JP2565232Y2 - 瞬間接着剤の塗布装置 - Google Patents

瞬間接着剤の塗布装置

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JP2565232Y2 JP5132892U JP5132892U JP2565232Y2 JP 2565232 Y2 JP2565232 Y2 JP 2565232Y2 JP 5132892 U JP5132892 U JP 5132892U JP 5132892 U JP5132892 U JP 5132892U JP 2565232 Y2 JP2565232 Y2 JP 2565232Y2
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信彰 小林
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はプラスチックシートの所
定箇所に瞬間接着剤を線状をなすように連続して塗布す
る瞬間接着剤の塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチックシートを用いた透明な包装
用容器や函等の製造にあたり、該シートの所定箇所に接
着剤を塗布して、この塗布された接着剤により容器や函
等を組み立てることが行われている。プラスチックシー
トの所定箇所に接着剤を連続して塗布するのに従来は、
上面開口の接着剤タンク内に糊付けプーリーを廻転自在
に軸支させ、当該プーリーを廻転させることによりプー
リーの外周面に接着剤タンク内の接着剤を付着させ、適
宜塗布量調整板で接着剤の分量を調整し、接着剤タンク
の上方を連続して流れてくるプラスチックシートの下面
側の所定箇所に前記プーリーを接触させて接着剤をプラ
スチックシートに塗布するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来は前記したような
方法でプラスチックシートの所定箇所に連続して接着剤
を塗布するようにしていた。しかしながら、このような
塗布方法は比較的可使時間の短い瞬間接着剤については
用いることができないという問題点がある。すなわち、
上記従来の接着剤タンクは上面が解放状態となっている
ので、ここに瞬間接着剤を貯めておくと空気と接触して
硬化が始まり使用に耐えなくなるという問題点がある。
また、瞬間接着剤を吐出する吐出管の吐出口を単純にプ
ラスチックシートに向けて対向させただけでは、瞬間接
着剤が均等にプラスチックシートの所定箇所に塗布され
ないと共に、塗布されなかった瞬間接着剤が吐出口より
下方に落下して無駄になり経済的にも不利になるという
問題点がある。そこで本考案は、移送ライン上を連続的
に流れてくるプラスチックシートの所定箇所に均等に瞬
間接着剤を塗布し得るようになすと共に、プラスチック
シートに塗布されなかった瞬間接着剤を回収できるよう
にして前記した従来の諸問題点を解決した瞬間接着剤の
塗布装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本考案の構成を詳述すれば、移送ラインに沿って送ら
れてくるプラスチックシートの所定箇所に瞬間接着剤を
線状をなすように連続して塗布する瞬間接着剤の塗布装
置において、瞬間接着剤を吐出する吐出管を保持する部
材として、下側に斜面を形成した上ガイド部材と、この
上ガイド部材の斜面部と共同して前記吐出管を斜行状に
保持する下ガイド部材とを用いて前記吐出管の吐出口を
プラスチックシートの下面側に対して斜めに対向させる
ようになし、且つ前記下ガイド部材にはその周縁部に瞬
間接着剤回収用の案内溝を形成してプラスチックシート
に塗布されなかった瞬間接着剤を前記下ガイド部材の案
内溝を介して回収するように構成したことを特徴とする
瞬間接着剤の塗布装置である。
【0005】本考案によれば、瞬間接着剤を吐出する吐
出管が、上ガイド部材と下ガイド部材との共同作用によ
りプラスチックシートの下面側に対して斜めに対向する
ようになっているので連続してプラスチックシートの
面側所定箇所に均一に瞬間接着剤を塗布することができ
ると共に、下ガイド部材の周縁部に案内溝を形成してあ
るので、プラスチックシートに塗布されなかった瞬間接
着剤がこの案内溝によって案内されて下方に用意してあ
る回収ボトル内に回収されるので経済的にも甚だ有利と
なるものである。
【0006】
【実施例】以下、本考案瞬間接着剤塗布装置の具体的構
成を図示の実施例に基づき詳細に説明する。図1はプラ
スチックシートの移送ラインを示す概略側面図、図2は
本考案塗布装置の一実施例を示す概略配置図、図3は本
考案塗布装置の要部拡大図、図4は図3のA−A線に沿
った拡大断面図、図5は吐出管の吐出口周辺を示す拡大
断面図である。
【0007】図中1は組立後に包装用容器や函等となる
加工前のプラスチックシートであり、2はこのプラスチ
ックシート1の多数枚を積層した自動給出部である。自
動給出部2は廻転ローラー3の廻転によりプラスチック
シート1を1枚づつ次に述べる移送ライン4に送り出す
作用をなす。移送ライン4は複数の廻転ローラー5,5
間に掛架された上ベルト6と、下ベルト7の間にプラス
チックシート1を挟み付けて、図1の右方から左方へ向
けプラスチックシート1を移送していく。なお、上ベル
ト6及び下ベルト7の両方共、それぞれ左右に分かれた
2本のベルトからなっており、瞬間接着剤が塗布される
部分は該ベルト6,7の端部から外方にはみ出るように
なっている。
【0008】8は被着材であるプラスチックシート1が
ポリプロピレンや高密度ポリエチレンのように難接着性
の材質である場合に、プライマーと称する前処理剤を塗
布するための塗布装置で、当然ながら後述する瞬間接着
剤塗布装置の前段の移送ライン4上に付設される。な
お、9は前処理剤塗布装置8を動作させるためのセンサ
ーを示す。10はプライマー処理の済んだプラスチック
シート1が送られてきたことを検出するセンサー、11
は該センサー10から出力される信号によって動作を開
始する瞬間接着剤の塗布装置、12は塗布装置11の付
設される移送ライン4における廻転ローラー、13は該
廻転ローラー12,12間に掛架された上ベルト、14
は下ベルトである。
【0009】上ベルト13と下ベルト14の間に挟持さ
れて移送ライン4に沿って送られてくるプラスチックシ
ート1の所定箇所には瞬間接着剤の塗布装置11によっ
て瞬間接着剤が線状をなすように塗布される。すなわ
ち、プライマー処理の済んだプラスチックシート1がセ
ンサー10のところを通過すると、センサー10から制
御盤15に信号が出力され、これに伴って電磁弁16が
開となり、エアードライヤー装置17を通ったドライエ
アーが圧力容器18内に供給される。圧力容器18内に
は、たとえばシアノアクリレート系のような瞬間接着剤
19の入ったボトル20が配置してあり、ボトル20内
の瞬間接着剤19はドライエアーによって押し出され吐
出管21内を通り、先端の吐出口22より移送ライン4
に沿って流れるプラスチックシート1の所定箇所に線状
に塗布される。なお、図中の23は送気管24の管路中
に付設された精密レギュレーターで圧力容器18内に供
給するドライエアーの圧力を微調整できるようになって
いる。
【0010】25は吐出管21の先端部を保持するため
の保持部材であり、下側に斜面を形成した上ガイド部材
26と、この上ガイド部材26の斜面部27と協動して
前記吐出管21を斜行状に保持する下ガイド部材28と
からなっている。すなわち、図4に示すように、上ガイ
ド部材26の斜面部27には段部が形成されていると共
に、下ガイド部材28の上面部にも逆向きの段部が形成
されており、当該段部同士によって囲まれた部分に吐出
管21の先端部が係合されて吐出管21が斜行状に保持
されるものである。なお、図示する実施例では上ガイド
部材26が三角形状をなしているが、下側に斜面部27
が形成されるものであれば必ずしも三角形状にする必要
はないものである。また、実施例では上下両ガイド部材
26,28の合わせ面に段部を形成して吐出管21を保
持するようにしているが、段部以外にも両合わせ面に吐
出管21の半分づつが嵌まり込み得る凹所を形成するよ
うにしてもよいものである。上ガイド部材26と下ガイ
ド部材28とからなる吐出管21の保持部材25はボル
ト等によって取付腕29に固定される。
【0011】このように、吐出管21の先端部は保持部
材25によって斜行状に保持され、吐出管21の吐出口
22は、僅かの間隙を存して移送ライン4に沿って送ら
れてくるプラスチックシート1の下面側に対して斜めに
対向することができるものである。なお、瞬間接着剤1
9を吐出する吐出管21の吐出口22は、図5に示すよ
うにその周囲がテーパー面30となるように錐状に形成
するとプラスチックシート1に対する瞬間接着剤19の
線状塗布が良好に行われる。また、下ガイド部材28の
周縁部には、図3及び図4に示すように瞬間接着剤19
回収用の案内溝31を形成してあり、プラスチックシー
ト1に塗布されなかった瞬間接着剤19を下ガイド部材
28の案内溝31を介して回収できるようになってい
る。図中の32は下ガイド部材28の下端隅角部から垂
れ落ちる瞬間接着剤19を受ける回収ボトルである。
【0012】瞬間接着剤19が塗布されたプラスチック
シート1は上ベルト13を離れた位置の移送ライン4上
で折り込まれ、次いで図示しない圧着工程を経て一連の
処理が完了するものである。なお、本考案塗布装置は瞬
間接着剤を対象とするものであるから、前記した吐出管
21や保持部材25等はすべてポリ四フッ化エチレン樹
脂のようなフッ素樹脂によって作成されるのはいうまで
もない。
【0013】
【考案の効果】本考案瞬間接着剤の塗布装置は以上のよ
うな構成・作用からなり、移送ラインに沿って連続して
流れてくるプラスチックシートの所定箇所に線状に且つ
均一に瞬間接着剤を塗布することができるという効果を
有する。また、プラスチックシートに塗布されなかった
瞬間接着剤は下ガイド部材に形成してある案内溝を介し
て回収ボトルに回収することができ、これをプラスチッ
クシートの接着に再使用することができるので経済的に
も甚だ有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラスチックシートの移送ラインを示す概略側
面図である。
【図2】本考案塗布装置の一実施例を示す概略配置図で
ある。
【図3】本考案塗布装置の要部拡大図である。
【図4】図3のA−A線に沿った拡大断面図である。
【図5】吐出管の吐出口周辺を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1:プラスチックシート 2:自動給出部 3:廻転ローラー 4:移送ライン 5:廻転ローラー 6:上ベルト 7:下ベルト 8:前処理剤塗布
装置 9:センサー 10:センサー 11:瞬間接着剤塗布装置 12:廻転ローラ
ー 13:上ベルト 14:下ベルト 15:制御盤 16:電磁弁 17:エアードライヤー装置 18:圧力容器 19:瞬間接着剤 20:ボトル 21:吐出管 22:吐出口 23:精密レギュレーター 24:送気管 25:保持部材 26:上ガイド部
材 27:斜面部 28:下ガイド部
材 29:取付腕 30:テーパー面 31:案内溝 32:回収ボトル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送ラインに沿って送られてくるプラス
    チックシートの所定箇所に瞬間接着剤を線状をなすよう
    に連続して塗布する瞬間接着剤の塗布装置において、瞬
    間接着剤を吐出する吐出管を保持する部材として、下側
    に斜面を形成した上ガイド部材と、この上ガイド部材の
    斜面部と共同して前記吐出管を斜行状に保持する下ガイ
    ド部材とを用いて前記吐出管の吐出口をプラスチックシ
    ートの下面側に対して斜めに対向させるようになし、且
    つ前記下ガイド部材にはその周縁部に瞬間接着剤回収用
    の案内溝を形成してプラスチックシートに塗布されなか
    った瞬間接着剤を前記下ガイド部材の案内溝を介して回
    収するように構成したことを特徴とする瞬間接着剤の塗
    布装置。
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