JP2562491B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2562491B2
JP2562491B2 JP63261616A JP26161688A JP2562491B2 JP 2562491 B2 JP2562491 B2 JP 2562491B2 JP 63261616 A JP63261616 A JP 63261616A JP 26161688 A JP26161688 A JP 26161688A JP 2562491 B2 JP2562491 B2 JP 2562491B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はロール状に捲回された記録媒体を繰り出して
記録位置まで搬送して画像の記録を行う画像記憶装置に
関するものである。
[従来の技術] 従来、記録紙としてロール紙703を用いたプリンタな
どでは、第7図に示すように記録紙の終端近傍端部に記
録紙と反射率の異なる帯状のマーク701などを印刷し、
そのマーク701をフオトセンサ702により読取つて、ロー
ル紙703が残り少なくなつたことを検出していた。この
ようにして、記録紙の残量が少なくなつたことが検知さ
れると、プリンタの表示部に記録紙無しの表示を行つ
て、記録紙が新たにセツトされるまで次の記録動作を禁
止するようにしていた。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、記録紙に帯状のマークなどを印刷して
記録紙の終端を検出するようにすると、その記録紙の終
端近傍では、記録された画像などのそばに帯状のマーク
が印刷されていることになり、記録された画像の品位を
下げることになる。また、記録紙の残量が少ないことが
検知されて、記録紙無しの表示を行つた後、記録紙が交
換された否かは、通常記録紙を収納している収納部のド
アなどが開閉されたかどうかにより判定されている。し
かし、これでは、そのドアなどが開閉されて再び残量の
少ない記録紙がセツトされたときでも記録紙無しが解除
されてしまい、実際に記録紙の残量が少ないにも拘わ
ず、記録紙無しの表示がなされないという問題があつ
た。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、記録媒
体の残量を正確に検知できるとともに、その検知した結
果に基づいて残量を正確に表示できる画像記録装置を提
供することを目的とする。
また、記憶媒体の残量が少なくなつたことを示すマー
クを取外しあるいは消去可能にすることにより、記録媒
体への画像記録の品位を損なわないようにした画像記録
装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の画像記録装置は以
下のような構成を備える。即ち、 ロール状に捲回された記録媒体を繰り出して記録位置
に搬送し、前記記録媒体に画像の記録を行う画像記録装
置であって、 前記記録媒体の終端近傍に付されたマークを検出する
検出手段と、 前記検出手段が前記マークを検出したことを表示する
表示手段と、 前記記録媒体のロール径が所定値以下になったことを
検知する検知手段と、 前記検出手段により一旦検出された前記マークが検出
されず、かつ前記検知手段によりロール径が所定値以下
と検知されないときに、前記表示手段の表示を解除する
ように制御する制御手段とを有する。
[作用] かかる構成において、記録媒体の終端近傍に付された
マークを検出すると、そのマークを検出したことを表示
する。この表示は、一旦検出されたマークが検出され
ず、かつロール径が所定値以下と検知されないときに解
除されるように動作する。
またその記録媒体に付されるマークは、取り外しある
いは消去可能である。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳
細に説明する。
[インクジエツトプリンタの説明(第1図、第2図)] 第1図は実施例のシリアル型インクジエツトプリンタ
100の側断面説明図である。なお、このインクジエツト
プリンタ100は、プリント方式として特開昭54−59936号
公報に記載のインク記録方式の記録ヘツドを使用した。
この実施例のプリンタ100は、記録媒体として長尺状
の記録紙をロール状に捲回したロール紙1と、記録紙を
所定サイズにカツトしたカツト紙9を記録紙にカセツト
10に収納し、それらのロール紙1とカツト紙9うちいず
れかを選択して記録できるように構成されている。
ロール紙1は収容部であるロール紙ホルダ部80に装填
されており、このホルダ部80からロール紙搬送路81を通
つて、インクジェツト方式で記録を行うインクジェツト
ヘツド17による記録位置まで搬送される。一方、記録紙
カセツト10に収納されているカツト記録紙9は、ピツク
アツプローラ11の回転によりカツト紙搬送経路82に送り
出され、搬送用ローラ12a,12b〜16a,16bなどの回転によ
りインクジェツトヘツド17による記録位置まで搬送され
て画像の記録が実行される。また、83はカツト紙を挿入
する手差口で、この手差口83より差し込まれたカツト紙
は、カツト紙搬送経路82の上部で合流され、インクジェ
ツトヘツド17の位置まで搬送されるように構成されてい
る。
ロール紙1はリール1aに捲回され、ホルダ80内に回転
自在に取付けられて収納されている。このロール紙1の
搬送経路81は、ガイドローラ6、セツトローラ対7b,7
a、カツタ8を経て搬送ローラ対16a,16bに至るように構
成されている。セツトローラ対7a,7bの一方のローラ7b
は金属性の駆動用ローラであり、後述するロール紙搬送
用モータ58の駆動により回転し、これに圧接して従動回
転するゴム性の従動ローラ7aとの協動作用によつてロー
ル紙1のカツタ8方向に搬送する。
カツタ8は駆動刃8aと付勢刃8bとからなる回転式カツ
タであり、後述するカツタ駆動部56からの駆動力により
駆動刃8aを回転駆動することにより、両刃8a,8b間を搬
送されるロール紙1を所定サイズに切断することができ
る。さらに、搬送ローラ16aと16bは、駆動ローラ16bと
従動ローラ16aとが圧接配置されており、図示しない搬
送用モータにより駆動ローラ16bを矢印方向に回転させ
ることにより、従動ローラ16aとの協動作用により搬送
されたローラ紙1をインクジェツトヘツド17へと搬送し
ている。
このインクジェツトヘツド17は、図示しないキヤリツ
ジに搭載されており、後述するキヤリツジモータ57の駆
動により第1図の表裏方向に往復移動され、この移動に
同期してインクジェツトヘツド17より画信号に対応して
インクを吐出させることにより、記録位置に搬送された
ロール紙1あるいはカツト紙9に画像の記録が行われ
る。18はプラテンで、図示しない吸引ポンプなどにより
プラテン18側に吸引されたロール紙1あるいはカツト記
録紙9を、記録位置で裏面より支持している。19は排出
用ローラで、後述する排紙用モータ60により駆動用ロー
ラ19bを矢印方向に回転駆動することにより、従動ロー
ラ19aとの協動作用により、記録が行われた記録紙を排
出口84から排出している。
3はロール紙1の径を検知するための検知レバーで、
支点3aで支持されている。レバー3のロール紙1側の先
端にはローラ3bが取付けられており、このローラ3bがス
プリング4の作用によりロール紙1に所定圧で押圧され
ている。従つて、ロール紙1の使用長が長くなり、ロー
ル紙1の径が小さくなるにつれてレバー3は矢印c方向
に移動する。これにより、レバー3のローラ3bが取付け
られている側の反対側端部3cが上昇してフオトセンサ5
の位置まで上昇することにより、ロール紙1の残量
(径)を検出することができる。
この実施例のプリンタ100では長尺のプリントが可能
であるため、この長尺のプリント中にロール紙1が無く
ならないようにしている。これは、例えば長尺で最大10
mのプリントが可能な場合、ロール紙1の残量が10mにな
つたときのロール紙1の径のときに、フオトセンサ5が
レバー3の端部3cを検出できるような位置に、フオトセ
ンサ5を設けている。このようにして、フオトセンサ5
がレバーの端部3cを検知すると、長尺での記録を禁止す
るか、あるいは警告表示をするなどの処理を行う。ま
た、20は終端センサで、ロール紙1の終端近傍端部に付
されたマークM、例えば取外し可能な黒シールMなどを
反射光により検出して、ロール紙1の残量が少なくなつ
たことを検出している。
このロール紙1の黒シールMを検出するセンサ20の取
付け位置と、ロール紙1に付された黒シールMとの関係
を示したのが第8図である。
さらに第9図はロール紙1の径の変化を検出する他の
機構を示す図である。
ここでは第1図の場合と同様に、レバー91の端部はロ
ール紙1の外周に接続した状態で保持されている。この
レバー91は支点95を中心に回転可能に指示されており、
レバー91はスプリング94により矢印F方向に引っ張られ
ている。そして、ロール紙1の使用された長さが増大す
るにつれてその径が減少すると、レバー91に取付けられ
た突起部93がフオトインタラプタ92を遮断する。従つ
て、このフオトインタラプタ92の取付け位置を調整する
ことにより、ロール紙の残量が所定の長さになつたとき
を検知することができる。
第2図は実施例のプリンタ100における制御部110と記
録部111との電気的接続の概略を示す図である。
図において、110は実施例のプリンタ装置全体の制御
を行う制御部で、例えばマイクロプロセツサなどのCPU3
1、第5図のフローチャートで示されたCPU31の制御プロ
グラムや各種データなどを格納するROM32、さらにはCPU
31のワークエリアとして使用され、各種データの一時保
存を行うRAM33などを備えている。330は終端センサ20に
よりロール紙1が終端近傍に近づいたときにオンされる
紙無しフラグ、331は紙無しフラグ330がオンで、ロール
紙1の交換のために、後述するドア12が開かれたときに
オンされる紙無し交換フラグで、これらフラグはRAM33
に設定されている。
112はプリンタ100の状態やオペレータへのメツセージ
や警告などを表示する表示部で、例えば、ロール紙1の
紙無し表示や、カツト記録紙9の紙無し表示などを行つ
ている。113は外部機器よりの記憶データ、及び図示し
ない操作部などよりの指示を入力する入力部である。
111は各種モータやインクジェツトヘツド17などを備
え、ロール紙1あるいはカツト部9に画像の記録を行う
記録部である。以下、この記録部111の概略構成を説明
する。
17はシリアル型のインクジェツトヘツドで、カラー記
録が可能なように各色に対応したインク駅を吐出可能な
複数のヘツドを備えている。50は記録する画像データに
従つてインクジェツトヘツド17を駆動する駆動部、57は
インクジェツトヘツド17などを搭載したキヤリツジを、
第1図の表裏方向に搬送するキヤシツジモータである。
58はロール紙搬送用モータで、ロール紙1の搬送用経路
81の搬送用ローラを回転駆動している。59はカツト紙搬
送用モータで、カツト紙搬送用経路82の各種駆動ローラ
を回転駆動している。60は排紙用モータで、排紙用の駆
動ローラ19bを回転駆動し、記録済みのカツトされたロ
ール紙1あるいはカツト紙9を排出口84に搬送して排出
するものである。61はピツクアツプ用モータで、ピツク
アツプローラ11を回転駆動し、記録紙カセツト10よりカ
ツト紙9を1枚ずつ取出している。51〜55のそれぞれは
前述した各モータを駆動するためのドライバ回路であ
る。56はカツタ8を駆動するための駆動部で、図示しな
いモータの駆動力により駆動刃8bを回転駆動している。
20は終端センサで、ロール紙1の終端近傍端部あるい
は終端部分に付された黒シールMなどにより反射光がな
いことを検出し、ロール紙1の残量検知を行つている。
5はロール径センサで、ロール紙1の径が所定の長さに
なつたことを検出している。63は後述するドア12の開閉
を検出するドアセンサで、紙無し表示がなされたときな
ど、ロール紙1の交換のためにドア12が開かれたことを
検出するものである。
[ドア部12の説明 (第3図)] 第3図(A)(B)はそれぞれドア12を開閉したとき
の状態を示す図である。
第3図(A)に示すように、ドア12は軸12aを中心に
して回動可能に取付けられている。85,86はカツト紙搬
送経路82のガイド板である。
第3図(B)は第3図(A)の状態からドア12を開い
た状態を示す図である。これにより、カツト紙搬送経路
82の一部が退避され、装置内奥に位置するホルダ80を引
出してロール紙1を交換することができる。
なお、ドア12は第3図(C)に示すように、カセツト
装填部85の上部から排出口84の下部まで開口部を覆うよ
うに構成し、所定位置に手差口83を設けてなるものであ
る。ドアセンサ63は第3図の(B)のように、本体部の
シヤーシ・フレーム120のドア側端部に取付けられてい
る。これにより、第3図(A)のようにドア12が閉じら
れた状態では、ドア12の突起部63aにより押圧されてオ
フ状態にあり、第3図(B)のように、ドア12が開かれ
た状態ではオン状態になつている。なお、第3図(B)
において、64は開口部である。
[センサ回路の説明 (第4図)] 第4図はロール紙1の終端センサ20とロール径センサ
5の構成、およびそれらセンサとCPU31との接続を示す
図である。
終端センサ20は発光ダイオード45よりの光が、ロール
紙1の終端近傍に設けられたマークにより反射された反
射光をフオトトランジスタ47で受けるように構成されて
いる。41はフオトトランジスタ47のプルアツプ抵抗、40
はインバータであり、センサ20がロール紙1の終端近傍
の黒シールを検知すると、それまでフオトトランジスタ
47に入力されていた反射光がなくなるため、インバータ
40の出力はハイレベルからロウレベルになる。同様に、
ロール径センサ5は、発光ダイオード44とフオトトラン
ジスタ42とで構成されている。そして、レバー3の端部
3cがこの発光ダイオード44とフオトトランジスタ42の間
にくることにより、発光ダイオード44よりの光が遮蔽さ
れ、フオトトランジスタ42はオフになる。従つて、ロー
ル径センサ5がロール紙1の径が所定よりも小さくなつ
たことを検出すると、インバータ38の出力はロウレベル
になる。43,46は各発光ダイオードの電流制限抵抗、39,
41はプルアツプ抵抗である。
30はパラレル・インターフエース部で、センサ5及び
20よりの信号はこのパラレルインターフエース部30を介
してCPU31に入力される。34はRAM33をバツクアツプする
ための電池で、その出力電圧はVCCよりも小さくなつて
いる。従つて、プリンタ100の電源がオンのときはダイ
オード37を通してRAM33に電源が供給され、電源がオフ
されるとダイオード36を通してRAM33に電源が供給され
る。これにより、プリンタ100の電源がオフされても、R
AM33のデータは消去されることなく不揮発に保持され
る。35はバツクアツプ時のRAM33への電流を制限する電
流制限抵抗である。
[動作説明 (第1図〜第5図)] 第5図は実施例のインクジエツトプリンタ100におい
て、ロール紙1による記録処理の前に実行されるロール
紙1の残量検出処理を示すフローチヤートで、以下この
フローチヤートをもとに動作を説明する。なお、ここで
は予め入力部113よりロール紙1による記録が指示され
ているか、カツト紙9が装着されていないかなどの理由
によりロール紙1へ画像の記録を行う場合で説明する。
まず、ステツプS1で紙無しフラグ330がオンかどうか
をみる。これは終端センサ20によりロール紙1の終端近
傍が検知されているかどうかをみるものである。紙無し
フラグ330がオンでなければ記録処理が可能であるため
ステツプS2に進み、外部機器などよりプリント開始命令
が入力されるのを持つ。プリント開始になるとステツプ
S3に進み、ロール紙搬送用モータ58を駆動してロール紙
1の搬送を開始する。
ステツプS4ではこのロール紙1の搬送中に、終端セン
サ20によりロール紙1の終端近傍が検出されているかど
うかを、インバータ40の出力がロウレベルかどうかによ
り調べる。そして、ロウレベル(終端を検出していれ
ば)であればステツプS5に進み、RAM33の紙無しフラグ3
30をオンにする。次にステツプS6でロール紙1の搬送終
了を待ち、ロール紙1の所定量の搬送が終了するとステ
ツプS7に進む。このとき、黒シールMの位置を残りプリ
ント1枚分以上のところに設けておくことにより、例え
黒シールを検知していても、ステツプS7でインクジエツ
トヘツド17を駆動してプリント処理を実行する。
ステツプS8でプリントが終了するとステツプS9に進
み、紙無しフラグ330がオンかどうかを調べ、オンでな
ければ処理を終了するが、オンであればステツプS10に
進む。ステツプS10ではロール紙1紙無しになつたこと
を表示部112に表示する。そして、ステツプS11でドアセ
ンサ63よりの信号をもとに、ドア12が開かれたかどうか
をみる。ドア12が開かれるとステツプS12に進み、終端
センサ20がロール紙1の終端近傍を検出しているか、あ
るいはロール紙1が外されたことを検出しているかどう
かをみる。そしてロール紙1の終端近傍、あるいはロー
ル紙1無しが検出されていればステツプS13に進み、紙
無し交換フラグ331をオンにして、ステツプS11に戻る。
次に、新にロール紙1がセツトされると、終端センサ
20は反射光を検出するためステツプS12からステツプS14
に進む。ステツプS14では紙無し交換フラグ331がオンか
どうかを調べる。紙無し交換フラグ331がオフ、即ち、
ドア12がロール紙1の残量が少なくなつて交換されるた
めにでなく、プリンタ内部の点検などにより開かれただ
けのときはステツプS11に戻る。ステツプS14で紙無しフ
ラグ331がオンのときはステツプS15に進み、ロール径セ
ンサ5がオンかどうか、即ち、インバータ38の出力がロ
ウレベルとなつていてロール紙1の径が所定値よりも小
さくなつているかどうかを調べる。このロール径センサ
5がレバー3の端部3cを検知していて、ロール径が小さ
いときはステツプS11に戻るが、新にロール紙1が交換
され、ロール径センサ5がロール径が所定量以上に大き
くなつたことを検知するとステツプS16に進み、紙無し
フラグ330と紙無し交換フラグの両方をリセツトする。
そして、ステツプS11でドア12が閉じられるとステツ
プS17に進み、紙無しフラグ330と紙無し交換フラグ331
の両方がリセツトされているかどうかをみる。ここでい
ずれかのフラグがオンであれば、ロール紙1の残量が依
然少ない状態であるため、再びステツプS10に戻りロー
ル紙1の交換する旨の表示を行う。一方、ステツプS17
で紙無しフラグ330と紙無し交換フラグ331の両方がとも
にリセツトされていればステツプS18に進み、表示部112
に表示されていたロール紙無しの表示をクリアして処理
を終了する。
このように、この実施例によれば、前述した黒シール
Mでロール紙無しを検出し、ロール径センサ5によりロ
ール紙1の径が所定量以上のあるときに限りロール紙無
しを解除するようにしているため、例えドア12を開けて
ロール紙1を装着し直しただけでは、ロール紙1無しの
状態が解除されなくなる。これにより、ロール紙終端付
近のプリントの品位を落すなどの不具合をなくすことが
できる。また、紙無しフラグ330や紙無し交換フラグ331
などは、バツクアツプされたRAM33に記憶されているた
め、ロール紙1の交換のときに例えプリンタの電源が切
られても、誤つたロール紙の残量表示を行うことがなく
なる。
[他の実施例 (第6図)] 第6図は他の実施例に係るロール紙604の残量検知を
行う構成を示す図である。
図において、600はフオトインタラプタで、ロール紙6
04の側面の反射光を検出している。これにより、このフ
オトインタラプタ600の位置よりロール紙604の径が小さ
くなるとロール紙604よりの反射光が検出されなくな
る。これにより、前述のロール径センサ5のように、ロ
ール紙604の残量が少なくなつたことをCPU601に報知す
る。602は前述した終端センサ20と同様なフオトセンサ
で、CPU601はロール紙604の終端近傍に付された黒シー
ルなどによりロール紙604よりの反射光が検知できなく
なると、ロール紙604の残量が少なくなつたもと判定し
ている。
なお、前述したいずれの実施例においても、ロール紙
の終端の検知には、取外し可能な黒シールを用いた場合
で説明したが、これに限定されるものでなく、例えば消
しゴムなどで簡単に消去できる、鉛筆やマーカなどによ
り印を付けるようにしても良い。
また、この実施例ではインクジエツトプリンタの場合
で説明したがこれに限定されるものでなく、ロール紙を
用いて画像の記録を行う、例えばサーマルプリンタやワ
イヤドツトプリンタなどの記録装置、さらには電子写真
式の記録装置や複写装置などにも適用できることはもち
ろんである。
また、この実施例では、マークの数を1つの場合で説
明したがこれに限定されるものでなく、1つだけではセ
ンサの動作不良や、センサに対する記録紙の位置ずれな
どにより、センサの未検知が発生することも考えられる
ため、複数個のマークを付けるようにしてもよい。
以上説明したように本実施例によれば、ロール紙の終
端近傍に取外しあるいは消去可能なマークを付し、その
マークをもとにロール紙の残量を検出することにより、
記録された後のロール紙のマークを消去して終端付近で
の記録画像の品位を高めることができる。
また、ロール紙の残量に加えてそのロール径を検知す
ることにより、誤つてロール紙の残量を検出することが
なくなる。さらに、ロール紙の終端近傍が検出されたこ
とや、ロール紙交換のためにドアが開閉されたことを示
すフラグを不揮発に記憶することにより、例え、装置本
体の電源がオフされても誤つたロール紙の残量判定を行
うことがなくなるという効果がある。
さらに、マークをプリントできる最長の長さ程度の残
量を検知できる位置にセツトすることにより、長尺プリ
ント中の紙無しの起きそうなときは、プリント前に警告
を表示できる効果がある。
[発明の効果] 本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、記録媒
体の残量を正確に検知できるとともに、その検知した結
果に基づいて残量を正確に表示できるという効果があ
る。
また、記録媒体の残量が少なくなつたことを示すマー
クを取外しあるいは消去可能にすることにより、記録媒
体への画像記録の品位を損なわないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のインクジエツトプリンタの側断面を説
明するための図、 第2図は実施例のインクジエツトプリンタの概略構成を
示すブロツク図、 第3図(A)(B)は実施例のインクジエツトプリンタ
のドアを開閉した状態を示す側面図、 第3図(C)は実施例のインクジエツトプリンタのドア
を閉じた状態を示す正面図、 第4図はセンサとCPUの接続を示す図、 第5図は実施例のインクジエツトプリンタにおけるロー
ル紙の残量検知処理を示すフローチヤート、 第6図は他の実施例のセンサと、その取付け状態を示す
図、 第7図は一般的なロール紙の残量検知を説明するための
図、 第8図は実施例における黒シールの検出する構成を示す
図、そして 第9図はロール紙の残量検知の他の例を示す図である。 図中、1……ロール紙、3……検知レバー、3b……ロー
ラ、5……ロール径センサ、6……ガイドローラ、8…
…カツタ、9……カツト紙、10……記録紙カセツト、11
……ピツクアツプローラ、12……ドア、17……インクジ
エツドヘツド、18……プラテン、19……排紙用ローラ、
20……終端センサ、31……CPU、32……ROM、33……RA
M、50……ヘツド駆動部、51〜55……モータドライバ回
路、56……駆動部、57……キヤリツジモータ、58……ロ
ール紙搬送用モータ、59……カツト紙搬送用モータ、60
……排紙用モータ、61……ピツクアツプローラ用モー
タ、63……ドアセンサ、81……ロール紙搬送経路、82…
…カツト紙搬送経路、83……手差口、100……インクジ
エツトプリンタ、110……制御部、111……記録部、112
……表示部、113……入力部である。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状に捲回された記録媒体を繰り出し
    て記録位置に搬送し、前記記録媒体に画像の記録を行う
    画像記録装置であって、 前記記録媒体の終端近傍に付されたマークを検出する検
    出手段と、 前記検出手段が前記マークを検出したことを表示する表
    示手段と、 前記記録媒体のロール径が所定値以下になったことを検
    知する検知手段と、 前記検出手段により一旦検出された前記マークが検出さ
    れず、かつ前記検知手段によりロール径が所定値以下と
    検知されないときに、前記表示手段の表示を解除するよ
    うに制御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記マークは前記記録媒体に取外しあるい
    は消去可能に付されていることを特徴とする請求項1に
    記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】ロール状の記録シートを用いる画像記録装
    置において、 前記ロール状の記録シートの残量を段階的に検知する第
    1の検知手段と、 前記ロール状の記録シートの終端部分に設けたマークを
    検知することにより前記記録シートの終端を検知する第
    2の検知手段と、 終端検知の情報を電源が遮断されているときも保持する
    保持手段とを有し、 前記ロール状の記録シートの残量に応じて終端検知の情
    報を解除制御することを特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】前記マークは1つまたは複数個の取り外し
    あるいは消去可能な構成であることを特徴とする請求項
    3に記載の画像記録装置。
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