JP2012085735A - 手動式掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】掃除用ブラシの配置、嵩のあるゴミの回収、掃除用ブラシの逆転防止、塵埃等の飛散の防止、旋回性能および直進走行性能の向上、操作性の向上、作業性の向上。
【解決手段】左右一対の走行車輪10の前側に、左右一対の縦軸回転の掃除用縦軸ブラシ21を設け、縦軸ブラシ21の後方に回収口部32により前側開口させた集塵ボックス31を設ける。左右の縦軸ブラシ21は平面視夫々円形に形成し、互いに左右方向の中間部分で接触する接触部30を形成する。各縦軸ブラシ21のブラシ縦軸22の傘歯車27と前側回転軸13に設けた傘歯車28を噛み合わせて、左右の縦軸ブラシ21を互いに反対回転させる。前側回転軸13の左右両側の各従動歯車14と走行車輪10の車軸11に設けた出力歯車15との間にチェン16を掛け回し、前記出力歯車15には走行車輪10の回転出力するが、縦軸ブラシ21からの逆回転は伝達しないワンウエイクラッチ17を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハンドルを手動で押すことで掃除用ブラシを回転させ、回転する掃除用ブラシにより集塵ボックスにごみや塵埃等を集める手動式掃除機に係るものである。
従来、左右一対の走行車輪および走行車輪を設けた本体ケースを前側のケースと、後側のケースとに分割形成し、後側のケースには掃除用横軸ブラシを設け、前側ケース全体を集塵ボックスに形成した構成は公知である(特許文献1)。
特開2001−37695号公報
前記公知例では、ブラシの前側に集塵ボックスを設けている。これは、塵埃の回収を主目的とし、空コップや空き缶等の立体状の所謂嵩のあるゴミの回収は考慮されていないことの証左であり、公知例の構成では嵩のあるゴミの回収ができず、別途、手作業で回収していたので、作業が面倒であるという課題がある。
即ち、公知例は、掃除用ブラシを横軸回転としているので、集塵ボックスの回収口部の下端はブラシの回転軌跡に対してなるべく低く設置され、空コップや空き缶等のゴミは集塵ボックスの下端を通過できず、回収できないのである。
本願は、空コップや空き缶等の嵩のあるゴミの回収も可能にし、作業効率を向上させたものである。
本発明は、左右一対の走行車輪10と後側走行車輪12とを設けたフレーム2の前側に、左右一対の縦軸回転の掃除用縦軸ブラシ21を設け、該掃除用縦軸ブラシ21の後方に回収口部32により前側開口させた集塵ボックス31を設け、前記左右の掃除用縦軸ブラシ21は平面視夫々円形形状に形成し、互いに左右方向の中間部分で接触する接触部30を形成し、前記各掃除用縦軸ブラシ21のブラシ縦軸22の傘歯車27には前記本体1の前側に設けた前側回転軸13に設けた傘歯車28を噛み合わせ、左右の掃除用縦軸ブラシ21を互いに反対回転させる構成とし、前記前側回転軸13の左右両側には従動歯車14を夫々設け、各従動歯車14には前記走行車輪10の車軸11に設けた出力歯車15との間にチェン16を掛け回し、前記出力歯車15には走行車輪10の回転出力するが、掃除用縦軸ブラシ21からの逆回転は伝達しないワンウエイクラッチ17を設けた手動式掃除機としたものである。
本発明は、前記左右の掃除用縦軸ブラシ21は、前記ブラシ縦軸22の下部に設け、前記各掃除用縦軸ブラシ21のブラシ縦軸22の傘歯車27は前記ブラシ縦軸22の上部に設け、前記前側回転軸13は、前記掃除用縦軸ブラシ21の基部より上方に位置させ、前記フレーム2には前記掃除用縦軸ブラシ21の基部より上方に位置する前側開口部55を形成したカバー3を設けた手動式掃除機としたものである。
本発明は、前記接触部30の下方には床上のゴミを前記集塵ボックス31の回収口部32に誘導する前下がり傾斜の誘導体40を設けた手動式掃除機としたものである。
本発明は、前記集塵ボックス31の底板33の前端には前方に至るに従い高く傾斜させた前側起立部46を設け、前記集塵ボックス31の側板34には、掃除用縦軸ブラシ21が通過しうる切欠部50を設け、該切欠部50を通過する前記掃除用縦軸ブラシ21の後部は前記集塵ボックス31の前側起立部46を越えて後側の底板33の上方で回転する構成とした手動式掃除機としたものである。
請求項1の発明では、左右一対の縦軸回転の掃除用縦軸ブラシ21の後方に前側開口の集塵ボックス31を設けているので、空コップや空き缶等の嵩のあるゴミであっても、左右の掃除用縦軸ブラシ21間を通過させることができ、集塵ボックス31に回収でき、回収効率を向上させ、操作性作業性を向上させられる。
また、左右の掃除用縦軸ブラシ21は互いの左右の中間部分で接触する接触部30を形成しているので、掃除用縦軸ブラシ21の掃き入れ作用を向上させて、空コップや空き缶等の嵩のあるゴミの回収効率を向上させることができる。
また、ワンウエイクラッチ17を設けているので、各掃除用縦軸ブラシ21は確実に回転させ、本体1の直進走行性能を向上させることができ、しかも、、左右旋回するとき、左右の走行車輪10に回転差が生じても旋回内側の出力歯車15が空転することで回転差を吸収し、円滑に旋回させることができる。
請求項2の発明では、左右の掃除用縦軸ブラシ21に回転伝達する前側回転軸13および本体1のカバー3の前側開口部55を、掃除用縦軸ブラシ21の基部より上方に位置させているので、一層、空コップや空き缶等の嵩のあるゴミの回収効率を向上させることができる。
請求項3の発明では、左右一対の掃除用縦軸ブラシ21の接触部30と相俟ってゴミの回収効率を向上させることができる。
請求項4の発明では、切欠部50により掃除用縦軸ブラシ21の後部が集塵ボックス31の前側起立部46を越えて底板33上を回転するので、切欠部50の存在による掃除用縦軸ブラシ21の配置と後側誘導体41との相乗効果により、一層、回収効率を向上させることができる。
手動式掃除機の平面図。 手動式掃除機のフレームの平面図。 車輪部分の断面図。 手動式掃除機の縦断側面図。 回転伝動機構の概略図。 ブラシ部分の拡大図。 集塵ボックスとブラシと誘導体との配置説明図。 手動式掃除機の底面図。 集塵ボックスの着脱状態図。 カバーを外した手動式掃除機の正面図。 手動式掃除機の正面図。 手動式掃除機の側面図。 カバーを外した手動式掃除機の側面図。
本発明の実施例を図面により説明すると、1は掃除機の本体1であり、本体1はフレーム2と後述するカバー3を有する。フレーム2は左右一対の側部フレーム4の後部を後側連結フレーム5により連結している。
前記左右の側部フレーム4には左右側板7を固定する。8は左右の側板7を連結する連結杆である。
左右の側板7の所定位置には左右一対の走行車輪10を車軸11により夫々設ける。前記後側連結フレーム5の左右中間位置には後側走行車輪12を設ける。後側走行車輪12は、所謂キャスター輪(自在輪)に形成し、本体1の走行方向の変換を容易にしている。
前記側板7の前側部分には、左右方向の前側回転軸13の両端側を軸装する。前側回転軸13の両端には従動歯車14を夫々設ける。従動歯車14には前記各車軸11に設けた出力歯車15との間にチェン16を夫々掛け回す。左右の出力歯車15には、一方からの回転は伝達する、他方からの回転は伝達しない所謂ワンウエイクラッチ17を内蔵させる。
したがって、ワンウエイクラッチ17は車軸11の正回転を出力するが、逆回転は車軸11に伝達しないので、その結果、旋回等の左右の出力歯車15の回転に速度差が生じた場合には、左右の出力歯車15のうちの早い回転が各従動歯車14に伝達される。
前記左右の側板7の前側内側部分には取付部材20を夫々設け、各取付部材20には掃除用縦軸ブラシ21を夫々設ける。掃除用縦軸ブラシ21はブラシ縦軸22により前記取付部材20に軸装する。ブラシ縦軸22は上側部分を軸受23に軸装し、軸受23の下方のブラシ縦軸22の下部部分にブラシ25を植毛させた円形状の回転体26を固定する。
ブラシ縦軸22の上部には傘歯車27を設け、傘歯車27には前記前側回転軸13に設けた傘歯車28を噛み合わせる。左右の掃除用縦軸ブラシ21は、左右中間にゴミや塵埃等を集めるように、互いに、反対回転させる。
左右の掃除用縦軸ブラシ21は平面視夫々円形形状に形成する。21は、互いの左右中心のブラシ縦軸22を、掃除用縦軸ブラシ21の直径より短い左右間隔で配置し、掃除用縦軸ブラシ21の円が左右中間部分で重なるように配置し、互いに中央部分で弾性変形して接触する接触部30を形成する。
前記掃除用縦軸ブラシ21の後方には、ゴミや塵埃等を回収する集塵ボックス31を設ける。集塵ボックス31は、前側に回収口部32を形成し、底板33と左右側板34と後板35と天板36を有する箱形状に形成する。天板36の上面には把手37を設ける。
底板33の前方には、前下がり傾斜の誘導体40の基部を臨ませる。誘導体40は薄い金属板により形成する。誘導体40は、前記左右の掃除用縦軸ブラシ21の中央の接触部30の下方に位置させる。誘導体40は平面視において接触部30と重なっていればよいが、誘導体40の先端は接触部30の前端よりやや後側に位置させ、誘導体40の左右幅は接触部30よりやや広い面積を有していると、掃除用縦軸ブラシ21によるゴミの回収効率を向上させられて好適である。
即ち、単に、掃除用縦軸ブラシ21を集塵ボックス31の回収口部32の前側に配置しても、掃除用縦軸ブラシ21が掃き出したゴミの全てが集塵ボックス31に回収されるわけではなく、一方、誘導体40を設けると、回収効率は向上するが、誘導体40を掃除用縦軸ブラシ21の下方全域に設けると、当然ながら、誘導体40の存在する部分の掃除用縦軸ブラシ21は床面に接触せず、掃除用縦軸ブラシ21の掃き出し作用を発揮できない。
そこで、本願では、誘導体40の面積と掃除用縦軸ブラシ21の作用面積とを調和させ、誘導体40の誘導作用と掃除用縦軸ブラシ21の掃き出し作用との両立を図ったものであり、誘導体40は、前記左右の掃除用縦軸ブラシ21の中央の接触部30の下方に位置させる。
誘導体40の後部には前記集塵ボックス31の回収口部32と同じ左右幅を有する後側誘導体41を一体状に設ける。後側誘導体41は誘導体40から誘導されたゴミを集塵ボックス31に誘導する。後側誘導体41の下方には取付杆42を設け、ボルト43により着脱自在に取付ける。取付杆42は、その両端を左右の側板7に固定する。
したがって、集塵ボックス31は誘導体40および後側誘導体41をフレーム2側に残したまま本体1から取り外せる。
集塵ボックス31の支持構成は任意であるが、前記カバー3の内面に内側に突出する係合ピン44を前後一対設け、集塵ボックス31の係合段部45を上方から係合させている。
46は、集塵ボックス31の底板33の前端に設けた前側起立部であり、前方に至るに従い高く、前上がりに傾斜させている。前側起立部46は前記後側誘導体41の後縁に臨ませている。
また、前側起立部46の下方には位置決めストッパ48を設けている。
また、集塵ボックス31の側板34には、掃除用縦軸ブラシ21が通過しうる切欠部50を設け、掃除用縦軸ブラシ21の後部が集塵ボックス31の前側起立部46を越えて底板33上を回転する構成としている。
フレーム2には、外側カバー3を装着する。カバー3の形状は任意であるが、平面視矩形形状とし、下側を全面開口させて、前記左右側板7の上部のフランジ部51に着脱自在に固定する。
また、カバー3には、前記集塵ボックス31を装着する開口部53を形成している。
また、左右の掃除用縦軸ブラシ21の接触部30の前方のカバー3の前板54には前側開口部55を設ける。前側開口部55の上縁は前記前側回転軸13より低いが、掃除用縦軸ブラシ21の基部よりも高位置に位置させ、前側開口部55の下方を空コップや空き缶等の嵩のあるゴミが通過しうる高さを有して形成する。前記集塵ボックス31の回収口部32も同様に、空コップや空き缶等のゴミを回収しうる高さを有して開口させる。
前記フレーム2の後側連結フレーム5には、掃除機を走行操作するハンドル56を設ける。
57は前記後側走行車輪12の高さ調節ダイヤルであり、高さ調節ダイヤル57により後側走行車輪12を後側連結フレーム5に対して上下させ、掃除用縦軸ブラシ21の接地高さを調節する。
(実施例の作用)
次に作用を述べる。
本発明の実施例を図面により説明すると、ハンドル56により本体1を押すと、走行車輪10が回転し、本体1は前進する。走行車輪10が回転すると、走行車輪10の回転が車軸11の出力歯車15を回転させ、出力歯車15の回転をチェン16を介して従動歯車14に伝達する。
従動歯車14は前側回転軸13を回転させ、前側回転軸13の回転はブラシ縦軸221を回転させ、縦軸回転する掃除用縦軸ブラシ21は床上の塵埃等を後方の集塵ボックス31の回収口部32に向けて掃き飛ばし、掃き飛ばされた塵埃等は集塵ボックス31に収容され、所定量溜ると、集塵ボックス31を外して廃棄すればよい。
この場合、左右の走行車輪10の回転を出力歯車15が出力するので、本体1の直進性を向上させる。
即ち、左右の一方の走行車輪10の車軸11に出力歯車15を設けたのでは、出力歯車15を設けた側の車軸11にブレーキが掛かったのと同様になり、出力歯車15を設けた側に向けて本体1は旋回しようとし、直進走行が円滑でなくなるが、本願では左右の車軸11に出力歯車15を設けているので、直進性を向上させる。
この場合、例えば、左右の出力歯車15には、所謂ワンウエイクラッチ17を内蔵させているので、旋回等の左右の出力歯車15の回転に速度差が生じた場合には、左右の出力歯車15のうちの早い回転を従動歯車14に伝達させる。
このワンウエイクラッチ17は、例えば、公知のラチエット機構により構成し、車軸11からの一方向回転(前進回転)はブラシ縦軸22に伝達するが、ブラシ縦軸22から車軸11への逆回転は空転させるように構成しているから、本体1を後進させたときに掃除用縦軸ブラシ21が逆転するのを防止するのみならず、左右旋回するとき、左右の走行車輪10に回転差が生じても旋回内側の出力歯車15が空転することで回転差を吸収し、円滑に旋回する。
掃除用縦軸ブラシ21は、フレーム2の前側に左右一対設けられ、左右の掃除用縦軸ブラシ21は平面視円形形状に形成し、各掃除用縦軸ブラシ21のブラシ縦軸22には傘歯車27を設け、各傘歯車27には傘歯車28により互いに反対回転が伝達されるので、左右の掃除用縦軸ブラシ21は、その左右中間に床上のゴミや塵埃等を掃き集め、後方に掃き飛ばし、集塵ボックス31に回収する。
掃除用縦軸ブラシ21の後側には回収口部32により前側を開放する集塵ボックス31を設けているから、左右の掃除用縦軸ブラシ21は、その左右中間に床上のゴミや塵埃等を掃き集め、後方に掃き飛ばし、集塵ボックス31に回収する。
この場合、掃除用縦軸ブラシ21は縦軸回転であるので、左右の掃除用縦軸ブラシ21の間の床上のゴミを、掃除用縦軸ブラシ21は後方に掃き飛ばし、集塵ボックス31に回収する。
したがって、塵埃以外の空コップや空き缶等の嵩のあるゴミであっても、左右の掃除用縦軸ブラシ21間を通過するゴミであれば、集塵ボックス31に回収でき、回収効率を向上させ、操作性および作業性を向上させられる。
即ち、従来の掃除機は塵埃の回収を主目的とし、掃除用縦軸ブラシ21を横軸回転としているので、集塵ボックス31の回収口部32の下端は掃除用縦軸ブラシ21の回転軌跡に対してなるべく低く設置される。
そのため、ブラシの下方の塵埃をボックスに回収することはできても、空コップや空き缶等の嵩のあるゴミはボックスの下端あるいはブラシの下方を通過できないので、回収できず、別途、手作業で回収していたのである。
本願では、掃除用縦軸ブラシ21を縦軸回転としているので、左右の掃除用縦軸ブラシ21の間を通過するゴミであれば、高さを有するゴミであっても集塵ボックス31に回収できる。
また、フレーム2にはカバー3を装着するが、カバー3の前側開口部55の下縁は掃除用縦軸ブラシ21の前側回転軸13より低いが、前側回転軸13と略同じ高さとしているので、横軸回転ブラシでは回収できないような空コップや空き缶等の嵩のあるゴミであっても、左右の掃除用縦軸ブラシ21の間を通過して集塵ボックス31に回収できる。
しかして、フレーム2に装着した集塵ボックス31の底板33の前方には前下がりの誘導体40の基部を臨ませているので、床上の塵埃等は掃除用縦軸ブラシ21の回転および誘導体40の誘導により集塵ボックス31に回収される。
即ち、単に、掃除用縦軸ブラシ21で後方に塵埃を掃き飛ばしたので、集塵ボックス31の回収口部32から外れた塵埃は回収できないが、本願では、掃除用縦軸ブラシ21と集塵ボックス31の回収口部32との間に誘導体40を設けているので、掃除用縦軸ブラシ21は床上から誘導体40上に掃き上げ、そのまま誘導体40上面を掃くことにより、回収口部32に確実に誘導し、集塵ボックス31に回収する。
この場合、掃除用縦軸ブラシ21は、左右一対前側に配置し、しかも、平面視夫々円形形状に形成した左右の掃除用縦軸ブラシ21が中央で弾性変形して重なり接触する接触部30を形成し、この接触部30の下方に誘導体40を設けているので、左右の掃除用縦軸ブラシ21の接触部30では互いに床上のゴミを接触部30上に送り、集塵ボックス31に回収する。
また、左右の掃除用縦軸ブラシ21が接触部30で弾性変形して接触するので、嵩のあるゴミであっても、左右の掃除用縦軸ブラシ21により挟持されるように後方に運ばれ、一層、良好に集塵ボックス31に回収する。
また、誘導体40は左右の掃除用縦軸ブラシ21の接触部30の下方に位置させているので、一層、案内誘導作用効果が高い。
即ち、誘導体40を設けると、回収効率は向上するが、誘導体40を掃除用縦軸ブラシ21の下方全域に設けると、当然ながら、誘導体40の存在する部分の掃除用縦軸ブラシ21は床面に接触せず、掃除用縦軸ブラシ21の掃き出し作用を発揮できなが、本願では、誘導体40を、左右の掃除用縦軸ブラシ21の接触部30の下方に位置させているので、誘導体40の誘導作用と掃除用縦軸ブラシ21の掃き入れ作用との両立ができる。
誘導体40の後部には集塵ボックス31の回収口部32と同じ左右幅を有する後側誘導体41を一体状に設けているので、誘導体40から誘導されたゴミは後側誘導体41により集塵ボックス31に誘導し、回収する。
また、集塵ボックス31の底板33の前端には前側起立部46を設けているので、一旦、集塵ボックス31に回収したゴミが、集塵ボックス31を外すときに飛散するのを防止し、回収作業を容易にする。
誘導体40の後部には集塵ボックス31の回収口部32と同じ左右幅を有する後側誘導体41を設けているので、誘導体40により集塵ボックス31の回収口部32まで誘導させれたゴミを集塵ボックス31に誘導し、また、接触部30を過ぎて掃除用縦軸ブラシ21と共回りするゴミも左右の幅広の後側誘導体41は集塵ボックス31に誘導し、回収効率を向上させられる。
この場合、集塵ボックス31の側板34には、掃除用縦軸ブラシ21が通過しうる切欠部50を設けているので、掃除用縦軸ブラシ21の後部が集塵ボックス31の前側起立部46を越えて底板33上を回転する。
そのため、後側誘導体41と切欠部50の存在による掃除用縦軸ブラシ21の配置との相乗効果により、一層、回収効率を向上させている。
なお、前側起立部46の下方には位置決めストッパ48を設けているので、集塵ボックス31を装着すると、前側起立部46が位置決めストッパ48に当接し、前側起立部46を後側誘導体41に対して適正に位置させられる。
フレーム2に装着したカバー3の上面には開口部53を形成し、カバー3の内面に内側に突出する係合ピン44を前後一対設けているので、集塵ボックス31を開口部53から挿入して、集塵ボックス31の係合段部45を係合ピン係合ピン44に上方から係合させると、装着が完了する。
反対に、単に、集塵ボックス31を開口部53から引き上げると、集塵ボックス31の係合段部45が係合ピン44から離脱し、取り外しできる。
そのため、集塵ボックス31は、誘導体40および後側誘導体41をフレーム2側に残したまま、本体1から取り外せ、しかも、留め具の着脱や、工具の使用などせずに、極めて簡単に、集塵ボックス31の脱着が行え、ゴミの廃棄作業を頗る容易にする。
1…本体1 、2…フレーム、3…カバー、4…側部フレーム 、5…後側連結フレーム 、7…側板 、10…走行車輪 、11…車軸、12…後側走行車輪 、13…前側回転軸 、14…従動歯車、15…出力歯車、16…チェン、17…ワンウエイクラッチ、20…取付部材、21…掃除用縦軸ブラシ、22…ブラシ縦軸、25…ブラシ、26…回転体、27…傘歯車、28…傘歯車、30…接触部、31…集塵ボックス、32…回収口部、33…底板、34…側板、35…後板、36…天板、37…把手、40…誘導体、41…後側誘導体、42…取付杆、43…ボルト、44…係合ピン、45…係合段部、46…前側起立部、48…位置決めストッパ、50…切欠部、51…フランジ部、53…開口部、54…前板、55…前側開口部、56…ハンドル。

Claims (4)

  1. 左右一対の走行車輪10と後側走行車輪12とを設けたフレーム2の前側に、左右一対の縦軸回転の掃除用縦軸ブラシ21を設け、該掃除用縦軸ブラシ21の後方に回収口部32により前側開口させた集塵ボックス31を設け、前記左右の掃除用縦軸ブラシ21は平面視夫々円形形状に形成し、互いに左右方向の中間部分で接触する接触部30を形成し、前記各掃除用縦軸ブラシ21のブラシ縦軸22の傘歯車27には前記本体1の前側に設けた前側回転軸13に設けた傘歯車28を噛み合わせ、左右の掃除用縦軸ブラシ21を互いに反対回転させる構成とし、前記前側回転軸13の左右両側には従動歯車14を夫々設け、各従動歯車14には前記走行車輪10の車軸11に設けた出力歯車15との間にチェン16を掛け回し、前記出力歯車15には走行車輪10の回転出力するが、掃除用縦軸ブラシ21からの逆回転は伝達しないワンウエイクラッチ17を設けた手動式掃除機。
  2. 請求項1において、前記左右の掃除用縦軸ブラシ21は、前記ブラシ縦軸22の下部に設け、前記各掃除用縦軸ブラシ21のブラシ縦軸22の傘歯車27は前記ブラシ縦軸22の上部に設け、前記前側回転軸13は、前記掃除用縦軸ブラシ21の基部より上方に位置させ、前記フレーム2には前記掃除用縦軸ブラシ21の基部より上方に位置する前側開口部55を形成したカバー3を設けた手動式掃除機。
  3. 請求項1において、前記接触部30の下方には床上のゴミを前記集塵ボックス31の回収口部32に誘導する前下がり傾斜の誘導体40を設けた手動式掃除機。
  4. 請求項3において、前記集塵ボックス31の底板33の前端には前方に至るに従い高く傾斜させた前側起立部46を設け、前記集塵ボックス31の側板34には、掃除用縦軸ブラシ21が通過しうる切欠部50を設け、該切欠部50を通過する前記掃除用縦軸ブラシ21の後部は前記集塵ボックス31の前側起立部46を越えて後側の底板33の上方で回転する構成とした手動式掃除機。
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