JP2562554Y2 - 材料試験機 - Google Patents
材料試験機Info
- Publication number
- JP2562554Y2 JP2562554Y2 JP1988073275U JP7327588U JP2562554Y2 JP 2562554 Y2 JP2562554 Y2 JP 2562554Y2 JP 1988073275 U JP1988073275 U JP 1988073275U JP 7327588 U JP7327588 U JP 7327588U JP 2562554 Y2 JP2562554 Y2 JP 2562554Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- test piece
- tightening
- testing machine
- material testing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［作業上の利用分野］ 本考案は、つかみ具で試験片を保持して材料試験を行
う材料試験機に関する。
う材料試験機に関する。
［従来の技術］ 試験片を締め付けるつかみ歯を油圧で駆動する油圧試
験片つかみ具を備えた材料試験機は従来よりあったが、
従来のものはつかみ歯の締付圧力が一定であった。
験片つかみ具を備えた材料試験機は従来よりあったが、
従来のものはつかみ歯の締付圧力が一定であった。
［考案が解決しようとする課題］ 試験片つかみ具は種々の試験片の強度試験に使用され
るので、そのつかみ歯の締付圧力は最も強度の高い試験
片に合わせて設定されているのが一般的である。このた
め、強度の低い試験片に使用した場合には、つかみ歯の
締付圧力が大き過ぎるため、試験片のつかみ部分に悪影
響が及ぼされ、チャック切れ等が生じるという問題点が
あった。
るので、そのつかみ歯の締付圧力は最も強度の高い試験
片に合わせて設定されているのが一般的である。このた
め、強度の低い試験片に使用した場合には、つかみ歯の
締付圧力が大き過ぎるため、試験片のつかみ部分に悪影
響が及ぼされ、チャック切れ等が生じるという問題点が
あった。
［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するために、本考案は次のような構成
とした。
とした。
すなわち、本考案にかかる材料試験機は、試験片を締
め付けるつかみ歯を油圧で駆動する油圧装置を備えた材
料試験機であって、前記油圧装置が複数の締付圧力の中
から、予め任意の締付圧力を選択することができる圧力
調節回路を具備し、前記圧力調節回路を介して油圧ポン
プから供給された作動油によってつかみ歯を駆動するこ
とにより、試験片の材質等に応じて予め最適な締付圧力
を選択できるようにしたことを特徴としている。
め付けるつかみ歯を油圧で駆動する油圧装置を備えた材
料試験機であって、前記油圧装置が複数の締付圧力の中
から、予め任意の締付圧力を選択することができる圧力
調節回路を具備し、前記圧力調節回路を介して油圧ポン
プから供給された作動油によってつかみ歯を駆動するこ
とにより、試験片の材質等に応じて予め最適な締付圧力
を選択できるようにしたことを特徴としている。
［作用］ つかみ歯を駆動する作業油の圧力を圧力調節回路で調
節することにより、複数の締付圧力の中から、試験片の
強度に応じて予めつかみ歯の締付圧力を設定し、油圧ポ
ンプから供給された作動油によってつかみ歯を駆動し、
試験片を把持する。
節することにより、複数の締付圧力の中から、試験片の
強度に応じて予めつかみ歯の締付圧力を設定し、油圧ポ
ンプから供給された作動油によってつかみ歯を駆動し、
試験片を把持する。
［実施例］ 第１図は本考案の１例をあらわす油圧回路図である。
材料試験機（本体は図示省略）の上下の試験片つかみ具
1,2は、試験片３のつかみ部を両側から把持する１組の
油圧式つかみ歯5,5をそれぞれ備え、これら各つかみ歯
が油圧ポンプ６から供給される作動油で駆動されるよう
になっている。作動油の供給方向は電磁切替弁７によっ
て制御され、作動油を一次側ａに供給するとつかみ歯5,
…が締まり、逆に作動油を二次側ｂに供給するとつかみ
歯5,…が開く。一次側ａに作動油を供給する油路には逆
止弁８が設けられている。
材料試験機（本体は図示省略）の上下の試験片つかみ具
1,2は、試験片３のつかみ部を両側から把持する１組の
油圧式つかみ歯5,5をそれぞれ備え、これら各つかみ歯
が油圧ポンプ６から供給される作動油で駆動されるよう
になっている。作動油の供給方向は電磁切替弁７によっ
て制御され、作動油を一次側ａに供給するとつかみ歯5,
…が締まり、逆に作動油を二次側ｂに供給するとつかみ
歯5,…が開く。一次側ａに作動油を供給する油路には逆
止弁８が設けられている。
また、上記主回路に接続して、複数のリリーフ弁と電
磁切替弁とを組み合わせた圧力調節回路10が設けられて
いる。図示例の圧力調節回路10は、３個のリリーフ弁1
2,13,14と２個の電磁切替弁16,17とを備え、各リリーフ
弁の設定圧力はそれぞれP1，P2，P3（P1＜P2＜P3）にな
っており、電磁切替弁16,17を０操作することにより、
３段階の締付圧力の中から任意の締付圧力を選択するこ
とができる。すなわち、電磁弁16のソレノイド16aがOFF
のときは締付圧力がリリーフ弁12の設定圧力P1となり、
電磁弁16のソレノイド16aがONで電磁弁17のソレノイド1
7aがOFFのときは締付圧力がリリーフ弁13の設定圧力P2
となり、また電磁弁16のソレノイド16aと電磁弁17のソ
レノイド17aを共にONのとき締付圧力がリリーフ弁14の
設定圧力P3となる。
磁切替弁とを組み合わせた圧力調節回路10が設けられて
いる。図示例の圧力調節回路10は、３個のリリーフ弁1
2,13,14と２個の電磁切替弁16,17とを備え、各リリーフ
弁の設定圧力はそれぞれP1，P2，P3（P1＜P2＜P3）にな
っており、電磁切替弁16,17を０操作することにより、
３段階の締付圧力の中から任意の締付圧力を選択するこ
とができる。すなわち、電磁弁16のソレノイド16aがOFF
のときは締付圧力がリリーフ弁12の設定圧力P1となり、
電磁弁16のソレノイド16aがONで電磁弁17のソレノイド1
7aがOFFのときは締付圧力がリリーフ弁13の設定圧力P2
となり、また電磁弁16のソレノイド16aと電磁弁17のソ
レノイド17aを共にONのとき締付圧力がリリーフ弁14の
設定圧力P3となる。
したがって、予め推測される試験片強度に応じて、逐
次これら各電磁弁のソレノイドの制御を行なえばよい。
また、自動引張試験等を行なうときには、試験に供する
試験片に関する情報を予め制御装置に入力しておき、こ
の制御装置からの指令で最適な締付圧力が自動的に選択
されるようにしてもよい。さらに、試験中、試験負荷の
増加に応じて締付圧力が自動的に最適なものに変更され
るようにすることもできる。
次これら各電磁弁のソレノイドの制御を行なえばよい。
また、自動引張試験等を行なうときには、試験に供する
試験片に関する情報を予め制御装置に入力しておき、こ
の制御装置からの指令で最適な締付圧力が自動的に選択
されるようにしてもよい。さらに、試験中、試験負荷の
増加に応じて締付圧力が自動的に最適なものに変更され
るようにすることもできる。
本実施例では、つかみ歯の締付圧力を３段階に調節す
るよう構成されているが、これを４段階以上に調節する
よう構成できることは云うまでもない。
るよう構成されているが、これを４段階以上に調節する
よう構成できることは云うまでもない。
［考案の効果］ 以上の説明から明らかなように、本考案にかかる材料
試験機の油圧式試験片つかみ具用油圧装置は、つかみ歯
を駆動する作動油の圧力を複数段に調節することができ
るので、試験片の強度や試験状態に応じた適切な締付圧
力で試験片を把持できるようになり、正確な試験を行な
えるようになった。
試験機の油圧式試験片つかみ具用油圧装置は、つかみ歯
を駆動する作動油の圧力を複数段に調節することができ
るので、試験片の強度や試験状態に応じた適切な締付圧
力で試験片を把持できるようになり、正確な試験を行な
えるようになった。
第１図は本考案にかかる材料試験機のつかみ具作動用油
圧装置の１例の油圧回路図である。 1,2……試験片つかみ具、３……試験片、５……つかみ
歯、7,16,17……電磁切替弁、10……圧力調節回路、12,
13,14……リリーフ弁。
圧装置の１例の油圧回路図である。 1,2……試験片つかみ具、３……試験片、５……つかみ
歯、7,16,17……電磁切替弁、10……圧力調節回路、12,
13,14……リリーフ弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−26150（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−52447（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−62081（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】試験片を締め付けるつかみ歯を油圧で駆動
する油圧装置を備えた材料試験機であって、前記油圧装
置が複数の締付圧力の中から、予め任意の締付圧力を選
択することができる圧力調節回路を具備し、前記圧力調
節回路を介して油圧ポンプから供給された作動油によっ
てつかみ歯を駆動することにより、試験片の材質等に応
じて予め最適な締付圧力を選択できるようにしたことを
特徴とする材料試験機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988073275U JP2562554Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 材料試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988073275U JP2562554Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 材料試験機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01180746U JPH01180746U (ja) | 1989-12-26 |
| JP2562554Y2 true JP2562554Y2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=31298421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988073275U Expired - Lifetime JP2562554Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 材料試験機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2562554Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6126150U (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-17 | 株式会社島津製作所 | 材料試験機の試験片つかみ装置 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP1988073275U patent/JP2562554Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01180746U (ja) | 1989-12-26 |
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