JP2565609B2 - 結合装置 - Google Patents

結合装置

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JP2565609B2
JP2565609B2 JP3337910A JP33791091A JP2565609B2 JP 2565609 B2 JP2565609 B2 JP 2565609B2 JP 3337910 A JP3337910 A JP 3337910A JP 33791091 A JP33791091 A JP 33791091A JP 2565609 B2 JP2565609 B2 JP 2565609B2
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    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/08Current supply arrangements for telephone systems with current supply sources at the substations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Prepayment Telephone Systems (AREA)
  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ伝送、特にデータ
端末装置(DTE)と公衆交換電話網(PSTN)間で
のデータ伝送に関するものである。
【0002】
【従来の技術】公衆交換電話網(PSTN)は、第一の
ローカルなデータ端末装置(DTE)から第二のリモー
トなDTEへデータ通信をするために使用されるように
なってから、データ伝送分野で重要になってきた。DT
Eの電話網への接続機構は、DCE又はモデムとして知
られる装置を必要とする。それは特に電気信号を交換電
話網の特徴に適応するような(あたかもDCEが接続さ
れているような)結合装置を含んでいる。
【0003】高い処理能力でかつデータ処理システムで
音声メッセージを使用する複雑化したシステムの開発で
は、ローカル電話セットからDCEを通ってデータ処理
システムへ音声の伝送が可能である装置が必要である。
しかしながら、従来用いられていた結合装置はそのよう
にできない。ローカル電話セットは、それがPSTNに
接続されたときのみに動作し、その結果としてDCEを
通ってローカルDTEへの音声メッセージの伝送に使用
できなくなるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、PS
TNにDCEを接続し、前記DCEとローカル電話セッ
ト間の音声メッセージの伝送を可能とする結合装置を提
供することである。
【0005】本発明の他の目的は、特別なPSTNの要
求にDCEを適応させ、前記DCEとローカル電話セッ
ト間の音声メッセージの伝送を可能とする、DCEに移
動可能なように取付けられた結合装置を提供することで
ある。
【0006】本発明のさらなる目的は、DCEとローカ
ル電話セット間で、両者間がフル・ガルバニック・アイ
ソレーションであるときに、音声メッセージの伝送を可
能とする結合装置を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、特別なPSTNに接
続可能で、DCEに接続したDTEとローカル電話セッ
ト間で音声メッセージの伝送を可能とするDCEを提供
することである。
【0008】本発明のさらなる目的は、結合装置に付属
し、ローカル電話セットとパーソナル・コンピュータ・
システム間で音声メッセージの伝送を可能とする、パー
ソナル・コンピュータ・システムのためのDCEインタ
ーフェース・カードを提供することである。
【0009】本発明のさらなる目的は、ローカル電話セ
ットとワークステーション間で音声メッセージの伝送を
可能とする結合装置を有するDCEを含むワークステー
ションを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記及びその他の本発明
の目的は、与えられたPSTN及びローカル電話セット
へのDCEの接続を可能とする、本発明に従った結合装
置手段によって達成される。その結合装置は、前記ロー
カル電話セットにDC電流を供給する手段を含み、それ
によって電話のマイクロフォン及びヘッドフォンは、前
記DCEに接続されたDTEからの音声メッセージを伝
送及び受信するためにそれぞれ使用される。
【0011】本発明に記載する実施例では、結合装置
は、DCEに移動可能なように取付けられDCEを与え
られたPSTNの電気的な要求に適合させる箱にある。
【0012】本発明はまた、PSTN及びローカル電話
セットへのDTEの接続のために、与えられたPSTN
の電気的な要求にマッチングする電子的な構成要素を有
する結合装置を含む、DCEを提供する。結合装置はさ
らに前記ローカル電話セットにDC電流を供給する手段
を含み、それによってDTEから電話セットへ音声メッ
セージが伝送及び受信される。
【0013】本発明はさらに、PSTN及びローカル電
話セットへのDTEの接続のために、与えられたPST
Nの電気的な要求にマッチングする電子的な構成要素を
有する結合装置が移動可能なように取付けられた手段を
含む、DCEを提供する。結合装置は、さらにローカル
電話セットにDC電流を供給する手段を含み、それによ
って電話セットからDTEへ音声メッセージが伝送及び
受信される。
【0014】本発明はさらに、結合装置に移動可能なよ
うに接続されたDCEインターフェース・カードを含む
パーソナル・コンピュータ・システムのようなワークス
テーションを提供する。結合装置は、電話セットにDC
電流を供給する手段を含み、それによってその電話及び
ワークステーションから音声メッセージが伝送及び受信
される。
【0015】
【実施例】図1は、本発明に従った基本装置120とそ
れに接続された結合装置150を含む、DCEの実施例
を示す。広く多種のPSTNのためにユニークである基
本装置120と反対に、結合装置150は決まったPS
TNに特定され、そのPSTNの電気的な要求に応じる
必要がある全てのハードウェア構成要素を含んでいる。
ここに記載する本発明の実施例では、結合装置150は
箱の形で、マルチコンダクタ・ケーブル手段によって、
基本装置120に移動可能なように取付けられる。基本
装置120は、インターフェース・カードにあり、それ
は国ごとの特有な要求に従って交換電話網を通ってデー
タを伝送及び受信するDTEとして動作するパーソナル
・コンピュータのようなワークステーションに接続され
ることを意図する。しかしながら、本発明はあらゆるタ
イプのDCEに関し、インターフェース・カード又はス
タンド・アローンDCEのどちらの形もとる。一つの特
別な実施例では、基本装置120はポータブル・パーソ
ナル・コンピュータ・システムに含まれ、結合装置15
0はそのシステムに接続された箱である。結合装置15
0は特に、詳細は後述するように、国特有の電話網の電
気的要求に電気的な適合を提供する。基本装置120は
プロセッサ160を含み、そのプロセッサはバス161
を通ってPROM記憶装置162、RAM記憶装置16
3、バス130を通って結合装置150との間の通信を
提供する入出力(I/O)ブロック165、そしてその
他のI/O装置164(本発明の部分ではない)に接続
されている。プロセッサ160は、A/D及びD/Aコ
ンバータ171(181)及びパスバンド・フィルタ1
72(182)を通ってハイブリッド173(183)
と通信する。ハイブリッド173又は183は、データ
通信技術でよく知られた2線式/4線式である。ハイブ
リッド173(183)は、2本組の線103と104
(110と111)を通って結合装置150と通信す
る。上述のように、基本装置120のプロセッサ160
は、I/Oブロック165に接続されたバス130によ
って結合装置150を制御する。バス130には以下の
導線がある。 導線100:オフフック 導線101:ダイアル・パルス 導線104:ダイアル・ループ 導線105−108:識別導線 導線109:SWフック 導線112:ハンドセットI/O
【0016】これらの導線の機能は、以下の記述によっ
てよりよく理解されよう。基本装置120はさらに結合
装置150に正のVcc及び接地電位を提供し、その電位
は特に以下に記述するローカル・フィーダ回路219に
使用される。結合装置150と基本装置120との接続
は、マルチコンダクタ・ケーブルを受けられるプラグに
よって可能とされる。
【0017】PROM記憶装置162は、図3ないし図
6のフローチャートに関する(詳細は後述する)命令を
実行するために要求されるソフトウェア・プログラムを
記憶する。PROM162はさらに1組のPSTN表を
含み、その表には異なった国で存在する異なった電話網
を特徴付けるパラメータが納められ、本発明にしたがっ
てDCEが接続されるようにする。その表は特に、電話
線の信号の周波数の範囲に関する情報や、特別なPST
Nを特徴付ける異なった信号音に関する情報を含んでい
る。本発明の実施例で述べられたPROM記憶装置に記
憶されたこれらのPSTN表はまた、DTEに接続され
た3.5インチ・ディスケット装置のような(特にDT
Eがパーソナル・コンピュータである場合)、他のあら
ゆる記憶装置からRAM記憶装置163にロードされる
ことができる。
【0018】図2は、本発明に従った結合装置150の
良好な実施例を示す。結合装置150は考慮されたPS
TNの「チップリング」導線に接続され、その「チップ
リング」導線はプロセッサ160の制御の下で基本装置
120とPSTNネットワークの接続を実行するオフフ
ック・リレイ200に接続される。より正確には、「チ
ップリング」導線はスイッチ200の2本の入力導線2
02と203に接続される。リレイ200は、ダイアル
パルス回路214に接続される3番目の入力導線20
5、「ハンドセットIO」リレイ201の入力導線21
1に接続される導線206(スイッチ201は制御導線
112を通ってプロセッサ160の制御の下にある)を
有する。リレイ200はさらに、変圧器218の巻かれ
ている二次回路(コイル)に接続されている入力導線2
15を有する。少なくともリレイ200は、リレイ20
1の入力導線209に接続された入力導線207を有す
る。リレイ201は、ローカル・フィーダ回路219
(その動作については後述する)に接続される入力導線
208と216を有する。リレイ201の入力導線21
2と213は、それぞれスイッチフック(SH)・ディ
テクタ回路221を通って電話セット(TS1)導線2
20と、TS2導線213に接続される。リレイ200
は電気通信技術ではよく知られたオフフック機能を提供
する。いつプロセッサ160が導線100と112を低
いレベルにセットしようとも、PSTNネットワークの
「チップリング」導線は、リレイ200、リレイ201
及びSHディテクタ回路221を通って電話セットへ直
接接続される。いつ使用者が電話をハンドセットしよう
とも、電流の流れは導線220ないし213に現れ、そ
の電流の流れはSHディテクタ回路221によって検出
され(本発明で述べる実施例では光結合装置である)、
そして導線109を通ってプロセッサ160へ伝送され
る。
【0019】プロセッサ160がPSTNにデータを伝
送しようとすると、変圧器218の巻かれている二次回
路(コイル)をリレイ200とDP回路214を通って
「チップリング」導線に接続するために、導線100と
101を活動化する。DP回路214は、後述する10
進信号を実行する。これを達成するために、プロセッサ
160は、導線101を通ってDP回路214へ電気回
路の開閉に従って相次ぐブレイクメイク信号を伝送す
る。ここで、それらブレイクメイク信号の流れは考慮し
ている特別なPSTNに強く依存し、DCEと多数のP
STNの接続を許可する対応するパラメータは、前述の
表上に記憶される。
【0020】ダイアルループ回路217は、変圧器21
8の巻かれている二次回路(コイル)と並列に接続さ
れ、プロセッサが導線101上にブレイクメイク信号を
発生するときにその二次回路を短絡する。これを達成す
るために、DL回路217の制御入力に接続されたダイ
アルループ導線104を活動化する。ここに記載の本発
明の実施例では、ダイアルループ回路217は光リレイ
回路である。PSTN表は、DL回路217が変圧器2
18の二次回路の短絡を実行する間(これは考慮してい
る特別なPSTNの特徴である)の時間に関する情報を
含んでPROM記憶装置162に記憶される。
【0021】インピーダンスを適合させるための回路2
23は、変圧器218の二次回路の導線間に並列に接続
されている。その回路は、考慮しているPSTNに従っ
て、電話線からわかる明らかなインピーダンスに決まっ
た値を固定するために使用される。変圧器218は、通
常の変圧器であり、基本装置と電話線がガルバニック・
アイソレーションになるために従来の結合装置に使用さ
れうる。導線206と207間は、キャパシタCiとレ
ジスタRiとRIディテクタ回路224を直列に接続し
た回路に接続されている。RIディテクタ回路224
は、リング電圧を検出するために使用され、そしてそれ
に応じてリング指示(RI)導線113を活動化する。
I/O回路を通ってプロセッサ160によってRI導線
113の活動化は検出される。そしてI/O回路165
は、DCEに接続された特別なPSTNに完全に応じ
て、導線113上に現れたRI信号を確かめることに従
って、テストを実行する。そのテストは、図5の「受信
呼出」フローチャート及び図6のリング検出処理に関し
てのところで述べる。
【0022】リレイ201の導線208と216は、ロ
ーカル・フィーダ回路を通って変圧器225の巻かれて
いる二次回路(コイル)に接続される。変圧器225
は、導線110と111が接続する巻かれている一次回
路を有し、それによって基本装置と電話セット間のガル
バニック・アイソレーションを達成する。しかしながら
そのアイソレーションが要求されていないとき、変圧器
225は抜かされる。ローカル・フィーダ回路219は
DC電流で電話セットを提供し、それによって制御プロ
セッサが導線112を活動化するときに、その動作を許
可する。ローカル・フィーダ回路は、図7A及び図7B
で詳細は記述する。結合装置150はさらにマルチプレ
クサ226を含み、それは有線の8ビット識別コードを
運ぶ8ビット・バス227に接続される8本の入力導線
を有する。結合装置150が適合される特別のPSTN
を特徴付けるその識別コードは、4本の導線105ない
し108を通って制御プロセッサ160によって読み取
られる。マルチプレクサ226は、ダイアルループ導線
104に接続された制御導線を有する。プロセッサ16
0が導線104を活動化するとき、マルチプレクサ22
6は導線105ないし108に識別コードの4つの重要
なビットを伝送する。反対にいつ制御プロセッサが導線
104を低いレベルにセットしようとも、識別コードの
少なくとも重要なビットは導線105ないし108に伝
送される。それによって導線105ないし108の2つ
の読み取り動作の連続の後で、プロセッサ160は結合
装置150の識別コードを引き出し、それによってそれ
が接続できるPSTNのタイプを得る。より詳細は以下
で述べるが、一つの識別コードは初期設定ステップでプ
ロセッサ160によって認識され、そのプロセッサは基
本装置120にとりつけられた特別な結合装置に対応し
て、適切なパラメータとともにRAM記憶装置163を
ロードする。ここで、経済的な目的のために、結合装置
150は出来るだけ簡素化し、考慮しているPSTNの
電気的な要求をマッチングするための要求されるハード
ウェア構成要素に限って含めるべきである。特に基本装
置120と結合装置150の間のインターフェース・バ
ス100ないし112は出来る限り簡素化すべきであ
る。これは、初期設定ステップでマルチプレクサ226
を制御するため、及びダイアルループ回路217を制御
するためにも、同じ導線104を使用することによって
最初に達成される。2つの制御の目的のために同じ導線
104を有効に使用することは、マルチプレクサ226
とDL回路217を動作を危うくすることはない。結合
装置150の識別コードの読み取りステップは、マシン
のパワーオンの後で発生する初期設定の終了後(DL回
路217の制御が初期設定の終わった後でのみ有効であ
る間)に行われるからである。実際は、プロセッサ16
0はPSTNを通って通信しない限りは、導線100と
112は低いレベルなので、電話セット222はネット
ワークに接続される。反対に、初期設定の間に変圧器2
18の巻かれている二次回路に現れる短絡は、識別コー
ドの4MSBを読みだすのにしたがって活動化される導
線104を有する、プロセッサ160によって起こさ
れ、PSTNネットワークには影響しない。なおこの基
本装置120と結合装置150の間のインターフェース
の簡素化は、4本だけの導線105ないし108を通っ
て8ビット・コードの伝送を許可するマルチプレクサ2
26の手段によって達成される。
【0023】図3は特に前述の初期設定の間に含まれる
国コードの確認ステップを示す。マシンの電源入力後、
DCEに含まれる基本装置120は、ステップ301で
特にマシンの主要な機能の内部テストがある、電源入力
に続いて起こるものを実行する。そしてステップ302
では、プロセッサ160はI/O入力回路165を通っ
て導線104を活動化し、それは変圧器218の二次回
路の短絡を実行し、また識別コードの4MSBの導線1
05ないし108への伝送を行う。前述のように、変圧
器218はPSTNに接続されていないので、その短絡
はネットワークの動作に影響しない。ステップ303で
は、プロセッサ160は4MSBをRAM記憶装置16
3にロードする。ステップ304では、プロセッサ16
0は導線104を不活動化し、それによって識別コード
の4LSBの導線105ないし108への伝送と、前述
の短絡の禁止を必然的に伴う。そしてステップ305で
LSBはRAM163に記憶される。そしてステップ3
06においてプロセッサ160は、PROM162の有
効な識別コードのリストと、マルチプレクサ226から
読み込まれた全8ビット識別コードを比較し、それぞれ
特別なPSTNに対応し、DCEは結合装置150を通
って接続されるようになる。もし結合装置150から読
み込まれたそのコードがPROM162に記憶された前
述のリストのどのコードにもマッチしないと、プロセッ
サ160は電源入力処理を停止し、基本装置120のP
STNへの接続を防ぐために導線100ないし112を
低いレベルに維持する。反対に、結合装置150から読
み込まれたコードがマッチした場合、プロセッサ160
は、ダイアルトーンやリングその他の特徴のような認識
されたPSTNの特徴であるパラメータをPROM16
3からRAM162へロードする。特別なPSTNの特
徴であるそのパラメータは、結合装置が適合されるよう
な、ダイアルトーンやリング検出のために特別なテスト
・パラメータを含む。
【0024】図4は発信呼出処理を示す図である。その
処理は、接続されたDTEから、又は基本装置120に
つながれたパーソナル・コンピュータで実行しているア
プリケーション・プログラム又はその使用者からの要求
で開始される(ステップ401)。ステップ402で
は、プロセッサ160はSWフック・ライン109の状
態をテストする。もしそのラインが活動中ならば、使用
者がPSTNネットワークを通って電話セット222で
通信している場合、その要求は失敗させられ、そのアプ
リケーション・プログラムに通知される。反対の場合、
PSTNは通信セッションのために利用可能となり、プ
ロセッサ160はオフフック導線100を活動化するス
テップ403へ行く。そしてプロセッサ160は電話線
上(導線202、203上)でダイアルトーンの現れる
のを待機するステップ404へ行く。そのダイアルトー
ンは、コンバータ171、フィルタ172及びハイブリ
ッド173を通ってプロセッサ160へ伝送される。プ
ロセッサ160はデジタル信号処理を、受信したダイア
ルトーンにおいて、その周波数、その期間、その振幅に
従って実行する。ひとたびその値がプロセッサ160に
よって測定されると、それらはRAM162に記憶され
たPSTNテーブルに納められた値(結合装置150の
識別の後に適切なパラメータ値としてロードされたも
の)と比較される。一般的に、RAM162にロードさ
れたPSTN表は、特別なPSTNに対応する値の範囲
にある。例えば、フランスの場合、プロセッサ160に
よって受信されるダイアルトーンは406及び474H
zの間に含まれている。従ってプロセッサ160は、受
信したダイアルトーンが特別なPSTN接続の要求の全
てに応じるかどうかを決定できる。もし、PSTNが機
能停止状態にある場合や、又は使用者がPSTNを違う
結合装置150(例えば特別なPSTNのために設計さ
れたものでない結合装置)に接続した場合に、測定され
た値が前述のPSTN表に納められた特徴付けるパラメ
ータとマッチしないときは、その処理は失敗し、導線1
00ないし112は低いレベルに維持され、それによっ
て基本装置120とPSTN間のあらゆる通信を防ぐ。
反対の場合、処理は、プロセッサ160がRAM162
に記憶されたPSTN表で10進又はDTMFのどちら
の信号を要求しているかを読む、ステップ405に進
む。もし10進信号が要求されている場合は、プロセッ
サ160は適切なブレイクメイク信号を発生するため
に、活動化と不活動化の連続を実行する。同時に信号に
対して、プロセッサ160は変圧器218の巻かれてい
る二次回路の短絡を実行するためにDL導線104を活
動化する。RAM162に記憶されたPSTN表は、考
慮されたPSTN表に完全に応じるダイアルパルス導線
101の活動化及び不活動化の順番を決めるパラメータ
を含む。反対に、もしDTMF信号が要求されたとき
は、プロセッサ160はステップ407へ行き、PST
Nへの導線102と103上に適切な信号音を発生す
る。その信号音は、特別なPSTNに依存し前述の表に
記憶されたパラメータ(周波数、期間)に従って発生す
る。ステップ408では、プロセッサ160は、前述の
PSTN表に納められたパラメータに応じた特徴を持つ
返答信号音を待つ。返答信号音が検出されると、プロセ
ッサ160はステップ409へ行き、発信呼出の確立の
処理を完成する。その瞬間から、本発明に従ったDCE
の基本装置120は、PSTNを通って遠隔のDCEと
いつでも通信できる。
【0025】図5及び図6は受信呼出を示し、特別なP
STNの要求に従ってリング信号を分析するためのDC
Eによって実行される手順であるといえる。リング検出
回路224の入力で電話線上に現れるリング信号は、図
6Aで示されるが、Ton間にバーストが連続して出現
し、Toffの間無音で分離される。基本の正弦曲線波を
図6Bに示す。リング検出回路224は、図6Cに示さ
れるようにDC構成装置の信号抑制という第一の機能を
有する。リング検出回路は、図6Cの信号を図6Dに示
したような整流された信号を供給するための全波整流作
用を行う。その信号はそしてPSTNの特徴に依存する
しきい値と比較される。それは特にRI検出器224の
設計及びそこに含まれるより一般的な電子的な構成装置
は、結合装置150が接続されるように意図された特別
なPSTN(そのPSTNはバス227を電送される識
別コードによって定義される)に密接に依存することを
示す。これに対して、基本装置は考慮された全てのPS
TNに対して1つしかない。基本装置120の適合は、
PROM162に記憶された適切なパラメータ(それら
のパラメータは図3に参考に示した初期設定の間に結合
装置150から読みこむ識別コードに対応する)ととも
にRAM163にロ−ドすることによって達成される。
整流された信号と前記のしきい値との比較は、図6Eに
示すようなRI導線113上に矩形波信号を供給する。
そしてプロセッサ160は、検出されたリング信号の妥
当性を決定するために、図5に示すようにその信号の分
析を実行する。その信号の分析は、RI導線113上の
反対の変換の現れを検出するためのテストによって、最
初にステップ501から始まる。反対の変換の出現(t
0)で、プロセッサ160はステップ502で導線11
3上の矩形波信号の周波数の測定を行う。これを達成す
るために、プロセッサ160は次の反対の変換が現れる
のを待機し、現れたらt1とし、2つの第一の反対の変
換の期間(周期)はT0=t1−t0 として求まる。この
Tの大きさから、プロセッサ160はリング信号の周波
数の値を算定し、それを図3の初期設定ステップでロー
ドされたPSTN表にロードされた範囲と比較する。も
しその算定されたリング周波数が、DCEに接続された
PSTNに対応する表で認められた最小及び最大の値の
間に含まれていない場合、プロセッサ160はステップ
501に進む。逆の場合、プロセッサ160はステップ
503に行き、そのt1と続く肯定的な変換の発生時t2
の間の時間T1を求める。もしT1が認められた値の最小
値T1minと最大値T1maxの間に含まれる場合、プロセッ
サ160はステップ504へ行く。そうでない場合、リ
ング信号は無効と考えられ、処理はステップ501に戻
る。ステップ504で、プロセッサ160はそのt2と続
く反対の変換の発生時t3との間の時間T2を求め、その
値をテストする。もしその値が認められた値T2minとT
2maxの範囲に含まれていれば、処理はステップ505に
進み、そうでなければプロセッサ160はステップ50
1に戻る。そしてプロセッサ160は、そのt3と続く
肯定的な変換の発生時t4の間の時間T3を次に求める。
もしその値が認められた値T3minとT3maxの範囲に含ま
れていれば、処理はステップ506に進み、そうでなけ
ればステップ501に戻る。T1、T2及びT3の値をを
求め連続してテストすることから、リング検出器224
の入力で現れるようなノイズをほとんど感じないDCE
を可能とする。ノイズの免除を改善するために、リング
検出回路224はまたシュミット・トリガ(図2には示
さず)を含む。ステップ506で、プロセッサ160
は、無音期間(図6AでToffとして示された)の検出
を行うために、導線113上の矩形波信号の低いレベル
に対応する時間を引き続き求める。その目的のために、
プロセッサ160は、その求められた時間(その間導線
113上の信号は低いレベルである)と、RAM163
の表にロードされた第二の予め決められたしきい値とを
比較する。求めた時間が第二のしきい値に等しいと、ス
テップ507で、プロセッサ160は導線100及び1
01を活動化することによって線の占有を実行する。そ
の第二のしきい値は、リング信号の無音に対応するTof
f間のほぼ中間の近くで実行される、電話線の占有を確
実にするために選ばれる。電話線上でのエネルギの存在
に対応するTon間での線の占有は、結合装置150及び
特に変圧器218への大きな障害の原因となるであろう
ことに注意を要した。それゆえに、確実に電話線の占有
が線上にエネルギの存在する間に発生しないであろうこ
とが必要である。これは本願発明に従う結合装置で、信
号113の低いレベルの信号に対応する時間と、結合装
置の識別コードに対応し、かつ図3の初期設定ステップ
の間にロードされるRAM163にある表に格納された
第二のしきい値とを比較することによって達成される。
フランスでは、2つの連続するリングは約3秒の無音に
よって分割され、RAM163にロードされたフランス
のPSTNに対応する第二のしきい値は1秒に等しく選
ばれる。
【0026】本願発明に従う結合装置150は、異なっ
たモードの電話セット222の使用を許可する。第一の
モードでは、電話セットは従来のようにPSTNを通っ
て音声メッセージを送信及び受信するため使用される。
第二のモードでは、プロセッサ160がPSTNネット
ワークを通ってデータ通信セッションにある間、結合装
置150は電話セット222から基本装置120への音
声の送信を許可する。その第二のモードでは、音声は導
線102、103及び導線202、203を通ってデー
タと同時に送信される。
【0027】第一のモードは導線100及び112の不
活動化によって達成される。したがって電話セット22
2はリレイ200及び201を通ってPSTNネットワ
ークに接続される。この「オンフック」モードでは、電
話セット222はPSTNを通って音声を送信するため
の使用者によって使用されうる。
【0028】第二のモード又は「オンフック」は、導線
100及び101の活動化及び導線104の不活動化に
よって達成される。これは、変圧器218、回路22
3、DL回路217、DP回路214及びリレイ200
を通って電話ネットワークへの導線102/103の接
続を実行する。デジタル・データをD/Aコンバータ1
71へ送信することにより、そして反対にA/Dコンバ
ータ171から受信されたデジタル・データを処理する
ことによって、プロセッサ160はリモートDTEでデ
ータ交換を可能とし、又はリモート電話セットでアナロ
グ信号の送信及び受信をする。
【0029】「音声録音ローカル通信モード」と呼ばれ
る第三のモードでは、電話セット222は基本装置12
0中に伝送する音声のために使用される。同じ時間にデ
ータ通信はPSTNを介してDCEとリモートDCEと
の間で確立されたままである。これは電話セット222
がパス201、219及び225を介して基本装置12
0と通信している間に、その基本装置がパス218、2
14、200を介してPSTNと通信できるということ
を表現する。この目的のために、プロセッサ160は導
線112を活動化し、これはローカル・フィーダ21
9、及びリレイ201を通って変圧器225への電話セ
ットの接続を必然的に伴う。ローカル・フィーダ回路2
19は連続的なDC電流(本願発明の良好な実施例にお
いては約20ミリアンペアに等しい)で電話222を供
給する。電話セット222のマイクロフォンは、リレイ
201、回路219および225を通って導線110及
び111へ送信されるアナログ電気信号を発生するため
に使用される。導線110及び111に存在するそのア
ナログ信号は、ハイブリッド182に送信され、そして
回路182によってフィルタにかけられ、A/D回路1
81の手段によってデジタル・ワードに変換される。そ
してそのA/Dコンバータ181の出力として現れるデ
ジタル・サンプルは、バス161で使用可能となり、か
つそれ以上の処理のためにプロセッサ160によってR
AM163に記憶される。逆に、プロセッサ160はR
AM163にあるデータを読むことができ、それらをバ
ス161を通ってデジタルからアナログへのコンバータ
181へ送信する。そのアナログ信号は、フィルタ18
2によってフィルタにかけられ、ハイブリッド回路18
3を通って導線110及び111へ送信される。音声メ
ッセージは、導線112が活動化されてから、リレイ2
01を通って電話セット222へ送信される。
【0030】第四のモードでは、プロセッサ160は前
述の第二のモードの間にRAM163に記憶された異な
ったデータ(そのデータはリモート電話セットへ送信さ
れる予定であるデジタル化された音声メッセージから成
る)を送信する。その目的のために、プロセッサ160
は図4で説明したような発信呼出を開始する。通信が確
立されるとき、プロセッサ160はバス161を通って
D/Aコンバータ171へデジタル化された音声メッセ
ージを送信する。デジタル化されたメッセージはアナロ
グ形式へ変換され、フィルタ172によってフィルタに
かけられ、そしてハイブリッド173へ送信される。導
線100及び101は活動化されているので、それゆえ
にその音声メッセージはリレイ200及びPSTNを通
ってリモート電話セットへ送信される。本願発明に従う
DCEは、リモート電話セットへの受信呼出の経路を指
定するために使用されることができる。この目的のため
に、プロセッサ160は、音声メッセージがリレイ20
0を通って変圧器218へ送信されるように導線100
を活動化する。導線102/103に現れるアナログ信
号は、ハイブリッド173へ、そしてフィルタ172
へ、そしてA/Dコンバータ171へ送信される。デジ
タル・サンプルは直接RAM163に記憶される。プロ
セッサ160による通信の終了の検出で、ひとたび音声
メッセージが全て記憶されると、そのプロセッサは決め
られたリモート電話セットと通信を確立するために発信
呼出処理を開始する。その呼び出される電話セットは、
RAM163に記憶された識別データによって識別さ
れ、使用者によって、又はDCEがパーソナル・コンピ
ュータのためのインターフェース・カードとして使用さ
れる場合にアプリケーション・プログラムによって識別
される。決められた電話セットとの通信の確立は、図4
で説明した手順に従って実行される。ひとたびリモート
電話セットと通信が確立すると、プロセッサ160はR
AM163からのデジタル化されたサンプルをD/Aコ
ンバータ171、フィルタ182及び導線102/10
3上にアナログ音声メッセージをもとの状態に復させる
ハイブリッド183へアンロードする。プロセッサ16
0は導線100及び101を活動化してから、そのアナ
ログ音声メッセージはリレイ200およびPSTNを通
ってリモート電話セットへ送信される。それゆえ、本願
発明に従うDCEはリモート電話セットから他のリモー
ト電話セットへ電話呼出のリルータ(経路変更を行う)
として使用されうる。
【0031】本願発明に従うDCEは、利用者又はアプ
リケーション・プログラム(DCEがパーソナル・コン
ピュータのためのインターフェース・カードとして実施
された場合)に、結合装置150の完全なチェックがで
きるテスト・ルーチンを提供する。この目的のために、
外部ループは「チップリング」導線202及び203を
導線213及び220に接続することによって実行され
る。ひとたび外部ループが確立されると、プロセッサ1
60は導線100及び導線112も活動化する。それゆ
えにローカル・フィーダ回路219はブロック223に
DC電流を供給する。そしてプロセッサ160は、D/
Aコンバータ回路171、パスバンド・フィルタ172
及びハイブリッド173を通って導線102/103に
テスト・パターンを発生する。テスト・パターンに対応
するアナログ信号は、変圧器218から回路223、2
14及びリレイ200を通って「チップリング」導線2
02/203へ送信される。そしてアナログ信号はリレ
イ201、ローカル・フィーダ219及び変圧器225
を通って導線110及び111に戻るように送信され
る。そのアナログ信号はA/Dコンバータ181によっ
てデジタル・サンプルに再び変換され、対応する受信さ
れたテスト・パターンはRAM163に記憶される。次
にプロセッサ160は、結合装置150の装置のなかの
一つの失敗の可能性を決定するために送信されたテスト
・パターンと受信されたものとを比較し、さらに本願発
明に従うDCEがパーソナル・コンピュータのためのイ
ンターフェース・カードとして実施される場合、利用者
又はアプリケーション・プログラムに失敗の状態を報告
する。
【0032】図7A及び図7Bはローカル・フィーダ回
路219の実施例を示す。
【0033】基本装置120と電話セット222の間で
ガルバニック・アイソレーションの要求がないときに使
用される、図7Aの第一の良好な実施例では、ローカル
・フィーダ回路219は、導線110と111から流れ
てきたPNPトランジスタ702に基づいた電流源によ
って供給されたDC電流を妨げるために、キャパシタ7
01を含む。トランジスタ702は、基本装置120に
よって供給される正の電圧源Vccに接続された第二の入
力を有する抵抗703の第一の導線に接続されたエミッ
タを有する。正の供給電圧Vccは又第一のダイオード7
04の陽極に接続し、第一のダイオードはそのカソード
が第二のダイオード705の陽極に接続し、第二のダイ
オードはそのカソードがトランジスタ702のベースと
抵抗706の第一の導線の両方に接続する。抵抗706
はAN2−B導線111(変圧器225は要求されてい
ない)及び導線216の両方に接続される第二の導線を
有する。キャパシタ701は、AN2−B導線111に
接続する第一の導線、及びトランジスタ702のコレク
タ及び導線208の両方に接続する第二の導線を有す
る。したがってトランジスタ702は導線208と21
6を通ってDC電流を電話セット222に供給し、その
値は抵抗703の値に緊密に依存し、約0.7ボルト/
R(Rは抵抗703の値)に等しい。
【0034】基本装置(そして基本装置120に接続さ
れたパーソナル・システム)が、PSTNと電話セット
222の両方を分離しなくてはならない場合、変圧器2
25及びローカル・フィーダ回路219(要求された基
本装置120と電話222間のガルバニック・アイソレ
ーションを供給する)が要求される。そのようなローカ
ル・フィーダ回路は、発振回路に基づいたDC/DC変
換回路及び第三の変圧器712に使用される、図7Bに
示したようなものである。その発振回路は、当業者には
よく知られたタイプ555の集積回路(その出力導線3
に矩形波信号を供給する)を含んでいる。その矩形波信
号は、NPNトランジスタ713を制御するために使用
される。そのトランジスタ713のエミッタは接地さ
れ、コレクタは変圧器712の一次回路の巻きの第一の
導線に接続され、第二の導線は正の供給電源Vcc(12
ボルト)に接続される。その結果として変圧器712の
二次回路の巻きはAC信号を供給し、その信号はダイオ
ード730手段によって整流され、キャパシタ711に
よってフィルタをかけられ、そしてトランジスタ702
及び前記の記載に基づいてDC電流源を供給するために
使用されうる。
【0035】本願発明の良好な実施例では、より詳細に
は、集積回路555では、1番目のピンは接地電位にさ
れ、2番目と6番目のピンは抵抗16の第一の導線に接
続され、第二の導線は正の供給電源Vccに接続され、第
三の導線は抵抗718を通ってトランジスタ713のベ
ース(そのベースを通る電流を制限するため)に接続さ
れ、4番目のピンは基本装置120の制御の下で禁止制
御として使用される。集積回路555では、5番目のピ
ンはキャパシタ719を通って接地され、7番目のピン
は抵抗717を通って抵抗716の第一の導線に接続さ
れ、そして少なくとも7番目のピンは正の供給電源に接
続される。
【0036】キャパシタ714は、変圧器712の一次
回路の巻きの第一の導線と接地電位の間を接続する。集
積回路NE555の6番目と2番目のピンは、またキャ
パシタ715を通って接地電位へ接続される。キャパシ
タ720は正の電源Vccと結合を減らすために接地との
間を接続する。
【0037】変圧器225及び712は要求されたガル
バニック・アイソレーションを供給するために選ばれる
べきである。例えば、英国のPSTNに接続されるため
に設計された結合装置の場合、3キロボルトのアイソレ
ーションが要求される。
【0038】表1は、初期設定の段階の間にRAM14
3に記憶され、与えられたPSTNを特徴付ける、より
詳細に説明された幾つかのパラメータである。表に示す
そのパラメータは、2つの異なった例としてフランスと
ドイツのものを示した。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】本発明により、PSTNにDCEを接続
し、前記DCEとローカル電話セット間の音声メッセー
ジの伝送を可能とする結合装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施例の概念図である。
【図2】DCEの基本装置を取付けられた結合装置を示
す図である。
【図3】本発明における実施例に従って国コードを確認
する処理を示すフローチャートである。
【図4】発信呼出に関する処理を詳細に示すフローチャ
ートである。
【図5】受信呼出に関する処理を詳細に示すフローチャ
ートである。
【図6】リング検出処理を示す図である
【図7A】本発明における実施例のローカル・フィーダ
回路219を示す図である。
【図7B】本発明における実施例のローカル・フィーダ
回路219を示す図である。
【符号の説明】 120 基本装置 130 バス 150 結合装置 160 プロセッサ 161 バス 162 PROM記憶装置 163 RAM記憶装置 164 その他の入出力装置 165 入出力ブロック 171 A/D及びD/Aコンバータ 172 パスバンド・フィルタ 173 ハイブリッド 181 A/D及びD/Aコンバータ 182 パスバンド・フィルタ 183 ハイブリッド 200 オフフック・リレイ 201 リレイ 214 ダイアルパルス(DP)回路 217 ダイアルループ(DL)回路 218 変圧器 219 ローカル・フィーダ回路 221 スイッチフック(SH)・ディテクタ回路 222 電話セット 223 インピーダンス適合回路 224 RIディテクタ回路 225 変圧器 226 マルチプレクサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャック・フィエスキ フランス共和国06700、サン・ローラ ン・デュ・ヴァール、アヴニュ・ポー ル・セザンヌ66番地、ル・ローズ・ガー デン ビイ号 (72)発明者 ジャン・マルタン フランス共和国06800、カニュ・シュ ル・メール、アヴニュ・ポール・セザン ヌ19番地ビス (72)発明者 レミ・ヴォティエ 06200、ニース、アヴニュ・ド・ラ・ラ ンテルヌ139番地

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ回線終端装置(DCE、図1の12
    0)の、与えられた公衆交換電話網(PSTN)、デー
    タ端末装置(DTE)及びローカル電話セット(22
    2)への接続を可能とする結合装置(150)であっ
    て、前記結合装置は前記ローカル電話セットにDC電流
    を供給する回路手段(219)と、該回路手段を前記ロ
    ーカル電話セットに相互に接続する第1のスイッチング
    手段とを含み、該第1のスイッチング手段は前記DCE
    からの制御信号に応答し、該制御信号は該第1のスイッ
    チング手段を、前記電話セットから前記DCEを介して
    前記DTEへ、及び前記DTEから前記DCEを介して
    ローカル電話セットへ音声メッセージが伝送されうる第
    1の状態にすることを特徴とする結合装置。
  2. 【請求項2】前記結合装置はさらに、 前記DTEと前記PSTNの間のガルバニック・アイソ
    レーションを実行するための第1の変圧器(218)
    と、 前記DCEから受信された制御信号(100、112)
    に従って、前記電話セットの、前記PSTNまたは前記
    DCEのどちらかへの接続を実行するための第2のスイ
    ッチング手段と、 を有し、それによって前記電話セットが、前記PSTN
    又は前記DTEとともに音声メッセージの交換のために
    使用されることを特徴とする請求項1記載の結合装置。
  3. 【請求項3】前記結合装置はさらに、 前記電話セットにDC電流を供給するために、前記DC
    Eによって供給される電圧源に接続された電流源を有す
    る請求項2記載の結合装置。
  4. 【請求項4】公衆交換電話網(PSTN)及びローカル
    電話セットへのデータ端末装置(DTE)の接続のため
    のデータ回線終端装置(DCE、図1の120)であっ
    て、与えられたPSTNの電気的要求に適合する電気的
    構成要素と、前記PSTNに接続するための第1のプラ
    グ(202、203)と、前記ローカル電話セットに接
    続するための第2のプラグ(213、220)とを有す
    る結合装置(150)を含み、前記結合装置はさらに前
    記電話セットにDC電流を供給するための手段を含み、
    それによって音声信号を前記電話セット(222)と前
    記DTE間で送信又は受信されうるような第1の状態に
    される第1のリレースイッチとを有することを特徴とす
    るデータ回線終端装置。
  5. 【請求項5】前記結合装置はさらに、 前記DTEと前記PSTNの間のガルバニック・アイソ
    レーションを実行するための第1の変圧器と、 前記DCEから受信された制御信号(100、112)
    に従って、前記電話セットの、前記PSTNまたは前記
    DCEのどちらかへの接続を実行するための第2のスイ
    ッチング手段と、 を有し、それによって前記電話セットが、前記PSTN
    又は前記DTEとともに音声メッセージの交換のために
    使用されることを特徴とする請求項4記載のデータ回線
    終端装置。
  6. 【請求項6】前記結合装置はさらに、 前記電話セットにDC電流を供給するために、前記DC
    Eによって供給される電圧源に接続された電流源を含む
    ことを特徴とする請求項5記載のデータ回線終端装置。
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