JP2567303B2 - 食品連続凍結装置 - Google Patents
食品連続凍結装置Info
- Publication number
- JP2567303B2 JP2567303B2 JP3034887A JP3488791A JP2567303B2 JP 2567303 B2 JP2567303 B2 JP 2567303B2 JP 3034887 A JP3034887 A JP 3034887A JP 3488791 A JP3488791 A JP 3488791A JP 2567303 B2 JP2567303 B2 JP 2567303B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor net
- cleaning
- net
- hot water
- carry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/90—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
- Y02A40/963—Off-grid food refrigeration
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平方向にエンドレス
に回動するコンベアーネットを、冷気を循環させるよう
にしたフリーザー本体内に通過させ、コンベアーネット
上に載置した凍結対象物を連続的に凍結するようにした
食品連続凍結装置の改良に関するものである。
に回動するコンベアーネットを、冷気を循環させるよう
にしたフリーザー本体内に通過させ、コンベアーネット
上に載置した凍結対象物を連続的に凍結するようにした
食品連続凍結装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の食品連続凍結装置は、水平方向に
エンドレスに回動するコンベアーネットの往動側を、吸
入ダクト、メインエヤークーラー及び送風機で冷気を循
環させるようにしたフリーザー本体内に通過させ、コン
ベアーネット上に載置した凍結対象物を連続的に凍結
し、コンベアーネットの復動側をフリーザー本体外にお
いてリターンローラーで支持させて移動させ、この復動
側のコンベアーネットを搬入側下部において温水噴射洗
浄するようにした構成となっている。
エンドレスに回動するコンベアーネットの往動側を、吸
入ダクト、メインエヤークーラー及び送風機で冷気を循
環させるようにしたフリーザー本体内に通過させ、コン
ベアーネット上に載置した凍結対象物を連続的に凍結
し、コンベアーネットの復動側をフリーザー本体外にお
いてリターンローラーで支持させて移動させ、この復動
側のコンベアーネットを搬入側下部において温水噴射洗
浄するようにした構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に食品連続凍結装
置で対象物を凍結する場合、コンベアーネットに直接、
裸製品(包装していないもの)または油物(天ぷら、フ
ライ物等)を載置しておこなうことが殆どであり、この
場合コンベアーネットに凍結対象物の栄養分又は油分が
連続的に付着し、その付着量は時間の経過とともに増大
するとともに、付着した栄養分及び油分等が変質並びに
フリーザー本体外に浮遊する菌と結合して雑菌巣とな
り、これが凍結対象物に付着して製品を汚染することに
なる。このような不都合を解消するために、前記したよ
うに復動側のコンベアーネットを搬入側下部において温
水噴射洗浄するようにしているが、コンベアーネットに
付着した雑菌は、温水噴射洗浄するまでに搬出側と搬入
側との間のコンベアーネット支持のためのリターンロー
ラーに付着、堆積されるために、リターンローラーの回
転を阻害するようになるだけでなく、リターンローラー
からコンベアーネットに再付着するようになって、コン
ベアネットの殺菌洗浄が効率的に実施されず、食品連続
凍結装置として最も重視される衛生的凍結加工を期待す
ることができなかった。搬入側下部の温水噴射洗浄のみ
によっては十分な洗浄が達成されないものであった。
置で対象物を凍結する場合、コンベアーネットに直接、
裸製品(包装していないもの)または油物(天ぷら、フ
ライ物等)を載置しておこなうことが殆どであり、この
場合コンベアーネットに凍結対象物の栄養分又は油分が
連続的に付着し、その付着量は時間の経過とともに増大
するとともに、付着した栄養分及び油分等が変質並びに
フリーザー本体外に浮遊する菌と結合して雑菌巣とな
り、これが凍結対象物に付着して製品を汚染することに
なる。このような不都合を解消するために、前記したよ
うに復動側のコンベアーネットを搬入側下部において温
水噴射洗浄するようにしているが、コンベアーネットに
付着した雑菌は、温水噴射洗浄するまでに搬出側と搬入
側との間のコンベアーネット支持のためのリターンロー
ラーに付着、堆積されるために、リターンローラーの回
転を阻害するようになるだけでなく、リターンローラー
からコンベアーネットに再付着するようになって、コン
ベアネットの殺菌洗浄が効率的に実施されず、食品連続
凍結装置として最も重視される衛生的凍結加工を期待す
ることができなかった。搬入側下部の温水噴射洗浄のみ
によっては十分な洗浄が達成されないものであった。
【0004】本発明は土記従来の種々の不都合を解消
し、連続的にコンベアーネットを確実に洗浄、殺菌し
て、凍結対象物への雑菌の付着を防止するとともに、リ
ターンローラーへの油分等の付着堆積を解消してコンベ
アーネットの移動を円滑にするだけでなく、コンベアネ
ットの殺菌洗浄が効率的且つ確実に実施でき、食品連続
凍結装置として最も重視される優れた衛生的凍結加工が
達成できる食品連続凍結装を提供することを目的として
いる。
し、連続的にコンベアーネットを確実に洗浄、殺菌し
て、凍結対象物への雑菌の付着を防止するとともに、リ
ターンローラーへの油分等の付着堆積を解消してコンベ
アーネットの移動を円滑にするだけでなく、コンベアネ
ットの殺菌洗浄が効率的且つ確実に実施でき、食品連続
凍結装置として最も重視される優れた衛生的凍結加工が
達成できる食品連続凍結装を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の食品連続凍結装
置は、前記目的を達成するために、搬入側4と搬出側6
との間で水平一往復のエンドレス回動するコンベアーネ
ット1の上面が凍結対象物載置面となる往動側2を、フ
リーザー本体3内に通過させ、復動側7をフリーザー本
体3の底部に移動させ、該復動側7のコンベアーネット
1を、搬出側6の下方と搬入側4の下方との二か所に装
備したコンベアーネット洗浄装置9a、9bにおいて洗
浄するようにした食品連続凍結装置において、前記搬出
側6下部のコンベアーネット洗浄装置9bを、凍結対象
物載置面の裏面側からコンベアーネット1に向けて温水
を噴射し、洗浄受槽11bで受けるようにした単一洗浄
型として配設するとともに、前記搬入側4の下部のコン
ベアーネット洗浄装置9aを、コンベアーネット1が浸
漬通過する殺菌剤を使用した浸漬洗浄槽10に続いて凍
結対象物載置面の裏面側からコンベアーネット1に向け
て温水を噴射するようにした温水噴射洗浄槽11aで洗
浄する殺菌洗浄複合型としたことを特徴とするものであ
る。
置は、前記目的を達成するために、搬入側4と搬出側6
との間で水平一往復のエンドレス回動するコンベアーネ
ット1の上面が凍結対象物載置面となる往動側2を、フ
リーザー本体3内に通過させ、復動側7をフリーザー本
体3の底部に移動させ、該復動側7のコンベアーネット
1を、搬出側6の下方と搬入側4の下方との二か所に装
備したコンベアーネット洗浄装置9a、9bにおいて洗
浄するようにした食品連続凍結装置において、前記搬出
側6下部のコンベアーネット洗浄装置9bを、凍結対象
物載置面の裏面側からコンベアーネット1に向けて温水
を噴射し、洗浄受槽11bで受けるようにした単一洗浄
型として配設するとともに、前記搬入側4の下部のコン
ベアーネット洗浄装置9aを、コンベアーネット1が浸
漬通過する殺菌剤を使用した浸漬洗浄槽10に続いて凍
結対象物載置面の裏面側からコンベアーネット1に向け
て温水を噴射するようにした温水噴射洗浄槽11aで洗
浄する殺菌洗浄複合型としたことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】上記のように構成した食品連続凍結装置によれ
ば、コンベアネット1への付着物等が乾燥固化する前の
搬出側6下で、コンベアネット1の裏面側からの噴射洗
浄によりネット目に詰まり状態にある付着物等を洗浄す
るとともに、載置面側からネットの線材に被冠状態で付
着し裏面側に付着境界部分の形成されている付着物が、
その境界部分への勢いの良い温水噴射で剥離除去され又
はし易くなるように作用するとともに、除去できなかっ
た付着物は温水により膨潤状態となって搬入側下の洗浄
装置に移動し、この搬入側下の洗浄装置を構成する殺菌
剤を使用した浸漬洗浄槽において、さらなる膨潤と殺菌
が行われ、最後に最終洗浄ともいうべき温水の噴射によ
って殺菌洗浄が実施され、最良の衛生状態となって搬入
側に至るようになる。
ば、コンベアネット1への付着物等が乾燥固化する前の
搬出側6下で、コンベアネット1の裏面側からの噴射洗
浄によりネット目に詰まり状態にある付着物等を洗浄す
るとともに、載置面側からネットの線材に被冠状態で付
着し裏面側に付着境界部分の形成されている付着物が、
その境界部分への勢いの良い温水噴射で剥離除去され又
はし易くなるように作用するとともに、除去できなかっ
た付着物は温水により膨潤状態となって搬入側下の洗浄
装置に移動し、この搬入側下の洗浄装置を構成する殺菌
剤を使用した浸漬洗浄槽において、さらなる膨潤と殺菌
が行われ、最後に最終洗浄ともいうべき温水の噴射によ
って殺菌洗浄が実施され、最良の衛生状態となって搬入
側に至るようになる。
【0007】
【実施例】次に本発明の連続凍結装置の実施例を説明す
ると、図1は連続凍結装置の一部を省略した構成略図で
あって、駆動装置Mにより駆動され、水平方向にエンド
レスに回動するコンベアーネット1の往動側2を、フリ
ーザー本体3内に通過させ、搬入側4においてコンベア
ーネット1上に載置した凍結対象物5を連続的に凍結し
て搬出側6へ搬送するようにし、コンベアーネット1の
復動側7をフリーザー本体3外の底部でリターンローラ
ー8により支持して移動させるようになっており、その
搬入側4と搬出側6のコンベアーネット1の復動側7の
下部の両方に、間にリターンローラー8を介在させた状
態でコンベアーネット洗浄装置9a、9bが装備されて
おり、搬入側4の下部のコンベアーネット洗浄装置9a
を、殺菌剤を使用したスチーム加熱式の浸漬洗浄槽10
とスチーム加熱式の温水噴射洗浄槽11aを結合した複
合洗浄型とし、搬出側6の下部のコンベアーネット洗浄
装置9bを、スチーム加熱式の温水噴射洗浄槽11bか
らなる単一洗浄型として配設した構造となっている。
ると、図1は連続凍結装置の一部を省略した構成略図で
あって、駆動装置Mにより駆動され、水平方向にエンド
レスに回動するコンベアーネット1の往動側2を、フリ
ーザー本体3内に通過させ、搬入側4においてコンベア
ーネット1上に載置した凍結対象物5を連続的に凍結し
て搬出側6へ搬送するようにし、コンベアーネット1の
復動側7をフリーザー本体3外の底部でリターンローラ
ー8により支持して移動させるようになっており、その
搬入側4と搬出側6のコンベアーネット1の復動側7の
下部の両方に、間にリターンローラー8を介在させた状
態でコンベアーネット洗浄装置9a、9bが装備されて
おり、搬入側4の下部のコンベアーネット洗浄装置9a
を、殺菌剤を使用したスチーム加熱式の浸漬洗浄槽10
とスチーム加熱式の温水噴射洗浄槽11aを結合した複
合洗浄型とし、搬出側6の下部のコンベアーネット洗浄
装置9bを、スチーム加熱式の温水噴射洗浄槽11bか
らなる単一洗浄型として配設した構造となっている。
【0008】上記のように構成された食品連続凍結装置
は、搬入側4において凍結対象食品をコンベアーネット
1上に載置してこれをフリーザー本体3内に通過させて
連続的に凍結させるのであるが、コンベアーネット1に
付着した栄養分、油分等の殆どが、まず搬出側6の下部
のコンベアーネット洗浄装置9bにおいて、付着物等が
乾燥固化する前の搬出側6下で、コンベアネット1の裏
面側からの噴射洗浄によりネット目に詰まり状態にある
付着物等を洗浄するとともに、載置面側からネットの線
材に被冠状態で付着し裏面側に付着境界部分の形成され
ている付着物が、その境界部分への勢いの良い温水噴射
で剥離除去され又はし易くなるとともに、除去できなか
った付着物は温水により膨潤状態となって搬入側下4の
洗浄装置に移動し、この搬入側4下の洗浄装置を構成す
る殺菌剤を使用した浸漬洗浄槽10において、さらなる
膨潤と殺菌が行われ、最後に最終洗浄ともいうべき湿水
の噴射によって殺菌洗浄が実施され、搬入側に至るよう
になる。このためリターンローラー8への付着が最小限
に抑えられて円滑な回転が確保され、コンベアーネット
1の円滑な移動が保証されるとともに、コンベアーネッ
ト1に僅かに付着残留した油分等は、コンベアーネット
1が搬入側4の下部の殺菌剤を使用した浸漬洗浄槽10
を浸漬通過する際に洗浄殺菌し、温水噴射洗浄槽11a
を通過する際に殺菌剤とともに完全に除去される。尚、
フリーザー本体3は、図示省略したが、吸入ダクト、エ
ヤークーラー及び送風機で冷気を循環させるようにした
凍結ユニットの複数を配設した構成となっている。また
搬入側4の下方のコンベアーネット洗浄装置9aは、図
2に示すように進行方向に沿って温水噴射洗浄槽11a
と殺菌剤の入った浸漬洗浄槽10と水噴射洗浄槽12と
を連設した構成とする場合もあり、13は加熱用のスチ
ーム管を示している。
は、搬入側4において凍結対象食品をコンベアーネット
1上に載置してこれをフリーザー本体3内に通過させて
連続的に凍結させるのであるが、コンベアーネット1に
付着した栄養分、油分等の殆どが、まず搬出側6の下部
のコンベアーネット洗浄装置9bにおいて、付着物等が
乾燥固化する前の搬出側6下で、コンベアネット1の裏
面側からの噴射洗浄によりネット目に詰まり状態にある
付着物等を洗浄するとともに、載置面側からネットの線
材に被冠状態で付着し裏面側に付着境界部分の形成され
ている付着物が、その境界部分への勢いの良い温水噴射
で剥離除去され又はし易くなるとともに、除去できなか
った付着物は温水により膨潤状態となって搬入側下4の
洗浄装置に移動し、この搬入側4下の洗浄装置を構成す
る殺菌剤を使用した浸漬洗浄槽10において、さらなる
膨潤と殺菌が行われ、最後に最終洗浄ともいうべき湿水
の噴射によって殺菌洗浄が実施され、搬入側に至るよう
になる。このためリターンローラー8への付着が最小限
に抑えられて円滑な回転が確保され、コンベアーネット
1の円滑な移動が保証されるとともに、コンベアーネッ
ト1に僅かに付着残留した油分等は、コンベアーネット
1が搬入側4の下部の殺菌剤を使用した浸漬洗浄槽10
を浸漬通過する際に洗浄殺菌し、温水噴射洗浄槽11a
を通過する際に殺菌剤とともに完全に除去される。尚、
フリーザー本体3は、図示省略したが、吸入ダクト、エ
ヤークーラー及び送風機で冷気を循環させるようにした
凍結ユニットの複数を配設した構成となっている。また
搬入側4の下方のコンベアーネット洗浄装置9aは、図
2に示すように進行方向に沿って温水噴射洗浄槽11a
と殺菌剤の入った浸漬洗浄槽10と水噴射洗浄槽12と
を連設した構成とする場合もあり、13は加熱用のスチ
ーム管を示している。
【0009】
【発明の効果】以上説明した本発明の食品連続凍結装置
は、搬入側4と搬出側6との間で水平一往復のエンドレ
ス回動する装置を対象とし、特に、コンベアーネット1
の上面が凍結対象物載置面となる往動側2を、フリーザ
ー本体3内に通過させ、復動側7をフリーザー本体3の
底部に移動させ、該復動側7のコンベアーネット1を、
搬出側6の下方と搬入側4の下方との二か所に装備した
コンベアーネット洗浄装置9a、9bにおいて洗浄する
ようにした食品連続凍結装置を前提条件として、前記搬
出側6下部のコンベアーネット洗浄装置9bを、凍結対
象物載置面の裏面側からコンベアーネット1に向けて温
水を噴射し、洗浄受槽11bで受けるようにした単一洗
浄型として配設するとともに、前記搬入側4の下部のコ
ンベアーネット洗浄装置9aを、コンベアーネット1が
浸漬通過する殺菌剤を使用した浸漬洗浄槽10に続いて
凍結対象物載置面の裏面側からコンベアーネット1に向
けて温水を噴射するようにした温水噴射洗浄槽11aで
洗浄する殺菌洗浄複合型としたから、付着物等が乾燥固
化する前となる搬出側下で、裏面側からの噴射洗浄によ
りネット目に詰まり状態にある付着物を洗浄するととも
に、載置面側から被冠状態で付着し裏面側に付着境界部
分の形成されている付着物が、その境界部分へ温水噴射
が勢いよく当たって剥離除去され又はし易くなり、除去
できなかった付着物は温水により膨潤状態となって搬入
側下の洗浄装置に移動し、この搬入側下の洗浄装置を構
成する殺菌剤を使用した浸漬洗浄槽において、さらなる
膨潤と殺菌を行った後、最終洗浄ともいうべき温水の噴
射によって、殺菌洗浄を簡潔した直後に搬入側に至り、
その結果、コンベアネットの殺菌洗浄が効率的且つ確実
に実施され、食品連続凍結装置として最も重視される優
れた衛生的凍結加工を達成することができる。
は、搬入側4と搬出側6との間で水平一往復のエンドレ
ス回動する装置を対象とし、特に、コンベアーネット1
の上面が凍結対象物載置面となる往動側2を、フリーザ
ー本体3内に通過させ、復動側7をフリーザー本体3の
底部に移動させ、該復動側7のコンベアーネット1を、
搬出側6の下方と搬入側4の下方との二か所に装備した
コンベアーネット洗浄装置9a、9bにおいて洗浄する
ようにした食品連続凍結装置を前提条件として、前記搬
出側6下部のコンベアーネット洗浄装置9bを、凍結対
象物載置面の裏面側からコンベアーネット1に向けて温
水を噴射し、洗浄受槽11bで受けるようにした単一洗
浄型として配設するとともに、前記搬入側4の下部のコ
ンベアーネット洗浄装置9aを、コンベアーネット1が
浸漬通過する殺菌剤を使用した浸漬洗浄槽10に続いて
凍結対象物載置面の裏面側からコンベアーネット1に向
けて温水を噴射するようにした温水噴射洗浄槽11aで
洗浄する殺菌洗浄複合型としたから、付着物等が乾燥固
化する前となる搬出側下で、裏面側からの噴射洗浄によ
りネット目に詰まり状態にある付着物を洗浄するととも
に、載置面側から被冠状態で付着し裏面側に付着境界部
分の形成されている付着物が、その境界部分へ温水噴射
が勢いよく当たって剥離除去され又はし易くなり、除去
できなかった付着物は温水により膨潤状態となって搬入
側下の洗浄装置に移動し、この搬入側下の洗浄装置を構
成する殺菌剤を使用した浸漬洗浄槽において、さらなる
膨潤と殺菌を行った後、最終洗浄ともいうべき温水の噴
射によって、殺菌洗浄を簡潔した直後に搬入側に至り、
その結果、コンベアネットの殺菌洗浄が効率的且つ確実
に実施され、食品連続凍結装置として最も重視される優
れた衛生的凍結加工を達成することができる。
【図1】本発明に係る食品連続凍結装置の構成略図。
【図2】搬入側のコンベアーネットの下部に装備する洗
浄装置の実施例構成図。
浄装置の実施例構成図。
1 コンベアーネット 2 往動側 3 フリーザー本体 4 搬入側 5 凍結対象物 6 搬出側 7 復動側 8 リターンローラー 9a、9b コンベアーネット洗浄装置 10 浸漬洗浄槽 11a、11b 温水噴射洗浄槽 12 水噴射洗浄槽
Claims (1)
- 【請求項1】 搬入側4と搬出側6との間で水平一往復
のエンドレス回動するコンベアーネット1の上面が凍結
対象物載置面となる往動側2を、フリーザー本体3内に
通過させ、復動側7をフリーザー本体3の底部に移動さ
せ、該復動側7のコンベアーネット1を、搬出側6の下
方と搬入側4の下方との二か所に装備したコンベアーネ
ット洗浄装置9a、9bにおいて洗浄するようにした食
品連続凍結装置において、前記搬出側6下部のコンベアーネット洗浄装置9bを、
凍結対象物載置面の裏面側からコンベアーネット1に向
けて温水を噴射し、洗浄受槽11bで受けるようにした
単一洗浄型として配設するとともに、前記搬入側4の下
部のコンベアーネット洗浄装置9aを、コンベアーネッ
ト1が浸漬通過する殺菌剤を使用した浸漬洗浄槽10に
続いて凍結対象物載置面の裏面側からコンベアーネット
1に向けて温水を噴射するようにした温水噴射洗浄槽1
1aで洗浄する殺菌洗浄複合型とした ことを特徴とする
食品連続凍結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3034887A JP2567303B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 食品連続凍結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3034887A JP2567303B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 食品連続凍結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650644A JPH0650644A (ja) | 1994-02-25 |
JP2567303B2 true JP2567303B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=12426664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3034887A Expired - Lifetime JP2567303B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 食品連続凍結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567303B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103575021A (zh) * | 2013-11-07 | 2014-02-12 | 浙江海洋学院 | 水产冰冻机 |
CN110947016A (zh) * | 2020-02-21 | 2020-04-03 | 义乌奥莉机械科技有限公司 | 一种自动消毒杀菌的除菌室 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2792716B1 (fr) * | 1999-04-20 | 2001-07-06 | Serap Industries | Tunnel cryogenique |
JP6520193B2 (ja) * | 2015-02-20 | 2019-05-29 | 大日本印刷株式会社 | 無菌充填機の殺菌方法及び装置 |
JP2018021680A (ja) * | 2016-07-31 | 2018-02-08 | エーシー・フードテック株式会社 | 連続冷凍処理式の冷凍装置 |
CN111765699A (zh) * | 2020-07-09 | 2020-10-13 | 长虹美菱股份有限公司 | 一种食品保鲜冰箱及其方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51139362A (en) * | 1975-04-30 | 1976-12-01 | Casio Comput Co Ltd | Timekeeping device that corrects difference in time |
JPS54149228A (en) * | 1978-05-13 | 1979-11-22 | Riyuuichirou Ochi | Carpet stretcher |
JPS5635974A (en) * | 1979-07-26 | 1981-04-08 | Hester Ind Inc | Food treating method and apparatus |
JPS60129576A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-10 | 高橋 健 | 自動連続冷凍装置 |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP3034887A patent/JP2567303B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103575021A (zh) * | 2013-11-07 | 2014-02-12 | 浙江海洋学院 | 水产冰冻机 |
CN110947016A (zh) * | 2020-02-21 | 2020-04-03 | 义乌奥莉机械科技有限公司 | 一种自动消毒杀菌的除菌室 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0650644A (ja) | 1994-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
FI73124C (fi) | Rengoeringsmaskin. | |
US5939115A (en) | Method and apparatus for decontaminating poultry carcasses | |
US20010047814A1 (en) | Method and apparatus for sterilizing fresh fruit | |
JP2567303B2 (ja) | 食品連続凍結装置 | |
GB2483783A (en) | Method and apparatus for washing food product | |
US3703382A (en) | Method of coating edible food articles | |
JP5048002B2 (ja) | 食品製造装置 | |
CN207839456U (zh) | 一种玉米循环清洗装置 | |
US11178854B2 (en) | Vertical egg washer and dryer such as integrated into an egg processing line | |
CN216123817U (zh) | 一种农产品加工用清洗槽 | |
JPH0856884A (ja) | 自動食器洗浄装置 | |
CN104054803A (zh) | 一种可对猪肉进行保鲜涂膜的涂膜机中的涂膜装置 | |
US20090025759A1 (en) | Washing apparatus for baskets, especially handheld shopping baskets and the like | |
JP3330526B2 (ja) | 果菜洗浄装置 | |
US2884935A (en) | Dishwasher | |
KR100431665B1 (ko) | 습식 마늘박피장치 | |
JP6998686B2 (ja) | 水分の除滴乾燥方法およびコンテナ処理装置 | |
JPH11235135A (ja) | 卵殻洗浄殺菌装置 | |
US4407036A (en) | Apparatus for removal of mold from the exterior of meat products | |
JPS63181989A (ja) | 自動冷塩水処理装置 | |
US3464428A (en) | Machine for cleaning and drying table silver and control mechanism therefor | |
JP6998685B2 (ja) | コンテナ洗浄除滴乾燥方法およびコンテナ処理装置 | |
US20240182251A1 (en) | Conveyor Device | |
JP3736313B2 (ja) | 空缶の滅菌方法と装置 | |
US2856631A (en) | Apparatus for handling dressed poultry |