JP2563039B2 - 電動混合弁 - Google Patents

電動混合弁

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JP2563039B2
JP2563039B2 JP4229207A JP22920792A JP2563039B2 JP 2563039 B2 JP2563039 B2 JP 2563039B2 JP 4229207 A JP4229207 A JP 4229207A JP 22920792 A JP22920792 A JP 22920792A JP 2563039 B2 JP2563039 B2 JP 2563039B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラー等の熱源機で
加熱した湯を、水と混合して所望の温度の温水として、
配管により給湯栓に導いて使用する際、またはファンコ
イル・床暖房パネル等の熱交換器に循環回路により循環
させる際に、その温水の温度を水から湯までの任意の温
度に選択するためと、止水するために、給湯配管または
循環回路の配管に接続する電動混合弁に関する。
【0002】
【従来の技術】熱源機で加熱した湯を、水と混合して所
望の温度の温水とし、これを給湯配管または暖房装置の
循環回路等の配管に導いて使用する際の、その温水の温
度の選択・止水等の制御は、従前にあっては、給湯用と
しては、図1に示している如く、ボイラー等の熱源機1
の給湯口10に接続する給湯配管20を、ミキシングバ
ルブMVの湯入口Hに接続し、水道栓と通ずる配管21
をそのミキシングバルブMVの水入口Cに接続し、その
ミキシングバルブMVの混合水出口Mに接続する配管2
2に電磁弁よりなるストップ弁SV1を接続して給湯栓
に導き、さらに、熱源機1の給湯口10と前記ミキシン
グバルブMVの湯入口Hとを接続する配管20から、ミ
キシングバルブMVの混合水出口Mに接続する配管22
との間に、ミキシングバルブMVを跨ぐバイパス管路2
3を接続し、これに電磁弁よりなるストップ弁SV2を
接続して、これにより、温水の温度の選択と止水を行な
うようにしている。この場合、バイパス管路23および
ストップ弁SV2は省略される場合がある。
【0003】また、暖房装置の熱交換器に循環させる場
合にあっては、図2に示している如く、ボイラー等の熱
源機1の給湯口10に接続する給湯配管20を、ミキシ
ングバルブMVの湯入口Hに接続し、そのミキシングバ
ルブMVの混合水出口Mに接続する配管22を、電磁弁
よりなるストップ弁SV1を介して熱交換器3の入口に
接続し、その熱交換器3の出口に接続する配管24を、
循環ポンプPを介して熱源機1の戻し口11に接続する
とともに、分岐管25を介して前述のミキシングバルブ
MVの水入口Cに接続し、さらに、給湯配管20と配管
22との間にミキシングバルブMVを跨ぐバイパス管路
23を接続し、これに電磁弁よりなるストップ弁SV2
を接続して、これにより、熱交換器3に循環させる温水
の温度選択と止水とを行なわすようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ボイラー等の熱源機1
で沸かした高温の湯を、水と混合して、所望の温度の温
水として用いる場合は、上述した如く、温水の温度を選
択するためのミキシングバルブMVと止水のためのスト
ップ弁SV1が必要で、さらに、床暖房パネル等の熱交
換器3に対する温水の循環による暖房をできるだけ早く
動かせるために、暖房初期の立ち上り特性を良くするよ
う、高温の湯を熱交換器3に循環させ得るようにする場
合には、バイパス管路23とこれに接続するストップ弁
SV2とが必要となる。
【0005】そして、これらを配管途上に設けて、遠隔
操作する場合には、ミキシングバルブMV・ストップ弁
SV1・SV2を、電動弁・電磁弁により機能さすよう
構成する必要があることで、配管を複雑化し、また、少
なくとも複数の電動弁・電磁弁を要する問題がある。
【0006】本発明は、従来手段に生じているこれらの
問題を解決するためになされたものであって、バイパス
管路23およびバイパス弁SV2を用いることなく、水
との混合を避けた高温の湯を熱交換器3または給湯栓に
供給でき、かつ、ミキシングバルブMV自体がストップ
弁の機能を具備するようにして、電磁弁よりなるストッ
プ弁SV1を省略した状態で、一つの駆動体により湯と
水との所望の割合の混合と止水とが行なえるようにする
新たな手段を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、混合弁本
体の内部に、上部側には低温水入口を具備する接手管部
と通ずる低温水通路を設け、下部側には高温水入口を具
備する接手管部に通ずる高温水通路を設け、中間部に
は、上端側が連通口を介し低温水通路に連通し下端側が
連通口を介し高温水通路に連通する弁室を設けて、その
弁室内に、前記低温水通路との連通口に寄る側に設けた
第1弁座に上面側が対向する第1弁体と、弁室内の前記
高温水通路との連通口に寄る側に設けた第2弁座に上面
側が対向する第2弁体とを配設するとともに、混合弁本
体の上面側に組付けた駆動部により昇降作動する弁軸を
配設して、前記第1弁体および第2弁体の軸芯部位に摺
動自在に貫通させ、その弁軸の下端側に第2弁体の下面
側に衝合する衝合部材を止着し上端側に第1弁体の上面
側に衝合する衝合部材を止着し、第1弁体と第2弁体と
の間にそれらを引き離す方向に付勢するバネを介装し、
弁室には、第1弁体と第2弁体との間において混合水出
口に通ずる混合水通路の連通口を開設してなる電動混合
弁を提起するものである。
【0008】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図
面符号は、従前手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
【0009】図3は、本発明による電動混合弁Aを実施
せる暖房装置の展開図で、同図において、1はボイラー
よりなる熱源機、2はその熱源機1と接続する温水の循
環回路、20はその循環回路2の熱源機1の給湯口10
に接続した給湯配管、24は熱源機1の戻し口11に接
続した配管、3…は前記循環回路2に並列接続して3連
に設けた熱交換器、Pは循環ポンプ、Aは本発明による
電動混合弁、Hは該電動混合弁Aの高温水入口、Cは低
温水入口、Mは混合水出口、22…は前記電動混合弁A
の混合水出口M…と熱交換器3の入口とを接続する配
管、25は熱交換器3の出口と熱源機1の戻し口11と
を接続する前述の配管24の途中から分岐して、前記電
動混合弁Aの低温水入口Cに接続する分岐管を示す。そ
して、熱源機1の給湯口10に接続する前記給湯配管2
0は電動混合弁Aの高温水入口Hに接続してある。
【0010】図4は本発明による電動混合弁Aの一部破
断した正面図、図5は同上の一部破断した側面図を示
す。この図4に示す電動混合弁Aは、前記図3にあるよ
うに一つの熱源機1に接続する湯水の循環回路2に、並
列に接続した三連の熱交換器3…の各循環路を、それぞ
れ独立させて制御するために、それぞれの循環路に対応
させる三つの混合弁本体4a…を集合させて一つの電動
混合弁Aに組立てた例のものである。
【0011】即ち、この本発明による電動混合弁Aは、
基本的には、図6および図10に示している如く、混合
弁本体4aと、それの外面側に設けられる高温水入口H
を具備する接手管部4bと、低温水入口Cを具備する接
手管部4cと、混合弁本体4aの上面側に組付けた駆動
部4dとにより構成してある。図6に示す形態のもの
は、並列集合型のもので、図10に示す形態のものは単
体型のものである。
【0012】そして、混合弁本体4aとそれの外面側に
それぞれ設ける接手管部4b・4cとは、図6に示す並
列集合型のものにあっては、一体に連続する形態に構成
しておいて良いものであるが、これを、離接自在に接合
する接合部a・bにより、一体的に連続するように組付
けておき、さらに、混合弁本体4aだけを、左右の両側
にそれぞれ接合部a・bを具備する形態のものとして、
別に形成しておき、これらの混合弁本体4a…を先に嵌
め合わせて多連に集合した状態にし、その集合した混合
弁本体4a…の左右の両端側に、前述の接手管部4b・
4cをそれぞれ組付けることで、前述の図3に示す如き
多連型の電動混合弁Aが組立てられるようにしてある。
【0013】この場合、接合部a・bは、図4に示して
いる如く、軸筒状に形成した雄型の接合部aと、鞘筒状
の雌型の接合部bとの嵌合による形態とするときは、図
4の右端側に位置する混合弁本体4aのように、左右の
両側に雄型の接合部b・bをそれぞれ具備する形状のも
のと、図4において中央に位置する混合弁本体4aと左
端側に位置する混合弁本体4aとのように、左右の一側
には雄型の接合部bを設け他側には雌型の接合部aを設
けた形態のものとの、二様に形成しておく。
【0014】しかして、図6および図10に示す何れの
形態のものにあっても、これらの混合弁本体4aの内部
の構造においては、同じに作られる。次に、その内部構
造について説明する。
【0015】混合弁本体4aの内部には、上部側に低温
水入口Cを具備する接手管部4cに連通する低温水通路
40が設けられ、下部側に高温水入口Hを具備する接手
管部4bと連通する高温水通路41が設けられる。この
低温水通路40および高温水通路41は、混合弁本体4
aを、前述の図3に示している如く、接手管部4b・4
cと別体に形成して、多連に接合して集合させた形態の
ものに作る場合にあっては、この低温水通路40および
高温水通路41の各両端部が、混合弁本体4aの左右の
両側部に設けた各接合部a・bにおいて外部に開放する
ように形成しておき、混合弁本体4a…を多連に接合し
たとき、接合した接合部a…b…において、並列する混
合弁本体4a…内の低温水通路40…および高温水通路
41…が、それぞれ一本の低温水通路40および高温水
通路41として連通するようにする。
【0016】しかして、混合弁本体4a内部で、前記低
温水通路40と高温水通路41との間の中央部位には、
弁室42を形成する。該弁室42は上端側を連通口42
0を介して前記低温水通路40に連通させ、かつ、その
連通口420の該弁室42側の口縁に第1弁座wを形成
する。また、該弁室42の下端側は、連通口421を介
して高温水通路41に連通し、その連通口421の該弁
室42側の口縁には第3弁座zを形成する。そしてま
た、該弁室42内の下部で前記第3弁座zの上方部位
に、その第3弁座zと対向する第2弁座yを形成し、こ
の第2弁座yと前述の第1弁座wとの中間に、混合水出
口Mと連通する混合水通路43の連通口430を開設す
る。ここで、弁室42に設ける第1弁座wおよび第2弁
座yならびに第3弁座zは、第3弁座zを省略して、第
1弁座wと第2弁座yだけにする場合がある。
【0017】この弁室42内には、前述の第1弁座wに
対しそれの下方から進退自在に対向する第1弁体44
と、前述の第2弁座yおよび第3弁座zに対して、下面
側と上面側とが交互に進退する第2弁体45とを配設
し、それらの間には互いに引き離す方向に付勢するバネ
46が介装される(図5)。この場合、前述した如く、
第3弁座zを省略した形態としたときは、第2弁体45
はそれの上面側が第2弁座yに対向していくだけのもの
として良い。
【0018】これら第1弁体44および第2弁体45の
各軸芯部位に、弁軸47が摺動自在に貫通し、その弁軸
47は、上端側が水密を保持して混合弁本体4aの上面
側に突出し、混合弁本体4aの上面の組付座に組付けた
駆動部4dの出力軸に連繋させてあり、駆動部4dの作
動の制御により上下に動いて前記第1弁体44および第
2弁体45の軸芯部を貫通して摺動する。
【0019】そして、この弁軸47には、それの下端側
に第2弁体45の下面側に衝合する止め輪よりなる衝合
部材48が止着してあり、また、上端側には、前記衝合
部材48により第2弁体45の上面側が第2弁座yに衝
合し、この第2弁体45に下端側が支承されているバネ
46により第1弁体44が押し上げられて第1弁座wに
衝合している状態において、その第1弁体44より少し
上方に位置する部位に、その第1弁体44の上面に対し
て衝合していく止め輪よりなる衝合部材49が止着して
ある。
【0020】前記駆動部4dは、モーターmの出力軸と
伝導する伝導機構の作動で、雄ねじ50が正または逆方
向に回転すると、外周側がガイド51に嵌合して回転が
規制されて内周側が前記雄ねじ50に螺合する雌ねじ5
2が上下に動いて、この雌ねじ52の下面に衝合して連
繋する前記弁軸47を、その弁軸47に連繋部材53を
介して連繋させた戻しバネ54との共同により、上下に
作動させるようになる通常のものである。このとき、図
9に示す如く、弁室42または混合水出口Mと通ずる混
合水通路43または混合水の配管途上にサーミスタSを
設けて、このサーミスタSで検出する温度信号によりモ
ーターmの駆動部4dを自動制御するようにする場合が
ある。なお、電動混合弁Aが暖房用に用いられるとき
は、前述のサーミスタSは、室温を感知するように設け
て、これにより室温に応じて駆動部4dを制御するよう
にする場合がある。
【0021】6は高温水入口Hを具備する接手管部4b
内に組付けられたメンテナンス用のコック(図示してい
ない)を手動操作するよう、その接手管部4bの上面側
に組付けた手動ハンドル、また、7は低温水入口Cを具
備する接手管部4c内に組付けられたメンテナンス用の
コック(図示していない)を手動操作するようその接手
管部4cの下面側に組付けた手動ハンドルである。
【0022】このように構成せる実施例装置は次のよう
に作用する。電動混合弁Aが、図3に示している如く、
熱源機1の循環回路2に接続している状態において、駆
動部4dの制御作動により、弁軸47が引き上げられ
て、第2弁体45の上面側が第2弁座yに衝合し、第2
弁体45に支承されたバネ46の付勢により第1弁体4
4が第1弁座wに衝合している状態のときは、高温水通
路41および低温水通路40が、混合水通路43に対し
遮断された状態にある。従って、混合水出口Mからの湯
水の吐出はなく、止水した状態にある。
【0023】次に、駆動部4dの制御作動で弁軸47
を、それの上部側に設けた衝合部材49が第1弁体44
の上面を押圧しない範囲で下降作動させて、弁軸47の
下端側の衝合部材48を下降させる。すると、第1弁体
44が第1弁座wに衝合して上方には動かないことか
ら、この第1弁体44に支承されたバネ46の付勢で第
2弁体45が、衝合部材48に衝合して下降作動が阻止
されるまで下方に動き、該第2弁体45と第2弁座yと
の間が開弁し、高温水通路41内の高温水が、第2弁体
45の下面側と第3弁座zとの間および第2弁体45の
上面側と第2弁座yとの間を経て、混合水通路43に流
れ込む。従って、混合水出口Mからは高温水だけが吐出
して循環回路2に循環する状態となる。
【0024】次に、駆動部4dの制御作動により、弁軸
47を前記図7の状態位置よりも僅かに下降させる。す
ると、第1弁体44が衝合部材49により下方に押し込
まれることで、図8に示す如く、第1弁体44と第1弁
座wとの間が開放して、ここから弁室42内に低温水通
路40の低温水が流れ込み、前述の高温水通路41から
流入してくる高温水と、この弁室42内を混合室として
混合し、混合水通路43に流出していく状態となる。こ
の状態において、弁軸47の下方への移動量を加減し
て、第1弁体44の上面と第1弁座wとの間の開度を変
更すれば、低温水の流入量が変わり、同時に、第1弁体
44の上面と第1弁座wとの間の開度の拡大が、第2弁
体45の下面側と第3弁座zとの間の開度を狭めるよう
に第2弁体45を動かすようになるので、混合水の温度
の選択・調節作動が迅速に行なえる。
【0025】次に、上述の状態からさらに弁軸47を下
降させれば、図9に示しているように、第2弁体45の
下面が第3弁座zに衝合して、弁室42と高温水通路4
1とを、この第2弁体45の下面と第3弁座zとにより
遮断した状態となる。この状態では、混合水通路43に
は低温水通路40からの低温水だけが弁室42内に流入
し、混合水通路43を経て混合水出口Mから低温水だけ
が循環回路2に循環するようになる。従って、暖房が効
きすぎたときに対応する状態となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電動
混合弁Aは、一つの駆動部4dの制御作動で、混合水出
口Mからの混合水の吐出をストップさせる止水状態と、
混合水出口Mから取り出す混合水の温度を所望に変更調
節する作動と、混合水出口Mから高温水だけを取り出す
状態と低温水だけを取り出す状態との切換作動とが、得
られるようになるので、バイパス管路23およびバイパ
ス弁SV2を用いることなく、水との混合を避けた高温
の湯を熱交換器3または給湯栓に供給でき、かつ、ミキ
シングバルブMV自体がストップ弁の機能を具備するよ
うにして、電磁弁よりなるストップ弁SV1を省略した
状態で、一つの駆動体により湯と水との所望の割合の混
合と止水とが行なえるようになる。また、弁室42に第
2弁体45の下面側に衝合する第3弁座zを設けるとき
は、低温水だけが循環回路2に循環させ得る状態にで
き、暖房が効きすぎたときに対応し得る要になる。ま
た、混合水の温度または室温を検知するサーミスタを組
み合わせることで、取出す混合水の温度を任意の一定温
度に自動調整でき、また室温に応じて湯・水・混合水の
循環止水を自動的に行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱源機で沸した湯と水とを混合して給湯栓に導
く従前手段の説明図である。
【図2】熱源機で沸した湯と水とを混合して暖房用の熱
交換に循環させる従前手段の説明図である。
【図3】本発明による電動混合弁を用いた暖房用の循環
回路の展開図である。
【図4】本発明による電動混合弁の一部破断した正面図
である。
【図5】同上電動混合弁の一部破断した側面図である。
【図6】同上電動混合弁の単体型のものの一部破断した
正面図である。
【図7】同上電動混合弁の混合水出口から高温水だけを
取り出す状態の説明図である。
【図8】同上電動混合弁の混合水出口から混合水を取り
出す状態の説明図である。
【図9】同上電動混合弁の混合水出口から低温水だけを
取り出す状態の説明図である。
【図10】 単体型の電動混合弁の一部破断した側面図
である。
【符号の説明】
A…電動混合弁、C…低温水入口、H…高温水入口、M
…混合水出口、P…循環ポンプ、MV…ミキシングバル
ブ、SV1・SV2…ストップ弁、a・b…接合部、w
…第1弁座、y…第2弁座、z…第3弁座、m…モータ
ー、1…熱源機、10…給湯口、11…戻し口、2…循
環管路、20…給湯配管、21・22…配管、23…バ
イパス管路、24…配管、25…分岐管、3…熱交換
器、4a…混合弁本体、4b・4c…接手管部、4d…
駆動部、40…低温水通路、41…高温水通路、42…
弁室、420・421…連通口、43…混合水通路、4
30…連通口、44…第1弁体、45…第2弁体、46
…バネ、47…弁軸、48・49…衝合部材、50…雄
ねじ、51…ガイド、52…雌ねじ、53…連繋部材、
54…戻しバネ、6・7…手動ハンドル。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合弁本体の内部に、上部側には低温水
    入口を具備する接手管部と通ずる低温水通路を設け、下
    部側には高温水入口を具備する接手管部に通ずる高温水
    通路を設け、中間部には、上端側が連通口を介し低温水
    通路に連通し下端側が連通口を介し高温水通路に連通す
    る弁室を設けて、その弁室内に、前記低温水通路との連
    通口に寄る側に設けた第1弁座に上面側が対向する第1
    弁体と、弁室内の前記高温水通路との連通口に寄る側に
    設けた第2弁座に上面側が対向する第2弁体とを配設す
    るとともに、混合弁本体の上面側に組付けた駆動部によ
    り昇降作動する弁軸を配設して、前記第1弁体および第
    2弁体の軸芯部位に摺動自在に貫通させ、その弁軸の下
    端側に第2弁体の下面側に衝合する衝合部材を止着し上
    端側に第1弁体の上面側に衝合する衝合部材を止着し、
    第1弁体と第2弁体との間にそれらを引き離す方向に付
    勢するバネを介装し、弁室には、第1弁体と第2弁体と
    の間において混合水出口に通ずる混合水通路の連通口を
    開設してなる電動混合弁。
  2. 【請求項2】 弁室内の第2弁座と高温水通路との連通
    口との間に、第2弁体の下面側と対向する第3弁座を装
    設してなる請求項1記載の電動混合弁。
  3. 【請求項3】 混合水出口近傍に混合水温度を検知する
    サーミスタを取り付けそのサーミスタが検出する温度信
    号により駆動部を制御せしめた請求項1記載の電動混合
    弁。
  4. 【請求項4】 混合弁本体と低温水入口を具備する接手
    管部と高温水入口を具備する接手管部とを別体に形成
    し、それら接手管部を、それらに形設した接合部と混合
    弁本体の左右の両側部に形成した接合部との接合によ
    り、混合弁本体の左右の両側に離接自在に組付けた請求
    項1記載の電動混合弁。
  5. 【請求項5】 混合弁本体と低温水入口を具備する接手
    管部と高温水入口を具備する接手管部とを別体に形成
    し、混合弁本体には、それの左右の両側部に接手管部に
    設けた接合部と接合する接合部を左右の両側部に設け、
    該混合弁本体内に形設せる低温水通路および高温水通路
    の各両端部を、前記接合部に開放させた請求項1記載の
    電動混合弁。
  6. 【請求項6】 混合弁本体の左右の両側部に設ける接合
    部を、別の混合弁本体の左右の両側部に設ける接合部と
    離接自在に接続するように形成した請求項4記載の電動
    混合弁。
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