JP2562388Y2 - 集塵機 - Google Patents

集塵機

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JP2562388Y2
JP2562388Y2 JP6970091U JP6970091U JP2562388Y2 JP 2562388 Y2 JP2562388 Y2 JP 2562388Y2 JP 6970091 U JP6970091 U JP 6970091U JP 6970091 U JP6970091 U JP 6970091U JP 2562388 Y2 JP2562388 Y2 JP 2562388Y2
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dust
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広夫 伊藤
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ISHII MANUFACTURING CO., LTD.
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、押動走行しながら地上
に散在せる塵類を自動的に掃引集塵する集塵機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来手押操作による集塵機としては、後
部左右に比較的径大の後部車輪を軸支し、前部に小径の
車輪を設けたボックス構造の集塵体に押動ハンドルを設
け、この押動ハンドルの押動操作により回転する回転ブ
ラシを集塵体内に設け、集塵体の底壁に設けた開口から
床面上の塵類を回転ブラシの作用で集塵体内に掃引回収
するようにしたものが知られている。
【0003】また、上述したような集塵機の前端部一側
に、後部車輪の回転により内向きに回転するブラシを設
け、このブラシにより隅角部にある塵類を集塵体方向に
誘導し、回転ブラシの作用で集塵するようにしたものな
どが知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述したような集塵機
は主として家庭やビル内の清掃に用いられるもので、屋
外における塵類の集塵には不適である。また、集塵体の
前部一側に設けたブラシによる隅角部の清掃は、片側に
のみ有効であることから集塵機の操作に煩雑性がある。
【0005】本考案の目的は、集塵体の一方向押動走行
作用によって、互いに内向きに回動する集塵体で広範囲
の集塵清掃を可能とするとともに、遠心力作用で左右方
向に拡開するブラシ材によって、任意側の隅角部清掃を
容易に、而も、効率よく行うことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来技術の課題を解決す
る本考案の構成は、後部車輪を備えた枠体の前部左右
に、円形座板の外周部下面全域に下部が接地する比較的
長尺のブラシ材を垂設し、かつ、互いに内向きに回転す
る2個の集塵体を近接並設するとともに、上記ブラシ材
で囲まれた集塵体の中空部に夫々前部車輪を内蔵せし
め、該前部車輪の車軸と上記集塵体の回転軸とを、水平
回転を垂直回転に変換する回動伝達手段にて接続し、更
に、上記左右一対の集塵体の後方枠体部に、集塵容器を
着脱可能に搭載したものである。
【0007】
【作用】押動作用によって回転する前部車輪の車軸の水
平回転は、回動伝達手段によって集塵体の回転軸を垂直
回転に変換され、2個の集塵体は枠体の進行に伴って夫
々内向きに回動され、床面または道路上の塵埃を中央に
かき寄せて後方に送り、集塵容器内に回収する。また、
長尺のブラシ材は遠心力作用で外側方に拡開され、掃引
範囲を一層拡張するとともに、隅角部の清掃が有効に行
える。
【0008】
【実施例】次に、図面について本考案実施例の詳細を説
明する。図1は側面図、図2は同上縦断側面図、図3は
一部切欠正面図、図4は平面図、図5は別実施例の要部
の一部切欠正面図である。
【0009】1は枠体で、該枠体1の後部には正面形状
が逆U字形の押手2の両下端部が固定されている。ま
た、枠体1の後部中央には比較的径小の後部車輪3が軸
支してある。上記枠体1の前部に連結されたフレーム4
の前部左右には、横方向に長い軸台座5が設けてあり、
この軸台座5を構成する底壁5aは、図2から明らかな
ように、前方に向け下向き傾斜されている。
【0010】上記軸台座5の底壁5a左右側には、夫々
軸受メタル6,ベアリング7などで上端を軸支した略垂
直姿勢の回転軸8がとりつけられており、この回転軸8
の上部には、比較的大径の円形座板9が貫通固定されて
いる。そして、この両円形座板9の外周縁下面全域に、
下端部が床面などに接地する比較的長尺のブラシ材10
を交換可能に設け、該ブラシ材10、および、円形座板
9とによって、ブラシ材10によって囲まれた中空部1
0aをもつ集塵体Aを構成する。尚、上記円形座板9の
上面は上記軸台座5の底壁5aの面と平行であることか
ら、この円形座板9の前端部は下向傾斜されることにな
り、これに付設されるブラシ材10は、図2のように、
前部が床面に強く圧接され、後部が床面から少し浮き上
がるようにし、集塵効率の向上が図れるようにしてあ
る。
【0011】上記回転軸8の下端には、ボルト11にて
スパイラルギア12aを固定する。一方、この回転軸8
の中途部に、図3に示すように、正面形状がアングル形
の車輪アーム13を左右対称的に、而も、回動可能に設
け、この両車輪アーム13の垂直辺部間に水平姿勢の車
軸14の両端を回動可能に軸支する。そして、上記車軸
14には、回転軸8を挟むように、かつ、中空部10a
に収容される2個の前部車輪15をキー構造にて固定せ
しめるとともに、車軸14の中央部に、上記スパイラル
ギア12aに噛合するスパイラルギア12bを固定す
る。従って、車軸14の水平回転が、スパイラルギア1
2b,12aを介し垂直回転に変換されて上記回転軸8
が垂直回転し、両集塵体Aが図4の矢印方向、即ち、夫
々内向き方向に回動されるようにしたものである。
【0012】上記左右の集塵体Aは、図3,図4から明
らかなように、両者が接近してフレーム4の軸台座5に
とりつけられており、両ブラシ材10の挟合作用で塵類
を適確に挟持掃引するようにしてある。
【0013】上記フレーム4の上部には、図4に示すよ
うに、前方両隅角部に上記回転軸8の軸心を中心とした
半径の曲面をもつカバー16が着脱可能に被着してあ
る。また、上記集塵体Aに対応するカバー16の左右側
壁には、大きな切欠部17を形成し、図3の仮想線で示
すように、集塵体Aを構成するブラシ材10が遠心力作
用によって大きく外側方にはみ出し、床面と、これに対
して垂直な物体とからなる隅角部の清掃が有効に行える
ようにしたものである。
【0014】上記両集塵体Aの後方の枠体1上には、両
側壁面に多数の排気孔18を形成し、前面を開口したボ
ックス構造の集塵容器19が着脱可能に搭載してある。
図中20は取手である。
【0015】また、図1,図2に示すように、上記枠体
1には、前方に向け下向き傾斜した案内板21を設け、
この案内板21の前端縁を集塵体Aの中空部10aの後
部に挿入せしめ、回動するブラシ材10が、この案内板
21の上面に摺接通過しながら塵類を案内板21上に誘
導し、効率よく上記集塵容器19内に回収しうるように
したものである。
【0016】上記実施例は、回転軸8に対して回動可能
とした左右の車輪アーム13間に車軸14を軸架し、こ
の車軸14に前部車輪15を設けたことにより、この前
部車輪15の首振り操作により集塵機の舵取りを行うよ
うにしたが、後部車輪3を首振り可能として全体の舵取
りがなしうるように構成し、前部車輪15の車輪アーム
13を軸台座5に固定する実施例を図5について説明す
る。
【0017】図5に示すように、上記車輪アーム13の
上部に固定したカラー22をボルト23にて上記軸台座
5に固定する。一方、軸台座5に上端部を回動可能に軸
支した回転軸8の上部に径大ギア24をキー構造にて固
定する。25は、上記軸台座5に固定した受座で、この
受座25に軸支したギア26を上記径大ギア24に噛合
せしめる。上記車輪アーム13に固定したカラー22の
外側に、上記集塵体Aを構成する円形座板9に固定さ
れ、かつ、上記径大ギア24と同径の径大ギア27を回
動可能に被嵌せしめるとともに、この径大ギア27を上
記ギア26に噛合させたものである。尚、図1〜図4で
示した実施例と同様な構成に対しては、同一の符号を付
すことによって詳細な説明は省略する。
【0018】車軸14の水平回転は、スパイラルギア1
2b,12aを介し垂直回転に変換されて回転軸8が垂
直回転する。この回転軸8の回転は、径大ギア24,ギ
ア26を介して径大ギア27に伝えられ、集塵体Aが回
動する。尚、この図5に示す実施例は舵取りを行わない
ことから、前部車輪15は1個でも2個でもよい。
【0019】尚、上記実施例は、押手を人力によって押
動することによって走行させ、前部車輪の回転駆動作用
で集塵体を回動し、清掃集塵するようにしたが、枠体を
例えばバイクなどに牽引させることにより、動力を利用
した運行もなしうる。
【0020】上述のように本考案の構成によれば、次の
ような効果が得られる。 (a)枠体に設ける前部車輪を、集塵体を構成するブラ
シ材で囲まれた中空部に内蔵せしめたので、集塵体を構
成する円形座板が合理的に径大化しうるとともに、ブラ
シ材の回転周速を高め、塵類の捕捉集塵効率の向上が図
れる。 (b)また、前部車輪を枠体の外側方に軸支せずに、集
塵体のブラシ材で囲まれた中空部に配設したので、ブラ
シ材に、枠体の外側方にはみ出る掃引作用を付与するこ
とができることから、機体巾より清掃巾が広くなしうる
とともに、床面と、これに対して起立している物体との
隅角部の清掃が可能となり、而も、集塵体が左右に2個
配設されているので、集塵機の運行方向を変えることな
く左右両側の隅角部の清掃が機体の一方向走行のみでな
しうるなど、安易な操作で清掃効率の向上が図れる。 (c)2個の集塵体が夫々内向きに回動するので、広範
囲の清掃がなしうるばかりでなく、両集塵体の挟合掃引
力が倍加され、多少の重量物でも集塵回収することがで
きる。 (d)床面の凹凸にそって車輪が上下するとき、左右の
集塵体も車輪にそって上下し、常に床面に接地し、ムラ
のない清掃がなしうる。 (e)伝動部品が少なく、従来のように機体側面や上部
をベルトやチエンによって伝達する必要がなく、構造が
簡単で、かつ、機体を小型化できる。 (f)前方に集塵体を2コ使用したことにより、塵を掻
集めると同時に挟持搬送し回収するので、風があっても
塵類が飛び散ることなく確実に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案集塵機の側面図である。
【図2】本考案集塵機の縦断側面図である。
【図3】本考案集塵機の一部切欠正面図である。
【図4】本考案集塵機の平面図である。
【図5】別実施例の要部の一部切欠正面図である。
【符号の説明】
A 集塵体 1 枠体 2 押手 3 後部車輪 4 フレーム 5 軸台座 8 回転軸 9 円形座板 10 ブラシ材 10a 中空部 12a スパイラルギア 12b スパイラルギア 13 車輪アーム 14 車軸 15 前部車輪 16 カバー 17 切欠部 18 排気孔 19 集塵容器 21 案内板 22 カラー 24 径大ギア 25 受座 26 ギア 27 径大ギア
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−183732(JP,A) 特開 昭57−502091(JP,A) 特開 昭49−100854(JP,A) 実開 平1−23963(JP,U) 特公 昭55−39334(JP,B2) 特公 平3−79014(JP,B2) 特公 昭55−17576(JP,B2) 特公 昭54−40865(JP,B2) 特公 昭54−25753(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後部車輪を備えた枠体の前部左右に、円
    形座板の外周部下面全域に下部が接地する比較的長尺の
    ブラシ材を垂設し、かつ、互いに内向きに回転する2個
    の集塵体を近接並設するとともに、上記ブラシ材で囲ま
    れた集塵体の中空部に夫々前部車輪を内蔵せしめ、該前
    部車輪の車軸と上記集塵体の回転軸とを、水平回転を垂
    直回転に変換する回動伝達手段にて接続し、更に、上記
    左右一対の集塵体の後方枠体部に、集塵容器を着脱可能
    に搭載したことを特徴とする集塵機。
JP6970091U 1991-08-05 1991-08-05 集塵機 Expired - Fee Related JP2562388Y2 (ja)

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JP2012085735A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Suzutec Co Ltd 手動式掃除機

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JPH0513345U (ja) 1993-02-23

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