JPH0529268Y2 - - Google Patents

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JPH0529268Y2
JPH0529268Y2 JP17639385U JP17639385U JPH0529268Y2 JP H0529268 Y2 JPH0529268 Y2 JP H0529268Y2 JP 17639385 U JP17639385 U JP 17639385U JP 17639385 U JP17639385 U JP 17639385U JP H0529268 Y2 JPH0529268 Y2 JP H0529268Y2
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JP
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water
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cleaning
cleaning agent
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は洗浄材に関する。
従来の技術 従来、洗浄剤に香料や殺菌剤を混合し、洗浄性
に加え芳香性や殺菌性が得られるような複合型の
組成物が提案されている。
考案が解決しようとする問題点 ところが従来の複合型の組成物に於ては、洗浄
剤と各種薬剤の混合を必須としているため、ある
種のものは相溶性が悪く混合できないか或は仮に
混合できたとしても安定性に問題があり、またあ
る種のものは、混合は可能であるが、混合によつ
ていずれか一方の薬効を低下乃至消失したり或は
混合量に制限を受け薬効を十分に発揮できなくな
るなどの問題があつた。
本考案はこのような従来の問題点を一掃するこ
とを目的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、洗浄剤を収容した収容部材に、常温
揮散性物質を保持せしめたことを特徴とする洗浄
材に係る。
本考案に於て、洗浄剤としては公知の各種洗浄
剤を用いることができ、剤型は液体、固体、粉
末、顆粒等のいずれでもあつてもよい。
また収容部材としては洗浄剤を収容し得るもの
であればよく、例えば容器状、皿状、袋状などの
うちから洗浄剤の剤型等に応じて適宜選択され
る。尚袋状の場合には、構成材料として、不織
布、ネツトなどの通水性材料が適当である。また
収容部材の材質としては、合成樹脂、ゴム、パル
プ、木材、金属など任意であり、これ等のうちの
1種又は2種以上を組合せて用いることができ
る。
収容部材に保持される常温揮散性物質として
は、香料、殺菌剤、害虫忌避剤、殺虫剤、防虫
剤、防微剤等の各種薬剤のうちから常温で揮散性
を有するものが用いられる。
常温揮散性物質を収容部材に保持させる手段と
しては、該物質が揮散し得る状態に保持されてい
る限り任意である。このように保持手段として、
例えば収容部材の構成材料に練込み、含浸、埋込
み、コーテイングなどの手段を適用して保持させ
たり、或は収容部材が中空状を有する場合には、
その内部に収容したり、更には接着剤、保持具な
どの適用により保持させるなどの手段を採用でき
る。
作 用 本考案による洗浄材に於ては、洗浄剤を収容す
る収容部材に常温揮散性物質が保持されているの
で、それぞれが独立して本案の効果を安定確実に
発揮し得ると共に、収容部材が洗浄剤の収容に加
え常温揮散性物質の保持部材を兼用するので構造
的にも極めてコンパクトとなる。
実施例 以下に本考案の実施例を添附図面にもとづき説
明すると次の通りである。
第1図は本考案の一実施例を示す中央縦断面図
であり、収容部材1は上端開放の容器型であり、
内部に各種剤型例えば固体の洗浄剤2が収容さ
れ、上端開口は不織布、ネツトなどの通水性シー
ト材料1aにより閉じられている。収容部材1は
例えば合成樹脂製であり、成形時に成形材料中に
練り込まれた常温揮散性物質3を保持している。
収容部材1の天面に水滴飛散防止用のルーバを備
えることができる。
使用に際し、第1図に概略的に示すように本考
案洗浄材を水洗トイレの貯水タンクaの蓋b上に
設置すると、放水タツプcより水が放出されるご
とに放水が通水性シート材料1aの表裏面間を流
通し、この時流通放水中に収容部材1内の洗浄剤
2が溶け出す。よつて洗浄剤2は放水タツプcよ
り放水されるごとにその所定量が貯水タンクa内
に供給され、常法通り貯水タンクa内より便器に
向けて放流されるごとに洗浄効果を発揮する。洗
浄剤2は収容部材1内に単独で収容されているの
で、揮散性物質3よりの悪影響は全く受けず、所
定の洗浄効果を安定確実に発揮できる。
一方収容部材1に練込みによつて保持された常
温揮散性物質3は、これもまた洗浄剤2による悪
影響を全く受けることなしに常温揮散し、よつて
トイレ室内に物質に応じた薬効を安定確実に施す
ことができる。
第1図に示す形式の本考案洗浄材に於ては、例
えば第2図に示すように吊手4を設けることによ
り、貯水タンクa内に吊り下げて用いることがで
き便利である。
第3図に示された本考案洗浄材は収容部材11
がネツト、不織布などの通水性材料から袋状に形
成されていて、構成材料中に常温揮散性物質(図
示せず)が練込みによつて保持されている以外
は、第1図の実施例のものと実質的に異なる所が
ない。袋状の収容部材11を柔軟な通水性材料か
ら構成するときは被洗浄物をこすり洗いでき便利
である。
第4図に示された本考案洗浄材は、常温揮散性
物質3を練込みによつて保持する収容部材12
が、中空ドーナツ型であつて内部に液状の洗浄剤
2を収容し、収容部材12の中心部の流路12a
を放水タツプ(第1図参照)よりの放水が流下す
るごとに、流路12a内に開口する下端部の小孔
12bより洗浄剤2の所定量が吸引流出されるよ
うな構成になつている。尚小孔12bは、収容部
材12内の液状洗浄剤2が自重のみでは流出しな
い程度の開口面積を持つている。この方式の本考
案洗浄材に於ても先の実施例と同様に、洗浄効果
及び常温揮散性物質に応じた薬効を個別に安定確
実に発揮させることができる。
第5図に示された本考案洗浄材は、洗浄剤2を
収容する収容部材13が中空で且つガス透過性の
フイルム(又はシート)から構成され、その内部
に各種剤型例えば液状の常温揮散性物質3が収容
されている以外は、第1図に示された本考案洗浄
材と実質的に異なる所がない。
本実施例では、常温揮散性物質3が収容部材1
の中空部内に収容されているので、練込む場合よ
りも保持量を大きくでき、効果の持続性を延長で
きる。収容部材1の中空部を複数の収容室に区切
り、異種の常温揮散性物質を収容するようにして
もよい。図中13aは貯水タンクの蓋板に吸着す
るための吸盤である。
第6図は放水タツプcに直接取付けて使用する
形式の本考案洗浄材の一例を示している。本実施
例では常温揮散性物質3を練込みによつて保持し
ている収容部材14は筒型であつて内部に筒型の
固型洗浄剤2を収容し、上端の挿込み口14aに
於て、放水タツプcの分岐口c1に挿着されてい
る。放水タツプcよりの放水の一部は、分岐口c1
及び挿込み口14aを経て収容部材14内に流入
し、通水性シート材料14bから筒状洗浄剤2中
心の流路14c内を流下する間に、洗浄剤2と接
触してこれを溶出せしめ、洗浄剤溶液となる。こ
の洗浄剤溶液は収容部材14下端の流出口14d
より貯水タンクの蓋上面に落下し、ここで放水タ
ツプcの蛇口c2より流下する放水と合流して貯水
タンク内に入る。この方式の洗浄材に於ても先の
実施例と同様に、洗浄効果と薬効をそれぞれ個別
に安定確実に発揮することができる。
第7〜10図は水洗式の便器dに直接取付けて
使用する形式の本考案実施の一例を示し、本体部
の構成は、第6図に示された実施例のものと実質
的に異なる所がない。
第7図に示された実施例のものは、収容部材1
5が吸盤15aにより、便器dの垂直壁面d1に吸
着固定され、便器dの出水口d2より放出される洗
浄水を受けるようになつている。
また第8図に示された実施例のものは、収容部
材16がバネ様の弾性を有するコ字型の取付部1
6aに於て、便器dの上端の突縁d3に取付けられ
ている。この場合第9図に示すように取付部16
aに伸縮部16bを設けておけば、収容部材16
の設置位置を適宜調節できるので便利である。第
9図に於て、出水口d2は垂直壁面の上端に形成さ
れている。
また第10図に示された実施例のものは、収容
部材17が上端に挿込み管17aを有し、この挿
込み管17aに於て、便器dの出水口d2に挿着固
定されるようになつている。17bは挿込み管1
7aの外周面に設けた弾性突起で、出水口d2の内
壁に強く圧着し、抜止めとして機能する。尚本考
案洗浄材は、台所の流し台の排出口、浴室の排出
口、洗面台の排出口などの洗浄に適用し得る。
効 果 このように本考案によれば、洗浄剤を収容する
収容部材に、常温揮散性物質を保持させるような
構成を採用したので、洗浄剤及び常温揮散性物質
の効果をそれぞれ最大限に且つ長期間に亘つて安
定確実に発揮させることができ、高品質にして長
期安定なこの種複合型物質を提供できる特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本考案の相異なる実施例
を示す縦断面図である。 図に於て、1は収容部材、2は洗浄剤、3は常
温揮散性物質である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄剤を収容した収容部材に、常温揮散性物質
    を保持せしめたことを特徴とする洗浄材。
JP17639385U 1985-11-15 1985-11-15 Expired - Lifetime JPH0529268Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17639385U JPH0529268Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17639385U JPH0529268Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6285582U JPS6285582U (ja) 1987-06-01
JPH0529268Y2 true JPH0529268Y2 (ja) 1993-07-27

Family

ID=31116591

Family Applications (1)

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JP17639385U Expired - Lifetime JPH0529268Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0750449Y2 (ja) * 1988-11-29 1995-11-15 アース製薬株式会社 芳香洗浄材
JP5854789B2 (ja) * 2011-11-24 2016-02-09 日本曹達株式会社 浴室排水口用ヌメリ取り器に装着される揮発性薬剤収納容器

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JPS6285582U (ja) 1987-06-01

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