JP2565720B2 - 水洗トイレ用薬剤供給具 - Google Patents
水洗トイレ用薬剤供給具Info
- Publication number
- JP2565720B2 JP2565720B2 JP62248920A JP24892087A JP2565720B2 JP 2565720 B2 JP2565720 B2 JP 2565720B2 JP 62248920 A JP62248920 A JP 62248920A JP 24892087 A JP24892087 A JP 24892087A JP 2565720 B2 JP2565720 B2 JP 2565720B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- flush toilet
- water
- supply tool
- drugs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水洗トイレの貯留水に消臭、殺菌、芳
香、洗浄等の二種以上の薬効をもたせるための薬剤供給
具に関するものである。
香、洗浄等の二種以上の薬効をもたせるための薬剤供給
具に関するものである。
従来、この種の水洗トイレ用薬剤供給具は、消臭剤、
殺菌剤、芳香剤、洗浄剤等の薬剤の一種のみを供給具内
に収容したものであるが、又はこれらの薬剤の二種以上
を混合して供給具内に収容したものであった。
殺菌剤、芳香剤、洗浄剤等の薬剤の一種のみを供給具内
に収容したものであるが、又はこれらの薬剤の二種以上
を混合して供給具内に収容したものであった。
しかしながら、上記従来技術の先に述べた例では、供
給具内に収容した一種の薬剤のみの薬効しか生じさせる
ことができず、又上記従来技術の後に述べた例では混合
した薬剤のそれぞれの薬効を生じさせることができる
が、薬剤によっては混合することができないものや、混
合することにより薬剤が劣化するものがあり、混合する
薬剤の組み合せが制限される等の問題点を有しており、
商品価値を非常に低いものとしていた。
給具内に収容した一種の薬剤のみの薬効しか生じさせる
ことができず、又上記従来技術の後に述べた例では混合
した薬剤のそれぞれの薬効を生じさせることができる
が、薬剤によっては混合することができないものや、混
合することにより薬剤が劣化するものがあり、混合する
薬剤の組み合せが制限される等の問題点を有しており、
商品価値を非常に低いものとしていた。
そこで、この発明は上記従来例の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたものである。
とを目的としてなされたものである。
そのため、この発明は、流水孔(2)を形成すると共
に設置部(3)を設けた本体(1)に、外蓋(8)を被
せ、前記本体(1)の設置部(3)に二種以上の薬剤
(6)を相互に接触しないように設置した構成としてい
る。
に設置部(3)を設けた本体(1)に、外蓋(8)を被
せ、前記本体(1)の設置部(3)に二種以上の薬剤
(6)を相互に接触しないように設置した構成としてい
る。
この発明では、上記手段において本体(1)の設置部
(3)に二種以上の薬剤(6)を設置しているので、こ
れら薬剤(6)のそれぞれの薬効を生じさせることがで
き、しかも上記手段において二種以上の薬剤(6)は相
互に接触しないように設置しているのでこれら薬剤
(6)のそれぞれの薬効は劣化することがない。
(3)に二種以上の薬剤(6)を設置しているので、こ
れら薬剤(6)のそれぞれの薬効を生じさせることがで
き、しかも上記手段において二種以上の薬剤(6)は相
互に接触しないように設置しているのでこれら薬剤
(6)のそれぞれの薬効は劣化することがない。
以下、この発明の構成を一実施例として示した図面に
従って説明する。
従って説明する。
(1)は流水孔(2)を形成すると共に設置部(3)
を設けた本体であり、この本体(1)の設置部には、そ
れぞれ設置板(4)上に載せられ内蓋(5)が被せられ
た二種以上の薬剤(6)を相互に接触しないように設置
している。尚、前記流水孔(2)の周囲には放射状とし
た補助流水孔(7)を形成している。
を設けた本体であり、この本体(1)の設置部には、そ
れぞれ設置板(4)上に載せられ内蓋(5)が被せられ
た二種以上の薬剤(6)を相互に接触しないように設置
している。尚、前記流水孔(2)の周囲には放射状とし
た補助流水孔(7)を形成している。
(8)は前記本体(1)に被せられる外蓋であり、こ
の外蓋(8)の外周には本体(1)内部に水を取り入れ
るための給水孔(9)が形成されており、又必要に応じ
外蓋(8)の適宜位置には芳香窓(10)が形成されてい
る。
の外蓋(8)の外周には本体(1)内部に水を取り入れ
るための給水孔(9)が形成されており、又必要に応じ
外蓋(8)の適宜位置には芳香窓(10)が形成されてい
る。
さらに、本体(1)内部の流水孔(2)の近辺には、
この流水孔(2)に流れ込む水の量を制限するための水
堰体(11)を設けている。尚、この実施例では、水堰体
(11)の端部に内蓋(5)を固定するための切溝(12)
を設けている。
この流水孔(2)に流れ込む水の量を制限するための水
堰体(11)を設けている。尚、この実施例では、水堰体
(11)の端部に内蓋(5)を固定するための切溝(12)
を設けている。
又、前記本体(1)の外部には、位置規制足体(13)
を設けると共に位置規制足体(13)の近辺に、この位置
規制足体(13)の一部又は全部(この実施例では一部)
を取り囲む水堰体(14)を設けている。尚、この実施例
では、前記位置規制足体(13)を本体(1)に形成した
流水体(2)の周囲から垂下するようにして設けている
が、この位置規制足体(13)を設ける位置は、必ずしも
流水孔(2)の周囲に限定されるものではない。
を設けると共に位置規制足体(13)の近辺に、この位置
規制足体(13)の一部又は全部(この実施例では一部)
を取り囲む水堰体(14)を設けている。尚、この実施例
では、前記位置規制足体(13)を本体(1)に形成した
流水体(2)の周囲から垂下するようにして設けている
が、この位置規制足体(13)を設ける位置は、必ずしも
流水孔(2)の周囲に限定されるものではない。
前記設置板(4)は、適宜形状の流水孔(17)が形成
されており、この実施例では本体(1)又は内蓋(5)
別体としているが、必要に応じこれらと一体に成形して
もよい。
されており、この実施例では本体(1)又は内蓋(5)
別体としているが、必要に応じこれらと一体に成形して
もよい。
前記内蓋(5)は、下端部に給水孔(15)を形成して
おり、さらに必要に応じ内部には薬剤押え(16)を設け
ており、この実施例では外蓋(8)を別体としている
が、必要に応じ外蓋(8)と一体に成形してもよい。
おり、さらに必要に応じ内部には薬剤押え(16)を設け
ており、この実施例では外蓋(8)を別体としている
が、必要に応じ外蓋(8)と一体に成形してもよい。
又、前記本体(1)の設置部(3)に設置される薬剤
(6)としては、洗浄剤、消臭剤、芳香剤、漂白剤、殺
菌剤、酵素剤、防汚剤、キレート剤、色素剤、スライム
防止剤、その他昇華成物質、加温溶融混合して成形する
場合に熱により分解もしくは力価の減少等によりそのも
のの本来の効果が期待できない物質、他物質を配合する
と変化が著しい物質等を挙げることができる。
(6)としては、洗浄剤、消臭剤、芳香剤、漂白剤、殺
菌剤、酵素剤、防汚剤、キレート剤、色素剤、スライム
防止剤、その他昇華成物質、加温溶融混合して成形する
場合に熱により分解もしくは力価の減少等によりそのも
のの本来の効果が期待できない物質、他物質を配合する
と変化が著しい物質等を挙げることができる。
次に、上記構成としたこの発明の水洗トイレ用薬剤供
給具の使用状態について説明する。
給具の使用状態について説明する。
先ず、第2図及び第3図に示すようにこの発明の水洗
トイレ用薬剤供給具を組み立て、本体(1)に設けた位
置規制足体(13)を、水洗トイレの貯留槽の上部等に設
けられた手洗いの流し穴に差し込む。
トイレ用薬剤供給具を組み立て、本体(1)に設けた位
置規制足体(13)を、水洗トイレの貯留槽の上部等に設
けられた手洗いの流し穴に差し込む。
用便後、貯留槽のバルブコックを操作すれば、給水管
の蛇口からの水が、本体(11)に形成されたた流水孔
(2)及び補助流水孔(7)から(外蓋(8)に給水孔
(9)を形成した場合にはこの給水孔(9)からも)本
体(1)内部へ供給され、この水は設置部(3)に設置
された二種以上の薬剤(6)をそれぞれ徐々に溶解しつ
つ、再び流水孔(2)より排出され手洗いの流し穴から
貯留槽へ流入し、貯留槽内の貯留水に消臭、殺菌、芳
香、洗浄等二種以上の薬効をもたせる。
の蛇口からの水が、本体(11)に形成されたた流水孔
(2)及び補助流水孔(7)から(外蓋(8)に給水孔
(9)を形成した場合にはこの給水孔(9)からも)本
体(1)内部へ供給され、この水は設置部(3)に設置
された二種以上の薬剤(6)をそれぞれ徐々に溶解しつ
つ、再び流水孔(2)より排出され手洗いの流し穴から
貯留槽へ流入し、貯留槽内の貯留水に消臭、殺菌、芳
香、洗浄等二種以上の薬効をもたせる。
この発明に係る水洗トイレ用薬剤供給具は、以上に述
べたように構成されており、本体(1)の設置部(3)
に設置した二種以上の薬剤(6)のそれぞれの薬剤を生
じさせることができ、又これらの薬剤(6)は相互に接
触しないように設置しているので、それぞれの薬剤
(6)の薬効が劣化することなく、したがって薬剤
(6)の組み合せには制限されることなく、薬剤(6)
を自由に選択して各種の薬剤を生じさせることにより商
品価値が非常に高いものとなる等の優れた効果を有す
る。
べたように構成されており、本体(1)の設置部(3)
に設置した二種以上の薬剤(6)のそれぞれの薬剤を生
じさせることができ、又これらの薬剤(6)は相互に接
触しないように設置しているので、それぞれの薬剤
(6)の薬効が劣化することなく、したがって薬剤
(6)の組み合せには制限されることなく、薬剤(6)
を自由に選択して各種の薬剤を生じさせることにより商
品価値が非常に高いものとなる等の優れた効果を有す
る。
第1図は、この発明の水洗トイレ用薬剤供給具の分解斜
視図。第2図は、同薬剤供給具の上方斜視図。第3図
は、同薬剤供給具の下方斜視図。第4図は、同薬剤供給
具の断面図。 (1)……本体、(2)……流水孔、(3)……設置
部、(6)……薬剤、(8)……外蓋
視図。第2図は、同薬剤供給具の上方斜視図。第3図
は、同薬剤供給具の下方斜視図。第4図は、同薬剤供給
具の断面図。 (1)……本体、(2)……流水孔、(3)……設置
部、(6)……薬剤、(8)……外蓋
Claims (1)
- 【請求項1】流水孔(2)を形成すると共に設置部
(3)を設けた本体(1)に、外蓋(8)を被せ、前記
本体(1)の設置部(3)に二種以上の薬剤(6)を相
互に接触しないように設置したことを特徴とする水洗ト
イレ用薬剤供給具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62248920A JP2565720B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 水洗トイレ用薬剤供給具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62248920A JP2565720B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 水洗トイレ用薬剤供給具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6490328A JPS6490328A (en) | 1989-04-06 |
JP2565720B2 true JP2565720B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=17185385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62248920A Expired - Lifetime JP2565720B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 水洗トイレ用薬剤供給具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565720B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102354794B1 (ko) * | 2021-06-14 | 2022-01-24 | (주)블루테크 | 좌변기 세정제 공급장치 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6185454B2 (ja) * | 2014-12-05 | 2017-08-23 | アース製薬株式会社 | 製剤容器 |
DE102018222048A1 (de) * | 2018-12-18 | 2020-06-18 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Vorrichtung zur Aufnahme eines Toilettenreinigungsmittels |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59119396U (ja) * | 1983-02-01 | 1984-08-11 | 株式会社互栄製作所 | 香料、薬剤等の放出する浴槽及びトイレの水洗水槽用容器 |
JPS604674U (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-14 | ダスキンフランチヤイズ株式会社 | 芳香剤容器 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP62248920A patent/JP2565720B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102354794B1 (ko) * | 2021-06-14 | 2022-01-24 | (주)블루테크 | 좌변기 세정제 공급장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6490328A (en) | 1989-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS60133135A (ja) | しや水器具用汚物防止具 | |
JP2565720B2 (ja) | 水洗トイレ用薬剤供給具 | |
JP2565721B2 (ja) | 水洗トイレ用薬剤供給具 | |
JP2023051869A (ja) | 薬液供給装置 | |
JP3656169B2 (ja) | 小便器トラップ | |
JP5036151B2 (ja) | ヌメリ防除機能付排水口蓋 | |
JP2004052292A (ja) | 蓋 | |
JPH0541788Y2 (ja) | ||
JPH0431335Y2 (ja) | ||
JP3078057U (ja) | トラップ装置 | |
WO2023053427A1 (ja) | 薬液供給装置 | |
JP2517514B2 (ja) | 水洗便所用薬剤供給装置 | |
JP7402732B2 (ja) | 薬液供給装置 | |
WO2023053425A1 (ja) | 薬液供給装置 | |
JP3619906B2 (ja) | 水洗トイレ用薬剤供給具 | |
WO2023053424A1 (ja) | 薬液供給装置 | |
JPS59119396U (ja) | 香料、薬剤等の放出する浴槽及びトイレの水洗水槽用容器 | |
WO2023053423A1 (ja) | 薬液供給装置 | |
JP2852274B2 (ja) | 水洗トイレ用芳香洗浄剤容器 | |
JPS5930075Y2 (ja) | トイレット用芳香洗浄器 | |
KR200344587Y1 (ko) | 위생변기시트 | |
JPH0331437Y2 (ja) | ||
GB2356565A (en) | Waste outlet assembly for a urinal | |
JP3052515U (ja) | ペット用消臭剤の収納容器 | |
JP4771505B2 (ja) | オンタンク型薬剤供給容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |