JP2564307Y2 - エレクトロルミネツセンス - Google Patents

エレクトロルミネツセンス

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JP2564307Y2
JP2564307Y2 JP1990037295U JP3729590U JP2564307Y2 JP 2564307 Y2 JP2564307 Y2 JP 2564307Y2 JP 1990037295 U JP1990037295 U JP 1990037295U JP 3729590 U JP3729590 U JP 3729590U JP 2564307 Y2 JP2564307 Y2 JP 2564307Y2
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
flexible printed
sealing
electroluminescence
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JPH03130197U (ja
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修 北村
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、透明電極と対向電極との間に交流電場を印
加することによつて発光するエレクトロルミネツセンス
(以下、ELと称す)に係り、特に、文字や図形あるいは
数字等の表示要素として用いて好適なELに関する。
〔従来の技術〕
ELはこれまで、液晶表示素子等によつて表示要素を構
成する各種表示装置のバツクライトとして使用するのが
一般的であつたが、近年、EL自体をレベルメータや図形
表示あるいは時刻表示等の表示要素として直接発光させ
るようにしたものが提案されている。
このようにELで表示要素を形成する場合、螢光体層を
セグメント発光させる関係上、対向電極を複数のセグメ
ントに分割してそれぞれリードパターンに接続し、これ
らリードパターンを介して任意の対向電極と透明電極間
に電場を印加する必要がある。そのため、EL本体から延
出して外部回路に接続される外部導出用のフレキシブル
プリント基板(以下、EPCと称す)として、多数本のリ
ードパターンを形成した幅広のものが用いられるように
なつており、表示内容が複雑であつたり多色発光させる
場合には100本前後のリードパターンが必要となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、外部導出用のEPCは、透明電極や螢光体
層、対向電極等を封止する一対の封止フイルムの周縁部
の間に接着・挟持され、そこから外部へ延設されている
が、EPCと封止フイルムとの間に介在する接着剤はリー
ドパターンに対し十分な接着力を期待することができな
いので、リードパターンの本数が増大すると、一対の封
止フイルム間に接着・挟持されるEPCのシール部位に剥
離が起こりやすくなり、封止不良によるELの寿命短縮が
懸念される。
したがつて本考案の目的は、リードパターンの本数が
多いEPCのシール部位を一対の封止フイルム間に確実に
接着・挟持できるELを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した本考案の目的は、EPCの外延部を接着するシ
ール部位に、封止フイルムの端縁に開口するように切り
欠を設けることにより達成される。ここで、切り欠がフ
レキシブルプリント基板の外延部の先端まで延設される
ことにより、フレキシブルプリント基板の外延部が複数
に分割される構成とするのが良い。
〔作用〕
上記手段によれば、一対の封止フイルム間に挟持され
るEPCのシール部位に介装された接着剤はそこに設けら
れた切り欠内に進入して固化し、封止フイルムの端縁に
到る強固な接着層を形成する。また、切り欠がフレキシ
ブルプリント基板の外延部の先端まで延設されている
と、リードパターンの本数が多い場合であつても複数に
分割されたフレキシブルプリント基板の外延部に汎用の
コネクタが接続可能となる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るELの斜視図、第2図
はこのELのEPCを含む封止領域の断面図、第3図はこのE
Lの表示領域の断面図である。
第1〜3図に示すELは、ベースフイルム1上の全面に
ITO等からなる透明電極2が形成されており、この透明
電極2上には各表示部の輪郭に対応する0.3〜0.4mm幅の
非発光パターン3が形成されている。この非発光パター
ン3はAgペースト等の不透明な導体からなり、スクリー
ン印刷により形成されている。また、前記透明電極2上
には、例えば桃色に発光する螢光体層4とオレンジ色に
発光する螢光体層5とがそれぞれスクリーン印刷により
形成されており、両螢光体層4,5は前記非発光パターン
3上で所定間隔を存して対向している。これらの螢光体
層4,5は、バインダ樹脂中に螢光体粉末と所定の蛍光塗
料や蛍光顔料とを混合したもので、各表示部やバツクパ
ターンの全ての発光領域には、発光色に対応する各種の
螢光体層が形成されている。そして、これらの螢光体層
とその間隙に臨出する前記非発光パターン3上には、高
誘電率バインダ樹脂にセラミツク誘電体粉末を混入した
誘電体層6が形成されており、この誘電体層6上には各
螢光体層に対応する複数の対向電極7が形成されてい
る。これら対向電極7は、例えばAgペーストをスクリー
ン印刷することにより形成されている。さらに、各対向
電極7上には、ポリイミド等のベースフイルム9上に銅
箔等のリードパターン10を形成してなるEPC8が、接着剤
11によつて固着されており、各リードパターン10はそれ
ぞれ、ベースフイルム9のスルーホール9a内に充填され
たAgペースト等の導体12を介して対向電極7と接続され
ている。
積層構造の上記した各部材は、ニトフロン等からなる
一対の封止フイルム13,14の周縁部をヒートシールする
ことによつて封止されており、両封止フイルム13,14の
一辺端からは第1図に示すように、二股に分かれたEPC8
の延在部8aが外方へ突出させてあつて、この延在部8aの
表面は先端側を除いてオーバーレジスト15で被覆されて
いる。そして、この延在部8aの基端側が、EVA(エチレ
ンビニルアセテート共重合体)等の接着剤16を介して両
封止フイルム13,14間に接着・挟持されるシール部位8b
となつており、このシール部位8bのベースフイルム9に
は複数個所にその表裏面間を貫通する透孔9bが開設して
ある。そのため、第2図に示すように、封止フイルム1
3,14とEPC8のシール部位8bとの間に介在される接着剤16
は、各透孔9bを貫通し、よつて両封止フイルム13,14が
直接接着される構造になつている。
なお、EPC8の延在部8aが二股にしてあるのは、リード
パターン10の本数が多く、市販のコネクタを2個使用し
て外部回路と接続するためである。また、オーバーレジ
スト15は、上記実施例ではリードパターン10の機械的保
護および酸化防止を目的として設けているが、FPC8の延
在部8aの先端側を外部回路基板にはんだ付けする場合に
は、予めリードパターン10にはんだメツキを施すので、
シール部位8bのヒートシール時に溶融はんだが短絡事故
を誘発しないようにするため、オーバーレジスト15は不
可欠となる。
このように、上記実施例は、FPC8のシール部位8bの複
数個所にその表裏面間を貫通する透孔9bが、また、その
中央部に封止フイルム13,14の端縁に開口する切り欠9c
が開設してあり、これらの透孔9bと切り欠9cを介して一
対の封止フイルム13,14が直接接着されているので、多
数本のリードパターン10を有する該シール部位8bが封止
フイルム13,14間に確実に接着・挟持されており、封止
フイルム13,14の端縁から剥離を起こす心配がなくなつ
ている。
〔考案の効果〕
以上説明したように請求項1記載の考案によれば、フ
レキシブルプリント基板の外延部を接着剤により接着す
るシール部位に、封止フイルムの端縁に開口するように
切り欠が設けられているので、リードパターンの本数が
多くても、封止フイルムの端縁に開口する切り欠内で固
化した接着剤が該シール部位を一対の封止フイルム間に
その開口部まで強固に接着することができるから、封止
フイルムの端縁からの剥離強度が増大し、表示素子とし
て好適に用いられる多色発光型等のELの長寿命化を図る
ことができる。
請求項2記載の考案によれば、切り欠がフレキシブル
プリント基板の外延部の先端まで延設されることによ
り、フレキシブルプリント基板の外延部が複数に分割さ
れる構成としたので、リードパターンの本数が多い場合
には、複数に分割されたフレキシブルプリント基板の外
延部に汎用のコネクタを接続することができるから、端
子数の多い専用のコネクタを製造する手間と費用を省く
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図はすべて本考案の一実施例に係り、第1図はELの斜視
図、第2図はこのELのFPCを含む封止領域の断面図、第
3図はこのELの表示領域の断面図である。 2……透明電極、4,5……螢光体層、6……誘電体層、
7……対向電極、8……FPC、8b……シール部位、9…
…ベースフイルム、9b……透孔、9c……切り欠、10……
リードパターン、13,14……封止フイルム、16……接着
剤。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明電極と複数に分割された対向電極との
    間に蛍光体層と誘電体層が介設してあつて、これらを周
    縁部で接着剤により接着して封止する一対の封止フイル
    ムの間に挟持したフレキシブルプリント基板を外部へ延
    設し、このフレキシブルプリント基板のリードパターン
    を介して前記透明電極と対向電極との間に交流電場を印
    加することにより前記蛍光体層を発光させるエレクトロ
    ルミネツセンスにおいて、前記一対の封止フイルム間に
    挟持される前記フレキシブルプリント基板の外延部を接
    着するシール部位に、前記封止フイルムの端縁に開口す
    るように切り欠を設けたことを特徴とするエレクトロル
    ミネツセンス。
  2. 【請求項2】前記切り欠が前記フレキシブルプリント基
    板の外延部の先端まで延設されることにより、前記フレ
    キシブルプリント基板の外延部が複数に分割されている
    ことを特徴とする請求項1記載のエレクトロルミネツセ
    ンス。
JP1990037295U 1990-04-09 1990-04-09 エレクトロルミネツセンス Expired - Lifetime JP2564307Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5723578U (ja) * 1980-07-10 1982-02-06
JPS594556U (ja) * 1982-06-28 1984-01-12 コニカ株式会社 静電記録装置における現像剤受け入れ装置

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