JP2566368Y2 - ピーク変位点自動求心変位量検出手段およびそれを利用した肉厚測定装置 - Google Patents

ピーク変位点自動求心変位量検出手段およびそれを利用した肉厚測定装置

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JP2566368Y2
JP2566368Y2 JP1693692U JP1693692U JP2566368Y2 JP 2566368 Y2 JP2566368 Y2 JP 2566368Y2 JP 1693692 U JP1693692 U JP 1693692U JP 1693692 U JP1693692 U JP 1693692U JP 2566368 Y2 JP2566368 Y2 JP 2566368Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、測定状態で水平方向の
変位にピークを有すると共にこのピーク変位箇所に連続
して斜面部を有し鉛直面内で非平坦な被測定面を有する
被測定物例えばベローズ製品などの外形形状の変位を検
出する検出手段およびそれを利用した肉厚測定装置に関
する。更に詳述すると、本考案は、ステアリングブーツ
や等速ジョイント用ブーツ(CVJブーツ)等のフレキ
シブルブーツに代表されるベローズ製品の肉厚寸法特に
山部や谷部の肉厚寸法を測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】測定状態で水平方向の変位にピークを有
すると共にこのピーク変位箇所に連続して斜面部を有し
鉛直面内で非平坦な被測定面を有する被測定物例えばベ
ローズ製品などの外形形状の変位を検出することが要求
される場合がある。
【0003】例えば、ベローズ製品特にステアリングブ
ーツやCVJブーツ等のブロー成形によって製造される
ベローズ製品の場合、成形時の残留応力や成形後の収縮
などにより、正確に設計寸法どおりの製品を得ることが
極めて難しい。そのため、ベローズ製品の寸法を定期的
に、好ましくは全製品について測定して検査する必要が
ある。そのような検査の1つとして、ベローズ製品の肉
厚測定がある。
【0004】従来、ベローズ製品の肉厚測定は、ダイヤ
ルゲージなどを用いて専ら手作業により行われている。
即ち、ベローズの外周面と内側にそれぞれダイヤルゲー
ジを配置し、それらの基準位置からの変位量の差などか
らあるいは製品を縦断面してその肉厚をノギスなどで求
めるようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ベロー
ズ製品を均一肉厚で製造することが難しいことから1か
所での測定では不十分なため、円周方向に例えば8等分
してそれぞれのポイントで肉厚寸法の測定を繰返し行な
うことが要求される。このため、ダイヤルゲージやノギ
ス等の測定具を用いた手作業による測定であると、測定
に時間がかかり、また作業者の熟練度、疲労度などによ
り測定精度にバラツキがでる虞があった。特にCVJブ
ーツやステアリングブーツのように山部や谷部の肉厚が
異なる場合、測定に多大の時間を要する。
【0006】また、肉厚測定は、図面の寸法指示どお
り、例えばベローズ製品の山部の肉厚を測定する場合、
1つの軸直交平面上に投影される外周面の頂点hと内周
面の頂点kとのベローズ製品径方向の変位量tを肉厚と
して測る必要がある(図9の(B)参照)。しかしなが
ら、実際に製造されるベローズ製品では、外周面の頂点
hと内周面の頂点kとを結ぶ線が、外周面の頂点hある
いは内周面の頂点kを通る軸直交平面と一致しない場合
が多々ある。ところが、手作業によると、一軸上に配置
されるダイヤルゲージの測定子をベローズ製品の内周面
の頂点k及び外周面の頂点hにそれぞれ接触させて外周
面の頂点hと内周面の頂点kを結ぶ直線距離t´を測定
してしまい、設計上指示される正確な肉厚tを測定する
ことができない場合がある。
【0007】更に、ベローズ製品が例えば比較的小径の
場合あるいはダイヤルゲージなどを内部に挿入するには
長過ぎる場合、ゲージを内部に挿入することができない
か、挿入しても測定することが困難であるため、製品ロ
ットから必要な個数抜き出して、製品を切断してから測
定するしかなかった。しかし、顧客の要求が厳しい場合
には製品の全量に対して測定を実施しなければならない
場合もあり、このような場合には従来の測定方法では全
く対処ができなかった。
【0008】本考案は、自動的に測定すべきピーク変位
点に接触子をシフトさせる変位量検出手段を提供するこ
とを目的とする。また、本考案の他の目的は、機械的に
正確な肉厚測定を可能とし、かつ測定時間の短縮化並び
に測定精度の均一化・向上を図ったベローズ製品の肉厚
測定装置を提供することにある。また、本考案は、小径
のベローズ製品の場合でも、非破壊測定できるベローズ
製品の肉厚測定装置を提供することを他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本考案のピーク変位点自動求心変位量検出手段
は、測定状態で水平方向の変位にピークを有すると共に
このピーク変位箇所に連続して斜面部を有し鉛直面内で
非平坦な被測定面に接触子をもって測定を実施する変位
量検出手段において、前記測定子を前記被測定面に対し
所定の接触圧を以て付勢する支持アームと、この支持ア
ームの変位を検出する変位量検出手段と、前記接触子を
鉛直方向にのみ微弱な外力でスライド可能に前記支持ア
ームに対し取付ける支持手段とを有し、前記接触子を前
記被測定面に当接するのと同時に前記接触子と前記斜面
部との間で生じる鉛直方向の分力によって前記接触子を
前記ピーク変位箇所に自動的にシフトさせるようにして
いる。
【0010】また、上述のピーク変位点自動求心変位量
検出手段を利用した肉厚測定装置は、相対向する変位量
検出手段の間に被測定物を配置して前記変位量検出手段
と前記被測定物との相対移動によって前記変位量検出手
段の間の隙間の変動から被測定物の肉厚を測定するよう
にし、かつ前記変位量検出手段のいずれか一方の測定子
を測定変位方向と直交する方向に自在に移動可能に取付
けると共に前記被測定物に対し前記測定子を変位測定方
向に一定の接触圧を以って常時付勢するようにしてい
る。
【0011】更に、上述のピーク変位点自動求心変位量
検出手段を利用したベローズ製品の肉厚測定装置は、ベ
ローズ製品を保持する保持手段と、前記ベローズ製品を
回転させる回転手段と、該保持手段により支持されたベ
ローズ製品の外周に接触した状態でベローズ製品の径方
向の変位量を検出する外径変位量検出手段と、ベローズ
製品の内部に出没可能に設けられるとともにベローズ製
品の内周に対して離接可能に設けられ、ベローズ製品の
内周に接触した状態でベローズ製品の径方向の変位量を
検出する内径変位量検出手段とから成り、かつ前記内径
変位量検出手段が、ベローズ製品の内周面に接触する接
触子と、この接触子を支持してベローズ径方向にのみ移
動可能に案内する支持アームと、前記接触子を鉛直方向
にのみスライド可能に前記支持アームに対し取付ける支
持手段と、接触子のベローズ製品径方向の動きに伴って
移動する支持アームの変位を検出するリニアゲージと、
接触子をベローズ製品の内周面に押しつける方向に常時
付勢する接触圧調整手段とから構成するようにしてい
る。
【0012】
【作用】したがって、接触子を被測定面に押付けると、
接触子と斜面部との間で生じる鉛直方向の分力によって
接触子が鉛直方向に移動し、前記ピーク変位箇所に自動
的にシフトさせる。接触子は支持アームをからの付勢力
を受けて被測定物の斜面に押し当てられ斜面上を滑って
移動する。そして、この接触子を移動させる力が最も小
さくなった箇所あるいは力が0となった箇所即ちピーク
変位点で自動的に停止する。そして、このピーク変位点
が水平方向および鉛直方向に変動する場合、接触圧によ
る斜面上での分力によって自動的に測定しようとする点
即ちピーク変位点に追従し、連続的にピーク変位点にお
ける水平方向の変位量を検出することができる。
【0013】このため、請求項2記載の肉厚測定装置の
場合、被測定物を挾んで相対向する2つ変位量検出手段
が鉛直方向で異なる位置において変位量を測定していて
も、ピーク変位点と他方の面の任意の点との間の水平方
向成分の変位量を正確に測定する。
【0014】更に請求項3に記載のベローズ製品の肉厚
測定装置にあっては、保持手段に挾持されたベローズ製
品の外周面の任意箇所例えば山部の頂点に対して外径変
位量検出手段を接触させる一方、ベローズ製品の内部に
内径変位量検出手段を挿入してからベローズ製品の内周
面の外径変位量検出手段と対応する位置に接触させてベ
ローズ製品を回転手段により回転させると、ベローズ製
品の軸平面と平行に配置された外径変位量検出手段と内
径変位量検出手段とで同時に径方向の変位量が検出され
る。ここで、ベローズ製品特にブロー成形によって得ら
れるフレキシブルブーツ等では山部の内周面側の頂点k
は外周面側の頂点hと同じ軸直角平面上に存在しない場
合が多いことから、同じ軸直角平面上で頂点kを求めよ
うとすると断続的なものとなってしまう。しかし、接触
子は、自重と接触圧調整手段の付勢力による斜面上での
上方分力とのバランスによって自動的に測定しようとす
る山部の内周面側の頂点kを求心し、連続的に頂点kに
おける内径変位量を検出する。そこで、外径変位量検出
手段と内径変位量検出手段との検出値を利用してベロー
ズ製品の肉厚が測定される。
【0015】
【実施例】以下、本考案の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。尚、本実施例はベローズ製品の
山部の肉厚寸法を測定するのと同時にその山部の外径寸
法及び内径寸法をも測定する装置として構成されたもの
である。
【0016】図1〜図9に本考案をベローズ製品の寸法
測定装置に適用した実施例を示す。この装置は、ベロー
ズ製品2を回転可能に保持する保持手段1と、この保持
手段1により支持されたベローズ製品2の軸平面と外周
面とが交わる2点(図7に符号m,nで示す位置)でベ
ローズ製品2の外周面の山部の頂点に接触した状態でベ
ローズ製品径方向の変位量を検出する2つの外径寸法測
定用の第1及び第2の変位量検出手段(以下、第1及び
第2の外径変位量検出手段という)3a、3bと、いず
れか一方の外径変位量検出手段例えば第1の外径変位量
検出手段3aと対向して配置され、ベローズ製品2の内
周面に接触した状態でベローズ製品径方向の変位量を検
出する肉厚測定用の第3の変位量検出手段(以下、内径
変位量検出手段という)4とを有する。そして、いずれ
か一方の外径変位量検出手段例えば第2の外径変位量検
出手段3bと保持手段1の一部は、ベローズ製品2に対
し接離可能な移動手段例えば第1及び第2の外径変位量
検出手段3a,3bの変位方向と同じ方向に移動可能な
テーブル(以下これをチャッキングテーブルという)1
7に搭載され、保持手段である2組のローラ6,6と
7,7の間及び第1の外径変位検出手段3aと第2の外
径変位量検出手段3bとの間の間隔を変更可能として、
ベローズ製品2の取出し・挿入を可能としている。チャ
ッキングテーブル17には駆動用のX軸用エアシリンダ
18と、当該チャッキングテーブル17ひいては第2の
外径変位量検出手段3bの移動量を検出する移動量検出
手段として例えばX軸リニアスケール20とを備えてい
る。
【0017】ベローズ製品2の保持手段1は、図4や図
5などに示すように、ベローズ製品2を中心にほぼ対称
に配置された2組の保持ローラ6,6と7,7で構成さ
れ、これら2組の保持ローラ6,6と7,7との間でベ
ローズ製品2の山部を挾持するように設けられている。
一方の保持ローラ6,6は第1の外径変位量検出手段3
aのローラ状の接触子12の左右に均等に配置され、ベ
ローズ製品2の外周面に接触し得るようにしてベッド8
上に固定されている。また、他方の保持ローラ7,7
は、第2の外径変位量検出手段3bのローラ状の接触子
13の左右に均等に配置されるようにXYテーブル9上
に搭載され、ベローズ製品2の形状変化に追従する可動
ローラとされている。この可動保持ローラ7,7は、第
2の外径変位量検出手段3bの接触子13と共にXYテ
ーブル9上に設置されている。そして、XYテーブル9
は、図7に示すX軸方向(第1及び第2の外径変位量検
出手段3a,3bの変位方向)に直線移動可能に案内す
るX軸スライドユニットと、このX軸と直交するY軸方
向の直線移動を可能とするY軸スライドユニットとを有
し、X軸、Y軸方向に極めて僅かな力でスムーズに移動
し得るようにしてチャッキングテーブル17上に固定さ
れている。したがって、ベローズ製品2が真円でなく楕
円形状となっているために偏心運動(仮想線で示す状
態)を起こす場合には、ベローズ製品2の外径変位が図
7に示すようにX方向のみならずY方向にも生ずるが、
XYテーブル9の移動によって2個の可動保持ローラ
7,7によってベローズ製品2の外径に接したままその
動きに接触子13を追従させる。定置保持ローラ6,6
は、図示していないモータなどの駆動源と直接あるいは
伝達手段を介して間接的に連結され、ベローズ製品2を
回転させるための回転手段を同時に構成している。勿
論、ローラ6,6とは別個の回転手段を組込むことも可
能である。
【0018】定置保持ローラ6,6及び可動保持ローラ
7,7の間に支持されたベローズ製品2が図11に示す
ように垂線(正しいセット位置)からずれて傾倒するこ
とのないように、図8、図9に示すようにローラ6、7
の外周にV字溝11が形成されている。図10に示すよ
うに、ローラ100の外周面101を単に垂直面とする
と、ベローズ製品2を保持する力が弱い。また、図11
に示すように、ローラ102の外周に半円形の溝103
を形成すると、一方のローラ102では溝103の下の
方でベローズ製品2が接触し、他方のローラ102では
ベローズ製品2が上の方で接触し、ベローズ製品2の姿
勢が全体として傾いてしまう問題がある。しかし、図8
及び図9に示すようにV字溝11を形成すると、V字溝
11の底部中心とベローズ製品2の山部の頂点とが必ず
一致して挾持されるため、保持力は大きく、かつベロー
ズ製品2の姿勢が傾くことはない。これによって、ベロ
ーズ製品2の外周山形がローラ6、7のV字溝11に沿
ってV字溝11の頂点に自動的に移動し、ベローズ製品
2の中心軸線が垂線と一致した正しい真っすぐな位置に
調整される。
【0019】第1及び第2の外径変位量検出手段3a、
3bは、ベローズ製品2の山部の外周面に接触するロー
ラ状の接触子12、13と、この接触子12、13を先
端に回転可能に取付けたシャフト32をベローズ径方向
に摺動可能に支持するガイド部材33と、接触子12,
13のシャフト32の後端に当接されてベローズ製品2
の径方向の変位量を電気信号に変換して出力するリニア
ゲージ14、15とから構成されている。リニアゲージ
14,15は極めて微小な変位を高精度で測定するもの
であり、本実施例の場合、リニアスケール20によって
あらかじめ測定される外径寸法の微小変動を検出するた
めのものである。
【0020】また、可動保持ローラ7,7及び第2の外
径変位量検出手段3bは、図4及び図6に示すように、
XYテーブル9に搭載された状態のまま、更にチャッキ
ングテーブル17によってベローズ製品2の外周面に対
し離間・近接するX軸方向へ移動可能に設けられてい
る。チャッキングテーブル17はガイド16によってX
軸方向に移動可能に支持され、X軸方向エアシリンダ1
8によってその動きが駆動される。
【0021】このチャッキングテーブル17とガイド1
6及びX軸用エアシリンダ18は、第2の外径変位量検
出手段3bをベローズ製品2に離接する方向に移動させ
る移動手段を構成している。また、チャッキングテーブ
ル17には、第1及び第2の外径変位量検出手段3a,
3bの間の距離即ちチャックしたベローズ製品2の概略
の外径寸法を測定する移動量測定手段が設けられてい
る。
【0022】例えば、図5及び図3に示すように、チャ
ッキングテーブル17の移動方向に沿って延びるスケー
ル台19が設けられ、スケール台19にチャッキングテ
ーブル17の移動量を検出する移動検出手段としてのX
軸リニアスケール20が設けられている。
【0023】内径変位量検出手段4は、図4、図2及び
図1に示すように、ベローズ製品2の山部の内周面に接
触する接触子21と、この接触子21を支持しベロース
径方向にのみ移動可能に案内する支持アーム23と、接
触子21のベローズ製品径方向の動きに伴って移動する
支持アーム23の変位を検出して電気信号に変換する第
3のリニアゲージ24と、接触子21をベローズ製品2
の内周面に押しつける方向に常時付勢する接触圧調整手
段29と、支持アーム23をベローズ製品2の内周面か
ら離間する方向に押し出すセット用シリンダ28と、こ
れらを支承する昇降台25及びこの昇降台25を上下移
動させる昇降機構とから構成されている。昇降機構は、
昇降用シリンダ26と、この昇降用シリンダ26を支持
する支柱27と、昇降台25を支持し昇降用シリンダ2
6の昇降動作に従って直線運動するスライドユニット3
0と、このスライドユニット棒30及び押出用シリンダ
28を支持する支柱31とを備えている。昇降台25に
は支持アーム23や第3のリニアゲージ等を被うカバー
34が装置されている。このカバー34には支持アーム
23の位置を検出して昇降用シリンダ26の作動を制御
する光センサ35が取付けられ、支持アーム23の前端
即ち接触子21がベローズ製品2の内周面から十分離れ
た位置例えばほぼ中心に位置していることを確認してか
ら昇降用シリンダ26を作動させるようにしている。こ
れによって、接触子21がベローズ製品2の内周面に触
れた状態のまま上下動して製品を傷付けることを防止し
ている。
【0024】また、接触子21は、本実施例の場合、接
触子21の自重により下方向にスライド可能に支持する
支持手段22と、接触子21の下降位置を規制するスト
ッパ21aとを介して支持アーム23に取付けている。
即ち、外力を受けた場合に上下方向にのみ自由に移動し
得るように支持アーム23に取付けられている。接触子
21の位置を山部の外周面の頂点hに合せた位置に固定
にすると、図9の(A)及び(B)に示すように山部の
外周面の頂点hに対し内周面の頂点kが偏心している場
合には、図面で指示されている肉厚寸法tを測定してい
ることにならなくなってしまう。特に、ブロー成形され
るステアリングブーツなどは内周面側の頂点kの位置は
同じ山部の中でも軸方向に変動しており、それに対し調
心させなくてはならない。そこで、接触子21をベロー
ズ製品2の内面の山部の斜面で生じる分力によって上方
へ持ち上げ可能とし、自動的に頂点kを求心させるよう
にしている。
【0025】尚、本実施例では、第1及び第2の外径変
位量検出手段3a、3b及び内径変位量検出手段4のそ
れぞれのリニアゲージ14、15、24で検出された変
位量をコンピュータなどの演算処理装置を利用してベロ
ーズ製品2の肉厚寸法とベローズ製品2の外径寸法を測
定し、それを数値やグラフにて表示し、許容範囲の内か
外かのいずれであるかを判別し得るようにしているが特
にこれに限定されるものではなく、各ゲージの出力を直
接変位量で示して作業者が計算あるいは判定するように
しても良い。
【0026】以上のように構成されているので次のよう
にしてベローズ製品2の山部の肉厚寸法及び外径寸法が
自動的に測定され、かつ内径寸法が演算によって求めら
れる。
【0027】まず、ベローズ製品2を定置保持ローラ
6,6と可動保持ローラ7,7との間に縦置きにセット
する。このとき、可動保持ローラ7,7などを搭載した
チャッキングテーブル17は退避位置に後退し、またセ
ット用シリンダ28を作動させて支持アーム23を前端
まで突出させると共に内径変位量検出手段の接触子21
は上昇端まで上昇させておく。ベローズ製品2を所定位
置にセットした後、スイッチ操作などによってX軸エア
シリンダ18を作動させてチャッキングテーブル17を
X軸方向に移動させ、可動保持ローラ7,7をベローズ
製品2の測定しようとする山部の外周面に接触させる。
これにより、ベローズ製品2が定置保持ローラ6,6と
可動保持ローラ7,7との間に挟持される。このときの
チャッキングテーブル17の移動量からリニアスケール
20によってベローズ製品2の概略の外径が測定され、
これを演算処理装置に記憶させておく。
【0028】次に、昇降用シリンダ26を作動させて昇
降台25全体を緩やかに下降させ、支持アーム23の先
端の接触子21をベローズ製品2内に挿入させる。
【0029】続いて、セット用シリンダ28を縮めて後
退させると、接触圧調整手段29の付勢力により接触子
21はベローズ製品2の測定しようとする山部内周面に
接触する。このとき、接触子21はその自重によりベロ
ーズ製品2の山部中心hよりもやや下のストッパ21a
で止められているため、接触子21に加わる接触圧調整
手段29の付勢力を受けてベローズ製品2の内周面の斜
面2aに押し当てられ自重に坑してこの斜面2aを滑っ
て上る。そして、この接触子21を押し上げる力が最も
小さくなった箇所あるいは力が0となった箇所、即ち山
部の内周面の頂点kで自動的に停止する(図1参照)。
ベローズ製品特にブロー成形によって得られるフレキシ
ブルブーツ等では山部の内周面側の頂点kは外周面側の
頂点hと同じ軸直角平面上に存在しない場合が多いこと
から、同じ軸直角平面上で頂点kを求めようとすると断
続的なものとなってしまう。しかし、本実施例の接触子
21は、自重と接触圧調整手段29の付勢力による斜面
2a上での上方分力とのバランスによって自動的に測定
しようとする山部の内周面側の頂点kを求心するように
しているので、連続的に頂点kにおける内径変位量を検
出することができる。
【0030】次に、定置保持ローラ6,6を駆動回転さ
せ、ベローズ製品2を回転させる。ベローズ製品2の内
周面に沿って摺動する接触子21と、ベローズ製品2の
外周面に沿って変位する第1及び第2の外径変位量検出
手段3a,3bの接触子12,13がそれぞれベローズ
製品2の外周面あるいは内周面の測定点における変化に
連続的に追従する。ここで、ベローズ製品2の形状が製
造上の理由などにより例えば楕円であっても、偏心やY
軸方向の変位を一対の可動保持ローラ7,7がそれを受
けて極めて微弱な力でスライドするXYテーブル9をX
軸方向及びY軸方向へ移動させることによって接触子1
3を楕円の外周面に追従させる。これにより、図7に示
すように、ベローズ製品2が偏心した状態(仮想線で示
す)となっても、これに追従する接触子13が、ベロー
ズ製品2の中心O´を通る線L´(軸平面)とベローズ
製品2の外周とが交わる外周上の2点m´、n´上に位
置するため、絶えずベローズ製品2の軸平面と外周面と
が交わる2点m,n間の距離、即ち真の外径位置を自動
的に測定することができる。
【0031】ここで、X軸リニアスケール20の変位量
をA、第1の外径変位量検出手段3aの変位量をB、第
2の外径変位量検出手段3bの変位量をCとする。各変
位量A・B・Cの出力関係は図3に+−方向で示してい
る。これら変位量A・B・Cの電気信号をコンピュータ
処理装置に入力し、ベローズ製品の外径Do=A+(B
+C)を算出及び表示(数値・グラフ表示)する。
【0032】また、第1の外径変位量検出手段3aの接
触子12がベローズ製品2の外周山部頂点hに接触した
ときの変位量をBとする。そして、内径変位量検出手段
4の接触子21が測定しようとする山部の内周面の頂点
kに接触したときの変位量をDとする。各変位量B及び
Dの出力関係は図4に+−の方向で示す。それら変位量
B・Dの電気信号をコンピュータ処理装置に入力し、ベ
ローズ製品の肉厚t=B+Dを算出及び表示(数値・グ
ラフ表示)する。
【0033】また、上述のようにして実測された外径寸
法Doと肉厚寸法tを利用し内径寸法Diは演算によっ
て求められる。即ち、内径寸法Di=Do−2tによっ
て求められる。
【0034】上述のように、一対の定置保持ローラ6,
6と一対の可動保持ローラ7,7とがベローズ製品2を
両側から挟んで保持したときのチャッキングテーブル1
7の移動量Aを概略の外径寸法としてX軸リニアスケー
ル20で検出し、これにベローズ製品2の対向する2点
の山部の頂点hにて検出されたリニアゲージ14、15
からの微小変位量B・Cを加算してベローズ製品2の外
径の寸法を出すようにしているから、自動的にベローズ
製品2の外径の寸法を正確に測定でき、測定時間を短縮
でき、測定精度も向上できる。
【0035】また、一方の外径変位量検出手段3b側に
おいて可動保持ローラ7,7及び接触子13が楕円のベ
ローズ製品2の外周に追従するから、接触子12、13
がベローズ製品2の中心Oを通る線Lとベローズ製品外
周と交わる互いに対向するm、nの2点に必ず位置する
ように、自動的に調心され、測定精度を向上できる。
【0036】尚、上述の実施例は本考案の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本考案の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、本考案の変位量検出手段をベローズ製品の
山部の肉厚測定に適用しているが、特にこれに限定され
るものではなく、測定子21と第1の外径変位量検出手
段3aの接触子12とを入替えて谷部の肉厚測定を実施
したり、ベローズ製品以外の被測定物に適用することも
可能である。
【0037】また、本実施例では測定子21の自重を利
用して自動調心が行なわれるように構成しているが、特
にこれに限定されるものではなく、例えばばねの力など
を利用して測定子21をいずれか一方例えば上方向に常
時付勢してそれと逆方向の力が被測定面の斜面との接触
によって生じたときにそれらの力がバランスするように
動いて頂点kを求めるように設けても良い。この場合、
被測定面は必ずしも水平方向に変位のピークを有するも
のに限定されず、鉛直方向に変位のピークを有する被測
定面(例えば横置きのベローズ製品)に対しても測定実
施可能である。
【0038】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、本考案
のピーク変位点自動求心変位量検出手段は、測定状態で
水平方向の変位にピークを有すると共にこのピーク変位
箇所に連続して斜面部を有し鉛直面内で非平坦な被測定
面に対し所定の接触圧を以て接触子を付勢する支持アー
ムと、この支持アームの変位を検出する変位量検出手段
と、前記接触子を鉛直方向にのみ微弱な外力でスライド
可能に前記支持アームに対し取付ける支持手段とを備え
ているので、接触子を被測定面に押付けると、接触子と
斜面部との間で生じる鉛直方向の分力によって接触子が
鉛直方向に移動し、前記ピーク変位箇所に自動的にシフ
トさせる。しかも、本考案の変位量検出手段は、ピーク
変位点が水平方向および鉛直方向に変動する場合、接触
圧による斜面上での分力によって自動的に測定しようと
する点即ちピーク変位点に追従し、連続的にピーク変位
点における水平方向の変位量を検出することができる。
【0039】また、上述のピーク変位点自動求心変位量
検出手段を利用した肉厚測定装置は、被測定物を挾んで
相対向する2つの変位量検出手段のいずれか一方の測定
子を測定変位方向と直交する方向に自在に移動可能に取
付けると共に前記被測定物に対し前記測定子を変位測定
方向に一定の接触圧を以って常時付勢するようにしてい
るので、2つ変位量検出手段が鉛直方向で異なる位置に
おいて変位量を測定していても、ピーク変位点と他方の
面の任意の点との間の水平方向成分の変位量を正確に測
定することができる。
【0040】更に、上述のピーク変位点自動求心変位量
検出手段を利用したベローズ製品の肉厚測定装置にあっ
ては、保持手段に挾持されたベローズ製品の外周面の任
意箇所例えば山部の頂点に対して外径変位量検出手段を
接触させる一方、ベローズ製品の内部に内径変位量検出
手段を挿入してからベローズ製品の内周面の外径変位量
検出手段と対応する位置に接触させてベローズ製品を回
転手段により回転させるようにしているので、ベローズ
製品の軸平面と平行に配置された外径変位量検出手段と
内径変位量検出手段とで同時に径方向の変位量が検出さ
れる。しかも、それが接触圧調整手段の付勢力による斜
面上での分力によって自動的に測定しようとする山部の
内周面側の頂点kを求心して連続的に頂点kにおける内
径変位量を検出することから、外径変位量検出手段と内
径変位量検出手段との検出値を利用してベローズ製品の
肉厚が測定される。これによって、ベローズの肉厚を非
破壊によって機械的に測定することが可能となり、測定
時間の短縮及び測定精度の均一化・向上を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のピーク変位点自動求心変位量検出手段
の原理を示す図で、ベローズ製品と内径変位量検出手段
の接触子との関係を示す説明図である。
【図2】内径寸法測定装置を構成する第1の外径変位量
検出手段と内径変位量検出手段との関係を示す正面図で
ある。
【図3】図2の装置の平面図である。
【図4】本考案のベローズ製品の肉厚寸法測定装置を適
用した外径・肉厚測定装置の一実施例を装置の一部省略
して示す正面図である。
【図5】図4の装置の平面図である。
【図6】外径寸法測定装置を構成する第1及び第2の外
径変位量検出手段の関係を示す正面図である。
【図7】楕円吸収機構の原理図である。
【図8】保持ローラの形状及び該ローラとベローズ製品
との関係を示す説明図である。
【図9】ベローズ製品の外周面と内周面との変位量の関
係を示す図で、(A)は保持ローラとベローズ製品との
関係を示す拡大断面図、(B)は測定誤差の説明図であ
る。
【図10】平坦なローラでベローズ製品を保持した状態
の説明図である。
【図11】円弧状の曲面を有する保持ローラでベローズ
製品を支持した状態の説明図である。
【符号の説明】
1 保持手段 2 ベローズ製品 3a 第1の外径変位量検出手段 3b 第2の外径変位量検出手段 4 内径変位量検出手段 17 移動手段を構成するチャッキングテーブル 18 移動手段を構成するX軸用シリンダ 20 移動量検出手段を構成するX軸リニアスケール 21 接触子 22 支持手段 23 支持アーム 24 変位検出手段たるリニアゲージ 29 接触圧調整手段

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定状態で水平方向の変位にピークを有
    すると共にこのピーク変位箇所に連続して斜面部を有し
    鉛直面内で非平坦な被測定面に接触子をもって測定を実
    施する変位量検出手段において、前記測定子を前記被測
    定面に対し所定の接触圧を以て付勢する支持アームと、
    この支持アームの変位を検出する変位量検出手段と、前
    記接触子を鉛直方向にのみ微弱な外力でスライド可能に
    前記支持アームに対し取付ける支持手段とを有し、前記
    接触子を前記被測定面に当接するのと同時に前記接触子
    と前記斜面部との間で生じる鉛直方向の分力によって前
    記接触子を前記ピーク変位箇所に自動的にシフトさせる
    ことを特徴とするピーク変位点自動求心変位量検出手段
  2. 【請求項2】 相対向する変位量検出手段の間に被測定
    物を配置して前記変位量検出手段と前記被測定物との相
    対移動によって前記変位量検出手段の間の隙間の変動か
    ら被測定物の肉厚を測定するようにし、かつ前記変位量
    検出手段のいずれか一方の測定子を測定変位方向と直交
    する方向に自在に移動可能に取付けると共に前記被測定
    物に対し前記測定子を変位測定方向に一定の接触圧を以
    って常時付勢することを特徴とする肉厚測定装置。
  3. 【請求項3】 ベローズ製品を保持する保持手段と、前
    記ベローズ製品を回転させる回転手段と、該保持手段に
    より支持されたベローズ製品の外周に接触した状態でベ
    ローズ製品の径方向の変位量を検出する外径変位量検出
    手段と、ベローズ製品の内部に出没可能に設けられると
    ともにベローズ製品の内周に対して離接可能に設けら
    れ、ベローズ製品の内周に接触した状態でベローズ製品
    の径方向の変位量を検出する内径変位量検出手段とから
    成り、かつ前記内径変位量検出手段が、ベローズ製品の
    内周面に接触する接触子と、この接触子を支持してベロ
    ーズ径方向にのみ移動可能に案内する支持アームと、前
    記接触子を鉛直方向にのみスライド可能に前記支持アー
    ムに対し取付ける支持手段と、接触子のベローズ製品径
    方向の動きに伴って移動する支持アームの変位を検出す
    るリニアゲージと、接触子をベローズ製品の内周面に押
    しつける方向に常時付勢する接触圧調整手段とからなる
    ことを特徴とするベローズ製品の肉厚測定装置。
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