JP2566080Y2 - 連 杭 - Google Patents

連 杭

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JP2566080Y2
JP2566080Y2 JP1993002940U JP294093U JP2566080Y2 JP 2566080 Y2 JP2566080 Y2 JP 2566080Y2 JP 1993002940 U JP1993002940 U JP 1993002940U JP 294093 U JP294093 U JP 294093U JP 2566080 Y2 JP2566080 Y2 JP 2566080Y2
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JP
Japan
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pile
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piles
bodies
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JPH0660328U (ja
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伸夫 高岡
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JX Metals Takasho Co Ltd
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Takasho Co Ltd
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  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、庭の花壇の囲いに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洋風の庭の花壇の囲い,縁取りの
用材としては、煉瓦やブロック,セメントが用いられる
ことが多かった。また、和風の庭には上記の用材はあま
り用いられず、積み石によるものが多かった。しかし、
積み石はもちろんのこと、煉瓦やブロック,セメント工
事も個人で行うのは難しく、専門業者に工事を頼まなけ
ればならないので、材料費より施工費用の方が高くつく
し、また、上記の石や煉瓦,ブロック等の材料では、狭
い場所に複雑な形状の花壇を作るのは難しかった。
【0003】さらに、庭の模様替えのために、これらの
ものを取り壊そうとしても、取り壊し費用は高い。ま
た、壊したものはそのままではもちろん、細かくくだい
ても再使用はできず、それらを廃棄物として処理しよう
と考えても、捨てるには更に処分費が必要である。これ
は、ごみの量が爆発的に増えている昨今、少しでもごみ
を少なくする、という地球環境保護運動に反するもので
ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで以上の不具合
に対して、例えば実公昭3−4354号公報に示されて
いるように、円柱状の杭本体に、径方向に貫通する貫通
孔を形成すると共に、この杭本体の貫通孔に金属線材を
順次挿通して、複数の杭本体を金属線材を介して連結し
てなる杭が見受けられる。
【0005】しかしながら以上の杭では、各杭本体にそ
れぞれ貫通孔を形成する手間がかかりのは勿論のこと、
杭本体の貫通孔に金属線材を挿通しているだけであるの
で、杭の搬送時や設置作業時に杭本体が金属線材から抜
け外れてバラバラになる不具合もあるし、更には、杭の
設置時、ともすると互いに隣接する杭本体間の間隔が不
揃いとなるなどの不具合がある。
【0006】また以上の杭では、複雑に入り組んだ花
壇、特に平面から見てコーナー部位に角のある花壇に適
用しようとしても、そのコーナー部位に杭を沿わせて配
設することが困難である。本考案は以上の問題点を解決
すべく開発されたものであって、例えば施工現場への搬
送が簡単且つ容易に行えて、しかも例えば複雑に入り組
んだ花壇にも十分適用することの出来る連杭を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め本考案は、一側が偏平面に形成された平面視略半円状
の焼杭本体を複数形成して、これら複数の焼杭本体を、
その偏平面が同一側方に位置する状態に並べる一方、折
り曲げ可能な索状を各焼杭本体の偏平面に沿って配設し
て、該索状を各焼杭本体の偏平面に留め具により係止し
たのである。
【0008】
【作用】以上の連杭にあっては、偏平面が内側になるよ
う例えば花壇の外周に沿って立設して、索状の両端同士
を繋ぐと、その全体の形状は環状になる。そして環状に
なった連杭を平らな地面の所望の形に置き、その内側に
土を入れる。この時、連杭の一部を地面に埋めて固定し
てもよい。
【0009】しかして索状は、連杭の内側面側に沿って
配設されるため外側方に露呈することがない。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本考案の連杭を複数つなぎ合わせて
作った花壇囲いの斜視図,図2は本考案の連杭の平面
図,図3は本考案の連杭の連結部分の拡大斜視図であ
る。図中1は後記する焼杭本体をいくつか連結した連
杭,2は連杭1を構成するそれぞれの焼杭本体,3は索
条としての耐蝕性のステンレス製の撚り線,4は撚り線
3を焼杭本体2に係止する留め具としての又釘である。
【0011】図に示す連杭1は、ほぼ同じ太さの天然木
を縦半分に割って同じ長さに切り揃えた後、その表面を
焼いて特殊防虫防腐塗装をした焼杭本体2を、図3のよ
うにその偏平面2aが同一側方に位置する状態に複数並
べる一方、前述の撚り線3を、各焼杭本体2の偏平面2
aに沿って上下2段に配設して、これら撚り線3を各焼
杭本体2の偏平面2aに又釘4により係止することで、
各焼杭本体2を撚り線3により連結したのである。
【0012】斯くして以上の連杭1は、図2に示すよう
に隣合う各焼杭本体2間が折り曲げ可能となり、特に図
2において明らかなように、隣合う焼杭本体2の平滑面
2a同士が重なり合う状態まで折り曲げることが可能
で、従って搬送に際してかかる連杭を嵩低くすることが
出来るのであって、また各焼杭本体2が撚り線3に係止
されており、しかも各焼杭本体2が撚り線3を介して互
いに連結されているので、例えば搬送時に焼杭本体2が
バラバラになるようなことがなく、従って全体として連
杭の搬送が簡単に行えるし、しかも各焼杭本体2間が一
定であるので、設置作業時に各焼杭本体2間の間隔が不
揃いになることもないのである。
【0013】次に以上の連杭により花壇を囲う例を説明
する。図1において、先ず所望の花壇の囲い5の長さを
求め、その長さに対応する一連の連杭1をいくつか用意
し、焼杭本体2が並列となるように並べて、隣り合う連
杭1同士を撚り線3でつなぐのであって、花壇の周長だ
け繋いだら、各連杭におけるその最外側両端に位置する
撚り線3同士を繋ぐのである。
【0014】尚、以上の連杭を花壇に設置する際、連杭
が長ければ撚り線3を途中から切断するのであり、かか
る撚り線3の途中からの切断によっても、連杭がばらけ
る不具合はない。次に花壇の囲い5を作る位置の地面
に、焼杭本体2の厚みと同じ大きさの幅で溝を掘り下げ
て、この溝内に連杭1の下部を埋めた後、その花壇の囲
い5の内側に土を入れて、植物を植える。
【0015】しかして以上の連杭にあっては、前記した
ように隣合う焼杭本体2の平滑図2a同士が重なり合う
状態まで折り曲げることが可能であることから、例えば
特に平面から見てコーナー部位に角のある花壇において
も、各焼杭本体2をかかるコーナー部位に確実に沿わせ
て配設することが出来るのである。しかも撚り線3は、
連杭の内側両面に沿って配設されるため外側方に露呈す
ることがないのである。
【0016】以上の連杭は、天然木を使っているので焼
けた木目が見た目にも柔らかく、花壇にマッチする上
に、煉瓦やブロックとちがって、焼杭本体やその継ぎ目
が空気や水を通すので、根を丈夫にし、植えてある植物
の育ちがよくなるという効果もある。また以上の連杭
は、前述のように花壇の囲いに使うだけでなく、大きな
植物が植わった大型の植木鉢の周りを囲っても、木目模
様が美しい下飾りになり植物が更に引き立つ。
【0017】尚、索条としては上記実施例のステンレス
製の撚り線に限定されず、丈夫な紐を利用してもよいの
は勿論である。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の連杭によ
れば、各焼杭本体が平面視半円状に形成されていること
から、隣り合う焼杭本体2の平滑面二a同士が重なり合
う状態まで折り曲げることが出来、例えば平面視円上の
ものに比較して、互いに隣接する焼杭本体相互の曲げが
十分大きくとれるので、例えば連杭の保管時や搬送時に
際して連杭を嵩低く折り畳むことが出来るし、しかも狭
くて複雑な形状の花壇にも容易に適用することが出来
て、索条が連杭の外側方に露呈することもない。また各
焼杭本体が索条にそれぞれ係止されていることから、例
えば連杭の搬送時などに焼杭本体が索条から離脱するこ
とがなく、搬送作業が容易に行えるのは勿論のこと、例
えば花壇への設置時、索条を途中から切断して、連杭を
所望の長さに簡単に調整することが出来るし、しかも焼
杭本体相互間の間隔も一定であるので、連杭の設置に際
して、互いに隣接しる焼杭本体間を常に一定に設置する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の連杭をいくつかつなぎ合わせて作った
花壇囲いの斜視図である。
【図2】本考案の連杭の平面図である。
【図3】本考案の連杭の連結部分の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 連杭 2 焼杭本体 2a 偏平図 3 撚り線(索条) 4 又釘(留め具)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側が偏平面に形成され平面視略半円状
    焼杭本体を複数形成して、これら複数の焼杭本体を、
    その偏平面が同一側方に位置する状態に並べる一方、折
    り曲げ可能な索条を各焼杭本体の偏平面に沿って配設し
    て、該索条を各焼杭本体の偏平面に留め具により係止し
    ていることを特徴とする連杭。
JP1993002940U 1993-02-05 1993-02-05 連 杭 Expired - Lifetime JP2566080Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993002940U JP2566080Y2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 連 杭

Applications Claiming Priority (1)

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JP1993002940U JP2566080Y2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 連 杭

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0660328U JPH0660328U (ja) 1994-08-23
JP2566080Y2 true JP2566080Y2 (ja) 1998-03-25

Family

ID=11543362

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3077969B2 (ja) * 1998-03-13 2000-08-21 株式会社テラダ 木製杭
JP6422823B2 (ja) * 2015-05-29 2018-11-14 株式会社ザイエンス 連杭及び連杭製造方法
JP6855052B2 (ja) * 2017-02-24 2021-04-07 株式会社大里 板材ホルダ及び板材補助ホルダ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646599Y2 (ja) * 1989-05-30 1994-11-30 黒崎窯業株式会社 鋳造ノズル保持部緩衝治具

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JPH0660328U (ja) 1994-08-23

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