JP2568048B2 - データ転送制御装置 - Google Patents

データ転送制御装置

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JP2568048B2 JP6131718A JP13171894A JP2568048B2 JP 2568048 B2 JP2568048 B2 JP 2568048B2 JP 6131718 A JP6131718 A JP 6131718A JP 13171894 A JP13171894 A JP 13171894A JP 2568048 B2 JP2568048 B2 JP 2568048B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ転送制御装置に
関し、特にバッファメモリに先入れ先出し方式のメモリ
(以後FIFOメモリと称する)を用いるデータ転送制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理システムにあっては、磁
気ディスク記憶装置からデータ転送制御装置を通じて処
理装置との間で大量データのデータ転送が実行される。
磁気ディスク記憶装置のデータ入出力速度は処理装置の
データ入出力速度より通常遅いため、両者が互いに直接
データ転送をすることは速度の不整合によってデータ転
送効率を損なう。そこで、バッファメモリをデータ転送
制御装置に設け、磁気ディスク記憶装置からの転送デー
タ、あるいは処理装置からの転送データをバッファメモ
リに一時記憶させてデータ転送速度差を緩衝し、データ
転送速度差が相手のデータ転送動作に直接影響を及ぼす
ことを防止している。
【0003】従来のデータ転送制御装置の構成を例示す
る図5と、それのデータ転送時におけるバッファメモリ
の動作状態を例示する図6(a),図6(b)ならびに
図7(a),図7(b)を用いて、バッファメモリの作
用を説明する。
【0004】図5を参照すると、データ転送制御装置5
5は、処理装置58から指令を受理し、磁気ディスク記
憶装置59に対するデータ転送を制御するデータ転送制
御部56と、処理装置58と磁気ディスク記憶装置59
のデータ転送速度差を緩衝するバッファメモリ57とを
有する。このデータ転送制御装置55の動作を、バッフ
ァメモリ57に一時記憶されるデータ量を例示する図6
(a),図6(b)を援用して説明すると、処理装置5
8のデータ読み出し指令によって磁気ディスク記憶装置
59は、図6(a)の期間Oで示されるようにデータを
読み出すため回転待ちを開始する。読み出したデータ
は、一旦バッファメモリ57に期間Pで示されるように
順次に蓄積されて増大し、一転送分のデータ量が蓄積さ
れるとバッファメモリ57から処理装置58にデータ転
送が開始され、期間Qで示されるようにバッファメモリ
57のデータが処理装置58に全て転送されて一転送分
の動作は終了する。読み出し時のデータ転送動作は、一
転送分毎に期間Rで示す磁気ディスク記憶装置59の回
転待ちをし、期間Sで示されるように磁気ディスク記憶
装置59からバッファメモリ57にデータ転送し、期間
Tで示されるようにバッファメモリ57から処理装置5
8にデータ転送して読み出し時のデータ転送動作を反復
して繰り返す。
【0005】次に、処理装置58の書き込み指令によっ
て、書き込みデータが処理装置58からバッファメモリ
57に転送されて図6(b)の期間Uで示されるように
蓄積される。一転送分のデータ量がバッファメモリ57
に蓄積されると、磁気ディスク記憶装置59は書き込み
のため期間Vで示されるように回転待ちを開始する。磁
気ディスク記憶装置59は回転待ちが終了し、書き込み
場所にアクセスする。データ転送制御部56はバッファ
メモリ57から磁気ディスク記憶装置59に、期間Wで
示されるように書き込みを行う。書き込み時のデータ転
送動作は、一転送分毎に処理装置58からバッファメモ
リ57に期間Xで示されるようにデータ転送を行い、磁
気ディスク記憶装置59の期間Yで示されるように回転
待ちをし、バッファメモリ57から磁気ディスク記憶装
置59に、期間Zで示されるようにデータの書き込みを
して、書き込み時のデータ転送動作を反復して繰り返
す。
【0006】また、データ転送制御装置55が、処理装
置58とバッファメモリ57の間のデータ転送とバッフ
ァメモリ57から磁気ディスク記憶装置59の間のデー
タ転送とを並行して実行する場合を例示する図7
(a),図7(b)を援用して説明すると、先ず読み出
しの場合、処理装置58からの読み出し指令によって磁
気ディスク記憶装置59は、データ読み出しのため、図
7(a)の期間qで示されるように回転待ちの状態にな
る。磁気ディスク記憶装置59がデータの読み出しを開
始し、バッファメモリ57に期間rで示されるようにデ
ータ転送を実行する。読み出しデータが一転送分に達し
てバッファメモリ57が一杯になると、バッファメモリ
57から処理装置58に期間sおよびtに示されるよう
にデータ転送が開始される。磁気ディスク記憶装置59
が次のデータ読み出しのため期間sで示されるように回
転待ちの状態になるため、バッファメモリ57に一時記
憶されるデータ量は、バッファメモリ57から処理装置
58へのデータ転送によって減少する期間sと、磁気デ
ィスク記憶装置59からバッファメモリ57へのデータ
転送とバッファメモリ57から処理装置58へのデータ
転送との速度差に相当して減少する期間tと、バッファ
メモリ57のデータがなくなり、磁気ディスク記憶装置
59からの読み出しデータがバッファメモリ57に一時
記憶され、直ちに処理装置58に転送される状況の期間
uとで示されように、データ転送終了まで継続する。
【0007】次に書き込みの場合、バッファメモリ57
は、先ず処理装置58からデータ転送される書き込みデ
ータを図7(b)の期間vで示されるように一時記憶
し、一転送分が記憶されると、処理装置58は、データ
転送を停止しバッファメモリ57の空き待ちを行う状態
になる。磁気ディスク記憶装置59は、書き込み動作を
開始し、書き込み場所にアクセスするため、期間wで示
す回転待ちの状態になる。磁気ディスク記憶装置59が
書き込みを開始すると、処理装置58からのデータ転送
動作が並行して実行され、処理装置58からデータ転送
される速度が早く、磁気ディスク記憶装置59にデータ
転送する速度が遅いため、期間xで示されるようにバッ
ファメモリ57にデータが常に滞留する状態が継続し、
処理装置58からのデータ転送が終了すると、期間yで
示されようにバッファメモリ57に滞留していたデータ
が全て磁気ディスク記憶装置59に書き込まれて、デー
タ転送を終了する。読み込み動作あるいは書き込み動作
において、期間s,t,uならびに期間x,y,wで
は、処理装置58はデータ転送待ちの状態にある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のバッファメモリ
を有するデータ転送制御装置の性能を低下させる要因が
二つある。
【0009】第一の要因は磁気ディスク記憶装置におけ
る「回転待ち」が発生することである。図6(a),図
6(b)に例示してある回転待ち期間O,R,V,Y、
あるいは図7(a),図7(b)に例示する回転待ち期
間q,s,wによって、データ転送時間が長びき、デー
タ転送効率が低下する。
【0010】第二の要因は処理装置がバッファメモリに
対してデータ転送待ちによって時間が長びくことによる
処理装置側の性能低下である。図7(a)に例示するバ
ッファメモリにデータがなくなって処理装置がバッファ
メモリからのデータ転送を待つ状態(期間u)、あるい
はバッファメモリにデータが一杯になって処理装置から
のデータ転送が抑えられている状態(図7(b)の期間
w,x)で生じる。つまり処理装置のデータ転送速度が
磁気ディスク装置側のデータ転送速度に比べて大幅に早
いにもかかわらず、処理装置の転送速度が抑えられて、
データ転送待ちになることに起因している。
【0011】第一の要因による性能低下を回避しよう
と、バッファメモリの容量を大きくして一転送分のデー
タ量を大きくし、磁気ディスク記憶装置へのデータ転送
回数を削減することは、データ転送制御装置のコストを
増大させることになる。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、バッ
ファメモリにFIFOメモリを用いて、磁気ディスク記
憶装置の回転待ちあるいは処理装置のデータ転送待ちを
防止し、データ転送効率を向上させるデータ転送制御装
置を提供することにある。
【0013】そのため、この発明は、磁気ディスク記憶
装置から処理装置に読み出されるデータあるいは前記処
理装置から前記磁気ディスク記憶装置に書き込まれるデ
ータのデータ転送を前記処理装置の読み出し指令または
書き込み指令によって開始させ、前記磁気ディスク記憶
装置の読み出し完了信号あるいは前記処理装置の書き込
み完了信号によって前記データ転送を停止させるデータ
転送制御装置において、前記データを一時記憶する先入
れ先出し方式の一時記憶手段と、前記一時記憶手段に記
憶されるデータを計数し、前記データの計数値を保持す
るカウンタ手段と、前記読み出し指令によって読み出し
動作を実行するとき、読み出し指定値、あるいは前記書
き込み指令によって書き込み動作を実行するとき、書き
込み指定値、を設定する割り込み信号発生用カウンタ手
段と、前記読み出し指定値または前記書き込み指定値と
前記計数値を比較して一致しているか否かを判定する要
因演算手段と、前記要因演算手段の判定に基づいて、読
み出し指定値割り込み信号または書き込み指定値割り込
み信号を発生させる割り込み信号発生手段と、前記読み
出し指定値割り込み信号あるいは前記読み込み完了信号
によって、前記一時記憶手段から前記処理装置へのデー
タ転送を開始させ、一転送分のデータ量の転送完了で前
記データ転送を停止させ、あるいは前記書き込み指令あ
るいは前記書き込み指定値割り込み信号によって、前記
処理装置から前記一時記憶手段へのデータ転送を開始さ
せ、一転送分のデータ量の転送完了あるいは前記書き込
み完了信号で前記データ転送を停止させ、かつ前記一時
記憶手段と前記磁気ディスク記憶装置間の読み込みある
いは書き込みの動作中のデータ転送を連続して実行させ
るデータ転送制御手段と、を備える。
【0014】
【実施例】次に、この発明について図面を参照して説明
する。
【0015】この発明の一実施例の構成を示す図1を参
照すると、処理装置1からの指令によって磁気ディスク
記憶装置2に対する読み出し動作あるいは書き込み動作
の制御とデータ転送の制御を行うデータ転送制御装置3
は、処理装置1と磁気ディスク記憶装置2のデータ転送
速度差を緩衝する先入れ先出し方式のFIFOメモリ4
と、FIFOメモリ4に一時記憶されるデータ量を計数
するカウンタ部5と、処理装置1のデータ転送の開始あ
るいは停止のタイミングを制御する割り込み信号を発生
させるため読み出し指定値あるいは書き込み指定値を設
定する割り込み信号発生用カウンタ設定部6と、カウン
タ部5が計数するFIFOメモリ4のデータ量の計数値
と読み出し指定値あるいは書き込み指定値を比較し、計
数値と指定値が一致する割り込み条件を判定する要因演
算部7と、その判定結果に基づいて読み出し指定値割り
込み信号あるいは書き込み指定値割り込み信号を発生さ
せる割り込み信号発生部8と、処理装置1の指令および
割り込み信号発生部8の各割り込み信号ならびに磁気デ
ィスク記憶装置2の読み出し完了信号あるいは処理装置
1の書き込みの完了信号によって、処理装置1および磁
気ディスク記憶装置2のデータ転送動作を制御するデー
タ転送制御部9と、を備える。
【0016】データ転送制御装置9の動作を示す流れ図
である図2を参照し、FIFOメモリ4に滞留するデー
タ量を例示する図4(a)を援用して、図1の実施例に
おける磁気ディスク記憶装置2から処理装置1にデータ
を読み出すときのデータ転送制御装置3の動作を説明す
ると、データ転送制御部9は処理装置1の読み出し指令
を判定し(図2のステップ21のY)、磁気ディスク記
憶装置2に読み出し指令を送付して読み出し動作を開始
させる(ステップ22)。データ転送制御部9はFIF
Oメモリ4から処理装置1にデータ転送を開始するタイ
ミングを指定する割り込み条件の読み出し指定値を割り
込み信号発生用カウンタ設定部6に設定する(ステップ
23)。磁気ディスク記憶装置2は読み出し指令によっ
て、図4(a)の期間Aで示されるように回転待ちの状
態になる。データ転送制御部9は、磁気ディスク記憶装
置2の回転待ちが終り、データの読み出しが開始される
と、FIFOメモリ4にデータを読み出し順に記憶さ
せ、カウンタ部5にデータ量を計数させる(ステップ2
4)。データ転送制御部9は、要因演算部7に割り込み
条件の読み出し指定値と計数したデータ量を比較させ
て、読み出し指定値割り込み信号の発生あるいは磁気デ
ィスク記憶装置2の読み出し完了を示す完了信号を監視
し、磁気ディスク記憶装置2からFIFOメモリ4への
データ転送を継続する(ステップ25のN,32の
N)。データ転送の継続によって、図4(a)の期間B
で示されるようにFIFOメモリ4のデータ量は増大す
る。FIFOメモリ4のデータ量であるカウンタ部5の
計数値が、割り込み信号発生用カウンタ設定部6の読み
出し指定値に一致すると、要因演算部7は、割り込み信
号発生部8にその一致を通知する。割り込み信号発生部
8は読み出し指定値割り込み信号を発生してデータ転送
制御部9に送付する(ステップ25のY)。データ転送
制御部9は、割り込み信号発生用カウンタ設定部6の割
り込み条件であるデータ量の読み出し指定値をリセット
し(ステップ26)、処理装置1がデータ転送の開始に
要するオーバヘッドの期間Cの間をおいてFIFOメモ
リ4から処理装置1に、読み出し指定値割り込み信号受
理時の計数値のデータ量を一転送分としてデータ転送を
開始し(ステップ27)、磁気ディスク記憶装置2から
FIFOメモリ4へのデータ転送とFIFOメモリ4か
ら処理装置1へのデータ転送が並行して実行される。F
IFOメモリ4のデータ量は、磁気ディスク記憶装置2
からのデータ転送速度と処理装置1へのデータ転送速度
の差に相当する速度で期間Dで示されるように減少し、
FIFOメモリ4から処理装置1へのデータ転送が一転
送分に達するまで継続する(ステップ28のN)。デー
タ転送によって、FIFOメモリ4から処理装置1への
データ量が一転送分に達すると(ステップ28のY)、
FIFOメモリ4から処理装置1へのデータ転送は停止
する(ステップ29)。データ転送制御部9は、磁気デ
ィスク記憶装置2の読み出し動作の完了信号があるとき
(ステップ30のY)、磁気ディスク記憶装置2に読み
出し動作を停止させて(ステップ33)、データ転送を
終了する。また読み出し完了信号がないとき(ステップ
30のN)、データ転送制御部9は、割り込み条件の読
み出し指定値を割り込み信号発生用カウンタ設定部6に
設定し、磁気ディスク記憶装置2からの読み出しを継続
する(ステップ31)。FIFOメモリ4から処理装置
1へのデータ転送は、一転送分のデータ転送で停止し
(ステップ28のY)、磁気ディスク記憶装置2からF
IFOメモリ4へのデータ転送は継続して実行されるた
め、図4(a)の期間Eで示されるようにFIFOメモ
リ4のデータ量は増大する。
【0017】読み出し指定値割り込み信号あるいは読み
出し完了信号を監視しているとき、(ステップ25の
N,ステップ32のN)、磁気ディスク記憶装置2から
の読み出し完了信号があるとき(ステップ32のY)、
データ転送制御部9は、割り込み信号発生用カウント部
6の読み出し指定値をリセットし(ステップ26)、完
了信号受理時の計数値を一転送分のデータ量として、F
IFOメモリ4から処理装置1にデータ転送を開始する
(ステップ27)。FIFOメモリ4のデータ量は、図
4(a)の期間Fに示されるように減少し、磁気デイス
ク記憶装置2の読み出し完了信号によって(ステップ3
0のY)、磁気ディスク記憶装置2の読み出し動作を停
止し(ステップ35)、データ転送を終了する。
【0018】次に、処理装置1から磁気ディスク記憶装
置2にデータを書き込む場合の動作を、FIFOメモリ
4に滞留するデータ量を例示する図4(b)を援用し、
書き込み動作の流れ図である図3を参照して説明する
と、データ転送制御部9は、処理装置1の書き込み指令
によって(図2のステップ21のN)、磁気ディスク記
憶装置2に書き込み動作を開始させ(図3のステップ4
1)、処理装置1からFIFOメモリ4に書き込みのデ
ータ転送を開始し、データ転送制御部9は処理装置1か
らFIFOメモリ4にデータ転送を開始し、カウンタ部
5にデータ量を計数させる(ステップ42)。データ転
送制御部9は、カウンタ部5の計数値とFIFOメモリ
4の容量値とによって決められる空き容量を一転送分の
データ量として記憶する(ステップ43)。FIFOメ
モリ4は、処理装置1からのデータ転送によってデータ
量が期間Gで示されるように増大し、磁気ディスク記憶
装置2は、図4(b)の期間Gで示されるように回転待
ちの後、FIFOメモリ4からのデータ転送開始によっ
て、期間Hで示されるように増大する。データ転送制御
部9は、カウンタ部5が計数するデータ量が一転送分に
達するか否か、あるいは処理装置1の書き込み完了信号
があるか否かを監視し(ステップ44のN,ステップ4
5のN)、カウンタ部5のデータ量が一転送分に達する
と(ステップ44のY)、データ転送制御部9は、処理
装置1からFIFOメモリ4へのデータ転送を停止し
(ステップ46)、割り込み信号発生用カウンタ設定部
6に割り込み条件の書き込み指定値を設定し(ステップ
47)、FIFOメモリ4から磁気ディスク記憶装置2
へのデータ量が書き込み指定値に達するか否かを監視す
る(ステップ48のN)。FIFOメモリ4のデータ量
は期間Iで示されるように磁気ディスク記憶装置2への
データ転送によって減少する。カウンタ部5の計数値が
書き込み指定値に達して要因演算部7で割り込み条件が
判定され、割り込み信号発生部8は、書き込み指定値割
り込み信号をデータ転送制御部9に送付する(ステップ
48のY)。データ転送制御部9は、処理装置1がデー
タ転送を開始するための期間Jのオーバヘッド時間の
後、処理装置1からFIFOメモリ4へのデータ転送を
開始し、FIFOメモリ4から磁気ディスク記憶装置2
へのデータ転送の速度差によって、FIFOメモリ4の
データ量は期間Kで示されるように増大する。カウンタ
部5がFIFOメモリ4に滞留するデータ量を計数し、
一転送分の転送完了あるいは書き込み完了信号を監視し
ているとき(ステップ44のN,ステップ45のN)、
処理装置1の書き込み完了信号があると(ステップ45
のY)、データ転送制御装置9は、処理装置1からFI
FOメモリ4へのデータ転送を停止する(ステップ4
6)。データ転送制御部9は、書き込み指定値を設定し
(ステップ47)、FIFOメモリ4のデータ量が磁気
ディスク記憶装置2へのデータ転送によって、期間Lで
示されるように減少し、書き込み指定値割り込み信号お
よび書き込み完了信号によって(ステップ48のY,ス
テップ49のY)、磁気ディスク記憶装置2が書き込み
動作を停止し(ステップ51)、データ転送動作が終了
する。
【0019】この実施例によれば、データ転送制御装置
3が備えるFIFOメモリ4の作用と割り込み信号発生
部8の割り込み信号によって、処理装置1は、FIFO
メモリ4の記憶容量に合せて、自身のデータ転送動作を
停止あるいは開始させて、転送待ちが生じないデータ転
送を実行できる。また、この実施例によれば、磁気ディ
スク記憶装置2に対するデータ転送は、FIFOメモリ
4から連続して実行するので回転待ちによる無駄な時間
を生じない。
【0020】更に、この実施例の磁気ディスク記憶装置
に代えて光ディスク記憶装置に適用する変更を施すこと
ができることは明らかである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、処理装置と磁気ディスク記憶装置の間のデータ転送
にFIFOメモリの記憶容量に応じたデータ量を一転送
分としてデータ転送し、読み出し指定値と書き込み指定
値の割り込み信号を利用することによって、処理装置お
よび磁気ディスク記憶装置それぞれのデータ転送速度を
低下させることなく、かつ磁気ディスク記憶装置の回転
待ちあるいは処理装置のデータ転送待ちによる無駄時間
を生じることなく、データ転送を行うことができる。
【0022】また、この発明によれば、一転送分のデー
タ量は、FIFOメモリの記憶容量をよって定めること
ができるので、小容量のFIFOメモリを用いて、バッ
ファメモリの緩衝作用を果させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1のデータ転送制御部の読み出し動作を示す
流れ図である。
【図3】図1のデータ転送制御部の書き込み動作を示す
流れ図である。
【図4】分図(a),(b)は、それぞれ図1の実施例
の読み出し動作、書き込み動作におけるFIFOメモリ
に滞留するデータ量を説明するための図である。
【図5】従来技術のデータ転送制御装置の構成図であ
る。
【図6】分図(a),(b)は、図4のデータ転送制御
装置と磁気ディスク記憶装置のデータ転送と、データ転
送制御装置と処理装置のデータ転送を順次に実行する場
合の読み出し動作および書き込み動作をそれぞれ説明す
るための図である。
【図7】分図(a),(b)は、図4のデータ転送制御
装置と磁気ディスク記憶装置のデータ転送と、データ転
送制御装置と処理装置のデータ転送を並行して実行する
場合の読み出し動作および書き込み動作をそれぞれ説明
するための図である。
【符号の説明】
1 処理装置 2 磁気ディスク記憶装置 3 データ転送制御装置 4 FIFOメモリ 5 カウンタ部 6 割り込み信号発生用カウンタ設定部 7 要因演算部 8 割り込み信号発生部 9 データ転送制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスク記憶装置から処理装置に読
    み出されるデータあるいは前記処理装置から前記磁気デ
    ィスク記憶装置に書き込まれるデータのデータ転送を前
    記処理装置の読み出し指令または書き込み指令によって
    開始させ、前記磁気ディスク記憶装置の読み出し完了信
    号あるいは前記処理装置の書き込み完了信号によって前
    記データ転送を停止させるデータ転送制御装置におい
    て、 前記データを一時記憶する先入れ先出し方式の一時記憶
    手段と、 前記一時記憶手段に記憶されるデータを計数し、前記デ
    ータの計数値を保持するカウンタ手段と、 前記読み出し指令によって読み出し動作を実行するとき
    読み出し指定値を、前記書き込み指令によって書き込み
    動作を実行するとき書き込み指定値を、設定する割り込
    み信号発生用カウンタ手段と、 前記読み出し指定値または前記書き込み指定値と前記計
    数値を比較して一致しているか否かを判定する要因演算
    手段と、 前記要因演算手段の判定に基づいて、読み出し指定値割
    り込み信号または書き込み指定値割り込み信号を発生さ
    せる割り込み信号発生手段と、 前記読み出し指定値割り込み信号あるいは前記読み込み
    完了信号によって、前記一時記憶手段から前記処理装置
    へのデータ転送を開始させ、一転送分のデータ量の転送
    完了で前記データ転送を停止させ、あるいは前記書き込
    み指令あるいは前記書き込み指定値割り込み信号によっ
    て、前記処理装置から前記一時記憶手段へのデータ転送
    を開始させ、一転送分のデータ量の転送完了あるいは前
    記書き込み完了信号で前記データ転送を停止させ、かつ
    前記一時記憶手段と前記磁気ディスク記憶装置間の読み
    込みあるいは書き込みのデータ転送を連続して実行させ
    るデータ転送制御手段と、 を備えることを特徴とするデータ転送制御装置。
  2. 【請求項2】 前記一転送分のデータ量は、読み出し動
    作のとき、前記読み出し指定値割り込み信号または前記
    読み込み完了信号の発生時に前記一時記憶手段に記憶さ
    れているデータ量を一転送分のデータ量とし、あるいは
    書き込み動作のとき、前記処理装置がデータ転送を開始
    時に前記一時記憶手段の空き容量を一転送分のデータ量
    とすることを特徴とする請求項1記載のデータ転送制御
    装置。
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