JP2564869B2 - カラー表示装置 - Google Patents

カラー表示装置

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JP2564869B2
JP2564869B2 JP62336656A JP33665687A JP2564869B2 JP 2564869 B2 JP2564869 B2 JP 2564869B2 JP 62336656 A JP62336656 A JP 62336656A JP 33665687 A JP33665687 A JP 33665687A JP 2564869 B2 JP2564869 B2 JP 2564869B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、カラー表示装置,特に強誘電性液晶を高速
スイッチング可能な透過波長制御板として使用したフィ
ールド順次カラー表示装置に関するものである。
<従来技術及びその問題点> フィールド順次カラー表示装置は、1950年代に米国CB
S社などにより、カラーテレビ用として提案された。し
かし、当時は色選択装置が機械的な方式のために、大型
化、高速表示の点で、技術的解決に至らず、カラーテレ
ビ方式の主流に成り得なかった。然しながら近年、色選
択手段として液晶光学スイッチを用いるフィールド順次
カラー表示装置が一部の分野で見直されており、ツイス
テッド・ネマチック型(以下単にTNという)液晶とカラ
ー化偏光板の組合せを利用したレーダー表示のカラー化
(米国特許第4003081号明細書)などが考えられてい
る。
この方式が見直されている理由としては、単純な白黒
表示、ユニカラー表示から、より情報量の多いマルチカ
ラー化、フルカラー化への期待がもてるからである。カ
ラー表示可能な表示装置としては冷陰極管型(CRT)が
代表的なものである。これは高画質であるが、使われる
ブラウン管自体が大型で重いために、例えば、航空機や
車載用、持ち運べるポータブルなデイスプレイや、小型
の計測器などの表示部には向いていない。このためには
小型軽量で薄型の高密度表示ができるデイスプレイが必
要である。これらを志向したものとしては、発光型の蛍
光表示管、プラズマデイスプレイ(PDP)、エレクトロ
クロミックデイスプレイ(ECD)、エレクトロルミネッ
センスデイスプレイ(EL)、受光型の液晶デイスプレイ
(LCD)などがある。
カラー化のためには発光型は赤、青、緑の各色の発光
素子を配置して加色混合する必要があるし、受光型のLC
Dではカラーフィルターを形成して加色混合する必要が
ある。PDP,ECD,ELでは発光素子の光スペクトルが限定さ
れることや、LCDにおいてはカラーフィルターの製造な
どに問題がある。共通の問題としては、各発色部や色フ
ィルターを平面上に配置する必要があるので同じ面積で
の表示密度が減少することである。すなわち白黒表示と
同じ情報をカラーで表示するためには2〜3倍のドット
数が必要となることである。上記の個々のデイスプレイ
単独ではカラー化に伴う表示密度の低下は避けがたい
が、発光型のデイスプレイと位相板としてのLCDを組み
合わせると、ドット数を一定に維持したまま、発光型デ
イスプレイの画質を損なわずに白黒表示と同じ密度でカ
ラー化することが出来る。
以下第1図を参考にしながら、この方法の原理的側面
につき詳述する。適当な発光スペクトルを有する画像表
示光源(100)(例えば陰極線管(CRT),螢光表示管等
である)から出た光を互いに直交する二色の色偏光板
(103)(104)を通過させることで、互いに略直交する
波長の異なる二つの偏光成分(101;波長λ )と(102;
波長λ)に分割出来る。波長波長λ と波長λは分
布がシャープであれば理想的だが、実際は色偏光板が完
全でないのでλ とλを中心として拡がっている。
以下、近似的にλ を赤、λを緑としても一般性は
失われないので、これにしたがって説明する。もしこの
偏光面を何らかの装置(108)により略90度回転したり
元へ戻すことが自由にできると、もう一枚の中性偏光板
(105)を通して、λ かλのどちらかの成分を通過
させられる。すなわち画像表示光源(100)の白色光
(ユニカラー光)から異なる二色を分離して取り出すこ
とが出来る。カラー表示の基本的な構成としては、第1
図のように画像表示光源(100)と色選択部(107)とか
らなる。赤(λ )の色で表示したい画像を先ず線順次
走査でCRT等の光源(100)上に画く(1フレーム)が、
この間、色選択部(107)で赤の色が選択されるように
すれば赤の画像が見える。次の1フレームも同じ線順次
走査で緑(λ)の色で表示したい画像を画き、この間
は緑の色を選択すると緑の画像が見える。これが基本の
サイクルであるが、2フレームともCRT上で画像表示が
されている部分は赤と緑の混ざった色に見え、都合3色
のカラー表示が出来る。この操作を繰り返すと(赤、
緑、赤、緑、・・・)、カラーのパターンが表示され
る。勿論こうして書かれた状態がチラつかない、特に混
色が一色に見える安定した画像であるためにはフレーム
周波数が十分に高いことが必要である。一般には120Hz
以上が使われる。
色選択部に於ける偏光面を略90度回転する手段として
液晶の複屈折性を利用することが可能である。もちろん
液晶に限らず、PZTなどの液晶や薄い磁性流体なども可
能であるが、小型軽量で薄く出来、且つ低電圧で偏光面
の回転ができる液晶が最も好ましい。液晶は構成分子の
幾何学的異方性のために、秩序構造を形成する場合があ
り、第2図に示すように入射光(200)の伝播に対する
異方性即ち複屈折性が発現する。この秩序としては電圧
の印加されない状態でホモジニアス配向(201)したネ
マチック構造が使われている。この時の屈折率をn
する。誘電異方性が正の時は交流(204)を印加すると
セル中央部の液晶分子(203)が基板に垂直に立ってく
る(ホメオトロピック配向(202))ので屈折率をnへ
変化させることが出来る。偏光面の回転には屈折率の異
方性Δn(=n −n)が関係している。
第3図に示すように、波長λの線偏光(300)は複屈
折性媒質(301)に入ると入射偏光面内の成分(302)と
それと直交する面内の成分(303)に別れるが、この二
つの成分に位相差が発生するので媒質を出た光は、一般
には楕円偏光(305)となる。理想的には、この位相差
が入射光の波長の丁度半分になると出射光は偏光面が90
度回転した線偏光(306)となる。即ち複屈折性媒質が
半波長位相板の作用をする。(尚、この第3図の楕円偏
光と線偏光はそれらの進行方向と垂直な面内での電気ベ
クトルの軌跡だけを示している。)液晶のΔnと層の厚
みdの組合せを適当に選ぶと位相差をλ/2とすることが
できる。これが、先述したように偏光面の90度回転効果
であり、色(波長)の選択機構として使える理由であ
る。1フレーム毎にホモジニアス配向とホメオトロピッ
ク配向のスイッチングを行うと出てくる光の波長をλ
(例えば赤)とλ(同緑)の間で自由に交換出来る。
切り換えの周波数を120Hz程度とすると、スイッチング
に許される時間は約8msec程度となる。ネマチック型液
晶は実効値応答であるので、ホモジニアス配向(201)
からホメオトロピック配向(202)を引き起こす立ち上
がりには、交流を数10msec印加する必要があり、応答が
遅すぎるという欠点がある。また、元のホモジニアスに
戻すのに要する立ち下がり時間は、立ち上がり時間より
長いのが普通である。このためフレーム周波数を上げら
れず高画質のカラー表示は難しかった。
ポラック(Pollack)等は、CRTとLCDの組合せを前提
として、LCD型の応答速度の向上とスイッチングの対称
性を上げるためにπセル型の液晶スイッチング素子を提
案している。(J.M.Pollack et al.,Proceeding of
the SID,Vol 27,p257(1987))。このセルに於け
る液晶分子(400)の配置を第4図に示す。第4図
(イ)が、電圧の印加されない静的な状態である。交流
を印加すると第4図(ロ)で示したように基板に近い部
分が立ち上がることで屈折率が変化する。中間部分の液
晶分子が捩じれないようにして応答速度の向上を計った
ものである。この場合、第2図の構造に比べて液晶の応
答速度は10倍ほど速い。しかし、立ち上がり時間が0.2m
secだが、立ち下がり時間が2.5msecと長いので応答の対
称性には問題が残っている。配向制御も難しくセルの製
造コストも高い。さらにΔnに波長依存性があるのでλ
とλのスペクトルに分布があると、液晶セルがスペ
クトル全部に対して完全な半波長位相板にならず、どち
らかの成分が漏れてくるので色純度が低下することがあ
る。
<発明の目的> 本発明の目的は、上記した応答速度の遅さを改善で
き、かつ簡単な構成で良好な色コントラストと色純度、
広い視野角で高解像度のフィールド順次カラー表示装置
を提供することである。
<発明の構成> 本発明は、光画像を特定波長について直交2方向に2
色を偏光する偏光手段と、該偏光した光を任意のタイミ
ングで透過もしくは吸収する透過波長制御手段であっ
て、前記透過波長制御手段が、チルト角が22.5度以上45
度以下である強誘電性液晶に二色性色素を混入させたゲ
ストホスト型液晶セルであることを特徴とするものであ
る。
すなわち複屈折性による偏光面の回転では無く、色分
解された偏光面は直交したままで、二色性色素の光吸収
能が入射偏光面の該二色性色素分子に対する方向に強く
依存する性質を利用して、透過する成分を色分解された
二つの成分から任意に選択し入れ換え出来るようにした
ものである。第5図に示すように、二色性色素(500)
はある特定方向に偏光した光(501)を良く吸収しこれ
と略直交した偏光面をもつ光(502)を透過する性質が
ある。二色性色素も分子形状的には幾何学異方性がつよ
く、長軸方向に偏光した光をよく吸収し透過率I out
が小さくなる。逆に長軸方向と直角方向に偏光した光は
よく透過(透過率I out)する性質を持つ。直交する
透過光の強度の比I out/I outが二色性比であり5〜
12程度である。
今問題としている入射偏光面が直交する二つの場合へ
適用するには、二色性色素を略90度回転すればよい。第
6図に示すように、二色性色素の長軸方向をAxに揃える
とBy方向に偏光した光(601)だけが透過し、二色性色
素を略90度回転すると今度はAx方向の光(602)だけが
透過してくる。これは透過する波長の制御板として使え
る。従って二色性色素分子の方向を揃えて且つ回転出来
ることが要求される。この目的の為に、液晶とゲストホ
スト効果を利用する。これはホストの液晶が秩序構造を
とって長軸がある方向を向くと、この中に溶解したゲス
トの色素分子も同じ方向を向く性質である。
但し第2図のようなネマチック構造に色素を溶解した
ゲストホスト型では、光の進行方向と垂直な面内での略
90度の回転は不可能である。この変化では一方向の偏光
の透過吸収しか制御できない。今の場合には直交した二
方向の透過吸収ができる必要がある。即ち基板に平行
(光に進行方向と垂直)な扇型の両端に液晶分子が変位
する必要があり、こうした変位をする液晶として強誘電
性液晶のスメクチック構造、特にカイラルスメクチック
C(以下単にSmC)構造が知られている。(R.B.Meyer
et al.,J.Phys.Lett.(Paris).,36,169(197
5))。SmH,SmI,SmFはSmCより低温に位置する
より高度な秩序相であるが、電気光学的応答についてSm
Cと大差はなく以下の議論が適用出来る。この液晶分
子の特徴は不整中心(キラリテイー)と分子の長軸方向
とほぼ直角に自発分極とを持つことである。
SmCの模式的な構造は、第7図(イ)に示すように
層構造をなしている。液晶分子(700)の一端は円錐の
頂点(701)にあり、他端は頂点を支点として円錐上を
移動できる。円錐の頂角(702)の大きさを2θで表す
と、これは液晶で決まる固有のものであり、チルト角と
呼ばれる。θとしては小さいものでは数度大きいもので
は45度に達するものもある。液晶分子の円錐上の位置は
層内(l1、l2、・・・)では一定であるが、キラリテイ
ーのために層毎に連続的に変化するツイスト構造をな
す。この構造の最大の特徴は外部から電場が印加され
るとツイストがほどけて自発分極(703)との方向
が揃うように分子の再配置が生じることである。即ち自
発分極(703)が全て同じ方向を向く(液晶分子も同
じ)ことが出来てその方向が二つあり(第7図(ロ)と
第7図(ハ))、それが印加電場の極性で変えられる
ということである。
この二つの方向をゲスト分子も含めて基板面に射影し
たのが第8図である。SmCの液相分子(801)に溶解し
た二色性色素(800)もほぼ同じ変化をする。電圧を印
加することで、吸収能が最大の角度を2倍のチルト角2
θだけ変化させることが出来る。チルト角θを45度とす
ることができれば先述したように直交した偏光のどちら
でも任意に選択することが出来、理想的な透過波長選択
機能を有する。理論的には22.5゜<θ<45゜であればよ
いが、実際には35度程度以上であれば十分である。この
液晶のもう一つの特徴はスイッチングが極めて高速であ
ることと、第8図の(イ)→(ロ)と(ロ)→(イ)の
スイッチングの時間差も無視できることである。SmC
は電場Eと自発分極Pが直接結合するパルス応答である
ので波高値10Vpp程度の低電圧でも1msec以下の応答速度
が得られている。構成的には中性偏光板(105)を省略
でいる利点がある。
<実施例> フレーム周波数120Hzでノンインターレース表示の陰
極線管(CRT)を画像表示部とし、カラー偏光板としてS
CC2 R−12S(赤)とSCC2 G−12S(緑)(いずれも
(株)三立製商品名)を偏光軸が直交するように貼り合
せ、二色性偏光板とした。ゲストホスト液晶は強誘電性
液晶ZLI3079((株)メレク社製)に2色性色素LCD122
((株)日本化薬製商品名)を重量比で5%を溶解して
得た。セルは透明電極の両側にポリイミドをコートし片
側だけをラビング処理をしたものを、ギャップが約5ミ
クロンになるようにはりあわせた。これに液晶を100度
でキャピラリー法で導入した後ゆっくりと徐冷しモノド
メインなSmCを形成しゲストホスト型液晶セルを得
た。この液晶の室温度でのチルト角は39度、応答速度は
0.6msecであった。
二色性偏光板の赤の偏光軸が飽和電圧(+10V)印加
時のセルの二色性色素分子の方向と一致するようにこれ
らを固定し色選択部とした(緑の透過率が一番高い位
置)。画像表示信号部から、赤色画面の表示データーを
画像表示部へ送り赤色用の画をCRT上に表示(1フレー
ム)、同時に色選択信号(−10V)をこの間印加して色
選択部を赤にして、赤色の表示を行う。次に、緑の画像
信号と、色選択信号(+10V)を送り、緑表示を行っ
た。1/120秒ごとに赤、緑、赤、緑と画像を切りかえる
事で赤と緑、および赤・緑の混合した色表示がフリッカ
ーの無い状態で観察できた。チルト角が45度より僅かに
小さいので赤の純度が緑より低下するが実用上は全く問
題はない。二色性偏光板とセルの光軸を緑に合わせると
赤の純度が改善された。バックのCRTの画質が全く損な
われずカラー表示が出来た。
また、二色性色素のチルト角2θが90度に較べて小さ
い時(50゜<2θ<80゜程度)は、全体の色分離と色バ
ランスを向上させるのに、二つの色偏光フィルターの為
す角度を90度ではなく、2θに略一致させるのが効果が
あった。
第9図で示すように赤の偏光軸(901)とチルト角の
一方(904)が略直交し、緑の偏光軸(902)と他方のチ
ルト角(903)とを略直交するように色偏光板(905)と
二色性色素(906)を配置することである。
なお、色偏光板と二色性色素の為す相対的な角度δ
は、(90−2θ)に固定する必要はなく、画像表示光源
の帯発光スペクトル、色偏光板の特性に合わせて色分離
純度が良くなるようにした。
チルト角が45度の強誘電性液晶を使えば画質は更に向
上する。色偏光板と液晶セルの前後の位置は第1図と逆
でもよい。この装置は、画像表示部として分割出来る様
な帯状の発光スペクトルをもつどんなものでもカラー化
出来る。発光型のみならず受光型のLCDでもよいこと
は、容易に類推出来よう。
<発明の効果> 上述のように、ゲストホスト型の強誘電性液晶セルを
ユニカラーの画像表示部と組み合わせると、従来のネマ
チック型液晶セルと比較して、その高い応答速度と駆動
方式(パルス応答性)の容易さにより、非常に簡単な構
成で、高解像度の良好な色純度と色コントラスト、広い
視野角を有するフィールド順次カラー表示装置が得られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はフィールド順次カラー表示装置の一例を示す概
念図である。 第2図は、ツイステッドネマチック構造の液晶の電圧印
加による変化の説明図であり、第2図(イ)はホモジニ
アス配向、第2図(ロ)はホメオトロピック配向を示す
説明図である。 第3図は直線偏光の複屈折性媒体を通過する時の波形の
変化を示す説明図である。 第4図(イ)(ロ)はπセルの液晶分子の配向状態を示
す説明図である。 第5図(イ)(ロ)は本発明のカラー表示装置における
二色性色素分子の直線偏光に対する透過吸収の違いを示
す説明図である。 第6図は、互いに直交する線偏光が二色性色素分子の回
転により透過吸収される様子を示す説明図である。 第7図はSmCのモノドメイン相の構造の説明図であ
り、第7図(イ)は電圧の印加されない自然なツイスト
構造を示し、第7図(ロ)と第7図(ハ)は電圧が印加
された時で、液晶分子の位置の違いは印加電場の極性に
よることを示す説明図である。 第8図(イ)(ロ)は二色性色素分子が第7図(ロ),
(ハ)に溶解した場合の電場方向への射影図である。 第9図は二色性色素分子と色偏光板との角度関係を示す
説明図である。 (100)……画像表示光源 (101)(102)(501)(502)(601)(602)……直線
偏光 (103)(104)……色偏光板 (105)……中性偏光板 (108)……偏光面回転装置(位相板) (107)……色選択部 (200)(300)……入射光 (201)……ホモジニアス配向 (202)……ホメオトロピック配向 (203)(400)(504)(801)……液晶分子 (301)……複屈折性媒質 (302)(303)……複屈折性媒質中の電場ベクトル (305)(306)……出射光の電場ベクトル (500)(800)……2色性色素分子 (701)……円錐の頂角 (703)……自発分極 (702)(802)……チルト角 (704)(705)……電場がある時の液晶分子の位置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光画像を特定波長について直交2方向に2
    色を偏光する偏光手段と、該偏光した光を任意のタイミ
    ングで透過もしくは吸収する透過波長制御手段を具備す
    るカラー表示装置であって、前記透過波長制御手段がチ
    ルト角が22.5度以上45度以下である強誘電性液晶に二色
    性色素を混入させたゲストホスト型液晶セルであること
    を特徴とするカラー表示装置。
  2. 【請求項2】強誘電性液晶が、カイラルスメクチックC
    相、カイラルスメクチックI相、カイラルスメクチック
    H相、カイラルスメクチックF相のうちいずれかの相を
    呈するものである特許請求の範囲第1項記載のカラー表
    示装置。
JP62336656A 1987-12-29 1987-12-29 カラー表示装置 Expired - Lifetime JP2564869B2 (ja)

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JPS58173719A (ja) * 1982-04-05 1983-10-12 Hitachi Ltd 液晶表示装置
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