
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