JP2563741Y2 - ディスク駆動用モータ - Google Patents

ディスク駆動用モータ

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JP2563741Y2
JP2563741Y2 JP1992047110U JP4711092U JP2563741Y2 JP 2563741 Y2 JP2563741 Y2 JP 2563741Y2 JP 1992047110 U JP1992047110 U JP 1992047110U JP 4711092 U JP4711092 U JP 4711092U JP 2563741 Y2 JP2563741 Y2 JP 2563741Y2
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JP
Japan
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disk drive
drive motor
hub
cylindrical portion
disc
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JP1992047110U
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JPH062982U (ja
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徹 熊谷
浩史 小林
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばハードディスク
ドライブ装置等に利用可能な、ディスク駆動用モータに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハードディスクドライブ装置等に
使用されるディスク駆動モータの例について図面を参照
しながら説明する。図3において、ベース部21はカッ
プ状で外周壁を有し、中央部には上方に向かって突出し
た突部22が形成されている。突部22の下部で上記外
周壁の内側には、ステータコア29が嵌合固定されてい
る。ステータコア29は放射状に複数の突極が形成され
ており、各突極にはコイル30が巻回されている。突部
22の上部には軸受24の内輪が固着されており、軸受
24の外輪にはハブ25が突部22に対し回転自在にな
るよう嵌められている。ハブ25の下部はカップ状に形
成されて外周壁25aを有しており、外周壁25aの内
側には駆動マグネット28が取付けられている。
【0003】駆動マグネット28は、突部22の下部に
取付けられたステータコア29の突極と間隙をおいて向
かいあっており、ステータコア29に巻回されたコイル
30を通電制御することにより駆動マグネット28は付
勢され、駆動マグネット28を内蔵するハブ25が回転
駆動される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ハードディスクドライ
ブ装置等に使用されるディスク駆動用モータは、機械的
精度が非常に高いため、分解するのは非常に困難であ
る。特に軸受24やハブ25等に何ら影響を与えること
なく、ハブ25を取り外すのは難しい。ディスク駆動用
モータに不良が発見され、止むを得ず分解しなければな
らない場合、よほど気をつけて分解しても、取外しの際
に加えられる力によって、ディスク駆動用モータ内部の
軸受24やハブ25等の部品が損傷したり変形したり
し、寸法等の機械的精度を劣化させてしまう。このた
め、完成品のディスク駆動用モータで不良が発見された
場合は、多くの場合そのまま廃棄されている。
【0005】本考案は以上のような問題点を解決するた
めになされたもので、機械的精度を失うことなく分解す
ることが可能なディスク駆動用モータを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、ベース部に略直交して立設された円筒状部
を有し、この円筒状部に回転軸を中心軸線方向に略沿わ
せ軸受を介して回転自在に支持し、回転軸と一体に回転
する略カップ状をしたディスク保持用のハブ台を有して
なるディスク駆動用モータにおいて、上記ハブ台に、デ
ィスククランプ穴を、このディスククランプ穴から棒を
挿入すると上記円筒状部に棒が当接するような位置に貫
通形成した。
【0007】
【作用】ハブ台に設けられたディスククランプ穴と、円
筒状部のベース部側とから棒を挿入し、ベース部に直交
して立設された円筒状部を棒で押すことによって、ディ
スク駆動用モータを分解することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本考案にかかるディスク駆動用モータ
の実施例を図面を参照しながら説明する。図1におい
て、ディスク駆動用モータのベース部1には中心に円筒
状部2が上方に向けて一体に形成されており、円筒状部
2の外周側にはステータコア9が嵌合固定されている。
ステータコア9は複数の突極を放射状に有し、各突極に
はコイル10が巻回されている。円筒状部2の上端から
下端にかけて貫通形成された孔部には、軸受4の外輪が
圧入接着又は挿入接着によって固定され、軸受4の内輪
には回転軸3が接着され、回転軸3は軸受4によって回
転自在に支承されている。
【0009】回転軸3はカップ状のハブ台5と一体成形
されている。ハブ台5の上面には、ディスクをクランプ
する際に使用されるディスククランプ穴6が複数個貫通
形成されている。ディスククランプ穴6は、ポリエステ
ルフィルムや鉄板等の封止剤7で円筒状部2側から封止
され、塵や埃がモータ内部に混入しないような構造とな
っている。なお、ディスククランプ穴6の下の部分に
は、間隙をおいて円筒状部2の縁部が位置するような構
成となっている。
【0010】ハブ台5はディスク駆動用モータのロータ
ケースを兼ねており、ハブ台5の外周壁の内側には駆動
マグネット8が取付けられている。駆動マグネット8の
内周面は間隙をおいてステータコア9の突極と向かい合
っているため、ステータコア9に巻回されたコイル10
を通電制御すると、駆動マグネット8は付勢され、駆動
マグネット8を内蔵するハブ台5は回転駆動される。
【0011】上記実施例のようなディスク駆動用モータ
を分解する場合は、図2に示すようにディスク駆動用モ
ータを逆さにし、各ディスククランプ穴6に押し棒11
の一端部を差し込んで円筒状部2の縁部に当接させ、押
し棒11の他端部を受台12上に立設する。さらに図2
において上部、すなわちベース部1側から円筒状部2内
に押し棒11’を差し込んで回転軸3に当接させ、押し
棒11’を受台12側に向かって押し込む。押し棒1
1’を押し込むことによって、押し棒11’はハブ台5
を、押し棒11はベース部1の円筒状部2を、互いに反
対の方向から押さえ付けるため、ハブ台5をディスク駆
動用モータから取り外すことができる。軸受4の外輪は
圧入接着により固定されているため外れることはない
が、内輪は接着のみで回転軸3に固定されているため強
度がそれほど高くなく、容易に取り外すことができる。
また、余分な力を回転軸3、ハブ台5等の部品に加える
ことなくハブ台5を取り外すことができるため、回転軸
3、ハブ台5等の部品に変形や損傷等の悪影響をおよぼ
すこともない。
【0012】上記実施例のように、貫通したディスクク
ランプ穴6に押し棒11、ベース部1側の円筒状部2に
押し棒11’を挿入して、押し棒11、11’をそれぞ
れ押し合うことによって、回転軸3あるいはハブ台5、
軸受4等の部品を損傷することなく部品の機械的精度を
維持したまま分解することができるため、ディスク駆動
用モータに不良等が発見された場合でも、高価なディス
ク駆動用モータそれ自体を破棄することなく、分解して
不良部品のみ交換することが可能となる。
【0013】
【考案の効果】本考案によれば、ディスク駆動用モータ
のハブ台にディスククランプ穴を、このディスククラ
ンプ穴から棒を挿入すると上記円筒状部に棒が当接する
ような位置に貫通形成したため、ディスククランプ穴と
ベース部側の円筒状部に押し棒を挿入して、それぞれ押
し合うことによって、ディスク駆動用モータを構成する
部品の機械的精度を失うことなく分解することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるディスク駆動用モータの実施例
を示す断面図。
【図2】同上駆動用モータを分解するときの例を示す断
面図。
【図3】従来のディスク駆動用モータの例を示す断面
図。
【符号の説明】
1 ベース部 2 円筒状部 3 回転軸 4 軸受 5 ハブ台 6 ディスククランプ穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部に略直交して立設された円筒状
    部を有し、この円筒状部に回転軸を中心軸線方向に略沿
    わせ軸受を介して回転自在に支持し、上記回転軸と一体
    に回転する略カップ状をしたディスク保持用のハブ台を
    有してなるディスク駆動用モータにおいて、上記ハブ台
    には、ディスククランプ穴が、このディスククランプ穴
    から棒を挿入すると上記円筒状部に棒が当接するような
    位置に貫通形成されてなるディスク駆動用モータ。
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JPH062982U JPH062982U (ja) 1994-01-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3604245A1 (de) * 1986-02-11 1987-08-13 Thomson Brandt Gmbh Mehrpoliger gleichstrommotor
JPS6340172U (ja) * 1986-08-28 1988-03-15
JPH0355177Y2 (ja) * 1986-12-10 1991-12-06
JPH0334153A (ja) * 1989-05-29 1991-02-14 Toshiba Corp ハードディスク装置のスピンドルモータ

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JPH062982U (ja) 1994-01-14

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