JP2568648Y2 - バスダクト特殊垂直エルボユニット - Google Patents

バスダクト特殊垂直エルボユニット

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JP2568648Y2
JP2568648Y2 JP1989124026U JP12402689U JP2568648Y2 JP 2568648 Y2 JP2568648 Y2 JP 2568648Y2 JP 1989124026 U JP1989124026 U JP 1989124026U JP 12402689 U JP12402689 U JP 12402689U JP 2568648 Y2 JP2568648 Y2 JP 2568648Y2
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conductor
insulated
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仁 佐野
正登記 江崎
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昭和電線電纜株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はバスダクト特殊垂直エルボユニットに関し、
特に屋外設置または別建屋設置の大容量機器間を接続す
る屋外用絶縁バスダクトの垂直エルボユニット(以下単
に特殊VL部と呼ぶ)を改良したバスダクト特殊垂直エル
ボユニットに関する。
(従来の技術) 屋外用絶縁バスダクトは、絶縁被覆を施した細長い矩
形状断面の絶縁導体を3相分(R相、S相、T相)密着
積層してなる積層絶縁導体を防水カバー内に収容して構
成されている。しかして、上記のような屋外用絶縁バス
ダクトに要求される種々の長さのものをその都度製作す
ることは、煩雑であり原価の上昇をもたらす。そのた
め、ある程度標準化してユニットとして供給し、ユーザ
が所要数のユニットを接続部により接続して必要な長さ
のバスダクトを構成するようにしている。また、バスダ
クト布設路の状態によっては垂直曲がり部を構成するこ
とが必要となる。この垂直曲がり部も、曲がり部の先に
接続される機器の端子との取り合いによって、前記曲が
り部において互いに接続される導体の巾の広い面が互い
に平行になっているもの(以下面不変換)と、前記巾の
広い面が互いに特殊垂直になっているもの(以下面変
換)とがある。
上記面不変換、面変換何れの特殊VL部においても、特
殊VL部は、VL接続部カバーとなるボックスと、このボッ
クス内に収容された導体の垂直曲がり接続構体と、この
接続構体の各導体と曲がり部前後のバスダクトの絶縁導
体とを接続する接続部とを有するユニットとして供給さ
れる。
第2図Aは従来の面変換の特殊VL部の一部切欠正面
図、第2図Bはその一部切欠側面図である。
これらの図において、バスダクトが壁1を貫通する貫
通部の屋内側に設けられ、第2図Bに示すようにほぼL
字状の側面形状を有する取合ボックス2内には、垂直曲
がり部を形成する接続構体3が収容されている。取合ボ
ックス2の一脚片内には、その端末のスペーサ4によっ
て相間の空気絶縁が可能なだけの間隔が保持された3箇
の導体3t、3s、3rが収容されている。これらの導体3t〜
3rは、先端部分が平行となるようにそれぞれ垂直に屈曲
されている。取合ボックス2の他方の脚片に取り付けら
れ、屋内側バスダクトの密着型バスダクトと接続される
ブスバー5の各導体5t、5s、5rは、スペーサ6によって
空気絶縁が可能なだけの間隔で支持され、それらの導体
はそれぞれボルト締めによって前記3箇の導体3t、3s、
3rの平行とされた先端部分にボルト締めによって接続さ
れ、前記3箇の導体3t〜3rとともに垂直曲がり部の接続
構体を構成している。なお、第2図A及び第2図Bにお
いて、7はVL部で接続される屋外側バスダクトのブスバ
ー8t、8s、8rを支持するスペーサ、9は前記各ブスバー
8t〜8rを覆うカバー、10はブスバー5を覆うカバーを示
している。
なお、この特殊VL部において接続される屋外側バスダ
クトの各導体8t〜8rは、接続構体3の各導体3t〜3rと図
示省略のボルト、ナットによって接続されている。ま
た、密着バスバー5は図示省略の接続部によって屋内側
バスダクトのブスバーと接続されている。
上記構成の特殊VL部においては、屋外側ブスバー8t〜
8rを、接続構体3の導体3t〜3rの前記ブスバー8t〜8rの
巾の広い面に平行をなす面において接続し、屋内側バス
ダクトの密着導体5の各導体5s〜5tを、前記導体3s〜3t
の前記導体8s〜8tに対し垂直かつ互いに平行とされた各
端末部に接続することによって、VL部における面変換が
なされることとなる。
しかして、上記のような従来の特殊VL部は、取合ボッ
クス2、接続構体3、屋内側バスダクトとの接続部(図
示しない)とは工場において組み立てられ、ユニットと
して供給される。
(考案が解決しようとする課題) 上記の従来の屋外用絶縁バスダクトの特殊VL部におい
ては、組立作業が煩雑で多くの工数を要し、部品点数が
多いことと相俟って、特殊VL部の原価ひいては絶縁バス
ダクト全体の原価が高くなる欠点があった。
また、特殊VL部内において相変化を実施することは不
可能で、相変換が必要な場合には、特殊VL部の前または
後にそのためのユニットを設ける必要があった。
本考案は上記の事情に基づきなされたもので、部品点
数、組立工数が少なく比較的安価に供給することがで
き、相変換用のものも容易に構成することができる屋外
用絶縁バスダクトの特殊VL部を提供することを目的とし
ている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の特殊VL部は、取合ボックスとこの取合ボック
ス内に収容される垂直曲がり部の接続構体とを有するも
のにおいて、第1の絶縁積層導体を前記取合ボックスの
一側面からの巾広の面を前記一側面に隣接する側面に平
行にして前記取合ボックスに挿入し、第2の絶縁積層導
体を前記隣接する側面に平行な側面からその巾広の面を
前記一方の絶縁積層導体の巾広の面に垂直にして挿入
し、前記第2の絶縁接続導体の何れか一側の導体の端末
は前記第1の絶縁積層導体の最も近い導体の巾広の面に
垂直に熔接し、前記第2の絶縁接続導体の真ん中の導体
の端末は前記第1の絶縁積層導体の真ん中の導体の側縁
に巾広の面を平行にして熔接し、前記第2の絶縁接続導
体の他側の導体の端末は前記第1の絶縁積層導体の最も
遠い導体の側縁に巾広の面を平行にして熔接して前記接
続構体を構成したことを特徴とする。
(作用) 上記構成の本考案の特殊VL部は、部品点数が少なくし
かも製作、組立が容易であるから、安価に提供するきお
とができる。
また、構成部品の形状に若干の変更を加えるだけで、
相変換用の特殊VL部を得ることができる。
(実施例) 以下に、本考案の実施例を図を参照して説明する。
第2図A及び第2図Bと同一部分に同一符号を付した
第1A図は、本考案の一実施例の一部切欠正面図、第1図
Bはその側面図、第1図Cは前記実施例の電気的結線を
示す略図、第1図Dは相変換用特殊VL部とした場合の電
気的結線を示す略図である。
これらの図において、特殊VL部の垂直曲がり部の接続
構体3は、取合ボックス2の一側面上部から取合ボック
ス2の内部にその巾広の面を前記側面上部に隣接する面
に平行にして挿入された一方の絶縁積層導体11と、前記
一側面下部に隣接する側面から巾広の面を前記絶縁積層
導体11の巾広の面に垂直にして前記取合ボックス2内に
挿入された他方の積層導体12とを有する。しかして、前
記各絶縁積層導体11のT相の導体11tの巾広の面に対し
て絶縁積層導体12のT相の導体12tの端末が垂直に熔接
され、絶縁積層導体11のS相、R相の導体11s、11rの一
方の側縁に対しては、それぞれ絶縁積層導体12の各相の
導体12s、12rの端末がそれらの巾広の面を導体11s、11r
の巾広の面と平行にして熔接されている。
なお、図においては省略されているが、前記各熔接部
は導体を露出させた上で熔接がなされ、その後絶縁が施
されている。また、接続構体3を構成する各絶縁積層導
体11、12と、取合ボックス前後のバスダクトとの接続部
は、図示を省略しているが、本考案の特殊VL部は、取合
ボックス2、接続構体3、前記図示省略の接続部を工場
で組み立てた上、ユニットとして供給される。
このように接続した場合には、従来の面変換用のVL部
におけると同様に面変換が行われる。また、積層導体1
1、12の各相導体は、第1図A〜第1図Cに示したよう
に下から順にT相(11t、12t)、S相(11s、12s)、R
相(11r、12r)同士が並んで接続されることとなり、相
変換はなされないことになる。
なお、第1図Dに示したように、絶縁積層導体12のR
相12rの端末を、絶縁積層導体11のT相の導体11tの巾広
の面に対して垂直に熔接し、更に絶縁積層導体11のT相
の導体11tに、絶縁積層導体12のS相12s及びT相12t
を、第1図Cに示したものと対称的に引き回してそれぞ
れ接続すれば、相変換がなされることとなる。
[考案の効果] 以上のように、上記構成の本考案の絶縁バスダクト特
殊VL部は、接続構体は熔接により構成され、従来のそれ
よりも部品点数が著しく少なく、組立に要する時間も少
ないので、安価に提供することができる。
また、部品の形状に若干の変更を施すことにより、相
変換用の特殊VL部を得られるので、相変換を必要とする
場合に従来の特殊VL部におけるように、その前または後
に相変換用のユニットを設置する必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案のバスダクト特殊垂直エルボユニット
の一実施例の正面図、第1図Bは本考案のバスダクト特
殊垂直エルボユニットの側面図、第1図Cは本考案のバ
スダクト特殊垂直エルボユニットの電気的結線を示す略
図、第1図Dは相変換用特殊VL部とした場合の電気的結
線を示す略図、第2図Aは従来の面不変換特殊VL部の一
部切欠正面図、第2図Bは従来の面不変換特殊VL部の一
部切欠平面図である 2……取合ボックス 3……接続構体 11,12……絶縁積層導体 11r、12r……R相導体 11s、12s……S相導体 11t、12t……T相導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−28420(JP,U) 実開 昭60−28419(JP,U) 実開 昭62−88418(JP,U) 実公 昭31−13755(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取合ボックスとこの取合ボックス内に収容
    される垂直曲がり部の接続構体とを有するものにおい
    て、第1の絶縁積層導体を前記取合ボックスの一側面か
    らその巾広の面を前記一側面に隣接する側面に平行にし
    て前記取合ボックスに挿入し、第2の絶縁積層導体を前
    記隣接する側面に平行な側面からその巾広の面を前記一
    方の絶縁積層導体の巾広の面に垂直にして挿入し、前記
    第2の絶縁接続導体の何れか一側の導体の端末は前記第
    1の絶縁積層導体の最も近い導体の巾広の面に垂直に熔
    接し、前記第2の絶縁接続導体の真ん中の導体の端末は
    前記第1の絶縁積層導体の真ん中の導体の側縁に巾広の
    面を平行にして熔接し、前記第2の絶縁接続導体の他側
    の導体の端末は前記第1の絶縁積層導体の最も遠い導体
    の側縁に巾広の面を平行にして熔接して前記接続構体を
    構成したことを特徴とするバスダクト特殊垂直エルボユ
    ニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6028420U (ja) * 1983-07-29 1985-02-26 昭和電線電纜株式会社 バスダクトの接続部
JPS6028419U (ja) * 1983-07-29 1985-02-26 昭和電線電纜株式会社 バスダクトの水平t分岐接続部
JPS6288418U (ja) * 1985-11-18 1987-06-05

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