JP2567483B2 - 電子写真画像形成部材の製造方法 - Google Patents
電子写真画像形成部材の製造方法Info
- Publication number
- JP2567483B2 JP2567483B2 JP1336199A JP33619989A JP2567483B2 JP 2567483 B2 JP2567483 B2 JP 2567483B2 JP 1336199 A JP1336199 A JP 1336199A JP 33619989 A JP33619989 A JP 33619989A JP 2567483 B2 JP2567483 B2 JP 2567483B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- charge
- dispersion
- particles
- charge transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/05—Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
- G03G5/0525—Coating methods
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
は、電子写真画像形成部材の改良された製造方法に関す
る。
像形成表面上に静電潜像を形成し現像する工程が含まれ
る。通常、光導電性部材における画像形成は、光を照射
しない状態で画像形成表面を均一に静電気的に帯電し、
光のような活性化電磁線照射でパターンを部材に露光し
て部材の照射された領域にある電荷を選択的に消し、画
像形成表面上に静電潜像を形成することにより行われ
る。その後、静電潜像はトナー粒子を含有する現像剤組
成物で現像されるが、このトナー粒子は光導電性部材の
画像形成部位に引きつけられる。このトナー画像はしば
しば紙のような適当な受像材に転写される。光導電性部
材としては、均一又は不均一な無機又は有機組成物等を
含有する単層又は多層型デバイスが挙げられる。不均一
な組成物を含有する単層型光導電性部材の一例が米国特
許第3,121,006号明細書に記載されており、ここでは、
光導電性無機化合物の微細粒子が絶縁性有機樹脂バイン
ダー中に分散している。商業的実施態様においては通
常、酸化亜鉛の粒子を均一に分散しているバインダー層
の被膜を有する紙支持体を有している。前記明細書中に
開示されている有用なバインダー材料には、光導電性粒
子により発生した電荷キャリヤが注入される特定の距離
を移動できないものも含まれている。それ故、光導電性
粒子は、繰り返しの作動に求められている電荷の消失が
起こるためには、層全体において実質的に隣接する粒子
同士が接触していなければならない。一般に、迅速に放
電が生じるように光導電性粒子同士が十分に接触するた
めには通常約50体積%の光導電性粒子が必要とされる。
他の既知の光導電性組成物には、非晶質セレン、ハロゲ
ンドープ非晶質セレン、セレン砒素のような非晶質セレ
ン合金、セレンテルル、セレン砒素アンチモン、ハロゲ
ンドープセレン合金、硫化カドミウム等が挙げられる。
これらの無機光導電性材料は通常、適切な導電性基体上
に比較的均一な層として付着させる。これらの無機層の
あるものは、時折周囲の大気中に見出されるある種の蒸
気にさらされると、結晶化する傾向がある。さらに、セ
レン型感光体の表面は、最終コピーにプリントアウトさ
れる引っかき傷を非常に受けやすい。光生成機能と電荷
輸送機能を分離した層で発揮させる多層型感光体が周知
であり、例えばJ.バーディーンの米国特許第3,041,166
号明細書中に開示されている。最近では、例えば米国特
許第4,265,990号明細書中に記載されているように、導
電性基体上に塗布した光生成粒子と電荷輸送層を含有す
る電荷輸送層を有する多層型光感応性デバイスや、例え
ば米国特許第4,251,612号明細書に記載されているよう
な、正孔注入層、正孔輸送層、光生成層及び絶縁性有機
樹脂の上部被膜を有するオーバーコートされた光感応性
材料が開示されている。これらの特許で開示されている
光生成層の例としては、三方晶セレン、様々のフタロシ
アニンが挙げられ、正孔輸送層には不活性ポリマー樹脂
材料中に分散したある種のジアミンが含まれる。これら
の各特許、即ち米国特許第4,265,990号及び第4,251,612
号の開示は、全て本明細書中に参照として引用してい
る。多層型光感応性デバイスを開示している他の代表的
な特許としては、米国特許第3,041,116号、第4,115,116
号、第4,047,949号、及び第4,081,274号が挙げられる。
これらの特許は、光生成層が輸送層の下にある場合には
正孔輸送層を負に帯電しなければならないシステムに関
するものである。正孔輸送層の上に光生成層があると、
正に帯電しなければならないが、適正な感度を有するに
は約2μmより薄くなければならない。上述した電子写
真画像形成部材は、その意図する目的に対しては適切で
あるかもしれないが、依然として改良されたデバイスが
必要とされている。従って、まとめると、光生成機能と
電荷輸送機能が分離した層で発揮される多層型感光体は
周知であり、このような構造は多数、商業用ゼログラフ
ィー複写機及びプリンターに使用されている。これらの
層は、例えばカルコゲナイトのような無機材料から、ま
た例えば電気的に活性な添加剤を有するポリマーのよう
な有機材料から及び有機、無機材料の組み合わせから製
造することができる。電荷発生層は典型的には、有機又
は無機光活性顔料と添加したポリマーバインダーから成
る。電荷発生バインダー層中の顔料粒子の添加量を少な
くするには、被膜は像露光の際十分な光吸収が起こるよ
うに厚くする必要があった。残念なことに、電荷発生層
を厚くすると、分離した光生成顔料粒子が光吸収して空
間電荷が蓄積し、高い内部電場が生じて暗減衰をもたら
し、電気的帯電−放電の繰り返しにより不安定化する。
電荷発生粒子のバインダーが両極性であるようなまれな
場合には、負に帯電した感光体においては、粒子上に形
成した負の電荷は、導電性の基盤へ移動でき、これによ
り空間電荷の蓄積を避けることができる。しかしなが
ら、大半の薄膜形成バインダーに対しては、光導電性顔
料粒子の濃度を十分に高くして粒子同士を接触させ、負
の電荷に基盤へ移動する径を与えなければならない。ま
た、層の膜厚も、正と負の電荷が発生層中を移動しなけ
ればならない距離を最小にするように薄くしなければな
らない。残念ながら、バインダーマトリックス中の顔料
粒子を高濃度にすることは難しい。電荷発生層を製造す
る一般的手法は、まず溶解した薄膜形成バインダー材料
を含有する溶液中に粒子を入れることである。一般にこ
れらの混合物を用いて、70〜80体積%の範囲の高濃度に
添加された顔料粒子を含有する電荷発生バインダー層を
得ることは難しい。またバインダー中の電荷発生顔料の
被膜には、他の問題も存在している。その中の一つとし
て、電荷発生輸送層ポリマーバインダー及び/若しくは
溶媒と電荷輸送層ポリマーバインダー及び/若しくは溶
媒との不相溶性が挙げられる。同様に、溶媒中に溶解し
ているバインダー中の電荷発生顔料の混合物から高濃度
の顔料粒子を有する、均一で、サブミクロンの発生層を
形成することは難しい。さらに、第二層で被覆した時
に、底部の層の膨潤も起こりうる。光生成層は同様に、
溶媒中にスクアリリウム化合物を溶解し、その後この溶
液を基体に塗布して製造している。この方法だと、光生
成層に利用できる材料の範囲に制限を受ける。さらに、
塗布した被膜はしばしば下層の基体及び/若しくはその
上に塗布される層とよく接着しないことがある。フタロ
シアニンのようなある種の有機電荷発生材料が真空蒸着
により被覆される。しかしながら、真空蒸着は高価で複
雑な装置を要し、蒸着層と溶媒被覆層との間の接着性が
弱いこともある。
888号明細書は、導電性基体上に塗布された電荷発生層
と電荷輸送層を有する有機光導電体要素を開示してい
る。この発明は、支持体と電荷発生層の間に以下のよう
な機能を発揮する第一層を包含している。(i)電荷発
生層を受け入れ、保持する基礎層を提供する導電性支持
体上の接着性結合層及び(ii)少なくとも一種のポリカ
ーボネートを有する第一層を少なくとも1つの有機顔料
を有する電荷発生層と組み合わせたことを特徴とする、
光導電体の表面から電荷のリークを実質的に防止するバ
リヤー層。
る。樹脂バインダー中に溶解した電荷輸送層はその後、
電荷発生層に塗布される(7カラム1〜16行、8カラム
1〜62行参照のこと)。8カラム4〜16行では、テトラ
ヒドロフランの溶媒系中の2種のスクワリリウム化合物
の分散液を8時間ボールミル分散して、溶媒中の固体の
分散液を形成している。
987号は、電荷発生層とP型ヒドラゾン電荷発生層を有
する電子写真画像形成部材を開示している。例えば4カ
ラム、39行〜5カラム23行には、様々の電荷発生材料が
開示されている。9カラム、14〜25行には、電荷発生層
がエチレンジアミン、n−ブチルアミン、及びテトラヒ
ドロフランの混合物中にクロロダインブルーを溶解し、
ポリエステルで被覆した基体上にこの溶液をメニスカス
塗布し、この被膜を強制通風炉で乾燥することにより製
造する。エチレンジアミン、プロピルアミン、及びテト
ラヒドロフランの混合溶媒中のヒドロキシスクワリリウ
ムの混合物を被覆する電荷発生層が実施例13に、ヒドロ
キシスクワリリウムとメチルスクワリリウムの溶液が実
施例16に記載されている。真空蒸着したセレンとテルル
の電荷発生層が実施例17に記載されている。
491号には、導電性支持体と、任意の絶縁性中間層と、
電荷キャリヤ生成化合物と電荷輸送化合物とを含む少な
くとも一層の有機材料を有する光導電性システムと、放
射線硬化した透明な保護層とを有し、前記保護層は除去
できる補助支持体の目的で光導電性システムの表面上に
塗布され、紫外線の照射で硬化できるアクリル酸バイン
ダーを有している、電子写真画像記録材料が開示されて
いる。同様に、この記録材料の製造方法も開示されてい
る。保護オーバーコートは、バインダーとしても作用す
る。オーバーコート3は光導電性層2の上に位置する。
光導電性層は、好ましくは、電荷キャリヤ生成化合物と
電荷輸送化合物を有する2層である(5カラム56〜65行
参照のこと。図3参照のこと)。
号明細書には、接着層がスクワリリウム又はテトラメチ
ルベンジデンのような発生材料で、次にヒドロキシスク
ワリリウム化合物で、最後に電荷輸送材料で被覆されて
いる様々の感光体を開示している。3カラム1〜15行で
は、エチレンジアミンとテトラヒドロフラン中に溶解し
たヒドロキシスクワリリウム化合物の電荷発生層溶液を
開示している。
は、高感度のキャリヤ発生層(CGL)とキャリヤー輸送
層(CTL)を有し、有機顔料を溶解する溶媒を含有する
ことにより、顔料の分散系中で電気的電荷発生剤として
作用する電子写真感光体を開示している。電荷発生層2
の顔料は、有機溶媒で処理することにより溶解する。バ
インダーを含有する電荷輸送層3をその後電荷発生層2
の上に形成する。
857号公報には、基体上に感光層を形成し、その上に保
護層として電荷移動錯体を含む層を使用することにより
残留電位が上昇せず、バックグラウンドの汚れも少な
く、高解像度の画像を形成することができ、長寿命であ
る感光体を開示している。
層の表面を保護するようなある種の望ましい特性を示す
ものもあるが、写真画像形成部材を保護するための改良
されたオーバーコーティング層が依然として必要とされ
ている。
を克服する電子写真記録部材を製造する改良された方法
を提供することである。
電子写真画像形成部材製造方法を提供することである。
料粒子を有する電荷発生層を形成する電子写真画像形成
部材製造方法を提供することである。
良い電荷発生層を形成する電子写真画像形成部材製造方
法を提供することである。
の接着性の良い電荷発生層を形成する電子写真画像形成
部材製造方法を提供することである。
生層を形成する電子写真画像形成部材製造方法を提供す
ることである。
生層と、電荷発生層に隣接する電荷輸送層とからなる電
子写真画像形成部材の製造方法が提供されるが、この方
法は、光導電性粒子が不溶である液体であって、この液
体の総重量を基準として少なくとも0.25重量%のアルコ
ールを含有する前記液体中で微細光導電性粒子の分散液
を調製すること、基体上に前記分散液の薄膜を塗布する
こと、前記被膜から前記液体を実質的に全部蒸発させる
こと、及び薄膜形成ポリマーマトリックス中に粒子を埋
め込んで、電荷発生層を形成することを含む。
は、電荷輸送層に隣接する電荷発生層を有する多層型部
材である。これらの層は、通常導電性表面を有する支持
基体に固定されている。電荷発生層と導電性表面に隣接
している電荷輸送層との関係は様々である。例えば、電
荷発生層は導電性表面と電荷輸送層の間にあってもよい
し、また電荷輸送層は、導電性表面と電荷発生層の間に
あってもよい。所望であれば、接着層及び/又は電荷ブ
ロッキング層のような他の層を、電荷発生層を塗布する
前に、塗布してもよい。同様に、所望ならば、保護オー
バーコーティング層を最上層に施してもよい。
機械的特性を有する数多くの適切な材料を有することが
できる。従って、この基体は、無機又は有機組成物のよ
うな非導電性又は導電性材料の層を有してもよい。もし
基体が非導電性材料を有するならば、通常導電性組成物
で被覆する。絶縁性の非導電性材料としては、この目的
のために様々の樹脂が用いられるが、ポリエステル、ポ
リカーボネート、ポリアミド、ポリウレタン等が挙げら
れる。絶縁性又は導電性基体は可撓性でも硬化性でもよ
く、多くの異なる形状のもの、例えば、平板、円筒状ド
ラム、スクロール、エンドレス可撓性ベルト等がある。
好ましくは、絶縁性基体はエンドレス可撓性ベルトの形
状で、市販の二軸延伸のポリエチレンテレフタレートポ
リエステル、例えばE.I.デュポンデネモス社から入手で
きるマイラーを有するものがよい。基体の厚みは、経済
性のような数多くの要因に依存するが、それ故、この層
は、最終的な光導電性デバイスに不利な影響がない限
り、例えば200ミクロン以上、又は少なくとも50ミクロ
ン以上の実質的な厚みを有することができる。一つの実
施態様では、この層の厚みは約65μm〜約150μm、好
ましくは、約75μm〜125μmの範囲である。導電層又
は基盤は、全く支持体でも、非導電性支持体上の被膜と
して存在してもよく、例えばアルミニウム、チタン、ニ
ッケル、クロム、黄銅、金、ステンレス鋼、カーボンブ
ラック、グラファイト等のような任意の適切な材料を有
してもよい。導電層の膜厚は電子写真部材の望まれる使
用法により非常に広い範囲に渡り様々であり、例えば半
透明にするためには非常に薄い導電層としなければなら
ない。従って、導電層の膜厚は一般に約5nm〜数mmの範
囲に及ぶ。可撓性の光感応性画像形成デバイスが望まれ
る時には、膜厚は約10nm〜約100nmの間で、より好まし
くは約10nm〜約20nmである。
電性表面と続いて塗布される層との間に入れてもよい。
材料の中には、接着層としても電荷ブロッキング層とし
ても機能する層を形成できるものもある。導電層からの
電荷キャリヤの注入を防止できる任意の適切なブロッキ
ング層を利用できる。典型的なブロッキング層として
は、金属酸化物ポリビニルブチラール、オルガノシラ
ン、エポキシ樹脂、ポリエステルポリアミド、ポリウレ
タン、シリコン等が挙げられる。米国特許第4,465,450
号明細書に記載されているシラン反応生成物は、電子写
真画像形成層の繰り返し安定性が延長することから、特
にブロッキング層として好まれる。米国特許第4,464,45
0号明細書の記載は全て、本明細書中に参考として引用
する。
方法に利用できる。ブロッキング層の参考として上述し
たポリビニルブチラール、エポキシ樹脂、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリウレタンは接着層としても働きう
る。接着層及び電荷ブロッキング層は約2nm〜約200nmの
乾燥膜厚を有することが好ましい。所望ならば、ブロッ
キング層は、微細光導電性粒子の分散液を形成するため
に用いられる液体分散媒である溶媒成分により軟化でき
る軟化性薄膜形成ポリマーを有してもよい。この溶媒成
分は、分散液を塗布する間接着層の軟化性薄膜形成ポリ
マーを軟化し、粒子の接着層への浸透を容易にし、これ
により薄膜形成ポリマーは少なくとも付着した粒子の部
位の周囲にポリマーマトリックスを形成する。
に使用できる。光導電性粒子は無機物でも有機物でもよ
い。典型的な光導電性材料としては、非晶質及び結晶性
セレン、セレン−テルル、セレン−テルル−砒素、セレ
ン−砒素のようなセレン合金、ハロゲンドープセレン合
金等、カドミウムスルホセレニド、セレン化カドミウ
ム、硫化カドミウム、酸化亜鉛、二酸化チタン等の周知
の材料が挙げられる。典型的な有機光導電体としては、
米国特許第3,357,989号明細書に記載のメタルフリーフ
タロシアニンのX型、亜鉛フタロシアニン、マグネシウ
ムフタロシアニン、及び銅フタロシアニンのような金属
フタロシアニン、バナジルフタロシアニン、チタニルフ
タロシアニン、塩化インジウムフタロシアニン等のよう
な金属酸化物やハロゲン化フタロシアニン等のような様
々なフタロシアニン顔料、ペリレンジカルボキシミド誘
導体、ペリノンジカルボキシミド誘導体、アントラセ
ン、デュポン社からモナストラルレッド、モナストラル
バイオレット及びモナストラルレッドYなる商標名で入
手できるキナクリドン、米国特許第3,442,781号明細書
に開示されている置換された2,4−ジアミノ−トリアジ
ン、アライドケミカル社からインドファーストダブルス
カーレット、インドファーストバイオレットレーキB、
インドファーストブリリアントスカーレット及びインド
ファーストオレンジの商標名で入手できる多環式芳香族
キノン等が挙げられる。選択される光導電性粒子は、液
体分散媒中に存在する液体に実質で不溶でなければなら
ない。本明細書に用いられる“実質的に不溶”なる表現
は、濾過や遠心機による分離でほぼ全顔料が回収され、
母液は顔料の色を有さない、即ち、溶媒自体が無色なら
ば無色であることと定義する。
成できる。典型的な粒子製造手法としては、ボールミル
粉砕、磨砕、ホモジナイゼーション、ペイントシェイ
ク、高剪断混合、コロイド超音波分散、ケミカルコロイ
ダルプリパレーション(Chemical Colloidal Preparati
on)等が挙げられる。ミル粉砕は乾燥粒子に対して行う
ことができるが、液体の存在下で行うのが好ましく、懸
濁媒液体中のミル粉砕された粒子の分散が増強するの
で、特に懸濁媒液体の存在下で行うことが好ましい。一
般に、導電性顔料粒子の平均粒径は1μmよりも小さく
なければならない。平均粒径が約1μmを越えて増加す
ると、被膜懸濁液の寿命は短くなる。光導電性顔料粒子
径は約0.1μmより小さいことが好ましく。平均光導電
性顔料粒子径が約20nmより小さいと、最適の分散液と電
荷発生層が得られる。
分散媒中に分散している。一般に、写真顔料粒子をアル
コールを有しない非溶剤液体に懸濁させようとすると、
懸濁液は塗布の前あるいは被膜の塗布の最中に沈降する
傾向がある。顔料粒子が塗布の間に沈降すると、塗布し
た層の膜厚の均一性に対して悪影響を及ぼす。というの
は、塗布している時に被膜混合物の濃度が変わるからで
ある。このように光生成層の膜厚に差があると、層の電
気的特性が不均一になる。驚くべきことに、液体分散媒
が分散媒の総重量を基準として少くとも約0.25重量%の
アルコールを含有すると、少なくとも分散した光導電性
粒子が塗布されて被膜を形成している間、基体上に均一
の薄膜を形成し、分散液を安定にすることができた。本
発明の懸濁媒には任意の適切なアルコールが利用でき
る。好ましいアルコールは、一般式CnH2n-1OH(式中n
は1〜6)で表わすことができる。前式で表わされる典
型的なアルコールには、メチルアルコール、エチルアル
コール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール等
及びその混合物が挙げられる。他のアルコールには、グ
リコール及びグリセロールのような二価及び三価アルコ
ールが挙げられる。一般に、実用条件下で塗布された電
荷輸送層から実質的なすべてのアルコールの除去を促進
するためには、アルコールを含有する分散媒成分の沸点
は約40〜約140℃の間になければならない。十分に安定
な分散液のためには、液体分散媒は、液体分散媒の総重
量を基準として少なくとも約0.25重量%のアルコールを
含有しなければならない。所望ならば、分散媒は100%
のアルコールを含有してもよい。好ましい範囲は、液体
分散媒の総重量を基準として約2〜約10重量%のアルコ
ール含有量である。
するべきでない。薄膜形成ポリマーが存在すると、分散
液中に光導電性粒子の凝集を促進し、電荷発生層を形成
する光導電性粒子の稠密で均一なサブミクロン被膜を形
成するのに悪影響を及ぼす。さらに、液体分散媒中にア
ルコールが存在すると、ある種の薄膜形成ポリマーと不
利な相互作用が生じうる。例えば、アルコールとポリカ
ーボネート樹脂を含有する発生層被膜混合物は、ポリカ
ーボネート樹脂の結晶化を生じる。しかしながら、結晶
化は、アルコールを蒸発による塗布粒子の薄膜から除去
した後、導電性粒子の周囲にポリカーボネートのマトリ
ックスを形成することにより避けることもできる。
媒はアルコールと相溶性の他の非アルコール系液体を含
有してもよい。アルコールと相溶性の典型的な液体とし
ては、塩化メチレン、トリクロロエタン、テトラヒドロ
フラン、ジクロルエタン、クロロベンゼン、トルエン等
及びその混合物が挙げられる。これらの非アルコール系
液体は、分散液の塗布の後迅速な除去を促進するよう
に、沸点が約40℃〜約140℃であることが好ましい。所
望ならば、蒸発速度を抑制するために異なる沸点の液体
の混合物を分散媒に用いてもよい。
量を基準として約0.1〜約10重量%でなければならな
い。ある程度は、分散液を基体に塗布する手法によって
特別の濃度にすることもある。例えば、分散液総重量を
基準として約0.2〜約2重量%の固形分濃度が、スプレ
ー塗布に対しては望ましい。適正な電荷発生特性に要求
される均一な層を達成するためには、比較的低い固形分
濃度が望まれる。もちろん、顔料粒子の粒子によっても
分散液の安定性は影響を受ける。例えば、小粒子は、大
粒子より安定な分散液を形成する。
用してもよい。例えば、目的とする電荷発生層の電気的
特性を増強するために、低分子量の電荷輸送層材料を液
体分散媒に溶解してもよい。典型的な電荷輸送分子を、
電荷輸送層の参考として以下に詳細に記載した。他の周
知の被膜混合物添加剤には、例えば、潤滑剤、界面活性
剤等が挙げられる。一般に、用いられる添加剤は、液体
分散液の安定性や目的とする発生層の電気特性に悪影響
を及ぼしてはならない。
に、任意の適切な手法が利用できる。典型的な塗布手法
としては、スプレー塗布、ディップ塗布、押出塗布、メ
ニスカス塗布、グラビア塗布、線巻棒塗布、等が挙げら
れる。
乾燥手法を用いることができる。典型的な乾燥手法とし
ては、強制通風炉乾燥、赤外線ランプ乾燥、エアーイン
ピンジメント乾燥(airimpingement drying)、真空炉
乾燥、電子オーブン乾燥等が挙げられる。乾燥は、実質
的に全量の液体分散媒を除去する程度に十分に行わねば
ならない。即ち、「実質的に全量の液体媒体」という表
現は、塗布された固体の総重量を基準として少なくとも
約98重量%の分散媒が乾燥の間に除去されることを意味
する。乾燥後の電荷発生粒子層の膜厚が約0.01μm〜約
1μmの時に、満足いく結果が得られる。膜厚が約1μ
mよりも厚くなると、さらに有利な点はなくなり、塗布
された顔料粒子が薄膜形成マトリックス中に埋め込まれ
るのがさらに困難になる。一般に、電荷発生粒子層の膜
厚は0.1〜0.3μmであることが好ましい。もし粒子の平
均粒径が約0.01μmより小さく、実用的な量で高い吸収
が可能ならば、おそらく約0.1μmより薄い膜厚が望ま
しい。
膜形成ポリマー中に埋め込むことができる。例えば、電
荷発生粒子層は、軟化性薄膜形成ポリマー材料を有する
表面に塗布されるならば、この粒子は、塗布の間及び/
又は塗布に続いて、軟化性薄膜形成ポリマー中に埋め込
むことができる。軟化性薄膜形成ポリマーは、任意の適
切な手法により軟化できる。例えば、軟化性薄膜形成ポ
リマーを軟化又は溶解する分散媒中の溶媒を用いること
により、軟化することができる。所望であれば、軟化性
薄膜形成ポリマーの軟化を、顔料粒子の塗布の間及び/
又は後に、軟化性薄膜形成ポリマーを溶媒蒸気に暴露す
ることにより行うこともできる。あるいはまた光導電性
粒子の塗布の間又は塗布に続いて、軟化性薄膜形成ポリ
マーを加熱することによっても軟化することができる。
もし軟化性薄膜形成ポリマーを軟化するのに加熱軟化法
を利用するならば、顔料粒子がポリマー中に沈むように
ガラス転移温度以上の十分な加熱をしなければならな
い。上述した軟化方法を2以上組み合わせても、顔料粒
子を軟化性薄膜形成ポリマーマトリックス中に埋め込む
ことができる。塗布の間に液体分散媒を迅速に蒸発させ
ることを含む分散液塗布方法、例えばスプレー塗布の場
合には、埋め込みは粒子を塗布している間に始まりう
る。
部材中の材料のマトリックス中に埋め込む必要はない。
その代わりに、塗布粒子は、乾燥して粉末を形成し、続
いて塗布される層により与えられる薄膜形成ポリマーの
マトリックス中に埋め込まれてよい。さらに、上述した
方法を組み合わせて、少なくとも粒子のいくつかを部分
的に下層及び上層のポリマーマトリックス中に部分的に
埋め込んでもいい。
れうる。その層は、薄膜形成ポリマーを含有するなら
ば、導電層、ブロッキング層、接着層、又は電荷輸送層
であってもよい。薄膜形成ポリマーマトリックスが、光
生成粒子が塗布された後に塗布される層によって与える
られるならば、下に位置する層が薄膜形成ポリマーを含
有する必要はない。光生成粒子の塗布に続いて塗布され
る層は、輸送層又はオーバーコーティング層のような層
から選ばれる。オーバーコーティングが用いられないな
らば、下に位置するポリマーマトリックス中への粒子の
埋め込みは、続く電子写真画像形成プロセス工程の間、
粒子がこすり取られない程度に十分でなければならな
い。
る。例えば、塗布された電荷発生層は以下のような層に
はさまれてよい。
リマーマトリックスは、導電層、電荷ブロッキング層、
接着層により又は電荷輸送層中に少なくとも部分的に提
供される。一般に、電荷輸送層ポリマーは通常低分子の
輸送材料を含有し、これにより光導電性材料に活性マト
リックスを提供することから、電荷発生層粒子は、電荷
輸送層の一表面に埋め込まれることが好ましい。
は接着性中間層を直接に被覆し、乾燥され、電子供与性
分子、熱可塑性薄膜形成ポリマーバインダー、及びポリ
マーに対する溶媒を含有する輸送層被膜溶液で被覆され
る。輸送層被膜溶液のバインダーの中には、電子供与性
分子がドープされ、浸透して発生層のマトリックスバイ
ンダーになり、発生層粒子への密着力と下に位置する材
料又は層への接着性を与える。もう一つの実施態様にお
いては、電子供与性分子、熱可塑性薄膜形成ポリマーバ
インダーを含有する電荷輸送層は、輸送層バインダーを
溶解する溶媒とアルコールを含有する液体中に光生成顔
料粒子が分散している液体分散液の層で、オーバーコー
トされる。分散液の溶媒はポリマーバインダーを軟化
し、顔料は軟化したバインダー中に浸透し、埋め込まれ
る。従って、顔料分散液の適切な溶媒を選択することに
より、及び加熱を調整することにより、発生層の下に位
置する軟化性ポリマー含有層への浸透及び結合は、容易
に制御できる。あるいはまた、輸送層を軟化しない溶
媒、例えばポリカーボネート輸送層上にアルコールを用
いることにより、光生成層の顔料粒子の乾燥粉末層を輸
送層上に形成する。光生成顔料粒子の乾燥粉末層は熱可
塑性薄膜形成ポリマーバインダーとこのポリマーに対す
る溶媒を含有するオーバーコーティング層溶液でオーバ
ーコートされる。少なくともいくつかのポリマーバイン
ダーは光生成顔料粒子の周囲にマトリックスを形成し、
電荷輸送層と明確に分けられた境界を有する電荷発生層
を形成する。
適切な電荷輸送材料を利用することができる。電荷輸送
層は、光生成した正孔と電子の電荷輸送層からの注入を
支持し、これらの正孔や電子を電荷輸送層を通って輸送
し、表面電荷を選択的に除電できなければならない。活
性な電荷輸送層は正孔や電子を輸送できるだけでなく、
摩耗又は化学的攻撃から光導電層を保護できなければな
らず、それにより、感光体画像形成部材の作動寿命を延
ばすことができる。それ故、電荷輸送層は、実質的に、
発生層から光生成した正孔の注入を支持する非光導電性
材料である。もし輸送層が発生層の下に位置するなら
ば、露光が輸送層を通して行われる場合には、輸送層は
通常透明で、大半の入射光を下層の電荷キャリヤ発生層
が十分な光生成するのに利用できるようにする。輸送層
が発生層の下に位置し、透明な基体を使用するならば、
像露光は、基体を通過する全部の光で基体を通して行わ
れてもよい。この場合には、活性な輸送材料は、使用さ
れる波長領域すべてを吸収する必要はない。本発明の発
生層に結合している電荷輸送層の材料は、輸送層上の静
電電荷が、光の照射がなければ導電性でなく、即ち、輸
送層が発生層の上に位置する場合には輸送層の上の静電
潜像を形成し保有することを妨げないだけの抵抗率を有
する絶縁体である。
散し、これらの材料を電気的に活性にする添加剤として
使用できる活性化化合物を含有してよい。これらの化合
物は、ポリマー材料に添加することができるが、ポリマ
ー材料自体は、発生材料から光生成した正孔の注入を支
持できず、また、正孔を輸送層を通って輸送することが
できない。これにより、電気的に不活性なポリマー材料
は、発生材料から光生成した正孔の注入を支持し、活性
層を通常しての正孔の輸送を可能にするものとなる。
ールで薄膜形成バインダーに溶解又は分散する任意の適
切な電荷輸送化合物を、電荷輸送層に隣接する相に利用
することができる。電荷輸送化合物は、印加電場中で、
電荷注入可能な粒子により注入される電荷キャリヤの輸
送ができなければならない。電荷輸送化合物は、正孔輸
送分子又は分子輸送分子である。電荷輸送分子自体が薄
膜形成層として作用しうるならば、これを用いて、所望
ならば、固体溶液中に異なる電荷輸送分子を含有する必
要性はなく、隣接する電荷輸送相として又は分子分散系
として機能させることもできる。電荷輸送材料は当該分
野において周知である。電荷輸送能力を有する薄膜形成
ポリマーに加えて、薄膜を形成しない電荷輸送材料の代
表例を一部挙げると次の如くである: このタイプのジアミン輸送分子は、米国特許第4,306,
008号、第4,304,829号、第4,233,384号、第4,115,116
号、第4,299,897号、第4,265,990号及び第4,081,274号
に記載された。典型的なジアミン輸送分子としては、N,
N′−ジフェニル−N,N′−ビス(アルキルフェニル)−
〔1,1′−ビフェニル〕−4,4′−ジアミン(ここでアル
キルは、例えば、メチル、エチル、プロピル、n−ブチ
ル、等であり、例えば、N,N′−ジフェニル−N,N′−ビ
ス(3″−メチルフェニル)−〔1,1′−ビフェニル〕
−4,4′−ジアミン、N,N′−ジフェニル−N,N′−ビス
(4−メチルフェニル)−〔1,1′−ビフェニル〕−4,
4′−ジアミン)1985年5月7日マミノ(Mammino)ら、
N,N′−ジフェニル−N,N′−ビス(2−メチルフェニ
ル)−〔1,1′−ビフェニル〕−4,4′−ジアミン、N,
N′−ビフェニル−N,N′−ビス(3−エチルフェニル)
−〔1,1′−ビフェニル〕−4,4′−ジアミン、N,N′−
ジフェニル−N,N′−ビス(4−エチルフェニル)−
〔1,1′−ビフェニル〕−4,4′−ジアミン、N,N′−ジ
フェニル−N,N′−ビス(4−n−ブチルフェニル)−
〔1,1′−ビフェニル〕−4,4′−ジアミン、N,N′−ジ
フェニル−N,N′−ビス(3−クロロフェニル)−〔1,
1′−ビフェニル〕4,4′−ジアミン、N,N′−ジフェニ
ル−N,N′−ビス(4−クロロフェニル)−〔1,1′−ビ
フェニル〕−4,4′−ジアミン、N,N′−ジフェニル−N,
N′−ビス(フェニルメチル)−〔1,1′−ビフェニル〕
−4,4′−ジアミン、N,N,N′,N′−テトラフェニル−
〔2,2′−ジメチル−1,1′−ビフェニル〕−4,4′−ジ
アミン、N,N,N′,N′−テトラ(4−メチルフェニル)
−〔2,2′−ジメチル−1,1′−ビフェニル〕−4,4′−
ジアミン、N,N′−ジフェニル−N,N′−ビス(4−メチ
ルフェニル)−〔2,2′−ジメチル−1,1′−ビフェニ
ル〕−4,4′−ジアミン、N,N′−ジフェニル−N,N′−
ビス(2−メチルフェニル)−〔2,2′−ジメチル−1,
1′−ビフェニル〕−4,4′−ジアミン、N,N′−ジフェ
ニル−N,N′−ビス(3−メチルフェニル)−〔2,2′−
ジメチル−1,1′−ジフェニル〕−4,4′−ジアミン、N,
N′−ジフェニル−N,N′−ビス(3−メチルフェニル)
−プレニル−1,6−ジアミン等が挙げられる。ピラゾリ
ン輸送分子が米国特許第4,315,982号、第4,278,746号、
及び第3,837,851号明細書に開示されている。典型的な
ピラゾリン輸送分子としては、1−〔レピデル−
(2)〕−3−(p−ジエチルアミノフェニル)−5−
(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔キ
ノリル−(2)〕−3−(p−ジエチルアミノフェニル
−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、19
85年5月7日マミノら、1−〔ピリジル−(2)〕−3
−(p−ジエチルアミノスチリル)−5(p−ジエチル
アミノフェニル)ピラゾリン、1−〔6−メトキシピリ
シル(2)〕−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−
5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−
フェニル−3−〔p−ジメチルシアミノスチリル〕−5
−(p−ジメチルアミノスチリル)ピラゾリン、1−フ
ェニル−3−〔p−ジエチルアミノスチリル〕−5−
(p−ジエチルアミノスチリル)ピラゾリン等が挙げら
れる。置換されたフルオレン電荷輸送分子が米国特許第
4,245,021号に記載されている。典型的なフルオレン電
荷輸送分子としては、9−(4′−ジメチルアミノベン
ジリデン)フルオレン、9−(4′−メトキシベンジリ
デン)フルオレン、9−(2′,4′−ジメトキシベンジ
リデン)フルオレン、2−ニトロ−9−ベンジリデン−
フルオレン、2−ニトロ−9−(4′−ジエチルアミノ
ベンジリデン)フルオレン等が挙げられる。オキサジア
ゾール輸送層分子、例えば2,5−ビス(4−ジエチルア
ミノフェニル)−1,3,4−オキサゾール、ピラゾリン、
イミダゾール、トリアゾールその他が西独特許第1,058,
836号、第1,060,260号及び第1,120,875号及び米国特許
第3,895,944号明細書中に記載されている。ヒドラゾン
輸送分子としては、p−ジエチルアミノベンズアルデヒ
ド−(ジフェニルヒドラゾン)、o−エトキシ−p−ジ
エチルアミノベンズアルデヒド−(ジフェニルヒドラゾ
ン)、o−メトキシ−p−ジエチルアミノベンズアルデ
ヒド−(ジフェニルヒドラゾン)、o−メトキシ−p−
ジメチルアミノベンズアルデヒド−(ジフェニルヒドラ
ゾン)、p−ジプロピルアミノベンズアルデヒド−(ジ
フェニルヒドラゾン)、p−ジエチルアミノベンズアル
デヒド−(ベンジルフェニルヒドラゾン)、p−ジブチ
ルアミノベンズアルデヒド−(ジフェニルヒドラゾ
ン)、p−ジメチルアミノベンズアルデヒド−(ジフェ
ニルヒドラゾン)等が例えば米国特許第4,150,987号明
細書に記載されている。他のヒドラゾン輸送分子として
は、1−ナフタレンカルボアルデヒド1−メチル−1−
フェニルヒドラゾン、1−ナフタレンカルボアルデヒド
1,1−フェニルヒドラゾン、4−メトキシナフタレン−
1−カルボアルデヒド1−メチル−1−フェニルヒドラ
ゾンのような化合物及び他のヒドラゾン輸送化合物が例
えば、米国特許第4,385,106号、第4,387,147号、第4,39
9,208号及び第4,399,207号明細書に記載されている。別
の電荷輸送分子は、カルバゾールフェニルヒドラゾン
で、例えば、9−メチルカルバゾール−3−カルボアル
デヒド−1,1−ジフェニルヒドラゾン、9−エチルカル
バゾール−3−カルボアルデヒド−1−メチル−1−フ
ェニルヒドラゾン、9−エチルカルバゾール−3−カル
ボアルデヒド−1−エチル−1−フェニルヒドラゾン、
9−エチルカルバゾール−3−カルボアルデヒド−1−
エチル−1−ベンジル−1−フェニルヒドラゾン、9−
エチルカルバゾール−3−カルボアルデヒド−1,1−ジ
フェニルヒドラゾン、及び他の適切なカルバゾールフェ
ニルヒドラゾン輸送分子であり、例えば、米国特許第4,
256,821号明細書に記載されている。類似のヒドラゾン
輸送分子が、例えば米国特許第4,297,426号明細書に記
載されている。三置換メタン、例えば、アルキル−ビス
(N,N−ジアルキルアミノアリール)メタン、シクロア
ルキル−ビス(N,N−ジアルキルアミノアリール)メタ
ン、及びシクロアルケニル−ビス(N,N−ジアルキルア
ミノアリール)メタンが、例えば米国特許第3,820,989
号明細書に記載されている。9−フルオレニリデンメタ
ン誘導体、例えば(4−n−ブトキシカルボニル−9−
フルオレニリデン)マロノニトリル、(4−フェンエト
キシカルボニル−9−フルオレニリデン)マロノニトリ
ル、(4−カルビトキシ−9−フルオレニリデン)マロ
ノニトリル、(4−n−ブトキシカルボニル−2,7−ジ
ニトロ−9−フルオレニリデン)マロネート等が挙げら
れる。他の典型的な輸送材料としては、米国特許第3,87
0,516号明細書に記載されている数多くの透明な有機非
ポリマー輸送材料や、米国特許第4,346,157号明細書に
記載されている非イオン性化合物を挙げることができ
る。分子スケールで薄膜形成バインダーに可溶又は分散
できる電荷輸送分子に関する上記の名特許の開示は、全
て本明細書中に引用する。他の輸送材料としては、ポリ
−1−ビニルピレン、ポリ−9−ビニルアントラセン、
ポリ−9−(4−ペンテニル)−カルバゾール、ポリ−
9−(5−ヘキシル)−カルバゾール、ポリメチレンピ
レン、ポリ−1−(ピレニル)−ブタジエン、アルキル
基、ニトロ基、アミノ基、ハロゲン原子及び水酸基で置
換したポリマー、例えば、ポリ−3−アミノカルバゾー
ル、1,3−ジブロモ−ポリ−N−ビニルカルバゾール及
び3,6−ジブロモ−ポリ−N−ビニルカルバゾール及び
数多くの他の透明な有機ポリマー材料又は非ポリマー輸
送材料が、米国特許第3,870,516号に記載されている。
電荷輸送層分子が絶縁性薄膜形成バインダーと結合して
いる場合には、使用される電荷輸送分子の量は、特に電
荷輸送材料及びその相溶性(即ち、オーバーコート層の
隣接する絶縁性薄膜形成バインダー層への溶解性)等に
より変化しうる。電荷輸送成分と電荷発生成分を含有す
る感光体の電荷輸送媒体を形成するのに通常用いられる
比率は、一部上記したリストに記載されている。
意の適切な絶縁薄膜形成バインダーを本発明のオーバー
コーティングの隣接する電荷輸送相に使用できる。バイ
ンダー自体が、電荷輸送材料又は、固溶体中又は分子分
散液中で輸送分子を保持できるものであってもよい。
「固溶体」とは、少なくとも1成分が他の成分に溶解
し、均一な固体相として存在する組成物と定義する。
「分子分散液」とは、少なくとも1成分の粒子が他の成
分中に分散し、粒子の分散が分子スケールである組成物
と定義する。電荷輸送する材料でない典型的な薄膜形成
バインダー材料としては、熱可塑性及び熱硬化性の樹
脂、例えばポリカーボネート、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリアリールエーテ
ル、ポリアリールスルホン、ポリブタジエン、ポリスル
ホン、ポリエーテルスルホン、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリイミド、ポリメチルペンタン、ポリフェニ
レンスルフィド、ポリビニルアセテート、ポリシロキサ
ン、ポリアクリレート、ポリビニルアセタール、ポリア
ミド、ポリイミド、アミノ樹脂、フェニレンオキシド樹
脂、テレフタール酸樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、ポリスチレンとアクリルニトリルの共重合体、ポリ
塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合体、アク
リル酸共重合体、アルキド樹脂、セルロースフィルム形
成材、ポリ(アミドイミド)、スチレン−ブタジエン共
重合体、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、酢酸ビ
ニル−塩化ビニリデン共重合体、スチレン−アルキド樹
脂等が挙げられる。電荷輸送能力を有する任意の適切な
薄膜形成ポリマーを電荷輸送材料に使用することができ
る。電荷輸送能力を有するポリマーは、使用が予定され
るスペクトル領域において実質的に吸収を示さないが、
印加電場において電荷を注入することのできる粒子によ
り注入された電荷キャリヤを輸送できる点で“活性”で
ある。電荷輸送ポリマーは、正孔を輸送する薄膜形成ポ
リマー又は電子を輸送する薄膜形成ポリマーである。電
荷を輸送する薄膜形成ポリマーは、当該分野において周
知である。このような電荷輸送薄膜形成ポリマーの代表
例として一部リストすると以下のものが挙げられる: ジフェニルジアミン、トリフェニルメタンポリアミド
等から合成される高分子バインダーポリマー。米国特許
第4,302,521号明細書に記載されているポリビニルカル
バゾールとルイス酸の誘導体。ビニル−芳香族ポリマ
ー、例えば、ポリビニルアントラセン、ポリアセナフチ
レン;様々な芳香族炭化水素から合成されるホルムアル
デヒド縮合生成物、例えばホルムアルデヒドと3−ブロ
ムピレンの縮合物;米国特許第3,972,717号明細書に記
載されている2,4,7−トリニトロフルオレオエン、と3,6
−ジニトロ−N−t−ブチルナフタルイミド。他の輸送
材料としては、例えばポリ−1−ビニルピレン、ポリ−
9−ビニルアントラセン、ポリ−9−(4−ペンテニ
ル)−カルバゾール、ポリ−9−(5−ヘキシル)−カ
ルバゾール、ポリメチレンピレン、ポリ−1−(ピレニ
ル)−ブタジエン、アルキル基、ニトロ基、アミノ基、
ハロゲン原子、及び水酸基で置換したようなポリマー、
例えば、ポリ−3−アミノカルバゾール、1,3−ジブロ
モ−ポリ−N−ビニルカルバゾール及び3,6−ジブロモ
−ポリ−N−ビニルカルバゾール及び数多くの他の透明
な有機ポリマー輸送材料が米国特許第3,870,516号明細
書に記載されている。電荷輸送能力を有するバインダー
に関して上記した各特許の記載は、全て本明細書中に引
用されている。
例えば以下の化合物を1以上添加することにより電気的
に活性になるポリカーボネートを含有する。以下の化合
物とは、ポリ−N−ビニルカルバゾール;ポリ−1−ビ
ニルピレン;ポリ−9−ビニルアントラセン;ポリアセ
ナフタレン;ポリ−9−(4−ペンテニル)−カルバゾ
ール;ポリ−9−(5−ヘキシル)−カルバゾール;ポ
リメチレンピレン;ポリ−1−(ピレニル)−ブタジエ
ン;ピレンのN−置換高分子アリール酸アミド;N,N′−
ジフェニル−N,N′−ビス(フェニルメチル)−〔1,1′
−ビフェニル〕−4,4′−ジアミン;N,N′−ジフェニル
−N,N′−ビス(3−メチルフェニル)−2,2′−ジメチ
ル−1,1′−ビフェニル−4,4′−ジアミン等である。
層の1つに用いられる特に好ましい輸送層は、約25〜約
75重量%の少なくとも1種の電荷輸送芳香族アミン化合
物、及び約75〜約25重量%の上記芳香族アミン化合物を
溶解する高分子薄膜形成樹脂を含有する。
ーボネート樹脂材料であって以下の一般式の化合物 (式中、R1及びR2は同一でも異なっていてもよく、置換
又は未置換フェニル基、ナフチル基、及びポリフェニル
基からなる群より選ばれる芳香族基であり、R4は置換又
は未置換のビフェニル基、ジフェニルエーテル基、炭素
数1〜18のアルキル基、及び炭素数3〜12の脂環基から
なる群より選ばれ、Xは炭素数1〜約4のアルキル基及
び塩素原子からなる群より選ばれる置換基を有するアリ
ール基である) を一種類以上約25〜約75重量分散含有している、隣接し
た電荷輸送層とを塗布する分散液を構成する本発明に従
って、画像形成部材が塗られると、暗減衰とバックグラ
ウンド電位効果を制御する優秀な結果が得られる。ここ
でこの光導電層は、正孔を光生成し及び正孔を注入する
能力を示し、この電荷輸送層は、光導電層が光生成する
正孔を生成し、注入するスペクトル領域に実質的に吸収
を示さないが、光生成した正孔が光導電層からの注入を
支持し、正孔を電荷輸送層を通って輸送する能力を有す
る。置換基はNO2基、CN基等の電子吸引基を有してはな
らない。
送層を通って正孔を輸送する能力のある電荷輸送層に適
した電荷を輸送する芳香族アミンの具体例としては、ト
リフェニルアミン、トリ−トリルアミン、トリフェニル
メタン、ビス(4−ジエチルアミン−2−メチルフェニ
ル)フェニルメタン;4′−4″−ビス(ジエチルアミ
ノ)−2′,2″−ジメチルトリフェニル−メタン、N,
N′−ビス(アルキルフェニル)−〔1,1′−ビフェニ
ル〕−4,4′−ジアミン(ここで、アルキル基として
は、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、n−ブ
チル基等である)、N,N′−ジフェニル−N,N′−ビス
(クロロフェニル)−1〔1,1′−ビフェニル〕−4,4′
−ジアミン、N,N′−ジフェニル−N,N′−ビス(3″−
メチルフェニル)−(1,1′−ビフェニル)−4,4′−ジ
アミン等が挙げられ、これらは不活性樹脂バインダー中
に分散している。
00〜約100,000、より好ましくは約50,000〜約100,000の
ポリカーボネート樹脂である。電気的に不活性な樹脂材
料は、例えば、ポリ(4,4′−ジプロピリデン−ジフェ
ニレンカーボネート)(分子量約35,000〜約40,000、ゼ
ネラルエレクトリック社からレクサン145(Lexan 145)
として入手できる);ポリ(4,4′−イソプロピリデン
−ジフェニレンカーボネート)分子量約40,000〜約45,0
00、ゼネラルエレクトリック社からレクサン141(Lexan
141)として入手できる);ポリカーボネート樹脂(分
子量約50,000〜約100,000、ファーベンファブリッケン
バイヤーA.Gからマクロロンとして入手できる)及びポ
リカーボネート樹脂(分子量約20,000〜約50,000、モー
バイケミカル社からメーロン(Merlon)として入手でき
る)から選ぶことができる。
している上述のすべての電荷輸送層において、電気的に
不活性なポリマー材料を電気的に活性にする活性化化合
物は通常約15〜約75重量%の量で存在しなければならな
い。
層に塗布するために、任意の適切な常用の手段を利用す
ることができる。典型的な塗布手法としては、スプレー
塗布、ディップ塗布、ロール塗布、綿巻棒塗布等が挙げ
られる。塗布した被膜の乾燥は、任意の常用手法、例え
ば炉乾燥、赤外線乾燥、風乾等で行うことができる。一
般に、電荷輸送層の膜厚は約5μm〜約100μmである
が、これ以外の範囲の膜厚でも使用できる。一般に、電
荷発生層に対する電荷輸送層の膜厚の比は、好ましくは
約2:1〜約200:1、また時には400:1に維持することが好
ましい。
に利用してもよい。これらのオーバーコーティング層
は、電気的に絶縁性又はわずかに半導電性である有機ポ
リマー又は無機ポリマーを有してよい。
する際に利用できる種々の組成物及び条件を説明する。
かしながら、本発明は数多くのタイプの組成物で実施す
ることができ、上記した開示及び以下の指摘に従って数
多くの異なる使用をすることもできる。
液を、1.4gの顔料を4オンス(113g)の琥珀ボトルに入
れて用意した。これに26gの塩化メチレン及び2gのn−
ブチルアルコールを添加した。約200gのステレンス鋼球
をこのボトルに入れ、ふたをし、内容物をペイントシェ
ーカーで11/2時間混合した。この分散液を25mlメス
シリンダーに注ぎ、ベンチに放置した。1日経過後、分
散液には変化は見られず、約2日経過後、上部密度のわ
ずかな減少が見られた。
液を実施例1のように用意したが、28gの塩化メチレン
を使用し、n−ブチルアルコールは使用しなかった。こ
の分散液を25mlメスシリンダーに注ぎ、ベンチに放置し
た。約5時間経過後、この分散液は上部が透明な液体、
下部が着色した分散液に分離した。
液を実施例1のように用意したが、28gのn−ブチルア
ルコールを使用し、塩化メチレンを使用しなかった。こ
の分散液を25mlメスシリンダーに注ぎ、ベンチに放置し
た。1週間経過後、この分散液に分離は見られなかっ
た。
液を実施例3のように用意したが、ペイントシェーカー
で混合する代わりに分散液をボールミルで5日間混合し
た。この分散液を25mlメスシリンダーに注ぎ、ベンチに
放置した。1週間経過後、この分散液に分離は見られな
かった。
液を実施例4のように用意したが、28gの塩化メチレン
を使用し、n−ブチルアルコールは使用しなかった。こ
の分散液を25mlメスシリンダーに注ぎ、ベンチに放置し
た。約5時間経過後、この分散液は上部が透明な液体、
下部が着色した分散液に分離した。
液を実施例1のように用意したが、14gのイソプロピル
アルコールと14gの塩化メチレンを使用した。この分散
液を25mlメスシリンダーに注ぎ、ベンチに放置した。1
週間経過後、この分散液に分離は見られなかった。この
分散液の一部をその後遠心分離機に置き、2時間1200rp
mで遠心した。分散液は透明な部分と顔料の集中した分
散液に分離した。透明な母液を通して光を照射したとこ
ろ、チンダル効果は見られなかった。
ボン酸顔料のバインダーのない分散液を実施例6のよう
に用意した。この分散液を25mlメスシリンダーに注ぎ、
ベンチに放置した。1週間経過後、この分散液に分離は
見られなかった。この分散液の一部をその後遠心分離機
に置き、2時間1200rpmで遠心した。分散液は透明な部
分と顔料の集中した分散液に分離した。透明な母液を通
して光を照射したところ、チンダル効果は見られなかっ
た。
を用いて作製した。円筒は脱脂した。
樹脂(メーロンM39、モーバイケミカル社から入手でき
る)を2359.8gの塩化メチレンと1573.2gの1,1,2−トリ
クロロエタン中に、これらの材料をプラスチックボトル
に入れ、1時間タンブルすることにより、溶解して用意
した。溶液を1日静置して、ポリマーを完全に溶解し
た。それから、120gのN,N′−ジフェニル−N,N′−ビス
(3−メチルフェニル)−1,1′−ビフェニル−4,4′−
ジアミンを添加し、混合物を2時間タンブルした。被覆
の直前に、溶液に2212.3gの塩化メチレンと1474.8gの1,
1,2−トリクロロエタンを添加した。
ス社、フランクリンパーク、IIIから入手できる)を用
い、アルミニウム円筒を120rpmで回転させながら上昇さ
せて、円筒上にスプレー塗布した。材料は、スプレーガ
ンを円筒から8インチ(20.32cm)離し、6.5ft/min(19
8.12cm/min)のスピードで横方向に移動させて3パスで
スプレー塗布した。被膜を5分間蒸発分離させ、被覆さ
れた円筒を38℃の炉で20分間入れた。次にこの円筒を12
0℃で1時間乾燥した。この結果、膜厚15μmの電荷輸
送層が得られた。
液でスプレー塗布することにより、電荷発生層でオーバ
ーコートした。分散液は、25.9gのバナジルフタロシア
ニンと、418.8gの塩化メチレンと、3200gの1/8インチ
(0.3175cm)のステンレス鋼球をボトルに入れて用意し
た。混合物にふたをし、ペイントシェーカーに1時間入
れた。ステンレス鋼球をこし取った後、2%溶液を、46
57.6gの塩化メチレンと、77.7gのn−ブタノール(即ち
1.5%のアルコール)を加えて0.5%に希釈した。分散液
をその後1時間タンブルし、2パスでスプレー塗布し
た。5分間蒸発分離させた後、被膜を40℃で15分間110
℃で60分間乾燥した。
表面をこすっても顔料は剥離しなかった。“スコッチ”
なる商標の接着テープ試験を行なった。この試験では、
テープの一端を電荷発生層に付着し、他の一端をその後
引いて、電荷発生層からテープをはがす。この試験で発
生層は離層しなかった。
ピルアルコールと0.25%の固形分を含有することを除い
て、実施例8のように作製した。アルミニウム円筒を70
℃に維持している間に、2重量%の砒素と98重量%のセ
レン合金の3μmのオーバーコートを電荷発生層の上に
真空蒸着した。透過型電子顕微鏡写真によると電荷発生
層は0.32μmの膜厚で、輸送層に深く埋め込まれてい
た。
毎に正に帯電させ自熱除電ランプで除電する連続回転式
スキャナーで電気的な評価を行なった。この感光性部材
は、130nC/cm2の印加電荷に対し928Vに帯電し、帯電1
秒後40V/secの暗減衰を示した。この感光性部材は825nm
の光を12.5erg/cm2照明したところ、850Vから150Vに放
電した。残留電位はほぼ20Vであった。1000回連続繰り
返し試験を行なったところ、残留電位の変化は見られ
ず、暗電位が20V増加した。暗放電及び感度は1000回繰
り返した後も変化しなかった。
者がなしうる。これらは、本発明の範囲内に含まれるも
のとする。
Claims (1)
- 【請求項1】導電性表面を有する基体と、電荷発生層及
び、電荷発生層と接触する電荷輸送層を有する電子写真
画像形成部材の製造方法であって、液体分散媒中の微細
光導電性粒子の分散液であって、前記粒子は前記液体に
実質的に不溶性であり、前記液体は、この液体の全重量
を基準として少なくとも0.25重量%のアルコールを含有
し、かつ薄膜を形成するポリマーを実質的に有しない前
記分散液を調製すること、基体上に前記分散液の薄膜を
塗布すること、前記被膜から実質的に全量の前記液体を
蒸発させること、薄膜形成ポリマーマトリックス中に前
記粒子を埋め込むことにより前記電荷発生層を形成する
ことを含む製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/292,032 US4921773A (en) | 1988-12-30 | 1988-12-30 | Process for preparing an electrophotographic imaging member |
US292032 | 1988-12-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02226254A JPH02226254A (ja) | 1990-09-07 |
JP2567483B2 true JP2567483B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=23122887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1336199A Expired - Lifetime JP2567483B2 (ja) | 1988-12-30 | 1989-12-25 | 電子写真画像形成部材の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4921773A (ja) |
JP (1) | JP2567483B2 (ja) |
GB (1) | GB2226652B (ja) |
Families Citing this family (202)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2010564A1 (en) * | 1989-02-23 | 1990-08-23 | Mitsubishi Chemical Corporation | Process for preparation of crystalline oxytitanium phthalocyanine |
US5021109A (en) * | 1989-12-29 | 1991-06-04 | Xerox Corporation | Method of preparing a multilayered belt |
GB9200519D0 (en) * | 1992-01-10 | 1992-02-26 | Ici Plc | Composition of matter |
US5283144A (en) * | 1992-09-02 | 1994-02-01 | Xerox Corporation | Purified photogenerating pigments |
US5403686A (en) * | 1993-09-27 | 1995-04-04 | Eastman Kodak Company | Electrophotographic element and imaging method exhibiting reduced incidence of laser interference patterns |
US5510879A (en) | 1994-05-27 | 1996-04-23 | Xerox Corporation | Photoconductive charging processes |
US5756245A (en) * | 1997-06-05 | 1998-05-26 | Xerox Corporation | Photoconductive imaging members |
US5994013A (en) * | 1998-04-24 | 1999-11-30 | Lexmark International, Inc. | Dual layer photoconductors with charge generation layer containing charge transport compound |
US6015645A (en) * | 1998-05-29 | 2000-01-18 | Xerox Corporation | Photoconductive imaging members |
US5871877A (en) * | 1998-07-30 | 1999-02-16 | Xerox Corporation | Photoconductive imaging members |
US5874193A (en) * | 1998-07-30 | 1999-02-23 | Xerox Corporation | Photoconductive imaging members |
US6162571A (en) | 1998-10-02 | 2000-12-19 | Xerox Corporation | Unsymmetrical perylene dimers |
US6132912A (en) * | 1999-05-27 | 2000-10-17 | Xerox Corporation | Photoconductive imaging members |
US6030735A (en) * | 1999-10-12 | 2000-02-29 | Xerox Corporation | Photoconductive imaging members with polymetallosiloxane layers |
US6214504B1 (en) | 2000-06-27 | 2001-04-10 | Xerox Corporation | Photoconductive imaging members |
US6322941B1 (en) | 2000-07-13 | 2001-11-27 | Xerox Corporation | Imaging members |
US6194110B1 (en) | 2000-07-13 | 2001-02-27 | Xerox Corporation | Imaging members |
US6214505B1 (en) | 2000-07-18 | 2001-04-10 | Xerox Corporation | Imaging members |
US6444386B1 (en) | 2001-04-13 | 2002-09-03 | Xerox Corporation | Photoconductive imaging members |
US7037631B2 (en) * | 2003-02-19 | 2006-05-02 | Xerox Corporation | Photoconductive imaging members |
US7531284B2 (en) * | 2004-12-03 | 2009-05-12 | Xerox Corporation | Multi-layer photoreceptor |
US20060151922A1 (en) * | 2005-01-10 | 2006-07-13 | Xerox Corporation | Apparatus and process for treating a flexible imaging member web stock |
US7829251B2 (en) * | 2005-03-24 | 2010-11-09 | Xerox Corporation | Mechanical and electrical robust imaging member and a process for producing same |
US7390601B2 (en) * | 2005-06-16 | 2008-06-24 | Xerox Corporation | Imaging member comprising modified binder |
US20070092817A1 (en) * | 2005-10-25 | 2007-04-26 | Xerox Corporation | Imaging member |
US20070134575A1 (en) * | 2005-12-12 | 2007-06-14 | Xerox Corporation | Photoconductive members |
US7514192B2 (en) * | 2005-12-12 | 2009-04-07 | Xerox Corporation | Photoconductive members |
US7473785B2 (en) * | 2005-12-12 | 2009-01-06 | Xerox Corporation | Photoconductive members |
US7473505B2 (en) * | 2006-06-15 | 2009-01-06 | Xerox Corporation | Ether and antioxidant containing photoconductors |
US7452643B2 (en) * | 2006-06-15 | 2008-11-18 | Xerox Corporation | Polyphenyl ether and thiophosphate containing photoconductors |
US7491480B2 (en) * | 2006-06-15 | 2009-02-17 | Xerox Corporation | Thiophosphate and antioxidant containing photoconductors |
US7468229B2 (en) * | 2006-06-15 | 2008-12-23 | Xerox Corporation | Polyphenyl thioether and thiophosphate containing photoconductors |
US7479358B2 (en) * | 2006-06-15 | 2009-01-20 | Xerox Corporation | Ether and thiophosphate containing photoconductors |
US7445876B2 (en) | 2006-06-15 | 2008-11-04 | Xerox Corporation | Ether and thiophosphate containing photoconductors |
US7459250B2 (en) * | 2006-06-15 | 2008-12-02 | Xerox Corporation | Polyphenyl ether containing photoconductors |
US7476478B2 (en) * | 2006-06-15 | 2009-01-13 | Xerox Corporation | Polyphenyl thioether and antioxidant containing photoconductors |
US7476477B2 (en) * | 2006-06-15 | 2009-01-13 | Xerox Corporation | Thiophosphate containing photoconductors |
US7498108B2 (en) * | 2006-06-15 | 2009-03-03 | Xerox Corporation | Thiophosphate containing photoconductors |
US7507510B2 (en) | 2006-06-15 | 2009-03-24 | Xerox Corporation | Polyphenyl ether phosphate containing photoconductors |
US7462432B2 (en) | 2006-06-15 | 2008-12-09 | Xerox Corporation | Polyphenyl thioether and thiophosphate containing photoconductors |
US7485398B2 (en) | 2006-06-22 | 2009-02-03 | Xerox Corporation | Titanyl phthalocyanine photoconductors |
US7553593B2 (en) * | 2006-06-22 | 2009-06-30 | Xerox Corporation | Titanyl phthalocyanine photoconductors |
US7732112B2 (en) * | 2006-07-06 | 2010-06-08 | Xerox Corporation | Electrophotographic imaging member undercoat layers |
US7575838B2 (en) * | 2006-07-06 | 2009-08-18 | Xerox Corporation | Imaging members and method for sensitizing a charge generation layer of an imaging member |
US20080008951A1 (en) * | 2006-07-06 | 2008-01-10 | Xerox Corporation | Imaging members and method for sensitizing a charge generation layer of an imaging member |
US7498109B2 (en) * | 2006-07-06 | 2009-03-03 | Xerox Corporation | Electrophotographic imaging member undercoat layers |
US20080008949A1 (en) * | 2006-07-06 | 2008-01-10 | Xerox Corporation | Imaging members and method for sensitizing a charge generation layer of an imaging member |
US7560206B2 (en) * | 2006-07-12 | 2009-07-14 | Xerox Corporation | Photoconductors with silanol-containing photogenerating layer |
US7541122B2 (en) * | 2006-07-12 | 2009-06-02 | Xerox Corporation | Photoconductor having silanol-containing charge transport layer |
US7682763B2 (en) * | 2006-07-24 | 2010-03-23 | Xerox Corporation | Imaging member having antistatic anticurl back coating |
US7585602B2 (en) * | 2006-07-24 | 2009-09-08 | Xerox Corporation | Imaging member having antistatic anticurl back coating containing polyhedral oligomeric silsequioxane silanol |
US7553591B2 (en) * | 2006-07-24 | 2009-06-30 | Xerox Corporation | Imaging member having antistatic anticurl back coating |
US7517623B2 (en) * | 2006-07-24 | 2009-04-14 | Xerox Corporation | Imaging member having antistatic anticurl back coating |
US7482103B2 (en) * | 2006-07-24 | 2009-01-27 | Xerox Corporation | Imaging member having antistatic anticurl back coating |
US7419750B2 (en) * | 2006-07-24 | 2008-09-02 | Xerox Corporation | Imaging member having antistatic anticurl back coating |
US7560210B2 (en) * | 2006-07-24 | 2009-07-14 | Xerox Corporation | Imaging member having antistatic anticurl back coating |
US7572562B2 (en) * | 2006-07-24 | 2009-08-11 | Xerox Corporation | Imaging member having antistatic anticurl back coating |
US20080051576A1 (en) * | 2006-08-23 | 2008-02-28 | Xerox Corporation | Pigment for charge generating layer in photoreceptive device |
JP2008058460A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 電子写真感光体 |
US7622231B2 (en) * | 2006-08-30 | 2009-11-24 | Xerox Corporation | Imaging members containing intermixed polymer charge transport component layer |
US7807324B2 (en) * | 2006-09-15 | 2010-10-05 | Xerox Corporation | Photoconductors |
US7811441B2 (en) * | 2006-09-21 | 2010-10-12 | Xerox Corporation | Organic photosensitive pigment |
US7579125B2 (en) * | 2006-10-27 | 2009-08-25 | Xerox Corporation | Imaging member |
US7851113B2 (en) * | 2006-11-01 | 2010-12-14 | Xerox Corporation | Electrophotographic photoreceptors having reduced torque and improved mechanical robustness |
US7524596B2 (en) | 2006-11-01 | 2009-04-28 | Xerox Corporation | Electrophotographic photoreceptors having reduced torque and improved mechanical robustness |
US7781132B2 (en) * | 2006-11-07 | 2010-08-24 | Xerox Corporation | Silanol containing charge transport overcoated photoconductors |
US7799497B2 (en) * | 2006-11-07 | 2010-09-21 | Xerox Corporation | Silanol containing overcoated photoconductors |
US7785757B2 (en) * | 2006-11-07 | 2010-08-31 | Xerox Corporation | Overcoated photoconductors with thiophosphate containing photogenerating layer |
US7785756B2 (en) * | 2006-11-07 | 2010-08-31 | Xerox Corporation | Overcoated photoconductors with thiophosphate containing charge transport layers |
US7592110B2 (en) * | 2007-02-13 | 2009-09-22 | Xerox Corporation | Polyhydroxy siloxane photoconductors |
US7734244B2 (en) * | 2007-02-23 | 2010-06-08 | Xerox Corporation | Apparatus for conditioning a substrate |
US7732111B2 (en) | 2007-03-06 | 2010-06-08 | Xerox Corporation | Photoconductors containing halogenated binders and aminosilanes in hole blocking layer |
US7579126B2 (en) * | 2007-03-06 | 2009-08-25 | Xerox Corporation | Hole blocking layer containing photoconductors |
US7618756B2 (en) * | 2007-03-06 | 2009-11-17 | Xerox Corporation | Photoconductors containing chelating components |
US7718336B2 (en) * | 2007-03-06 | 2010-05-18 | Xerox Corporation | Photoconductors containing photogenerating chelating components |
US7662525B2 (en) | 2007-03-29 | 2010-02-16 | Xerox Corporation | Anticurl backside coating (ACBC) photoconductors |
US7932006B2 (en) * | 2007-05-31 | 2011-04-26 | Xerox Corporation | Photoconductors |
US20080299474A1 (en) * | 2007-05-31 | 2008-12-04 | Xerox Corporation | High quality substituted aryl diamine and a photoreceptor |
US7691551B2 (en) | 2007-06-26 | 2010-04-06 | Xerox Corporation | Imaging member |
US7709169B2 (en) * | 2007-10-09 | 2010-05-04 | Xerox Corporation | Charge trapping releaser containing charge transport layer photoconductors |
US20090092914A1 (en) * | 2007-10-09 | 2009-04-09 | Xerox Corporation | Phosphonium containing photogenerating layer photoconductors |
US8062815B2 (en) * | 2007-10-09 | 2011-11-22 | Xerox Corporation | Imidazolium salt containing charge transport layer photoconductors |
US7709168B2 (en) * | 2007-10-09 | 2010-05-04 | Xerox Corporation | Phosphonium containing charge transport layer photoconductors |
US7914960B2 (en) * | 2007-10-09 | 2011-03-29 | Xerox Corporation | Additive containing charge transport layer photoconductors |
US7901856B2 (en) * | 2007-10-09 | 2011-03-08 | Xerox Corporation | Additive containing photogenerating layer photoconductors |
US7687212B2 (en) * | 2007-10-09 | 2010-03-30 | Xerox Corporation | Charge trapping releaser containing photogenerating layer photoconductors |
US7914961B2 (en) * | 2007-10-09 | 2011-03-29 | Xerox Corporation | Salt additive containing photoconductors |
US7879518B2 (en) * | 2007-11-20 | 2011-02-01 | Xerox Corporation | Photoreceptor |
US8021811B2 (en) | 2008-01-23 | 2011-09-20 | Xerox Corporation | Photoreceptor and method of making same |
US7960080B2 (en) * | 2008-03-31 | 2011-06-14 | Xerox Corporation | Oxadiazole containing photoconductors |
US7785759B2 (en) * | 2008-03-31 | 2010-08-31 | Xerox Corporation | Thiadiazole containing charge transport layer photoconductors |
US8119316B2 (en) * | 2008-03-31 | 2012-02-21 | Xerox Corporation | Thiuram tetrasulfide containing photogenerating layer |
US7989128B2 (en) * | 2008-03-31 | 2011-08-02 | Xerox Corporation | Urea resin containing photogenerating layer photoconductors |
US7935466B2 (en) * | 2008-03-31 | 2011-05-03 | Xerox Corporation | Benzothiazole containing photogenerating layer |
US7799495B2 (en) * | 2008-03-31 | 2010-09-21 | Xerox Corporation | Metal oxide overcoated photoconductors |
US7981578B2 (en) * | 2008-03-31 | 2011-07-19 | Xerox Corporation | Additive containing photoconductors |
US7811732B2 (en) | 2008-03-31 | 2010-10-12 | Xerox Corporation | Titanocene containing photoconductors |
US7794906B2 (en) | 2008-03-31 | 2010-09-14 | Xerox Corporation | Carbazole hole blocking layer photoconductors |
US7989129B2 (en) * | 2008-03-31 | 2011-08-02 | Xerox Corporation | Hydroxyquinoline containing photoconductors |
US8048601B2 (en) * | 2008-05-30 | 2011-11-01 | Xerox Corporation | Aminosilane and self crosslinking acrylic resin hole blocking layer photoconductors |
US8062816B2 (en) | 2008-05-30 | 2011-11-22 | Xerox Corporation | Phosphonate hole blocking layer photoconductors |
US7968263B2 (en) | 2008-05-30 | 2011-06-28 | Xerox Corporation | Amine phosphate containing photogenerating layer photoconductors |
JP5544117B2 (ja) | 2008-06-30 | 2014-07-09 | ゼロックス コーポレイション | トリス(エニルアリール)アリールアミンおよび/またはビス(エニルアリール)アリールアミンを含有する光導電体 |
US8053151B2 (en) | 2008-06-30 | 2011-11-08 | Xerox Corporation | Phosphonate containing photoconductors |
US20100086866A1 (en) * | 2008-10-08 | 2010-04-08 | Xerox Corporation | Undercoat layers comprising silica microspheres |
US7923186B2 (en) * | 2008-10-15 | 2011-04-12 | Xerox Corporation | Imaging member exhibiting lateral charge migration resistance |
US8043774B2 (en) * | 2008-11-24 | 2011-10-25 | Xerox Corporation | Undercoat layers and methods for making the same |
US20100221648A1 (en) | 2009-02-27 | 2010-09-02 | Xerox Corporation | Zinc thione photoconductors |
US8409773B2 (en) | 2009-02-27 | 2013-04-02 | Xerox Corporation | Epoxy carboxyl resin mixture hole blocking layer photoconductors |
CA2753863C (en) | 2009-03-04 | 2014-12-16 | Xerox Corporation | Structured organic films |
US8258503B2 (en) * | 2009-03-12 | 2012-09-04 | Xerox Corporation | Charge generation layer doped with dihalogen ether |
US8142967B2 (en) | 2009-03-18 | 2012-03-27 | Xerox Corporation | Coating dispersion for optically suitable and conductive anti-curl back coating layer |
US20100239967A1 (en) * | 2009-03-20 | 2010-09-23 | Xerox Corporation | Overcoat layer comprising metal oxides |
US8278015B2 (en) * | 2009-04-15 | 2012-10-02 | Xerox Corporation | Charge transport layer comprising anti-oxidants |
US8211601B2 (en) | 2009-04-24 | 2012-07-03 | Xerox Corporation | Coating for optically suitable and conductive anti-curl back coating layer |
US8273514B2 (en) | 2009-05-22 | 2012-09-25 | Xerox Corporation | Interfacial layer and coating solution for forming the same |
US8431292B2 (en) | 2009-06-04 | 2013-04-30 | Xerox Corporation | Charge blocking layer and coating solution for forming the same |
US8273512B2 (en) * | 2009-06-16 | 2012-09-25 | Xerox Corporation | Photoreceptor interfacial layer |
US8142968B2 (en) | 2009-06-17 | 2012-03-27 | Xerox Corporation | Photoreceptor with release layer |
US8168357B2 (en) | 2009-06-29 | 2012-05-01 | Xerox Corporation | Polyfluorinated core shell photoconductors |
US8173342B2 (en) | 2009-06-29 | 2012-05-08 | Xerox Corporation | Core shell photoconductors |
US20110014556A1 (en) * | 2009-07-20 | 2011-01-20 | Xerox Corporation | Charge acceptance stabilizer containing charge transport layer |
US20110014557A1 (en) * | 2009-07-20 | 2011-01-20 | Xerox Corporation | Photoreceptor outer layer |
US8227166B2 (en) | 2009-07-20 | 2012-07-24 | Xerox Corporation | Methods of making an improved photoreceptor outer layer |
US8227155B2 (en) * | 2009-07-29 | 2012-07-24 | Xerox Corporation | Epoxysilane hole blocking layer photoconductors |
US8227154B2 (en) * | 2009-07-29 | 2012-07-24 | Xerox Corporation | Melamine polymer hole blocking layer photoconductors |
US8404422B2 (en) | 2009-08-10 | 2013-03-26 | Xerox Corporation | Photoreceptor outer layer and methods of making the same |
US8173340B2 (en) * | 2009-08-11 | 2012-05-08 | Xerox Corporation | Digital electrostatic latent image generating member |
US8292364B2 (en) * | 2009-08-26 | 2012-10-23 | Edward Liu | Vehicle seat head rest with built-in electronic appliance |
US7897314B1 (en) | 2009-08-31 | 2011-03-01 | Xerox Corporation | Poss melamine overcoated photoconductors |
US8765218B2 (en) * | 2009-09-03 | 2014-07-01 | Xerox Corporation | Process for making core-shell fluorinated particles and an overcoat layer comprising the same |
US7939230B2 (en) | 2009-09-03 | 2011-05-10 | Xerox Corporation | Overcoat layer comprising core-shell fluorinated particles |
US8257893B2 (en) * | 2009-09-28 | 2012-09-04 | Xerox Corporation | Polyester-based photoreceptor overcoat layer |
US8774696B2 (en) | 2012-04-02 | 2014-07-08 | Xerox Corporation | Delivery apparatus |
US8617779B2 (en) | 2009-10-08 | 2013-12-31 | Xerox Corporation | Photoreceptor surface layer comprising secondary electron emitting material |
US8372568B2 (en) * | 2009-11-05 | 2013-02-12 | Xerox Corporation | Gelatin release layer and methods for using the same |
US8361685B2 (en) * | 2009-11-05 | 2013-01-29 | Xerox Corporation | Silane release layer and methods for using the same |
US8367285B2 (en) * | 2009-11-06 | 2013-02-05 | Xerox Corporation | Light shock resistant overcoat layer |
US8304151B2 (en) * | 2009-11-30 | 2012-11-06 | Xerox Corporation | Corona and wear resistant imaging member |
US8216751B2 (en) * | 2010-01-19 | 2012-07-10 | Xerox Corporation | Curl-free flexible imaging member and methods of making the same |
US20110180099A1 (en) * | 2010-01-22 | 2011-07-28 | Xerox Corporation | Releasable undercoat layer and methods for using the same |
US8257892B2 (en) * | 2010-01-22 | 2012-09-04 | Xerox Corporation | Releasable undercoat layer and methods for using the same |
US8765334B2 (en) * | 2010-01-25 | 2014-07-01 | Xerox Corporation | Protective photoreceptor outer layer |
US8329367B2 (en) * | 2010-01-28 | 2012-12-11 | Xerox Corporation | Polyamideimide containing photoconductors |
US8859171B2 (en) | 2010-03-03 | 2014-10-14 | Xerox Corporation | Charge transport particles |
US20110236811A1 (en) * | 2010-03-24 | 2011-09-29 | Xerox Corporation | Charge transport layer and coating solution for forming the same |
US9567425B2 (en) | 2010-06-15 | 2017-02-14 | Xerox Corporation | Periodic structured organic films |
US8257889B2 (en) | 2010-07-28 | 2012-09-04 | Xerox Corporation | Imaging members comprising capped structured organic film compositions |
US8697322B2 (en) | 2010-07-28 | 2014-04-15 | Xerox Corporation | Imaging members comprising structured organic films |
US8404423B2 (en) | 2010-07-28 | 2013-03-26 | Xerox Corporation | Photoreceptor outer layer and methods of making the same |
US8318892B2 (en) | 2010-07-28 | 2012-11-27 | Xerox Corporation | Capped structured organic film compositions |
US8163449B2 (en) * | 2010-08-05 | 2012-04-24 | Xerox Corporation | Anti-static and slippery anti-curl back coating |
US8119314B1 (en) | 2010-08-12 | 2012-02-21 | Xerox Corporation | Imaging devices comprising structured organic films |
US8119315B1 (en) | 2010-08-12 | 2012-02-21 | Xerox Corporation | Imaging members for ink-based digital printing comprising structured organic films |
US8465893B2 (en) | 2010-08-18 | 2013-06-18 | Xerox Corporation | Slippery and conductivity enhanced anticurl back coating |
US8481235B2 (en) | 2010-08-26 | 2013-07-09 | Xerox Corporation | Pentanediol ester containing photoconductors |
US8426092B2 (en) | 2010-08-26 | 2013-04-23 | Xerox Corporation | Poly(imide-carbonate) polytetrafluoroethylene containing photoconductors |
US8660465B2 (en) | 2010-10-25 | 2014-02-25 | Xerox Corporation | Surface-patterned photoreceptor |
US8377615B2 (en) | 2010-11-23 | 2013-02-19 | Xerox Corporation | Photoconductors containing charge transporting polycarbonates |
US8514257B2 (en) | 2011-01-18 | 2013-08-20 | Xerox Corporation | Generation of digital electrostatic latent images utilizing wireless communications |
US8481237B2 (en) | 2011-01-24 | 2013-07-09 | Xerox Corporation | Photoconductor overcoat layer |
US8715896B2 (en) | 2011-01-28 | 2014-05-06 | Xerox Corporation | Polyalkylene glycol benzoate containing photoconductors |
US8600281B2 (en) | 2011-02-03 | 2013-12-03 | Xerox Corporation | Apparatus and methods for delivery of a functional material to an image forming member |
US8587622B2 (en) | 2011-02-25 | 2013-11-19 | Xerox Corporation | Generation of digital electrostatic latent images and data communications system using rotary contacts |
US8759473B2 (en) | 2011-03-08 | 2014-06-24 | Xerox Corporation | High mobility periodic structured organic films |
US8681194B2 (en) | 2011-04-25 | 2014-03-25 | Xerox Corporation | Optical data transmission system for direct digital marking systems |
US8628823B2 (en) | 2011-06-16 | 2014-01-14 | Xerox Corporation | Methods and systems for making patterned photoreceptor outer layer |
US8353574B1 (en) | 2011-06-30 | 2013-01-15 | Xerox Corporation | Ink jet faceplate coatings comprising structured organic films |
US8247142B1 (en) | 2011-06-30 | 2012-08-21 | Xerox Corporation | Fluorinated structured organic film compositions |
US9002237B2 (en) * | 2011-07-13 | 2015-04-07 | Xerox Corporation | Electrostatic imaging member and methods for using the same |
US8410016B2 (en) | 2011-07-13 | 2013-04-02 | Xerox Corporation | Application of porous structured organic films for gas storage |
US8377999B2 (en) | 2011-07-13 | 2013-02-19 | Xerox Corporation | Porous structured organic film compositions |
US8313560B1 (en) | 2011-07-13 | 2012-11-20 | Xerox Corporation | Application of porous structured organic films for gas separation |
US8676089B2 (en) | 2011-07-27 | 2014-03-18 | Xerox Corporation | Composition for use in an apparatus for delivery of a functional material to an image forming member |
US8805241B2 (en) | 2011-07-27 | 2014-08-12 | Xerox Corporation | Apparatus and methods for delivery of a functional material to an image forming member |
US8574796B2 (en) | 2011-08-22 | 2013-11-05 | Xerox Corporation | ABS polymer containing photoconductors |
US8460844B2 (en) | 2011-09-27 | 2013-06-11 | Xerox Corporation | Robust photoreceptor surface layer |
US8372566B1 (en) | 2011-09-27 | 2013-02-12 | Xerox Corporation | Fluorinated structured organic film photoreceptor layers |
US8768234B2 (en) | 2011-10-24 | 2014-07-01 | Xerox Corporation | Delivery apparatus and method |
US8603710B2 (en) | 2011-12-06 | 2013-12-10 | Xerox Corporation | Alternate anticurl back coating formulation |
US8903297B2 (en) | 2011-12-15 | 2014-12-02 | Xerox Corporation | Delivery apparatus |
US8529997B2 (en) | 2012-01-17 | 2013-09-10 | Xerox Corporation | Methods for preparing structured organic film micro-features by inkjet printing |
US8737904B2 (en) | 2012-01-19 | 2014-05-27 | Xerox Corporation | Delivery apparatus |
US8568952B2 (en) | 2012-01-25 | 2013-10-29 | Xerox Corporation | Method for manufacturing photoreceptor layers |
US8614038B2 (en) | 2012-02-06 | 2013-12-24 | Xerox Corporation | Plasticized anti-curl back coating for flexible imaging member |
US8831501B2 (en) | 2012-03-22 | 2014-09-09 | Xerox Corporation | Delivery member for use in an image forming apparatus |
US8877018B2 (en) | 2012-04-04 | 2014-11-04 | Xerox Corporation | Process for the preparation of hydroxy gallium phthalocyanine |
US8852833B2 (en) | 2012-04-27 | 2014-10-07 | Xerox Corporation | Imaging member and method of making an imaging member |
US8688009B2 (en) | 2012-06-26 | 2014-04-01 | Xerox Corporation | Delivery apparatus |
US8658337B2 (en) | 2012-07-18 | 2014-02-25 | Xerox Corporation | Imaging member layers |
US8765340B2 (en) | 2012-08-10 | 2014-07-01 | Xerox Corporation | Fluorinated structured organic film photoreceptor layers containing fluorinated secondary components |
US8765339B2 (en) | 2012-08-31 | 2014-07-01 | Xerox Corporation | Imaging member layers |
US8835085B2 (en) | 2012-09-26 | 2014-09-16 | Xerox Corporation | Low strain anti-curl back coating for flexible imaging members |
US8983356B2 (en) | 2013-02-01 | 2015-03-17 | Xerox Corporation | Image forming apparatus |
US8906462B2 (en) | 2013-03-14 | 2014-12-09 | Xerox Corporation | Melt formulation process for preparing structured organic films |
US8971764B2 (en) | 2013-03-29 | 2015-03-03 | Xerox Corporation | Image forming system comprising effective imaging apparatus and toner pairing |
US9063447B2 (en) | 2013-07-11 | 2015-06-23 | Xerox Corporation | Imaging members having a cross-linked anticurl back coating |
US9017906B2 (en) | 2013-07-11 | 2015-04-28 | Xerox Corporation | Imaging members having a cross-linked anticurl back coating |
US9529286B2 (en) | 2013-10-11 | 2016-12-27 | Xerox Corporation | Antioxidants for overcoat layers and methods for making the same |
US9523928B2 (en) | 2014-09-26 | 2016-12-20 | Xerox Corporation | Fluorinated structured organic film photoreceptor layers |
US10281831B2 (en) | 2015-03-03 | 2019-05-07 | Xerox Corporation | Imaging members comprising capped structured organic film compositions |
US20180004103A1 (en) | 2016-06-30 | 2018-01-04 | Xerox Corporation | Fluorinated strucutured organic film layers |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3391022A (en) * | 1965-05-25 | 1968-07-02 | Sony Corp | Photoconductive layer and method of making the same |
US4150987A (en) * | 1977-10-17 | 1979-04-24 | International Business Machines Corporation | Hydrazone containing charge transport element and photoconductive process of using same |
JPS57144560A (en) * | 1981-03-03 | 1982-09-07 | Canon Inc | Production of electrophotographic receptor |
DE3121563A1 (de) * | 1981-05-30 | 1983-02-03 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Elektrophtographisches aufzeichnungsmaterial und verfahren zu seiner herstellung |
US4390610A (en) * | 1981-10-29 | 1983-06-28 | International Business Machines Corporation | Layered electrophotographic imaging element, apparatus and method sensitive to gallium arsenide laser, the element including two charge generation layers and a polycarbonate adhesive layer |
JPS5883857A (ja) * | 1981-11-13 | 1983-05-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体の製造方法 |
US4391888A (en) * | 1981-12-16 | 1983-07-05 | Pitney Bowes Inc. | Multilayered organic photoconductive element and process using polycarbonate barrier layer and charge generating layer |
US4496642A (en) * | 1983-05-12 | 1985-01-29 | Xerox Corporation | Overcoated migration imaging system |
JPS61179454A (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-12 | Canon Inc | 電子写真感光体の製造方法 |
-
1988
- 1988-12-30 US US07/292,032 patent/US4921773A/en not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-12-22 GB GB8929084A patent/GB2226652B/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-12-25 JP JP1336199A patent/JP2567483B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2226652A (en) | 1990-07-04 |
JPH02226254A (ja) | 1990-09-07 |
GB2226652B (en) | 1992-06-24 |
GB8929084D0 (en) | 1990-02-28 |
US4921773A (en) | 1990-05-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2567483B2 (ja) | 電子写真画像形成部材の製造方法 | |
EP0638848B1 (en) | Process for fabricating an electrophotographic imaging member | |
EP0149914B1 (en) | Overcoated electrophotographic imaging member | |
US4297425A (en) | Imaging member | |
JPH05100453A (ja) | 高速電子写真像形成装置 | |
JPH0257300B2 (ja) | ||
JP4790932B2 (ja) | 電子写真画像形成部材 | |
US7846629B2 (en) | Imaging member | |
US5215841A (en) | Electrophotographic imaging member with overcoatings containing fullerenes | |
JP2002107977A (ja) | 電子写真式イメージング部材及びその製造プロセス | |
US5350654A (en) | Photoconductors employing sensitized extrinsic photogenerating pigments | |
US4933244A (en) | Phenolic epoxy polymer or polyester and charge transporting small molecule at interface between a charge generator layer and a charge transport layer | |
JPH0453424B2 (ja) | ||
US6911288B2 (en) | Photosensitive member having nano-size filler | |
US6379853B1 (en) | Electrophotographic imaging member having two charge transport layers for limiting toner consumption | |
JPH0764305A (ja) | 電子写真画像形成部材の製造方法 | |
US5464716A (en) | Image-holding member and production method thereof, method for forming image-forming master using the image-holding member and the forming apparatus, and image-forming method using them | |
US5342719A (en) | Imaging members having a hydroxy aryl amine charge transport layer | |
JPH06230595A (ja) | トリフェニルメタン含有オーバーコーティングを有する層状感光体構造物 | |
JPS6354169B2 (ja) | ||
JP2625868B2 (ja) | 電子写真感光体の製造方法 | |
EP1403718B1 (en) | Composition comprising trisamino-triphenyl compound | |
EP1403719B1 (en) | Photosensitive member having deletion control additive | |
JP3063439B2 (ja) | 積層型電子写真感光体および電荷発生層用塗料 | |
JP2661188B2 (ja) | 電子写真感光体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051019 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080430 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20080625 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080812 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080925 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081028 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081110 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131128 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |