JP2564544Y2 - モータ駆動回路 - Google Patents

モータ駆動回路

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JP2564544Y2
JP2564544Y2 JP4765992U JP4765992U JP2564544Y2 JP 2564544 Y2 JP2564544 Y2 JP 2564544Y2 JP 4765992 U JP4765992 U JP 4765992U JP 4765992 U JP4765992 U JP 4765992U JP 2564544 Y2 JP2564544 Y2 JP 2564544Y2
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logic
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琢也 溝口
賢介 中西
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株式会社コパル
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、2系統の電源を用いて
ブラシレスDCモータ等を駆動するモータ駆動回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】2系統の電源を用いてブラシレスDCモ
ータを駆動する従来のモータ駆動回路のモータ停止回路
の構成を図4に示す。図4に示すように、モータ107
のコイル端子間にリレー回路402を接続し、電源40
1より出力される電源電圧でリレー回路402を作動さ
せて接点b側に接続しておく、この電源の出力が低下し
た時に、このリレー回路402は接点a側に反転接続す
ることにより、モータ107のコイル端子間を短絡させ
てモータ107の回転を停止させるように構成されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記従来例の構
成では、電源電圧が変動しても、その電源に接続されて
いるモータ駆動回路のキャパシタ成分等により、リレー
回路402が反転作動する電圧まで低下するまでの時間
が長くなり、電源電圧が変動した時に直ちにモータ10
7を停止させることができないという問題がある。ま
た、このようなリレー回路402を取り付けるためのス
ペースが必要となり、装置を小型化する場合等には大き
な障害となっていた。
【0004】本考案は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、電源電圧の変動を速やかに検出してモータの回転を
停止させることができるモータ駆動回路を提供すること
を目的とする。
【0005】また本考案は、少ない回路部品で、省スペ
ースを実現したモータ駆動回路を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案のモータ駆動回路は以下のような構成を備え
る。即ち、モータ駆動信号を出力するモータ駆動信号発
生部と、2系統の電源に接続されて、モータコイルに流
れる電流方向を切り換えて前記モータを回転駆動するブ
リッジ回路と、前記モータ駆動信号を入力して前記ブリ
ッジ回路への電流方向切り換え制御信号を出力する論理
回路と、2系統の電源と前記論値回路との間に介在し、
該電源の電圧の変動を検出して論理回路への電流供給を
オン/オフするスイッチング手段とを有し、前記ブリッ
ジ回路は電流供給をオフされた前記論理回路の出力でモ
ータコイルを短絡する。
【0007】
【作用】以上の構成において、電源の出力電圧の変動に
応じて、スイッチ手段の出力がオフされることにより論
値回路への電力供給をオフさせる。これにより出力ブリ
ッジのモータコイル端子の間が短絡されてモータの回転
が停止される。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本考案の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0009】図1は本実施例のモータ駆動回路の機能構
成を示すブロック図である。
【0010】図1において、101,102のそれぞれ
は電源回路で、電源101は駆動回路110の出力ブリ
ッジ105、モータ駆動信号発生部103及びスイッチ
回路106を介してロジックIC104への電力を供給
しており、電源102も同様に出力ブリッジ105に電
力を供給すると共に、スイッチ回路106における基準
電圧を提供している。107は直流ブラシレスモータで
ある。
【0011】次に駆動回路110の構成を説明する。1
03はモータ駆動信号発生部で、モータ107を回転駆
動するための信号を出力している。104はロジックI
Cで、スイッチ回路106のソース出力よりの電力供給
を受けて、モータ駆動信号発生部103よりの信号に基
づいて出力ブリッジ105の各FETを駆動している。
105は図3に詳細を示す出力ブリッジで、ロジックI
C104よりの6本の信号を入力し、その信号に応じて
FET31,32(図3)の導通状態を切り換えること
により、モータ107のコイルに電流を流してモータ1
07を回転駆動している。
【0012】図3において、31はPチャンネル型FE
T(電界効果トランジスタ)、32はNチャンネル型の
FETである。33〜38はロジックIC104より、
各FETのゲートに入力される信号線を示し、41,4
2及び43はモータ107の各コイル端子に接続される
信号端子を示している。
【0013】図2は図1に示す本実施例のモータ駆動回
路の構成をより具体的に示した図で、図1と共通する部
分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0014】スイッチ回路106は、Nチャンネル型F
ET120と、電源102よりの電圧を分圧する2つの
抵抗R1,R2とで構成されており、これら抵抗R1,
R2で分圧された電圧信号がFET120のゲートに入
力されている。一方、このFETのドレインには電源1
01よりの電圧が入力されており、このFET120の
ソースがロジックIC104の電源端子に接続されてい
る。
【0015】以上の構成により、電源102の出力電圧
が低下すると、FET120のゲート電圧が低下して、
FET120がオフ状態になる。これにより、電源10
1よりの電力がロジックIC104に供給されなくな
る。こうして、ロジックIC104の出力信号は全てロ
ウレベルになり、出力ブリッジ105ではFET32が
全てオフ状態に、FET31が全てオン状態となるた
め、モータ107のコイル端子が短絡された状態とな
り、モータ107の回転にブレーキがかけられることに
なる。電源101の出力電圧が低下した場合は、FET
120に電圧が加わらないため、ロジックIC104に
電力が供給されなくなるのは容易に理解されるとおりで
ある。
【0016】以上説明したように本実施例によれば、小
型のFET1個と2本の抵抗からなる簡単な構成の回路
で、2系統の電源電圧の一方の電圧が低下した時にモー
タコイルを短絡してブレーキをかけて停止させることが
できる。また、このような部品は従来のリレーに比べて
低コストであり、しかも小さな回路で実現できるため、
小スペースに実現できる効果がある。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、電
源電圧の変動により速やかにモータの回転を停止させる
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のモータ駆動回路の機能構成を示す機
能ブロック図である。
【図2】本実施例のモータ駆動回路の具体的な回路構成
を示すブロック図である。
【図3】実施例の出力ブリッジの回路構成を示す図であ
る。
【図4】従来のモータ駆動回路におけるモータ停止回路
の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
31,32,120 FET 101,102 電源 103 モータ駆動信号発生部 104 ロジックIC 105 出力ブリッジ 106 スイッチ回路 107 DCブラスレスモータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ駆動信号を出力するモータ駆動信
    号発生部と、 2系統の電源に接続されて、モータコイルに流れる電流
    方向を切り換えて前記モータを回転駆動するブリッジ回
    路と、 前記モータ駆動信号を入力して前記ブリッジ回路への電
    流方向切り換え制御信号を出力する論理回路と、 2系統の電源と前記論値回路との間に介在し、該電源の
    電圧の変動を検出して論理回路への電流供給をオン/オ
    フするスイッチング手段とを有し、 前記ブリッジ回路は電流供給をオフされた前記論理回路
    の出力でモータコイルを短絡することを特徴とするモー
    タ駆動回路。
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