JP2563400B2 - ループ状データ伝送装置 - Google Patents
ループ状データ伝送装置Info
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- JP2563400B2 JP2563400B2 JP62302229A JP30222987A JP2563400B2 JP 2563400 B2 JP2563400 B2 JP 2563400B2 JP 62302229 A JP62302229 A JP 62302229A JP 30222987 A JP30222987 A JP 30222987A JP 2563400 B2 JP2563400 B2 JP 2563400B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- output
- slave station
- serial information
- parallel
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、親局と複数の子局を1本の伝送路にて、順
にループ状に接続し、デジタル信号を親局から子局また
は子局から親局へシリアル情報で転送する装置に関す
る。
にループ状に接続し、デジタル信号を親局から子局また
は子局から親局へシリアル情報で転送する装置に関す
る。
従来の技術 近年、マイクロプロセッサーの高度化につれて、産業
用自動機械などでは機能が高度化して、使用するセンサ
ーやアクチュエータの数が100点を超えるものがめずら
しくない。また工場内で自動機械がライン化されると相
互の情報のやりとりや、ラインを制御するコンピュータ
と自動機械との情報交換も必ずといってよい程必要とな
る。このような設備内あるいは設備間の配線を減らすた
め、設備内のあちこちにリモートI/Oと呼ばれる入出力
用の制御ユニットを子局として配置し、この子局へセン
サやアクチュエータへの配線および通信情報の信号線を
接続する一方で、総合的な制御を行なうマイクロプロセ
ッサーとつながる親局へわずか1本の同軸ケーブルまた
は光ファイバケーブルで接続し、情報をシリアル転送す
ることにより省線化する方法が実用化の段階に入ってき
た。
用自動機械などでは機能が高度化して、使用するセンサ
ーやアクチュエータの数が100点を超えるものがめずら
しくない。また工場内で自動機械がライン化されると相
互の情報のやりとりや、ラインを制御するコンピュータ
と自動機械との情報交換も必ずといってよい程必要とな
る。このような設備内あるいは設備間の配線を減らすた
め、設備内のあちこちにリモートI/Oと呼ばれる入出力
用の制御ユニットを子局として配置し、この子局へセン
サやアクチュエータへの配線および通信情報の信号線を
接続する一方で、総合的な制御を行なうマイクロプロセ
ッサーとつながる親局へわずか1本の同軸ケーブルまた
は光ファイバケーブルで接続し、情報をシリアル転送す
ることにより省線化する方法が実用化の段階に入ってき
た。
第8図はそのリモートI/Oからなるシステム図であ
る。1はセンサ、2は電磁バルブなどのアクチュエー
タ、3は入力ユニット、4は出力ユニットで、3と4を
以後子局と呼ぶことにする。5はこれら子局すべてを制
御するコントローラで、子局に対して親局と呼ばれてい
る。6は光ファイバまたは同軸ケーブル等の電線であ
る。
る。1はセンサ、2は電磁バルブなどのアクチュエー
タ、3は入力ユニット、4は出力ユニットで、3と4を
以後子局と呼ぶことにする。5はこれら子局すべてを制
御するコントローラで、子局に対して親局と呼ばれてい
る。6は光ファイバまたは同軸ケーブル等の電線であ
る。
第9図は、従来例における光ファイバを使用した子局
の概略構成図を示す。親局から制御情報をパルス列から
なるシリアル情報として子局へ転送する。シリアル情報
の伝送フォーマットは第10図のように子局がシリアル情
報の先頭ビットを検出するためのスタートビットと制御
情報としてのアドレス部およびデータ部及び信号の伝送
エラーの検出を行なうためのパリティチェックビットか
らなる。第9図に戻って、7は光ファイバ、8は光、電
気変換器、9は電気、光変換器である。入力信号は、第
8図のセンサ1へ、出力信号は、アクチュエータ2へ接
続されている。電気信号に変換されたシリアル受信信号
10はすべて直列・並列変換と並列・直列変換ができるシ
フトレジスタ14に一旦蓄えられる。15は並列・直列変換
されたアドレス部の値とスイッチ16により設定された子
局のアドレスの値が一致しているかどうかを検出する回
路である。シフトレジスタ14に一旦蓄えられた後、アド
レス一致検出回路15でこのユニットがアクセスされてい
ることを検知すると、出力ラッチ17でシフトレジスタの
出力データ11の記憶を行なう。そしてシフトレジスタ14
内に一旦蓄えられたシリアル情報のデータ部は入力信号
が入力データ13に置き換えられ、再び並列・直列変換し
て送信信号19として送信する。またアドレスが一致して
ない時は、そのまま並列・直列変換して送信する。18は
上記のような手順で制御するためのタイミングパルス発
生回路である。このような構成により、第8図の親局か
ら伝送されたシリアル情報が、順次子局から子局へと伝
送されてゆき、子局の設定アドレスと一致する場合の
み、その子局の入力データは光ファイバにシリアル情報
とし送出され、親局へ戻ってゆく。親局は戻ってきたシ
リアル情報のアドレス部とデータ部を解読する。
の概略構成図を示す。親局から制御情報をパルス列から
なるシリアル情報として子局へ転送する。シリアル情報
の伝送フォーマットは第10図のように子局がシリアル情
報の先頭ビットを検出するためのスタートビットと制御
情報としてのアドレス部およびデータ部及び信号の伝送
エラーの検出を行なうためのパリティチェックビットか
らなる。第9図に戻って、7は光ファイバ、8は光、電
気変換器、9は電気、光変換器である。入力信号は、第
8図のセンサ1へ、出力信号は、アクチュエータ2へ接
続されている。電気信号に変換されたシリアル受信信号
10はすべて直列・並列変換と並列・直列変換ができるシ
フトレジスタ14に一旦蓄えられる。15は並列・直列変換
されたアドレス部の値とスイッチ16により設定された子
局のアドレスの値が一致しているかどうかを検出する回
路である。シフトレジスタ14に一旦蓄えられた後、アド
レス一致検出回路15でこのユニットがアクセスされてい
ることを検知すると、出力ラッチ17でシフトレジスタの
出力データ11の記憶を行なう。そしてシフトレジスタ14
内に一旦蓄えられたシリアル情報のデータ部は入力信号
が入力データ13に置き換えられ、再び並列・直列変換し
て送信信号19として送信する。またアドレスが一致して
ない時は、そのまま並列・直列変換して送信する。18は
上記のような手順で制御するためのタイミングパルス発
生回路である。このような構成により、第8図の親局か
ら伝送されたシリアル情報が、順次子局から子局へと伝
送されてゆき、子局の設定アドレスと一致する場合の
み、その子局の入力データは光ファイバにシリアル情報
とし送出され、親局へ戻ってゆく。親局は戻ってきたシ
リアル情報のアドレス部とデータ部を解読する。
一方、22はシリアル情報の伝送エラーを検出するため
の伝送エラー検出回路で、シリアル情報の中のアドレス
部及びデータ部の1となっているビット数の総和が奇数
か偶数かを検出し、あらかじめ定められたパリティエラ
ーが発生していれば伝送エラー信号を発生する。23はゲ
ート回路で、前記伝送エラーが発生すると出力クラッチ
17へのラッチパルスの出力が停止され、出力信号は前の
状態が保持される。
の伝送エラー検出回路で、シリアル情報の中のアドレス
部及びデータ部の1となっているビット数の総和が奇数
か偶数かを検出し、あらかじめ定められたパリティエラ
ーが発生していれば伝送エラー信号を発生する。23はゲ
ート回路で、前記伝送エラーが発生すると出力クラッチ
17へのラッチパルスの出力が停止され、出力信号は前の
状態が保持される。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成にすると子局側は入
力信号用インターフェイス回路20と出力信号用のインタ
ーフェイス21を両方内蔵しているため、入力専用あるい
は出力専用の子局とコストを比べた場合割高となる。し
たがって、第9図の子局の中の入力インターフェイス回
路20を取除いた出力専用子局や出力インターフェイス回
路21や、出力ラッチ回路17を取除いた入力専用子局をつ
くり、入力と出力の制御点数に合せて入力専用子局と出
力専用子局を配置するのが実用的である。この場合、同
一設定アドレスを入,出力とも使用する時は第8図のよ
うに入力用の子局3が出力用子局4に対してシリアル情
報の流れで上流側となるように配置すると、子局3の入
力情報が子局4の出力へ反映することになって親局5か
ら子局4への情報が伝わらなくなる。そのため、子局4
と子局3との配置を逆にしておかねばならない。即ち、
従来方法にはループ内における子局の配置についてこの
ような制約条件が必要であった。
力信号用インターフェイス回路20と出力信号用のインタ
ーフェイス21を両方内蔵しているため、入力専用あるい
は出力専用の子局とコストを比べた場合割高となる。し
たがって、第9図の子局の中の入力インターフェイス回
路20を取除いた出力専用子局や出力インターフェイス回
路21や、出力ラッチ回路17を取除いた入力専用子局をつ
くり、入力と出力の制御点数に合せて入力専用子局と出
力専用子局を配置するのが実用的である。この場合、同
一設定アドレスを入,出力とも使用する時は第8図のよ
うに入力用の子局3が出力用子局4に対してシリアル情
報の流れで上流側となるように配置すると、子局3の入
力情報が子局4の出力へ反映することになって親局5か
ら子局4への情報が伝わらなくなる。そのため、子局4
と子局3との配置を逆にしておかねばならない。即ち、
従来方法にはループ内における子局の配置についてこの
ような制約条件が必要であった。
他方、出力インターフェイス21から出力される出力信
号の複数ビットの中には、伝送エラーが発生した場合の
処置として自動機械のアクチュエータ等において出力信
号が、エラー前の状態を保持するよりも、出力がオフさ
れた方が都合が良いものがある。このような場合に対応
できない。
号の複数ビットの中には、伝送エラーが発生した場合の
処置として自動機械のアクチュエータ等において出力信
号が、エラー前の状態を保持するよりも、出力がオフさ
れた方が都合が良いものがある。このような場合に対応
できない。
本発明は上記問題点に鑑み、シリアル情報の中にモー
ド部を付加して、入力専用子局、出力専用子局、従来例
のような入出力両用子局をどのようにループ内に配置し
てもよいようにしたループ状データ伝送装置を提供す
る。
ド部を付加して、入力専用子局、出力専用子局、従来例
のような入出力両用子局をどのようにループ内に配置し
てもよいようにしたループ状データ伝送装置を提供す
る。
また、エラー発生時に、エラー情報を親局に伝送でき
るようにするものである。さらに、出力用子局あるいは
入出力両用子局において、伝送エラーが発生した場合
に、出力ビット各々についてエラー発生前の状態を保持
するか、オフするかを選択できるようにモード部の情報
でプログラム可能にするものである。
るようにするものである。さらに、出力用子局あるいは
入出力両用子局において、伝送エラーが発生した場合
に、出力ビット各々についてエラー発生前の状態を保持
するか、オフするかを選択できるようにモード部の情報
でプログラム可能にするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の第1の発明は、
1台の親局と複数の子局が一本の伝送路にて順にループ
状に接続され、前記子局に接続された複数のセンサの並
列入力データをシリアル情報に変換して親局に送信する
手段および親局が制御しようとする子局に接続された複
数のアクチュエータの並列出力データをシリアル情報に
変換して送信し、これを前記子局が解読して、前記並列
出力データとしてセットするようにして手段を備えたデ
ータ伝達装置において、前記シリアル情報の内容とし
て、スタートビットアドレス部、データ部に加えて、子
局の入力と出力の方法を3つの場合に分離するためのモ
ード部を設け、前記子局においては、前記モード部の内
容が第1の場合でかつ前記シリアル情報のアドレス部と
その子局の設定アドレスと一致する時のみ、その子局に
接続された前記並列入力データを前記シリアル情報の中
のデータ部と置換えて送信する手段と、前記モード部の
内容が第2の場合でかつその子局の設定アドレスと前記
シリアル情報のアドレス部と一致する時のみ、前記シリ
アル情報のデータ部の内容をその子局のみ前記並列出力
データに置換えて記憶する手段及び前記モード部が第3
の場合の時は、上記の第1の場合と第2の場合の手段の
それぞれが並列動作するように構成したものである。ま
た、本発明の第2の発明は、1台の親局と複数の子局が
一本の伝送路にて順にループ状に接続され、親局が制御
しようとする子局に接続された複数のアクチュエータの
並列出力データをシリアル情報に変換して送信し、これ
を前記子局が解読して、前記並列出力データとしてセッ
トするようにした手段を備えたデータ伝送装置におい
て、前記シリアル情報の内容としてスタートビット、ア
ドレス部、データ部、シリアル情報の伝送エラーの有無
をチェックするための誤り制御部と伝送エラー発生時の
出力の状態を2つの場合に制御するためのモード部を設
け、前記子局において、前記モード部の内容が第1の場
合でかつ前記シリアル情報のアドレス部とその子局の設
定アドレスが一致する時のみ、前記シリアル情報のデー
タ部の内容を、第1の出力制御データとして記憶する第
1の出力手段と、モード部の内容が第2の場合も前記第
1の場合と同様に第2の出力制御データとして記憶する
第2の出力手段とシリアル情報の内容をチェックして伝
送エラーを検出するエラー検出手段と、前記エラー検出
手段により、伝送エラーが検出された場合には、前記第
2の出力制御データのオンのビットに対応する前記第1
の出力制御データの各々のビットをオンして記憶させ、
その他のビットは伝送エラー検出前のシリアル情報が送
られた時の状態を保持し、これを前記子局の並列出力デ
ータとなるように制御する手段を備えたものである。
1台の親局と複数の子局が一本の伝送路にて順にループ
状に接続され、前記子局に接続された複数のセンサの並
列入力データをシリアル情報に変換して親局に送信する
手段および親局が制御しようとする子局に接続された複
数のアクチュエータの並列出力データをシリアル情報に
変換して送信し、これを前記子局が解読して、前記並列
出力データとしてセットするようにして手段を備えたデ
ータ伝達装置において、前記シリアル情報の内容とし
て、スタートビットアドレス部、データ部に加えて、子
局の入力と出力の方法を3つの場合に分離するためのモ
ード部を設け、前記子局においては、前記モード部の内
容が第1の場合でかつ前記シリアル情報のアドレス部と
その子局の設定アドレスと一致する時のみ、その子局に
接続された前記並列入力データを前記シリアル情報の中
のデータ部と置換えて送信する手段と、前記モード部の
内容が第2の場合でかつその子局の設定アドレスと前記
シリアル情報のアドレス部と一致する時のみ、前記シリ
アル情報のデータ部の内容をその子局のみ前記並列出力
データに置換えて記憶する手段及び前記モード部が第3
の場合の時は、上記の第1の場合と第2の場合の手段の
それぞれが並列動作するように構成したものである。ま
た、本発明の第2の発明は、1台の親局と複数の子局が
一本の伝送路にて順にループ状に接続され、親局が制御
しようとする子局に接続された複数のアクチュエータの
並列出力データをシリアル情報に変換して送信し、これ
を前記子局が解読して、前記並列出力データとしてセッ
トするようにした手段を備えたデータ伝送装置におい
て、前記シリアル情報の内容としてスタートビット、ア
ドレス部、データ部、シリアル情報の伝送エラーの有無
をチェックするための誤り制御部と伝送エラー発生時の
出力の状態を2つの場合に制御するためのモード部を設
け、前記子局において、前記モード部の内容が第1の場
合でかつ前記シリアル情報のアドレス部とその子局の設
定アドレスが一致する時のみ、前記シリアル情報のデー
タ部の内容を、第1の出力制御データとして記憶する第
1の出力手段と、モード部の内容が第2の場合も前記第
1の場合と同様に第2の出力制御データとして記憶する
第2の出力手段とシリアル情報の内容をチェックして伝
送エラーを検出するエラー検出手段と、前記エラー検出
手段により、伝送エラーが検出された場合には、前記第
2の出力制御データのオンのビットに対応する前記第1
の出力制御データの各々のビットをオンして記憶させ、
その他のビットは伝送エラー検出前のシリアル情報が送
られた時の状態を保持し、これを前記子局の並列出力デ
ータとなるように制御する手段を備えたものである。
作用 本発明の第1発明では、親局が、入力専用あるいは出
力専用モードのシリアル情報を子局に送信することで出
力専用子局は、入力するのか出力するのかを区別できる
た、上流側に同一アドレスの入力専用子局が配置されて
いても、親局からの出力情報と区別できる。また入出力
同時モードを設けることにより、親局としては1回の子
局へのアクセスで子局への出力情報のセットと子局から
の情報入力が可能である。
力専用モードのシリアル情報を子局に送信することで出
力専用子局は、入力するのか出力するのかを区別できる
た、上流側に同一アドレスの入力専用子局が配置されて
いても、親局からの出力情報と区別できる。また入出力
同時モードを設けることにより、親局としては1回の子
局へのアクセスで子局への出力情報のセットと子局から
の情報入力が可能である。
第3の発明では、伝送エラーが子局において検出され
た時、子局の並列出力データを1ビットずつ、オンする
かオフするかあるいは、伝送エラー検出前の状態に保つ
かどうか親局からプログラムできるため、自動機械等の
アクチュエータを安全側に動作させることが可能とな
る。
た時、子局の並列出力データを1ビットずつ、オンする
かオフするかあるいは、伝送エラー検出前の状態に保つ
かどうか親局からプログラムできるため、自動機械等の
アクチュエータを安全側に動作させることが可能とな
る。
実 施 例 以下本発明の実施例のループ状データ伝送装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1実施例におけるループ状データ
伝送装置の子局の構成図を示す。第2図は本実施例のシ
リアル情報の伝送フォーマットを表わす。第3図はタイ
ミング図である。
伝送装置の子局の構成図を示す。第2図は本実施例のシ
リアル情報の伝送フォーマットを表わす。第3図はタイ
ミング図である。
7は光ファイバー、8は光・電気変換器、9は電気・
光変換器、10は受信信号(タイミング図ではRCVとして
表わす)、15はアドレス一致検出回路、16はアドレス設
定スイッチ、17は出力ラッチ回路、19は送信信号(タイ
ミング図ではSNDとして表わす)、20は入力インターフ
ェイス回路、21は出力インターフェイス回路である。22
は伝送エラーの検出回路で、従来例と同様の機能もちER
R信号を出力し、本実施例ではパリティビットにより伝
送エラーを検出している。24はモード判定回路で、第2
図のようにモード部の情報を判断して、モード出力とし
てIN,OUT信号を出力する。25,26,27は、ANDゲート回路
を、28はインバータ回路を示す。+Vccは入力論理が
「1」であることを示す。29は上記シフトレジスタ14、
出力ラッチ17等のタイミングを制御するタイミング制御
回路である。30及び31はシフトレジスタ回路で、LD1及
びLD2信号により入力インターフェイス回路20の情報I7
〜I0や、伝送エラー情報E2〜E1の並列情報をロードする
ことができ、かつシフトパルス入力SFT信号のタイミン
グでRCV信号を直列入力することもできる。同時にSFT信
号により、順次最上位ビット(MSB)から出力される。3
0と31とは並列情報のロード条件が異なるため2つ設け
ている。
光変換器、10は受信信号(タイミング図ではRCVとして
表わす)、15はアドレス一致検出回路、16はアドレス設
定スイッチ、17は出力ラッチ回路、19は送信信号(タイ
ミング図ではSNDとして表わす)、20は入力インターフ
ェイス回路、21は出力インターフェイス回路である。22
は伝送エラーの検出回路で、従来例と同様の機能もちER
R信号を出力し、本実施例ではパリティビットにより伝
送エラーを検出している。24はモード判定回路で、第2
図のようにモード部の情報を判断して、モード出力とし
てIN,OUT信号を出力する。25,26,27は、ANDゲート回路
を、28はインバータ回路を示す。+Vccは入力論理が
「1」であることを示す。29は上記シフトレジスタ14、
出力ラッチ17等のタイミングを制御するタイミング制御
回路である。30及び31はシフトレジスタ回路で、LD1及
びLD2信号により入力インターフェイス回路20の情報I7
〜I0や、伝送エラー情報E2〜E1の並列情報をロードする
ことができ、かつシフトパルス入力SFT信号のタイミン
グでRCV信号を直列入力することもできる。同時にSFT信
号により、順次最上位ビット(MSB)から出力される。3
0と31とは並列情報のロード条件が異なるため2つ設け
ている。
第3図は第1の実施例のタイミング図であり、モード
部が「011」の状態即ち本発明の特長である入出力同時
モードの場合を示す。受信信号10(RCV信号)のスター
トビットの立上りでタイミング制御回路28が動作し、受
信したシリアル情報と同期したシットパルスSFTをシリ
アル情報の全ビット長分の17個順次出力する。17個全て
が出力完了した時のシフトレジスタ31の出力M2〜M0の内
容は「011」となっているので、モード判定回路24は、O
UT信号及びIN信号のいずれも「1」が出力される。次に
1クロック分おくれたタイミングでタイミング制御回路
28から出力ラッチのセットタイミングとしてT1信番が出
力される。伝送エラーが発生してない場合には、AND回
路25の入力条件は、アドレス条件が一致するとAEQが1
となって全て「1」となるためラッチタイミングとなる
LCH信号が出力されて、出力ラッチ回路17にデータD7〜D
0がセットされる。本図の例ではD7〜D0が「00010110」
という値となる。
部が「011」の状態即ち本発明の特長である入出力同時
モードの場合を示す。受信信号10(RCV信号)のスター
トビットの立上りでタイミング制御回路28が動作し、受
信したシリアル情報と同期したシットパルスSFTをシリ
アル情報の全ビット長分の17個順次出力する。17個全て
が出力完了した時のシフトレジスタ31の出力M2〜M0の内
容は「011」となっているので、モード判定回路24は、O
UT信号及びIN信号のいずれも「1」が出力される。次に
1クロック分おくれたタイミングでタイミング制御回路
28から出力ラッチのセットタイミングとしてT1信番が出
力される。伝送エラーが発生してない場合には、AND回
路25の入力条件は、アドレス条件が一致するとAEQが1
となって全て「1」となるためラッチタイミングとなる
LCH信号が出力されて、出力ラッチ回路17にデータD7〜D
0がセットされる。本図の例ではD7〜D0が「00010110」
という値となる。
さらに17ロック分のタイミング遅れて、入力インター
フェイス回路からのシフトレジスタ30へのロードタイミ
ングとなるT2信号がタイミング制御回路28より出力され
る。同様に、AND回路26の入力条件が整うため、シフト
レジスタ30の並列入力ロードパルス信号LD1が出力さ
れ、入力インターフェイス回路のデータI7〜I0がシフト
レジスタ30に転送される。
フェイス回路からのシフトレジスタ30へのロードタイミ
ングとなるT2信号がタイミング制御回路28より出力され
る。同様に、AND回路26の入力条件が整うため、シフト
レジスタ30の並列入力ロードパルス信号LD1が出力さ
れ、入力インターフェイス回路のデータI7〜I0がシフト
レジスタ30に転送される。
一方同タイミングで、シフトレジスタ31に対し、伝送
エラーが発生した時はERR信号が1となりAND回路27の入
力がすべて「1」となるためロードパルス信号LD2が出
力されるためモード情報として「111」がロードされ
る。こうして、シフトレジスタ30,31にセットされたシ
リアル情報は、再び親局が、その子局あるいは他の子局
の入出力のアクセスをするたび隣りの子局へ移り、子局
の数より1回多くアクセスすると、親局へその情報が戻
ってくる。親局は、このシリアル情報のモード部及びデ
ータ部を入力して、子局の伝送エラーを入力データとと
もに知ることができる。伝送エラーがない時は、上記シ
フトレジスタ31のロードパルス信号LD2が出ないので、
元のモード情報のままである。
エラーが発生した時はERR信号が1となりAND回路27の入
力がすべて「1」となるためロードパルス信号LD2が出
力されるためモード情報として「111」がロードされ
る。こうして、シフトレジスタ30,31にセットされたシ
リアル情報は、再び親局が、その子局あるいは他の子局
の入出力のアクセスをするたび隣りの子局へ移り、子局
の数より1回多くアクセスすると、親局へその情報が戻
ってくる。親局は、このシリアル情報のモード部及びデ
ータ部を入力して、子局の伝送エラーを入力データとと
もに知ることができる。伝送エラーがない時は、上記シ
フトレジスタ31のロードパルス信号LD2が出ないので、
元のモード情報のままである。
上記のようにシリアル情報の中にモード部を設け、入
力と出力が区別できるため、子局の配置上の制約はな
く、また同時入出力モードにより、同一の子局で入出力
機能を持つ子局に対しては、親局からの子局への1回の
アクセスにより、出力のセットと同時に入力も行なうこ
とができる。加えて、子局において伝送エラーを検出す
るとモード情報の部分のみエラーを示すビット模様に子
局が書換えるので、親局が伝送エラーを知ることができ
るという利点を持っている。
力と出力が区別できるため、子局の配置上の制約はな
く、また同時入出力モードにより、同一の子局で入出力
機能を持つ子局に対しては、親局からの子局への1回の
アクセスにより、出力のセットと同時に入力も行なうこ
とができる。加えて、子局において伝送エラーを検出す
るとモード情報の部分のみエラーを示すビット模様に子
局が書換えるので、親局が伝送エラーを知ることができ
るという利点を持っている。
第4図は、第2の実施例におけるループ状データ伝送
装置の子局の構成図を示す。シリアル情報の内容は第2
図と全く同じである。第4図において、番号7〜31の回
路は第1図と全く同じものである。32は、第2図のモー
ドで「100」と「101」をデコードしてエラー時に出力オ
フするための「OFF」信号とエラー時出力をオンするた
めの「ON信号」を発生するモード判定回路である。33は
第1図と同じ出力ラッチ回路であるが、ラッチのタイミ
ング信号LC1が第1図と異なる。34は出力制御回路で、
上記出力ラッチ回路33の出力PD0〜PD7の各ビットが1か
ら0かにより、シフトレジスタ30の出力D0〜D7の状態を
そのまま出力U0〜U7せずエラー発生時に「OFF」状態に
制御する。35〜36はANDゲート回路である。なお第1図
の入力インターフェイス回路20は本実施例の目的と直接
関係しないため図示してない。第5図は上記出力制御回
路の1ビット分の回路図を示す。40はD型フリップフロ
ップ回路で、ラッチパルス信号LC2により動作する。第
6図はラッチパルス信号LC2を与えた時の第5図の真理
値表である。
装置の子局の構成図を示す。シリアル情報の内容は第2
図と全く同じである。第4図において、番号7〜31の回
路は第1図と全く同じものである。32は、第2図のモー
ドで「100」と「101」をデコードしてエラー時に出力オ
フするための「OFF」信号とエラー時出力をオンするた
めの「ON信号」を発生するモード判定回路である。33は
第1図と同じ出力ラッチ回路であるが、ラッチのタイミ
ング信号LC1が第1図と異なる。34は出力制御回路で、
上記出力ラッチ回路33の出力PD0〜PD7の各ビットが1か
ら0かにより、シフトレジスタ30の出力D0〜D7の状態を
そのまま出力U0〜U7せずエラー発生時に「OFF」状態に
制御する。35〜36はANDゲート回路である。なお第1図
の入力インターフェイス回路20は本実施例の目的と直接
関係しないため図示してない。第5図は上記出力制御回
路の1ビット分の回路図を示す。40はD型フリップフロ
ップ回路で、ラッチパルス信号LC2により動作する。第
6図はラッチパルス信号LC2を与えた時の第5図の真理
値表である。
第7図は第2の実施例のタイミング図の1例を表し、
第1回目のデータで子局に対し、伝送エラー発生時に下
位4ビット分の出力をオフすることを意味する受信信号
がRCVが送られ、第2回目のデータで、子局の出力の8
ビットを「01111111というデータでセットすることを示
す受信信号RCVが送られていることを表す。受信信号RCV
のスタートビットの立上りでタイミング制御回路28が動
作し、受信したシリアル情報と同期したシフトパルスSE
Tをシリアル情報の全ビット長分の17個順次出力され
る。第1回目の場合、モード判定回路32はM2〜M0の内容
が「100」となっているのでOFF信号が「1」となり、OU
T信号が「0」となる。そして、出力ラッチ回路33に
は、タイミング制御回路29のT1のタイミングでラッチ信
号LC1が入力され「00001111」というデータがPD0〜PD7
へセットされる。第2回目には、モードM2〜M0の内容が
「010」であるため、「OFF信号」が「0」となり、OUT
信号が「1」となる。タイミング制御回路29のT1のタイ
ミングで同様にラッチ信号LC2が出力制御回路34に入力
される。すると伝送エラーERRが「1」の時には、上記
第1回目に「1」がセットされたビット、即ちPD3〜PD0
の入力されるU3〜U0の出力はリセットされ「0」とな
り、残りのU7〜U4は前のままの状態となる。一方、伝送
エラー信号ERRが「0」の時は、出力シフトレジスタ30
からの出力データD7〜D0の値がU7〜U0にセットされ、通
常の動作となる。ところで、モード部が「101」、即ち
伝送エラー時に出力をオンする場合には、第5図におい
てラッチパルス信号LC2の代りにモード判定回路ON信号
とタイミング信号T1のAND信号を使用し、D型フリップ
フロップ回路40のQ信号出力を用いることによって構成
できることは言うまでもない。
第1回目のデータで子局に対し、伝送エラー発生時に下
位4ビット分の出力をオフすることを意味する受信信号
がRCVが送られ、第2回目のデータで、子局の出力の8
ビットを「01111111というデータでセットすることを示
す受信信号RCVが送られていることを表す。受信信号RCV
のスタートビットの立上りでタイミング制御回路28が動
作し、受信したシリアル情報と同期したシフトパルスSE
Tをシリアル情報の全ビット長分の17個順次出力され
る。第1回目の場合、モード判定回路32はM2〜M0の内容
が「100」となっているのでOFF信号が「1」となり、OU
T信号が「0」となる。そして、出力ラッチ回路33に
は、タイミング制御回路29のT1のタイミングでラッチ信
号LC1が入力され「00001111」というデータがPD0〜PD7
へセットされる。第2回目には、モードM2〜M0の内容が
「010」であるため、「OFF信号」が「0」となり、OUT
信号が「1」となる。タイミング制御回路29のT1のタイ
ミングで同様にラッチ信号LC2が出力制御回路34に入力
される。すると伝送エラーERRが「1」の時には、上記
第1回目に「1」がセットされたビット、即ちPD3〜PD0
の入力されるU3〜U0の出力はリセットされ「0」とな
り、残りのU7〜U4は前のままの状態となる。一方、伝送
エラー信号ERRが「0」の時は、出力シフトレジスタ30
からの出力データD7〜D0の値がU7〜U0にセットされ、通
常の動作となる。ところで、モード部が「101」、即ち
伝送エラー時に出力をオンする場合には、第5図におい
てラッチパルス信号LC2の代りにモード判定回路ON信号
とタイミング信号T1のAND信号を使用し、D型フリップ
フロップ回路40のQ信号出力を用いることによって構成
できることは言うまでもない。
上記のように、シリアル情報の中にモード部を設けて
伝送エラーを検知した時のため出力インターフェイス回
路21の8ビットの出力の1ビットずつをオンするか、オ
フするか元のままとするかをプログラム可能にすること
により、回線や子局の故障時に自動機械等のアクチェー
タの状態を安全側に制御することができる。
伝送エラーを検知した時のため出力インターフェイス回
路21の8ビットの出力の1ビットずつをオンするか、オ
フするか元のままとするかをプログラム可能にすること
により、回線や子局の故障時に自動機械等のアクチェー
タの状態を安全側に制御することができる。
発明の効果 以上のように本発明の第1の発明によればシリアル情
報の内容として、スタートビット、アドレス部、データ
部に加えて、親局が子局の入出力の制御を行なうモード
部を設け、子局においては、そのモード部の内容が、子
局に接続された並列入力データをシリアル情報のデータ
部に置換えるための入力専用の指令か、シリアル情報の
データを子局に接続された並列出力データに書込むため
の出力専用の指令か、上記シリアル情報のデータ部を並
列出力データへ書込み後、並列入力データをシリアル情
報のデータ部に置換えるための入出同時の指令かを解読
し、その内容に対応して、上記子局の並列データの入
力、出力制御を行なう構成とすることにより、ループ内
での同一アドレスの入力専用、出力専用の子局の配置が
自由になるとともに、入力と出力を兼ね備えた子局に対
しては1回のアクセスで、親局が子局に対し、出力と入
力を行なうことができる。
報の内容として、スタートビット、アドレス部、データ
部に加えて、親局が子局の入出力の制御を行なうモード
部を設け、子局においては、そのモード部の内容が、子
局に接続された並列入力データをシリアル情報のデータ
部に置換えるための入力専用の指令か、シリアル情報の
データを子局に接続された並列出力データに書込むため
の出力専用の指令か、上記シリアル情報のデータ部を並
列出力データへ書込み後、並列入力データをシリアル情
報のデータ部に置換えるための入出同時の指令かを解読
し、その内容に対応して、上記子局の並列データの入
力、出力制御を行なう構成とすることにより、ループ内
での同一アドレスの入力専用、出力専用の子局の配置が
自由になるとともに、入力と出力を兼ね備えた子局に対
しては1回のアクセスで、親局が子局に対し、出力と入
力を行なうことができる。
また、第2の発明によれば、シリアル情報の内容とし
て、スタートビット、アドレス部、データ部に加えて、
親局が、上記のように子局の出力を制御する指令とこの
出力用子局で伝送エラーを検出した時、子局の並列出力
データの各ビットに対し、その出力状態をエラー発生前
の状態を保持するか、オフするかオンするかを指令する
モード部を設け、出力用子局においては、上記モードを
解読し、通常は子局に接続された並列データにシリアル
情報のデータ部の内容を書込むとともに、伝送エラー発
生時には上記のように各ビットを制御する構成とするこ
とにより、伝送エラーが発生した場合自動機械等での子
局に接続された並列データとなるアクチェエータ等の動
作を安全側に作動させることができる。
て、スタートビット、アドレス部、データ部に加えて、
親局が、上記のように子局の出力を制御する指令とこの
出力用子局で伝送エラーを検出した時、子局の並列出力
データの各ビットに対し、その出力状態をエラー発生前
の状態を保持するか、オフするかオンするかを指令する
モード部を設け、出力用子局においては、上記モードを
解読し、通常は子局に接続された並列データにシリアル
情報のデータ部の内容を書込むとともに、伝送エラー発
生時には上記のように各ビットを制御する構成とするこ
とにより、伝送エラーが発生した場合自動機械等での子
局に接続された並列データとなるアクチェエータ等の動
作を安全側に作動させることができる。
第1図は本発明の第1の実施例における子局の回路構成
図、第2図は本発明のシリアル情報の伝送フォーマット
を表わす図、第3図は第1図のタイミング図、第4図は
本発明の第2の実施例における子局の回路構成図、第5
図は第4図の出力制御回路の1ビット分の回路図、第6
図は第5図の回路の真理値図、第7図は第4図のタイミ
ング図、第8図は従来のループ状データ伝送装置の構成
図、第9図は従来の子局の回路構成図、第10図は従来の
伝送フォーマットを表す図である。 16……アドレス一致検出回路、24……モード検出回路、
28……伝送エラー検出回路、29……タイミング制御回
路、30,31……シフトレジスタ回路、33……出力ラッチ
回路、34……出力制御回路、40……D型フリップフロッ
プ回路。
図、第2図は本発明のシリアル情報の伝送フォーマット
を表わす図、第3図は第1図のタイミング図、第4図は
本発明の第2の実施例における子局の回路構成図、第5
図は第4図の出力制御回路の1ビット分の回路図、第6
図は第5図の回路の真理値図、第7図は第4図のタイミ
ング図、第8図は従来のループ状データ伝送装置の構成
図、第9図は従来の子局の回路構成図、第10図は従来の
伝送フォーマットを表す図である。 16……アドレス一致検出回路、24……モード検出回路、
28……伝送エラー検出回路、29……タイミング制御回
路、30,31……シフトレジスタ回路、33……出力ラッチ
回路、34……出力制御回路、40……D型フリップフロッ
プ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−94037(JP,A) 特開 昭61−224750(JP,A) 実開 昭59−67056(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】1台の親局と複数の子局が一本の伝送路に
て順にループ状に接続され、前記子局に接続された複数
のセンサの並列入力データをシリアル情報に変換して親
局に送信する手段および親局が制御しようとする子局に
接続された複数のアクチュエータの並列出力データをシ
リアル情報に変換して送信し、これを前記子局が解読し
て、前記並列出力データとしてセットするようにした手
段を備えたデータ伝達装置において、前記シリアル情報
の内容として、スタートビットアドレス部、データ部に
加えて、子局の入力と出力の方法を3つの場合に分離す
るためのモード部を設け、前記子局においては、前記モ
ード部の内容が第1の場合でかつ前記シリアル情報のア
ドレス部とその子局の設定アドレスと一致する時のみ、
その子局に接続された前記並列入力データを前記シリア
ル情報の中のデータ部と置換えて送信する手段と、前記
モード部の内容が第2の場合でかつその子局の設定アド
レスと前記シリアル情報のアドレス部と一致する時の
み、前記シリアル情報のデータ部の内容をその子局のみ
前記並列出力データに置換えて記憶する手段及び前記モ
ード部が第3の場合の時は、上記の第1の場合と第2の
場合の手段のそれぞれが並列動作するように構成したこ
とを特徴とするループ状データ伝送装置。 - 【請求項2】1台の親局と複数の子局が一本の伝送路に
て順にループ状に接続され、親局が制御しようとする子
局に接続された複数のアクチュエータの並列出力データ
をシリアル情報に変換して送信し、これを前記子局が解
読して、前記並列出力データとしてセットするようにし
た手段を備えたデータ伝送装置において、前記シリアル
情報の内容としてスタートビット、アドレス部、データ
部、シリアル情報の伝送エラーの有無をチェックするた
めの誤り制御部と伝送エラー発生時の出力の状態を2つ
の場合に制御するためのモード部を設け、前記子局にお
いて、前記モード部の内容が第1の場合でかつ前記シリ
アル情報のアドレス部とその子局の設定アドレスが一致
する時のみ、前記シリアル情報のデータ部の内容を、第
1の出力制御データとして記憶する第1の出力手段と、
モード部の内容が第2の場合も前記第1の場合と同様に
第2の出力制御データとして記憶する第2の出力手段と
シリアル情報の内容をチェックして伝送エラーを検出す
るエラー検出手段と、前記エラー検出手段により、伝送
エラーが検出された場合には、前記第2の出力制御デー
タのオンのビットに対応する前記第1の出力制御データ
の各々のビットをオンして記憶させ、その他のビットは
伝送エラー検出前のシリアル情報が送られた時の状態を
保持し、これを前記子局の並列出力データとなるように
制御する手段を備えたことを特徴とするループ状伝送装
置。 - 【請求項3】第2の出力制御データのオンのビットに対
応する第1の出力制御データの各々のビットをオンして
記憶させ、その他のビットは伝送エラー検出前のシリア
ル情報が送られた時の状態を保持し、これを子局の並列
出力データとなるようにした特許請求の範囲第2項記載
のループ状伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62302229A JP2563400B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ループ状データ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62302229A JP2563400B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ループ状データ伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01143538A JPH01143538A (ja) | 1989-06-06 |
JP2563400B2 true JP2563400B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=17906501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62302229A Expired - Lifetime JP2563400B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ループ状データ伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563400B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4851766B2 (ja) * | 2005-10-04 | 2012-01-11 | 株式会社日立製作所 | 制御システム及び制御装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5967056U (ja) * | 1982-10-22 | 1984-05-07 | 三菱電機株式会社 | デ−タ伝送装置 |
JPS61224750A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-06 | Fujitsu Ltd | 伝送路障害区間検出通知方式 |
JPS6294037A (ja) * | 1985-10-21 | 1987-04-30 | Hitachi Ltd | ト−クンリング通信方式 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP62302229A patent/JP2563400B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01143538A (ja) | 1989-06-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 12 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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