JP2562545B2 - 可撓性偏平体用巻取機 - Google Patents

可撓性偏平体用巻取機

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JP2562545B2
JP2562545B2 JP4150237A JP15023792A JP2562545B2 JP 2562545 B2 JP2562545 B2 JP 2562545B2 JP 4150237 A JP4150237 A JP 4150237A JP 15023792 A JP15023792 A JP 15023792A JP 2562545 B2 JP2562545 B2 JP 2562545B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、足拭きマットや絨毯等
の可撓性の偏平体をロール状に巻き取る巻取機で、詳し
くは、偏平体を横方向に載置搬送する横搬送装置の搬送
終端部に、横搬送されてくる偏平体の搬送方向下手側部
分を上方に屈曲案内する第1ガイド部と、当該第1ガイ
ド部にて屈曲された偏平体の搬送方向下手側部分をロー
ル状に巻き取り案内する第2ガイド部とが配設されてい
る可撓性偏平体用巻取機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可撓性偏平体用巻取機では、次の
〔1〕及び〔2〕に記載のものが知られていた。 〔1〕図19に示すように、前記第1ガイド部B1を、
偏平体1の搬送方向下手側部分に対して上方への移動力
を付与する無端縦送りベルト94から構成するととも
に、前記第2ガイド部B2を、前記偏平体1の最終巻き
径に近い曲率で弧状に湾曲形成され、かつ、偏平体1の
巻取部分に対する遠近方向に揺動自在なガイド板95
と、当該ガイド板95を偏平体1の巻取部分側に移動付
勢する付勢機構(図示せず)とから構成したもの。この
ように構成されたものでは、前記ガイド板95は、偏平
体1の巻き径の増加に連れて前記付勢機構の付勢力に抗
して巻き径方向外方側に後退移動しながら、前記無端縦
送りベルトにて上方に屈曲移送される偏平体の搬送方向
下手側部分を順次弧状板面に沿ってロール状に巻き取り
案内することになる。 〔2〕多数のリンク部材を屈折自在に繋ぎ合わせて、そ
のリンク部材の各繋目の夫々に滑車を装着し、相隣る滑
車間に無端ベルトを掛張して、偏平体の巻取り径に合わ
せてリンク部材の屈折角度を調節するように構成したも
の(例えば、特公昭43ー1949号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記〔1〕に記載の従
来の可撓性偏平体用巻取機による場合は、前記ガイド板
95による偏平体1の巻取部分の押さえ力を強くする
と、このガイド板95が直接接触する偏平体1の巻取部
分での巻き緩みを抑制することができるものの、当該ガ
イド板95と偏平体1の巻取部分の外周面との間での摩
擦抵抗が大きくなり、しかも、巻き径の増加に比例して
摩擦抵抗が増大する。このため、ガイド板95と無端縦
送りベルト94との交差箇所において、偏平体1の巻取
部分の一部が巻き径方向外方に張り出し易く、ロール状
に巻き取られた偏平体の巻き径が大きくなってしまい易
い傾向がある。逆に、前記ガイド板95による偏平体1
の巻取部分の押さえ力を弱くすると、当該ガイド板95
と偏平体1の巻取部分の外周面との間での摩擦抵抗を小
さくできるため、ガイド板95と無端縦送りベルト94
との交差箇所での偏平体1の局部的な張り出しを抑制す
ることができるものの、偏平体1の巻取部分全体に巻き
緩みが発生するという問題がある。前記〔2〕に記載の
従来の構造のものでは、偏平体外周面との間で偏平体の
巻取り回転に対しての摩擦抵抗がなく、無端ベルトでの
積極的な巻取りを行えるので、巻緩みの発生を抑制でき
る点では有利なものである。しかしながら、この構造の
ように多数のリンク部材を屈折角度調節自在に構成する
には、多数のリンク部材、滑車、無端ベルトが必要で、
部品点数が増大するばかりでなく、その制御構造を含め
ての組み付け分解を要する保守点検に多大な手数を要す
る不都合がある。本発明は、上記の実情に鑑みて為され
たものであり、その目的は、偏平体を巻き緩みの無い状
態でロール状に巻き取ることができる装置を構造簡単な
もので提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による可撓性偏平体用巻取機では、可撓性の
偏平体を横方向に載置搬送する横搬送装置の搬送終端部
に、横搬送されてくる偏平体の搬送方向下手側部分を上
方に屈曲案内する第1ガイド部と、当該第1ガイド部に
て屈曲された偏平体の搬送方向下手側部分をロール状に
巻き取り案内する第2ガイド部とが配設されている可撓
性偏平体用巻取機において、前記第2ガイド部には、偏
平体の巻取部分の外周面に弾性的に接触して、当該偏平
体に巻き取り方向の回転力を付与する無端回動機構と、
前記偏平体の巻き径の増加に連れて無端回動機構を巻き
径方向外方側に後退移動させる逃がし機構とが備えられ
ているとともに、前記無端回動機構は、巻取り方向での
作用範囲を互いに位置ずれさせて配置した複数種類の無
端ベルトと、その無端ベルトのうち、巻取り方向での上
手側に位置する無端ベルトが巻回される両端位置の案内
ロール及びその中間に位置する案内ロール、ならびに、
巻取り方向での下手側に位置する無端ベルトが巻回され
る両端位置の案内ロール及びその中間に位置する案内ロ
ールとから構成され、さらに、これら各無端ベルトと案
内ロールとは、夫々のベルトが掛張された範囲内におけ
る両端位置の案内ロールの前記巻径方向内方側周面に対
する共通の接線が、それら両端の案内ロールの中間に位
置する案内ロールよりも巻径方向の内側に偏して位置す
るように、かつ、偏平体の巻取部分の外周面に弾性的に
接触するベルト部分が巻取り作用状態で巻取軸芯方向視
においてほぼXの字状に交差するように配置されている
という構成を採用したものである。
【0005】
【作用】上記構成を採用したことによる作用は次の通り
である。a.すなわち、前記横搬送装置にて横搬送され
てくる偏平体の搬送方向下手側部分が第1ガイド部に到
達すると、当該偏平体の搬送方向下手側部分は第1ガイ
ド部によって上方に屈曲案内されたのち、第2ガイド部
の無端回動機構によって強制回転されながらロール状に
巻き取られる。この偏平体の巻き径が増加すると、無端
回動機構と偏平体の巻取部分の外周面との弾性接触状態
を維持しながら、前記逃がし機構の作用により、当該無
端回動機構が巻き径方向外方側に後退移動することにな
る。そして、巻取り完了後は、前記逃がし機構を備えた
ことで、前記無端回動機構が巻径方向の外方側に大きく
後退変位した開放ポジションをとることができ、巻取り
完了後の偏平体の取り出しも容易である。b.このと
き、本発明では、前記無端回動機構が、巻取り方向での
作用範囲を互いに位置ずれさせて配置した複数種類の無
端ベルトと、それらの無端ベルトが巻回される案内ロー
ルとから構成されているとともに、それら各無端ベルト
と案内ロールとが、巻取られる偏平体の外周形状に馴染
みやすいように配置されているので、無端ベルトを巻取
り途中の偏平体の外周面に良く沿わせて、無端ベルトに
よる巻取り作用を充分に発揮させ易いものである。つま
り、夫々のベルトが掛張された範囲内における両端位置
の案内ロールの前記巻径方向内方側周面に対する共通の
接線が、それら両端の案内ロールの中間に位置する案内
ロールよりも巻径方向の内側に偏して位置するので、巻
取られる偏平体の外周面に接する位置の無端ベルトのベ
ルト部分は、前記接線よりも巻径方向での外方側に変形
することができる。この変形によって、巻取り途中で形
の定まり難い偏平体の外周にベルト部分を良く馴染ませ
て充分な接触面積を得易いものである。しかも、偏平体
の巻取部分の外周面に弾性的に接触するベルト部分が巻
取り作用状態で巻取軸芯方向視においてほぼXの字状に
交差するように配置されていることで、各ベルト部分の
巻取り作用範囲が巻取り方向で部分的に重複する状態と
なる。つまり、無端ベルトとしては比較的長いものを用
いることができる。したがって、前述のように無端ベル
ト自体が偏平体の巻取り部分外周に沿って変形すること
との相乗で、無端ベルトを偏平体の外周の広範囲に接触
させ、かつ、無端ベルトの張力を巻径方向内方側への押
し付け力としても有効に作用させながら外周面に沿う方
向での巻取り作用力を効率良く与えることができる。
【0006】
【発明の効果】従って、上記構成の無端回動機構と逃が
し機構とを備えることで、偏平体の巻き径の増加に関係
なく、無端回動機構が常に偏平体の巻取部分の外周面と
弾性的に接触しながら当該巻取部分に巻き取り方向の回
転力を付与し続けることができるから、厚層で巻き径が
大きく変化する偏平体であっても、巻き緩みの少ない状
態でロール状に巻き取ることができる。また、逃がし機
構で無端回動機構の姿勢変更を容易に行えることによ
り、巻取り完了後の偏平体の取り出しも容易である。そ
して本発明では、前記無端回動機構が複数種類の無端ベ
ルトから構成され、更に、これら両無端ベルトが、搬送
作用範囲の中間部を巻径方向での外方側へ変形自在に構
成され、かつ、偏平体の巻取部分の外周面に弾性的に接
触するベルト部分が巻取軸芯方向視においてほぼXの字
状に交差する状態で配置されているので、その無端ベル
トと横搬送装置及び第1ガイド部との協働によって、偏
平体の巻取部分の外周面を巻径方向での内方側へ押圧し
て締め固めながら周方向への巻取り作用力を与え、巻き
緩みの少ない状態でロール状に巻き取ることができる効
果がある。しかも、その無端回動機構を用いての巻取り
は、巻取り途中の偏平体の外周形状に馴染ませやすいよ
うに無端ベルトの作用範囲の中間部を巻径方向で変形し
易くし、かつ、隣る無端ベルトとの作用範囲を重複させ
て、巻取り径に対する周方向での接触範囲を広くとれる
ようにした無端ベルトを用いて行えるので、部品点数少
なく、構造簡単に構成し易い。
【0007】
【実施例】図17及び図18は、本発明の可撓性偏平体
用巻取機の全体構成を示し、上下に重ね合わされた複数
枚(当該実施例では4枚)の可撓性の偏平体1を横方向
(水平方向)に載置搬送する横搬送装置Aが設けられ、
この横搬送装置Aの搬送終端部には、重合状態で横搬送
されてくる偏平体1をロール状に巻き取る巻取装置B
と、巻き取られた偏平体1を巻取軸芯方向(ロール軸芯
方向)の一側方に送り出す送出し装置Cとが設けられて
いる。前記巻取装置Bは、重合状態で横搬送されてくる
偏平体1の搬送方向下手側部分を上方に屈曲案内する第
1ガイド部B1と、当該第1ガイド部B1にて屈曲され
た偏平体1の搬送方向下手側部分を芯材2に対してロー
ル状に巻き取り案内する第2ガイド部B2とから構成さ
れている。前記巻取装置Bよりも前記横搬送装置Aによ
る偏平体搬送方向で上手側に偏位した箇所には、当該巻
取装置Bにて巻き取られつつある偏平体1の未巻取部分
のうち、横搬送方向に対してほぼ直交する方向に沿った
一部分を局部的に押し上げる作用状態と横搬送経路から
退避させた非作用状態とに切替自在な持上機構Dと、前
記芯材2として用いる、空気を注入した樹脂フイルム製
の袋体(図15参照)を製造する袋体製造装置E、及
び、当該袋体製造装置Eで製造された芯材用袋体2を横
搬送装置Aの横搬送経路に供給する袋体供給装置Fとが
配設されている。更に、前記巻取装置Bの巻取軸芯方向
の一側部には、図16に示すように、前記送出し装置C
から送り出されるロール状偏平体1の所要箇所(当該実
施例では巻取軸芯方向の二箇所)をテープやバンド等の
結束材3で緊締する周知構造の緊締装置(例えば、バン
ド掛機)Gが配設されている。
【0008】前記横搬送装置Aは、作業台用フレーム4
に、偏平体1の横幅よりも大なる幅に構成された第1搬
送ベルト5を駆動自在に巻回支持する複数個の第1案内
ロール6と、横搬送方向の最下手側に位置する第1案内
ロール6に第1伝動チェーン7を介して連動する第1電
動モータ8とを設けるとともに、前記作業台用フレーム
4の横搬送方向下手側に並設されるベースフレーム9に
は、中幅の複数本(当該実施例では6本)の第2搬送ベ
ルト10を各々駆動自在に巻回支持するための第1環状
溝部11aを備えた複数個の第2案内ロール11と、横
搬送方向の最下手側に位置する第2案内ロール11に固
着のスプロケット14に第2伝動チェーン12を介して
連動する第2電動モータ13とを設けて構成されてい
る。前記第1電動モータ8と第2電動モータ13とは、
前記第1搬送ベルト5による搬送速度と第2搬送ベルト
10群による搬送速度とが同一となるように制御されて
いる。また、前記第1搬送ベルト5の上面は、複数枚の
偏平体1を手作業で上下に重ね合わすための作業台面に
兼用構成されていて、当該第1搬送ベルト5上に重合さ
れた複数枚の偏平体1は、第1電動モータ8及び第2電
動モータ13の駆動により、第1搬送ベルト5から第2
搬送ベルト10を経由して一定速度で横方向に搬送され
る。
【0009】尚、前記偏平体1が、片面に繊維群を植設
してある足拭きマットである場合には、ダスト吸着剤が
塗布された繊維群同士を互いに密着させた状態で重ね合
わせることになる。その理由は、足拭きマット1を同じ
向きで重ね合わすと、繊維群に塗布されたダスト吸着剤
がこれに重ね合わされる他の足拭きマット1の底面に付
着して、使用時に足拭きマット1が滑る可能性があるた
めである。
【0010】前記巻取装置Bの第1ガイド部B1は、図
1乃至図6に示すように、前記ベースフレーム9から立
設された第1フレーム部9Aに、前記第2案内ロール1
1と平行姿勢で第3案内ロール16を回転自在に支承す
る軸受17を取付けるとともに、前記第2案内ロール1
1に形成した複数個の第2環状溝部11bと第3案内ロ
ール16に形成した複数個の第1環状溝部16aとのう
ち、上下方向で相対向する各環状溝部11b,16aに
亘って、偏平体1の搬送方向下手側部分に対して上方へ
の持上力を付与する細幅の第3縦送りベルト18をそれ
ぞれ巻回支持させてある。この第3縦送りベルト18
は、第2案内ロール11を介して第2搬送ベルト10に
連動されているため、当該第2搬送ベルト10と同一速
度で駆動される。
【0011】前記巻取装置Bの第2ガイド部B2には、
図1乃至図6に示すように、偏平体1の巻取部分の外周
面に弾性的に接触して、当該偏平体1に巻き取り方向の
回転力を付与する無端回動機構20と、前記偏平体1の
巻き径の増加に連れて無端回動機構20を巻き径方向外
方側に後退移動させる逃がし機構35とが備えられてお
り、そのうち、前記無端回動機構20は、次の如く構成
されている。すなわち、前記無端回動機構20は、巻取
り方向での作用範囲を互いに位置ずれさせて配置した複
数種類の無端ベルト、つまり、第1無端ベルト29及び
第2無端ベルト30と、巻取り方向での上手側に位置す
る第1無端ベルト29が巻回される両端に位置する第2
案内ロール11と第4案内ロール22、及びその中間に
位置する第3案内ロール16、ならびに、巻取り方向で
の下手側に位置する第2無端ベルト30が巻回される両
端に位置する第3案内ロール16と第6案内ロール2
5、及びその中間に位置する第4案内ロール22とから
構成されている。前記第3案内ロール16の回転軸芯方
向両端軸部16Aの各々には、回転軸芯方向視において
ほぼクランク状を呈する第1アーム21が回動自在に取
付けられ、これら左右の第1アーム21に亘って、第3
案内ロール16と平行姿勢で第4案内ロール22及び第
5案内ロール23がそれぞれ回転自在に架設されてい
る。また、前記第5案内ロール23の回転軸芯方向両端
軸部23Aの各々には、回転軸芯方向視においてほぼT
の状に組み付けられた第2アーム24が回動自在に取付
けられ、これら左右の第2アーム24に亘って、第3案
内ロール16と平行姿勢で第6案内ロール25及び第7
案内ロール26がそれぞれ回転自在に架設されていると
ともに、前記第2案内ロール11の横搬送方向下手側の
近傍箇所には、当該第2案内ロール11と平行に姿勢す
るガイドロール27及びテンション用ロール28が架設
されている。そして、前記第3案内ロール16に形成し
た細幅の第2環状溝部16bと、第4案内ロール22に
形成した細幅の第1環状溝部22aと、第2案内ロール
11に形成した細幅の第3環状溝部11cと、前記ガイ
ドロール27に形成した溝部(図示せず)、及び、テン
ション用ロール28に形成した溝部(図示せず)とに亘
って、偏平体1の巻取部分の外周面に弾性的に接触する
断面円形の第1無端ベルト29が、巻取軸芯方向視にお
いてほぼZの字状に巻回支持されており、また、前記第
3案内ロール16に形成した細幅の第3環状溝部16c
と、第4案内ロール22の外周面と、第5案内ロール2
3に形成したV字状の第1環状溝部23aと、第7案内
ロール26に形成したV字状の第1環状溝部26aと、
第6案内ロール25に形成したV字状の第1環状溝部2
5aとに亘って、偏平体1の巻取部分の外周面に弾性的
に接触する断面円形の第2無端ベルト30が、巻取軸芯
方向視においてほぼへの字状に巻回支持されている。こ
の第1無端ベルト29と第2無端ベルト30とは、偏平
体1の巻取部分の外周面に弾性的に接触するベルト部分
が巻取軸芯方向視においてほぼXの字状に交差する状態
で巻回されていて、これら両ベルト部分と第2搬送ベル
ト10及び第3縦送りベルト18との協働により、偏平
体1の巻取部分の外周面の円周方向4箇所を弾性的に圧
接するように構成されている。また、前記第1無端ベル
ト29の一部は、第3縦送りベルト18と同等な機能を
有し、第1ガイド部B1の一部を兼用構成するように構
成されている。更に、前記第3案内ロール16と第4案
内ロール22とに亘って複数本の細幅の第1伝動ベルト
31が巻回支持されているとともに、前記第4案内ロー
ル22と第5案内ロール23と第7案内ロール26と第
6案内ロール25とに亘って複数本の細幅の第2伝動ベ
ルト32が巻回支持されている。
【0012】前記巻取装置Bの逃がし機構35は、次の
如く構成されている。前記左右の第1アーム21の一端
部とベースフレーム9に固着したブラケット36との各
々に亘って、前記無端回動機構20を第3案内ロール1
6の回転軸芯周りで巻取作用姿勢と、第3縦送りベルト
18の直上方に位置して、無端回動機構20が偏平体1
を巻取るための空間位置を大きく開放した開放ポジショ
ンとなる退避姿勢とに切り換え作動させる流体圧シリン
ダ37が架設されている。また、前記第2アーム24
は、前記偏平体1の巻き径の増加に連れて第2無端ベル
ト30に設定以上の圧力が加わったとき、図1の仮想線
で示すように、第5案内ロール23の回転軸芯周りで後
退揺動させるように構成され、更に、前記流体圧シリン
ダ37の流体圧回路中には、前記偏平体1の巻き径の増
加に連れて第1無端ベルト29及び第2無端ベルト30
に更に大きな圧力が加わったとき、流体圧シリンダ37
の収縮作動によって無端回動機構20全体を第3案内ロ
ール16の回転軸芯周りで退避揺動させるための減圧弁
38が設けられている。
【0013】次に、上述の如く構成された巻取装置Bの
作動を簡単に説明する。まず、図3及び図4に示すよう
に、前記横搬送装置Aの第2搬送ベルト10群から芯材
用袋体2及び重合状態の偏平体1が横搬送されてくる
と、前記流体圧シリンダ37を伸長作動させて、無端回
動機構20を第3案内ロール16の回転軸芯周りで退避
姿勢から巻取作用姿勢に切り換え作動させる。すると、
前記偏平体1の搬送方向下手側部分は、芯材用袋体2の
下側を通過したのちに第1ガイド部B1の第3縦送りベ
ルト18及び無端回動機構20の第1無端ベルト29に
接当し、当該第3縦送りベルト18及び第1無端ベルト
29によって上方に屈曲しながら持ち上げられる。更
に、この持ち上げられた偏平体1の搬送方向下手側部分
は、前記第1無端ベルト29及び第2無端ベルト30と
の接触によって巻き取り方向の回転力が付与され、芯材
用袋体2に密着状態でロール状に巻き取られる。前記偏
平体1の巻き径が小さいうちは、前記第1無端ベルト2
9及び第2無端ベルト30での弾性変形によって吸収す
ることができるが、偏平体1の巻き径が許容直径以上に
なると、第1無端ベルト29及び第2無端ベルト30を
偏平体1の巻取部分の外周面に圧接させたまま、前記第
2アーム24が第5案内ロール23の回転軸芯周りで後
退揺動する。更に、前記偏平体1の巻き径の増加に連れ
て第1無端ベルト29及び第2無端ベルト30に一層大
きな圧力が加わると、流体圧シリンダ37の流体圧回路
中に設けた減圧弁38が作動し、第1無端ベルト29及
び第2無端ベルト30を偏平体1の巻取部分の外周面に
圧接させたまま、流体圧シリンダ37の収縮作動によっ
て無端回動機構20全体が第3案内ロール16の回転軸
芯周りで退避揺動する。そして、前記偏平体1が巻き取
られると、図6に示すように、前記流体圧シリンダ37
が収縮作動して、前記無端回動機構20が第3案内ロー
ル16の回転軸芯周りでの揺動によって巻取作用姿勢か
ら退避姿勢に切り替えられる。
【0014】前記送出し装置Cは、次の如く構成されて
いる。図3乃至図6に示すように、前記第2搬送ベルト
10群の隣接間を通して上下方向に出退可能な昇降枠4
0が、前記ベースフレーム9に固着した第1流体圧シリ
ンダ41に取付けられているとともに、前記昇降枠40
には、巻き取られた案内ロール状偏平体1を安定支持す
るための環状溝42aを備えた複数個の送出しロール4
2と、これら送出しロール42に伝動ベルト43及び伝
動チェーン44を介して連動された電動モータ45とが
取付けられている。また、巻き取られたロール状偏平体
1を送出しロール42群による送り出し作用位置にまで
押し出すための押圧部材46を備えた第2流体圧シリン
ダ47が、前記テンション用ロール28が取付けられた
ベースフレーム9の第2フレーム部9Bに固着されてい
る。そして、前記無端回動機構20が巻取作用姿勢から
退避姿勢に切り替えられると、第2流体圧シリンダ47
の伸長作動によって、巻き取られたロール状偏平体1を
送出しロール42群上の所定に押し出すとともに、前記
第1流体圧シリンダ41を伸長作動させると同時に電動
モータ45を駆動し、第2搬送ベルト10群よりも上方
に突出した送出しロール42群の環状溝42aにてロー
ル状偏平体1を受け止め、当該ロール状偏平体1を緊締
装置Gに送り出す。
【0015】前記持上機構Dは、次の如く構成されてい
る。図7及び図8に示すように、前記ベースフレーム9
に固着したL型ブラケット50に、上下方向に向く左右
一対の流体圧シリンダ51が取付けられ、これら両流体
圧シリンダ51のピストンロッド51aの先端部に亘っ
て昇降部材52が架設されているとともに、前記昇降部
材52のうち、前記第2搬送ベルト10群の各隣接間に
相当する部位には、前記偏平体1の未巻取部分を押し上
げ可能なローラ53を回転自在に支承する支持部材54
がそれぞれ固着されている。そして、重合状態で横搬送
されてくる偏平体1が巻取装置Bにて巻き締め状態でロ
ール状に巻き取られる際、この偏平体1の巻き取りに連
れて、巻取半径方向の内側に位置する偏平体1の未巻取
部分の一部が外側に位置する偏平体1の未巻取部分に対
して尺取り虫状に隆起する。このとき、前記左右の流体
圧シリンダ51を伸長作動させて、前記各ローラ53を
第2搬送ベルト10群よりも上方に突出した押し上げ作
用状態に切り替えて、巻取装置Bにて巻き取られつつあ
る偏平体1の未巻取部分の一部を局部的に押し上げるこ
とにより、尺取り虫状の隆起発生位置を、前記巻取装置
Bから搬送方向上手側に所定距離だけ離れた位置、つま
り、前記持上機構Dによる押し上げ位置に特定すること
ができる。それ故に、内側に位置する偏平体1の未巻取
部分で発生した隆起部分が巻取装置Bにまで到達してそ
のまま巻き込まれることに起因する巻取ミスを防止する
ことができるのである。しかも、尺取り虫状の隆起発生
位置をローラ53群による押し上げ位置に特定すること
によって、この位置では、重ね合わされた偏平体1の未
巻取部分間に空隙Sが発生しているから、当該偏平体1
の未巻取部分がローラ53群を通過する際には、これら
偏平体1の未巻取部分が搬送方向で相対的に滑り移動
し、尺取り虫状の隆起が完全に解消されることになる。
尚、前記左右の流体圧シリンダ51を急速に伸長作動さ
せて、前記各ローラ53を押し上げ作用状態に急激に切
り替えると、巻取装置Bにて巻き取られつつある偏平体
1に巻き戻し方向の力が加わって、巻取装置Bでの巻取
作用に悪影響を与えるため、当該実施例では、前記左右
の流体圧シリンダ51を緩速度で伸長作動させるように
制御する。
【0016】前記袋体製造装置Eは、次の如く構成され
ている。図9乃至図12に示すように、横搬送方向視に
おいてほぼコの字状を呈するフレーム60の縦フレーム
部60Aには、樹脂フイルム(例えば、ナイロンフイル
ムの内面側にポリエチレンフイルムをラミネートしたも
の)を予め筒状に加工したチューブ61を巻き取ってあ
る供給リール62が設けられているとともに、前記フレ
ーム60の上側フレーム部60Bには、図外の電動モー
タ及び無端チェーン63を介して横搬送経路の幅方向に
往復移動されるチューブ供給枠64と、第1流体圧シリ
ンダ65によって横搬送経路の幅方向に往復移動可能な
第1チューブ処理枠66、及び、ギア式取付け位置調節
機構67と第2流体圧シリンダ68とによって横搬送経
路の幅方向に往復移動可能な第2チューブ処理枠69と
が設けられている。前記チューブ供給枠64には、前記
供給リール62から供給されたチューブ61の先端部を
開口状態に保持する開口具70、及び、当該開口具70
のチューブ供給方向上手側近傍に位置するチューブ部分
を押さえ固定可能な押さえ具71が設けられている。前
記押さえ具71は、チューブ61を第2チューブ処理枠
69を通過して第1チューブ処理枠66に供給するとき
には押さえ状態に切り替えられる。これにより、チュー
ブ供給枠64の第1チューブ処理枠66側への往行移動
に連れてチューブ61が供給リール62から引き出され
ることになる。前記第1チューブ処理枠66には、前記
チューブ供給枠64によって供給されたチューブ61の
先端部を開口状態のまま挟持可能な挟持具72と、チュ
ーブ61内に空気を注入する空気吹き込み具73と、前
記挟持具72のチューブ供給方向上手側近傍に位置する
チューブ部分を気密状態に圧接する弾性挟持具74と、
当該弾性挟持具74による圧接箇所の近傍に位置するチ
ューブ部分を熱融着する熱シール具75とが設けられて
いる。前記第2チューブ処理枠69には、チューブ先端
から芯材用袋体2の単位長さにほぼ相当する距離を離れ
た箇所のチューブ部分を気密状態に圧接する弾性挟持具
76と、当該弾性挟持具76にて圧接された近傍のチュ
ーブ部分を熱融着する熱シール具77、熱融着されたチ
ューブ61を芯材用袋体2の単位長さで切断するカッタ
ー78とが設けられている。また、前記第1流体圧シリ
ンダ65及び第2流体圧シリンダ68は、製造された芯
材用袋体2が後述の袋体供給装置Fによってキャッチさ
れたことの検出信号に基づいて収縮作動され、第1チュ
ーブ処理枠66及び前記第2チューブ処理枠69が芯材
用袋体2の受渡し可能な位置にまで後退移動される。更
に、前記第1チューブ処理枠66と第2チューブ処理枠
69との間隔を製造対象の芯材用袋体2の長さに応じた
間隔に調節する場合には、前記ギア式取付け位置調節機
構67のハンドル67Aを操作して、第2チューブ処理
枠69を横搬送経路の幅方向に移動させる。
【0017】前記袋体供給装置Fは、次の如く構成され
ている。図9乃至図14に示すように、前記ベースフレ
ーム9に、昇降ストロークの短い第1流体圧シリンダ8
0が上下方向姿勢で取付けられ、更に、この第1流体圧
シリンダ80のピストンロッド80aには、昇降ストロ
ークの長い第2流体圧シリンダ81が上下方向姿勢で取
付けられている。また、前記第2流体圧シリンダ81の
ピストンロッド81aの上端部には、袋体製造装置Eで
製造された芯材用袋体2を受け止める受け部材82と、
前記ベースフレーム9に固着の第1筒状部材83Aに沿
って上下方向に移動案内される昇降ガイドロッド84と
が固着されているとともに、前記昇降ガイドロッド84
の下端部に固着した連結部材85には、前記ベースフレ
ーム9に固着の第2筒状部材83Bに沿って上下方向に
移動案内される昇降ガイド兼用の吸気パイプ86が連設
され、更に、当該吸気パイプ86の上端部には、前記芯
材用袋体2を吸着するための多数の吸気孔を形成してあ
る吸盤87が取付けられている。そして、前記第1流体
圧シリンダ80及び第2流体圧シリンダ81を共に収縮
作動させると、前記受け部材82及び吸盤87は共に第
2搬送ベルト10よりも下方に位置する退避姿勢とな
り、また、第1流体圧シリンダ80のみを伸長作動させ
ると、前記受け部材82及び吸盤87が共に第2搬送ベ
ルト10から少し上方に突出した待機姿勢となり、更
に、前記第1流体圧シリンダ80及び第2流体圧シリン
ダ81を共に伸長作動させると、前記受け部材82及び
吸盤87は共に袋体製造装置Eに保持された芯材用袋体
2を受け取り可能な受取姿勢となる。尚、前記横搬送装
置Aの第1搬送ベルト5から第2搬送ベルト10へ偏平
体1が移行したことを検出する発光部88aと受光部8
8bとからなる通過センサを設けて、この通過センサの
通過検出信号に基づいて、前記受け部材82及び吸盤8
7を待機姿勢から退避姿勢に切り替え、当該受け部材8
2と吸盤87とによって保持されていた芯材用袋体2を
第2搬送ベルト10上に供給するように構成されてい
る。そして、前記袋体製造装置Eから受け取った芯材用
袋体2を一旦前記の待機位置で保持するのは、偏平体1
の重ね合せ時に発生する風によって芯材用袋体2が飛ば
されないようにするためと、次の袋体の製造動作に入る
袋体製造装置Eと袋体供給装置Fとの衝突を回避するた
めである。また、退避姿勢から受取姿勢への切替は、袋
体製造装置Eでの袋体製造完了信号に基づいて行われ、
更に、受取姿勢から待機姿勢への切替は、前記吸盤87
に芯材用袋体2が吸着されたことを検出する圧力センサ
(吸盤87の吸気系の途中に配置)の検出信号に基づい
て行われる。
【0018】〔その他の実施例〕
【0019】(1)上記の実施例では、前記第1ガイド
部B1を、実質的に第3縦送りベルト18と第1無端ベ
ルト29の一部とによって構成したが、第3縦送りベル
ト18又は第1無端ベルト29の一部だけで構成しても
よく、更に、当該第1ガイド部B1を、偏平体1の巻取
方向に沿って湾曲形成された固定のガイド板から構成し
てもよい。要するに、前記第1ガイド部B1としては、
横搬送されてくる偏平体1の搬送方向下手側部分を上方
にスムーズに屈曲案内することのできるものであれば、
いかなる構造のものを用いてもよい。
【0020】(2)上記の実施例では、前記無端回動機
構20をX字状に交差させた二種類の無端ベルト29,
30から構成したが、三つ以上の無端ベルト又は単一の
無端ベルトから構成してもよく、また、ベルトの代わり
にワイヤー等の他の無端回動体を用いて実施してもよ
い。
【0021】(3)上記の実施例では、流体圧シリンダ
37の流体圧回路中に設けた減圧弁38によって、無端
回動機構20全体を巻き径方向外方側に後退移動させる
べく構成したが、偏平体1の巻き径を検出するセンサの
検出結果に基づいて無端回動機構20全体を巻き径方向
外方側に順次後退移動させるべく構成してもよい。要す
るに、前記逃がし機構35としては、偏平体1の巻き径
の増加に連れて無端回動機構20を巻き径方向外方側に
後退移動させ得るものであれば、いかなる構造のものを
用いてもよい。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】巻取装置の側面図
【図2】巻取装置の要部の展開断面図
【図3】巻取開始直前の動作説明図
【図4】無端回動機構を巻取作用姿勢に切り換えたとき
の動作説明図
【図5】巻取終了直前の動作説明図
【図6】無端回動機構を退避姿勢に切り換えたときの動
作説明図
【図7】持上機構の持ち上げ途中の動作説明図
【図8】持上機構の最終持ち上げ時の動作説明図
【図9】袋体製造装置及び袋体供給装置の断面正面図
【図10】受け部材及び吸盤が待機姿勢にあるときの断
面正面図
【図11】受け部材及び吸盤が退避姿勢にあるときの断
面側面図
【図12】受け部材及び吸盤が受取姿勢にあるときの断
面側面図
【図13】受け部材及び吸盤が待機姿勢にあるときの断
面側面図
【図14】受け部材及び吸盤が退避姿勢に切り替えられ
たときの断面側面図
【図15】芯材用袋体の斜視図
【図16】ロール状偏平体の斜視図
【図17】可撓性偏平体用巻取機の全体の概略平面図
【図18】可撓性偏平体用巻取機の全体の概略側面図
【図19】従来の巻取装置を示す概略側面図
【符号の説明】
A 横搬送装置 B1 第1ガイド部 B2 第2ガイド部 1 偏平体 11 案内ロール 16 案内ロール 22 案内ロール 25 案内ロール 20 無端回動機構 29 無端ベルト 30 無端ベルト 35 逃がし機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性の偏平体(1)を横方向に載置搬
    送する横搬送装置(A)の搬送終端部に、横搬送されて
    くる偏平体(1)の搬送方向下手側部分を上方に屈曲案
    内する第1ガイド部(B1)と、当該第1ガイド部(B
    1)にて屈曲された偏平体(1)の搬送方向下手側部分
    をロール状に巻き取り案内する第2ガイド部(B2)と
    が配設されている可撓性偏平体用巻取機であって、 前記第2ガイド部(B2)には、偏平体(1)の巻取部
    分の外周面に弾性的に接触して、当該偏平体(1)に巻
    き取り方向の回転力を付与する無端回動機構(20)
    と、前記偏平体(1)の巻き径の増加に連れて無端回動
    機構(20)を巻き径方向外方側に後退移動させる逃が
    し機構(35)とが備えられているとともに、 前記無端回動機構(20)は、巻取り方向での作用範囲
    を互いに位置ずれさせて配置した複数種類の無端ベルト
    (29),(30)と、その無端ベルト(29),(3
    0)のうち、巻取り方向での上手側に位置する無端ベル
    ト(29)が巻回される両端位置の案内ロール(11,
    22)及びその中間に位置する案内ロール(16)、な
    らびに、巻取り方向での下手側に位置する無端ベルト
    (30)が巻回される両端位置の案内ロール(16,2
    5)及びその中間に位置する案内ロール(22)とから
    構成され、 さらに、 これら各無端ベルト(29),(30)と各案
    内ロール(11,16,22,25)とは、夫々のベル
    トが掛張された範囲内における両端位置の案内ロールの
    前記巻径方向内方側周面に対する共通の接線が、それら
    両端の案内ロールの中間に位置する案内ロールよりも巻
    径方向の内側に偏して位置するように、かつ、偏平体
    (1)の巻取部分の外周面に弾性的に接触するベルト部
    分が巻取り作用状態で巻取軸芯方向視においてほぼXの
    字状に交差するように配置されている可撓性偏平体用巻
    取機。
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