JP2562546Y2 - ローラコンベヤ用軸受ホルダーの取付構造 - Google Patents

ローラコンベヤ用軸受ホルダーの取付構造

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JP2562546Y2
JP2562546Y2 JP5745692U JP5745692U JP2562546Y2 JP 2562546 Y2 JP2562546 Y2 JP 2562546Y2 JP 5745692 U JP5745692 U JP 5745692U JP 5745692 U JP5745692 U JP 5745692U JP 2562546 Y2 JP2562546 Y2 JP 2562546Y2
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JP
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groove
bearing holder
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holder
frame
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誠 斉藤
浩司 旭
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Sanki Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ローラコンベヤのロー
ラ軸を保持する軸受の取付構造に関する。
【0002】
【従来技術】周知のように丸ベルトローラコンベヤなど
のローラコンベヤは、溝付のアルミニュームフレームを
用い、キャリアローラの軸は前記フレームの溝に取付け
た合成樹脂製の軸受ホルダーに保持させている。前記軸
受ホルダーはU字形の落し込み溝を有する受部本体と、
この後側に一体に形成された固定部とからなり、この固
定部をフレームの溝に挿入しボルトで固定する構造とな
っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで前記軸受ホル
ダーは合成樹脂製であるため、樹脂が吸湿し締付けトル
クが変動することがある。締付けトルクが変動して締付
け力が低下すると、ホルダーに外力が加わるとホルダー
が横移動し、ローラ間隔がズレたり、駆動ベルトの回転
力がローラにうまく伝わらず円滑な搬送ができないなど
の問題点がある。
【0004】本考案は前記従来形の軸受ホルダーの難点
を排除するためになされたものでその目的とするところ
は構造簡単にして、締付けトルクが高く、湿気、水分な
どに影響をうけることがない軸受ホルダーの取付構造を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本考案は、U字型のシャフト落し込み溝を有する受部本
体と、この後側に一体に形成された固定部とからなり、
前記固定部をフレームに設けた取付溝に挿入し、固定部
に設けたネジ孔にネジを螺合させ、固定部とネジヘッド
で取付溝の壁を挟持させる軸受ホルダーの取付構造であ
って、前記ホルダーを亜鉛合金ダイカストで一体に成型
すると共に、固定部にはフレームの溝に挿入したとき溝
壁内側に当接する箇所及びネジヘッドの下面にそれぞれ
凹凸面を形成したものである。
【0006】本考案は前記の構成であるから、締付けト
ルクが高く、コンベヤ駆動時の振動などによる緩みが生
じることがない。
【0007】
【実施例】以下図示の実施例に基づき本考案を具体的に
説明する。図1は本考案の一実施例による軸受ホルダー
を取付けたコンベヤの一部を示す平面図で、図中符号1
が軸受ホルダー、2は締付けボルト、3はコンベヤフレ
ームである。
【0008】軸受ホルダー1は、受部本体4と固定部5
から構成され、これらを亜鉛合金ダイカストによって一
体成型したものである。受部本体4は溝壁6によって形
成したU字形のシャフト落し込み溝7を有し、この溝7
の下端側の両面にはシャフトに設けたスリットと嵌合す
る抜け止め用凸部8が設けられている。
【0009】固定部5は、前記受部本体4の後側に形成
されている。すなわち図2に示すように受部本体4の溝
壁6の後面側中央部に、コンベヤフレーム3に設けた取
付溝3aの開口部3bの高さよりわずかに低い高さの連
設部9を設け、この連設部9に固定部5が一体に配設さ
れている。固定部5は受部本体4よりも幅広のプレート
状で側端の一方は受部本体4の側端面と面一、高さは受
部本体とほぼ同一で、前面側の上下は前記連設部9と同
一面を形成するように切り欠かれれている。そしてこの
切り欠き部分の垂直面には鋸歯状の凹凸面10が形成さ
れている。また固定部5には締付ボルト2挿入用のネジ
孔11を穿設している。
【0010】締付けボルト2は、軸受ホルダー1のネジ
孔11に螺合させるもので、ボルトヘッド2aの下面に
は図3に示すように放射状の凹凸面2bが形成されてお
り、この凹凸面2bとホルダー固定部5の凹凸面10で
フレーム3の取付溝3aの壁3cを狭持する。
【0011】前記構造の軸受ホルダー1をフレーム3に
取り付けるには、ホルダー1をフレーム3に設けた取付
け溝3aの端部から図4に示すように固定部5が溝3a
内に受部本体4が溝外に位置するようにして挿入する。
そして所定位置において固定部5に設けたネジ孔11に
締付けボルト2を螺合して締付ける。前記ボルト2の締
付けによりボルトヘッド2aの下面に設けた凹凸面2b
と、ホルダー1の固定部5に設けた凹凸面10とによっ
てフレーム3に設けた取付け溝3aの溝壁3cを狭持
し、ホルダー1が所定位置に固定される。所定位置に固
定された軸受ホルダー1のシャフト落とし込み溝7には
図1及び図4に示すように、コンベヤのローラ20のシ
ャフト21を落とし込み、シャフト21に設けたスリッ
ト22と落とし込み溝7に設けた凸部8とを嵌合させて
シャフト21を溝7内に保持させる。
【0012】本実施例の取付構造は前記のように軸受け
ホルダーを亜鉛合金ダイカスト製の一体成型としたの
で、吸湿することがなく、吸湿に伴う締付けトルクの低
下がない。また固定部と締付けボルトのヘッド下面に凹
凸面を形成し、該部分で取付け溝の溝壁を狭持するので
締付けトルクが高まる。
【0013】なお本考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、考案の趣旨を変更しない限度において種々の
修正、設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0014】
【考案の効果】本考案は前記の構成としたので、以下の
ような特有の効果を奏する。 軸受けホルダーを亜鉛合金ダイカスト製の一体成型と
したので、吸湿することがなく吸湿による締付けトルク
の低下が生じない。従ってホルダーの横ズレがない。 固定部と締付けボルトのヘッド下面に凹凸面を形成
し、該部分で取付け溝の溝壁を狭持するので締付けトル
クが高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】ボルトヘッド裏面を示す図である。
【図4】取付け状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 軸受ホルダー 2 締付けボルト 3 コンベヤフレーム 3a 取付溝: 3b 溝開口部 3c 溝壁 4 受部本体 5 固定部 6 溝壁 7 落し込み溝 8 抜け止め用凸部 9 連設部 10、2b 凹凸面 11 ネジ孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字型のシャフト落し込み溝を有する受
    部本体と、この後側に一体に形成された固定部とからな
    り、前記固定部をフレームに設けた取付溝に挿入し、固
    定部に設けたネジ孔にネジを螺合させ、固定部とネジヘ
    ッドで取付溝の壁を挟持させる軸受ホルダーの取付構造
    であって、前記ホルダーを亜鉛合金ダイカストで一体に
    成型すると共に、固定部にはフレームの溝に挿入したと
    き溝壁内側に当接する箇所及びネジヘッドの下面にそれ
    ぞれ凹凸面を形成したことを特徴とするローラコンベヤ
    用軸受ホルダーの取付構造。
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