JP2564663Y2 - 小口径管地中埋設機の推進装置 - Google Patents
小口径管地中埋設機の推進装置Info
- Publication number
- JP2564663Y2 JP2564663Y2 JP1990056473U JP5647390U JP2564663Y2 JP 2564663 Y2 JP2564663 Y2 JP 2564663Y2 JP 1990056473 U JP1990056473 U JP 1990056473U JP 5647390 U JP5647390 U JP 5647390U JP 2564663 Y2 JP2564663 Y2 JP 2564663Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small
- diameter pipe
- propulsion
- propulsion device
- pipe
- Prior art date
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は駆動装置の小型化を図った小口径管地中埋
設機の推進装置に関する。
設機の推進装置に関する。
（従来の技術） 従来下水道管やガス管、電力用配管などを地中へ埋設
する小口径管地中埋設装置は、発進立坑内に推進装置を
配置して、この推進装置により先端に先導管を装着した
小口径管を地中へ推進させている。
する小口径管地中埋設装置は、発進立坑内に推進装置を
配置して、この推進装置により先端に先導管を装着した
小口径管を地中へ推進させている。
上記のような小口径管地中埋設機の推進装置には小口
径管内に設けられた排土用のスクリュウ軸を駆動する駆
動装置が設けられている。
径管内に設けられた排土用のスクリュウ軸を駆動する駆
動装置が設けられている。
従来の駆動装置は油圧モータによりチェーンを介して
スクリュウ軸を駆動する形式のものや、電気モータによ
り減速機及びチェーンを介してスクリュウ軸を駆動する
形式のものなどがある。
スクリュウ軸を駆動する形式のものや、電気モータによ
り減速機及びチェーンを介してスクリュウ軸を駆動する
形式のものなどがある。
（考案が解決しようとする課題） しかし何れの場合も推進装置の上方に駆動源を設け
て、無端状のチェーンを介してスクリュウ軸へ動力を伝
達する形式のため、推進装置の全高が高くなって発進立
坑の上部に既設埋設管などがある場合、推進装置が設置
できないなどの不具合があった。
て、無端状のチェーンを介してスクリュウ軸へ動力を伝
達する形式のため、推進装置の全高が高くなって発進立
坑の上部に既設埋設管などがある場合、推進装置が設置
できないなどの不具合があった。
また上記不具合をなくするため駆動源を横置きにする
と推進装置の場積が大きくなって必要以上に大きな発進
立坑を掘削しなければならない不具合がある。
と推進装置の場積が大きくなって必要以上に大きな発進
立坑を掘削しなければならない不具合がある。
しかも従来の駆動装置はチェーンにより動力を伝達し
ているため、減速比の大きな減速機を使用して駆動源の
回転を減速してやる必要があり、減速機が大型となっ
て、それだけ大きな発進立坑を掘削する必要があるなど
の不具合もあった。
ているため、減速比の大きな減速機を使用して駆動源の
回転を減速してやる必要があり、減速機が大型となっ
て、それだけ大きな発進立坑を掘削する必要があるなど
の不具合もあった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、駆動装置を小型化した小口径管地中埋設機の推進装
置を提供しようとするものである。
で、駆動装置を小型化した小口径管地中埋設機の推進装
置を提供しようとするものである。
（課題を解決するための手段） この考案は上記目的を達成するために、発進立坑内に
設置された推進装置本体により先端に先導管の装着され
た小口径管を地中へ推進すると共に、先導管の先端に設
けたカッタヘッドが掘削した土砂を小口径管内に設けら
れたスクリュウコンベヤにより排出するようにした小口
径管地中埋設機において、上記推進装置本体に設けられ
た推進ジャッキにより前後動される駆動装置の前面板と
後面板の間に配置される減速歯車列を介して駆動源によ
り上記スクリュウコンベヤのスクリュウ軸を駆動すると
共に、前記駆動装置の前面板を先導管に推進力を伝達す
るための推力伝達部材として使用するようにしたもので
ある。
設置された推進装置本体により先端に先導管の装着され
た小口径管を地中へ推進すると共に、先導管の先端に設
けたカッタヘッドが掘削した土砂を小口径管内に設けら
れたスクリュウコンベヤにより排出するようにした小口
径管地中埋設機において、上記推進装置本体に設けられ
た推進ジャッキにより前後動される駆動装置の前面板と
後面板の間に配置される減速歯車列を介して駆動源によ
り上記スクリュウコンベヤのスクリュウ軸を駆動すると
共に、前記駆動装置の前面板を先導管に推進力を伝達す
るための推力伝達部材として使用するようにしたもので
ある。
（作用効果） このように駆動装置は駆動源の回転を減速歯車列を介
してスクリュウ軸に伝達するようにすると共に、駆動装
置の前面板を推力伝達部材として使用するようにした。
してスクリュウ軸に伝達するようにすると共に、駆動装
置の前面板を推力伝達部材として使用するようにした。
従って従来は別々の構成部材で受け持っていた先導管
に推進力を伝達する機能と駆動装置の外壁としての機能
を１つの部材で兼ね備えるようにしたので、駆動装置を
コンパクトにできる。
に推進力を伝達する機能と駆動装置の外壁としての機能
を１つの部材で兼ね備えるようにしたので、駆動装置を
コンパクトにできる。
また歯車列の配列位置の設定に自由度があることか
ら、目的に応じて駆動源の位置変更ができ、推進装置本
体の高さを低くしたり、横幅を小さくするなどの設計が
容易に行える。
ら、目的に応じて駆動源の位置変更ができ、推進装置本
体の高さを低くしたり、横幅を小さくするなどの設計が
容易に行える。
（実施例） この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において１は小口径管地中埋設機の推進装置本体
で、発進立坑２内に設置されている。
で、発進立坑２内に設置されている。
上記推進装置本体１は架台1aの上部に小口径管３の推
進方向に平行する一対の反力ロッド４が横方向に間隔を
置いて設けられていると共に、これら反力ロッド４に推
進ジャッキ５が摺動自在に支承されている。
進方向に平行する一対の反力ロッド４が横方向に間隔を
置いて設けられていると共に、これら反力ロッド４に推
進ジャッキ５が摺動自在に支承されている。
上記推進ジャッキ５の後端にはチャック６が設けられ
ていて、これらチャック６により反力ロッド４をクラン
プし、反力ロッド４の任意な位置に推進ジャッキ５が固
定できるようになっていると共に、各推進ジャッキ５の
後部間に前面板７が横架されている。
ていて、これらチャック６により反力ロッド４をクラン
プし、反力ロッド４の任意な位置に推進ジャッキ５が固
定できるようになっていると共に、各推進ジャッキ５の
後部間に前面板７が横架されている。
そしてこの駆動装置の前面板７の前面に設けられた受
け体7aに地中へ推進すべき小口径管３の後端が当接され
ていると共に、小口径管３内に設けられたスクリュウコ
ンベヤ８の後端はアダプタ９を介して前面板７に連結さ
れている。
け体7aに地中へ推進すべき小口径管３の後端が当接され
ていると共に、小口径管３内に設けられたスクリュウコ
ンベヤ８の後端はアダプタ９を介して前面板７に連結さ
れている。
上記スクリュウコンベヤ８は筒状のケーシング8aと、
このケーシング8a内に収容されたスクリュウ8bよりな
り、スクリュウ8bの設けられたスクリュウ軸8cの後端に
駆動装置10が接続されている。
このケーシング8a内に収容されたスクリュウ8bよりな
り、スクリュウ8bの設けられたスクリュウ軸8cの後端に
駆動装置10が接続されている。
上記駆動装置10は前面板７と平行するように設けられ
た後面板11の後面側下部に油圧モータよりなる駆動源12
が取り付けられており、この駆動源12の回転軸12aに減
速歯車列13の複段歯車131が取り付けられている。
た後面板11の後面側下部に油圧モータよりなる駆動源12
が取り付けられており、この駆動源12の回転軸12aに減
速歯車列13の複段歯車131が取り付けられている。
上記減速歯車列13は複数の減速歯車131、132，133，1
34より構成されていて、終段歯車134は小口径管３の中
心と一致するように設けられた駆動軸14に取り付けられ
ている。
34より構成されていて、終段歯車134は小口径管３の中
心と一致するように設けられた駆動軸14に取り付けられ
ている。
そしてこの駆動軸14の一端に継手15を介して上記スク
リュウ軸8cの後端が接続されていて、駆動源12により減
速歯車列13を介してスクリュウ8cが回転駆動されるよう
になっている。
リュウ軸8cの後端が接続されていて、駆動源12により減
速歯車列13を介してスクリュウ8cが回転駆動されるよう
になっている。
なお図中16は小口径管３の先端に装着された先導管17
の推進方向を測定するトランシットである。
の推進方向を測定するトランシットである。
次に作用を説明すると小口径管３を地中へ推進させる
に当たって、先ず推進すべき小口径管３の先端に先導管
17を装着し、推進ジャッキのピストンロッドに設けたチ
ャック６により反力ロッド４をクランプした上で推進ジ
ャッキを伸長することにより推進ジャッキに横架された
駆動装置を前進させて小口径管３を地中へ推進させると
同時に駆動源12により減速歯車列13を介してスクリュウ
コンベヤ８のスクリュウ軸8cを回転駆動する。
に当たって、先ず推進すべき小口径管３の先端に先導管
17を装着し、推進ジャッキのピストンロッドに設けたチ
ャック６により反力ロッド４をクランプした上で推進ジ
ャッキを伸長することにより推進ジャッキに横架された
駆動装置を前進させて小口径管３を地中へ推進させると
同時に駆動源12により減速歯車列13を介してスクリュウ
コンベヤ８のスクリュウ軸8cを回転駆動する。
スクリュウ軸8cの先端には先導管17の先端に設けられ
たカッタヘッド17aが接続されて、スクリュウ軸8cの回
転によりカッタ17aが回転されて先導管17前方の切羽を
掘削すると共に、掘削された土砂は小口径管３内に設け
られたスクリュウコンベヤ８内に取り込まれて、スクリ
ュウコンベヤ８により発進立坑２内まで搬出され、地上
へ排出される。
たカッタヘッド17aが接続されて、スクリュウ軸8cの回
転によりカッタ17aが回転されて先導管17前方の切羽を
掘削すると共に、掘削された土砂は小口径管３内に設け
られたスクリュウコンベヤ８内に取り込まれて、スクリ
ュウコンベヤ８により発進立坑２内まで搬出され、地上
へ排出される。
また上記動作により１本分の小口径管３を地中へ推進
させたら、推進ジャッキ５を後方へ戻して次の小口径管
３をすでに埋設された小口径管３の後端へ接続し、再び
上記動作を繰り返すことにより、次々と小口径管３を地
中へ埋設するものである。
させたら、推進ジャッキ５を後方へ戻して次の小口径管
３をすでに埋設された小口径管３の後端へ接続し、再び
上記動作を繰り返すことにより、次々と小口径管３を地
中へ埋設するものである。
【図面の簡単な説明】 図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は推進装置の
平面図、第２図は同側面図、第３図は同正面図、第４図
は駆動装置の背面図、第５図は第４図のＡ−Ａ断面図で
ある。 １…推進装置本体、２…発進立坑 ３…小口径管、４…反力ロッド ５…推進ジャッキ、６…チャック ７…前面板、８…スクリュウコンベヤ 8a…ケーシング、8b…スクリュウ 8c…スクリュウ軸、９…アダプタ 10…駆動装置、11…後面板 12…駆動源、13…減速歯車列 131，132，133，134…減速歯車、14…駆動源 15継手、16…トランシット 17……先導管、17a……カッタヘッド
平面図、第２図は同側面図、第３図は同正面図、第４図
は駆動装置の背面図、第５図は第４図のＡ−Ａ断面図で
ある。 １…推進装置本体、２…発進立坑 ３…小口径管、４…反力ロッド ５…推進ジャッキ、６…チャック ７…前面板、８…スクリュウコンベヤ 8a…ケーシング、8b…スクリュウ 8c…スクリュウ軸、９…アダプタ 10…駆動装置、11…後面板 12…駆動源、13…減速歯車列 131，132，133，134…減速歯車、14…駆動源 15継手、16…トランシット 17……先導管、17a……カッタヘッド
Claims (1)
- 【請求項１】発進立坑（２）内に設置された推進装置本
体（１）により先端に先導管（17）の装着された小口径
管（３）を地中へ推進すると共に、先導管（17）の先端
に設けたカッタヘッド（17a）が掘削した土砂を小口径
管（３）内に設けられたスクリュウコンベヤ（８）によ
り排出するようにした小口径管地中埋設機において、上
記推進装置本体（１）に設けられた推進ジャッキ（５）
により前後動される駆動装置（10）の前面板（７）と後
面板（11）の間に配置される減速歯車列（13）を介して
駆動源（12）により上記スクリュウコンベヤ（８）のス
クリュウ軸（8c）を駆動すると共に、前記駆動装置（1
0）の前面板（７）を先導管に推進力を伝達するための
推力伝達部材として使用することを特徴とする、小口径
管地中埋設機の推進装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990056473U JP2564663Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 小口径管地中埋設機の推進装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990056473U JP2564663Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 小口径管地中埋設機の推進装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0415691U JPH0415691U (ja) | 1992-02-07 |
| JP2564663Y2 true JP2564663Y2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=31580329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990056473U Expired - Lifetime JP2564663Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 小口径管地中埋設機の推進装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2564663Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61122395A (ja) * | 1984-11-15 | 1986-06-10 | 株式会社 扶桑技研 | 土圧対抗形の地中管通方法 |
| JPS61112098U (ja) * | 1985-11-22 | 1986-07-15 |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP1990056473U patent/JP2564663Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0415691U (ja) | 1992-02-07 |
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