JP2563127Y2 - 信号判別装置 - Google Patents

信号判別装置

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JP2563127Y2
JP2563127Y2 JP2315391U JP2315391U JP2563127Y2 JP 2563127 Y2 JP2563127 Y2 JP 2563127Y2 JP 2315391 U JP2315391 U JP 2315391U JP 2315391 U JP2315391 U JP 2315391U JP 2563127 Y2 JP2563127 Y2 JP 2563127Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、入力信号に所定の周波
数の交流信号が有るか無いかを移動平均手法によって判
定する信号判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のディジタル信号処理技法を用い
た信号判別装置では、突発性のノイズを吸収する観点か
ら移動平均手法が多く採用されている。
【0003】図4は一般的な移動平均手法を説明する図
である。図4(a)図は、移動平均をとる交流信号を示
している。所定の周波数の交流信号を通過させるフィル
タをディジタルフィルタで構成すると、このような離散
信号が得られる。図4(b)図は、図4(a)図の信号
を全波整流した波形を示している。具体的には、負のデ
−タとなる部分を反転させて得ている。図4(c)図
は、移動平均の出力を示す図である。移動平均AV1
は、図4(b)図に示す1周期分の時系列離散信号デ−
タD1 〜Dm を加算し、加算値SUM1 を1周期T内の
サンプリング数mで平均して求める。次の移動平均AV
2 は、加算対象を1サンプリング分だけ移動させて加算
し、加算値SUM2 を1周期T内のサンプリング数mで
平均して求める。移動平均AVi は交流信号を全波整流
し1周期間で平均化するため、突発性のノイズを吸収す
る作用が得られる。
【0004】図5は従来の信号判別装置の構成を示すブ
ロック図、図6は各部の信号波形を示す図である。本従
来例は、コンピュ−タのソフトウェアによる信号判別装
置を示している。図において、1は入力信号、2はA/
D変換部、5は判定出力、25はディジタルフィルタ
部、30は中央処理部、40は外部RAM(ランダム・
アクセス・メモリ)である。
【0005】入力信号1は、通常、異なる周波数f1 〜
fn を有する複数の交流信号S1 〜Sn を組合せて構成
される。一例を示すと、車速、現示信号等が異なる周波
数f1 〜fn の交流信号S1 〜Sn で表されるATC信
号である。図6(a)図には、説明の簡単化のため周波
数f1 (周期T)の交流信号S1 に限定して示してあ
る。
【0006】A/D変換部2は、図6(b)図に示すよ
うに、1周期あたり所定のサンプリング数mで入力信号
1をA/D変換し、サンプリング毎に、時系列A/D変
換デ−タADi (i=1〜m)を中央処理部30を経由
してディジタルフィルタ部25に供給している。サンプ
リング周波数は、標本化定理により入力信号1を再生す
るのに必要な周波数に設定され、通常、入力信号1に含
まれる交流信号の最大周波数の5倍程度またはそれ以上
に設定される。サンプリング信号は外部から与えてもよ
いが、本従来例では中央処理部30から与えている。
【0007】ディジタルフィルタ部25は、サンプリン
グ毎に、ディジタルフィルタの演算手法により時系列A
/D変換デ−タADi から交流信号S1 に対応した時系
列離散信号デ−タSAi (i=1〜m)を求め、中央処
理部30に供給するように構成されている。ディジタル
フィルタ部25は、バンドパスフィルタの機能を有する
選択増幅器となっている。
【0008】中央処理部30は、時系列離散信号デ−タ
SAi に負のデ−タがある場合はそのデ−タを反転さ
せ、時系列離散信号デ−タSAi を外部RAM40に格
納する。外部RAM40は、入力信号1の1周期分のサ
ンプリング数mに対応し、m個の時系列離散信号デ−タ
SA1 〜SAm を記憶できるように構成されている。こ
のため、外部RAM40には図6(c)図に示すような
時系列離散信号デ−タが記憶される。外部RAM40に
(m+1)番目のサンプリング時の時系列離散信号デ−
タSAm+1 が格納されたときは、1周期前のサンプリン
グ時の時系列離散信号デ−タSA1 が外部RAM40か
ら捨てられ、1周期分の時系列離散信号デ−タSA2 〜
SAm+1 が格納される。すなわち、時系列離散信号デ−
タSA2 〜SAm+1 はシフトされ、新たな時系列離散信
号デ−タSA1 〜SAm に変換される。
【0009】中央処理部30は、外部RAM40に格納
された時系列離散信号デ−タSA1〜SAm のそれぞれ
を加算し、加算値SUMi 及び1周期あたりの移動平均
出力AVi をサンプリング毎に算出する。移動平均出力
AVi は加算値SUMi を1周期のサンプリング数mで
割ったものであり、図6(d)図に示すようになる。中
央処理部30は、基準となる移動平均デ−タAVk を有
しており、サンプリング毎に得られる移動平均出力AV
i と移動平均デ−タAVk とを比較して交流信号S1 の
有無を判定し、判定出力5を出力する。移動平均出力A
Vi は加算値SUMi を1周期のサンプリング数mで割
ったものであるから、加算値SUMi を基準となる加算
値SUMk と比較することによっても交流信号S1 の有
無は判定できる。
【0010】入力信号1が複数の交流信号S1 〜Sn を
含んでいる場合は、図7に示すように、交流信号S1 〜
Sn の周波数に対応するディジタルフィルタ部251 〜
25n を設け、時系列A/D変換デ−タADi をそれぞ
れの交流信号S1 〜Sn に対応する時系列離散信号デ−
タSAji(j=1〜n、i=1〜m)に変換し、各信号
毎に上記と同様のことを実施すればよい。この場合、外
部RAM40には(n*m)個の記憶エリアが必要とな
り、移動平均を求めるための加算回数も1サンプリング
あたり(n*m)回必要となる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の信号判別装置には、次のような問題点がある。 (A) 中央処理部30で加算値SUMi を計算する場
合、外部RAM40から順次離散信号デ−タSAi を取
り出して加算処理するので、1サンプリングあたりの処
理時間が長くなり、交流信号数nを増加させると処理時
間が不足するようになる。このため、交流信号数nを増
加できない。 (B) 精度を上げるため、1周期あたりのサンプリン
グ数mを増加させても同様に処理時間が不足し、サンプ
リング数mを増加できない。また、周波数の高い交流信
号を採用する場合も、標本化定理によってサンプリング
周波数を増加させなければならないので、周波数の高い
交流信号は採用できないという問題もある。 (C) 交流信号数n、サンプリング数mを増加させる
と、必要な外部RAM40の容量(n*m)も増加す
る。
【0012】そこで、本考案の課題は、上述した課題を
解決し、移動平均における加算処理の容易化及び処理時
間の高速化を図ると共に、RAM容量の削減を可能にす
る信号判別装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述する課題解決のた
め、本考案は、入力信号に所定の周波数の交流信号が有
るか無いかを判定し、その判定結果を出力する信号判別
装置であって、所定のサンプリング周波数で前記入力信
号をA/D変換し、時系列A/D変換デ−タを発生する
A/D変換部と、中央処理部と、演算処理部とを含み、
前記中央処理部は、サンプリング毎に前記A/D変換部
から前記時系列A/D変換デ−タが入力され、入力され
た前記時系列A/D変換デ−タを前記演算処理部へ出力
すると共に、前記演算処理部から供給される前記交流信
号の移動平均出力と、基準となる移動平均デ−タとを比
較して前記交流信号の有無を判定する部分であり、前記
演算処理部は、前記時系列A/D変換デ−タを1周期分
記憶すると共に、移動平均を求めて移動平均出力を前記
中央処理部に供給する部分であり、前記移動平均は、前
記時系列A/D変換デ−タから前記交流信号に対応した
時系列離散信号デ−タを求め、負のデ−タは反転させ、
1周期分の前記時系列離散信号デ−タを加算し、加算値
を1周期あたりで平均して求められ、当該サンプリング
時の加算値は、当該サンプリングよりも1つ前のサンプ
リング時の加算値から、前記1周期前のA/D変換デ−
タの再演算により求めた離散信号デ−タを減算すると共
に、当該サンプリング時のA/D変換デ−タから求めた
離散信号デ−タを加算して求めることを特徴とする。
【0014】
【作用】演算処理部は、時系列A/D変換デ−タを1周
期分記憶すると共に、移動平均を求めて移動平均出力を
中央処理部に供給する部分であり、移動平均は、時系列
A/D変換デ−タから交流信号に対応した時系列離散信
号デ−タを求め、負のデ−タは反転させ、1周期分の時
系列離散信号デ−タを加算し、加算値を1周期あたりで
平均して求めるようになっている。当該サンプリング時
の加算値は、当該サンプリングよりも1つ前のサンプリ
ング時の加算値から、1周期前のA/D変換デ−タの再
演算により求めた離散信号デ−タを減算すると共に、当
該サンプリング時のA/D変換デ−タから求めた離散信
号デ−タを加算して求めるようになっているから、中間
の離散信号デ−タの加算が不要となり、移動平均におけ
る加算処理の容易化、処理時間の高速化を図ることがで
きる。
【0015】中央処理部は、サンプリング毎にA/D変
換部から時系列A/D変換デ−タが入力され、入力され
た時系列A/D変換デ−タを演算処理部へ出力する。演
算処理部は時系列A/D変換デ−タを1周期分記憶し、
捨てる離散信号デ−タ及び加える離散信号デ−タを演算
により求めることができるので、離散信号デ−タを外部
RAMに記憶する必要がない。また、時系列A/D変換
デ−タは各交流入力信号に対して共通とすることができ
るので、RAM容量を大幅に削減できる。
【0016】
【実施例】図1は本考案に係る信号判別装置の構成を示
すブロック図である。図において、図5と同一参照符号
は同一性ある構成部分を示している。2はA/D変換
部、3は中央処理部、4は演算処理部である。本実施例
もコンピュ−タのソフトウェアによる信号判別装置を示
しており、図6に示す信号波形を参照しながら説明す
る。
【0017】A/D変換部2は、所定のサンプリング周
波数(1周期当りのサンプリング数m)で入力信号1を
A/D変換し、時系列A/D変換デ−タADi (i=1
〜m)を中央処理部3に供給する。サンプリング周波数
は、標本化定理により入力信号1を再生するのに必要な
周波数に設定され、通常、入力信号1に含まれる交流信
号の最大周波数の5倍程度またはそれ以上に設定され
る。
【0018】中央処理部3は、サンプリング毎にA/D
変換部2から時系列A/D変換デ−タADi が入力さ
れ、入力された時系列A/D変換デ−タADi を演算処
理部4へ出力すると共に、演算処理部4の演算結果とし
て得られる交流信号S1 の移動平均出力AVi と、基準
となる移動平均デ−タAVk とを比較して交流信号S1
の有無を判定する。また、移動平均出力AVi は加算値
SUMi を1周期のサンプリング数mで割ったものであ
るから、加算値SUMi を基準加算値SUMk と比較し
ても同様に交流信号S1 の有無を判定できる。
【0019】演算処理部4は、時系列A/D変換デ−タ
ADi を1周期分記憶すると共に、移動平均を求めて移
動平均出力AVi を中央処理部3に供給する部分であ
る。移動平均出力AVi は、時系列A/D変換デ−タA
Di から交流信号S1 に対応した時系列離散信号デ−タ
SAi を求め、負のデ−タは反転させ、1周期分の時系
列離散信号デ−タSAi (i=1〜m)を加算し、加算
値SUMi を1周期あたりのサンプリング数mで割って
求められる。当該サンプリング時(m+1)の加算値S
UM2 は、当該サンプリングよりも1つ前のサンプリン
グ時の加算値SUM1 から、1周期前のA/D変換デ−
タAD1 の再演算により求めた離散信号デ−タSA1 を
減算し、当該サンプリング時のA/D変換デ−タADm+
1 から求めた離散信号デ−タSAm+1 を加算して求める
ようになっている。当該サンプリング時の移動平均出力
AV2 は加算値SUM2 を1周期Tのサンプリング数m
で割って求められ、中央処理部3に供給される。
【0020】図2は演算処理部4の移動平均の加算処理
を説明する図である。図に示すように、離散信号デ−タ
SA2 〜SAm は加算値SUM2 及びSUM1 の演算に
おいて共通する。離散信号デ−タSA2 〜SAm の加算
値は、入力信号1の1周期分のサンプリングが終了した
サンプリング時(m)の加算値SUM1 に包含されてい
る。このため、サンプリング時(m+1)の加算値SU
M2 は、加算値SUM1 から移動により捨てられる離散
信号デ−タSA1 を減算し、移動により加えられる離散
信号デ−タSAm+1 を加算する、(1)式に示すような
演算により求めることができる。 SUM2 =SUM1 −(SA1 )+(SAm+1 ) ・・・・・ (1) 次回以降のサンプリングにおける演算は、離散信号デ−
タをシフトさせ、(m+1)をmと置き替えて順次同様
のことを実施すればよい。
【0021】これによって、移動平均における加算処理
の容易化、処理時間の高速化を図った信号判別装置が提
供できる。
【0022】中央処理部3は、サンプリング毎にA/D
変換部から時系列A/D変換デ−タADi が入力され、
入力された時系列A/D変換デ−タADi を演算処理部
へ出力する。演算処理部4は時系列A/D変換デ−タA
Di を1周期分記憶し、捨てる離散信号デ−タSA1 は
1周期前のA/D変換デ−タAD1 から、加える離散信
号デ−タSAm+1 はA/D変換デ−タADm+1 から演算
により求めることができる。従って、演算処理部4が
(1)式で与えられる加算値SUMi を更新しながら記
憶するように構成することにより、離散信号デ−タSA
i を外部RAMに記憶する必要性をなくすことができ
る。このため、RAM容量を大幅に削減し得る信号判別
装置を提供できる。
【0023】図3は本考案に係る信号判別装置の別の実
施例のブロック図である。図において、図1と同一参照
符号は同一性ある構成部分を示している。
【0024】本実施例は入力信号1に周波数の異なる複
数の交流信号S1 〜Sn が含まれる場合を示している。
サンプリング周波数は、交流信号S1 〜Sn の最大周波
数の5倍程度またはそれ以上となるように設定される。
演算処理部41 〜4n は入力信号1を複数の交流信号S
1 〜Sn に分けるために設けてある。演算処理部41〜
4n のそれぞれは、ディジタル・フィルタの演算手法に
より、時系列A/D変換デ−タADi から交流信号S1
〜Sn に対応した時系列離散信号デ−タSAji(j=1
〜n、i=1〜m)を求める。サンプリング周波数は一
定のため、各交流信号S1 〜Sn の1周期に含まれるサ
ンプリング数mは異なった数に設定されている。演算処
理部41 〜4n のそれぞれは、図1に示す演算処理部4
と同様の作用を有するので、各交流信号S1 〜Sn に対
して同様の効果が得られる。また、演算処理部41 〜4
n のそれぞれは、同一の時系列A/D変換デ−タADi
を使用して演算処理をするので、並列的な加算処理がで
きるようになり、この点でも処理時間を高速化できる。
【0025】このため、移動平均における加算処理の容
易化及び処理時間の高速化を図り、交流信号数n及びサ
ンプリング数mの増加が可能な信号判別装置を提供でき
る。また、各交流信号の離散信号デ−タを記憶する必要
がなくなるので、RAM容量を大幅に削減し得る信号判
別装置が提供できる。
【0026】演算処理部4を高速のディジタル演算が可
能なディジタル・シグナル・プロセッサで構成すること
により、更に、処理時間を高速化し得る信号判別装置を
提供できる。
【0027】中央処理部3及び演算処理部4を高速のデ
ィジタル演算が可能なディジタル・シグナル・プロセッ
サで構成することにより、中央処理部3と演算処理部4
との情報伝送を不要とすることができるので、更に、処
理時間を高速化し得る信号判別装置を提供できる。
【0028】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、次
のような効果が得られる。 (a) 演算処理部は時系列A/D変換デ−タを1周期
分記憶し、移動平均を求めるための当該サンプリング時
の加算値を、当該サンプリングよりも1つ前のサンプリ
ング時の加算値から、1周期前のA/D変換デ−タの再
演算により求めた離散信号デ−タを減算すると共に、当
該サンプリング時のA/D変換デ−タから求めた離散信
号デ−タを加算して求めるようにしてあるので、移動平
均における加算処理の容易化、処理時間の高速化を可能
にする信号判別装置を提供できる。 (b) 中央処理部はサンプリング毎にA/D変換部か
ら時系列A/D変換デ−タが入力され、入力された時系
列A/D変換デ−タを演算処理部へ出力し、演算処理部
は時系列A/D変換デ−タを1周期分記憶し、捨てる離
散信号デ−タ及び加える離散信号デ−タを演算により求
めることができるので、離散信号デ−タを外部RAMに
記憶する必要がなくなり、RAM容量を大幅に削減し得
る信号判別装置を提供できる。 (c) 演算処理部をディジタル・シグナル・プロセッ
サで構成したので、更に、処理時間を高速化し得る信号
判別装置を提供できる。 (d) 中央処理部及び演算処理部をディジタル・シグ
ナル・プロセッサで構成したので、中央処理部3と演算
処理部4との情報伝送を不要とすることができ、更に、
処理時間を高速化し得る信号判別装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る信号判別装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本考案に係る信号判別装置の演算処理部の加算
処理を説明する図である。
【図3】本考案に係る信号判別装置の別の実施例の構成
を示すブロック図である。
【図4】一般的な移動平均手法を説明する図である。
【図5】従来の信号判別装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】従来の信号判別装置の各部の信号波形を説明す
る図である。
【図7】従来の信号判別装置の別の実施例の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 入力信号 2 A/D変換部 ADi A/D変換デ−タ 3 中央処理部 4 演算処理部 SAi 離散信号デ−タ AVi 移動平均出力 SUM1 、SUM2 加算値 5 判定出力

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に所定の周波数の交流信号が有
    るか無いかを判定し、その判定結果を出力する信号判別
    装置であって、所定のサンプリング周波数で前記入力信
    号をA/D変換し、時系列A/D変換デ−タを発生する
    A/D変換部と、中央処理部と、演算処理部とを含み、 前記中央処理部は、サンプリング毎に前記A/D変換部
    から前記時系列A/D変換デ−タが入力され、入力され
    た前記時系列A/D変換デ−タを前記演算処理部へ出力
    すると共に、前記演算処理部から供給される前記交流信
    号の移動平均出力と、基準となる移動平均デ−タとを比
    較して前記交流信号の有無を判定する部分であり、 前記演算処理部は、前記時系列A/D変換デ−タを1周
    期分記憶すると共に、移動平均を求めて移動平均出力を
    前記中央処理部に供給する部分であり、前記移動平均
    は、前記時系列A/D変換デ−タから前記交流信号に対
    応した時系列離散信号デ−タを求め、負のデ−タは反転
    させ、1周期分の前記時系列離散信号デ−タを加算し、
    加算値を1周期あたりで平均して求められ、 当該サンプリング時の加算値は、当該サンプリングより
    も1つ前のサンプリング時の加算値から、前記1周期前
    のA/D変換デ−タの再演算により求めた離散信号デ−
    タを減算すると共に、当該サンプリング時のA/D変換
    デ−タから求めた離散信号デ−タを加算して求めること
    を特徴とする信号判別装置。
  2. 【請求項2】 前記演算処理部は、ディジタル・シグナ
    ル・プロセッサで構成したことを特徴とする請求項1に
    記載の信号判別装置。
  3. 【請求項3】 前記中央処理部及び前記演算処理部は、
    ディジタル・シグナル・プロセッサで構成したことを特
    徴とする請求項1に記載の信号判別装置。
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