JP2566228B2 - インパクト形プリンタ用プラテンロ−ラとその製造装置 - Google Patents

インパクト形プリンタ用プラテンロ−ラとその製造装置

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JP2566228B2 JP61217061A JP21706186A JP2566228B2 JP 2566228 B2 JP2566228 B2 JP 2566228B2 JP 61217061 A JP61217061 A JP 61217061A JP 21706186 A JP21706186 A JP 21706186A JP 2566228 B2 JP2566228 B2 JP 2566228B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インパクト形プリンタ用プラテンローラの
製造装置に係り、特に、プラテンローラ本体およびこの
本体の両端面の中心から突出している芯金の、印字打撃
力に対する強度の向上と、前記芯金と軸受部の耐摩耗性
の向上とを志向したインパクト形プリンタ用プラテンロ
ーラの製造装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のインパクト形プリンタ用プラテンローラは、た
とえば、特開昭59−12880号公報に記載されているよう
に、プラテンローラ本体とその両端面の中心から突出し
た芯金とを低発泡樹脂で一体に成形し、前記プラテンロ
ーラ本体の外周面に、別工程で成形したゴム管を被覆
し、前記芯金の外周面を無発泡層としたものが知られて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記した従来のインパクト形プリンタ用プラテンロー
ラは、低発泡樹脂で一体成形したものであるから軽量化
がはかれるという利点があるものの、芯金も低発泡樹脂
であるので、印字打撃力に対する強度不足となり、ま
た、その軸受部で摩耗を生じ易いという問題点があつ
た。特に、成形方法から見ると、発泡樹脂を使用して、
芯金の外周面のみに無発泡層を形成することは、成形技
術的に困難であると考えられる。さらに、プラテンロー
ラ本体の外周面を被覆するためのゴム管を別工程で成形
しなくてはならないので、加工工数がかかり、コスト高
になるという問題点があつた。
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決するため
になされたもので、本発明の目的は、印字打撃力に対す
る充分な強度を有し、芯金の軸受部での耐摩耗性の優れ
たインパクト形プリンタ用プラテンローラを、安価に且
つ容易に成形することができる製造装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係るインパクト
形プリンタ用プラテンローラの製造装置の構成は、一本
の金属性芯金の外周に、少なくとも内部に発泡体層を有
する円筒形状のプラテンローラ本体を形成してなるイン
パクト形プリンタ用プラテンローラの製造装置におい
て、内部にプラテンローラ本体の外形とほぼ同一形状の
キャビテイを形成した型本体と、外径が前記キャビテイ
面と等しく、肉厚が前記プラテンローラ本体に形成すべ
き外層の厚さに等しい中空管の上部内側へ、前記キャビ
テイの中心に配設される芯金の上端部を支持するための
芯金支持穴を穿設した芯金支持穴付リングを嵌入したも
のを中空管固定板に固定し、前記中空管を前記キャビテ
イ内へ挿入,取出し可能にした中空管ユニットと、この
中空管ユニットを前記キャビテイへ挿入した状態で、前
記型本体上面の前記キャビテイを除く部分を覆うことが
できる上型と、前記中空管ユニットを前記キャビテイか
ら取出した状態で、前記型本体上面の前記キャビテイ部
分を覆うことができ、前記芯金の上端部を支持するため
の芯金支持穴を穿設した芯金支持穴付つば付リングと、
前記型本体の下面を覆うことができ、前記芯金の下端部
を支持するための芯金支持穴を穿設した下型と、型閉め
状態で、この下型と前記型本体との合わせ部から、前記
キャビテイの、前記芯金と前記中空管との隙間へ、第1
の成形材料を注入するための第1のランナと、前記合わ
せ部から、前記中空管を取出すことにより生ずる隙間
へ、第2の成形材料を注入するための第2のランナと、
前記第1のランナへ接続した第1のミキシングヘッド
と、前記第2のランナへ接続した第2のミキシングヘッ
ドとを有するものである。
さらに詳しくは、次のとおりである。
インパクト形プリンタ用プラテンローラの成形に使用
される製造装置は、プラテンローラ本体の外形とほぼ同
一形状のキヤビテイを形成した、継目なし円筒状の型本
体と、外径が前記キヤビテイ面に等しく、肉厚が前記プ
ラテンローラ本体に形成すべき外層の厚さに等しい中空
管の上部に、前記キヤビテイの中心に配設される芯金の
上端部を支持する芯金支持穴付リングを取付けた、前記
キヤビテイ内へ挿入,取出し可能な中空管ユニツトと、
この中空管ユニツトを取出したあとへ装着され、前記型
本体上面の前記キヤビテイ部分を覆うことができる芯金
支持穴付つば付リングと、前記型本体の上部に型閉めで
きる上型と、前記型本体の下部に型閉めでき、前記芯金
の下端部を支持する芯金支持穴を穿設した下型と、前記
キヤビテイ内へ挿入した芯金と中空管との隙間へ、第1
の成形材料を注入するための第1のランナと、前記キヤ
ビテイから中空管を取出すことにより生ずる隙間へ、第
2の成形材料を注入するための第2のランナと、前記第
1,第2のランナのそれぞれへ接続された第1,第2のミキ
シングヘツドとを有するものである。
〔作用〕
上記技術的手段による働きは次のとおりである。
このインパクト形プリンタ用プラテンローラの製造装
置によれば、垂直方向に配設した型本体のキヤビテイ内
へ芯金を装着するとともに、中空管を挿入して型閉め
し、第1のミキシングヘツドから第1のランナを経て、
前記芯金と中空管との隙間へ第1の成形材料を射出して
反応硬化させて、内部の発泡体を形成したのち、前記中
空管をキヤビテイから取出して生ずる隙間へ、第2のミ
キシングヘツドから第2のランナを経て第2の成形材料
を射出し、これを反応硬化させて、外側の非発泡体の層
を形成することにより、所望のインパクト形プリンタ用
プラテンローラを安価に製造することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によって説明する。
まず、本発明の製造装置により製造するインパクト形
プリンタ用プラテンローラについて説明する。
第4図は、本発明の製造装置により製造したインパク
ト形プリンタ用プラテンローラの一例を示す部分断面斜
視図である。
第4図において、4は、一本の金属製(たとえばステ
ンレス鋼,クロームめつきした炭素鋼などの金属製)の
芯金、4aは、このインパクト形プリンタ用プラテンロー
ラを軸受30で支持する、芯金4の軸受部である。1は、
芯金4を所定長さだけインサートして成形した(成形方
法については後述する)プラテンローラ本体であり、こ
のプラテンローラ本体1は、内部が硬質ポリウレタン樹
脂の発泡体3(この発泡体3の密度は、0.3〜0.6g/c
m3)で、その外側の外層が半硬質ポリウレタン樹脂の非
発泡体2(この非発泡体2の密度は0.8〜1.2g/cm3)で
ある。このように、芯金を1本の金属製の芯金4にし、
プラテンローラ本体1を、内部が発泡体3で、外層が非
発泡体2の二層構造体にしたので、次の効果がある。
イ.芯金4を金属製にし、プラテンローラ本体1の外層
を高密度の非発泡体2にしたので、インパクト形プリン
タ用プラテンローラが印字打撃力に対して充分な強度を
有する。
ロ.芯金4を金属製にしたので、芯金4の軸受部4aの耐
摩耗性が向上する。
ハ.プラテンローラ本体1の大部分を、低密度の発泡体
3で構成するようにしたので、インパクト形プリンタ用
プラテンローラが軽量化する。
ニ.プラテンローラ本体1の内部が発泡体3であるの
で、印字打撃時の騒音が低減する。
次に、前記第4図に係るインパクト形プリンタ用プラ
テンローラの成形方法の実施に使用される、本発明の製
造装置の一実施例を説明する。
第1図〜第3図は、第4図に係るインパクト形プリン
タ用プラテンローラの成形方法の実施に使用される、本
発明の製造装置の一実施例を示すものであり、第1図
(a)は、この製造装置の縦断面図(型閉め状態)、第
1図(b)は、芯金支持穴付つば付リングの縦断面図、
第2図は、第1図(a)に係る製造装置における中空管
ユニツトを取出したあとへ、前記芯金支持穴付つば付リ
ングを挿入した状態を示す縦断面図、第3図は、第1図
(a)に係る製造装置の型開き状態を示す縦断面図であ
る。
第1図(a)を用いて、この製造装置の構成を説明す
る。6は、内部にプラテンローラ本体の外形とほぼ同一
形状のキヤビテイ19を形成し、外側にバンドヒータ(図
示せず)を取付けた、継目なし円筒状の型本体であり、
この型本体6は、支柱13に固定された型本体固定板20に
固定されている。11,25は、それぞれ前記支柱13の上,
下に固定された上固定板,下固定板である。15は、外径
がキヤビテイ19面と等しく、肉厚が前記プラテンローラ
本体に形成すべき外層の厚さに等しく、長さが該プラテ
ンローラ本体の長さと一方の芯金突出し長さとの和より
もやや長い中空管、28は、キヤビテイ19の中心に配設さ
れる芯金4の上端部を支持するための芯金支持穴28aを
穿設し、前記中空管15の上部内側へ嵌入されている芯金
支持穴付リング、8は、この芯金支持穴付リング28を嵌
入した中空管15の上端へ固定された中空管固定板であ
り、これら中空管15,芯金支持穴付リング28,中空管固定
板8によつて、中空管ユニツト27を構成している。この
中空管ユニツト27は、上固定板11に固定された油圧シリ
ンダ9によつて上下動し、中空管15をキヤビテイ19内へ
挿入,取出しが可能になつている。5は、前記中空管ユ
ニット27の中空管15を前記キャビテイ19内へ挿入した状
態で、型本体6上面のキャビテイ19を除く部分を覆うこ
とができる上型であり、この上型5には上型固定板14が
固定されている。そして、この上型5は、上型固定板14
を介して、上固定板11に固定された油圧シリンダ10によ
つて、ガイドバー12をガイドとして上下動し、型開閉で
きるようになつている。29は、芯金4の上端部を支持す
るための芯金支持穴29aが穿設された芯金支持穴付つば
付リングであり、この芯金支持穴付つば付リング29は、
中空管ユニツト27の中空管15をキヤビテイ19から取出し
た状態で上型5内へ挿入され、型本体6上面のキヤビテ
イ19部分を覆うことができ、且つ芯金4の上端部を支持
することができるものである。
7は、型本体6の下面を覆うことができ、芯金の下端
部を支持するための芯金支持穴(ねじ穴)7aを穿設した
下型であり、この下型7には下型固定板24が固定されて
いる。そして、この下型7は、下型固定板24を介して、
下固定板25に固定された油圧シリンダ26によつて、ガイ
ドバー12をガイドとして上下動し、型開閉できるように
なつている。
18は、型閉め状態で、下型7と型本体6との合わせ部
から、キヤビテイ19の中心に配設された芯金4と、キヤ
ビテイ19内へ挿入された中空管15との隙間19aへ、第1
の成形材料を注入するための第1のランナ、23は、前記
合わせ部から、中空管15を取出すことにより生ずる隙間
19bへ、第2の成形材料を注入するための第2のラン
ナ、16は、第1のランナ18へ接続され、射出口17を有す
る第1のミキシングヘツド、21は、第2のランナ23へ接
続され、射出口22を有する第2のミキシングヘツドであ
る。
このように構成した製造装置を使用して、第4図に示
したインパクト形プリンタ用プラテンローラを成形する
方法を説明する。
まず、成形材料を説明する。第1の成形材料に係る硬
質ポリウレタン樹脂用混合液は、発泡剤を混入したポリ
オールを主成分とする組成物とイソシアネートとを衝突
混合されたものであり、前記組成物は、たとえば、脂
肪族アミン系もしくはアルコール系ポリエーテルポリオ
ール、あるいは芳香族アミン系もしくはアルコール系ポ
リエーテルポリオールと、すず化合物からなる反応促
進剤と、低沸点ハロゲン化アルキル発泡剤と、水発
泡剤と、整泡剤と、カーボンなどの顔料とを混合し
たものであり、前記イソシアネートは、たとえば、4,
4′−ジフエニルメタン・ジイソシアネートである。第
2の成形材料に係る半硬質ポリウレタン樹脂用混合液
は、ポリオールを主成分とする組成物とイソシアネート
とを衝突混合させたものであり、前記組成物は、たとえ
ば、エチレングリコールを含有するポリオールと、
すず化合物からなる反応促進剤と、整泡剤と、カー
ボンなどの顔料とを混合したものであり、前記イソシア
ネートは、たとえば、MDI系のものである。
型開き状態(第3図の状態)で、下型7の芯金支持穴
7aへ、芯金4の下端に形成したねじを螺合してこの芯金
4の一端を固定する。
ここで製造装置をONにすると、油圧シリンダ26により
下型7が上昇し、型本体6に型閉めされる。第1,第2の
ミキシングヘツド16,21の射出口17,22がそれぞれ第1,第
2のランナ18,23へ挿入される。油圧シリンダ10により
上型5が下降し、型本体6に型閉めされる。油圧シリン
ダ9により中空管ユニツト27が下降し、その中空管15が
キヤビテイ19内へ挿入されるとともに、芯金4の上端部
が芯金支持穴付リング28の芯金支持穴28aへ挿入され、
この芯金4がキヤビテイ19の中心に固定される。型本体
6が、前記バンドヒータによつて40〜70℃の所定温度
(たとえば60℃)に加熱保持される。40℃以下では、成
形品、すなわちプラテンローラ本体が脆くなり、70℃以
上にすると、前記成形品にボンドが発生し易くなるため
である。
第1のミキシングヘツド16内において、100〜200kg/c
m2の高圧下で衝突混合された前記硬質ポリウレタン樹脂
用混合液が、射出口17から第1のランナ18を通つて、中
空管15と芯金4との間の隙間19aへ射出される。そし
て、この隙間19a内で反応して発泡硬化(発泡倍率は2
〜3)し、2〜3分経過後に、密度0.3〜0.6g/cm3の硬
質ポリウレタン樹脂の発泡体3が成形される。次に、油
圧シリンダ9により中空管ユニツト27が上昇し、中空管
15がキヤビテイ19から取出される。そして、この中空管
ユニツト27が取出されたあとへ、芯金支持穴付つば付リ
ング29がハンドリング装置(図示せず)によつて装着さ
れ、この芯金支持穴付つば付リング29の芯金支持穴29a
へ芯金4の上端部が挿入される(第2図の状態)。油圧
シリンダ9によつて中空管ユニツト27が下降し、中空管
15の下端により芯金支持穴付つば付リング29の上面を押
圧する。このようにして、型本体6のキヤビテイ19内に
は、このキヤビテイ19面と、さきに成形した発泡体3と
の間に、隙間19bが形成される。
第2のミキシングヘツド21内において、100〜150kg/c
m2の高圧下で衝突混合された前記半硬質ポリウレタン樹
脂用混合液が、射出口22から第2のランナ23を通つて、
前記隙間19bへ射出される。そして、この隙間19b内で反
応硬化し、2〜3分経過後に、密度0.8〜1.2g/cm3の半
硬質ポリウレタン樹脂の非発泡体2が前記発泡体3の外
側に成形される。
次に、油圧シリンダ9により中空管ユニツト27が上昇
し、油圧シリンダ10により、芯金支持穴付つば付リング
29を装着したままの上型5が上昇し、油圧シリンダ26に
より、成形品を固着した下型7が下降して型開きされ、
製造装置がOFFになる(第3図の状態)。
ここで前記成形品を取出し、芯金4の下端のねじ部を
切除すれば、所望のインパクト形プリンタ用プラテンロ
ーラが得られる。
このインパクト形プリンタ用プラテンローラの発泡体
3と非発泡体2とは、樹脂同士の接着のため、互いに強
固に固着されているので、剥離を生ずることはない。ま
た、芯金4は、発泡体3の発泡硬化時に生ずる高密度の
非発泡層(芯金4に密着している非発泡層)により該発
泡体3と固着されているので、芯金4と発泡体3との接
着強度は、インパクト形プリンタ用プラテンローラの回
転トルクに対して十分に耐えうるものである。さらに、
型本体6を継目なし一体型にしたため、プラテンローラ
本体1の外周面には、ばり発生がない。紙送りのための
摩擦力も、ゴム管を被覆したものと同程度であるから、
紙送りに支障をきたすことは全くないものである。
以上説明した製造装置を使用することにより、プラテ
ンローラ本体の外周面にゴム管を被覆する必要がなく、
また、芯金の外周面に樹脂の無発泡層を形成する必要も
ないので、インパクト形プリンタ用プラテンローラを、
安価に且つ容易に成形することができるという効果を奏
するものである。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、印字打
撃力に対する充分な強度を有し、芯金の軸受部での耐摩
耗性の優れたインパクト形プリンタ用プラテンローラ
を、安価に且つ容易に成形することの可能な製造装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図は、インパクト形プリンタ用プ
ラテンローラの成形方法の実施に使用される、本発明の
製造装置の一実施例を示すものであり、第1図(a)
は、この製造装置の縦断面図(型閉め状態)、第1図
(b)は、芯金支持穴付つば付リングの縦断面図、第2
図は、第1図(a)に係る製造装置における中空管ユニ
ツトを取出したあとへ、前記芯金支持穴付つば付リング
を挿入した状態を示す縦断面図、第3図は、第1図
(a)に係る製造装置の型開き状態を示す縦断面図、第
4図は、本発明の製造装置により製造したインパクト形
プラテンローラの一例を示す部分断面斜視図である。 1……プラテンローラ本体、2……非発泡体、3……発
泡体、4……芯金、5……上型、6……型本体、7……
下型、7a……芯金支持穴、8……中空管固定板、15……
中空管、16……第1のミキシングヘツド、18……第1の
ランナ、19……キヤビテイ、19a,19b……隙間、21……
第2のミキシングヘツド、23……第2のランナ、27……
中空管ユニツト、28……芯金支持穴付リング、28a……
芯金支持穴、29……芯金支持穴付つば付リング、29a…
…芯金支持穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 久美 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号 日立電線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−182760(JP,A) 実開 昭58−99055(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一本の金属性芯金の外周に、少なくとも内
    部に発泡体層を有する円筒形状のプラテンローラ本体を
    形成してなるインパクト形プリンタ用プラテンローラの
    製造装置において、 内部にプラテンローラ本体の外形とほぼ同一形状のキャ
    ビテイを形成した型本体と、 外径が前記キャビテイ面と等しく、肉厚が前記プラテン
    ローラ本体に形成すべき外層の厚さに等しい中空管の上
    部内側へ、前記キャビテイの中心に配設される芯金の上
    端部を支持するための芯金支持穴を穿設した芯金支持穴
    付リングを嵌入したものを中空管固定板に固定し、前記
    中空管を前記キャビテイ内へ挿入,取出し可能にした中
    空管ユニットと、 この中空管ユニットを前記キャビテイへ挿入した状態
    で、前記型本体上面の前記キャビテイを除く部分を覆う
    ことができる上型と、 前記中空管ユニットを前記キャビテイから取出した状態
    で、前記型本体上面の前記キャビテイ部分を覆うことが
    でき、前記芯金の上端部を支持するための芯金支持穴を
    穿設した芯金支持穴付つば付リングと、 前記型本体の下面を覆うことができ、前記芯金の下端部
    を支持するための芯金支持穴を穿設した下型と、 型閉め状態で、この下型と前記型本体との合わせ部か
    ら、前記キャビテイの、前記芯金と前記中空管との隙間
    へ、第1の成形材料を注入するための第1のランナと、 前記合わせ部から、前記中空管を取出すことにより生ず
    る隙間へ、第2の成形材料を注入するための第2のラン
    ナと、 前記第1のランナへ接続した第1のミキシングヘッド
    と、 前記第2のランナへ接続した第2のミキシングヘッドと
    を有することを特徴とするインパクト形プリンタ用プラ
    テンローラの製造装置。
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