JP2562693Y2 - 自動販売機の冷却装置 - Google Patents

自動販売機の冷却装置

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JP2562693Y2
JP2562693Y2 JP1991066648U JP6664891U JP2562693Y2 JP 2562693 Y2 JP2562693 Y2 JP 2562693Y2 JP 1991066648 U JP1991066648 U JP 1991066648U JP 6664891 U JP6664891 U JP 6664891U JP 2562693 Y2 JP2562693 Y2 JP 2562693Y2
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JP
Japan
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air
machine room
vending machine
door
condenser
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JP1991066648U
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JPH0519885U (ja
Inventor
輝光 多鹿
進 波多野
英雄 中島
隆宏 井上
健三 奥
Original Assignee
松下冷機株式会社
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動販売機の冷却装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動販売機に用いる冷却装置は、
設置スペース,扉の意匠,その他付帯機能の点から、空
気の吸排気において、底面吸排気方式のものが提案され
ている(例えば実開昭63−188485号公報)。
【0003】以下従来の前面吸排気方式の自動販売機に
ついて、図4から図6を参照にしながら説明する。
【0004】図4から図6は従来の前面吸排気方式の自
動販売機の冷却装置を示すものである。図4において、
1は断熱壁を有する本体で、前面に開口部を有してい
る。本体1の開口部の前面には断熱壁を有する扉2が開
閉自在に取付けられ、本体1と扉2で貯蔵庫3を形成し
ている。貯蔵庫3には商品収納棚4が設けられている。
さらに貯蔵庫3の下部には、冷却器5,庫内ファンモー
タ6等を設け、冷却装置のローサイド側を構成してい
る。本体1の下部の機械室7には、圧縮機8,凝縮器
9,凝縮器冷却用ファンモータ10等で構成された冷却
装置のコンデンシングユニット11を配置している。図
5は自販機の外観を示すものである。扉2の下部には、
正面より左側に複数の空気取入口12と右側に複数の空
気吐出口13が設けられている。図6は前記コンデンシ
ングユニットの配置を示すものである。本体1の正面か
ら傾斜をつけ凝縮器9,凝縮器冷却用ファンモータ1
0,圧縮機8が順次配置されると共に、凝縮器9と扉2
の間には空気取入口12と空気吐出口13を分離するよ
うに整流板14が本体1に取付けられている。
【0005】以上のように構成された自動販売機につい
て、以下その動作について説明する。
【0006】冷却システムが運転すると圧縮機8が運転
すると共に、凝縮器冷却用ファンモータ10が回転し、
外気を空気取入口12から取入れ凝縮器9と熱交換する
と共に、圧縮機8をも冷却した後、空気吐出口13から
排出する。従って、圧縮機8の運転と共に凝縮器9,圧
縮機8の放熱が行われ、冷却器5が冷却されると共に、
庫内ファンモータ6により貯蔵庫3は冷却される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、扉2の下部に空気取入口12及び空気吐出
口13があるため、見栄えが悪くしかも、商品取出口を
有しているため抵抗が大きく、必要な風量を確保するこ
とができないという欠点があった。
【0008】また、前記空気取入口12及び前記空気吐
出口13が機械室7の前面にあり、風路を規制するもの
がないので、凝縮器9で熱交換をした暖かい空気の一部
を空気取入口12から再び吸い込むため冷却装置の効率
が低下するという課題を有していた。
【0009】本考案は上記課題に鑑み、第1の目的は見
栄えが良く取出口及び搬出機構に吸気口を規制されない
自動販売機の冷却装置を提供することである。
【0010】第2の目的は自動販売機の背面が壁等にぴ
ったりつけられた場合でも吸排気口が制限されない自動
販売機の冷却装置を提供するものである。
【0011】第3の目的は空気吐出口から排出された暖
かい空気を再度吸込まない自動販売機の冷却装置を提供
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために、本考案の自動販売機の冷却装置は、開口部を有
する自動販売機の本体と、前記開口部を開閉する扉と、
前記本体下部の機械室に設けた圧縮機,凝縮器,凝縮器
冷却用ファンモータを有するコンデンシングユニット
と、前記コンデンシングユニットと前記扉とを遮断する
遮へい板と、前記遮へい板より扉側の第1の機械室の底
板に設けた空気取入口と、前記コンデンシングユニット
を収納した第2の機械室の底板に設けた空気吐出口とを
有し、前記第1の機械室の底板の前記空気取入口の下部
と前記第2の機械室の底板の前記空気吐出口下部の各々
にL字形のダクトを設けたものである
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】本考案は上記した構成によって見栄え良く、吸
排気口を制限されることなく、空気取入口から排出され
た空気は、空気取入口に再度吸い込まれることがなくな
る。
【0016】
【実施例】以下本考案の一実施例について、図面を参照
にしながら説明するが、従来と同一構成については同一
符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0017】図1は本考案の第1の実施例における自動
販売機の冷却装置を示すものである。同図において機械
室7をコンデンシングユニット11のある第2の機械室
7aと扉側の第1の機械室7bとに遮断する遮へい板1
5,遮へい板15′を設けている。そして、第1の機械
室7bの下部には空気取入口16が備えられている。ま
た第2の機械室7aの背面には空気吐出口17が備えら
れている。
【0018】以上のように構成された自動販売機につい
て、以下その動作を説明する。冷却システムが運転する
と圧縮機8が運転すると共に、凝縮器冷却用ファンモー
タ10が回転し、外気を本体1の底部より空気取入口1
6から取り入れ、凝縮器9と熱交換すると共に圧縮機8
を冷却し空気吐出口17から本体1の背面に排出する。
【0019】以上のように本実施例によれば、扉2に空
気取入口16と空気吐出口17がなく見栄えが良く、取
出口及び搬出機構により通路が制限されることなく、空
気の取入口16は本体1の下部からの空気を取り入れ、
空気吐出口17は本体1の背面に空気を吐出するため、
空気吐出口17から排出された空気を空気取入口16か
ら吸込まないようにすることができる。
【0020】次に第2の実施例を図2を参照にしながら
説明する。同図において第2の機械室7aの下部に空気
吐出口18を設けている。
【0021】以上のように構成された第2の実施例の動
作を説明する。本体1の背面が塞がれた場合でも、空気
吐出口18から空気を排出することができるため、暖か
い空気が第2の機械室7a内にたまることがない。
【0022】次に第3の実施例を図3を参照にしながら
説明する。同図において、19はL字形のダクトAで、
空気取入口16の第1の機械室7bの下部外面に本体1
の前面の空気を取り入れるように設けられている。20
はL字形のダクトBで空気吐出口18の第2の機械室7
aの下部外面に本体1の背面,側面に空気を排出するよ
うに設けられている。
【0023】以上のように構成された第3の実施例の動
作を説明する。L字形のダクトB20により排出された
暖かい空気は、空気取入口16のL字形のダクトA19
より取り入れられない。
【0024】以上のように第3の実施例によれば、空気
吐出口18から排出された空気を空気取入口16から吸
い込むことを完全に防止することができる。
【0025】
【考案の効果】以上のように本考案は機械室の扉側下部
に空気取入口を設けることにより、扉の見栄えを非常に
良くすると共に、空気の通路が制限されることがない。
【0026】そして、機械室のコンデンシングユニット
側に空気吐出口を設けることにより、本体の背面が塞が
れた場合でも所定の冷却性能が確保できる。
【0027】さらに、空気取入口と空気吐出口の各々に
L字形のダクトを設けることにより、空気吐出口から排
出された暖かい空気が、空気取入口から吸い込まれるこ
とを完全に防ぐため、冷却装置の効率を上げることがで
き、さらに、省エネルギーや、自動販売機の前面に吐出
風が出ないため、お客様への風が直接当ることを防止し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の自動販売機の冷却装置
の機械室の断面図
【図2】本考案の第2の実施例の自動販売機の冷却装置
の機械室の断面図
【図3】本考案の第3の実施例の自動販売機の冷却装置
の機械室の縦断面図
【図4】従来の自動販売機の冷却装置の縦断面図
【図5】従来の自動販売機の斜視図
【図6】従来の自動販売機の冷却装置の機械室の断面図
【符号の説明】
1 本体 2 扉 7 機械室 7a 第2の機械室 7b 第1の機械室 8 圧縮機 9 凝縮器 10 凝縮器冷却用ファンモータ 11 コンデンシングユニット 15,15′ 遮へい板 16 空気取入口 18 空気吐出口 19 L字形のダクトA 20 L字形のダクトB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 井上 隆宏 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)考案者 奥 健三 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−77669(JP,A) 実開 平1−158084(JP,U) 実開 平1−78887(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する自動販売機の本体と、前
    記開口部を開閉する扉と、前記本体下部の機械室に設け
    た圧縮機,凝縮器,凝縮器冷却用ファンモータを有する
    コンデンシングユニットと、前記コンデンシングユニッ
    トと前記扉とを遮断する遮へい板と、前記遮へい板より
    扉側の第1の機械室の底板に設けた空気取入口と、前記
    コンデンシングユニットを収納した第2の機械室の底板
    設けた空気吐出口とを有し、前記第1の機械室の底板
    前記空気取入口の下部と前記第2の機械室の底板の
    空気吐出口下部の各々にL字形のダクトを設けたこと
    を特徴とする自動販売機の冷却装置。
JP1991066648U 1991-08-22 1991-08-22 自動販売機の冷却装置 Expired - Lifetime JP2562693Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991066648U JP2562693Y2 (ja) 1991-08-22 1991-08-22 自動販売機の冷却装置

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JP1991066648U JP2562693Y2 (ja) 1991-08-22 1991-08-22 自動販売機の冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0519885U JPH0519885U (ja) 1993-03-12
JP2562693Y2 true JP2562693Y2 (ja) 1998-02-16

Family

ID=13321934

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6051632B2 (ja) * 1979-11-28 1985-11-14 株式会社東芝 冷蔵庫
JPH0178887U (ja) * 1987-11-13 1989-05-26
JPH05788Y2 (ja) * 1988-04-20 1993-01-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0519885U (ja) 1993-03-12

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