JP2566936B2 - 補強材固定治具回転装置 - Google Patents

補強材固定治具回転装置

Info

Publication number
JP2566936B2
JP2566936B2 JP62021711A JP2171187A JP2566936B2 JP 2566936 B2 JP2566936 B2 JP 2566936B2 JP 62021711 A JP62021711 A JP 62021711A JP 2171187 A JP2171187 A JP 2171187A JP 2566936 B2 JP2566936 B2 JP 2566936B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
material fixing
reinforcing material
fixing jig
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62021711A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63189387A (ja
Inventor
昇 高根
五朗 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP62021711A priority Critical patent/JP2566936B2/ja
Publication of JPS63189387A publication Critical patent/JPS63189387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2566936B2 publication Critical patent/JP2566936B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、軽量気泡コンクリート等のパネルの製造に
用いられる装置に関し、特にパネルの中に埋込まれる鉄
筋籠等の補強材を型枠内に固定するために使用される補
強材固定治具を回転させるための装置に関する。
(従来の技術) 従来、軽量気泡コンクリート等のパネルを型枠を用い
て製造する際に、第4図に示すように、2枚の金網をス
ペーサ(26)等により溶接接合して鉄筋籠としたものな
ど補強材(23)として用い、この補強材(23)を、補強
材固定治具(25)により補強材固定治具吊り下げ枠(2
4)を介して、型枠(22)中に固定している。この補強
材固定治具(25)は、例えば、第5図の(b)の上側の
図に示すように、下部に凹部を有し、固定治具(25)を
90度回転すると(a)の上側の図に示すように凹部を含
めた下部は偏平になっており、その補強材(23)のスペ
ーサ(26)との係合状態を下側から見た図を示した下側
の図に見られるように、(a)の状態でスペーサ(26)
に挿入し、挿入した後、補強材固定治具を90度回転し、
(b)図に示す状態で、補強材(23)を型枠内に固定す
る。
これを取外すには逆の操作をすればよい。この補強材
固定治具(25)を90度回転させるためには、第4図に示
すように補強材固定治具(25)は上部にハンドル(2
5′)をもつている。
このハンドル(25′)による補強材固定治具(25)の
回転操作は、従来、人手により作業されていたが、作業
が煩雑となつていた。
これを解消するために、最近長手方向を平行な多数の
溝が下面に設けられた型枠と略同じ大きさのフレームを
用いて型枠中の全ての補強材固定治具を回転させようと
の提案(特開61-127307)もなされている。
しかしながら、上記提案の装置は、全ての補強材固定
治具を一度に回転させるために大きな力を必要とし、か
つ大面積のフレームを用いるために、装置全体が過大な
ものとなる上に、特開61-127307に記載されている操作
部材には突起を設けなければならず、突起を有しない操
作部材を利用する場合、特開61-127307に記載されてい
る「鉄筋マツトセツトピンの抜取装置」を適用するに当
つては、操作部材の個々に突起を設けなければならず、
大改造となる。又実際の操作に於いても長さが6mにも及
ぶ25mmピツチの溝間に之等多数ある突起を複数ある溝間
に同時に嵌合させることは相当の困難が予想される。ま
た、補強材固定治具の間隔が異なつた場合、その対応が
難しい。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は、既存の補強材固定治具の上部構造を変え
ることなく大面積の下面溝付フレームを使用せずに、又
軽量気泡コンクリート等のパネルを製造するときに、パ
ネルの厚みが異なつて補強材固定治具の間隔が異つても
適用可能な補強材固定治具の回転装置を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明の装置は、各面に所定間隔で爪が設けられた
多面柱体を回転、かつ固定可能に取付けた引掛け治具
と、該引掛け治具を左右に摺動させる移動用具とからな
ることを特徴とする補強材固定治具回転装置である。
爪は前述の補強材固定治具のハンドルを回転させるた
めのものであり、通常補強材固定治具はパネル厚みと同
じ定間隔で型枠内に配置されるために、それと同じ間隔
で爪が設けられ、又パネル厚みが変化したときに適応で
きる間隔で設けられた爪が他の面に設けられている。こ
のように爪を設ける多面柱体としては、断面がL形のも
のでもの字形でも、三角形、四角形、六角形等の多角
形のものでもよい。このように異なる面に異なつた間隔
で爪を設けるとその面の数だけ対応が可能になる。また
この多面体は下面に、使用する間隔の爪が出るように回
転可能とする必要があり、かつ使用時に多面柱体が回転
しないように固定する必要があるが、その具体化手段は
下記の実施例以外の手段であつてもよい。このように各
面には所定間隔で爪が設けられた多面体を回転可能に、
かつ固定可能に取付けたものが引掛け治具である。そし
てこの引掛け治具を左右に摺動させる移動用具により左
右に移動させると、爪により補強材固定治具のハンドル
を回転させるのである。
(実施例) 次にこの考案の実施例を示す。
第1図で引掛け治具(1)は四角柱の下面に一定間隔
で爪(2)が設けられ、他の面には、互いに異なる一定
間隔で爪(2)が設けられている。第1図では、角型柱
を使用、A面では75mmの間隔で、B面には100mmの間隔
で、C面には125mm間隔で、D面には150mm間隔で爪
(2)が取付けられてある。このように爪(2)が各面
に設けられた多面柱体は、軸(6)で回転可能とされ、
支持板(3)を介してナツト(32)で固定可能とされて
いる。また引掛け治具(1)は、前述の支持板(3)及
び之に繁つているリニアモーシヨンベアリング(4)、
更にはガイド(4′)を介して引掛治具フレーム(7)
に取付けられている。
更に引掛け治具を左右に摺動させる為の移動用具は、
引掛け治具フレーム(7)に吊下げて固定されたエアー
シリンダーもしくは油圧シリンダー(5)を設け、その
シリンダー(5)の作動によつて、リニアモーシヨンベ
アリング(4)をリニアモーシヨンベアリングガイド
(4′)に引掛け治具(1)を第1図の矢印b及びcの
方向に摺動できるようにしている。
なお、第1図には、型枠(22)内に、補強材(23)を
定間隔で固定するための上部にハンドル(25′)を有す
る補強材固定治具(25)と、その補強材固定治具を吊下
げるのに用いる補強材固定治具吊下げ枠(24)を示して
いる。
また第1図には、固定治具吊下げ枠(24)の端板(2
4′)をクランプするためのクランプ用アーム(20)
が、引掛け治具フレーム(7)の両端に設けられてお
り、このクランプ用アーム(20)は、第6図に示すよう
に、クランプ用エアシリンダー(19)の作動により固定
治具吊下げ枠(24)を、両端板(24′)付近でクランプ
できるようにされている。このように固定治具吊下げ枠
(24)を固定すると、引掛け治具(1)を左右に摺動さ
せる際、補強材固定治具(25)につれて固定治具吊下げ
枠(24)が移動することがないので好ましい。
更に第1図においては、移動支持フレーム(18′)が
設けられ、装置全体が移動支持フレーム(18′)ととも
に走行できるようにして構成されている。即ち、移動支
持フレーム(18′)には走行用モーター(9)があり、
このモーター(9)の回転がクラツチブレーキ(10)を
介してスプロケツト(13)に伝えられ、更にチエン(2
1)等の手段によりスプロケツト(14)に伝えられ、走
行駆動軸(15)を回転できるようにされている。
走行駆動軸(15)の両端にはピニオンギア(16)が設
けられている。また移動支持フレーム(18′)が両端に
設けられた走行用レール(12)に沿つて走行できるよう
走行車輪(18)がある。このような走行車輪(18)とピ
ニオンギア(16)によつて、走行レールに沿つて装置全
体が第2図のa方向に走行し、定位置で停止できるよう
にするために、例えば第2図に示すように、走行レール
(12)はI型としており、ラツクギア(17)がつけられ
ている。また引掛け治具フレーム(7)を昇降させるた
めに、移動フレーム(18′)には昇降用装置(8)が設
けられている。この装置は第1図に示すように、エアシ
リンダー等が用いられる。これは左右に2個用いるのが
好ましい(第1図は右側のみ図示)。
またクランク用アーム(20)等が下降する際、型枠の
停止位置精度が許容できるように、引掛け治具フレーム
(7)にはリニアモーシヨンベアリング(30)及びスラ
イド軸(31)が設けられている。
更に、この移動支持フレーム(18′)の両端には、第
2図に示すように、間隔をおいて存在する補強材固定治
具吊り下げ枠(24)を検知するために検知センサー(1
1)がついている。
なお、この装置は、型枠位置検知センサー(図示せ
ず)により、型枠位置を決める位置(図示せず)が作動
して型枠位置決めを行うようにした特装置とともに使用
し得る。この装置を使用する場合は、この装置による型
枠位置決め完了信号を送り、その後補強材固定治具回転
装置を走行させるようにするとよい。
次に本発明による補強材固定治具回転装置の使用方法
を説明する。
先ず、引掛け治具(1)の引掛け爪(2)の間隔が型
枠(22)の補強材固定治具(25)の間隔に合つたもの
が、下面になるように、引掛け治具(1)を回転し、回
転軸(6)に設置されているナツト(32)で固定する。
走行レール(17)に沿つて装置全体を走行させ、検知セ
ンサー(11)が補強材固定治具吊り下げ枠(24)を検知
したならば、クラツチブレーキ(10)の働きにより走行
は停止し、補強材固定治具吊り下げ枠の上方に補強材治
具外し装置の引掛け治具(1)が位置決めされる。位置
決めが完了したなら昇降用エアシリンダー(8)が作動
し、引掛け治具フレーム(7)とともに引掛け治具
(1)、クランプ用エアシリンダー(19)及びクランプ
用アーム(20)等が下降し、引掛け治具(1)の爪
(2)が、補強材固定治具(25)の上部ハンドル(2
5′)に引掛けられる。この下降のとき、型枠の停止位
置精度±25mmを許容できるように、引掛け治具フレーム
(7)には下降ガイドが設けられており、このガイドが
端板(24′)に沿つて下降する。またリニアモーシヨン
ベアリング(30)及びスライド軸(31)が設けられてい
る。装置が下降したなら、クランプ用エアシリンダー
(19)が作動し、補強材固定治具吊り下げ枠(25)をク
ランプする。クランプ後、回転用エアシリンダーが作動
し、引掛け治具(1)の爪(2)によつて、補強材固定
治具の上部ハンドル(25′)を90度回転させる。回転後
昇降エアシリンダー(8)が作動し、補強材固定治具吊
り下げ枠のクランプを解除しさらに昇降エアシリンダー
(8)が200mm上昇する。以上の動作で、一つの型枠上
に配置された多数の補強材固定治具吊り下げ枠の中の一
つの補強材固定治具吊り下げ枠の治具外しを完了し、次
の補強材固定治具吊り下げ枠の治具外しを行うため、装
置は走行する。
(発明の効果) この発明は、補強材固定治具間隔の多様なパネルを製
造する際に、単に引掛け治具(1)を回転させるだけで
対処できる。また、例えば、第6図に示すような他の装
置を組み込むと、補強材固定治具を、この装置で取外せ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明による補強材固定治具回転装置
の正面図及び側面図である。第3図は軽量気泡コンクリ
ート成型用型枠の上面図、第4図は補強材固定治具の全
体斜視図、第5図は補強材固定治具下部引掛り部の詳細
図である。又、第6図はクランプ用アームによるクラン
プ機構の説明図である。 1……引掛け治具、2……爪、3……支持板、4……リ
ニアモーシヨンベアリング、4′……リニアモーシヨン
ベアリングガイド、5……引掛け治具移動用エアシリン
ダー、6……回転軸、7……引掛け治具フレーム、8…
…昇降用エアシリンダー、9……走行モータ、10……ク
ラツチ・ブレーキ、11……検知センサー、12……走行レ
ール、13……スプロケツト、14……スプロケツト、15…
…走行駆動軸、16……ピニオンギヤ、17……ラツクギ
ヤ、18……走行車輪、18′……移動支持フレーム、19…
…クランプエアシリンダー、20……フランプ用アーム、
21……チエーン、22……型枠、23……籠筋、24……補強
材固定治具吊り下げ枠、24′……端板、25……補強材固
定治具、25′……上部ハンドル、26……スペーサ、29…
…パール差し込み口、30……リニアモーシヨンベアクリ
ング、31……スライド軸、32……ナツト、33……下降ガ
イド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各面に所定間隔で爪が設けられた多面柱体
    を回転、かつ固定可能に取付けた引掛け治具と、該引掛
    け治具を左右に摺動させる移動用具を備えてなることを
    特徴とする補強材固定治具固定装置
JP62021711A 1987-02-03 1987-02-03 補強材固定治具回転装置 Expired - Lifetime JP2566936B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62021711A JP2566936B2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03 補強材固定治具回転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62021711A JP2566936B2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03 補強材固定治具回転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63189387A JPS63189387A (ja) 1988-08-04
JP2566936B2 true JP2566936B2 (ja) 1996-12-25

Family

ID=12062645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62021711A Expired - Lifetime JP2566936B2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03 補強材固定治具回転装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2566936B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002001069A (ja) * 2000-06-21 2002-01-08 Kurita Water Ind Ltd 純水製造方法
CN118025973A (zh) * 2024-03-18 2024-05-14 江苏皓福建筑工程有限公司 移动式起重机

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63189387A (ja) 1988-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3258069B2 (ja) 暗渠ブロック用金網の製造方法と金網挿入装置
CN208150474U (zh) 预制板材在线转移装置
JP2566936B2 (ja) 補強材固定治具回転装置
JPH07118975B2 (ja) 煉瓦配置機械
JP3580877B2 (ja) 大型鋼構造物の製作装置に使用する補強材の取出し押付け機構
CN215358995U (zh) 叠合剪力墙翻面装置
JPH0713404B2 (ja) 柱状鉄筋組立体の組立装置
CN112878666B (zh) 叠合剪力墙翻面组模系统及方法
CN114394549A (zh) 一种型材自动装框机
JPH0424375A (ja) 立体車庫前の車出入装置
JPH0510987Y2 (ja)
FI85112B (fi) Boejningsanordning foer tunnplaotar och foerfarande foer boejning av tunnplaotar.
JP2599791Y2 (ja) 円筒状型枠の上型枠反転装置
CN215280726U (zh) 阀体底座自动上顶装置
JP3091162B2 (ja) 柱状コンクリート成形用型枠からの付属品取外し装置
JP2504238Y2 (ja) 反転装置のクランプ機構
CN212735142U (zh) 一种树脂砂铸件生产用定位装置
CN217343340U (zh) 一种箱梁顶梁钢筋全自动生产装置机构
JPS5949163B2 (ja) コンクリ−ト板用補強鉄筋配列組立装置
CN217343341U (zh) 一种箱梁u型钢筋全自动生产装置机构
CN215811503U (zh) 一种用于结构抗震试验的自动化试件输送装置
CN218395750U (zh) 一种钢筋骨架成型设备
JP2550910Y2 (ja) 養生前軽量気泡コンクリートの切削装置
JP2520141B2 (ja) ワ―ク搬送装置
JP3237712B2 (ja) ガラスブロックパネルの製造装置