JP2567236Y2 - コンデンサ内蔵型インダクションモータ - Google Patents

コンデンサ内蔵型インダクションモータ

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JP2567236Y2
JP2567236Y2 JP1781292U JP1781292U JP2567236Y2 JP 2567236 Y2 JP2567236 Y2 JP 2567236Y2 JP 1781292 U JP1781292 U JP 1781292U JP 1781292 U JP1781292 U JP 1781292U JP 2567236 Y2 JP2567236 Y2 JP 2567236Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンデンサ内蔵型イン
ダクションモータの改良に関し、特に、コンデンサをモ
ータ内部に配設してモータを小形化し、かつ、モータの
生産効率を向上させたものに係る。
【0002】
【従来の技術】従来から、単相インダクションモータの
一つにコンデンサが接続されたモータがあり、ファンや
事務機器等に使用されている。このコンデンサ内蔵型イ
ンダクションモータは、図10に示す回路図の様に構成
されている。また、この時の巻線の電流と入力電流のベ
クトル図を図11に示す。すなわち、補助巻線21が主
巻線22と電気角90°隔てて設けられており、この補
助巻線21と直列となるようにコンデンサ23が挿入さ
れている。そして、補助巻線21と主巻線22との間に
位相差θを作って回転磁界を発生させて、ロータ24を
回転させ、モータの運転が行われれる。このコンデンサ
23は、運転中も補助巻線21に直列に接続されたまま
用いられる。
【0003】この様なモータに使用されるコンデンサ2
3は、運転中は連続使用されることから容量の小さいも
のが用いられている。そして、図12に示すモータMの
様にモータ周囲を覆うフレーム26の内部に、ロータ2
4およびステータ25等のモータ構成部材とは別に、コ
ンデンサ23が設けられている。
【0004】従来、この様なコンデンサ23としては、
油入コンデンサが用いられていた。しかし、近年では、
ファンや事務機器等の軽量・小型化に伴って、モータM
の小型化が求められている。このために、フィルム状の
コンデンサが用いられる様になっている。このコンデン
サには、フィルム構成材料としてPP,PET等の樹脂
が用いられ、耐圧が220Vで、容量が4μFとして形
成される。この様なフィルム状のコンデンサは、巻かれ
た状態で、幅10mm,奥行き30mm,高さ20mm
となるケースに収納されて用いられている。
【0005】この様なコンデンサの設けられたモータ
は、位相差θが90°近くになり、始動電流および全負
荷電流とも少なく、電源を投入した直後からモータを回
転させることができるので、優れた運転特性を発揮する
ことができる。
【0006】しかしながら、従来のコンデンサ内蔵型イ
ンダクションモータには、次の様な問題点があった。す
なわち、従来は、コンデンサがケースに収納され、モー
タ構成部材とは別に設けられていた。このため、モータ
構成部材が小型化されても、コンデンサが小型化されな
ければ、コンデンサの占める割合が大きくなることにな
り、モータの小型化を行うことには限界があった。
【0007】しかも、コンデンサがモータ構成部材とは
別に設けられていたため、コンデンサと補助巻線とを接
続するために接続用配線が必要となり、その製造方法に
おいては、製造時の組立工程が多くなり、また、作業が
複雑となる問題があった。
【0008】この様な問題を解決するために、コンデン
サをステータ内部等のモータ構成部材に内蔵して設ける
ことも考えられるが、コンデンサの収納されたケースを
内蔵することは、モータ構成部材の大型化を生ずるた
め、効果的な小型化は期待できない。
【0009】また、ケースに収納せずに設けることは、
モータ使用時の発熱に対するコンデンサの耐熱性や、コ
ンデンサとモータ構成部材との絶縁の必要から困難であ
る。特に、耐熱性についてみれば、モータの温度が発熱
によって120℃以上、通常約130℃程度まで上昇す
るのに対して、PP樹脂のフィルムコンデンサの耐熱温
度は、80℃〜100℃程度である。したがって、ケー
スに収納せずに設けた場合は、コンデンサの機能が失わ
れることになる。
【0010】上記の問題点に対して、出願人は、鉄心を
ケースで覆い、このケース外周部全周に亘って凹みを設
け、この凹み中に電極板とフィルムを積層した耐熱性フ
ィルムコンデンサを形成した、コンデンサ内蔵型インダ
クションモータも提案している。ここで、図8は、従来
技術の一例として、出願人の提案に係るコンデンサ内蔵
型インダクションモータの巻線の状態を示した模式的平
面図であり、図9は同モータのステータの断面斜視図で
ある。
【0011】すなわち、このコンデンサ内蔵型インダク
ションモータでは、ステータ1の鉄心2は、樹脂型4に
覆われている。この樹脂型4の上下面には回路パターン
5が成型されている。また、樹脂型4の外周縁上下から
は水平方向に突出部6が形成され、その間が凹状となっ
ている。
【0012】この凹状部分の両側には、陰極8aと陽極
8bのリング状電極8が配設されていて、この間に、耐
熱性フィルムコンデンサ7が巻き付けられている。この
耐熱性フィルムコンデンサ7は、陰電極板7aと陽電極
板7bの電極板7から構成され、それぞれ絶縁フィルム
7cに覆われ、かつ、それぞれ幅方向に位置をずらして
重ね合わされている。そして、陰電極板7aが陰極のリ
ング状電極8aに、また、陽電極7bが陽極のリング状
電極8bに当接し,これらの電極8は導通部であるメタ
リコン9とリード線10を通じて回路パターン5に接続
されている。
【0013】そして、このステータ1には4極の巻線1
1が巻き付けられていて、ステータ1の内側には、ロー
タ12がステータ1と同軸に配設されている。
【0014】このコンデンサ内蔵型インダクションモー
タの始動時には、耐熱性フィルムコンデンサ7の作用
で、主巻線と補助巻線間に位相差が生じ、これが回転磁
界を形成してロータ12の回転を開始させる。また、こ
のフィルムコンデンサ7は始動後にも連続使用されるの
で、モータとしての力率が向上する。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このタイプの
モータの製造においては、メタリコン処理を含むコンデ
ンサの形成を、巻線前の鉄心上で行っていた。このた
め、巻線工程を開始するためには、長時間を要する乾燥
工程の終了を待たなければならなかった。したがって、
このタイプのモータには、コンデンサの形成と巻線工程
を同時平行的に行うことができず、生産効率の向上が困
難という問題点があった。
【0016】本考案は、上記の従来技術の問題点を解決
するために提案されたもので、その目的は、コンデンサ
の形成と巻線工程を同時平行的に行うことができ、生産
効率の向上が容易なコンデンサ内蔵型インダクションモ
ータを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、本考案のコンデンサ内蔵型インダクションモータは
巻線が巻かれたステータの内側にロータが配設され、そ
の電気回路中にコンデンサが設けられたコンデンサ内蔵
型インダクションモータにおいて、ステータの鉄心のう
ち前記ロータに面しない表面は、鉄心と巻線を絶縁する
ためのスプールで覆われ、このスプールの外周部には、
スプール上で巻線の位置を固定するためのスプール突起
が、巻線方向と平行に複数設けられ、そのスプール突起
は、その高さが鉄心外周側の巻線の厚みと同一かこれよ
り大きくなるように形成され、このスプール上には巻線
が巻かれ、前記コンデンサは耐熱性フィルムによって構
成され、そのコンデンサは、前記鉄心の中心軸と前記ス
プール突起の鉄心外周側端面との距離に等しい半径を有
する円筒状ボビンの外周面に巻き付けられ、そのボビン
は前記ステータの外周にはめ合わされていることを特徴
とする。
【0018】また、請求項2記載の本考案のコンデンサ
内蔵型インダクションモータは、請求項1記載のコンデ
ンサ内蔵型インダクションモータにおいて、ステータ
と、その外周にはめ合わされているボビンと、このボビ
ンの外周面に巻き付けられたコンデンサが、これらの周
囲を覆う樹脂とともに、一体にインサートモールド成型
されていることを特徴とする。
【0019】
【作用】本考案のコンデンサ内蔵型インダクションモー
タは、巻線の巻かれたステータと円筒状ボビンに巻き付
けられたコンデンサとを別体に構成し、ステータ外周部
にボビンをはめ合わせるものである。
【0020】
【実施例】以下、本考案のコンデンサ内蔵型インダクシ
ョンモータの一実施例について、図面に基づいて具体的
に説明する。なお、従来技術と同一の部材については同
一の符号を付し、説明は省略する。
【0021】(1)実施例の構成……図1から7 本実施例のコンデンサ内蔵型インダクションモータは、
巻線11が巻かれたリング状のステータ31内側に、か
ご型のロータ12がステータ31と同軸に配設され、ス
テータ31の外側には、ボビン36に巻き付けられた耐
熱性フィルムコンデンサ7が配設されたものである。こ
こで、図1は、本実施例のコンデンサ内蔵型インダクシ
ョンモータの分解平面図である。
【0022】図1のA部では、ロータ12の外側に配設
されたステータ31の鉄心2を示している。この鉄心2
の内周面には、巻線を巻くためのU字溝3が一定間隔で
形成され、また、鉄心2がロータ12とのギャップに面
する表面はギャップ面30となっている。
【0023】図1のB部では、前記の鉄心2が、この鉄
心2と巻線11を絶縁するためのスプール34に覆われ
ている状態を示している。但し、ギャップ面30はスプ
ール34には覆われず、ロータ12側に露出している。
このスプール34の外周部には、スプール34上で巻線
11の位置を固定するためのスプール突起35が、巻線
方向と平行に、等間隔に8つ設けられている。このスプ
ール突起のステータ31外周側端面の上下には、それぞ
れ傾斜部35aが設けられている。なお、図3は、本実
施例のコンデンサ内蔵型インダクションモータにおける
ステータ31の断面図である。
【0024】図1のC部では、前記のスプール34に、
巻線11が巻き付けられている状態を示している。ここ
で、スプール突起35は、その高さがステータ31外周
側の巻線11の厚みより大きくなるように形成されてい
るので、巻線後も、巻線11の外周面よりステータ31
の外側に突出した状態となる。
【0025】図1のD部では、スプール突起35と、耐
熱性フィルムコンデンサ7が巻き付けられた円筒状のボ
ビン36がはめ合わされている状態を示している。ここ
で、図2はボビン36に巻き付けられた耐熱性フィルム
コンデンサ7の断面拡大図である。
【0026】この耐熱性フィルムコンデンサ7は、陰電
極板7aと陽電極板7bが、絶縁フィルム7cを挟んで
交互に積層されたものである。そして、この絶縁フィル
ム7cは、高耐熱性のPPS樹脂やテフロン樹脂のフィ
ルムによって、構成されている。耐熱性フィルムコンデ
ンサ7の両端面にはメタリコン処理が施されていて、下
端面は陰極8a、他方は陽極8bとなっている。また、
陰電極板7aと陽電極板7bは、それぞれ幅方向に位置
をずらして重ねられている。このため、陰電極板7aは
陰極8aに、陽電極板7bは陽極8bに導通している。
電極8は、図示はしないが、リード線を介してモータ内
部の回路基板に接続されている。鉄心2の外周縁から内
周部のU字形の溝3に亘っては、4極の巻線11が巻き
付けられている。
【0027】上記のモータは、次のように製造される。
すなわち、ステータ31の鉄心2を覆うスプール34の
外周部にスプール突起35を設け、このスプール34上
に巻線11を巻く。耐熱性フィルムコンデンサ7は、鉄
心2の中心軸とスプール突起35の鉄心2外周側端面と
の距離に等しい半径を有する円筒状ボビン36の外周面
に巻き付けておき、そのボビン36はステータ31の外
周にはめ合わせる。
【0028】(2)実施例の作用及び効果 以上のように、本実施例のコンデンサ内蔵型インダクシ
ョンモータでは、コンデンサを耐熱性フィルムで構成し
ているので、コンデンサを高温となるステータ周囲に装
着することができる。このため、コンデンサの収納場所
を、モータ外部に改めて設ける必要がなくなる。したが
って、本実施例によれば、モータの小形化によって、設
置スペースの減少を図ることができる。
【0029】また、本実施例のコンデンサ内蔵型インダ
クションモータにおいては、コンデンサをステータ周囲
に装着することができるので、コンデンサを収納する専
用のケースを用いる必要がなくなる。このため、本実施
例によれば、部品点数と工数の削減によって、製造費用
の低廉化・生産効率の向上・製品の信頼性の向上を図る
ことができる。
【0030】また、本実施例のコンデンサ内蔵型インダ
クションモータにおいては、コンデンサが円筒状ボビン
の上で形成されるので、コンデンサの形成を鉄心の巻線
工程とは別個独立に行うことができる。このため、コン
デンサ形成におけるメタリコン処理、とりわけ、その乾
燥工程の終了を待たずに、巻線工程を開始することがで
きる。また、当然に、巻線工程の終了を待たずにコンデ
ンサ形成を開始することもできる。以上のように、本実
施例のコンデンサ内蔵型インダクションモータによれ
ば、コンデンサの形成と巻線工程を同時平行的に行うこ
とができる。
【0031】このため、本実施例によれば、モータの生
産効率の向上が一層容易になる。特に、コンデンサの形
成及び巻線設備のうち、いずれか能力の大きいほうを他
の製品との兼用にして、製造費用の低減を図ることがで
きる。また、コンデンサの製造とステータの製造を別々
の場所で行い、後にモータ全体を組み立てることもでき
る。
【0032】また、本実施例のコンデンサ内蔵型インダ
クションモータにおいては、コンデンサがあらかじめ円
筒状ボビンに巻き付けられているので、ステータへの装
着が容易である。特に、本実施例のコンデンサ内蔵型イ
ンダクションモータにおいては、スプール突起35の上
端部に傾斜部35aが形成されている。このため、この
傾斜部35aをガイドとして、ステータ31とボビン3
6を円滑にはめ合わせることができる。
【0033】そして、仮に両者の中心軸が多少ずれて接
触しても、ボビン36の下端部が傾斜部35a上を斜め
に滑るので、両者は自ずと同軸位置に補正され、そのま
ま円滑にはまり合うことができる。ここで、図7は、同
モータの製造過程において、ステータ31の上端部に軸
をずらして接触した耐熱性フィルムコンデンサ7が、同
軸位置に移動していく状態を示す断面図である。このた
め、本実施例によれば工数減少による一層の生産の効率
向上と製品の品質向上を図れる。
【0034】また、本実施例のコンデンサ内蔵型インダ
クションモータでは、コンデンサと鉄心が円筒状ボビン
によって絶縁されているため、両者の絶縁手段を改めて
講じる必要がない。このため、本実施例によれば、部品
点数と工数の減少によって、製造費用の低廉化、製造効
率の向上、製品の信頼性の向上を図ることができる。
【0035】また、本実施例のコンデンサ内蔵型インダ
クションモータにおいては、モータ内回路基板をステー
タ近傍に配設すれば、ステータと基板とコンデンサと
を、短いリード線により簡単に接続することができる。
このため、本実施例によれば、部品点数と工数の減少に
よって、製造費用の低廉化、製造効率の向上、製品の信
頼性の向上を図ることができる。
【0036】また、本実施例のコンデンサ内蔵型インダ
クションモータでは、コンデンサがインサートモールド
成型によってステータ上に固定されているので、振動や
はめ合わせの緩みが生じてもステータからずれることが
ない。このため、本実施例によれば、製品の信頼性の向
上を図ることができる。
【0037】(3)他の実施例 なお、本考案は上記の実施例に限定されるものではな
く、具体的な各部材の形状、各々の取付位置及び取付構
造等は適宜変更可能である。例えば、コンデンサのフィ
ルム材料は、PPS樹脂やテフロン樹脂に限定されず、
耐熱性の高い材料であれば、適宜変更可能である。この
場合、フィルム性状に合わせて、モータの定格を変更す
ることも可能である。
【0038】また、スプール突起の数は8つには限定さ
れず、7つ以下及び9つ以上とすることも可能である。
但し、ボビンの安定性を確保するために、3つ以上であ
ることが望ましい。さらに、スプール突起の形状は、傾
斜部を設けるものには限定されず、設けない形状でもよ
い。
【0039】
【考案の効果】本考案のコンデンサ内蔵型インダクショ
ンモータは、ステータと別体にボビン上で形成されたコ
ンデンサを、ステータにはめ合わせるものである。この
ため、本考案によれば、モータの製造が容易になる。ま
た、本考案によれば、ステータの巻線工程とコンデンサ
の形成が別個独立に行われるので、モータの製造効率の
向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である、コンデンサ内蔵型イ
ンダクションモータの分解平面図。
【図2】耐熱性フィルムコンデンサ7の断面拡大図。
【図3】本考案の一実施例である、コンデンサ内蔵型イ
ンダクションモータにおけるステータ31の断面図。
【図4】同モータにおける、耐熱性フィルムコンデンサ
7が巻き付けられたボビン4の断面図。
【図5】同モータの製造過程において、耐熱性フィルム
コンデンサ7が巻き付けられたボビン4がステータ31
の外周にはめ合わされていく状態を示す断面図。
【図6】同モータの製造過程において、耐熱性フィルム
コンデンサ7が巻き付けられたボビン4とステータ31
が、これらを覆う樹脂37とともにインサートモールド
成型された状態を示す断面図。
【図7】同モータの製造過程において、ステータ31の
上端部に軸をずらして接触した耐熱性フィルムコンデン
サ7が、同軸位置に移動していく状態を示す断面図。
【図8】従来技術の一例であるコンデンサ内蔵型インダ
クションモータの巻線の状態を示す模式的平面図。
【図9】同モータのステータのA−A´部分の断面斜視
図。
【図10】コンデンサ内蔵型インダクションモータを示
す回路図。
【図11】図10の巻線の電流と入力電流のベクトル
図。
【図12】従来のコンデンサ内蔵型インダクションモー
タを示す要部側面断面図。
【符号の説明】
1,31 … 固定子 2 … 鉄心 3 … U字溝 4 … 樹脂型 5 … 回路パターン 6 … 突出部 7 … 耐熱性フィルムコンデンサ 8 … リング状電極 9,18 … メタリコン 10 … リード線 11 … 巻線 12,24 … ロータ 21 … 補助巻線 22 … 主巻線 23 … コンデンサ 25 … 固定子 26 … フレーム 34 … スプール 35 … スプール突起 36 … ボビン M … モータ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線が巻かれたステータの内側にロータ
    が配設され、 その電気回路中にコンデンサが設けられたコンデンサ内
    蔵型インダクションモータにおいて、 ステータの鉄心のうち前記ロータに面しない表面は、鉄
    心と巻線を絶縁するためのスプールで覆われ、 このスプールの外周部には、スプール上で巻線の位置を
    固定するためのスプール突起が、巻線方向と平行に複数
    設けられ、 そのスプール突起は、その高さが鉄心外周側の巻線の厚
    みと同一かこれより大きくなるように形成され、 このスプール上には巻線が巻かれ、 前記コンデンサは耐熱性フィルムによって構成され、 そのコンデンサは、前記鉄心の中心軸と前記スプール突
    起の鉄心外周側端面との距離に等しい半径を有する円筒
    状ボビンの外周面に巻き付けられ、 そのボビンは前記ステータの外周にはめ合わされている
    ことを特徴とするコンデンサ内蔵型インダクションモー
    タ。
  2. 【請求項2】 ステータと、その外周にはめ合わされて
    いるボビンと、このボビンの外周面に巻き付けられたコ
    ンデンサが、これらの周囲を覆う樹脂とともに、一体に
    インサートモールド成型されている請求項1記載のコン
    デンサ内蔵型インダクションモータ。
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